JP2016136187A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 望遠端における諸収差の発生を軽減することができ、広画角、高ズーム比でズーム全域で良好な光学特性が得られるズームレンズを得ること。
【解決手段】 物体側より像側へ順に、正負正の屈折力の第1ないし第3レンズ群、1つ以上のレンズ群を有する後群より構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、第1レンズ群は3枚のレンズから構成され、材料の部分分散比θgF、材料のアッベ数νdとするとき、第1レンズ群に含まれる正レンズの材料および第3レンズ群に含まれる正レンズの材料および後群のすべてのレンズの材料のアッベ数νdと部分分散比θgFは、
0<θgF−(−1.665×10−7・νd+5.213×10−5・νd−5.656×10−3・νd+0.737)
なる条件式を満足し、広角端における全系の焦点距離fW、第1レンズ群の焦点距離f1を各々適切に設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ等のように固体撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、固体撮像素子や銀塩フィルムを用いた撮像装置は高機能化され、又装置全体が小型化されている。そしてそれに用いる撮影光学系としてはレンズ全長が短く、コンパクト(小型)で、広画角、高ズーム比(高変倍比)のズームレンズであること等が要求されている。
特に球面収差、コマ収差などの単色(短波長)収差の補正に加え、色収差も良好に補正された高解像力のズームレンズであることが要求されている。これらの要求に応えるズームレンズとして、物体側より像側へ順に、正、負、正の屈折力を有する第1、第2、第3レンズ群と、それに続く1つ以上のレンズ群を含む後群を有するポジティブリード型のズームレンズが知られている。ポジティブリード型のズームレンズとして、物体側より像側へ順に、正、負、正、正の屈折力の第1レンズ群乃至第4レンズ群より成る4群ズームレンズが知られている(特許文献1乃至3)。
特許文献1では第1レンズ群を3枚のレンズより構成し、第1レンズ群内の正レンズ、第3レンズ群内の正レンズ、第4レンズ群内のレンズに異常分散性の材料を用い、色収差を良好に補正したズーム比12程度のズームレンズを開示している。特許文献2,3では第1レンズ群を3枚のレンズより構成したズーム比3〜5程度のズームレンズを開示している。
このポジティブリード型の4群ズームレンズにおいて第1レンズ群と第3レンズ群の正レンズの材料に異常分散材料を使用し、色収差(2次スペクトル)を良好に補正したズームレンズが知られている(特許文献4)。また物体側より順に正、負、正、負、正の屈折力のレンズ群より成る5群構成ズームレンズにおいて第3レンズ群に異常分散性を有する材料より成るレンズを用いた色収差を良好に補正したズームレンズが知られている(特許文献5)。
特許文献5は第1レンズ群を3枚のレンズより構成したズーム比10程度のズームレンズを開示している。この他、物体側より像側へ順に正、負、正、正、正の屈折力の5つのレンズ群より成る広画角、高ズーム比のズームレンズが知られている(特許文献6)。特許文献6は第1レンズ群を3枚のレンズより構成したズーム比9.6程度のズームレンズを開示している。
特開2011−28238号公報 特開2013−148780号公報 米国特許公開2012−162780号公報 特開2010−91788号公報 特開2010−32700号公報 特開2004−117826号公報
ポジティブリード型のズームレンズは全系の小型化を図りつつ、広画角化及び高ズーム比化を図ることが比較的容易である。多くのポジティブリード型のズームレンズにおいて、望遠端での焦点距離を長く(長焦点距離化)しつつ、高ズーム比化を図ると望遠側のズーム領域において、球面収差、コマ収差、色収差等の諸収差が多く発生してくる。
一般的に長焦点距離化されたポジティブリードのズームレンズにおいて、軸上光線は第1レンズ群を中心から離れた位置を通る。このため第1レンズ群より、軸上色収差の二次スペクトルや、色による球面収差等が多く発生してくる。色収差を軽減するために第1レンズ群に異常分散性のある材料を用いれば、望遠端において軸上色収差の二次スペクトルを小さくすることが容易となる。しかしながら望遠端において軸上色収差の低減をするために、単に異常分散性のある材料を使用すると、広角端において倍率色収差が増加してくる。
一方、前述したポジティブリード型のズームレンズでは第1レンズ群の大きさがズームレンズ全体の大きさに大きく影響する。このため、ポジティブリード型のズームレンズにおいて、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比で全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得るには、第1レンズ群の屈折力やレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。
この他、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比化を達成するには変倍用の第2レンズ群の屈折力やズーミングに際して移動する第3レンズ群の屈折力等を適切に設定することが重要になってくる。これらの構成を適切に設定しないと、全系の小型化を図りつつ、広画角かつ高ズーム比、しかも望遠端において諸収差を良好に補正し、全ズーム範囲で高い光学性能のズームレンズを得るのが難しくなってくる。
本発明は、望遠端における諸収差の発生を軽減することができ、広画角、高ズーム比でズーム全域で良好な光学特性が得られるズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、1つ以上のレンズ群を有する後群より構成され、ズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、前記第1レンズ群は3枚のレンズから構成され、材料の部分分散比をθgF、材料のアッベ数をνdとするとき、前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料、および、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの材料、および、前記後群に含まれる全てのレンズの材料は、
0<θgF−(−1.665×10−7・νd+5.213×10−5・νd−5.656×10−3・νd+0.737)
なる条件式を満足し、広角端における全系の焦点距離をfW、前記第1レンズ群の焦点距離f1とするとき、
11.0<f1/fW<35.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、望遠端における諸収差の発生を軽減することができ、広画角、高ズーム比でズーム全域で良好な光学特性を有したズームレンズが得られる。
数値実施例1のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例1の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 数値実施例2のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例2の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 数値実施例3のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例3の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 数値実施例4のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例4の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 数値実施例5のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例5の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 数値実施例6のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例6の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 数値実施例7のレンズ断面図 (A),(B),(C) 数値実施例7の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図 本発明の撮像装置の要部概略図 θgF−νdの説明図
以下に本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、開口絞り、正の屈折力の第3レンズ群、1以上のレンズ群を含む後群より構成されている。ズーミングに際しては隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
図1は実施例1のレンズ断面図である。図2(A),(B),(C)は実施例1の広角端(短焦点距離端),中間のズーム位置,望遠端(長焦点距離端)における収差図である。実施例1はズーム比56.6、開口比(Fナンバー)3.50〜7.07程度のズームレンズである。図3は実施例2のレンズ断面図である。図4(A),(B),(C)は実施例2の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例2はズーム比33.6、開口比3.50〜6.42程度のズームレンズである。
図5は実施例3のレンズ断面図である。図6(A),(B),(C)は実施例3の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例3はズーム比94.4、開口比3.50〜7.50程度のズームレンズである。図7は実施例4のレンズ断面図である。図8(A),(B),(C)は実施例4の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例4はズーム比94.3、開口比3.50〜7.50程度のズームレンズである。
図9は実施例5のレンズ断面図である。図10(A),(B),(C)は実施例5の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例5はズーム比100.0、開口比3.50〜7.50程度のズームレンズである。図11は実施例6のレンズ断面図である。図12(A),(B),(C)は実施例6の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例6はズーム比94.1、開口比3.50〜7.50程度のズームレンズである。
