JP2016133453A - 堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム - Google Patents

堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016133453A
JP2016133453A JP2015009579A JP2015009579A JP2016133453A JP 2016133453 A JP2016133453 A JP 2016133453A JP 2015009579 A JP2015009579 A JP 2015009579A JP 2015009579 A JP2015009579 A JP 2015009579A JP 2016133453 A JP2016133453 A JP 2016133453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compost
maturity
wavelength
spectrum
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015009579A
Other languages
English (en)
Inventor
梢 松川
Kozue Matsukawa
梢 松川
久里 裕二
Yuuji Kuri
裕二 久里
徳介 早見
Tokusuke Hayami
徳介 早見
理映子 水内
Rieko Mizuuchi
理映子 水内
佐野 誠一郎
Seiichiro Sano
誠一郎 佐野
宗一郎 上野
Soichiro Ueno
宗一郎 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015009579A priority Critical patent/JP2016133453A/ja
Publication of JP2016133453A publication Critical patent/JP2016133453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】堆肥の熟成度を、より短時間で精度良く判定することができる堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の堆肥熟成判定装置は、画像取得部と、生成部と、判定部とを持つ。画像取得部は、堆肥を撮像した画像を取得する。生成部は、画像取得部により取得された画像における光の波長のスペクトルデータを生成する。判定部は、生成部により生成されたスペクトルデータに基づいて、堆肥の熟成度を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラムに関する。
有機農法等による作物の生育において、堆肥は重要な肥料源であるが、十分熟成していない堆肥を肥料として用いると、作物の生育障害を引き起こす場合がある。
このため、従来、堆肥の熟成度は、目視や触覚、嗅覚等の人間の経験則に基づいた方法で判断されていた。この結果、人間の経験不足等により堆肥の熟成度の判定結果がばらつく場合があった。
これに対し、堆肥の熟成度を化学分析によって定量的に判定する技術が既に知られている。しかしながら、化学分析による堆肥の熟成度の判定は、長い時間を要する場合が多かった。
特開2006−145313号公報
本発明が解決しようとする課題は、堆肥の熟成度を、より短時間で精度良く判定することができる堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラムを提供することである。
実施形態の堆肥熟成判定装置は、画像取得部と、生成部と、判定部とを持つ。画像取得部は、堆肥を撮像した画像を取得する。生成部は、画像取得部により取得された画像における光の波長のスペクトルデータを生成する。判定部は、生成部により生成されたスペクトルデータに基づいて、堆肥の熟成度を判定する。
第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200を含む堆肥熟成度判定システム1の構成の概略の一例を示す図。 第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200の機能構成の一例を示す図。 第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200によって実行される処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200によって処理された結果の画像を示す図。 光の波長のスペクトルデータの一例を示す図。 光の波長のスペクトルデータの他の例を示す図。 光の波長のスペクトルデータの他の例を示す図。 光の波長のスペクトルデータの他の例を示す図。 光の波長のスペクトルデータの他の例を示す図。 堆肥Cの熟成の計年数ごとに熟成指標CMの値を示した図。 熟成させる処置が施された直後の堆肥Cの撮像画像から生成されたカラーマップの一例を示す図。 熟成2か月の堆肥Cの撮像画像から生成されたカラーマップの一例を示す図。 熟成6か月の堆肥Cの撮像画像から生成されたカラーマップの一例を示す図。 異なる熟成のタイミングで生成されたカラーマップ上の種々の面積比の一例を示した図。
