JP2016126082A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光を感光ドラムに円滑に導くことができながら、容易にメンテナンスできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
プリンタ1において、ドロワフレーム40は、ガイド部45を備える。ガイド部45は、光源80からの光をライトガイド35に案内する案内位置と、案内位置よりも左方、すなわち、光源80から離れる方向に退避する第1退避位置との間を移動するように構成される。そして、ドロワフレーム40が内側位置に位置する状態において、ガイド部45を案内位置に位置させることにより、ガイド部45によって光源80からの光をライトガイド35に案内できる。また、ドロワフレーム40を外側位置に位置させることにより、ガイド部45を容易にメンテナンスできる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式が採用される画像形成装置として、感光体ドラムと、感光体ドラムに光を照射して感光ドラム表面の電荷を除電する光除電装置とを備える画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置の光除電装置として、画像形成装置の装置筐体に着脱可能なプロセスカートリッジに備えられ、感光体ドラムに向き合うように配置されるライドガイドと、装置筐体に備えられ、ライトガイドに光を供給するランプユニットとを備える光除電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この光除電装置において、ランプユニットは、LEDと、LEDが固定収容されるランプハウジングとを備える。また、ランプユニットは、プロセスユニットの装置筐体への装着方向と直交する方向に進退可能に構成される。そして、プロセスユニットが装置筐体に装着されるときに、ランプユニットは、ライトガイドに当接する。すると、ランプユニットは、一旦ライトガイドから離れるように退避した後に、ライトガイドに近づくように進出する。これにより、ランプハウジングがライトガイドの端部を覆うように係合し、ライトガイドとLEDとの位置決めが達成される。
特開2006−276529号公報
しかるに、上記特許文献1に記載の光除電装置では、ランプハウジングは、装置筐体に備えられる。そのため、ユーザがランプハウジングを視認しにくく、ランプハウジングが汚れている場合でも、ランプハウジングの汚れに気づきにくいという不具合がある。そして、ランプハウジングが汚れた状態のままだと、光除電装置において円滑に除電できない場合がある。
そこで、本発明の目的は、光を感光ドラムに円滑に導くことができながら、容易にメンテナンスできる画像形成装置を提供することにある。
(1)本発明の画像形成装置は、光を発光するように構成される光源を備える装置本体と、感光ドラムと、光源からの光を感光ドラムの表面に導くように構成され、感光ドラムに向かい合うように位置する導光部とを備えるプロセスカートリッジと、装置本体内に位置する内側位置と、装置本体外に位置する外側位置との間を移動可能であり、プロセスカートリッジを着脱可能に支持するドロワフレームと、を備える。ドロワフレームは、光源からの光を導光部に案内する案内位置と、案内位置よりも光源から離れる方向に退避する第1退避位置との間を移動するように構成されているガイド部を備える。
このような構成によれば、ドロワフレームが内側位置に位置する状態において、ガイド部を案内位置に位置させれば、ガイド部によって光源からの光を導光部に案内できる。
そのため、導光部から感光ドラムに光を円滑に導くことができる。
また、ガイド部を第1退避位置に位置させれば、ガイド部がドロワフレームにおける内側位置と外側位置との間の移動の妨げとなることを抑制できる。
そして、ドロワフレームがガイド部を備えるので、ドロワフレームを外側位置に位置させたときに、ガイド部を容易に視認できる。
そのため、ガイド部の汚れの有無を容易に確認できる。また、ガイド部が汚れている場合には、ガイド部を容易に清掃できる。すなわち、ガイド部を容易にメンテナンスできる。
(2)また、ドロワフレームは、ガイド部が第1退避位置に位置するときに、ガイド部が案内位置に向かうようにガイド部を付勢する第1付勢部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、ガイド部が第1退避位置に位置するときには、第1付勢部材によって、ガイド部に対して、常には、第1退避位置から案内位置に向かう付勢力を付与できる。
そのため、第1付勢部材によって、ガイド部を第1退避位置から案内位置に円滑に向かわせることができる。
(3)また、第1付勢部材は、引張ばねであってもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で、ガイド部を第1退避位置から案内位置に向かわせることができる。
(4)また、ガイド部は、第1付勢部材を係合させる第1係合部を備えてもよい。ドロワフレームは、第1付勢部材を係合させる第2係合部を備えてもよい。
このような構成によれば、第1付勢部材を、第1係合部と第2係合部とに係合させることで、第1付勢部材をガイド部とドロワフレームとの間に安定的に介在させることができる。
(5)また、ガイド部は、ドロワフレームが外側位置から内側位置に移動するときに、光源と接触する第1当接面を備えてもよい。第1当接面は、ドロワフレームが内側位置に位置する状態において、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、外側位置から内側位置に向かうように傾斜していてもよい。
このような構成によれば、ドロワフレームが外側位置から内側位置に移動するときに、光源が第1当接面に接触すると、ガイド部が、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かって円滑に移動する。
そのため、ドロワフレームが外側位置から内側位置に移動するときに、ガイド部を第1退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(6)また、ガイド部は、ドロワフレームが内側位置から外側位置に移動するときに、光源と接触する第2当接面を備えてもよい。第2当接面は、ドロワフレームが内側位置に位置する状態において、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かうにつれで、内側位置から外側位置に向かうように傾斜していてもよい。
このような構成によれば、ドロワフレームが内側位置から外側位置に移動するときに、光源が第2当接面に接触すると、ガイド部が、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かって円滑に移動する。