図13は実施例7のレンズ断面図である。図14(A),(B),(C)は実施例7の広角端,中間のズーム位置,望遠端における収差図である。実施例7はズーム比94.5、開口比3.50〜7.50程度のズームレンズである。図15は本発明のズームレンズを備えるデジタルスチルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。図16はθgF−νd図の説明図である。
各実施例のズームレンズはビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩フィルムカメラ、TVカメラなどの撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。尚、各実施例のズームレンズは投射装置(プロジェクタ)用の投射光学系として用いることもできる。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。また、レンズ断面図において、iを物体側からのレンズ群の順番とすると、Liは第iレンズ群を示す。LRは1以上のレンズ群を有する後群である。
SPは開口絞りである。Gは光学フィルター、フェースプレート、ローパスフィルター、赤外カットフィルターなどに相当する光学ブロックである。IPは像面である。像面IPは、ビデオカメラやデジタルカメラの撮影光学系としてズームレンズを使用する際には、CCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する。銀塩フィルムカメラの撮影光学系としてズームレンズを使用する際には、フィルム面に相当する。
矢印は広角端から望遠端へのズーミング(変倍)に際して、各レンズ群の移動軌跡と、フォーカシングの際のレンズ群の移動方向を示している。球面収差図において、dはd線(波長587.6nm)、gはg線(波長435.8nm)である。非点収差図でSとMはd線におけるサジタル像面とメリディオナル像面である。歪曲収差はd線について示している。倍率色収差図においてgはg線である。尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用のレンズ群が機構上、光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例はいずれも、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、そして1以上のレンズ群を有する後群LRを有するズームレンズである。そしてズーミングに際しては、各レンズ群の間隔が変化している。
前述したポジティブリード型のズームレンズにおいて全系の小型化を図りつつ、球面収差やコマ収差等を良好に補正するためには、第1レンズ群の屈折力を適切に設定し、かつ第1レンズ群を屈折力に見合った枚数の正レンズを用いることが必要となる。第1レンズ群に用いるレンズの枚数が増加すると、全系が大型化となる。このため、球面収差、コマ収差等を良好に補正できるレンズ枚数にて、軸上色収差を良好に補正するには正レンズの材料に異常分散性の材料を使用するのが良い。
一般に光学材料は縦軸に部分分散比θgFが上方向に大きな値となるように、アッベ数νdを横軸に左方向が大きな値となるようにとった図16に示すグラフ(以下「θgF−νd図」と呼ぶ)上にマッピングさせる。そうすると、ノーマルラインと呼ばれる直線に沿って分布することが知られている。
ここで、材料のアッベ数νdと部分分散比θgFは、g線、F線(486.1nm)、C線(656.3nm)、d線に対する材料の屈折率をそれぞれNg、NF、NC、Ndとする。このとき、
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC)
で表される量である。
一般に諸収差のうち、色による球面収差をバランスさせると軸上色収差量が大きくなる場合がある。このため、軸上色収差の二次スペクトルはできる限り小さい方が良い。この第1レンズ群において、軸上色収差の二次スペクトルを補正するためには、図16のθgF−νd図において、第1レンズ群を構成する正レンズの材料と負レンズの材料を結んだ直線の傾きを緩くすることが必要である。例えば、蛍石のようにアッベ数が大きく、θgF−νd図においてノーマルラインから部分分散比θgFが大きくなる方向の離れた領域にある材料を第1レンズ群内の正レンズに用いるのが良い。
さらに、ランタン系の材料のように、θgF−νd図においてノーマルラインから部分分散比θgFが小さくなる方向の領域にある材料を第1レンズ群内の負レンズに用いるのが良い。このような組み合わせでは第1レンズ群内での正レンズの材料と負レンズの材料を結ぶ直線の傾きがノーマルラインよりも大幅に緩くなり、軸上色収差の二次スペクトルを効果的に補正することができる。
一般に望遠側において軸上色収差を軽減するために異常分散性のある材料を用いると広角端において倍率色収差が増加してくる。特に広角端において倍率色収差の二次スペクトルが増加する。具体的にはg線の倍率色収差が補正過剰となる。異常分散性のある材料を単にズームレンズに使用するだけでは、全ズーム範囲にわたり、色収差を良好に補正し、高い光学性能を得ることは難しい。
本発明のズームレンズでは、色収差を良好に補正するため、このようなノーマルラインから離れた領域にある材料を適切に用いている。更にズームレンズ全体の小型化を図るために、ズームタイプ、各レンズ群の屈折力、そして各レンズ群の屈折力、レンズ構成、ズーミングに際してのレンズ群の移動軌跡などを適切に設定している。
次に各実施例のレンズ構成の特長について説明する。実施例1乃至3のズームレンズは、物体側より像側へ順に、次のとおりである。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、開口絞りSP、正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5よりなる5群構成のズームレンズである。後群LRは第4レンズ群L4と第5レンズ群L5より構成されている。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側に凸状の軌跡で移動し、第2レンズ群L2は像側に移動し、第3レンズ群L3は物体側に移動し、第4レンズ群L4は物体側に移動し、第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡で移動する。実施例1乃至3のズームレンズは、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3の移動により主な変倍を行っている。ズーミングに際して第1レンズ群L1は広角端に比べて望遠端において、物体側に位置するように移動して、広角端におけるレンズ全長を短縮しつつ、大きな変倍比が得られるようにしている。
ここでレンズ全長とは第1レンズ面から最終レンズ面までの距離に空気換算長のバックフォーカスを加えた値である。ポジティブリードのズームレンズでは第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面(前玉)の有効径が、広角側における軸外光線の入射高で決まり、広画角化するほど前玉有効径が大きくなり全系の小型化が困難となる。そのため、広角端においてレンズ全長を短くし、第1レンズ群L1と開口絞りの位置を近づけ、広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群L1を物体側に位置するように移動することで望遠端におけるズーム倍率を確保できるレンズ構成としている。
これにより第1レンズ群の有効径を小さくしている。諸収差のうち球面収差やコマ収差は、第1レンズ群L1に設ける正レンズの枚数を増やすことで補正しやすくなる。しかしながらレンズ枚数が増えると、全系が大型化する。このため第1レンズ群L1を3枚のレンズ構成とし、さらに広角側にてレンズ全長を短くし、最も物体側の第1レンズのレンズ有効径を決める軸外光線の高さを低くする配置にして全系の小型化を図っている。
また、歪曲収差をある程度許容し、電子的に収差を補正する構成とすれば、第1レンズの有効径を小さくすることが容易となり、全系の小型化を図ることができる。また、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1は一旦像側に移動し、その後物体側へ移動する像側に凸状の軌跡で移動する。中間のズーム領域にて第1レンズ群L1と開口絞りSPとの間隔を狭めることにより、第1レンズ群L1の有効径の拡大を防止し、全系の小型化を図っている。
また、ズーミングに際し、広角端に比べ望遠端において第2レンズ群L2が像側に位置するように移動することにより、第2レンズ群L2に大きな変倍効果を持たせている。また、ズーミングに際し、広角端に比べ望遠端において第3レンズ群L3が物体側に位置するように移動することにより、第3レンズ群L3に大きな変倍効果を持たせている。また、ズーミングに際し、開口絞りSPを他の各レンズ群とは異なった軌跡で移動することで、全系の小型化を容易にしている。
ポジティブリードのズームレンズでは第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面の有効径は、広角側における軸外光線の入射高で決まり、広画角化するほど前玉有効径が大きくなる。そこで開口絞りSPの位置を第1レンズ群L1に近づけることによって、第1レンズ群L1の有効径を小さくしている。
このように、広角端と望遠端において、各レンズ群と開口絞りの相対的位置関係を変える構成とすることにより、広角端において第1レンズ群L1の有効径を小さくし、全系の小型化を図りつつ、高ズーム比化を達成している。また、ズーミングに際し、広角端に比べ望遠端において第4レンズ群L4が物体側に位置するように移動することにより、フォーカス用のレンズ群である第5レンズ群L5のフォーカススペースを十分確保している。
第5レンズ群L5は、変倍に伴う像面位置の変動を補正すると共に、物体距離の変動に伴って移動してフォーカシングを行う。各実施例では第1レンズ群L1以外のレンズ群でフォーカシングを行うリヤフォーカス式を採用している。広角端から望遠端へのズーミングに際して第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡で移動することで、第4レンズ群L4と第5レンズ群L5の空間の有効利用を図り、レンズ全長を効果的に短縮している。第5レンズ群L5に関する実線の曲線5aと点線の曲線5bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡である。