以下、実施形態の堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200を含む堆肥熟成度判定システム1の構成の概略の一例を示す図である。本実施形態における堆肥熟成度判定システム1は、堆肥Cを撮像し、撮像した画像から、堆肥Cの熟成の程度を示す熟成度を定量的に評価するシステムである。本実施形態における堆肥Cは、例えば、有機物が微生物によって分解された肥料である。そのため、堆肥の熟成度は、有機物の分解の度合と同じ傾向を有すると考えられる。
堆肥熟成度判定システム1は、例えば、撮像装置100と、堆肥熟成度判定装置200とを備える。撮像装置100と堆肥熟成度判定装置200とは、有線または無線により接続されている。
撮像装置100は、例えば、遮光壁110の内部に、撮像部120と、光源130とを収容する。遮光壁110には、例えば、堆肥Cの撮像時にフレアや迷光等の影響を抑制する反射防止膜がコーティングされている。撮像部120は、例えば、近赤外から近紫外まで検知領域を拡大したハイパースペクトルカメラである。以下、撮像部120により撮像されて生成された画像を、単に「撮像画像」と記載する。なお、撮像部120は、撮像時に特定波長を抽出することができる分光フィルタを有していてもよい。分光フィルタは、例えば、IR(InfraRed)フィルタやUV(UltraViolet)フィルタ等である。
光源130は、例えば、白色光を照射する発光ダイオードや蛍光灯、白熱電球等である。なお、光源130は、後述する所定の波長を有するスペクトルデータを撮像部120に生成させることができるものであれば、どのような光源であってもよい。光源130は、例えば、特定波長のみを照射可能なレーザ光学系で構成されていてもよい。
堆肥熟成度判定装置200は、撮像部120から堆肥Cの撮像画像を取得し、取得した撮像画像における光の波長のスペクトルデータを生成し、生成したスペクトルデータに基づいて、撮像部120の撮像対象である堆肥Cの熟成度を判定する。以下、図を参照して堆肥熟成度判定装置200の構成について説明する。
図2は、第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200の機能構成の一例を示す図である。堆肥熟成度判定装置200は、制御部210と、表示部220と、記憶部230とを備える。制御部210の機能部のうち一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部230に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
表示部220は、例えば、液晶ディスプレイや、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどの表示装置を含む。表示部220は、種々の演算結果を示す画像を表示するように制御部210によって制御される。なお、表示部220は、USB等のハードウェアインターフェースによって堆肥熟成度判定装置200に接続される他の汎用装置(スマートフォンやタブレット端末等)または専用装置により実現されてもよい。
記憶部230は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶媒体(非一時的な記憶媒体)や、RAM(Random Access Memory)やレジスタなどの揮発性の記憶媒体を有する。記憶部230は、例えば、後述するスペクトルデータや、画素グループ、閾値Th、熟成指標CM、撮像画像、堆肥Cの種別を示す識別情報、各種マップ等の情報が記憶されるように制御される。なお、これら情報は、堆肥Cの種別を示す識別情報に対応付けられていてもよい。
制御部210は、例えば、画像取得部212と、生成部214と、判定部216とを備える。画像取得部212は、撮像部120から撮像画像を取得する。
生成部214は、画像取得部212により取得された撮像画像における光の波長のスペクトルデータを生成する。生成部214は、スペクトルデータを生成する際、例えばクラスタリング処理等によって、同程度(類似)のスペクトル値を有する画素をグループ化すると好適である。この場合、生成部214は、グループ化した画素(以下、「画素グループ」と称する)ごとにスペクトルデータを生成する。
判定部216は、生成部214により生成されたスペクトルデータのうち、所定の波長のスペクトル値の強度に基づいて、堆肥の熟成度を判定する。例えば、判定部216は、予め定めた所定の波長のスペクトル値が閾値以上となった(或いは閾値未満となった)場合に、堆肥が十分に熟成されたと判定してよい。
また、判定部216は、例えば、一画素における複数のスペクトルデータのうち、少なくとも3種類の波長におけるスペクトル値に基づいて、堆肥の熟成度を判定するための指標(以下、「熟成指標CM」と称する)を算出し、算出した熟成指標CMに基づいて堆肥の熟成度を判定してもよい。以下、数式を参照して熟成指標CMの算出処理について説明する。
判定部216は、例えば、生成部214により生成されたスペクトルデータから、波長λ1のスペクトル値Rλ1と、波長λ2のスペクトル値Rλ2と、波長λ3のスペクトル値Rλ3とを選択する。判定部216は、選択したスペクトル値Rλ1〜Rλ3を、数式(1)に代入することにより熟成指標CMを算出する。これらスペクトル値Rλ1〜Rλ3の大小関係は、例えば、Rλ1>Rλ2>Rλ3である。
判定部216は、算出した熟成指標CMと閾値Thとの比較を行い、堆肥の熟成度を判定する。例えば、判定部216は、熟成指標CMが閾値Th以上となった場合に、堆肥が十分に熟成されたと判定する。上記の式(1)から分かるように、熟成指標CMは、短い波長のスペクトル値が高くなるほど低くなる傾向で、且つ長い波長のスペクトル値が高くなるほど高くなる傾向で算出される。
