JP2016132546A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成でトレイ本体よりも大きいサイズのシートを検出可能なシート給送装置を提供する。【解決手段】手差しシート給送装置は、シートPが積載されるトレイ本体111を有する手差しトレイ110を備える。手差しシート給送装置は、手差しトレイ110に積載されたシートPを搬送する搬送手段と、手差しトレイ110に積載されたシートPと接触部124が接触することで出力する信号が切り換わる第1検出手段Aと、第1検出手段Aから出力された信号に基づいて手差しトレイ110に積載されたシートPのサイズを検出する制御手段と、を備える。第1検出手段Aは、トレイ本体111のうちシートPの搬送方向上流側の端部111a近傍に接触部124が位置するようにトレイ本体111に配設される。【選択図】図12

Description

本発明は、積載されたシートを給送するシート給送装置及びシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式等を用いた画像形成装置では、複数枚収納されたシートを順次画像形成部に向けて給送するシート給送装置が設けられている。シート給送装置から給送されたシートは、レジストレーション手段でシートの姿勢が補正され、画像形成部により画像が形成される。
シート給送手段としては、定型サイズのシートを収納する給紙カセットからシートを給送する方式と、給紙カセットには収容できないサイズのシートや少数枚のシートに画像形成をするために、手差しによりトレイにセットされたシートを給送する方式とがある。近年、給紙カセットは、画像形成装置の本体の正面から着脱可能に設けられ、500枚から2000枚程度の大量のシートを収納して連続的にシートの給送を可能としている。また、手差しによりシートをトレイ(手差しトレイ)にセットして給送する手差しシート給送装置は、画像形成装置の本体の側面に設けられており、必要に応じて、手差しトレイを開放して50枚から100枚程度のシートをセットして給送可能としている。
手差しシート給送装置に設けられているシートを積載するための手差しトレイは、省スペースや操作性向上の観点から、トレイ本体の幅方向の長さが、使用頻度の高いA4サイズやB5サイズのシートの長さと同程度とされるのが一般的である。また、トレイ本体には、補助トレイがトレイ本体から引出し可能に設けられている。この補助トレイは、A3サイズ等のトレイ本体よりもシートの搬送方向の長さが長い大サイズのシートを積載する場合に、シートのうちトレイ本体からはみ出した部分を支持するように構成されている。また、手差しトレイには、用途に応じて様々なサイズのシートがセットされる。このため、画像形成装置では、シートへの画像形成を行う前に、手差しトレイ上に載置されたシートのサイズを画像形成装置の制御手段に認識させ、シートのサイズを確定してから画像形成部にシートを給送することが一般的である。
手差しトレイのトレイ本体よりシートの搬送方向の長さが長い大サイズのシートのサイズを画像形成装置の制御手段に認識させる方法として、補助トレイにシートの搬送方向のサイズを検出するための検出部を配置した構成が提案されている(特許文献1参照)。しかし、この構成では、トレイ本体から補助トレイを引き出さずに手差しトレイ上に大サイズのシートが載置された場合に、補助トレイ上の検出部でシートの検出ができないため、シートのサイズを画像形成装置の制御手段に認識させることができない。そこで、補助トレイをトレイ本体から引き出さない状態でも大サイズのシートのサイズを認識できるようにした構成が提案されている(特許文献2参照)。これは、補助トレイを引き出さずにトレイ本体よりも大サイズのシートが手差しトレイに載置された場合に、シートがトレイ本体からはみ出て垂れ下がるため、シートのトレイ本体から垂れ下がった部分を検知する非接触型のセンサをトレイ本体に設けている。
特開2004−231410号公報 特開2011−225293号公報
特許文献2に記載の発明においては、手差しトレイ上に、補助トレイを引き出さない状態でトレイ本体よりも大きなシートが載置された場合でも、シートのサイズを認識できるが、非接触型のセンサは一般に高価であり、コストアップしてしまう問題があった。
そこで、本発明は、安価な構成でトレイ本体よりも大きいサイズのシートを検出可能なシート給送装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るシート給送装置は、シートが積載されるトレイ本体を有し、前記トレイ本体におけるシートの搬送方向の長さよりも長いシートを積載可能なシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを給送するシート給送手段と、前記シート積載手段に積載されたシートと接触部が接触することで信号を出力する検出手段と、前記検出手段から出力された信号に基づいて前記シート積載手段に積載されたシートのサイズを検出する制御手段と、を備え、前記検出手段は、前記トレイ本体のうちシートの搬送方向の上流側の端部近傍に前記接触部が位置するように前記トレイ本体に配設される、ことを特徴とする。
本発明によると、トレイ本体のうちシートの搬送方向上流側の端部近傍に接触部が位置するように、シートのサイズを検出する検出手段が配設される。このため、本発明のシート給送装置は、安価な構成で、補助トレイを延長しない状態でトレイ本体よりも大きいサイズのシートが積載された場合でも、シートを検出することがでる。