また望遠端において、無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印5Cに示す如く第5レンズ群L5を前方に(物体側へ)繰出すことで行っている。
実施例4のズームレンズは、物体側より像側へ順に、次のとおりである。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、開口絞りSP、正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5、正の屈折力の第6レンズ群L6よりなる6群構成のズームレンズである。後群LRは第4レンズ群L4と第5レンズ群L5と第6レンズ群L6より構成されている。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側に凸状の軌跡で移動し、第2レンズ群L2は像側に移動し、第3レンズ群L3は物体側に移動し、第4レンズ群L4は物体側に移動し、第5レンズ群L5は物体側に凸状の軌跡で移動する。第6レンズ群L6は不動である。実施例4は実施例1乃至3に比べて第5レンズ群L5の像側に正の屈折力の第6レンズ群L6を配置していること、ズーミングに際して第6レンズ群を不動としていることが異なっており、この他の構成は略同じである。
本実施例においてズーミングに際して第6レンズ群L6は不動である。全系の小型化を図るため、ズーミングによる各レンズ群の移動量を少なくすると、各レンズ群の屈折力が強くなり、諸収差が増大し、諸収差の補正が困難となる。これに対して本実施例では像面付近に第6レンズ群L6を配置することにより、メカ構造の複雑化することなく、第5レンズ群L5の屈折力を緩め、諸収差を良好に補正している。
実施例5のズームレンズは、物体側より像側へ順に、次のとおりである。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、開口絞りSP、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4よりなる4群構成のズームレンズである。後群LRは第4レンズ群L4より構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側に凸状の軌跡で移動し、第2レンズ群L2は像側に移動し、第3レンズ群L3は物体側に移動し、第4レンズ群は物体側に凸状の軌跡で移動する。
実施例5は実施例1乃至3に比べて第4レンズ群L4が正の屈折力であること、第5レンズ群L5がないこと、第4レンズ群L4にてフォーカシングを行っていること等が異なっており、この他の構成は略同じである。
本実施例において、第4レンズ群L4は、変倍に伴う像面位置の変動を補正すると共に、物体距離の変動に伴って移動してフォーカシングを行う。本実施例では第1レンズ群L1以外のレンズ群でフォーカシングを行うリヤフォーカス式を採用している。
第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡である。望遠端において、無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4Cに示す如く第4レンズ群L4を前方に繰出すことで行っている。
実施例6のズームレンズは、物体側より像側へ順に、次のとおりである。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、開口絞りSP、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4、負の屈折力の第5レンズ群L5よりなる5群構成のズームレンズである。後群LRは第4レンズ群L4と第5レンズ群L5より構成されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側に凸状の軌跡で移動し、第2レンズ群L2は像側に移動し、第3レンズ群L3は物体側に移動し、第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動する。第5レンズ群L5は不動である。
実施例6は実施例1乃至3に比べて第4レンズ群L4が正の屈折力であること、第5レンズ群L5が負の屈折力であること、第4レンズ群L4でフォーカシングを行っていること、ズーミングに際して第5レンズ群L5が不動であること等が異なっている。この他の構成は略同じである。
本実施例においてズーミングに際し、広角端に比べ望遠端において第3レンズ群L3が物体側に位置するように移動させることにより、フォーカスレンズ群である第4レンズ群L4のフォーカススペースを十分確保している。第4レンズ群L4は、変倍に伴う像面位置の変動を補正すると共に、物体距離の変動において移動してフォーカシングを行う。
本実施例では第1レンズ群L1以外のレンズ群でフォーカシングを行うリヤフォーカス式を採用している。ズーミングにおける第4レンズ群L4の移動軌跡を物体側に凸状とすることで、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の空間の有効利用を図り、レンズ全長を効果的に短縮している。
第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡である。また望遠端において、無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4Cに示す如く第4レンズ群L4を前方に繰出すことで行っている。第5レンズ群L5は、ズーミングに際して不動としている。全系の小型化を図るため、ズーミングによる各レンズ群の移動量を少なくすると、各レンズ群の屈折力が強くなり、諸収差が増大し、諸収差の補正が困難となる。
これに対し本実施例では、像面付近に第5レンズ群L5を配置し、メカ構造を複雑化することなく、全系の小型化を図りつつ諸収差を良好に補正している。実施例7のズームレンズは、物体側より像側へ順に、次のとおりである。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、開口絞りSP、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5よりなる5群構成のズームレンズである。後群LRは第4レンズ群L4と第5レンズ群L5より構成されている。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側に凸状の軌跡で移動し、第2レンズ群L2は像側に移動し、第3レンズ群L3は物体側に移動し、第4レンズ群L4は物体側に凸状の軌跡で移動する。第5レンズ群L5は不動である。実施例7は実施例1乃至3に比べて第4レンズ群L4が正の屈折力であること、第4レンズ群L4でフォーカシングを行っていること、ズーミングに際して第5レンズ群L5が不動であること等が異なっており、この他の構成は略同じである。
本実施例においてズーミングに際し、広角端に比べ望遠端において第3レンズ群L3が物体側に位置するように移動させることにより、フォーカスレンズ群である第4レンズ群L4のフォーカススペースを確保している。第4レンズ群L4は、変倍に伴う像面位置の変動を補正すると共に、物体距離の変動において移動してフォーカシングを行う。本実施例では第1レンズ群L1以外のレンズ群でフォーカシングを行うリヤフォーカス式を採用している。
ズーミングにおける第4レンズ群L4の移動軌跡を物体側に凸状とすることで、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の空間の有効利用を図り、レンズ全長を効果的に短縮している。第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡である。また望遠端において、無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4Cに示す如く第4レンズ群L4を前方に繰出すことで行っている。
第5レンズ群L5は、ズーミングに際して不動としている。全系の小型化を図るため、ズーミングによる各レンズ群の移動量を少なくすると、各レンズ群の屈折力が強くなり、諸収差が増大し、諸収差の補正が困難となる。これに対して、本実施例では像面付近に第5レンズ群L5を配置し、メカ構造を複雑化することなく、全系の小型化を図りつつ、諸収差を良好に補正している。
実施例1乃至7のズームレンズにおいて、広画角化及び高ズーム比化を図りつつ、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得るためには次の如く構成している。
第1レンズ群L1は3枚のレンズから構成されている。材料の部分分散比をθgF、材料のアッベ数をνdとする。このとき、第1レンズ群L1に含まれる正レンズの材料、および、第3レンズ群L3に含まれる正レンズの材料、および、後群LRに含まれるすべてのレンズの材料は、
0<θgF−(−1.665×10−7・νd+5.213×10−5・νd−5.656×10−3・νd+0.737) ・・・(1)
なる条件式を満足する。
更に広角端における全系の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離f1とする。このとき、
11.0<f1/fW<35.0 ・・・(2)
なる条件式を満足する。ここで、材料のアッベ数νd、部分分散比θgFは、前述したとおりである。第1レンズ群L1にて発生した諸収差は、第1レンズ群L1以降像面まで続く各レンズ群の横倍率分だけ拡大される。このため、第1レンズ群L1にて発生する諸収差は極力抑える必要がある。
例えば高ズーム比化を図る際に発生する軸上色収差を抑えるためには、図16に示すθgF−νd図において、第1レンズ群内の負レンズと正レンズの材料を結んだ直線の傾きが緩やかにするのが良い。この直線が緩やかなほど、軸上色収差の二次スペクトルを補正するのが容易となる。
各実施例では第1レンズ群L1内の正レンズの材料には、図16のθgF−νd図にてノーマルラインより離れた位置にある異常分散性の材料を使用することで、二次スペクトルを良好に補正している。また、全系の小型化のため、第1レンズ群L1を3枚のレンズ構成としている。第1レンズ群L1の焦点距離を短くしすぎると、諸収差が多く発生するため、第1レンズ群L1を3枚のレンズ構成として、かつ第1レンズ群L1の焦点距離を適切に設定している。
さらに、第1レンズ群L1の像側で軸上光束が広がって入射する第3レンズ群L3の正レンズの材料にも、ノーマルラインから離れた材料を使用すると、軸上色収差の二次スペクトルを良好に補正している。また、望遠端において軸上色収差の二次スペクトルを良好に補正するために、ノーマルラインより離れた位置の材料を第1レンズ群L1と、第3レンズ群L3の正レンズに使用すると、広角端において倍率色収差の二次スペクトルが増加してくる。
そのため、第3レンズ群L3より像側の後群LRのレンズの一部に高分散側にて異常分散性のある材料を使用することで、広角側において倍率色収差の二次スペクトルを良好に補正している。