そのため、ドロワフレームが内側位置から外側位置に移動するときに、ガイド部を第1退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(7)また、ガイド部は、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、プロセスカートリッジから離れる方向に退避する第2退避位置に移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、ガイド部を第2退避位置に位置させれば、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、ガイド部がプロセスカートリッジの装着の妨げとなることを抑制できる。
(8)また、ドロワフレームは、ガイド部が第2退避位置に位置するときに、ガイド部が案内位置に向かうようにガイド部を付勢する第2付勢部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、ガイド部が第2退避位置に位置するときには、第2付勢部材によって、ガイド部に対して、常には、第2退避位置から案内位置に向かう付勢力を付与できる。
そのため、第2付勢部材によって、ガイド部を第2退避位置から案内位置に円滑に向かわせることができる。
(9)また、第2付勢部材は、引張ばねであってもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で、ガイド部を第2退避位置から案内位置に向かわせることができる。
(10)また、ガイド部は、第2付勢部材を係合させる第3係合部を備えてもよい。ドロワフレームは、第2付勢部材を係合させる第4係合部を備えてもよい。
このような構成によれば、第2付勢部材を、第3係合部と第4係合部とに係合させることで、第2付勢部材をガイド部とドロワフレームとの間に安定的に介在させることができる。
(11)また、ガイド部は、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、プロセスカートリッジと接触する第1接触面を備えてもよい。第1接触面は、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、ドロワフレームに対するプロセスカートリッジの装着方向の下流側へ向かうように傾斜していてもよい。
このような構成によれば、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、プロセスカートリッジが第1接触面に接触すると、ガイド部が、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの内側から外側に向かって円滑に移動する。
そのため、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、ガイド部を第2退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(12)また、プロセスカートリッジは、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、第1接触面と接触する第2接触面を備えてもよい。第2接触面は、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着された状態において、軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、装着方向の下流側へ向かうように傾斜していてもよい。
このような構成によれば、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、第1接触面と第2接触面とを円滑に接触させることができる。
その結果、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着されるときに、ガイド部を第2退避位置に向かって一層円滑に移動させることができる。
(13)また、ガイド部は、プロセスカートリッジがドロワフレームから離脱されるときに、プロセスカートリッジと接触する第3接触面を備えてもよい。第3接触面は、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、ドロワフレームに対するプロセスカートリッジの離脱方向の下流側へ向かうように傾斜していてもよい。
このような構成によれば、プロセスカートリッジがドロワフレームに離脱されるときに、プロセスカートリッジが第3接触面に接触すると、ガイド部が、感光ドラムの軸線方向におけるドロワフレームの内側から外側に向かって円滑に移動する。
そのため、プロセスカートリッジがドロワフレームに離脱されるときに、ガイド部を第2退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(14)また、プロセスカートリッジは、プロセスカートリッジがドロワフレームから離脱されるときに、第3接触面と接触する第4接触面を備えてもよい。第4接触面は、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着された状態において、軸線方向におけるドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、離脱方向の下流側へ向かうように傾斜していてもよい。
このような構成によれば、プロセスカートリッジがドロワフレームに離脱されるときに、第3接触面と第4接触面とを円滑に接触させることができる。
その結果、プロセスカートリッジがドロワフレームに離脱されるときに、ガイド部を第2退避位置に向かって一層円滑に移動させることができる。
(15)また、ガイド部は、感光ドラムの軸線方向に沿って案内位置と第2退避位置との間を移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、ガイド部を、案内位置と第2退避位置との間で確実に移動させることができる。
(16)また、ガイド部は、感光ドラムの軸線方向に沿って案内位置と第1退避位置との間を移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、ガイド部を、案内位置と第1退避位置との間で確実に移動させることができる。
(17)また、光を発光するように構成される光源を備える装置本体と、現像剤を収容する現像カートリッジと、現像カートリッジを着脱可能に支持するように構成され、装置本体内に位置する内側位置と、装置本体外に位置する外側位置との間を移動可能な感光体ユニットであって、感光ドラムと、光源からの光を感光ドラムの表面に導くように構成され、感光ドラムに向かい合うように位置する導光部とを備える感光体ユニットと、を備えている。感光体ユニットは、光源からの光を導光部に案内する案内位置と、案内位置よりも光源から離れる方向に退避する退避位置との間を移動するように構成されるガイド部を備えてもよい。
このような構成によれば、ドロワフレームが内側位置に位置する状態において、ガイド部を案内位置に位置させれば、ガイド部によって光源からの光を導光部に案内できる。
