JP2016133559A - ペリクル用支持枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明基板から支持枠を取り外すときに、支持枠の変形を抑制することができるペリクル用支持枠を提供する。【解決手段】アルミニウム合金製の枠体10の表面10aにペリクル膜2が接着され、枠体10の裏面10bに透明基板Mが接着されるペリクルP用支持枠1である。枠体10の裏面10bには、枠体10の周方向に延びる凹溝20が形成されるとともに、枠体10の外周面10cから凹溝20の内面に至る通気孔30が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ペリクル用支持枠に関する。
液晶パネルの製造工程の中には、フォトマスクやレティクルと呼ばれる透明基板に描かれた回路パターンをガラス基板上に塗布したレジストに転写するフォトリソグラフィー工程が含まれている。
前記したフォトリソグラフィー工程では、透明基板に埃等の異物が付着していると、レジストに転写される回路パターンが不鮮明になることから、透明基板にはペリクルと呼ばれる防塵カバーが被せられている(例えば、特許文献1)。
ペリクルは、透明基板に描かれた回路パターンの全体を囲う支持枠と、この支持枠の表面に覆設された透光性のペリクル膜と、を備えている。そして、支持枠の裏面は透明基板に接着される。
特許第5619436号公報
前記したペリクルは、資源の有効利用や製造コストの観点から再利用することが望ましい。しかしながら、従来は、支持枠に引張力を加えて、支持枠を透明基板から引き離しており、支持枠が変形してしまう可能性が高いため、支持枠の再利用が難しいという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、透明基板から支持枠を取り外すときに、支持枠の変形を抑制することができるペリクル用支持枠を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、アルミニウム合金製の枠体を有し、前記枠体の表面にペリクル膜が接着され、前記枠体の裏面に透明基板が接着されるペリクル用支持枠である。前記枠体の裏面には、前記枠体の周方向に延びる凹溝が形成されるとともに、前記枠体の外周面から前記凹溝の内面に至る通気孔が少なくとも一つ形成されている。
本発明の支持枠を透明基板から取り外すときには、通気孔を通じて凹溝内に空気を送り込むことによって凹溝内の気圧を高めるとよい。このようにすると、凹溝内の圧力によって、枠体の裏面を透明基板から離し易くなる。また、凹溝は、枠体の周方向に延びているため、枠体の一部に圧力が集中するのを防ぐことができる。
また、通気孔を通じて、接着剤の溶解液を凹溝内に流し込み、支持枠と透明基板とを接着している接着層を溶解した後に、凹溝内の気圧を高めて、支持枠を透明基板から取り外してもよい。
このように、本発明では、支持枠を透明基板から取り外すときに、枠体を透明基板から離れる方向に押すことができるため、枠体の変形を抑制することができる。したがって、支持枠を再利用することができる。
前記した支持枠において、凹溝を枠体の裏面の全周に連続して形成した場合には、凹溝内に空気を送り込んだときに、枠体の裏面全体に均等に圧力が作用するため、枠体の変形をより効果的に抑制することができる。
なお、前記した支持枠では、複数の前記凹溝を前記枠体の周方向に並設し、前記各凹溝に少なくとも一つの前記通気孔を連通させてもよい。
前記したペリクル用支持枠において、前記枠体の各辺に前記通気孔を形成した場合には、凹溝内の気圧をバランス良く高めることができるため、枠体の変形をより効果的に抑制することができる。
前記したペリクル用支持枠において、前記凹溝の底面に有底のピット穴を形成し、前記通気孔を前記ピット穴の内周面に開口させた場合には、通気孔の径を凹溝の深さよりも大きく形成することができるので、空気の供給効率を高めることができる。
前記したペリクル用支持枠において、前記ピット穴の底面を前記通気孔よりも前記枠体の表側に形成した場合には、ピット穴の底面が通気孔よりも深い位置に配置されるため、ピット穴の内周面に通気孔の軸断面全体を確実に開口させることができる。
前記したペリクル用支持枠においては、前記通気孔を前記枠体の高さ方向の中央に形成することが望ましい。