条件式(1)は以上の理由により、第1レンズ群L1内の正レンズと、第3レンズ群L3内の正レンズ、第3レンズ群L3より像側、即ち後群LRのすべてのレンズの材料の部分分散比θgFを規定している。条件式(1)の左辺が0よりも小さくなると、望遠端において軸上色収差の二次スペクトルが増加してくる。
条件式(2)は広角端における全系の焦点距離と第1レンズ群L1の焦点距離の比を規定している。条件式(2)の上限値を超えて、第1レンズ群L1の焦点距離が長くなると、広角端における全系の焦点距離が短くなりすぎ、倍率色収差の補正が困難となる、あるいは、第1レンズ群L1の焦点距離が長くなるため、望遠端におけるレンズ全長が増大してくる。
条件式(2)の下限値を超えて、第1レンズ群の焦点距離が短くなると、全系の小型化には有利となるが、第1レンズ群L1が3枚のレンズ構成である限りにおいて、球面収差やコマ収差が増大し、これらの諸収差の補正が困難となる。また、広角側における全系の焦点距離が長くなってしまい、所望のズーム比を確保することが困難となる。なお、各実施例において、更に好ましくは、条件式(2)の数値範囲を次の如くするのが良い。
12.0<f1/fW<32.0 ・・・(2a)
また、さらに好ましくは条件式(2a)の数値範囲を次の如く設定するのが好ましい。
12.3<f1/fW<30.0 ・・・(2b)
各実施例では以上の如く構成することにより、広角角、高ズーム比であり、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを得ることができる。
各実施例において更に好ましくは次の条件式のうち1つ以上を満足することがより好ましい。望遠端における全系の焦点距離をfTとする。第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。第3レンズ群L3の焦点距離をf3とする。広角端から望遠端へのズーミングにおける第1レンズ群L1の移動量をM1とする。ここで広角端から望遠端へのズーミングにおけるレンズ群の移動量とは広角端におけるレンズ群の位置と望遠端におけるレンズ群の位置の差をいう。移動量の符号は広角端に比べて望遠端において像側に位置するときを正、物体側に位置するときを負とする。
第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間に開口絞りSPを有し、ズーミングに際し、開口絞りSPは第2レンズ群L2及び第3レンズ群L3とは異なった軌跡で移動する。広角端における開口絞りSPと第3レンズ群L3の間隔をDW、望遠端における開口絞りSPと第3レンズ群L3の間隔をDTとする。第1レンズ群L1に含まれる正レンズの材料のアッベ数をνd1aとする。第2レンズ群L2よりも像側に配置されたレンズ、即ち第3レンズ群L3と後群LRに含まれるレンズの材料のアッベ数をνd3rとする。
第2レンズ群L2よりも像側に配置されたレンズの材料の屈折率の平均値をNaveとする。第2レンズ群L2よりも像側に配置された正レンズの材料のアッベ数をνd3prとする。第2レンズ群L2よりも像側に配置された正の屈折力のレンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数をνd3nrとする。このとき次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
2.00<fT/f1<4.00 ・・・(3)
15.0<|fT/f2|<50.0 ・・・(4)
9.0<fT/f3<28.0 ・・・(5)
−25.0<M1/fW<−3.0 ・・・(6)
3.0<f1/f3<10.0 ・・・(7)
6.0<|f1/f2|<15.0 ・・・(8)
0.20<(DW−DT)/fW<5.00 ・・・(9)
65.0<νd1a<100.0 ・・・(10)
20.0<νd3r<65.0 ・・・(11)
1.5000<Nave<1.5900 ・・・(12)
50.0<νd3pr<60.0 ・・・(13)
20.0<νd3nr<30.0 ・・・(14)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(3)は望遠端における全系の焦点距離と第1レンズ群L1の焦点距離の比を規定している。条件式(3)の上限値を超えて、望遠端における全系の焦点距離が長くなると、球面収差、コマ収差が増大してくる。あるいは第1レンズ群L1の焦点距離が短くなり、球面収差、コマ収差が増大し、これらの諸収差の補正が困難となる。
条件式(3)の下限値を超えて、望遠端における全系の焦点距離が短くなると、所定のズーム比を得るのが困難になる。あるいは第1レンズ群L1の焦点距離が長くなり、ズーミングに際して第1レンズ群L1の移動量が大きくなり、レンズ全長が増大してくる。
条件式(4)は望遠端における全系の焦点距離と第2レンズ群L2の焦点距離の比を規定している。条件式(4)の下限値を超えて第2レンズ群L2の焦点距離が長くなると、所定のズーム比を得るのに第2レンズ群L2の移動量が大きくなり、レンズ全長が増大してくる。条件式(4)の上限値を超えて、第2レンズ群L2の焦点距離が短くなると、第2レンズ群L2の移動量は少なくとも所定のズーム比を得るのが容易となるが、像面湾曲が大きくなりこのときの像面湾曲の補正が困難となる。
条件式(5)は望遠端における全系の焦点距離と第3レンズ群L3の焦点距離の比を規定している。条件式(5)の上限値を超えて、第3レンズ群L3の焦点距離が短くなると、所定のズーム比を得るのが容易となるが、球面収差、コマ収差が増大し、これらの諸収差の補正が困難となる。条件式(5)の下限値を超えて、第3レンズ群L3の焦点距離が長くなると、所定のズーム比を得るのに第3レンズ群L3の移動量が増加し、全系の小型化が困難となる。
条件式(6)は広角端における全系の焦点距離と広角端から望遠端へのズーミングにおける第1レンズ群L1の移動量を規定している。条件式(6)の下限値を超えて、第1レンズ群L1の移動量が大きくなると、望遠端におけるレンズ全長が増大してくる。あるいは、広角端における全系の焦点距離が短くなりすぎて、第1レンズ群の有効径が大きくなり、全系が大型化してくる。
条件式(6)の上限値を超えて、第1レンズ群L1の移動量が小さくなると、第1レンズ群L1の焦点距離が短くなり、球面収差やコマ収差が大きくなりこれらの諸収差の補正が困難となる。あるいは広角端における全系の焦点距離が長くなり、所定のズーム比を確保することが困難となる。
条件式(7)は第1レンズ群L1の焦点距離と第3レンズ群L3の焦点距離の比を規定している。条件式(7)の上限値を超えて、第1レンズ群L1の焦点距離が長くなると、ズーミングに際して第1レンズ群L1の移動量が大きくなり、全系が大型化してくる。あるいは第3レンズ群L3の焦点距離が短くなるため所定のズーム比を得るのは容易になるが、球面収差、コマ収差が増大し、これらの諸収差の補正が困難となる。
条件式(7)の下限値を超えて、第1レンズ群L1の焦点距離が短くなると、球面収差、コマ収差が増大し、これらの諸収差の補正のためにレンズ枚数を増加しなければならなくなり、第1レンズ群L1の有効径が増大してくる。又は第3レンズ群L3の焦点距離が長くなり、全系の小型化を図りつつ、所定のズーム比を得ることが困難となる。
条件式(8)は第1レンズ群L1の焦点距離と第2レンズ群L2の焦点距離の比を規定している。条件式(8)の上限値を超えて第1レンズ群L1の焦点距離が長くなると、ズーミングに際して第1レンズ群L1の移動量が大きくなり、全系が大型化してくる。あるいは第2レンズ群L2の焦点距離が短くなるため所定のズーム比を得るのが容易となるが像面湾曲が増大し、このときの像面湾曲の補正が困難になる。
条件式(8)の下限値を超えて第1レンズ群L1の焦点距離が短くなると、球面収差、コマ収差が増大し、これらの諸収差の補正のためにレンズ枚数を増加しなければならなくなり、第1レンズ群L1の有効径が増大してくる。あるいは、第2レンズ群L2の焦点距離が長くなり、全系の小型化を図りつつ、所定のズーム比を得るのが困難となる。
条件式(9)は広角端と望遠端における開口絞りSPと第3レンズ群L3の間隔を規定している。条件式(9)の上限値を超えて広角端における第3レンズ群L3と開口絞りSPの間隔が大きくなると、開口絞りと第1レンズ群L1が近づくため、第1レンズ群L1の有効径の小型化は容易となるが、第3レンズ群L3の有効径が増大してくる。条件式(9)の下限値を超えて開口絞りSPと第3レンズ群L3の間隔が小さくなると、第1レンズ群L1の有効径が増大してくる。
条件式(10)は第1レンズ群L1内に含まれる正レンズの全ての正レンズの材料のアッベ数を規定している。条件式(10)の下限値を超えてアッベ数が小さくなると、望遠端において軸上色収差が増大してくる。このときの軸上色収差を補正しようとすると、接合レンズ面の曲率がきつくなり、レンズのコバを所定量確保するために、レンズが大型化してくる。条件式(10)の上限値を超えてアッベ数が大きくなると、軸上色収差の補正や全系の小型化が容易となるが、実在する適切な材料が少なくなってくる。
条件式(11)は第2レンズ群L2より像側に配置されたレンズの全てのレンズの材料のアッベ数を規定している。条件式(11)の下限値を超えてアッベ数が小さくなると、広角端において倍率色収差の二次スペクトルの補正は容易になるが、望遠端において軸上色収差が補正不足となる。条件式(11)の上限値を超えてアッベ数が大きくなると、広角端において倍率色収差の二次スペクトルが増加してくる。
条件式(12)は第2レンズ群L2よりも像側に配置されたレンズの全てのレンズの材料の屈折率の平均値を規定している。条件式(12)の上限値を超えて屈折率が大きくなると、材料の選択範囲が多く、収差補正が容易になるが、異常分散特性を持つ材料が少なくなり、色収差の補正が困難となる。条件式(12)の下限値を超えて屈折率が小さくなると、実在する適切な材料が少なくなり、収差補正が困難になってくる。
条件式(13)は第2レンズ群L2よりも像側に配置された正レンズの全ての正レンズの材料のアッベ数を規定している。条件式(13)の上限値を超えてアッベ数が大きくなると、望遠端において倍率色収差を十分に補正することが困難になるため、好ましくない。条件式(13)の下限値を超えてアッベ数が小さくなると、負レンズの材料とのアッベ数の差が小さくなり、色収差を補正するために第2レンズ群L2よりも像側に配置された正レンズの曲率がきつくなる。その結果、レンズのコバ厚が厚くなり、レンズが光軸方向に大型化するため好ましくない。
条件式(14)は第2レンズ群L2よりも像側に配置された正の屈折力のレンズ群に含まれる全ての負レンズの材料のアッベ数を規定している。条件式(14)の上限値を超えてアッベ数が大きくなると、レンズ群内の正レンズの材料とのアッベ数の差が小さくなりすぎる。