本発明の実施形態の画像形成装置を示す概略側面図。 本発明の実施形態の手差しシート給送装置の構成を示す概略側面図。 (a)は、本発明の実施形態の手差しトレイを示す斜視図、(b)は、手差しトレイに設けられた補助トレイを延長した状態を示す斜視図。 本発明の実施形態の第1検出フラグを示す斜視図。 本実施の実施形態のトレイ本体に第1検出フラグ及び第2検出フラグを配設した状態を示す斜視図。 (a)は、本発明の実施形態のサイド規制板を示す正面図、(b)は、サイド規制板を動かした状態を示す正面図。 本発明の実施形態の画像形成装置の制御手段の構成を示す制御ブロック図。 (a)は、本発明の実施形態の手差しシート給送装置にA6Rサイズのシートを積載した状態を示す概略側面図、(b)は手差しシート給送装置にA6Rサイズのシートを積載した状態を示す概略正面図。 (a)は、本発明の実施形態の手差しシート給送装置にA4Rサイズのシートを積載した状態を示す概略側面図、(b)は手差しシート給送装置にA4Rサイズのシートを積載した状態を示す概略正面図。 (a)は、本発明の実施形態の手差しシート給送装置にA3サイズのシートを積載した状態を示す概略側面図、(b)は手差しシート給送装置にA3サイズのシートを積載した状態を示す概略正面図。 本発明の実施形態の手差しシート給送装置にトレイ本体のシートの搬送方向の長さよりも大きいサイズのシートを積載した状態を示す概略側面図。 (a)は、本発明の実施形態の第1検出フラグがシートに接触しない状態を示す側面図、(b)は、第1検出フラグがシートに接触した状態を示す側面図、(c)は、第1検出フラグの動作の軌跡を示す側面図。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図12に沿って説明する。なお、本発明は、シート給送装置を備える限りにおいて、実施形態の構成の一部又は全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施可能である。つまり、本発明は、中間転写体に接する像担持体が3つ以下又は5つ以上の画像形成装置でも実施可能である。また、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えることで、プリンタ、各種印刷機、複写機、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機等に適用可能である。
<画像形成装置の一連の動き>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。図1に示す画像形成装置201は、フルカラーのレーザービームプリンタ(以下、画像形成装置201を「プリンタ201」と記載)である。図1は、プリンタ201を正面から見た断面図であり、ユーザは、プリンタ201の正面側(前側)から各種の操作を行う。プリンタ201は、プリンタ本体201Aと、プリンタ本体201A内に設けられ、シートに画像を形成する画像形成部201Bと、シートに形成した画像を定着する定着部220と、を備えている。さらに、プリンタ201は、プリンタ本体201Aの上方に略水平に設置された上部装置である画像読取装置202を備えており、画像読取装置202とプリンタ本体201Aとの間に、シート排出用の排紙空間Sが形成されている。また、プリンタ201は、プリンタ本体201Aの下部に給紙カセット方式のシート給送装置230が設けられ、排紙空間Sの下方にトナーカートリッジ215が設けられている。そして、プリンタ本体201Aの右側面には、シートの搬送路中でジャム等により停止しているシートを除去できるように右扉221が開閉自在に設けられている。また、プリンタ201は、右扉221にシート給送装置としての手差しシート給送装置100を備えている。
画像形成部201Bは、4ドラムフルカラー方式を採用しており、レーザースキャナ210と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ211を備えている。プロセスカートリッジ211は、感光体としての感光体ドラム212、帯電手段としての帯電器213、現像手段としての現像器214及びクリーニング手段としてのクリーナ(不図示)を備えている。また、画像形成部201Bは、プロセスカートリッジ211の上方に中間転写ユニット201Cと、定着部220と、現像器214にトナーを供給するトナーカートリッジ215と、を備えている。
中間転写ユニット201Cは、駆動ローラ216a及びテンションローラ216bに巻き掛けられた像担持体としての中間転写ベルト216を備えている。また、中間転写ユニット201Cは、中間転写ベルト216の内側に設けられ、感光体ドラム212に対向した位置で中間転写ベルト216の内面に当接する1次転写ローラ219を備えている。中間転写ベルト216は、フィルム状部材で構成され、各感光体ドラム212に当接している。また、中間転写ベルト216は、不図示の駆動部により駆動される駆動ローラ216aによって図1中の矢印R1方向に回転する。
1次転写ローラ219から中間転写ベルト216に正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム212上の負極性を持つ各色トナー像が順次中間転写ベルト216に多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはカラー画像が形成される。なお、中間転写ユニット201Cの駆動ローラ216aと対向する位置には、中間転写ベルト上に形成されたカラー画像をシートPに転写する2次転写部を構成する2次転写ローラ217が設けられている。
