JP2016139240A - 建築設備の資材支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】解決すべき課題、必要に応じて技術分野を記載する。【解決手段】、資材支援システム1は、データ計測送信手段2と、書式設定手段3と、メインサーバ4と、ユーザ端末5と、インターネット6とからなる。メインサーバ4は、建築構造物に設備可能な種々の資材データを記憶する記憶装置を設け、前記設備可能な資材を選択的に検索する。書式設定手段3は、前記構造物の尺度データを取得し、メインサーバ4に使用できるよう尺度データを電子的にフォーマットする。メインサーバ4は、変換後の設置部の尺度データと前記資材を関連付けて、前記構造物に設備可能な資材を選択的に検索する。【選択図】図1

Description

本発明は、新築住宅及び中古住宅の内装又は外装設備の選択を容易に行うための建築設備の資材支援システムに関する。
新築住宅及び中古住宅などの構造物の内装又は外装設備の工事については、外装、内装・キッチン・バス・トイレ・窓・玄関など種々の工事が行われる。これらの建築工事などを行なう場合には、建物内の設置部の大きさや予算などに基づいて資材が選択される。
また、これらの工事は、使用される資材の他に、日程、人員、現場状況などによって実行予算が作成される。さらに、建築物が中古住宅を対象とする場合には、例えば、システムキッチン、バスタブなどの主要部材の交換、解体作業、配管の交換などの予算も追加される。
これらの外装及び内装工事の設置部については、その設備の多数の資材メーカなどから種々の部品(資材)が販売されている。そして、その建物の設置部の大きさや予算などを考慮して部品が選択されるが、その選択作業は必ずしも容易でなく、現場の状況確認、資材、工事の見積もり作業も合わせて多大な時間と手間がかかっているのが実情である。
下記の特許文献1には、注文住宅若しくは既築住宅の電子商取引の支援方法が開示されており、顧客が依頼したキッチン、バス、トイレ、玄関などのリフォームの発注条件を業者がインターネットを介して入札する電子商取引方法が開示されている。
下記の特許文献2には、現場監督の携帯端末(パソコン)から修繕指示が下請業者に電子メールで送信されると共に、WebサーバからのWeb画面上にも修繕指示が見取図/写真を用いて表示され、また下請業者は修繕指示に対して現場監督の携帯端末に修繕完了を電子メールで通知すると共に、Web画面上でも修繕終了を入力可能としたものであり、修繕指示を下請業者に迅速かつ的確に伝達できるとする修繕指示システムが開示されている。
特開2006−126951号公報 特開2002−295017号公報
キッチン、バス、トイレ、玄関などの設置部の発注条件の基礎となるのは、それらを設備する構造物の大きさや形状が基本となって、それらの設置部に装着するバスユニットやキッチンユニットなどの装備が決定付けられる。特に、中古住宅については、構造物の各設置部の情報がない場合もあり、現地に直接赴いて、大きさを計測し、その大きさに基づいて、設備に可能な装着部品をメーカのカタログから選択したり、Webで検索したりするのが実情である。
また、工事資材の価格や工事費用全体についての見積もり額の算定において、適正価格があっても、その費用の算定に手間がかかることから大まかな算定で行われる場合がり、見積もり額に誤りが生じたりして、リフォーム業者や施工業者とエンドユーザ(注文主)との間に金銭トラブルが生じることもあった。
本発明はこのような事情から鑑みてなされたものであって、知り得た建物などの構造物の設置部大きさを踏まえてより容易にキッチン、バス、トイレ、玄関などの設置部に設置可能な物品(資材)の検索と、その工事費用の見積もりを標準額で正確に行うことが可能な建築設備の資材支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決することを目的として、本発明の建築設備の資材支援システムによれば、Webサーバを有するメインサーバと前記Webサーバとインターネットが可能なユーザ端末とを含み、前記メインサーバは、建築構造物の設置部に装着される種々の資材の形状、大きさを含む資材データ、前記資材の標準価格、前記設置部の尺度データを記憶する記憶装置と、前記設置部の尺度データと前記資材の形状、大きさを関連付けて、前記設置部に設備可能な資材を選択的に検索する検索手段とを備え、前記ユーザ端末は、インターネットにより前記メインサーバへ通信し、前記設置部に装着可能な資材を前記メインサーバによって検索可能なユーザ端末を含む。
上記建築設備の資材支援システムは、モバイル端末のジャイロセンサーを用いて前記設置部の尺度データを実測(自動取得)し、該尺度データを前記メインサーバに使用できるよう尺度データをフォーマットする書式設定手段が設けられ、フォーマット後の尺度データを前記書式設定手段から前記記憶装置に送信し、フォーマット後の尺度データを前記メインサーバの記憶装置に記憶させることができる。
上記建築設備の資材支援システムは、画像データによって前記設置部の尺度データを実測(自動取得)し、前記メインサーバに画像データを入力し、前記メインサーバに設けた前記書式設定手段によって、画像データを該メインサーバで使用できるようフォーマットし、フォーマット後の尺度データを該メインサーバの記憶装置に記憶させることができる。