(各機能部の詳細な説明)
図3は、第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。まず、画像取得部212は、シャーレ上の堆肥を上部から撮像した際に取得された撮像画像を撮像部120から取得する(ステップS100)。図4は、第1の実施形態における堆肥熟成度判定装置200によって処理された結果の画像を示す図である。図4の左図は、堆肥Cが撮像された可視光領域の画像を示している。
次に、生成部214は、画像取得部212により取得された撮像画像における光の波長のスペクトルデータを生成する(ステップS102)。生成部214は、例えば、類似するスペクトル値を有する画素をグループ化し、画素グループごとにスペクトルデータを生成する。生成部214は、画素グループごとに生成したスペクトルデータのスペクトル値を、ユーザが認識可能な輝度値(例えばRGB)に置換したマップ(カラーマップ)を生成する。生成部214は、生成したカラーマップを撮像画像に重畳させて表示部220に表示させる。図4の中図は、カラーマップが重畳された撮像画像を示している。
次に、判定部216は、少なくとも3種類の波長におけるスペクトル値に基づいて、一画素ごとに前述した熟成指標CMを算出する(ステップS104)。判定部216は、一画素ごとに算出した熟成指標CMの値を白黒の輝度値に置換したマップ(グレーマップ)に生成する。判定部216は、ユーザが目視によってスペクトルの傾向を認識できるように、生成したグレーマップを表示部220に表示させる。図4の右図は、グレーマップを示している。
図5〜9は、図3のステップS102において生成される、光の波長のスペクトルデータの一例を示す図である。いずれかの図示の例において、縦軸は、スペクトルの強度を表し、横軸は、スペクトルの波長(例えば単位[nm])を表している。また、それぞれの図には、クラスタリング処理を行った画素グループを、クラスター1〜10として示している。
例えば、熟成させる処置が施された直後の堆肥Cの撮像画像から生成部214が生成するスペクトルデータは、例えば図5に示すものとなる。また、堆肥Cの熟成を開始してから1年後に撮像された撮像画像から生成部214が生成するスペクトルデータは、例えば図6に示すものとなる。
以下同様に、熟成2年後の堆肥Cの撮像画像から生成部214が生成するスペクトルデータは、例えば図7に示すものとなる。また、熟成3年後の堆肥Cの撮像画像から生成部214が生成するスペクトルデータは、例えば図8に示すものとなる。また、熟成4年後の堆肥Cの撮像画像から生成部214が生成するスペクトルデータは、例えば図9に示すものとなる。
生成部214により生成されるこれら5つのスペクトルデータを比較すると、以下の傾向を導くことができる。例えば、堆肥Cの熟成の計年数に応じて、クラスター1とクラスター2との強度の差の変化が大きい。また、堆肥Cの熟成の計年数に応じて、クラスター1とクラスター3との強度の差の変化が大きい。
そのため、ユーザは、熟成指標CMを算出する際に用いる波長λ1〜λ3を、上述した感度の高いクラスター1〜3のスペクトル値のピークに対応する波長に予め設定しておく。なお、熟成指標CMを算出する際に用いる波長λ1〜λ3は、実験やシミュレーション等による結果に基づいて、適宜変更されてもよい。
また、ユーザは、熟成指標CMを算出する際に用いる波長λ1〜λ3を、以下の値に設定してもよい。例えば、熟成指標CMを算出する際に用いる波長λ1〜λ3は、堆肥Cの原料に含まれる植物の色素(例えばクロロフィル)の光の吸収スペクトルに基づいた値(例えば400〜460nmと、630〜680nmと)、或いは堆肥Cの原料に含まれる植物の構成要素(例えば細胞壁)の光の反射スペクトルに基づいた値(例えば750nm程度)に決定される。
以下、上述した、いずれかのスペクトル値の設定方法に基づいた値によって算出された熟成指標CMの値を例示する。
図10は、堆肥Cの熟成の計年数ごとに熟成指標CMの値を示した図である。熟成指標CMの値は、堆肥Cの熟成年数の増加に伴って、例えば、二次関数、または指数関数的に増加する。
図10に示す傾向に基づき、判定部216は、熟成指標CMの値が閾値Th以上か否か判定し、熟成指標CMの値が閾値Th以上である場合に、堆肥Cが熟成されていると判定する(ステップS106)。閾値Thは、例えば、予め実験等により十分に熟成されたことが判っている堆肥Cを撮像してスペクトルデータを求めることにより、算出することができる。また、判定部216は、複数の閾値を用いて、堆肥Cの熟成度を段階的に判定してもよい。
以上説明した第1の実施形態の堆肥熟成度判定装置200によれば、堆肥Cを撮像した撮像画像を取得し、取得した撮像画像における光の波長のスペクトルデータを生成し、生成したスペクトルデータに基づいて熟成指標CMを算出し、算出した熟成指標CMに基づいて堆肥Cの熟成度を判定することにより、堆肥の熟成度を、より短時間で精度良く判定することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態の堆肥熟成度判定装置200について説明する。第2の実施形態の堆肥熟成度判定装置200では、判定部216の処理が第1の実施形態と相違する。従って、係る相違点を中心に説明し、共通する部分についての説明は省略する。