2次転写ローラ217の上部に定着部220が配置され、定着部220の左上部には第1排ローラ対225a、第2排ローラ対225b及び反転排紙部である両面反転部201Dが配置されている。両面反転部201Dは、正逆転可能なシート反転搬送ローラである反転ローラ対222及び一面に画像が形成されたシートを再度、画像形成部201Bに搬送する再搬送通路R等が設けられている。
プリンタ201の下方には、給紙カセットとしてのシート給送装置230が配置されている。シート給送装置230は、複数段の給紙カセットに積載されたシートPを一枚毎送り出す。送り出されたシートPは、レジストレーションローラ240で斜行補正されると共に画像形成とのタイミングがとられて、画像を転写するため2次転写部に向かって搬送される。
プリンタ201の右側面に設けられた右扉221には、手差しシート給送装置100が配置されている。手差しシート給送装置100は、給紙カセットには収容できない非定形サイズのシート、特大サイズのシートあるいはコート紙、封筒、葉書等の特殊紙の画像形成等に対応するために設けられている。
<手差しシート給送装置の構成>
図2は、図1の手差しシート給送装置100を拡大した側面図である。図2に示すように、手差しシート給送装置100は、ユーザが1枚のシート又はシート束をセットするためのシート積載手段としての手差しトレイ110が設けられている。手差しトレイ110は、トレイ本体111と後述する補助トレイ112(図3に図示)とを備えている。また、手差しシート給送装置100は、手差しトレイ110に積載されたシートを繰出するピックアップローラ101を備えている。さらに、手差しシート給送装置100は、手差しトレイ110上に積載されたシートPの搬送方向下流側に配置された搬送ローラ102と、シートPが通過するシート通路を挟んで搬送ローラ102に圧接する分離ローラ103と、を備えている。
手差しシート給送装置100では、ピックアップローラ101が手差しトレイ110上に積載されたシートの最上位のシートに当接してシートが送り出される。ピックアップローラ101により送り出されたシートは、搬送ローラ102とトルクリミッタ(不図示)を介してシート搬送方向と逆方向に回転駆動されている分離ローラ103とにより1枚ずつ分離される。そして、手差しシート給送装置100は、分離されたシートPを引き抜きローラ104によって搬送し、手差し搬送路P1を通してレジストレーションローラ240へ送り込む。このように、手差しトレイ110に積載されたシートPを搬送するピックアップローラ101、搬送ローラ102、分離ローラ103により、本実施形態におけるシート給送手段は構成される。なお、シート給送手段としては、シートを一枚ずつ分離して給送する構成であれば、分離パッド方式等他の分離方式であってもよい。
手差しシート給送装置100は、手差しトレイ110のトレイ本体111が、軸心方向が水平に配置されている回動支点部114(支持軸)を中心に回動可能にプリンタ本体201Aの右扉221に軸支されている。右扉221は、プリンタ本体201Aの側面に沿って軸心方向が水平に配置されている回転支持部(不図示)により回動可能にプリンタ本体201Aに軸支されている。手差しトレイ110は、回動支点部114を中心に右扉221とヒンジ構造を形成し、トレイ本体111に設けられた把持部(不図示)に手を掛けることで、手動により右扉221から矢印R6方向に開閉可能に構成されている。また、手差しトレイ110は、右扉221から開いた際に、保持リンク116によって右扉221に対して所定の角度を維持することができるように保持される。
<手差しトレイの構成>
図3(a)、(b)は、それぞれ本実施形態の手差しトレイ110の模式図である。手差しトレイ110は、シートPが積載されるトレイ本体111を有し、トレイ本体111におけるシートPの搬送方向の長さよりも長いシートをトレイ本体111に積載可能に構成されている。また、手差しトレイ110には、トレイ本体111の端部に補助トレイ112が設けられている。図3(b)に示すように、本実施形態の補助トレイ112は、矢印S2の方向にスライドすることで搬送方向上流側に延長可能な、いわゆるスライド式の補助トレイとなっている。補助トレイ112は、A3サイズあるいはB4サイズなどの大サイズのシートを供給する場合に、トレイ本体111からシート搬送方向の上流側に向けてスライドさせ、シートのトレイ本体111からはみ出した部分を受けるため用いられる。なお、補助トレイは、スライド式に限定されるものではなく、トレイ本体のシート搬送方向の上流側の端部に回動可能に支持され、トレイ本体に格納される位置とシートを受けるための位置との間で回動する回動式の構成であってもよい。
また、手差しトレイ110には、トレイ本体111に設けられた図示しない溝穴に沿ってシート搬送方向と直交する方向(図3中矢印S1方向、以下幅方向という)に移動可能な一対のサイド規制板113が設けられている(図3には一方を図示)。サイド規制板113は、手差しトレイ110に載置したシートPの幅に応じてユーザによって位置を調整してシートの側端、つまりシートのうちシートの搬送方向と直交する方向の位置を規制する。