そのため、導光部からの光を感光ドラムに円滑に導くことができる。
また、ガイド部を退避位置に位置させれば、ガイド部がドロワフレームにおける内側位置と外側位置との間の移動の妨げとなることを抑制できる。
そして、ドロワフレームがガイド部を備えるので、ドロワフレームを外側位置に位置させたときに、ガイド部を容易に視認できる。
そのため、ガイド部の汚れの有無を容易に確認できる。また、ガイド部が汚れている場合には、ガイド部を容易に清掃できる。すなわち、ガイド部を容易にメンテナンスできる。
(18)また、感光体ユニットは、ガイド部を、案内位置に向かって付勢する付勢部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、付勢部材によって、ガイド部を案内位置に円滑に向かわせることができる。
(19)また、付勢部材は、コイルばねであってもよい。導光部は、コイルばねの内側に挿通されていてもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で、ガイド部を案内位置に向かわせることができる。
また、画像形成装置における省スペース化が図れる。
(20)また、装置本体は、感光体ユニットを通過させるための開口部を開放する開位置と、開口部を閉鎖する閉位置との間を移動するように構成される構成されるカバーを備えてもよい。ガイド部は、カバーが閉位置から開位置へ移動するときに、案内位置から退避位置に移動し、カバーが開位置から閉位置へ移動するときに、退避位置から案内位置に移動してもよい。
このような構成によれば、カバーの開閉動作に合わせて、ガイド部を案内位置と退避位置との間で移動させることができる。
(21)また、ガイド部は、感光体ユニットが内側位置に位置し、かつ、ガイド部が案内位置に位置する状態において、光源の導光部側端部と、導光部の光源側端部と、光源と導光部との間の光路と、を覆っていてもよい。
このような構成によれば、ガイド部によって光が漏れることを抑制できる。
(22)また、ガイド部は、感光ドラムの軸線方向に沿って案内位置と退避位置との間を移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、ガイド部を、案内位置と退避位置との間で確実に移動させることができる。
(23)また、光源は、装置本体に固定されていてもよい。
このような構成によれば、光源からの光を安定的に感光ドラムに導くことができる。
本発明の画像形成装置では、光を感光ドラムに円滑に導くことができながら、容易にメンテナンスできる。
図1は、本発明の第1実施形態であるプリンタを示す中央断面図である。 図2Aは、図1に示すプリンタのドロワフレームの平面図である。図2Bは、図2Aに示すガイド部のA−A断面図である。 図3Aは、図2Aに示すドロワフレームの右方部分の正断面図であって、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着される前であって、ガイド部の中央部が右側板の挿通穴の内側に配置される状態を示す。図3Bは、図2Aに示すドロワフレームの右方部分の正断面図であって、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着される途中であって、ガイド部が第2退避位置に配置される状態を示す。図3Cは、図2Aに示すドロワフレームの右方部分の正断面図であって、プロセスカートリッジがドロワフレームに装着され、ガイド部の中央部が右側板の挿通穴の内側に配置される状態を示す。 図4Aは、図2Aに示すドロワフレームの右方部分の平面図であって、光源とガイド部とが離間しており、ガイド部の中央部が右側板の挿通穴の内側に配置される状態を示す。図4Bは、図2Aに示すドロワフレームの右方部分の平面図であって、光源とガイド部とが接触しており、ガイド部が第1退避位置に配置される状態を示す。図4Cは、図2Aに示すドロワフレームの右方部分の平面図であって、ガイド部の中央部が右側板の挿通穴の内側に配置される状態を示す。 図5Aは、本発明の第2実施形態であるプリンタにおけるドロワフレームを示す平面図である。図5Bは、図5Aに示すドロワフレームの右側面図である。 図6Aは、図5Aに示すドロワフレームの右方部分のB−B断面図であって、ガイド部が案内位置に配置されている状態を示す。図6Bは、図5Aに示すドロワフレームの右方部分のB−B断面図であって、ガイド部が第1退避位置に配置されている状態を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2と、用紙Pを給紙するための給紙部3と、スキャナユニット11と、ドロワフレーム40と、4個のプロセスカートリッジ17と、転写ユニット13と、定着ユニット14と、4個の光源80と、画像が形成された用紙Pを排紙するための排紙部5とを備えている。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面右方が前方であり、図1の紙面左方が後方である。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。また、左右方向が軸線方向の一例であり、上方から下方に向かう方向が装着方向の一例であり、下方から上方に向かう方向が離脱方向の一例である。
本体ケーシング2は、側面視略矩形状のボックス形状を有している。本体ケーシング2は、本体開口部6を有する前壁と、フロントカバー7とを備えている。フロントカバー7は、その下端部を支点として、本体開口部6を閉鎖する実線で示す閉位置と、本体開口部6を開放する仮想線で示す開位置とに揺動可能である。
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ8を備えている。給紙トレイ8は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。
スキャナユニット11は、本体ケーシング2内の上方部に配置されている。スキャナユニット11は、後述する、複数、すなわち4個の感光ドラム18のそれぞれに向けて、画像データに基づいて、レーザビームをそれぞれ出射するように構成されている。
ドロワフレーム40は、本体ケーシング2内の上下方向略中央であって、スキャナユニット11の下方に配置されている。ドロワフレーム40は、平面視略矩形の有底枠形状を有している。ドロワフレーム40は、本体ケーシング2に対して、本体ケーシング2内に位置する実線で示す内側位置と、本体ケーシング2外に位置する仮想線で示す外側位置との間を前後方向に沿ってスライド移動可能に構成されている。ドロワフレーム40は、本体ケーシング2に支持されている。
複数のプロセスカートリッジ17のそれぞれは、ドロワフレーム40が外側位置にあるときに、前後方向に互いに間隔を隔てて並ぶようにドロワフレーム40に対して離脱可能に構成されている。たとえば、複数のプロセスカートリッジ17は、前方から後方に向けて、ブラックプロセスカートリッジ17K、イエロープロセスカートリッジ17Y、マゼンタプロセスカートリッジ17M、シアンプロセスカートリッジ17Cを備えている。