上記建築設備の資材支援システムの前記メインサーバには、前記ユーザ端末によって選択された資材の標準価格、資材の取付工事の標準価格及びこれら以外のこれらに関連する工事関連の標準価格を前記メインサーバの記憶装置に入力し、前記資材の単価及び工事費用の標準価格の合計を、前記メインサーバの演算装置によって演算し、演算結果を見積価格として、ユーザ端末に出力可能とすることができる。
上記建築設備の資材支援システムの前記メインサーバには、前記ユーザ端末のユーザ領域を設けるとともに、該ユーザ領域では、資材の標準価格、資材の取付工事の標準価格及びこれら以外の工事関連の標準価格の変更を可能とし、変更後の見積価格を前記ユーザ端末に出力可能とすることができる。
上記建築設備の資材支援システムの前記メインサーバには、カレンダ機能を設け、前記ユーザ端末の所有者の工事日程に合わせて、工事スケジュール表を作成することができる。
上記建築設備の資材支援システムの前記メインサーバには、ユーザ端末に見積もり額を表示するWebページと、資材メーカの資材を紹介するWebサイトとリンクさせる機能を設け、前記メインサーバに記憶されていない資材又は工事費用について、前記資材メーカのWebサイト画面に表示される前記資材や工事費用の表示額を前記メーカのWebサイトからコピーし、前記見積もり額を表示するWebページに前記表示額をペースト可能にすることができる。
上記建築設備の資材支援システムは、前記建築構造物の設置部はリフォームによって前記資材が装着され、前記メインサーバの記憶装置には、リフォームを仲介するリフォーム業者及びリフォームを請け負う施工業者のデータがさらに記憶され、前記メインサーバを介して、前記リフォーム業者が前記施工業者にリフォーム工事を発注し、前記資材は前記メインサーバを介して資材メーカに発注され、該資材メーカからの資材の請求は、前記メインサーバを介して前記リフォーム業者に請求し、前記施工業者が請け負った工事費用は、前記メインサーバを介して前記リフォーム業者に請求することができる。
本発明の建築設備の資材支援システムによれば、メインサーバは、建築構造物の設置部に装着可能な種々の資材の資材データ、前記資材の標準価格、前記設置部の尺度データを記憶する記憶装置と、前記設置部の尺度データと前記資材の尺度を関連付けて、前記設置部に設備可能な資材を選択的に検索する検索手段とを備え、ユーザ端末は、インターネットにより前記メインサーバへ通信し、前記設置部に装着可能な資材を前記メインサーバによって検索可能であるので、構造物の設置部の尺度データから効率良く構造物に設備可能な資材データを選択することができ、検索作業の円滑化を図ることができる。
また、上記建築設備の資材支援システムの前記メインサーバには、前記ユーザ端末によって選択された資材の標準価格、資材の取付工事の標準価格及びこれら以外の工事関連の標準価格を前記メインサーバの記憶装置に入力し、前記資材の単価及び工事費用の標準価格を、前記メインサーバの演算装置によって演算し、演算結果を見積書として、ユーザ端末に出力可能とするので、ユーザ端末を所有するリフォーム会社・施工業者は、リフォームの依頼者に標準金額を提示することができる。
本発明の第1の実施形態における建築設備の資材支援システムの概略図である。 モバイルによって家屋の設置部を計測している状態の斜視図である。 資材支援システムにおいて基本的業務関連を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態において、送信関係を示す図である。 モバイルによって、計測された設置部のフォーマット後の尺度データをメインサーバに取り入れて、「顧客物件詳細画面」に表示した状態の正面図である。 モバイルによって、計測された設置部の間取りを「顧客図面選択画面」に表示した状態の正面図である。 ユーザ端末に映し出した検索画面の「検索部位選択画面」の正面図である。 ユーザ端末に映し出した「検索条件入力画面」の正面図である。 ユーザ端末に映し出した「明細重複選択画面」の正面図である。 ユーザ端末に映し出した「明細編集画面」の正面図である。 ユーザ端末に映し出した「メーカ検索画面」の正面図である。 ユーザ端末に映し出した「連携画面」と「パンフレット」の正面図である。 ユーザ端末の検索画面の「検索結果確認画面」の正面図である。 本実施形態における資材を設置部に装着するための工事の工程表を示す表である。
以下、本発明の建築設備の資材支援システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる資材支援システムの概略図であり、資材支援システム1は、マンション、新築住宅、中古住宅、店舗、事務所などの構造物の部屋、キッチン、トイレなどの各設置部の大きさを測定するデータ計測送信手段2、データの書式を変換する書式設定手段3、キッチンやトイレなどの各設置部に配設される部品(例えば、キッチンユニットなどの装備)を検索するメインサーバ4、主として工事を仲介するリフォーム業者が所有するユーザ端末5及びインターネット6を含む。また、本発明の利用対象は、上述したマンション、新築住宅、中古住宅、店舗、事務所などが対象となるが、本実施形態では中古住宅のリフォームを例にあげて説明する。