その結果、色収差を補正するために第2レンズ群L2よりも像側に配置された正の屈折力のレンズ群に含まれる負レンズのレンズ面の曲率がきつくなる。曲率がきつくなることにより、レンズのコバ厚が厚くなり、レンズが光軸方向に大型化するため好ましくない。また、望遠端における倍率色収差を十分に補正することが困難になるため、好ましくない。
条件式(14)の下限値を超えてアッベ数が小さくなると、望遠端における軸上色収差を十分に補正することが困難になり、広角端における倍率色収差が過剰に補正させるため、好ましくない。なお、各実施例において、好ましくは、条件式(3)乃至(14)の数値範囲を次の如くするのが良い。
2.20<fT/f1<3.80 ・・・(3a)
18.0<|fT/f2|<45.0 ・・・(4a)
10.0<fT/f3<25.0 ・・・(5a)
−23.0<M1/fW<−4.5 ・・・(6a)
3.5<f1/f3<8.0 ・・・(7a)
7.0<|f1/f2|<13.0 ・・・(8a)
0.30<(DW−DT)/fW<4.50 ・・・(9a)
75.0<νd1a<100.0 ・・・(10a)
23.0<νd3r<60.0 ・・・(11a)
1.5200<Nave<1.5800 ・・・(12a)
52.0<νd3pr<59.0 ・・・(13a)
22.0<νd3nr<28.0 ・・・(14a)
また、さらに好ましくは条件式(3a)乃至(14a)の数値範囲を次の如く設定すると、先に述べた各条件式が意味する効果を最大限に得られる。
2.30<fT/f1<3.60 ・・・(3b)
20.0<|fT/f2|<42.0 ・・・(4b)
11.0<fT/f3<23.0 ・・・(5b)
−21.0<M1/fW<−5.5 ・・・(6b)
4.1<f1/f3<7.0 ・・・(7b)
7.5<|f1/f2|<12.5 ・・・(8b)
0.35<(DW−DT)/fW<3.80 ・・・(9b)
80.0<νd1a<100.0 ・・・(10b)
23.5<νd3r<58.0 ・・・(11b)
1.5400<Nave<1.5700 ・・・(12b)
54.0<νd3pr<58.0 ・・・(13b)
23.0<νd3nr<27.1 ・・・(14b)
各実施例では以上のように各要素を構成することにより、広角角、高ズーム比であり、高い光学性能を有し、全系が小型のズームレンズを得ている。ズームレンズ系が広画角タイプの場合、軸外光線の入射高により第1レンズ群L1のレンズ外径(有効径)が決まる。このため、第1レンズ群L1の構成レンズ枚数は少ないほど全系の小型化に有利である。このため各実施例では第1レンズ群L1を3枚のレンズより構成している。さらに、第1レンズ群L1の外径の決まる広角側のレンズ全長を縮めることで前玉における軸外光線の入射高さを低く構成している。
具体的には第1レンズ群L1を物体側より、像側へ順に負レンズ(負の屈折力のレンズ)11、正レンズ(正の屈折力のレンズ)12、正レンズ13より構成している。また、広画角化を図るために第2レンズ群L2を負レンズが先行するレンズ構成としている。具体的には物体側より像側へ順に、負レンズ21、負レンズ22とし、最終レンズが正レンズであるとしている。ズーミングに際して移動する第2レンズ群L2をこのような負レンズが先行する構成にして、広画角化を図っている。
第2レンズ群L2に続く第3レンズ群L3は正の屈折力を有することが望ましい。広角端において、軸上光束は負の屈折力の第2レンズ群L2を通過すると発散光束となる。第2レンズ群L2に続く第3レンズ群L3を正の屈折力とすることで、光束に対して収斂作用を持たせ、後群LRのレンズ有効径を小さくしている。
また、第3レンズ群L3を物体側より像側へ順に、正レンズ31、負レンズ32、正レンズ33より構成している。そして正レンズ31の両レンズ面と、正レンズ33の両レンズ面を非球面形状としている。第3レンズ群L3をトリプレット構成とし、非球面レンズを用いることにより、球面収差やコマ収差等を全ズーム領域にて良好に補正している。
以上のように各実施例では第3レンズ群L3中に効果的に非球面を導入し、更に第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3の屈折力を適切に設定することによって軸外諸収差、特に非点収差・歪曲収差を良好に補正している。特に広画角化、高ズーム比化したときに生ずる球面収差、コマ収差等の諸収差を良好に補正している。
以下、各実施例のズームレンズにおいて条件式(10)、(11)、(13)、(14)に関する各レンズを示す。また後述する表1に各条件式と各レンズを対応して示す。giを物体側から数えた第i番目のレンズとする。実施例1において、g2は正の屈折力の第2レンズ(正レンズ)、g3は正の屈折力の第3レンズである。g8は正の屈折力の第8レンズ、g9は負の屈折力の第9レンズ(負レンズ)、g10は正の屈折力の第10レンズである。g11は負の屈折力の第11レンズ、g12は正の屈折力の第12レンズである。g13は負の屈折力の第13レンズである。
実施例2において、g2は正の屈折力の第2レンズ、g3は正の屈折力の第3レンズである。g7は正の屈折力の第7レンズ、g8は負の屈折力の第8レンズ、g9は正の屈折力の第9レンズである。g10は負の屈折力の第10レンズである。g11は正の屈折力の第11レンズ、g12は負の屈折力の第12レンズである。
実施例3において、g2は正の屈折力の第2レンズ、g3は正の屈折力の第3レンズである。g8は正の屈折力の第8レンズ、g9は負の屈折力の第9レンズ、g10は正の屈折力の第10レンズである。g11は負の屈折力の第11レンズである。g12は正の屈折力の第12レンズ、g13は正の屈折力の第13レンズ、g14は負の屈折力の第14レンズである。
実施例4において、g2は正の屈折力の第2レンズ、g3は正の屈折力の第3レンズである。g8は正の屈折力の第8レンズ、g9は負の屈折力の第9レンズ、g10は正の屈折力の第10レンズである。g11は負の屈折力の第11レンズである。g12は正の屈折力の第12レンズである。g13は正の屈折力の第13レンズ、g14は負の屈折力の第14レンズである。
実施例5において、g2は正の屈折力の第2レンズ、g3は正の屈折力の第3レンズである。g8は正の屈折力の第8レンズ、g9は負の屈折力の第9レンズ、g10は正の屈折力の第10レンズ、g11は負の屈折力の第11レンズ、g12は正の屈折力の第12レンズ、g13は負の屈折力の第13レンズである。
実施例6において、g2は正の屈折力の第2レンズ、g3は正の屈折力の第3レンズである。g8は正の屈折力の第8レンズ、g9は負の屈折力の第9レンズ、g10は正の屈折力の第10レンズ、g11は負の屈折力の第11レンズである。g12は正の屈折力の第12レンズ、g13は正の屈折力の第13レンズ、g14は負の屈折力の第14レンズ、g15は負の屈折力の第15レンズである。
実施例7において、g2は正の屈折力の第2レンズ、g3は正の屈折力の第3レンズである。g8は正の屈折力の第8レンズ、g9は負の屈折力の第9レンズ、g10は正の屈折力の第10レンズ、g11は負の屈折力の第11レンズである。g12は正の屈折力の第12レンズ、g13は負の屈折力の第13レンズである。g14は正の屈折力の第14レンズである。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルカメラ(撮像装置)の実施形態を図15を用いて説明する。図15において、20はデジタルカメラ本体、21は上述の実施例のズームレンズによって構成された撮影光学系である。22は撮影光学系21によって被写体像(像)を受光するCCD等の撮像素子(光電変換素子)、23は撮像素子22が受光した被写体像を記録する記録手段である。24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子22上に形成された被写体像が表示される。このように本発明のズームレンズをデジタルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以下、実施例1〜7に対応する数値実施例1〜7の具体的数値データを示す。各数値実施例において、iは物体側から数えた面の番号を示す。riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径である。diは第i面と第(i+1)面との軸上間隔である。ndi、νdiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数である。最も像側の2つの面はガラスブロックGに相当している。非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正としRを近軸曲率半径、Kを円錐定数、A4,A6,A8を各々非球面係数としたとき、
なる式で表している。*は非球面形状を有する面を意味している。「e−x」は10-xを意味している。BFはバックフォーカスであり、最終レンズ面からの空気換算での距離を示している。また、前述の各条件式と数値実施例との関係を(表1)に示す。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 78.472 1.45 1.91082 35.3
2 50.388 6.25 1.43875 94.9 0.5340
3 -373.473 0.05
4 47.226 3.80 1.49700 81.5 0.5375
5 186.276 (可変)
6 162.252 0.75 1.88300 40.8
7 8.442 4.15
8 82.799 0.60 2.00100 29.1
9 22.472 1.65
10 -53.520 0.60 1.88300 40.8
11 53.520 0.10
12 19.121 2.25 1.95906 17.5
13 1094.485 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 9.520 2.90 1.53160 55.8 0.5684
16* -51.311 2.19
17 29.226 0.40 1.63540 23.9
18 8.369 0.97
19* 21.478 2.20 1.53160 55.8 0.5684
20* -20.493 (可変)
21 -40.597 0.70 1.53530 55.8 0.5625
22 27.827 (可変)
23 24.794 2.85 1.53160 55.8 0.5684
24 -17.332 0.70
25 -17.055 0.50 1.63540 23.9 0.6354
26 -35.122 (可変)
27 ∞ 0.80 1.51633 64.1
28 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第15面
K =-4.12544e-001 A 4=-1.02914e-004 A 6=-1.96462e-006 A 8= 1.61013e-008