そして、本実施形態の手差しトレイ110のトレイ本体111には、トレイ本体111に積載されたシートPの搬送方向の長さを検出するために、検出手段としての第1検出手段Aが設けられている。第1検出手段Aは、回動手段としての第1検出フラグ120及び検出部としての第1フォトインタラプタ126(図4参照)を備えている。また、手差しトレイ110のトレイ本体111には、トレイ本体111に積載されたシートPの搬送方向の長さを検出するために、他の検出手段として第2検出手段Bが設けられている。第2検出手段Bは、第2検出フラグ130及び第2フォトインタラプタ136(図5参照)を備えている。第1検出フラグ120は、トレイ本体111のうちシート搬送方向の上流側のトレイ本体111の端部111a近傍(端部近傍)に設けられている。第2検出手段Bは、トレイ本体111のうち、第1検出手段Aよりもシート搬送方向の下流側の中央部付近に設けられている。
図4は、第1検出手段Aの第1検出フラグ120と第2検出手段Bの第2検出フラグ130とのうち、第1検出フラグ120の詳細を示す図である。図4に示すように、第1検出フラグ120は、回転手段としてのアーム部121の略中央にアーム部121の短手方向に伸びる回動支点としての回動軸122が設けられている。また、第1検出フラグ120は、アーム部121の一端側に重錘部材123が設けられ、アーム部121の他端側にシートが接触可能な接触部124が設けられている。つまり、第1検出フラグ120は、回動軸122に対して接触部124の反対側に重錘部材123を有し、アーム部121が回動軸122を中心に回動自在に設けられている。また、第1検出フラグ120は、アーム部121の一端にセンサ遮蔽部125が設けられている。
第1検出フラグ120は、回動軸122の両端に設けられた突起部122a,122bがトレイ本体111に設けられている穴部(不図示)に挿入されることで、手差しトレイ110に配設されている。ここで、第1検出フラグ120の接触部124は、図5に示すように、手差しトレイ110に積載されたシートPに当接可能にトレイ本体111の端部111aの近傍(端部近傍)においてシート積載面111bから上方に突出している。
第1検出フラグ120は、アーム部121の回動軸122を中心とした一端側と他端側との荷重比が、重錘部材123の設けられている一端側の方が大きくなるように構成されている。そのため、第1検出フラグ120は、接触部124がシートPと接触しない場合には、重錘部材123の自重によって回動軸122を中心に接触部124が上方に移動するように一方向にアーム部121が回動するように付勢される。アーム部121が一方向に回動した場合、第1検出フラグ120は、センサ遮蔽部125によって手差しトレイ110に設けられた検出部としての第1フォトインタラプタ126を遮蔽状態(オフ状態)にするように構成されている。
また、第1検出フラグ120は、接触部124がシートPと接触する場合には、シートPの重量によって接触部124が押圧され、回動軸122を中心に接触部124が下方に移動するようにアーム部121が回動する。アーム部121が一方向とは反対方向の他方向に回動した場合、第1検出フラグ120は、センサ遮蔽部125が検出部としての第1フォトインタラプタ126から離隔し、第1フォトインタラプタ126を透過状態(オン状態)にするように構成されている。
このように、第1検出フラグ120は、手差しトレイ110にシートPが積載されていない場合には、重錘部材123を含む自重によりアーム部121が一方向に回動するように付勢され、接触部124がトレイ本体111から突出するように構成されている。また、第1検出フラグ120は、手差しトレイ110にシートPが積載された場合に、シートPの重量によって接触部124が押し込まれることで、アーム部121が他方向に回動するように構成されている。なお、バネ等の弾性部材(付勢手段)により、アーム部121が他方向に回動するように構成してもよいが、本実施形態の手差しシート給送装置100では、バネ等の付勢手段を用いる構成に対してコストダウンを図ることができる。
さらに、第1検出フラグ120は、重錘部材123をアーム部121の一端側に設けることで、アーム部121の一端側を延長する等アーム部121の一端側を大きくすることなく、一端側と他端側との荷重比を一端側の方が大きくなるように構成できる。このため、第1検出フラグ120は、重錘部材123を設けることで第1検出フラグ120を小型化することができる。
また、接触部124には、プリンタ本体201Aの前側(手前側)から後側(奥側)に向けて突出量が増加するように傾斜したテーパ部124aが設けられている。テーパ部124aを設けることで、手差しシート給送装置100においては、シートを手差しトレイ110にセットする際に、シートをシート積載面111bに沿ってプリンタ201の前側から奥側へ移動させると、シートがテーパ部124aに突き当たる。そして、シートによって第1検出フラグ120の接触部124が押し下げられる。このように、本実施形態の手差しシート給送装置100は、ユーザがプリンタ本体201Aの正面側からシートPをセットする場合に、第1検出フラグ120にシートPが引っ掛かることなく容易にセットすることができる。
接触部124がシートにより押し下げられてアーム部121が回動することで透過状態と遮蔽状態とが切り換わる。手差しトレイ110に積載されたシートにより回動する回動手段としての第1検出フラグ120及び検出部としての第1フォトインタラプタ126等により、本実施形態における検出手段が構成される。