各構造物の各設置部の尺度データを獲得する手段であるデータ計測送信手段2は、一般的にはリフォームを仲介するリフォーム業者が所有し、本実施形態ではインターネットができるスマートホーンやタブレット端末などのモバイル端末8であって、Webの閲覧、アプリケーションソフトの使用、インターネット6を介して送受信が可能なものである。そして、本実施形態では、さらにモバイル端末8は、構造物の各設置部であるキッチン、バス、トイレ、玄関などの尺度データを獲得するアプリケーションが必要であり、該尺度データをインターネット6により送信可能なものを使用する。
尺度データを獲得するとは、例えば、図2に示すように、建物の内部空間(外部構造であってもよい)、例えば、家屋に設備されるバスルーム10の床から天井までの高さH、床の縦の長さL・横の長さWや、家屋の設置部の資材、例えばバスタブ11などの資材がある場合は、その大きさ(縦、横、高さ)など、建物の内部空間若しくは外観、外壁などの具体的な形状を把握することである。
データ計測送信手段2が、本実施形態のように、モバイル端末8であるならば、計測が可能なアプリケーションをインストールし、モバイル端末8に搭載されているカメラで室内映像を映し出す。そして、例えば、構造物の任意の床面の角を位置付ける場合は、画像に映し出されるポインターによって、その角のポインティングP1を行い、その後、その直上の天井部の角にポインターを位置付けてその角のポインティングP2を行い、その二点間の高さHを知ることができる。この計測については、モバイル端末8に搭載されているジャイロセンサーをアプリケーションが利用して2点間の距離を計測する。
横の長さWについても、同様にポインティングP2−P3間を計測し、縦の長さLについても、P3−P4の長さを計測できる。また、構造物について見えない角については、そのあたりにモバイルを向けることによって、上述したP3−P4の結果から自動的にP5の位置をポインティングできるようになっている。このようにしてバスルーム10の単一の部屋又は他のキッチンなど他の構造物(若しくは建物全体)を組合せた計測を行う。
このようなアプリケーションソフトに、例えばマジックプラン(Sensopia Inc.)などがある。こうした構造物の長さを測定し、間取りデータを作成した後、1つ又は複数の間取りデータを書式設定手段3に送信する。
書式設定手段3は、Webサーバ14やDB(データベース)サーバ15を備えている。書式設定手段3は、各構造物の縦幅、横幅、高さなどの尺度データを獲得したモバイル端末8などのデータ計測手段から送信された構造物の尺度データを、インターネット6を介してWebサーバ14に送信される。尺度データについては、構造物の高さ、縦幅、横幅、床面積、壁面積、天井面積、容積、窓、ドアなどの測定値がデータとして、Webサーバ14を介してDBサーバ15に出力される。書式設定手段3では、モバイル端末8で計測された尺度データが後述するメインサーバ4によって使用できるよう尺度データをフォーマットし、DBサーバ15の記憶装置に保存される。
なお、Webサーバ14は、モバイル端末8などから測定データが送信されたときに、モバイルユーザのユーザ認証を行い、使用の許可を判断する。
構造物の尺度データは、そのままのデータでは、メインサーバ4の書式との互換性がない。よって、上述したように、構造物の尺度データをメインサーバ4で使用できるようにフォーマットする必要がある。このフォーマットについては、書式設定手段3で行ってよいし、メインサーバ4側で行ってもよい。本実施形態では、書式設定手段3に備えたDBサーバ15によって行う。よって、書式設定手段3では、設置部の尺度データを、メインサーバ4で使用できるようにフォーマットする。フォーマットが終了したときは、変換後の尺度データをDBサーバ15の記憶装置に記憶させるとともに、モバイル端末8からの尺度データのフォーマット完了情報をメインサーバ4へ送信させる(データ取得URLの送信)。さらに、メインサーバ4のリクエストで、各フォーマット後の構造物の尺度データを書式設定手段3からメインサーバ4へ送信する役割を果たす。
本システムの管理者が所有するメインサーバ4は、書式設定手段3と同様に、Webサーバ16とDBサーバ17とを備えている。Webサーバ16は、書式設定手段3からのフォーマット完了情報を受信する(データ取得URLの受信)。また、インターネット6を介してユーザ端末5からのデータ取得要求受信と、ユーザ端末5への対象データURL(書式設定手段でのフォーマット後の尺度データなどの保存先)を送信する。また、ユーザ端末5の認証、DBサーバ17においては、データの検索などの制御処理を行う。
また、DBサーバ17には、建築に用いられる第1の浴室工事(システムバス)、第2の浴室工事(在来工法)、システムキッチン、トイレ、パウダールーム、内装(壁・天井)、内装(床)、給湯器(ガス)、電気温水器、太陽光発電、第1の外壁工事(サイディング)、第2の外壁工事(左官仕上げ)、屋根葺き替え、バリアフリー工事などの各設備のメーカ毎の部品(資材)の標準価格、これに関連する標準的な工事費用、各資材の縦、横、高さ及び突起部の大きさなどの各データや、その他メーカなどのカタログなどから得た資材、工事などの標準(販売)価格が記憶される。