判定部216は、時系列に取得された撮像画像から生成されたカラーマップを比較することで、前述したマップ上に特定波長のスペクトル値が閾値Th以上の画素PIX4が出現したか否か判定する。特定波長とは、第1の実施形態で説明した熟成指標CMの値が閾値Th以上になった際に、一定値(例えば50)以上の強度で初めてスペクトル値が出現する波長である。以下、特定波長をλ4とする。
判定部216は、例えば、特定波長λ4のスペクトル値が閾値Th以上の画素PIX4が出現したと判定した場合、堆肥Cが熟成されていると判定する。なお、これ以降の説明において、上述した波長λ1〜3のスペクトル値と対応する画素を、それぞれ画素PIX1、画素PIX2、画素PIX3とする。
図11は、熟成させる処置が施された直後の堆肥Cの撮像画像から生成されたカラーマップの一例を示す図である。また、図12は、熟成2か月の堆肥Cの撮像画像から生成されたカラーマップの一例を示す図である。また、図13は、熟成6か月の堆肥Cの撮像画像から生成されたカラーマップの一例を示す図である。図示の例では、熟成6か月後に初めて波長λ4と対応したスペクトル値の画素PIX4が出現する。このため、判定部216は、画素PIX4の出現に応じ、熟成6か月の堆肥Cが熟成されていると判定する。
また、判定部216は、全画素の面積と、上述した画素PIX1〜3のうちのいずれかとの面積比に基づいて、堆肥Cの熟成度を判定してもよい。
また、図14は、異なる熟成のタイミングで生成されたカラーマップ上の種々の面積比の一例を示した図である。判定部216は、例えば、全画素の面積と、画素PIX1の面積との面積比が、所定比(50%)以下になった場合、堆肥Cが熟成されていると判定する。なお、判定部216は、画素PIX1〜4間の面積比に基づいて、堆肥Cの熟成度を判定してもよい。
以上説明した第2の実施形態の堆肥熟成度判定装置200によれば、上述した実施形態同様に、堆肥の熟成度を、より短時間で精度良く判定することができる。
以下に、その他の実施例(変形例)について記載する。
堆肥熟成度判定装置200は、上述した熟成度判定方法に加え、更に、堆肥Cの粒子の状態に基づいて、堆肥Cの熟成度を判定してもよい。堆肥熟成度判定装置200は、例えば、撮像画像を2値化して、堆肥Cの粒子だけを抽出するマスクを生成する。堆肥熟成度判定装置200は、生成したマスクに基づいて堆肥の粒子径を算出する。これによって、堆肥熟成度判定装置200は、堆肥Cの粒子の状態を判定することができる。この結果、堆肥熟成度判定装置200は、堆肥の熟成度を、より精度良く判定することができる。
また、堆肥熟成度判定装置200の処理の一部または全部は、撮像部120が行ってもよいし、他の制御装置が行ってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、堆肥Cを撮像した撮像画像を取得し、取得した撮像画像における光の波長のスペクトルデータを生成し、生成したスペクトルデータに基づいて熟成指標CMを算出し、算出した熟成指標CMに基づいて堆肥Cの熟成度を判定することにより、堆肥の熟成度を、より短時間で精度良く判定することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…堆肥熟成度判定システム、100…撮像装置、110…遮光壁、120…撮像部、130…光源、200…堆肥熟成度判定装置、210…制御部、212…画像取得部、214…生成部、216…判定部、220…表示部、230…記憶部、C…堆肥

Claims (11)

  1. 堆肥を撮像した画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された画像における光の波長のスペクトルデータを生成する生成部と、
    前記生成部により生成されたスペクトルデータに基づいて、前記堆肥の熟成度を判定する判定部と、
    を備える堆肥熟成度判定装置。
  2. 前記判定部は、前記生成部により生成されたスペクトルデータのうち、所定の波長のスペクトル値の強度に基づいて、前記堆肥の熟成度を判定する、
    請求項1記載の堆肥熟成度判定装置。
  3. 前記判定部は、短い波長のスペクトル値が高くなるほど低くなる傾向で、且つ長い波長のスペクトル値が高くなるほど高くなる傾向で、前記堆肥の熟成の程度を示す指標値を算出する、
    請求項1または2記載の堆肥熟成度判定装置。
  4. 前記判定部は、少なくとも3種類の波長におけるスペクトル値に基づいて、前記堆肥の熟成の程度を示す指標値を算出する、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の堆肥熟成度判定装置。
  5. 前記判定部は、第1の波長のスペクトル値と、第2の波長のスペクトル値とを加算し、第3の波長のスペクトル値を減算した値を、前記第1の波長のスペクトル値と、第2の波長のスペクトル値と、第3の波長のスペクトル値との合計で除算することで、前記堆肥の熟成の程度を示す指標値を算出し、前記算出した指標値に基づいて、前記堆肥の熟成の程度を示す熟成度を判定し、
    前記第3の波長は、前記第1の波長および前記第2の波長よりも短い、
    請求項4記載の堆肥熟成度判定装置。
  6. 前記生成部は、前記画像においてスペクトル値が類似する画素をグループ化した画素グループごとにスペクトルデータを生成し、
    前記判定部は、前記生成部により生成された画素グループごとのスペクトルデータに基づいて、前記堆肥の熟成の程度を示す熟成度を判定する、