また、図4を参照して第1検出手段Aの構成を説明したが、本実施形態においては、第2検出手段Bも第1検出手段Aと略同様に構成されている。第2検出フラグ130は、第1検出フラグ120を構成する各要素と同様の回動軸132を中心に回動自在なアーム部131と、回動支点としての回動軸132と、重錘部材133と、接触部134と、センサ遮蔽部135と、を備えている。また、第2検出フラグ130は、回動軸132の両端に設けられた突起部132a,132bがトレイ本体111に設けられている穴部(不図示)に挿入されることで、手差しトレイ110に配設される。ここで、第2検出フラグ130は、接触部134がシートPの重量によって押圧された場合に、搬送方向上流側から見て時計回りに回動するようにトレイ本体111に配設されている。
第2検出フラグ130は、接触部134がシートPと接触しない場合には、重錘部材133の自重によって回動軸132を中心に接触部134が上方に移動するようにアーム部131が一方向に回動する。アーム部131が一方向に回動した場合、第2検出フラグ130は、センサ遮蔽部135によって手差しトレイ110に設けられた第2フォトインタラプタ136を遮蔽状態(オフ状態)にするように構成されている。
また、第2検出フラグ130は、接触部134がシートPと接触する場合には、シートPの重量によって接触部134が押圧され、回動軸132を中心に接触部134が下方に移動するようにアーム部131が他方向に回動する。アーム部131が他方向に回動した場合、第2検出フラグ130は、センサ遮蔽部135が第2フォトインタラプタ136から離隔し、第2フォトインタラプタ136を透過状態(オン状態)にするように構成されている。
このように、アーム部131が回動することで透過状態と遮蔽状態とが切り換わり、手差しトレイ110に積載されたシートを検出するセンサ遮蔽部135及び第2フォトインタラプタ136等は、本実施形態における第2検出手段を構成する。
また、接触部134には、搬送方向上流側から下流側に向けて突出量が増加するように傾斜したテーパ部134aが設けられている。テーパ部134aを設けることで、本実施形態の手差しシート給送装置100は、ユーザがシート搬送方向の上流側からシートPをセットする場合に、第2検出フラグ130にシートPが引っ掛かることなく容易にセットすることができる。
図5は、第1検出フラグ120と第2検出フラグ130との詳細を示す図である。図5に示すように、本実施形態の手差しシート給送装置100は、第1検出フラグ120の接触部124がトレイ本体111の端部111a近傍に設けられ、第2検出フラグ130がトレイ本体111のうち搬送方向の中央部付近に設けられている。つまり、本実施形態の手差しシート給送装置100は、シート搬送方向の上流側に第1検出フラグ120が設けられ、シート搬送方向の下流側に第2検出フラグ130が設けられている。
図6(a)、(b)は、サイド規制板(サイド規制手段)113の詳細を示す裏面から視た図である。図6(a)に示すように、サイド規制板113は、ラック113a及びピニオン113bを介してサイド検出手段としての可変抵抗型センサ113cに連結されている。そして、手差しシート給送装置100は、サイド規制板113が図中矢印S1a方向にスライドすることに連動して可変抵抗型センサ113cの抵抗値が可変する。そのため、手差しトレイ110に積載されたシートの側端に合わせるようにサイド規制板113を移動させてシートの幅方向の位置を規制したときの抵抗値を検出することができる。シートの幅方向の位置を検出するための信号を出力するサイド検出手段として、可変抵抗型センサ113cを用いているが、これに限定されることはない。サイド規制板113の幅方向での位置が検出できれば、複数のセンサ(フォトインタラプタ等)を一定間隔で配置する構成であってもよい。
図7は、プリンタ201に設けられた制御手段Cの構成を示すブロック図である。図7に示すように、制御手段Cには、可変抵抗型センサ113cと、検出手段としての第1検出手段Aと、他の検出手段としての第2検出手段Bが接続されている。可変抵抗型センサ113c、第1検出手段A及び第2検出手段Bから出力された信号が制御手段Cに入力されることにより、手差しシート給送装置100は、手差しトレイ110に積載されたシートのサイズを検出することができる。
<シートの検出方法>
図3〜図10を参照して、本実施形態の手差しシート給送装置100がシートPのサイズを検出する方法の詳細を説明する。
シートPを手差しトレイ110にセットして、サイド規制板113をシートPに当接させると、サイド検出手段としての可変抵抗型センサ113cからシートPの幅方向の長さ(以下、「シート幅」という)に応じた信号(抵抗値)が出力される。また、手差しシート給送装置100は、第1検出手段Aの第1検出フラグ120と第2検出手段Bの第2検出フラグ130とのうち、シートPによって押圧されたときの信号(オフ信号)が出力される。制御手段Cは、可変抵抗型センサ113c及び各検出手段A、Bからの信号が入力されて、シートPの搬送方向の長さ(以下、「シート長さ」と記載)を検知(判断)する。すなわち、可変抵抗型センサ113cからの信号によりシートPのシート幅を認識し、各検出手段A、Bからの信号によりシートPのシート長さを認識することで、制御手段Cは、手差しトレイ110に積載されたシートのサイズを検出可能となる。なお、制御手段Cには、各種サイズのシートのシート幅及びシート長さのデータが格納されており、可変抵抗型センサ113cからの信号及び各検出手段A、Bからの信号に基づいて、格納されているデータから積載されているシートPのサイズを判定する。