各資材の価格、工事の費用は、定期的に発売される積算資料ポケット版、住宅建築編、リフォーム編、マンション修繕編(著者名:建築工事研究会編
出版社:経済調査会)をベースとして、その他、各メーカからの情報を得て、メインサーバの管理者が随時DBサーバ17に入力している。なお、積算資料ポケット版に記載されている資材等の価格は設計事務所、リフォーム業者、工事の施工業者等がエンドユーザ(施主)に対して見積書を作成する際に活用できる資材価格、手間価格が建築業界の標準的な価格として記載されている。また、定期的に出版されており、その結果メインサーバ4のDBサーバ17には、最新の資材及び工事の標準的な価格が記憶されることになる。
なお、資材メーカの多くは資材のカタログをWebで紹介したり、あるいは資材のカタログを専門にWebで紹介する専門業者があり、Webページにおいて、各資材のカタログが閲覧できる。Webサーバ16については、それらの資材メーカや専門業者のWebとリンクされ、所望の資材の価格や工事費用をそれらのWebページからも知ることができる。
また、DBサーバ17には、書式設定手段3から送られた構造物のフォーマット後の尺度データなどが、インターネット6を介して記憶装置に記憶される。さらに、DBサーバ17には、フォーマット後のバスルームやキッチンなどの各設置部の大きさと、該設置部に装備される資材が各設置部に適度に収納可能か否かの比較手段を有している。
その他、DBサーバ17には、ユーザ端末5によってメインサーバ4を使用するリフォーム業者や施工業者の所望によりこれらの業者の各種データを記憶させ、業者リストとして登録される。登録された業者は、メインサーバ4を介して互いにアクセスが可能であり、工事の斡旋や請負が可能にある。特に、施工業者の専門分野、工事の請負可能期間などのデータをDBサーバに記憶させると、工事日程の計画に便宜である。
ユーザ端末5は、一般的には、上述したモバイル端末8と共に、リフォーム業者や、工事を請け負う施工業者が所有し、インターネット6を介してメインサーバ4によって、システムキッチン、トイレ、バスルームなどの資材の装着の適否の検索、工事の見積編集処理を、メインサーバを介して行う。
すなわち、ユーザ端末5からメインサーバ4へデータ取得要求送信をすると、メインサーバ4のWebサーバ16からの対象のデータURLを受信する。また、上述したメインサーバ4のDBサーバ17には、ユーザ端末5のリフォーム業者毎のユーザ領域があり、ユーザ領域ではリフォーム業者が請け負う構造物の設置部や資材のデータ、顧客情報データなどを入出力することができる。さらに、ユーザ端末5は、自己のモバイルなどから間取りデータを受け取ることができる。
次に、資材支援システムの用い方について説明する。
図3は、本資材支援システムにおいての基本的業務関連を説明するための図である。
ユーザ端末5を使用してメインサーバ4にアクセスするのは、主として、リフォームを仲介するリフォーム業者であり、エンドユーザから直接リフォームを依頼された工事を実際に行うのは施工業者であり、これらのリフォーム業者と施工業者が一体となった業者もある。施工業者を有さないリフォーム業者は、エンドユーザ(家主)の依頼でリフォーム内容の確認がとれたら、施工業者にリフォームを依頼する。また、施工業者がリフォーム業者を介さないで直接リフォームすることもある。
リフォームの受発注については、例えば、エンドユーザがリフォーム業者にリフォームを依頼した後、リフォーム業者は、メインサーバ4に登録されている施工業者のリストから施工業者を選択できる。また、施工業者はリフォーム業者にリフォームの受注を予め依頼することもできる。
図2に示すように、先ず、リフォームの依頼を受けたリフォーム業者が、計測可能なモバイル端末8などでリフォーム対象の家屋の各構造物の部屋の一部、若しくは複数の間取り(家屋全体を含む)を計測する。図4を参照にして、計測結果はインターネット6を介して書式設定手段3へ送信(A)される。この場合、書式設定手段3のWebサーバ14ではユーザ認証がされ、このユーザ認証のID番号によってメインサーバ4と関連付けられているユーザであることを認証する。
この際、間取り情報とは別に、既存の設置部、例えばバス(浴室)が対象であれば、バスに付帯する湯沸し窯、配管設備、壁などの既設の設置部が使用できるか否かの有無、エンドユーザ(通常は家屋の持主)のそれらの設備の新規交換の意思の有無などの通常業務における必要事項を同時に確認する。
書式設定手段3では、Webサーバ14がモバイル端末8で測定された間取りの尺度データ送信(A)の入力を受けて、そのデータをメインサーバ4で使用できるようにDBサーバ15によってフォーマットする。そして、その結果をDBサーバ15の記憶装置に記憶させる。また、書式設定手段3は、間取りデータ送信(A)の間取りの尺度データのフォーマットが書式設定手段3で完了した情報をメインサーバ4へインターネット6を介して完了送信(B)する。この完了送信(B)を受けると、メインサーバ4は、フォーマット後の尺度データをインターネット6によって書式設定手段3へリクエスト送信(C)する。これにより、書式設定手段3はメインサーバ4へインターネット6を介してデータ送信(D)をする。なお、メインサーバ4のリクエスト送信(C)を省略して、完了送信(B)とデータ送信(D)を同時に行っても良い。