    請求項1から5のうちいずれか1項記載の堆肥熟成度判定装置。
  7. 前記判定部は、前記生成部により生成されたスペクトルデータのうち、所定の波長のスペクトル値が出現するのに応じて、前記堆肥の熟成度を判定する、
    請求項1から6のうちいずれか1項記載の堆肥熟成度判定装置。
  8. 前記判定部は、前記画像から認識される前記堆肥の粒子径および粒子の状態に基づいて、前記堆肥の熟成の程度を示す熟成度を判定する、
    請求項1から7のうちいずれか1項記載の堆肥熟成度判定装置。
  9. 堆肥の一部または全部を撮像する撮像部と、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載の堆肥熟成度判定装置と、
    を備える堆肥熟成度判定システム。
  10. 堆肥の画像を取得し、
    前記取得した堆肥の画像に基づいて、前記画像のスペクトルを取得し、
    前記取得したスペクトルに基づいて、前記堆肥の熟成の程度を示す熟成度を判定する、
    堆肥熟成度判定方法。
  11. コンピュータに、
    堆肥の画像を取得させ、
    前記取得した堆肥の画像に基づいて、前記画像のスペクトルを取得させ、
    前記取得したスペクトルに基づいて、前記堆肥の熟成の程度を示す熟成度を判定させるための、
    堆肥熟成度判定プログラム。
JP2015009579A 2015-01-21 2015-01-21 堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム Pending JP2016133453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015009579A JP2016133453A (ja) 2015-01-21 2015-01-21 堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015009579A JP2016133453A (ja) 2015-01-21 2015-01-21 堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016133453A true JP2016133453A (ja) 2016-07-25

Family

ID=56437915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015009579A Pending JP2016133453A (ja) 2015-01-21 2015-01-21 堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016133453A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021502574A (ja) * 2017-11-10 2021-01-28 クリニカイ インコーポレイテッド 便試料から疾病のスペクトルバイオマーカーおよびパターンを検出するためのシステム、構成物および方法
KR20220126056A (ko) * 2021-03-08 2022-09-15 충북대학교 산학협력단 음식물류 폐기 건조물의 유기 농업 자재 내 혼입 여부 측정 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006201184A (ja) * 1999-07-08 2006-08-03 Nokodai Tlo Kk 土壌測定支援方法並びに散布量制御装置及び方法並びに散布量決定装置並びに農作業決定支援システム並びに記録媒体
US8367420B1 (en) * 2010-02-08 2013-02-05 Bowling Green State University Method and system for detecting sulfur in soil from reflected light
JP2013050406A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Fujitsu Ltd 成熟度判定プログラム、成熟度判定装置及び成熟度判定方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006201184A (ja) * 1999-07-08 2006-08-03 Nokodai Tlo Kk 土壌測定支援方法並びに散布量制御装置及び方法並びに散布量決定装置並びに農作業決定支援システム並びに記録媒体
US8367420B1 (en) * 2010-02-08 2013-02-05 Bowling Green State University Method and system for detecting sulfur in soil from reflected light
JP2013050406A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Fujitsu Ltd 成熟度判定プログラム、成熟度判定装置及び成熟度判定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021502574A (ja) * 2017-11-10 2021-01-28 クリニカイ インコーポレイテッド 便試料から疾病のスペクトルバイオマーカーおよびパターンを検出するためのシステム、構成物および方法
