JP2016142435A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数及び組立工数を増やすことなく、組立を容易にし、かつ、貯湯タンクの保温性能の低下を防ぐことのできる貯湯式給湯機を提供する。
【解決手段】貯湯式給湯機は、貯湯タンク1と、貯湯タンク1を覆う断熱材(下部成形断熱材17)と、貯湯タンク1及び断熱材を収納する筐体と、筐体の外部の配管が接続される接続口を形成する接続口部品10と、を備える。筐体は、接続口部品10が配置された接続口配置部11を有する。断熱材は、接続口配置部10へ向かって突出する突出部(第一突出部17a及び第二突出部17b)を有する。突出部は、接続口部品10及び接続口配置部11の重量を支えることのできる剛性を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
ヒートポンプなどの加熱手段により加熱された湯を貯湯タンクに貯え、貯湯タンクから取り出した湯を用いて、浴槽、シャワー、台所または洗面所の蛇口などの給湯先に給湯する貯湯式給湯機が広く用いられている。貯湯タンクは、金属板などで構成される筐体に収納される。筐体には、外部から複数の配管が接続される。これらの配管とは、例えば、水道等の水源からの水を供給する給水配管、シャワー及び蛇口などに給湯する給湯配管、風呂の浴槽と接続される風呂配管、ヒートポンプと接続されるヒートポンプ配管などである。筐体には、これらの外部配管を接続するための接続口が設けられる。筐体は、接続口を形成する接続口部品が配置される接続口配置部を有する。
下記特許文献1には、接続口配置部に相当する配管支持部材(3)を、脚ステー(1)を介して、貯湯タンク(4,5)を支持するタンク支持脚(6,7)に固定する構造が開示されている。
特開2014−85068号公報
特許文献1の構造では、貯湯タンクの熱がタンク支持脚及び脚ステーを伝って配管支持部材(接続口配置部)に到達し、配管支持部材から外気へ放熱することで、貯湯タンクの保温性能が低下する場合がある。また、脚ステーとこれを固定する部品とが新たに必要になり、部品点数が増える。脚ステーを組み付けるための組立工数も増える。
特許文献1のような構造を備えない貯湯式給湯機の場合には、製造時の組立工程において、筐体の内部の配管の組立を行うときには、接続口配置部が十分に固定されていない。そのため、接続口部品及び接続口配置部の自重により、接続口部品の位置が正規の位置から変位することで、内部の配管を接続口部品に接続する作業を容易に行うことができない場合がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、部品点数及び組立工数を増やすことなく、組立を容易にし、かつ、貯湯タンクの保温性能の低下を防ぐことのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、貯湯タンクと、貯湯タンクを覆う断熱材と、貯湯タンク及び断熱材を収納する筐体と、筐体の外部の配管が接続される接続口を形成する接続口部品と、を備え、筐体は、接続口部品が配置された接続口配置部を有し、断熱材は、接続口配置部へ向かって突出する突出部を有し、突出部は、接続口部品及び接続口配置部の重量を支えることのできる剛性を有するものである。
本発明の貯湯式給湯機によれば、部品点数及び組立工数を増やすことなく、組立を容易にし、かつ、貯湯タンクの保温性能の低下を防ぐことが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図(前面図)である。 図1に示す貯湯式給湯機が備える貯湯タンク及び断熱材の概要を説明するための分解斜視図である。 図1に示す貯湯式給湯機の貯湯タンクユニットの組立途中の状態を示す斜視図である。 図3中のA部を拡大した斜視図である。 図1に示す貯湯式給湯機が備える下部成形断熱材を示す斜視図である。 図3に示す組立途中の貯湯タンクユニットを横に寝かせて床面に置いた状態を示す断面図である。 図6中のB部を拡大した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図(前面図)である。図1に示すように、本実施の形態1の貯湯式給湯機200は、貯湯タンク1を内蔵した貯湯タンクユニット100と、水を加熱して高温の湯を生成する加熱手段4とを有する。加熱手段4は、例えば、冷凍サイクルを用いて水を加熱するヒートポンプユニットで構成される。貯湯タンクユニット100と加熱手段4との間は、往き配管3及び戻り配管5を介して接続される。貯湯タンクユニット100には、給水配管2と、第一風呂配管6と、第二風呂配管7と、給湯配管8とがさらに接続される。