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.57823e-005 A 6=-6.98894e-007 A 8= 1.38026e-008

第19面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.27652e-004 A 6= 6.08502e-006 A 8=-1.72904e-007

第20面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.15347e-004 A 6= 4.76577e-006 A 8=-2.38815e-007

各種データ
ズーム比 56.63
広角 中間 望遠
焦点距離 3.71 27.87 210.00
Fナンバー 3.50 5.50 7.07
画角 40.59 7.91 1.06
レンズ全長 97.09 121.05 149.89
BF 10.05 23.29 9.98

d 5 0.75 36.80 68.97
d13 32.30 3.44 1.00
d14 14.13 5.89 0.50
d20 2.64 6.16 9.30
d22 2.16 10.41 25.08
d26 9.03 22.27 8.95
d28 0.50 0.50 0.50


ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 88.71
2 6 -8.64
3 15 16.64
4 21 -30.73
5 23 30.23
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 55.343 0.90 1.90366 31.3
2 35.045 4.80 1.49700 81.5 0.5375
3 -248.514 0.05
4 31.323 2.95 1.49700 81.5 0.5375
5 103.722 (可変)
6 -339.634 0.60 1.83481 42.7
7 7.044 3.99
8 -28.468 0.50 1.80400 46.6
9 27.267 0.05
10 14.147 1.50 2.10205 16.8
11 36.758 (可変)
12(絞り) ∞ (可変)
13* 8.508 2.35 1.53160 55.8 0.5684
14* -72.342 2.57
15 20.857 0.40 1.63540 23.9
16 6.300 0.50
17* 10.887 2.70 1.53160 55.8 0.5684
18* -15.261 (可変)
19 -14.092 0.60 1.53160 55.8 0.5684
20 46.752 (可変)
21 18.710 2.50 1.53160 55.8 0.5684
22 -27.026 0.30
23 -27.069 0.50 1.60737 27.0 0.6338
24 -35.747 (可変)
25 ∞ 0.80 1.51633 64.1
26 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第13面
K =-2.78153e-001 A 4= 1.41445e-004 A 6= 9.18177e-006 A 8= 8.59048e-008

第14面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.67479e-004 A 6= 8.17799e-006

第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.03486e-004 A 6= 5.67518e-006

第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.11873e-004 A 6= 4.46187e-006