複数のプロセスカートリッジ17のそれぞれは、プロセスフレーム36と、感光ドラム18と、帯電ローラ19と、現像ローラ20と、供給ローラ21と、層厚規制ブレード22と、導光部の一例としてのライトガイド35とを備えている。
プロセスフレーム36は、左右方向に延び、下方が開放された略ボックス形状を有している。
感光ドラム18は、左右方向に延びる略円筒形状を有しており、プロセスフレーム36内の下端部において、その一部がプロセスフレーム36から下方に露出するように、プロセスフレーム36に回転可能に支持されている。なお、感光ドラム18の下端部は、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着された状態で、ドロワフレーム40の底板44が有する図示しない開口を介して露出している。
ライトガイド35は、感光ドラム18の後方に間隔を隔てて配置されるように、プロセスフレーム36に支持されている。ライトガイド35は、左右方向に延びている。すなわち、ライトガイド35は、感光ドラム18に向き合うように配置されている。ライトガイド35は、光源80からの光を感光ドラム18の表面に導いて、感光ドラム18を除電するように構成されている。ライトガイド35は、例えば、無色透明のアクリル樹脂からなり、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
また、複数のプロセスカートリッジ17のそれぞれは、その内部に各色に対応する現像剤の一例としてのトナーを収容している。
転写ユニット13は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方、かつ、ドロワフレーム40の下方に配置されている。転写ユニット13は、駆動ローラ23および従動ローラ24の間に掛け渡されている搬送ベルト25と、複数の感光ドラム18のそれぞれとともに搬送ベルト25の上方部分を挟むように配置される複数、すなわち4個の転写ローラ26とを備えている。
定着ユニット14は、転写ユニット13の後方に配置されている。定着ユニット14は、加熱ローラ27と、加熱ローラ27の後下方に並ぶように配置される加圧ローラ28とを備えている。
排紙部5は、排紙ガイド29と、排紙トレイ32とを備えている。
図2Aに示すように、4つの光源80のそれぞれは、本体ケーシング2の右端部に固定されている。複数の光源80は、前後方向に互いに等間隔を隔てて配置されている。複数の光源80のそれぞれは、例えば、LEDライトを備えており、左方に向かって光を発光するように構成されている。なお、この光源は、感光ドラムの感光層が励起する光の波長を有する光源であればよく、例えば、電球や有機ELなどであってもよい。
そして、図1に示すように、プリンタ1において画像形成動作が開始されると、感光ドラム18の表面は、感光ドラム18の回転に伴って、帯電ローラ19により一様に正帯電された後、スキャナユニット11からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、画像データに対応した静電潜像が感光ドラム18の表面に形成される。
また、プロセスカートリッジ17内のトナーは、供給ローラ21に供給され、さらに、現像ローラ20に供給され、供給ローラ21と現像ローラ20との間で正極性に摩耗帯電される。
現像ローラ20に供給されたトナーは、現像ローラ20の回転に伴って、層厚規制ブレード22によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ20の表面に担持される。
現像ローラ20の表面に担持され、かつ、正帯電されているトナーは、感光ドラム18がさらに回転すると、感光ドラム18の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム18の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
給紙トレイ8に収容されている用紙Pは、1枚ごとに捌かれ、所定のタイミングで、感光ドラム18と、搬送ベルト25との間に向けて搬送される。
次いで、用紙Pは、搬送ベルト25によって、前方から後方に向かって、感光ドラム18のそれぞれと転写ローラ26のそれぞれとの間の転写位置を順次通過するように搬送される。各感光ドラム18に担持されている各色のトナー像は、用紙Pの搬送中に、用紙Pに順次転写される。
さらに、用紙Pは、加熱ローラ27と加圧ローラ28との間を通過する間に、加熱および加圧され、これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。
定着ユニット14においてトナー像が熱定着された用紙Pは、排紙ガイド29にガイドされて、排紙トレイ32上に排紙される。
その後、ライトガイド35から感光ドラム18の表面に光が導かれ、これにより、感光ドラム18の周面に残存する電荷が除去される。
2.ドロワフレームの詳細
図2Aおよび図2Bに示すように、ドロワフレーム40は、フレーム本体48と、ガイドユニット49とを備えている。
フレーム本体48は、左側板41と、右側板42と、複数、すなわち5個のビーム板43と、底板44とを備えている。
左側板41は、側面視略矩形の板形状を有しており、前後方向に延びている。
右側板42は、側面視略矩形の板形状を有し、前後方向に延びている。右側板42は、左側板41の右方に間隔を隔てて配置されている。右側板42は、複数、すなわち、4個の挿通穴50と、複数、すなわち4個の第4係合部の一例としての外側壁係合部51と、複数、すなわち、4個の第2係合部の一例としての内側壁係合部52とを備えている。
複数の挿通穴50のそれぞれは、側面視略円形状を有しており、右側板42を左右方向に貫通している。複数の挿通穴50は、前後方向に互いに等間隔を隔てて配置されている。
複数の外側壁係合部51のそれぞれは、正面視略L字状の棒形状を有しており、右側板42の右面から右方に突出した後、上方に向かって突出している。複数の外側壁係合部51のそれぞれは、複数の挿通穴50のそれぞれの上方に配置されている。
複数の内側壁係合部52のそれぞれは、側面視略L字状の棒形状を有しており、右側板42の左面から左方に突出した後、上方に向かって突出している。複数の内側壁係合部52のそれぞれは、複数の挿通穴50のそれぞれの上方に配置されており、かつ、右側板42を挟んで、複数の外側壁係合部51のそれぞれの反対側に配置されている。
複数のビーム板43のそれぞれは、左右方向に延びる正面視略矩形状の板形状を有しており、左側板41と右側板42との間に架設されている。複数のビーム板43は、前後方向に互いに等間隔を隔てて配置されている。詳しくは、最前方に配置されるビーム板43は、左側板41の前端部と右側板42の前端部との間に架設されており、最後方に配置されるビーム板43は、左側板41の後端部と右側板42の後端部との間に架設されている。そして、3個のビーム板43がこれらの間に配置されている。