メインサーバ4は、データ送信(D)された間取りの尺度データから、部屋などの設置部の縦幅、横幅、高さ、床面積、壁面積、天井面積、周長、窓、ドアなど開口部があれば開口面積、その他突出部のなどの尺度データをDBサーバ17の記憶装置に記憶させる。
リフォーム業者は、モバイル端末8によって間取りを計測した後、その間取りの尺度データがDBサーバ17の記憶装置に収納されると、パーソナルコンピュータなどのユーザ端末5を用いて、メインサーバ4のWebサーバ16とアクセスが可能になる。Webサーバ16との通信は、ユーザ認証を得て行う。こうして、ユーザ端末5によって、これから目的とするリフォームの設備に必要なシステムバス、システムキッチンなどの資材を、間取りの大きさに合わせて検索、その工事の見積もり、納期の割り出しなどが可能になる。
ユーザ端末5は、データ計測送信手段2で用いたタブレット端末などでもよいが、パソコンのように見積書を紙面に打ち出せるようプリンタなどと接続可能なものが好ましい。
ユーザ端末5は、メインサーバ4とインターネット6を介して接続し、Webサーバ16にデータ取得要求送信(E)をする。このデータ取得要求送信(E)は、特定の者のみ使用させる場合は、例えば、ユーザ認証によって、データ取得要求送信(E)をできるようにする。ユーザ端末5は、メインサーバ4によってデータ取得が許可されると、メインサーバ4のWebサーバ16から対象データのURL受信(F)をする。
リフォーム業者は、ユーザ端末5を用いて、メインサーバ4へアクセスすると、図5に示すように、自己が行う各設置部の間取りを「顧客物件詳細画面」で見ることができる。この「顧客物件詳細画面」では、キッチンや浴室など各設置部のサイズを知ることができる。これらの尺度データは、メインサーバ4のDBサーバ17の記憶装置に記憶されている。
なお、尺度データについては、モバイル端末8によって測定したが、この、「顧客物件詳細画面」では、モバイル端末を使うことなく、リフォーム業者がメジャーなどで測定したデータを直接入力することができ、さらには訂正も可能である。
また、リフォーム業者は、「顧客図面選択画面」へアクセスすると、図6に示すように、自己が行う各設置部の間取りを平面図によって「顧客図面選択画面」で表示することができる。この「顧客図面選択画面」は、「顧客物件詳細画面」の数値に基づいて作成される。図面については、平面図の他、必要に応じて壁面などの側面図などを表示することができる。
図6に示すように、リフォーム業者は、複数の家屋で複数の工事を請け負っている場合は、「顧客図面選択画面」に、測定済みの他の家屋の間取り(本実施例では2件分を表示)と共に表示される。
必要な資材の検索については、図7に示すように、「検索部位選択画面」で行うことができる。リフォーム業者はユーザ端末5によって、「検索部位選択画面」のページを開くと、リフォーム目的の設置部欄が項目別に表示される。そして、それらの項目のうちから家屋内の浴室、キッチン、トイレ等のリフォームをする場所のいずれかを選択する。
例えば、選択項目の内、「浴室工事(システムバス)」を選択した場合は、システムバスに関連した浴室工事の「検索条件入力画面」が開かれる。
図8は「検索条件入力画面」である。ここでは、施工方法、旧浴室・タイプ、システムバス材質、システムバスサイズなどの検索条件項目を選択する。なお、この「検索条件入力画面」は、設置部ごとに行われるが、バス、トイレ、キッチンごとに検索条件項目が異なり、各設置部に適応させた検索条件項目が生じされる。なお、画面には記載されていないが、価格範囲などの条件を入れても良い。
ここで、施工方法において、同サイズ入替では、ユニットバスはサイズ変更がないので、浴室のサイズは問題とならないが、例えば、サイズ変更をする場合は、浴室のサイズとユニットバスのサイズが、メインサーバ4の比較部によって比較される。
システムバスの場合は、規格があるので、浴室の尺度データによって、バスルームの大きさを判定し、例えば、床面積が0.75坪で、システムバスが収容可能であれば、「システムバスサイズ」の欄の左にある三角マークをクリックすると、選択ウインド(図示せず)が開き、例えば、1216サイズ(120cm×160cm)、1217サイズ(120cm×170cm)、1317(130cm×170cm)サイズのものが表示され、それ以上の床面積0.75坪を超えるもの、たとえば1坪以上のシステムバスは、「検索条件入力画面」の欄の「システム・サイズ」の選択から外される。ここでは、1216サイズを選択している。
なお、一般的には、システムバスは、平面の大きさで比較されるが、従来工法において、浴室の形状が矩形でないよう場合、サイズが一定でないような浴室(特に、床面積が小さい)にバスタブが配置されるような場合は、メインサーバ4の比較部によって、浴室とバスタブの大きさが比較できるので、有意義である。また、浴室の尺度データは平面だけでなく、3D空間の凹凸をも認識させるので、バスタブの設置が高さ関係で収納できないのであれば、そのものも検索で除外することも可能である。特に、立体的な面で収納可能である否かを判断できる利点がある。