この構成では、通気孔の内周面から枠体の表面までの肉厚と、通気孔の内周面から枠体の裏面までの肉厚とを均等に確保することができるため、枠体の曲げ剛性の低下を抑えることができる。
前記したペリクル用支持枠において、前記枠体の外周面から内周面に至る貫通孔を形成した場合には、支持枠にペリクル膜および透明基板を接着した後に、支持枠の内部空間と外部空間とに圧力差が生じるのを防ぐことができる。
本発明のペリクル用支持枠を使用すれば、支持枠を透明基板から取り外すときに、枠体の変形を抑制することができるため、支持枠を再利用することができる。ひいては、資源を有効利用するとともに、製造コストを低減することができる。
本発明の実施形態に係るペリクルおよび透明基板を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るペリクルおよび透明基板を示した側断面図である。 本発明の実施形態に係る支持枠を示した模式的な平面図である。 本発明の実施形態に係る支持枠を示した模式的な底面図である。 (a)は本実施形態の支持枠を示した模式的な側面図、(b)はA−A断面図、(c)はB−B断面図、(d)はC−C断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、本実施形態の各図面では、支持枠の構成を分かり易く説明するために、支持枠の各部を適宜に模式的に示している。
以下の説明において、前後左右および表裏とは、支持枠を分かり易く説明するために設定したものであり、支持枠の構成および使用状態を特定するものではない。
本実施形態の支持枠1は、図1に示すように、ペリクルPに用いられるものである。本実施形態のペリクルPは、液晶パネルを製造するときのフォトリソグラフィー工程において、透明基板M(フォトマスク)の表面Maに塵等が付着するのを防ぐための防塵カバーである。
本実施形態のペリクルPは、例えば、横の寸法が700mm以上、縦の寸法が400mm以上の大型の液晶パネルの製造に適用することが好ましい。
ペリクルPは、透明基板Mに描かれた回路パターン(図示せず)の全体を囲う支持枠1と、支持枠1の表面に覆設されたペリクル膜2と、を備えている。
支持枠1は、平面視で長方形の枠体10を有している。枠体10は、アルミニウム合金材を加工して得られたものである。
枠体10は、前後一対の横枠部11,11と、左右一対の縦枠部12,12と、によって構成されている。横枠部11および縦枠部12の軸断面は長方形に形成されている。
両横枠部11,11は、枠体10の長辺となる部分であり、両縦枠部12,12は、枠体10の短辺となる部分である。
ペリクル膜2は、10μm以下のニトロセルロース或いはセルロース誘導体やフッ素ポリマー等の透明な高分子膜である。ペリクル膜2は、平面視で長方形に形成されており、支持枠1の外形と同じ形状となっている。
ペリクル膜2は、図2に示すように、接着層4を介して枠体10の表面10aに接着される。ペリクル膜2を枠体10の表面10aに接着したときには、ペリクル膜2によって枠体10の表面10a全体が覆われる。
また、枠体10の裏面10bには粘着剤が付着され、枠体10の裏面10bは粘着層5を介して透明基板Mの表面Maに接着される。
枠体10には、図4に示すように、裏面10bに形成された凹溝20と、凹溝20に連通する複数の通気孔30と、複数の貫通孔40と、複数の治具穴50と、が形成されている。
凹溝20は、枠体10の周方向に延びており、枠体10の裏面10bの全周に連続して形成されている。凹溝20の軸断面は長方形に形成されている(図5(d)参照)。
凹溝20は、横枠部11の裏面10bにおいて前後方向の中央(横枠部11の幅方向の中央)に形成されるとともに、縦枠部12の裏面10bにおいて左右方向の中央(縦枠部12の幅方向の中央)に形成されている。
横枠部11の裏面10bには、四つのピット穴21が左右方向に並設され、縦枠部12の裏面10bには、二つのピット穴21,21が前後方向に並設されている。
ピット穴21は、凹溝20の底面に形成された有底の円形穴である。図5(b)に示すように、ピット穴21の底面21aは、枠体10の高さ方向の中央よりも表側に配置されている。本実施形態では、ピット穴21の底面21aは、後記する通気孔30よりも表側に配置されている。
図4に示すように、横枠部11の四つのピット穴21のうち、中央寄りの二つのピット穴21,21は、横枠部11の左右方向の中央(長手方向の中央)の左右両側に配置されている。また、横枠部11の四つのピット穴21のうち、端部寄りの二つのピット穴21,21は、横枠部11の左右両端部に配置されている。