底板44は、平面視略矩形の板形状を有しており、左側板41の下端部と、右側板42の下端部と、複数のビーム板43のそれぞれの下端部との間に架設されている。
これにより、ドロワフレーム40では、左側板41と、右側板42と、複数のビーム板43のそれぞれと、底板44とにより、複数、すなわち4個の収容空間53が画定されている。
複数の収容空間53のそれぞれは、左右方向に延びており、前後方向にビーム板43を隔てて配置されている。複数の収容空間53のそれぞれには、複数の挿通穴50のそれぞれが臨んでいる。
複数のガイドユニット49のそれぞれは、複数の収容空間53のそれぞれに1つずつ対応しており、ドロワフレーム40の右側板42に配置されている。複数のガイドユニット49のそれぞれは、ガイド部45と、第2付勢部材の一例としての外側ばね46と、第1付勢部材の一例としての内側ばね47とを備えている。
ガイド部45は、筒状部60と、第3係合部の一例としての外側ガイド係合部65と、第1係合部の一例としての内側ガイド係合部66とを備えている。
筒状部60は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。筒状部60の外径は、右側板42の挿通穴50の直径よりもわずかに小さい。筒状部60は、第1傾斜面61と、第2傾斜面62と、第3傾斜面63と、第4傾斜面64とを備えている。
第1傾斜面61は、筒状部60の右端部の外周面であって、左方から右方に向かうにつれて、小径となるように傾斜している。つまり、第1傾斜面61は、右方から左方に向かうにつれて、換言すれば、左右方向において、ドロワフレーム40の外側から内側に向かうにつれて、筒状部60の径方向外方に向かうように傾斜している。そして、図4Aに示すように、第1当接面の一例としての、第1傾斜面61の後面61Aは、右方から左方に向かうにつれて、前方から後方に向かうように傾斜している。また、第1傾斜面61の前面61Bは、右方から左方に向かうにつれて、後方から前方に向かうように傾斜している。
図2Bに示すように、第2傾斜面62は、筒状部60の右端部の内周面であって、左方から右方に向かうにつれて、大径となるように傾斜している。つまり、第2傾斜面62は、右方から左方に向かうにつれて、換言すれば、左右方向において、ドロワフレーム40の外側から内側に向かうにつれて、筒状部60の径方向内方に向かうように傾斜している。そして、図4Aに示すように、第2当接面の一例としての、第2傾斜面62の後面62Aは、右方から左方に向かうにつれて、後方から前方に向かうように傾斜している。また、第2傾斜面62の前面62Bは、右方から左方に向かうにつれて、前方から後方に向かうように傾斜している。
図2Bに示すように、第3傾斜面63は、筒状部60の左端部の外周面であって、右方から左方に向かうにつれて小径となるように傾斜している。つまり、第3傾斜面63は、右方から左方に向かうにつれて、換言すれば、左右方向において、ドロワフレーム40の外側から内側に向かうにつれて、筒状部60の径方向内方に向かうように傾斜している。そして、第1接触面の一例としての、第3傾斜面63の上面63Aは、右方から左方に向かうにつれて、上方から下方に向かうように傾斜している。また、第3接触面の一例としての第3傾斜面63の下面63Bは、右方から左方に向かうにつれて、下方から上方に向かうように傾斜している。
第4傾斜面64は、筒状部60の左端部の内周面であって、右方から左方に向かうにつれて大径となるように傾斜している。つまり、第4傾斜面64は、右方から左方に向かうにつれて、換言すれば、左右方向において、ドロワフレーム40の外側から内側に向かうにつれて、筒状部60の径方向外方に向かうように傾斜している。そして、第4傾斜面64の上面64Aは、右方から左方に向かうにつれて、下方から上方に向かうように傾斜している。
外側ガイド係合部65は、第1傾斜面61よりも左方、かつ、右側板42よりも右方に配置されている。外側ガイド係合部65は、正面視略L字状の棒形状を有しており、筒状部60の上面から上方に向かって突出した後、右方に向かって突出している。
内側ガイド係合部66は、第3傾斜面63よりも右方、かつ、右側板42よりも左方に配置されている。内側ガイド係合部66は、正面視略L字状の棒形状を有しており、筒状部60の左方部分の上面から上方に向かって突出した後、左方に向かって突出している。
そして、複数の筒状部60のそれぞれは、右側板42における複数の挿通穴50のそれぞれに挿通されている。この状態において、外側ガイド係合部65は、右側板42の外側壁係合部51の右下方に配置されている。また、内側ガイド係合部66は、右側板42の内側壁係合部52の左下方に配置されている。
複数の外側ばね46のそれぞれは、引張ばねであって、その一端が右側板42における複数の外側壁係合部51のそれぞれに係合され、その他端が複数のガイド部45のそれぞれの外側ガイド係合部65に係合されている。
複数の内側ばね47のそれぞれは、引張ばねであって、その一端が右側板42における複数の内側壁係合部52のそれぞれに係合され、その他端が複数のガイド部45のそれぞれの内側ガイド係合部66に係合されている。
3.プロセスカートリッジの詳細
図1および図3Aに示すように、プロセスフレーム36は、左右方向に延びる略ボックス形状を有しており、その後下端部において、上記したライトガイド35を支持している。また、プロセスフレーム36は、貫通穴73と、凹部70と、第2接触面の一例としてのフレーム傾斜面71とを有している。
貫通穴73は、プロセスフレーム36の右壁における後下端部に配置されている。貫通穴73は、側面視略円形状を有しており、プロセスフレーム36の右壁を貫通している。貫通穴73の直径は、ライトガイド35の外径と略同じである。
凹部70は、プロセスフレーム36の右壁の右面に配置されており、左右方向から見たときに、貫通穴73と重なっている。
凹部70は、貫通穴73よりも大径な側面視略円形状を有しており、プロセスフレーム36の右壁から左方に向かって凹んでいる。凹部70の内径は、筒状部60の外径よりも大きい。凹部70は、貫通穴73と軸線が一致しており、貫通穴73と連通している。
凹部傾斜面72は、凹部70の右端部であって、左方から右方に向かうにつれて、凹部70の径方向外方に向かうように傾斜している。換言すれば、凹部傾斜面72は、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着された状態において、左右方向におけるドロワフレーム40の内側から外側に向かうにつれて、凹部70の径方向外方に向かうように傾斜している。そして、第4接触面の一例としての、凹部傾斜面72の下面72Aは、左方から右方に向かうにつれて、上方から下方に向かうように傾斜している。
フレーム傾斜面71は、プロセスフレーム36右壁の右面であって、凹部傾斜面72の下面72Aよりも下方に間隔を隔てて配置されている。フレーム傾斜面71は、右方から左方に向かうにつれて、上方から下方に向かうように傾斜している。なお、凹部傾斜面72の下面72Aの右端部と、フレーム傾斜面71の右端部とは、上下方向に延びる摺擦面74により接続されている。