「検索条件入力画面」において、浴室の壁や床などが未定なものや、該当しない入力項目については空欄状態でよい。システムバスメーカについては図面中は空欄にしているが、好みの指定メーカがあれば、右の三角マークをクリックして、選択ウインドに表示されるシステムバスメーカを1つ若しくは複数を選択する。
「システムバス・材質」の欄では、例えば、人口大理石、ほうろう、FRPなどが表示され、それらのうち1つ若しくは複数を選択する。ただし、材質にこだわらないのであれば、空欄にしておけばよい。「既存利用・配管」の欄では、既存配管の使用の有無を選択する。選択事項の決定が終了したら、検索ボタンをクリックする。ここで、メインサーバ4はDBサーバ17にあるデータから適合するものを検索し、次の「明細重複選択画面」に表示する。この資材の選択はメインサーバ4のDBサーバ17に記憶されているデータから検索される。検索は、DBサーバ17に内蔵された検索手段によって検索される。
「検索条件入力画面」のうち、材質、メーカなどの選択を複数指定したり、空欄(選択せず)を多くした場合は、検索内容に適合する資材が多数表示されるので、ある程度絞り込んで選択する方が好ましい。
図9は、「明細重複選択画面」である。システムバスの選択事項が複数ある場合は、該当する全てのシステムバスが検出されるので、その中から好みのタイプを選択する。こうして、ユーザ端末5のリフォーム業者は、リフォームの依頼者であるエンドユーザの要望を受け、システムバスの資材を選択してもらう。
なお、該当するシステムバスがない場合は、「明細重複選択画面」の右下の戻るボタンをクリックして、前の「検索条件選択画面」に戻り、エンドユーザが許容する範囲で他の条件を改めて選択する。例えば、図8の「検索条件入力画面」にて、システムバスの材質を変更したりメーカ数の選択を増やし、好ましいものがあれば選択する。そして、図9の「明細重複選択画面」に戻る。
システムバスの選択が決定したならば、「明細重複選択画面」の選択欄の四角空欄にチェックを入れて、確定ボタンをクリックすれば、所望の資材が選択される(一次検索機能)。本実施形態では、コード1500990のものが選択されている。
本実施形態の特色として、所望の資材を選択した後に、一時検索された資材の材料費に関連し、付加される工賃などを自動計算する二次検索機能手段がDBサーバ17に設けられている。すなわち、「明細重複選択画面」を確定させると、次に「検索結果確認画面」が開く。
ここでは、「明細重複選択画面」で選択した資材、システムバスルームの設置に付随する工事や、「検索条件入力画面」の既存配管の利用の有無などに関連付けられてメインサーバ4のDBサーバ17から関連するデータが二次検索機能手段によって二次検索される。
本実施形態では、図8の「検索条件入力画面」の「既存利用・配管」において、「利用する」を選択しているので、「既存管繋ぎ」や「既存ガス管繋ぎ」は、工賃のみの見積額が併せて表示される。例えば、配管を新たに交換するような場合は、さらに交換部品の材料費と交換工事の費用を加えた費用が見積額として表示される。
この費用の表示は、資材の費用、資材の取付(若しくは旧資材の取外し)工事費用、該工事費用に関連する材料費などの値段を、上述した積算資料ポケット版などから得られた費用を標準価格として見積額に算出される。この結果は、図13の「検索結果確認画面」に表示され、リフォーム業者は、「検索結果確認画面」に表示されるデータから建築業界及びリフォーム業界の標準価格を見積額としてエンドユーザに提示することができる。よって、エンドユーザは、標準価格でリフォームをリフォーム業者に請負わせることができ、併せて、据付工事(図14参照)なども標準価格を基準にして費用が請求される。よって、標準価格によるリフォーム工事若しくは標準価格に近付けた内容でリフォーム工事が可能になる。
なお、DBサーバ17には、積算資料ポケット版に掲載されている資材や、各メーカのカタログなどに掲載されている資材の標準価格が記憶されているが、全ての資材を掲載することは困難である。また、積算資料ポケット版についても定期的に発行されるので、編集後に新しく販売され資材に対応されていない。
そこで、それらの資材の漏れを防止するため、Webサーバ16では、資材メーカのWebサイトや、資材のカタログを専門にWebで紹介する専門業者のWebページとリンクするように構成している。すなわち、ユーザ端末5では、各資材のカタログが図10に示す「明細編集画面」から、各資材メーカのWebを呼び出すことができる。
「明細編集画面」に表示されているHP連携ボタンをクリックすることで、各メーカやカタログ紹介専門業者のWebサイトからカタログを閲覧できる(図示せず)。よって、図11の「メーカ検索画面」に示すように、ユーザ端末では、例えば、資材の種類の選択(ユニットバスあるいはシステムキッチンかなどの選択)、メーカ毎の選択をすることで、目的とする資材の閲覧が可能となる。