各種データ
ズーム比 33.55
広角 中間 望遠
焦点距離 4.47 26.68 149.99
Fナンバー 3.50 5.50 6.42
画角 35.40 8.26 1.48
レンズ全長 73.98 88.82 99.75
BF 6.48 16.93 6.17

d 5 0.85 25.30 40.56
d11 29.76 4.37 1.00
d12 1.88 4.88 -0.00
d18 4.10 5.13 6.97
d20 3.15 4.45 17.29
d24 5.45 15.90 5.14
d26 0.50 0.50 0.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 56.20
2 6 -7.34
3 13 13.34
4 19 -20.30
5 21 23.86
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 83.657 1.45 1.83400 37.2
2 53.531 6.80 1.43875 94.9 0.5340
3 -792.273 0.05
4* 50.059 5.20 1.43875 94.9 0.5340
5* 239.429 (可変)
6 101.301 0.75 1.88300 40.8
7 8.604 4.36
8 73.503 0.60 2.00100 29.1
9 32.334 1.80
10 -27.395 0.60 1.88300 40.8
11 58.485 0.10
12 25.123 1.95 2.10205 16.8
13 -527.225 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 9.365 2.65 1.53160 55.8 0.5684
16* -39.035 2.17
17 37.347 0.40 1.63540 23.9
18 8.903 0.93
19* 21.478 2.20 1.53160 55.8 0.5684
20* -20.493 (可変)
21 -23.207 0.70 1.53160 55.8 0.5684
22 22.246 (可変)
23* 23.894 2.60 1.53160 55.8 0.5684
24 -49.839 0.00
25 53.906 2.90 1.53160 55.8 0.5684
26* -18.119 0.30
27 -20.101 0.50 1.63540 23.9 0.6354
28 -144.920 (可変)
29 ∞ 0.80 1.51633 64.1
30 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.75397e-007 A 6=-1.15168e-009 A 8=-2.66271e-013

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.03810e-007 A 6=-1.66149e-009 A 8= 5.07989e-013

第15面
K =-5.61556e-001 A 4=-1.68101e-004 A 6=-2.90507e-006 A 8=-1.40285e-007

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.79091e-004 A 6=-3.51791e-006 A 8=-5.81167e-008

第19面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.14686e-004 A 6=-1.49394e-006 A 8=-1.83384e-008

第20面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.04524e-004 A 6= 2.08263e-006 A 8=-2.17730e-007

第23面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.23695e-005 A 6= 1.47316e-006 A 8=-1.36070e-008

第26面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.47972e-005 A 6= 2.06567e-006 A 8=-1.99053e-008

各種データ
ズーム比 94.39
広角 中間 望遠
焦点距離 3.71 36.82 350.00
Fナンバー 3.50 6.00 7.50
画角 40.59 6.01 0.63
レンズ全長 99.32 140.31 167.34
BF 8.09 24.32 3.70

d 5 0.75 50.42 78.75
d13 34.28 5.53 0.50
d14 11.57 1.07 0.39
d20 3.05 7.83 9.93
d22 2.57 12.13 35.07
d28 7.07 23.30 2.68
d30 0.50 0.50 0.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 99.46
2 6 -8.47
3 15 15.73
4 21 -21.25
5 23 22.54
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 85.160 1.45 1.83400 37.2
2 54.906 6.50 1.43875 94.9 0.5340
3 -935.688 0.05
4* 52.074 5.20 1.43875 94.9 0.5340
5* 260.670 (可変)
6 105.501 0.75 1.88300 40.8
7 8.348 4.42
8 78.019 0.60 2.00100 29.1
9 35.221 1.74
10 -28.347 0.60 1.88300 40.8
11 56.615 0.10
12 23.975 2.00 2.10205 16.8
13 -687.148 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 9.584 4.20 1.53160 55.8 0.5684
16* -17.704 2.42
17 278.971 0.42 1.63540 23.9
18 8.285 0.63
19* 21.478 2.20 1.53160 55.8 0.5684
20* -20.493 (可変)
21 -15.593 0.70 1.53160 55.8 0.5684
22 53.490 (可変)
23 24.232 1.80 1.53160 55.8 0.5684
24 -64.388 (可変)
25 29.013 1.85 1.53160 55.8 0.5684
26 -33.152 0.30
27 -22.986 0.50 1.63540 23.9 0.6354
28 -27.572 (可変)
29 ∞ 0.80 1.51633 64.1
30 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.75401e-007 A 6=-1.13446e-010 A 8= 4.19478e-014

第5面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.62021e-007 A 6=-1.82957e-011 A 8= 6.32586e-014

第15面
K =-1.74772e-001 A 4=-2.46536e-004 A 6=-1.92974e-006 A 8=-8.07744e-008

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-8.64784e-005 A 6= 5.81204e-007 A 8=-7.45620e-008

第19面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.33572e-004 A 6= 1.40665e-005 A 8= 1.25068e-007

第20面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.08600e-004 A 6= 1.17827e-005 A 8=-6.50393e-008

各種データ
ズーム比 94.32
広角 中間 望遠
焦点距離 3.71 36.10 350.00
Fナンバー 3.50 6.00 7.50
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 100.26 141.33 168.92
BF 2.52 2.52 2.52

d 5 0.75 50.57 82.13
d13 35.15 0.86 1.94
d14 12.64 10.43 -0.00
d20 3.98 5.41 5.76
d22 3.44 9.49 37.06
d24 3.34 23.60 1.08
d28 1.49 1.49 1.49
d30 0.50 0.50 0.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 102.17
2 6 -8.64
3 15 15.85
4 21 -22.63
5 23 33.35
6 25 33.89
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 84.567 1.45 1.83400 37.2
2 54.448 6.60 1.43875 94.9 0.5340
3 -1628.041 0.05
4* 51.053 5.30 1.43875 94.9 0.5340
5* 251.226 (可変)
6 77.086 0.75 1.88300 40.8
7 8.051 4.22
8 89.920 0.60 2.00100 29.1
9 22.800 1.78
10 -30.243 0.60 1.88300 40.8
11 107.006 0.10
12 22.887 1.95 2.10205 16.8
13 -493.773 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 9.434 2.65 1.53160 55.8 0.5684
16* -25.780 2.12
17 30.898 0.40 1.63540 23.9
18 8.081 0.80
19* 21.478 2.20 1.49171 57.4 0.5537
20* -19.313 1.44
21 -26.843 0.70 1.53160 55.8 0.5684
22 50.568 (可変)
23 30.945 3.20 1.53160 55.8 0.5684
24 -15.127 0.38
25 -14.738 0.50 1.63540 23.9 0.6354
26 -28.313 (可変)
27 ∞ 0.80 1.51633 64.1
28 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.61939e-007 A 6=-1.32585e-009 A 8=-3.88799e-013

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.95656e-007 A 6=-1.86674e-009 A 8= 4.64946e-013

第15面
K =-6.76205e-001 A 4=-2.36927e-004 A 6=-6.09964e-006 A 8=-1.91153e-007

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.08758e-004 A 6=-5.53810e-006 A 8=-8.25649e-008

第19面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.10942e-004 A 6= 1.08290e-005 A 8= 3.33026e-007

第20面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.50328e-004 A 6= 1.17827e-005 A 8=-2.56527e-008