ライトガイド35の右端は、貫通穴73を介して、凹部70内に配置されている。ライトガイド35の外径は、筒状部60の内径と略同じである。
4.ドロワフレームに対するプロセスカートリッジの着脱時におけるガイド部の動作
ドロワフレーム40にプロセスカートリッジ17を装着する場合は、複数のプロセスカートリッジ17のそれぞれは、外側位置にあるドロワフレーム40の複数の収容空間53のそれぞれに、上方から下方に移動されることによって装着される。
このとき、具体的には、図3Aに示すように、プロセスフレーム36のフレーム傾斜面71は、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aに上方から近づく。また、ガイド部45は、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置されている。
次いで、図3Bに示すように、プロセスカートリッジ17がさらに下方に移動すると、プロセスカートリッジ17のプロセスフレーム36のフレーム傾斜面71は、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aに当接し、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aを下方に向かって押圧する。
すると、ガイド部45は、第3傾斜面63の上面63Aを、プロセスフレーム36のフレーム傾斜面71に摺擦させながら、外側ばね46の付勢力に抗して、右方に移動する。
その後、フレーム傾斜面71が第3傾斜面63の上面63Aよりも下方に到達すると、摺擦面74が筒状部60の左端部と当接する。
この状態、すなわち、ガイド部45が、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される状態から右方に移動した状態におけるガイド部45の位置が、第2退避位置である。ガイド部45は、第2退避位置に位置する状態において、その中央部が右側板42の挿通穴50よりも右方に配置されており、外側ばね46によって、左方に向かう付勢力が付与されている。
その後、図3Cに示すように、プロセスカートリッジ17がさらに下方に移動すると、摺擦面74が筒状部60の左端部から離れ、凹部70が筒状部60と左右方向に向き合う。
すると、ガイド部45は、外側ばね46の付勢力により、第3傾斜面63の下面63Bを、プロセスカートリッジ17の凹部傾斜面72の下面72Aに摺擦させながら、左方に移動する。
そして、プロセスカートリッジ17がさらに下方に移動すると、ガイド部45は、プロセスカートリッジ17の凹部傾斜面72から離間して、外側ばね46の付勢力により、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置に戻る。
このとき、ガイド部45の左端部は、プロセスカートリッジ17の凹部70の内方に配置されており、ライトガイド35の右端部の右方に配置されている。また、左右方向から見たときに、ライトガイド35と筒状部60の内部空間とは略一致している。
一方、図1に示すように、ドロワフレーム40からプロセスカートリッジ17を離脱させる場合は、複数のプロセスカートリッジ17のそれぞれは、外側位置にあるドロワフレーム40から、下方から上方に向かって引き上げられる。
このとき、具体的には、図3Cに示すように、プロセスカートリッジ17の凹部傾斜面72の下面72Aは、ガイド部45の第3傾斜面63の下面63Bに下方から近づく。
そして、プロセスカートリッジ17がさらに上方に移動すると、プロセスカートリッジ17の凹部傾斜面72の下面72Aは、ガイド部45の第3傾斜面63の下面63Bを上方に向かって押圧する。
すると、ガイド部45は、第3傾斜面63の下面63Bを、プロセスカートリッジ17の凹部傾斜面72の下面72Aに摺擦させながら、外側ばね46の付勢力に抗して、右方に移動する。そして、筒状部60の左端部が、プロセスカートリッジ17の摺擦面74に当接する。これにより、ガイド部45は、図3Bに示すように、第2退避位置に配置される。
次いで、プロセスカートリッジ17がさらに上方に移動すると、プロセスカートリッジ17の摺擦面74が、内側ガイド係合部66の左端部から離間する。
すると、ガイド部45は、外側ばね46の付勢力により、第3傾斜面63の上面63Aを、プロセスカートリッジ17のフレーム傾斜面71に摺擦させながら、左方に移動する。
その後、プロセスカートリッジ17がさらに上方に移動すると、図3Aに示すように、ガイド部45は、プロセスカートリッジ17のフレーム傾斜面71から離間して、外側ばね46の付勢力により、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置に戻る。
5.装置本体に対するドロワフレームの移動時におけるガイド部の動作
図1に示すように、プロセスカートリッジ17は、上記したように、外側位置にあるドロワフレーム40に装着される。
このとき、図3Cに示すように、ガイド部45は、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置に配置されており、かつ、ライトガイドの右方に配置されている。
そして、ドロワフレーム40は、外側位置から後方に向かって移動される。
すると、複数のガイド部45のそれぞれは、本体ケーシング2の複数の光源80のそれぞれに当接する。
このとき、具体的には、図4Aに示すように、ガイド部45の第1傾斜面61の後面61Aは、光源80に前方から近づく。
そして、図4Bに示すように、ドロワフレーム40がさらに後方に移動されると、ガイド部45の第1傾斜面61の後面61Aは、光源80に対して前方から後方に向かって当接する。
すると、ガイド部45は、第1傾斜面61の後面61Aを、光源80に摺擦させながら、内側ばね47の付勢力に抗して、左方に移動する。そして、第1傾斜面61の後面61Aが、光源80から離間し、筒状部60の右端面が、光源80に当接する。
この状態、すなわち、ガイド部45が、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置から左方に移動した状態におけるガイド部45の位置が、第1退避位置である。ガイド部45は、第1退避位置に位置する状態において、その中央部が右側板42の挿通穴50よりも左方に配置されており、内側ばね47によって、右方、すなわち、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置に向かう付勢力が付与されている。
そして、ドロワフレーム40がさらに後方に移動されると、ガイド部45は、内側ばね47の付勢力により、第2傾斜面62の後面62Aを、光源80に摺擦させながら、右方に移動する。