外部の水道等の水源からの水は、給水配管2を通って、貯湯タンクユニット100に供給される。給水配管2から供給された水は、貯湯タンク1の下部から貯湯タンク1内に流入する。貯湯タンク1内に貯留された水は、貯湯タンク1の下部から導出され、往き配管3を通って加熱手段4へ搬送される。加熱手段4に搬送された水は、加熱されて高温の湯となる。この高温の湯は、戻り配管5を通って貯湯タンクユニット100に戻り、貯湯タンク1の上部から貯湯タンク1内に流入して貯留される。貯湯タンク1内には、上側が高温で下側が低温になる温度成層を形成して、湯水が貯留される。
貯湯タンクユニット100内には、貯湯タンク1内から取り出された高温の湯と、給水配管2から供給される水とを混合して温度調節するための混合弁が設けられている。貯湯タンクユニット100内の混合弁で温度調節された湯は、第一風呂配管6及び第二風呂配管7を通って、風呂の浴槽30へ供給される。また、貯湯タンクユニット100内の混合弁で温度調節された湯は、給湯配管8を通って、例えばシャワー、台所または洗面所の蛇口などの給湯端末(図示省略)へ供給される。また、浴槽30を追い焚きする場合には、浴槽30内の湯が、第一風呂配管6及び第二風呂配管7を通って、貯湯タンクユニット100内に循環する。
貯湯タンクユニット100は、略直方体の箱状の外郭ケース(筐体)を備える。貯湯タンク1は、後述する断熱材に覆われた状態で、この外郭ケースの内部に収納される。外郭ケースの内部には、さらに、内部配管22、ポンプ、バルブ、熱交換器、制御基板などの各種の機器が配置される。外郭ケースは、底面を形成する外郭ケース底板9と、接続口配置部11と、蹴込板12と、左右の側面を形成する外郭ケース側板13と、天面を形成する外郭ケース天板14とを備える。外郭ケースは、前面を形成する外郭ケース前面板をさらに備える。図1は、この外郭ケース前面板を取り外した状態を示している。外郭ケースは、背面を形成する外郭ケース背面板をさらに備える。図1では、この外郭ケース背面板は見えない位置にある。外郭ケースのこれらの構成要素は、金属板などにより構成される。外郭ケースのこれらの構成要素は、ネジなどの締結部品を介して、相互に締結される。外郭ケース底板9の下には、複数本の外部脚15が設置されている。外部脚15は、地面、台座、床等の設置面に埋め込まれたアンカーボルト(図示省略)に固定される。貯湯タンクユニット100は、外部脚15を介して当該設置面に固定される。
貯湯タンクユニット100は、複数の接続口部品10を有する。各々の接続口部品10は、給水配管2、往き配管3、戻り配管5、第一風呂配管6、第二風呂配管7、及び給湯配管8が着脱可能に接続される接続口を形成する部品である。複数の接続口部品10は、外郭ケースの接続口配置部11に配置されている。貯湯タンクユニット100の外郭ケースの外部へ延びる配管(給水配管2、往き配管3、戻り配管5、第一風呂配管6、第二風呂配管7、及び給湯配管8)は、対応する接続口部品10に、着脱可能に接続される。
貯湯タンクユニット100の外郭ケースの内部では、各々の接続口部品10に内部配管22の一端が接続される。内部配管22の他端は、貯湯タンク1、ポンプ、バルブ、または熱交換器等に接続される。
なお、本発明における加熱手段は、ヒートポンプに限定されるものではなく、例えば、電気ヒーター、太陽熱で加熱するソーラー流体ヒーター、燃料(例えばガス、灯油、重油、石炭など)の燃焼熱で加熱する燃焼式流体ヒーターでも良い。また、本発明では、加熱手段が貯湯タンクと同じ筐体の内部に配置されても良い。また、電気ヒーター等の加熱手段を貯湯タンク内に配置してもよい。
図2は、図1に示す貯湯式給湯機200が備える貯湯タンク1及び断熱材の概要を説明するための分解斜視図である。図2に示すように、貯湯タンク1の形状は、略円筒形である。貯湯タンクユニット100が設置面に固定された状態では、貯湯タンク1の軸方向が鉛直方向に一致する。貯湯タンク1は、円筒状の胴部1aと、胴部1aの上部に接合される鏡板1bと、胴部1aの下部に接合される鏡板1cとを備える。鏡板1b及び1cの形状は、略半球状または椀状である。
貯湯タンク1は、上部成形断熱材16、下部成形断熱材17、胴部成形断熱材18、及び胴部成形断熱材19により覆われる。各成形断熱材16,17,18,19は、例えば発泡ポリスチレンで構成された発泡性成形断熱材、または発泡ポリスチレン以上の断熱性能を有する材料で構成された発泡性成形断熱材であることが望ましい。
上部成形断熱材16は、貯湯タンク1の上部を覆う。上部成形断熱材16は、貯湯タンク1の上部に密着することが望ましい。下部成形断熱材17は、貯湯タンク1の下部を覆う。下部成形断熱材17は、貯湯タンク1の下部に密着することが望ましい。胴部成形断熱材18,19は、貯湯タンク1の胴部(側面部)を覆う。本実施の形態1では、貯湯タンク1の胴部を覆う断熱材を胴部成形断熱材18,19の二つに分割しているが、三つ以上に分割しても良い。胴部成形断熱材18,19は、貯湯タンク1の胴部に密着することが望ましい。
貯湯タンク1は、複数本の内部脚20により、外郭ケース底板9の上で支持されている。内部脚20の下端は、外郭ケース底板9を挟んで、外部脚15の上端に固定されている。