図8(a)、(b)は、手差しシート給送装置100にA6RサイズのシートPが積載された状態を示す図である。図8(b)に示すように、制御手段Cは、サイド規制板113がシートPに当接させられた場合における抵抗値の信号が入力され、予め記憶されている抵抗値とシート幅との関係に基づき、シートPのシート幅がA6Rサイズであると認識する。また、手差しシート給送装置100にA6RサイズのシートPが積載された場合、手差しシート給送装置100は、第1検出フラグ120の接触部124及び第2検出フラグ130の接触部134がともにシートPと非接触となる。このため、手差しシート給送装置100においては、第1フォトインタラプタ126がセンサ遮蔽部125によって遮蔽状態となり、第2フォトインタラプタ136がセンサ遮蔽部135によって遮蔽状態となる。そして、制御手段Cには、第1フォトインタラプタ126及び第2フォトインタラプタ136が遮蔽状態となった際の信号が入力される。制御手段Cは、予め記憶されている各フォトインタラプタから入力される信号とシート長さとの関係に基づき、シートPのシート長さがA6Rサイズであると判断する。このように、制御手段Cは、シート幅及びシート長さを認識することで、シートPのサイズがA6Rサイズであると判断する。
図9(a)、(b)は、手差しシート給送装置100にA4RサイズのシートPが積載された状態を示す図である。図9(b)に示すように、制御手段Cは、サイド規制板113がシートPに当接させられた場合における抵抗値の信号が入力され、予め記憶されている抵抗値とシート幅との関係に基づき、シートPのシート幅がA4Rサイズであると認識する。また、手差しシート給送装置100にA4RサイズのシートPが積載された場合、手差しシート給送装置100は、第1検出フラグ120の接触部124がシートPと非接触となり、第2検出フラグ130の接触部134がシートPに接触する。このため、第1フォトインタラプタ126は、センサ遮蔽部125によって遮蔽状態となる。また、第2フォトインタラプタ136は、接触部134がシートPの重量によって押圧されアーム部131が他方向に回動することでセンサ遮蔽部135が第2フォトインタラプタ136から離隔し透過状態となる。そして、制御手段Cには、第1フォトインタラプタ126が透過状態となった際の信号と、第2フォトインタラプタ136が遮蔽状態となった際の信号と、が各フォトインタラプタから入力される。制御手段Cは、予め記憶されている各フォトインタラプタから入力される信号とシート長さとの関係に基づき、シートPのシート長さがA4Rサイズであると判断する。このように、制御手段Cは、シート幅及びシート長さを認識することで、シートPのサイズがA4Rサイズであると判断する。
図10(a)、(b)は、手差しシート給送装置100にA3サイズのシートPが積載された状態を示す図である。図10(b)に示すように、制御手段Cは、サイド規制板113がシートPに当接させられた場合における抵抗値の信号が入力され、予め記憶されている抵抗値とシート幅との関係に基づき、シートPのシート幅がA3サイズであると認識する。また、手差しシート給送装置100にA6RサイズのシートPが積載された場合、手差しシート給送装置100は、第1検出フラグ120の接触部124及び第2検出フラグ130の接触部134がともにシートPと接触する。このため、第1フォトインタラプタ126は、接触部124がシートPの重量によって押圧されアーム部121が他方向に回動することでセンサ遮蔽部125が第1フォトインタラプタ126から離隔し透過状態となる。また、第2フォトインタラプタ136は、接触部134がシートPの重量によって押圧されアーム部131が他方向に回動することでセンサ遮蔽部135が第2フォトインタラプタ136から離隔し透過状態となる。そして、制御手段Cには、第1フォトインタラプタ126及び第2フォトインタラプタ136が透過状態となった際の信号が入力される。制御手段Cは、予め記憶されている各フォトインタラプタから入力される信号とシート長さとの関係に基づき、シートPのシート長さがA3サイズであると判断する。このように、手差しシート給送装置100は、シート幅及びシート長さを判断することで、シートPのサイズがA3サイズであると検出する。
このように、手差しシート給送装置100は、サイド規制板113と、第1検出フラグ120と、第2検出フラグ130と、を用いて手差しトレイ110に積載されたシートPのサイズを検出する。そして、手差しシート給送装置100は、検出したシートPのサイズに係る情報をプリンタ201の制御手段Cに送信する。プリンタ201は、受信したシートPのサイズに係る情報を用いて、手差しシート給送装置100から供給されるシートPに画像を形成する。なお、サイズを判断する制御手段Cと、プリンタ201を制御する制御手段とは、それぞれ別に構成されていてもよい。
<トレイ本体よりも大サイズのシートの検出方法>
図10(a)、(b)に示したように、本実施形態の手差しトレイ110は、トレイ本体111の搬送方向長さがA3サイズのシートPのシート長さよりも短く構成されている。そのため、手差しトレイ110にA3サイズのシートPを積載した場合、トレイ本体111からシートPの搬送方向上流側の端部Paが大きくはみ出し、はみ出した端部Paの重量によりシートPが撓む場合がある。図11に示すように、シートPが撓む場合、シートPは、搬送方向下流側のシートPの端部Pbと、搬送方向上流側のトレイ本体111の端部111a近傍の接触部Pcとがトレイ本体111と接触する。そして、シートPは、端部Pbと接触部Pcとの間がトレイ本体111と非接触になる。