各種データ
ズーム比 100.00
広角 中間 望遠
焦点距離 3.50 37.10 350.00
Fナンバー 3.50 6.00 7.50
画角 42.23 5.96 0.63
レンズ全長 94.97 135.88 168.08
BF 9.30 30.31 2.52

d 5 0.75 50.40 83.35
d13 31.57 -1.54 0.67
d14 12.62 7.16 0.38
d22 2.93 11.74 43.36
d26 8.27 29.28 1.49
d28 0.50 0.50 0.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 103.03
2 6 -8.39
3 15 20.19
4 23 31.78
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 83.685 1.45 1.83400 37.2
2 53.801 6.85 1.43875 94.9 0.5340
3 -781.935 0.05
4* 50.547 5.30 1.43875 94.9 0.5340
5* 235.758 (可変)
6 134.345 0.75 1.88300 40.8
7 8.679 4.22
8 66.530 0.60 2.00100 29.1
9 29.030 1.85
10 -27.954 0.60 1.88300 40.8
11 65.455 0.10
12 24.379 2.00 2.10205 16.8
13 -500.835 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 9.731 4.00 1.53160 55.8 0.5684
16* -27.384 1.63
17 32.765 0.40 1.63540 23.9
18 8.336 1.19
19* 21.478 2.20 1.53160 55.8 0.5684
20* -20.493 3.03
21 -16.819 0.70 1.53160 55.8
22 639.876 (可変)
23 34.647 3.00 1.53160 55.8 0.5684
24 -37.739 0.20
25 -95.085 2.85 1.53160 55.8 0.5684
26 -14.875 0.30
27 -14.342 0.50 1.63540 23.9 0.6354
28 -28.333 (可変)
29* -20.000 0.30 1.53160 55.8 0.5684
30 ∞ 0.47
31 ∞ 0.50 1.51633 64.1
32 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.62939e-007 A 6=-7.62248e-010 A 8=-1.34059e-013

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.60958e-007 A 6=-1.08717e-009 A 8= 3.17466e-013

第15面
K =-3.54011e-001 A 4=-2.22297e-004 A 6=-1.79835e-006 A 8=-1.20993e-007

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.89235e-004 A 6=-1.24730e-006 A 8=-7.89022e-008

第19面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.42825e-004 A 6= 1.00457e-005 A 8=-1.86681e-007

第20面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.70494e-004 A 6= 9.19936e-006 A 8=-2.32429e-007

第29面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.88954e-003 A 6=-1.30225e-004 A 8= 3.02865e-006

各種データ
ズーム比 94.06
広角 中間 望遠
焦点距離 3.72 37.80 350.00
Fナンバー 3.50 6.00 7.50
画角 40.50 5.85 0.63
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 99.30 134.64 167.48
BF 1.25 1.25 1.25

d 5 0.75 48.33 79.94
d13 35.96 2.03 0.48
d14 9.61 2.21 -0.02
d22 2.69 10.11 40.96
d28 4.98 26.64 0.80
d32 0.45 0.45 0.45

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 100.16
2 6 -8.63
3 15 20.02
4 23 27.30
5 29 -37.62
数値実施例7
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF
1 90.297 1.45 1.83400 37.2
2 56.644 6.45 1.43875 94.9 0.5340
3 -900.452 0.05
4* 48.047 5.70 1.43875 94.9 0.5340
5* 238.987 (可変)
6 81.338 0.75 1.88300 40.8
7 8.232 4.38
8 62.165 0.60 2.00100 29.1
9 24.048 1.97
10 -29.428 0.60 1.88300 40.8
11 89.311 0.10
12 24.064 1.95 2.10205 16.8
13 -630.638 (可変)
14(絞り) ∞ (可変)
15* 8.973 3.55 1.53160 55.8 0.5684
16* -27.475 1.73
17 47.933 0.40 1.63540 23.9
18 8.482 0.72
19* 21.478 2.20 1.53160 55.8 0.5684
20* -20.493 3.70
21 -20.196 0.70 1.53160 55.8 0.5684
22 33.581 (可変)
23* 23.028 3.15 1.53160 55.8 0.5684
24* -16.237 0.70
25 -16.739 0.50 1.63540 23.9 0.6354
26 -35.250 (可変)
27 50.000 1.50 1.53160 55.8 0.5684
28 -50.000 0.50
29 ∞ 0.50 1.51633 64.1
30 ∞ (可変)
像面 ∞
非球面データ
第4面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.31992e-007 A 6=-5.89439e-010 A 8=-1.76533e-013

第5面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.02130e-009 A 6=-7.48287e-010 A 8= 2.48210e-013

第15面
K =-3.06427e-001 A 4=-1.80863e-004 A 6=-4.21709e-006 A 8= 1.95664e-007

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.77235e-004 A 6= 5.42641e-006 A 8= 1.16455e-007

第19面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.47093e-004 A 6= 2.62320e-005 A 8= 1.09066e-007

第20面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.61243e-004 A 6= 1.65729e-005 A 8= 1.09909e-008

第23面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.89447e-005 A 6= 2.98776e-006 A 8=-7.78674e-008

第24面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.54698e-005 A 6= 3.09922e-006 A 8=-7.57926e-008

各種データ
ズーム比 94.46
広角 中間 望遠
焦点距離 3.71 36.64 350.00
Fナンバー 3.50 6.00 7.50
画角 40.62 6.04 0.63
像高 3.18 3.88 3.88
レンズ全長 97.75 137.92 167.11
BF 1.33 1.33 1.33

d 5 0.75 49.05 80.00
d13 33.19 3.66 0.50
d14 11.71 3.26 0.05
d22 3.28 11.09 40.15
d26 4.63 26.67 2.23
d30 0.50 0.50 0.50

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 99.61
2 6 -8.57
3 15 19.99
4 23 27.83
5 27 47.27
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群 L5 第5レンズ群 L6 第6レンズ群
SP 開口絞り LR 後群

Claims (15)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、1つ以上のレンズ群を有する後群より構成され、ズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
    前記第1レンズ群は3枚のレンズから構成され、材料の部分分散比をθgF、材料のアッベ数をνdとするとき、前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料、および、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの材料、および、前記後群に含まれる全てのレンズの材料は、
    0<θgF−(−1.665×10−7・νd+5.213×10−5・νd−5.656×10−3・νd+0.737)
    なる条件式を満足し、
    広角端における全系の焦点距離をfW、前記第1レンズ群の焦点距離f1とするとき、
    11.0<f1/fW<35.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 望遠端における全系の焦点距離をfTとするとき、
    2.00<fT/f1<4.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 望遠端における全系の焦点距離をfT、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
    15.0<|fT/f2|<50.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 望遠端における全系の焦点距離をfT、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
    9.0<fT/f3<28.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項のズームレンズ。
  5. 広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第1レンズ群の移動量をM1とするとき、
    −25.0<M1/fW<−3.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
    3.0<f1/f3<10.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
    6.0<|f1/f2|<15.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間に開口絞りを有し、ズーミングに際し、前記開口絞りは、前記第2レンズ群および前記第3レンズ群とは異なる軌跡で移動し、広角端における前記開口絞りと前記第3レンズ群の間隔をDW、望遠端における前記開口絞りと前記第3レンズ群の間隔をDTとするとき、
    0.20<(DW−DT)/fW<5.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項のズームレンズ。
  9. 前記第1レンズ群に含まれる正レンズの材料のアッベ数をνd1aとするとき、前記第1レンズ群に含まれる全ての正レンズは、
    65.0<νd1a<100.0

    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項のズームレンズ。
  10. 前記第2レンズ群よりも像側に配置されたレンズの材料のアッベ数をνd3rとするとき、前記第2レンズ群よりも像側に配置された全てのレンズは、
    20.0<νd3r<65.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項のズームレンズ。
  11. 前記第2レンズ群よりも像側に配置されたレンズの材料の屈折率の平均値をNaveとするとき、
    1.5000<Nave<1.5900
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項のズームレンズ。
  12. 前記第2レンズ群よりも像側に配置された正レンズの材料のアッベ数をνd3prとするとき、前記第2レンズ群よりも像側に配置された全ての正レンズは、
    50.0<νd3pr<60.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項のズームレンズ。
  13. 前記第2レンズ群よりも像側に配置された正の屈折力のレンズ群に含まれる負レンズの材料のアッベ数をνd3nrとするとき、前記第2レンズ群よりも像側に配置された正の屈折力のレンズ群に含まれる全ての負レンズは、
    20.0<νd3nr<30.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項のズームレンズ。
  14. 広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第1レンズ群は像側に凸状の軌跡で移動することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項のズームレンズ。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子を有することを特徴とする撮像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124324A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2019113763A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社タムロン ズームレンズおよび撮像装置
JP2020074051A (ja) * 2020-02-19 2020-05-14 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

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