接続口配置部11は、外郭ケースの前面側の下部に位置する。接続口配置部11は、外郭ケース底板9より高い位置にある。接続口配置部11は、外郭ケース底板9と平行な板面を有する。複数(本実施の形態1では6個)の接続口部品10が接続口配置部11に固定されている。外郭ケース底板9と接続口配置部11との間は、蹴込板12により接続される。蹴込板12の下端部は、外郭ケース底板9の前端部に固定される。蹴込板12の上端部は、接続口配置部11につながる。接続口配置部11は、蹴込板12の上端部から前方へ突出する。左右方向から見たとき、接続口配置部11及び蹴込板12は、逆さまのL字状を呈する。
貯湯タンク1と、接続口配置部11及び蹴込板12との間には、内部配管21が配置される。内部配管21は、貯湯タンク1の下部から、上方へ向かって立ち上がるように配置されている。本実施の形態1では、接続口配置部11及び蹴込板12との間に3本の内部配管21が通されている。
図3は、図1に示す貯湯式給湯機200の貯湯タンクユニット100の組立途中の状態を示す斜視図である。図3の状態は、接続口配置部11、蹴込板12、及び各成形断熱材16,17,18,19を取り付けた状態である。図3の状態は、貯湯タンクユニット100の外郭ケースの内部において接続口部品10に接続される内部配管22を取り付ける前の状態である。図4は、図3中のA部を拡大した斜視図である。図5は、図1に示す貯湯式給湯機200が備える下部成形断熱材17を示す斜視図である。
図4に示すように、接続口部品10は、接続口配置部11を貫通するように設置される。接続口部品10は、上側の開口部及び下側の開口部を有する。外郭ケースの外部の配管(給水配管2、往き配管3、戻り配管5、第一風呂配管6、第二風呂配管7、及び給湯配管8)は、貯湯タンクユニット100の設置後、接続口部品10の下側の開口部に接続される。
図5に示すように、下部成形断熱材17は、第一突出部17a及び第二突出部17bを有する。第一突出部17a及び第二突出部17bは、前方へ向かって突出する。第一突出部17aと第二突出部17bとの間には、空間17cが形成される。第一突出部17aには、配管保持部17dが一つ形成されている。第二突出部17bには、配管保持部17dが二つ形成されている。配管保持部17dは、内部配管21が挿入可能な溝状を呈する。
図4に示すように、下部成形断熱材17の第一突出部17a及び第二突出部17bは、接続口配置部11へ向かって突出する。第一突出部17a及び第二突出部17bの先端は、接続口配置部11と蹴込板12との間の角部の付近に接触または近接する。第一突出部17a及び第二突出部17bの配管保持部17dに内部配管21が挿入することで、内部配管21の位置が適正な位置に保持される。第一突出部17aと第二突出部17bとの間に空間17cを有することで、この空間17cに部材を通すことができる。本実施の形態1では、内部脚20が空間17cに配置されている。なお、図2では、内部配管21の構成を示すために、下部成形断熱材17の第一突出部17a及び第二突出部17bの図示を省略する。
図6は、図3に示す組立途中の貯湯タンクユニット100を横に寝かせて床面に置いた状態を示す断面図である。図7は、図6中のB部を拡大した図である。貯湯タンクユニット100の内部配管22の組立を行う工程では、図6に示すように、貯湯タンク1を横に寝かせた状態(貯湯タンク1の中心軸が略水平になる状態)にする。この工程では、接続口配置部11が上になる向きで貯湯タンク1を寝かせる。この工程のときには、図7に示すように、下部成形断熱材17の第一突出部17a及び第二突出部17bが接続口配置部11と蹴込板12との間の角部の付近に接触する。第一突出部17a及び第二突出部17bは、このときに接続口部品10及び接続口配置部11の重量を支えることのできる剛性を有する。
内部配管22の組立を行う工程では、外郭ケース側板13がまだ取り付けられていないため、接続口配置部11及び蹴込板12が外郭ケース側板13と締結されていない。このため、第一突出部17a及び第二突出部17bが無かったと仮定すると、接続口部品10及び接続口配置部11の自重により、接続口部品10及び接続口配置部11が下に傾き、適正な位置より下がってしまう。このようになった場合には、接続口部品10に内部配管22を接続する作業を行うたびに、接続口部品10及び接続口配置部11の位置を適正な位置に修正しながら組立を行わなければならないこととなる。
これに対し、本実施の形態1では、内部配管22の組立を行う工程のとき、下部成形断熱材17の第一突出部17a及び第二突出部17bが接続口部品10及び接続口配置部11の重量を支えることで、接続口部品10及び接続口配置部11が適正な位置より下がってしまうことを確実に抑制できる。これにより、内部配管22の組立を容易にできる。また、内部配管22と接続口部品10との接続部に負荷をかけることを防止できる。