次いで、図2Aに示すドロワフレーム40がさらに後方に移動されると、ガイド部45の第2傾斜面62は、光源80から離間する。そして、図4Cに示すように、ガイド部45は、内側ばね47の付勢力により、その中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置に配置される。
このとき、ガイド部45の右端部は、光源80の左端部を覆っている。
この状態、すなわち、ガイド部45の中に光源80が入ったガイド部45の位置が、案内位置である。
この状態において、図2Aに示すように、光源80からガイド部45に向けて光が発光される。そして、ガイド部45は、光源80からライトガイド35に向かう光路を覆っており、光源80からの光をガイド部45に案内している。
一方、図1に示すように、ドロワフレーム40が外側位置に配置される場合には、フロントカバー7は、開位置に配置される。そして、ドロワフレーム40は、前方に向かって移動される。
このとき、具体的には、図4Cに示すように、ガイド部45の第2傾斜面62の後面62Aは、光源80に後方から近づく。
そして、図2Aに示すドロワフレーム40がさらに前方に移動すると、第2傾斜面62の後面62Aは、光源80に対して後方から前方に向かって当接する。
すると、ガイド部45は、第2傾斜面62の後面62Aを、光源80に摺擦させながら、内側ばね外側ばね46の付勢力に抗して、左方に移動する。そして、図4Bに示すように、筒状部60の右端面が、光源80の左端面に当接する。そして、ガイド部45は、第1退避位置に配置される。
次いで、ドロワフレーム40がさらに前方に移動すると、筒状部60の左端面が、光源80から離間する。そして、ガイド部45は、内側ばね47の付勢力により、第1傾斜面61の後面61Aを、光源80に摺擦させながら、右方に移動する。
その後、ドロワフレーム40がさらに前方に移動すると、ガイド部45の第1傾斜面61は、光源80から離間する。そして、図4Aに示すように、ガイド部45は、内側ばね47の付勢力により、ガイド部45の中央部が右側板42の挿通穴50の内側に配置される位置に配置される。
6.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、ドロワフレーム40は、ガイド部45を備えている。そして、ガイド部45は、光源80からの光をライトガイド35に案内する案内位置と、案内位置よりも光源80から左方に離れる方向に退避する第1退避位置との間を移動する。
そのため、ドロワフレーム40が内側位置に位置する状態において、ガイド部45を案内位置に位置させることにより、ガイド部45によって光源80からの光をライトガイド35に案内できる。
その結果、ライトガイド35から感光ドラム18に光を円滑に導くことができる。
また、ガイド部45を第1退避位置に配置すれば、ガイド部45がドロワフレーム40における内側位置と外側位置との間の移動の妨げとなることを抑制できる。
そして、ドロワフレーム40がガイド部45を備えるので、ドロワフレーム40を外側位置に位置させたときに、ガイド部45を容易に視認できる。
そのため、ガイド部45の汚れの有無を容易に確認できる。また、ガイド部45が汚れている場合には、ガイド部45を容易に清掃できる。すなわち、ガイド部45を容易にメンテナンスできる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、ドロワフレーム40は、内側ばね47を備えている。内側ばね47は、ガイド部45が第1退避位置に位置するときに、ガイド部45が案内位置に向かうようにガイド部45を付勢する。
そのため、ガイド部45が第1退避位置に配置されるときには、内側ばね47によって、ガイド部45に対して、常には、第1退避位置から案内位置に向かう付勢力を付与できる。
そのため、内側ばね47によって、ガイド部45を第1退避位置から案内位置に円滑に向かわせることができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図4Aに示すように、内側ばね47は、引張ばねである。
そのため、簡易な構成で、ガイド部45を第1退避位置から案内位置に向かわせることができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図4Aに示すように、内側ばね47は、その一端が右側板42における内側壁係合部52に係合され、その他端が内側ガイド係合部66に係合されている。
そのため、内側ばね47をガイド部45とドロワフレーム40との間に安定的に介在させることができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、ガイド部45の第1傾斜面61の後面61Aは、右方から左方に向かうにつれて、前方から後方に向かうように傾斜している。
そのため、ドロワフレーム40が外側位置から内側位置に移動するときに、光源80が第1傾斜面61の後面61Aに当接すると、ガイド部45が、左方に向かって円滑に移動する。
そのため、ドロワフレーム40が外側位置から内側位置に移動するときに、ガイド部45を第1退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、ガイド部45の第2傾斜面62の後面62Aは、右方から左方に向かうにつれて、後方から前方に向かうように傾斜している。
そのため、ドロワフレーム40が内側位置から外側位置に移動するときに、光源80が第2傾斜面62の後面62Aに接触すると、ガイド部45が、左方に向かって円滑に移動する。
そのため、ドロワフレーム40が内側位置から外側位置に移動するときに、ガイド部45を第1退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、ガイド部45は、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着されるときに、第2退避位置に移動する。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着されるときに、ガイド部45がプロセスカートリッジ17の装着の妨げとなることを抑制できる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、ドロワフレーム40は、外側ばね46を備えている。外側ばね46は、ガイド部45が第2退避位置に位置するときに、ガイド部45が案内位置に向かうようにガイド部45を付勢する。
そのため、ガイド部45が第2退避位置に配置されるときには、外側ばね46によって、ガイド部45に対して、常には、第2退避位置から案内位置に向かう付勢力を付与できる。
そのため、外側ばね46によって、ガイド部45を第2退避位置から案内位置に円滑に向かわせることができる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、外側ばね46は、引張ばねである。
そのため、簡易な構成で、ガイド部45を第2退避位置から案内位置に向かわせることができる。