KR20220126056A (ko) * 2021-03-08 2022-09-15 충북대학교 산학협력단 음식물류 폐기 건조물의 유기 농업 자재 내 혼입 여부 측정 방법
KR102481218B1 (ko) * 2021-03-08 2022-12-26 충북대학교 산학협력단 음식물류 폐기 건조물의 유기 농업 자재 내 혼입 여부 측정 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Xu et al. Multispectral imaging and unmanned aerial systems for cotton plant phenotyping
US10304179B2 (en) Maturity determination device and maturity determination method
RU2758914C2 (ru) Система и способ для захвата измерительных изображений измеряемого объекта
KR102383183B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 시스템, 및, 프로그램
KR102273115B1 (ko) 현미경 이미지 내에서 각각의 세포를 분류 및 식별하는 방법 및 시스템
US9909978B2 (en) Maturity determination device and maturity determination method
JP2019537180A5 (ja)
CN106503724A (zh) 分类器生成装置、有缺陷/无缺陷确定装置和方法
Sabrol et al. Intensity based feature extraction for tomato plant disease recognition by classification using decision tree
Pani et al. MorphoNeuroNet: an automated method for dense neurite network analysis
Diago et al. On‐the‐go assessment of vineyard canopy porosity, bunch and leaf exposure by image analysis
JP2008064534A (ja) 細胞画像処理装置および細胞画像処理方法
Sunoj et al. Sunflower floral dimension measurements using digital image processing
BR112019007519B1 (pt) Método e sistema para detecção de vírus de batata em uma imagem de colheita e suporte legível por computador
EP3316184A1 (en) Program generating device, program generating method, and generating program
Wouters et al. Multispectral detection of floral buds for automated thinning of pear
Petrellis Mobile application for plant disease classification based on symptom signatures
JPWO2020080045A5 (ja)
JP2016133453A (ja) 堆肥熟成度判定装置、堆肥熟成度判定システム、堆肥熟成度判定方法、および堆肥熟成度判定プログラム
Liu et al. Automatic detection and classification of dental fluorosis in vivo using white light and fluorescence imaging
Anderegg et al. Combining high-resolution imaging, deep learning, and dynamic modeling to separate disease and senescence in wheat canopies
JP6772150B2 (ja) 水中試験における線虫およびその他の生物に対する有効成分の活性を測定する装置および方法
JP7087390B2 (ja) 診断支援装置、画像処理方法及びプログラム
Ibarra et al. Determination of Leaf Degradation Percentage for Banana leaves with Panama Disease Using Image Segmentation of Color Spaces and OpenCV
JP2018169390A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170315

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170911

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180724