貯湯タンク1を横に寝かせた状態で内部配管22の組立を行うことで、貯湯タンク1を起立させた状態で内部配管22の組立を行う場合に比べて、組立作業姿勢を安定させることができ、組立性の向上、及び、組立時間の短縮が可能となる。
本実施の形態1によれば、下部成形断熱材17に一体的に設けた第一突出部17a及び第二突出部17bによって上記の効果が得られる。接続口配置部11の位置を保持するためのステー等の部品を追加する必要がない。このため、部品点数及び組立工数を増やすことなく、上記の効果が得られる。また、第一突出部17a及び第二突出部17bは、下部成形断熱材17と同じ材質であるので、熱伝導率が低い。このため、貯湯式給湯機200の使用時、貯湯タンク1内に貯留した湯の熱が接続口配置部11へ伝わることを確実に抑制できる。よって、貯湯タンク1の保温性能の低下を防ぐことが可能となる。
本実施の形態1では、第一突出部17a及び第二突出部17bの二つの突出部を設けているが、これらの突出部が一つにまとまって形成されても良い。図4に示すように、本実施の形態1では、第一突出部17aが接続口配置部11の一端に近い部分を含む領域に接触または近接し、第二突出部17bが接続口配置部11の他端に近い部分を含む領域に接触または近接する。このため、貯湯タンク1を横に寝かせた状態のとき、接続口配置部11の両方の端部を確実に支えることができ、接続口部品10及び接続口配置部11の位置が下がることをより確実に抑制できる。このような効果を得るために、本発明における突出部は、接続口配置部11の一端に近い部分と、接続口配置部11の他端に近い部分とに少なくとも接触または近接するように構成されることが望ましい。
本実施の形態1では、第一突出部17a及び第二突出部17bに配管保持部17dを設けたことで、貯湯タンク1と接続口配置部11との間に配置される内部配管21の位置を適正な位置に保持できる。これにより、接続口部品10以外と接続される内部配管21の組立性を向上することもできる。第一突出部17aと第二突出部17bとの間に空間17cを設けたことで、貯湯タンク1と接続口配置部11との間に開口部を形成でき、この開口部に部材(本実施の形態1では、内部脚20)を通すことが可能となる
下部成形断熱材17の第一突出部17a及び第二突出部17bは、図6及び図7に示す状態において、接続口部品10及び接続口配置部11の重量を支えたときに、破壊(塑性変形、破断、座屈など)しないような剛性を有する。第一突出部17a及び第二突出部17bの厚さ(図5中のTで示す寸法)を十分に大きくすることで、そのような剛性を確保できる。本実施の形態1では、接続口配置部11に配置される全6個の接続口部品10の重量と、接続口配置部11の重量との合計は、例えば2.5kg程度となる。
本実施の形態1では、組立工程で接続口部品10及び接続口配置部11の重量を支える突出部を下部成形断熱材17に形成しているが、本発明では、貯湯タンク1の胴部を覆う断熱材に当該突出部を形成しても良い。
1 貯湯タンク、1a 胴部、1b,1c 鏡板、2 給水配管、3 往き配管、4 加熱手段、5 戻り配管、6 第一風呂配管、7 第二風呂配管、8 給湯配管、9 外郭ケース底板、10 接続口部品、11 接続口配置部、12 蹴込板、13 外郭ケース側板、14 外郭ケース天板、15 外部脚、16 上部成形断熱材、17 下部成形断熱材、17a 第一突出部、17b 第二突出部、17c 空間、17d 配管保持部、18,19 胴部成形断熱材、20 内部脚、21 内部配管、22 内部配管、30 浴槽、100 貯湯タンクユニット、200 貯湯式給湯機

Claims (4)

  1. 貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクを覆う断熱材と、
    前記貯湯タンク及び前記断熱材を収納する筐体と、
    前記筐体の外部の配管が接続される接続口を形成する接続口部品と、
    を備え、
    前記筐体は、前記接続口部品が配置された接続口配置部を有し、
    前記断熱材は、前記接続口配置部へ向かって突出する突出部を有し、
    前記突出部は、前記接続口部品及び前記接続口配置部の重量を支えることのできる剛性を有する貯湯式給湯機。
  2. 前記筐体の内部の配管を保持する保持部が前記突出部に形成されている請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記突出部は、少なくとも、前記接続口配置部の一端に近い部分と他端に近い部分とに、接触または近接する請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記突出部は、第一突出部及び第二突出部を含み、
    前記第一突出部と前記第二突出部との間に空間を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
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