上述した通り、手差しシート給送装置100は、各検出フラグの接触部がシートPと接触しシートPの重量によって押圧されることによって、各フォトインタラプタの状態が切り換わることに基づき、シートPのシート長さを認識するように構成されている。そのため、手差しシート給送装置100は、図11に示すようにシートPが撓んだ場合、シート搬送方向の上流側に位置する検出フラグがシートPの重量によって十分に押圧されず、シートPのシート長さを正確に認識できない場合がある。
通常は、補助トレイ112を延長することによってトレイ本体111からはみ出るサイズのシートPを支持している。しかしながら、補助トレイ112を引き出さずにトレイ本体111から後端側がはみ出るサイズのシートPを積載すると、上述したように積載されたシートPの後端側が撓んでしまう。
このため、本実施形態の手差しシート給送装置100は、図12(a)に示すように、第1検出フラグ120の接触部124が、トレイ本体111の端部111a近傍に位置するように配設されている。すなわち、トレイ本体111の端部111aの内側面に接触しない程度に近接させて接触部124を配置する。このように構成することで、本実施形態の手差しシート給送装置100は、シートPのシート長さがトレイ本体111の搬送方向長さよりも長くシートPが撓んだ場合に、シートPの接触部Pcと第1検出フラグ120の接触部124とを接触させることができる。つまり、手差しシート給送装置100は、シートPが撓む場合であっても、接触部124がシートPと接触し、シートPの重量によって押圧されるため、第1フォトインタラプタ126を遮蔽状態から透過状態に切り換えることができる。
なお、本実施形態の手差しシート給送装置100は、図12(b)に示すように、接触部124がシートPの重量によって押圧された場合に、接触部124が端部111aよりもシート搬送方向の上流側に位置するように配設されていてもよい。すなわち、手差しシート給送装置100は、トレイ本体111の端部111aにおいて、接触部124に対応する箇所に切欠きが形成され、この切欠きを介して接触部124が端部111aよりもシート搬送方向の上流側に移動できるように構成されてもよい。このように構成した場合、手差しシート給送装置100は、シートPのシート長さがトレイ本体111の搬送方向長さよりも長くシートPが撓んだ場合に、より確実にシートPの接触部Pcと第1検出フラグ120の接触部124とを接触させることができる。
また、図12(a)、(b)に示すように、第1検出フラグ120は、シート搬送方向の上流側から下流側に向けて、接触部124と、回動軸122と、重錘部材123と、の順に位置するようにトレイ本体111に配設されている。この構成により、手差しシート給送装置100は、接触部124がシートPに接触しない場合には、接触部124がトレイ本体111の端部111aよりもシート搬送方向の下流側に位置する。また、手差しシート給送装置100は、接触部124がシートPによって押圧された場合に、回動軸122を中心に回動することで、図12(c)に示すように、接触部124が円弧状の軌跡R2で移動し、端部111aよりもシート搬送方向の上流側に位置する。つまり、手差しシート給送装置100は、接触部124にシートPが接触しないサイズのシートPがトレイ本体111に積載された場合、トレイ本体111よりも第1検出フラグ120がシート搬送方向の上流側に位置せず、プリンタ201を小型化できる。また、手差しシート給送装置100は、シートPのシート長さがトレイ本体111のシート搬送方向の長さよりも長い場合には、第1検出フラグ120の接触部124がトレイ本体111よりもシート搬送方向の上流側に位置する。このため、確実にシートPのシート長さを検知することができる。
以上のように、本実施形態に係る手差しシート給送装置100は、トレイ本体111のうちシートPの搬送方向上流側の端部111a近傍に接触部124が位置するように、シートPのサイズを検出する第1検出フラグ120が配設される。このため、手差しシート給送装置100は、補助トレイ112を延長しない場合でも、トレイ本体111よりも大きいシートPのサイズを検出することができ、安価な構成でトレイ本体111よりも大きいサイズのシートPのサイズを検出することができる。
<変形例>
なお、本実施形態において、手差しシート給送装置100は、シート長さを検出するために第1検出フラグ120と、第2検出フラグ130と、の2つの検出フラグを備えているが、検出フラグの数は2つに限定されない。手差しシート給送装置100は、検出フラグの数が増えることによって、より精度よくシート長さを認識することが可能となる。
また、本実施形態の第1フォトインタラプタ126は、シートPが手差しトレイ110に積載されていない際に遮蔽状態(オフ状態)となり、シートPが手差しトレイ110に積載された際に透過状態(オン状態)となる構成であるが、これに限定されない。第1フォトインタラプタ126は、シートPが手差しトレイ110に積載されていない場合に透過状態(オン状態)となり、シートPが手差しトレイ110に積載された場合に遮蔽状態(オフ状態)となるように構成されていてもよい。つまり、第1フォトインタラプタ126は、第1検出フラグ120の接触部124がシートPと接触することで、出力する信号が切り換わるように構成されていればよい。また、第2フォトインタラプタ136も同様に、遮蔽状態と、透過状態と、がシートPの積載の有無によって切り換わるように構成されていればよい。