そこに、新たに所望とする資材があれば、図12に示す「連携画面」で入替が可能であり、追加する資材(例えばオプション製品の追加)があれば追加もできる。図12に示すように、ユーザ端末5のモニターでは、カタログの画面と「連携画面」とが左右に同時に映し出されることが好ましい。この際、パンフレットには、積極的にメーカ名、商品名、型番、標準価格などをコピーできるように編集されているものが多く、ユーザ端末5のカタログ画面からそれらの資材の品名、規格仕様、標準価格などをコピーして「連携画面」の品名や標準価格の欄にペーストできるように構成することができる。勿論、手入力でも可能である。また、モニターが2台ある場合は、一方のモニターでカタログ画面を表示し、他方のモニターで「連携画面」を表示することもできる。規格仕様で大きさなどを入力すれば、規格外の大きさであれば、使用不可とする。
このユーザ端末から入力された資材データは、基本的にメインサーバ4に追加登録されるが、メインサーバ4では、未登録リストとしてBDサーバ17に仮り記憶され、改めて作業者がカタログを確認のうえ、誤りがなければ、その他の必要なデータと共にDBサーバ17の資材リストの記憶領域に記憶される。また、DBサーバ17にもともと資材のデータが入力されていたにもかかわらず、追加されたものは、DBサーバ17はもとの状態に維持される。
この資材の入れ替えや追加の結果は、図13の「検索結果確認画面」に反映され、メインサーバ4に設けられたユーザ領域に記憶され、ユーザ端末5によって、変更後の見積もり額が表示される。また、資材の変更が無い場合は、「明細編集画面」を省略して、上述したように、図9の「明細重複選択画面」から、図13の「検索結果確認画面」にスキップして、そこに表示された内容で、見積もり額が表示される。
なお、リフォーム業者は、値引きなどを行う場合、標準価格を変更して資材の提供や工事を行なう場合若しくは標準価格がないものなどはユーザ端末5を用いて、メインサーバ4のユーザ領域によって標準価格の適正価格を入力することができる。
詳しくは、リフォーム業者が標準価格の5%引きで作業を行う場合は、値引き額の5%を指定すれば、標準価格から5%を割り引いた金額を見積書に表示できる。標準価格のないものや、想定範囲外の費用がかかった場合は、ユーザ領域で適正価格や超過価格を併せてエンドユーザへの見積書を作成することもできる。このように、リフォーム業者の独自の見積金額をだすこともでき、これらのデータの変更、加入はDBサーバ17の記憶装置に記憶される。
見積もり金額については見積書として、ユーザ端末5に設けられているプリンタから印刷することができる。
このように、本実施形態では、一次検索機能によって、建築構造物の各設置部について所望の資材を選択するとともに、二次検索機能によって資材を取付ける工事費の見積を標準額に合わせて作成でき、リフォーム業者は見積書の作成の軽減を図ることができる。特に、見積もり書を作成するときには、資材毎に行った手入力を省き、標準価格で工事を行う場合には特に大幅な手間を省くことができる。
図3に示すように、資材の発注についてはメインサーバ4によって商材・資材メーカに発注し、資材の在庫の有無、発送日などがDBサーバ17に記憶される。資材の請求や支払いについては、メインサーバ4を経てリフォーム業者に請求することができ、資材については、商材・資材メーカから直接、エンドユーザ若しくは施工業者に発送される。したがって、メインサーバでは、エンドユーザへの見積書の他にリフォーム業者や施工業者への請求書なども作成される。
なお、資材の発注については、リフォーム業者や施工業者が直接、商材・資材メーカに発注することは、勿論、可能である。
メインサーバ4には、カレンダ機能及び工事の施工順序判断機能が設けられ、資材の発送日、ユーザ端末5を所有する施工業者の作業日程、その他、該施工業者が調整した水道、電気、ガス会社などの各作業者の日程を踏まえた工事の工程表を作成できる。例えば、図14に示すように、作業順に日程を組み、そこに日曜、祝日などの非稼働日があれば、その非稼働日を間に入れ、工事必要期間、資材の納期などから、工事日程の順序に合わせて工程表を作成することができる。また、作業内容で日程の入れ替えなどもできる。
上述したように、本実施形態によれば、メインサーバ4は、建築設備の資材の検索、リフォーム業者への施工業者の紹介・斡旋、メインサーバ4による商材・資材メーカへの資材の発注、リフォーム業者、施工業者からの受注、請求、支払い書の作成、エンドユーザへの標準価格の見積書の作成をすることができる。
次に、本発明の上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、モバイル端末のアプリケーションにより、各設置部の長さを測定したが、本発明の各構造物の尺度データを獲得する手段として、建物を設計したCADデータであってもよい。CADデータがあれば、CADによって設計された建築物、及び建築物内の設備のキッチン、玄関、バス、トイレなどの尺度データが正確に把握できる。
この場合は、図1に示す上記第1の実施形態のデータ計測送信手段2がCADデータを記憶しているパソコンになる。したがって、該パソコンからインターネット6を介してCADデータを書式設定手段3に送信し、該書式設定手段に設けられたデータ変換手段によってデータを送信すれば、上記第1の実施形態と同様に書式設定手段3によって、尺度データをメインサーバ4で使用できるようフォーマットし、インターネット6を介してフォーマット後の各設置部の尺度データをメインサーバ4に送信して資材などの検索が可能になる。