縦枠部12の二つのピット穴21,21は、縦枠部12の前後方向の中央(長手方向の中央)の前後両側に配置されている。
通気孔30は、図5(b)に示すように、枠体10の外周面10cからピット穴21の内周面に貫通している円形孔である。通気孔30は、枠体10の高さ方向の中央に配置されている。
ピット穴21の底面21aは、通気孔30よりも表側に配置されており、通気孔30の軸断面全体がピット穴21の内周面に開口している。
図4に示すように、前後の横枠部11,11には、それぞれ四つの通気孔30が形成され、左右の縦枠部12,12には、それぞれ二つの通気孔30が形成されている。
このように、本実施形態の支持枠1では、枠体10の各辺に通気孔30が形成されている。すなわち、凹溝20の各辺に複数の通気孔30が連通しており、凹溝20に対して十二個の通気孔30が連通している。
貫通孔40は、図5(c)に示すように、横枠部11の外周面10cから内周面10dに貫通している。貫通孔40は、図5(a)に示すように、枠体10の高さ方向の中央に配置されている。
図3に示すように、前後の横枠部11,11にそれぞれ四つの貫通孔40が形成されている。すなわち、枠体10には八つの貫通孔40が形成されている。
横枠部11の四つの貫通孔40のうち、中央寄りの二つの貫通孔40,40は、横枠部11の四つのピット穴21のうち、中央寄りの二つのピット穴21,21の間に並設されている。
また、横枠部11の四つの貫通孔40のうち、端部寄りの二つの貫通孔40,40は、横枠部11の四つのピット穴21のうち、横枠部11の左側の領域または右側の領域において、隣り合う二つのピット穴21,21の間に配置されている。
治具穴50は、横枠部11の外周面10cに形成された有底の円形穴である(図4参照)。治具穴50には、支持枠1の製造時やペリクルP(図1参照)の使用時に、支持枠1を保持する把持装置の治具(ピン)が挿入される。
前後の横枠部11,11にそれぞれ四つの治具穴50が形成されている。横枠部11の四つの通気孔30のうち、外側の通気孔30の左右両側に二つの治具穴50,50が形成されている。
本実施形態の支持枠1では、治具穴50が横枠部11の左右両端部に形成されているため、治具穴50を横枠部11の左右方向の中央に形成した場合に比べて、治具によって支持枠1を保持したときの横枠部11のたわみを抑制することができる。
本実施形態では、図5(a)に示すように、枠体10の高さ方向の中央に治具穴50が配置されているが、治具穴50の高さは限定されるものではなく、使用する治具に応じて治具穴50の高さや形状が設定される。
本実施形態のペリクルPでは、図2に示すように、枠体10の表面10aに接着層4を介してペリクル膜2が接着されている。また、枠体10の裏面10bは粘着層5を介して透明基板Mに接着される。
ペリクルPを透明基板Mに接着すると、ペリクル膜2と透明基板Mとの間に支持枠1が介在され、透明基板Mの表面Maから離れた位置にペリクル膜2が配置される。
また、ペリクルPでは、支持枠1の枠体10に貫通孔40(図3参照)が形成されている。したがって、枠体10の表裏をペリクル膜2および透明基板Mによって塞いだ状態でも、枠体10の内部空間が貫通孔40を通じて外部空間に連通しているため、枠体10の内部空間と外部空間とに圧力差が生じるのを防ぐことができる。
次に、ペリクルPを透明基板Mから取り外す手順について説明する。
図2に示すように、ペリクルPが透明基板Mに接着された状態で、各通気孔30を通じて、接着剤の溶解液を凹溝20内に流し込む。これにより、溶解液によって粘着層5が溶解される。
続いて、通気孔30の外周面10c側の開口部に、通気管6の先端部を接続する。このとき、各通気管6は図示しない送気装置に連結されている。
送気装置によって各通気孔30を通じて凹溝20内に空気が送り込まれると、凹溝20内の気圧が高くなる。このようにして、凹溝20内の圧力によって、枠体10を透明基板Mから離れる方向に押すことで、ペリクルPを透明基板Mから引き剥がして取り外すことができる。
なお、図2に示すように、支持枠1にペリクル膜2および透明基板Mを接着するときには、ペリクル膜2を枠体10の表面10aに接着してペリクルPが形成した後に、枠体10の裏面10bに粘着層5を介して透明基板Mを重ねる。
以上のような支持枠1では、図2に示すように、各通気孔30から凹溝20内に空気を送り込み、凹溝20内の気圧を高めることで、枠体10の裏面10bを透明基板Mから離し易くなる。