また、本実施形態において、第2検出フラグ130は、接触部134がシートPの重量によって押圧された場合に、シート搬送方向の上流側から見て時計回りに回動するようにトレイ本体111に配設されているが、これに限定されない。第2検出フラグ130は、第1検出フラグ120と同様に、シート搬送方向の上流側から下流側に向けて、接触部134と、回動軸132と、重錘部材133と、の順に位置するようにトレイ本体111に配設されていてもよい。
また、本実施形態では、トレイ本体に補助トレイを引き出し可能に設けた構成を前提に説明したが、トレイ本体に補助トレイが設けられていない構成であってもよい。
100…手差しシート給送装置(シート給送装置):101…ピックアップローラ(シート給送手段):102…搬送ローラ(シート給送手段):103…分離ローラ(シート給送手段):110…手差しトレイ(シート積載手段):111…トレイ本体:111b…シート積載面:112…補助トレイ:113…サイド規制板(サイド規制手段):113c…可変抵抗型センサ(サイド検出手段)120…第1検出フラグ(回動部材):122,132…回動軸(回動支点):123,133…重錘部材:124,134…接触部:124a,134a…テーパ部:125,135…センサ遮蔽部:126…第1フォトインタラプタ(検出部):130…第2検出フラグ(回動部材):136…第2フォトインタラプタ(検出部):201…プリンタ(画像形成装置):201A…プリンタ本体(筐体):201B…画像形成部:A…第1検出手段(検出手段):B…第2検出手段(他の検出手段):C…制御手段

Claims (9)

  1. シートが積載されるトレイ本体を有し、前記トレイ本体におけるシートの搬送方向の長さよりも長いシートを積載可能なシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートを給送するシート給送手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートと接触部が接触することで信号を出力する検出手段と、
    前記検出手段から出力された信号に基づいて前記シート積載手段に積載されたシートのサイズを検出する制御手段と、を備え、
    前記検出手段は、前記トレイ本体のうちシートの搬送方向の上流側の端部近傍に前記接触部が位置するように前記トレイ本体に配設される、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記検出手段は、前記トレイ本体の前記端部よりもシートの搬送方向の上流側に前記接触部が位置するように前記トレイ本体に配設される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記検出手段は、
    回動支点を中心に回動自在に設けられ自重により一方向に回動可能な回動手段と、
    前記回動手段が回動することによりにオン状態とオフ状態とが切り換わる検出部と、を有し、
    前記接触部は、前記シート積載手段のシート積載面から突出し、シートと接触した場合に、シートの重量により前記回動手段を他方向に回動可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 前記検出手段は、前記回動手段のうち前記回動支点に対して前記接触部の反対側に重錘部材を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  5. シートの搬送方向と直交する方向に移動可能に構成され、前記シート積載手段に積載されるシートのシートの搬送方向と直交する方向の位置を規制するサイド規制手段と、
    前記サイド規制手段の位置に応じた信号を出力するサイド検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段からの信号及び前記サイド検出手段からの信号に基づいてシートのサイズを検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 前記検出手段よりもシートの搬送方向の下流側に他の検出手段を備え
    前記他の検出手段は、
    回動支点を中心に回動自在に設けられ自重により一方向に回動可能な回動手段と、
    前記シート積載手段のシート積載面から突出し、シートと接触した場合に、シートの重量により前記回動手段を他方向に回動可能な接触部と、
    前記回動手段が回動することによりにオン状態とオフ状態とが切り換わる検出部と、
    前記回動手段のうち前記回動支点に対して前記接触部の反対側に設けられた重錘部材と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記トレイ本体に、シートの搬送方向の上流側に延長可能な補助トレイを備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記検出手段の接触部は、画像形成装置の前側から後側に向けて突出量が増加するよう傾斜している、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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