また、他の変形例として、CADデータをメインサーバ4で使用できるように、図1に示す書式設定手段3の尺度データのフォーマット手段をメインサーバ4に内蔵させてもよい。この場合は、フォーマット前の構造物の尺度データをCDやUSBメモリなどの記憶媒体に記憶させ、メインサーバ4に設けられたCDやUSBメモリなどの入力手段によって設置部の尺度メモリを取得し、メインサーバ4に設けたフォーマット手段でフォーマットする。
そして、フォーマット後の尺度データをメインサーバ4のDBサーバ17の記憶装置に記憶させても上記第1の実施形態と同様の効果がある。
以上、本発明を実施形態に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、更に他の変形あるいは変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、書式設定手段3とメインサーバ4の主体が別々の管理者で説明したが、これらの書式設定手段3とメインサーバ4とは、同一の管理者であってもよい。
1 資材支援システム
2 データ計測送信手段
3 書式設定手段
4 メインサーバ
5 ユーザ端末
6 インターネット
8 モバイル端末
10 バスルーム(設置部)
11 バスタブ(資材)
14,16 Webサーバ
15,17 DBサーバ

Claims (8)

  1. Webサーバを有するメインサーバと前記Webサーバとインターネットが可能なユーザ端末とを含み、
    前記メインサーバは、建築構造物の設置部に装着される種々の資材の形状、大きさを含む資材データ、前記資材の標準価格、前記設置部の尺度データを記憶する記憶装置と、
    前記設置部の尺度データと前記資材の形状、大きさを関連付けて、前記設置部に設備可能な資材を選択的に検索する検索手段とを備え、
    前記ユーザ端末は、インターネットにより前記メインサーバへ通信し、前記設置部に装着可能な資材を前記メインサーバによって検索可能な建築設備の資材支援システム。
  2. モバイル端末のジャイロセンサーを用いて前記設置部の尺度データを実測し、該尺度データを前記メインサーバに使用できるよう尺度データをフォーマットする書式設定手段が設けられ、
    フォーマット後の尺度データを前記書式設定手段から前記記憶装置に送信し、フォーマット後の尺度データを前記メインサーバの記憶装置に記憶させるようにした請求項1に記載の建築設備の資材支援システム。
  3. 画像データによって前記設置部の尺度データを実測し、前記メインサーバに画像データを入力し、前記メインサーバに設けた前記書式設定手段によって、画像データを該メインサーバで使用できるようフォーマットし、フォーマット後の尺度データを該メインサーバの記憶装置に記憶させるようにした請求項1に記載の建築設備の資材支援システム。
  4. 前記メインサーバには、前記ユーザ端末によって選択された資材の標準価格、資材の取付工事の標準価格及びこれら以外のこれらに関連する工事関連の標準価格を前記メインサーバの記憶装置に入力し、前記資材の単価及び工事費用の標準価格の合計を、前記メインサーバの演算装置によって演算し、演算結果を見積価格として、ユーザ端末に出力可能とする請求項1〜3のいずれかに記載の建築設備の資材支援システム。
  5. 前記メインサーバには、前記ユーザ端末のユーザ領域を設けるとともに、該ユーザ領域では、資材の標準価格、資材の取付工事の標準価格及びこれら以外の工事関連の標準価格の変更を可能とし、変更後の見積価格を前記ユーザ端末に出力可能とする請求項4に記載の建築設備の資材支援システム。
  6. 前記メインサーバには、カレンダ機能を設け、前記ユーザ端末の所有者の工事日程に合わせて、工事スケジュール表を作成するようにした請求項1〜5のいずれかに記載の建築設備の資材支援システム。
  7. 前記メインサーバには、ユーザ端末に見積もり額を表示するWebページと、資材メーカの資材を紹介するWebサイトとリンクさせる機能を設け、
    前記メインサーバに記憶されていない資材又は工事費用について、前記資材メーカのWebサイト画面に表示される前記資材や工事費用の表示額を前記メーカのWebサイトからコピーし、前記見積もり額を表示するWebページに前記表示額をペースト可能にした請求項4〜6のいずれかに記載の建築設備の資材支援システム。
  8. 前記建築構造物の設置部はリフォームによって前記資材が装着され、
    前記メインサーバの記憶装置には、リフォームを仲介するリフォーム業者及びリフォームを請け負う施工業者のデータがさらに記憶され、
    前記メインサーバを介して、前記リフォーム業者が前記施工業者にリフォーム工事を発注し、
    前記資材は前記メインサーバを介して資材メーカに発注され、該資材メーカからの資材の請求は、前記メインサーバを介して前記リフォーム業者に請求し、
    前記施工業者が請け負った工事費用は、前記メインサーバを介して前記リフォーム業者に請求するようにした請求項1〜7に記載の建築設備の資材支援システム。
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