これにより、支持枠1を透明基板Mから取り外すときに、枠体10の変形を抑制することができるため、支持枠1を再利用することができる。
そして、支持枠1を繰り返し利用することで、資源を有効利用するとともに、液晶パネルの製造コストを低減することができる。
また、支持枠1では、図4に示すように、凹溝20が枠体10の裏面10bの全周に連続して形成されるとともに、枠体10の各辺に通気孔30が形成されている。
したがって、凹溝20内に空気を送り込んだときに、枠体10の裏面10b全体に均等に圧力が作用し、凹溝20内の空気の気圧をバランス良く高めることができるため、枠体10の変形をより効果的に抑制することができる。
また、支持枠1では、図5(b)に示すように、通気孔30がピット穴21の内周面に開口しており、通気孔30の径を凹溝20の深さよりも大きく形成することができるので、空気の供給効率を高めることができる。
また、支持枠1では、ピット穴21の底面21aが通気孔30よりも深い位置(表側の位置)に配置されているため、ピット穴21の内周面に通気孔30の軸断面全体を確実に開口させることができる。
また、支持枠1では、図5(a)に示すように、各通気孔30が枠体10の高さ方向の中央に形成されている。この構成では、通気孔30の内周面から枠体10の表面10aまでの肉厚と、通気孔30の内周面から枠体10の裏面10bまでの肉厚とを均等に確保することができるため、枠体10の曲げ剛性の低下を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態では、図4に示すように、凹溝20が枠体10の全周に連続して形成されているが、複数の凹溝20を枠体10の周方向に並設し、各凹溝20に通気孔30を連通させてもよい。
また、通気孔30および貫通孔40の数や配置は限定されるものではなく、枠体10の大きさに合わせて適宜に設定される。
また、本実施形態では、図5(a)に示すように、通気孔30、貫通孔40および治具穴50が枠体10の高さ方向の中央に形成されているが、枠体10の高さ方向の中央からずれた位置に形成してもよい。
1 支持枠
2 ペリクル膜
4 接着層
5 粘着層
6 通気管
10 枠体
10a 表面
10b 裏面
10c 外周面
10d 内周面
11 横枠部
12 縦枠部
20 凹溝
21 ピット穴
21a 底面
30 通気孔
40 貫通孔
50 治具穴
M 透明基板
P ペリクル

Claims (7)

  1. アルミニウム合金製の枠体を有し、
    前記枠体の表面にペリクル膜が接着され、前記枠体の裏面に透明基板が接着されるペリクル用支持枠であって、
    前記枠体の裏面には、前記枠体の周方向に延びる凹溝が形成されるとともに、
    前記枠体の外周面から前記凹溝の内面に至る通気孔が少なくとも一つ形成されていることを特徴とするペリクル用支持枠。
  2. 前記枠体の各辺に前記通気孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のペリクル用支持枠。
  3. 前記凹溝の底面には、有底のピット穴が形成されており、
    前記通気孔は、前記ピット穴の内周面に開口していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のペリクル用支持枠。
  4. 前記ピット穴の底面は、前記通気孔よりも前記枠体の表側に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のペリクル用支持枠。
  5. 前記通気孔は、前記枠体の高さ方向の中央に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のペリクル用支持枠。
  6. 前記枠体の外周面から内周面に至る貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のペリクル用支持枠。
  7. 複数の前記凹溝が前記枠体の周方向に並設されており、
    前記各凹溝に少なくとも一つの前記通気孔が連通していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のペリクル用支持枠。
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