(10)また、このプリンタ1によれば、図3Aに示すように、外側ばね46は、その一端が右側板42の外側壁係合部51に係合され、その他端がガイド部45の外側ガイド係合部65に係合されている。
そのため、外側ばね46をガイド部45とドロワフレーム40との間に安定的に介在させることができる。
(11)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aは、右方から左方に向かうにつれて、上方から下方に向かうように傾斜している。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着されるときに、プロセスカートリッジ17が第3傾斜面63の上面63Aに当接すると、ガイド部45が、右方に向かって円滑に移動する。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着されるときに、ガイド部45を第2退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(12)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、フレーム傾斜面71は、プロセスフレーム36の右下端面であって、右方から左方に向かうにつれて、下方に向かうように傾斜している。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着されるときに、プロセスカートリッジ17のフレーム傾斜面71と、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aとを円滑に当接させることができる。
その結果、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40に装着されるときに、ガイド部45を第2退避位置に向かって一層円滑に移動させることができる。
(13)また、このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aは、右方から左方に向かうにつれて、下方から上方に向かうように傾斜している。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40から離脱されるときに、プロセスカートリッジ17が第3傾斜面63の上面63Aに当接すると、ガイド部45が、右方に向かって円滑に移動する。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40から離脱されるときに、ガイド部45を第2退避位置に向かって円滑に移動させることができる。
(14)また、このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、凹部傾斜面72の下面72Aは、右方から左方に向かうにつれて、上方から下方に向かうように傾斜している。
そのため、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40から離脱されるときに、プロセスカートリッジ17の凹部傾斜面72の下面72Aと、ガイド部45の第3傾斜面63の上面63Aとを円滑に当接させることができる。
その結果、プロセスカートリッジ17がドロワフレーム40から離脱されるときに、ガイド部45を第2退避位置に向かって一層円滑に移動させることができる。
(15)また、このプリンタ1によれば、図3Bに示すように、ガイド部45は、左右方向に沿って、案内位置と第2退避位置との間を移動する。
そのため、ガイド部45を、案内位置と第2退避位置との間で確実に移動させることができる。
(16)また、このプリンタ1によれば、図4Bに示すように、ガイド部45は、左右方向に沿って、案内位置と第1退避位置との間を移動する。
そのため、ガイド部45を、案内位置と第1退避位置との間で確実に移動させることができる。
(17)また、このプリンタ1によれば、図2Aに示すように、光源80は、本体ケーシング2に固定される。
そのため、光源80からの光を安定的に感光ドラム18に導くことができる。
上記実施形態では、外側ばね46および内側ばね47は、引張ばねであったが、例えば、弾性のあるゴムであってもよい。
7.第2実施形態
図5A〜図6Bを参照して、プリンタの第2実施形態を説明する。なお、以下において、上記第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態
(1−1)第2実施形態のドロワフレームの詳細
上記した第1実施形態では、感光ドラム18およびライトガイド35は、ドロワフレーム40に着脱されるプロセスカートリッジ17に備えられる。すなわち、感光ドラム18およびライトガイド35は、ドロワフレーム40に対して相対移動するように構成されている。
対して、第2実施形態では、図5Aおよび図5Bに示すように、感光ドラム18およびライトガイド35は、ドロワフレーム140に備えられている。
具体的には、第2実施形態では、図5Bに示すように、感光ドラム18は、ドロワフレーム140に回転可能に支持されている。そして、ライトガイド35は、感光ドラム18に対応して、図5Aに示すように、ドロワフレーム140に支持されている。
なお、第2実施形態では、ドロワフレーム40には、内部に現像を収容し、現像ローラ20を備える現像カートリッジ106が、離脱可能に装着されている。また、第2実施形態では、ドロワフレーム140は、感光体ユニットの一例である。
ドロワフレーム140は、図6Aに示すように、複数、すなわち、4個の支持部110を備えている。
複数の支持部110のそれぞれは、対応する感光ドラム18の後方に配置されている。支持部110は、前方に向かって開放される側面視略C字状を有しており、左右方向に延びている。複数の支持部110のそれぞれは、ドロワフレーム140に取り付けられている。複数の支持部110のそれぞれの右端部は、右側板142の左端面に当接している。具体的には、複数の支持部110のそれぞれの右端部は、右側板142における挿通穴50の縁部を覆うように、右側板142に当接している。支持部110の内周面は、右側内周面111と、中央内周面112と、段部113とを有している。
右側内周面111は、支持部110の右端部の内周面である。右側内周面111は、右側板142の挿通穴50に臨んでおり、挿通穴50と左右方向において連通している。右側内周面111の内径は、挿通穴50の内径と略同じである。
中央内周面112は、右側内周面111よりも左方に配置されている。中央内周面112の内径は、右側内周面111の内径よりも小さい。
段部113は、右側内周面111と中央内周面112との間に配置されている。段部113は、右側内周面111と中央内周面112とに連続している。具体的には、段部113は、右側内周面111の左端部から径方向内方に向かって延びており、中央内周面112の右端部に連続している。
複数の支持部110のそれぞれは、その内方にライトガイド35を収容するようにして、ライトガイド35を支持している。すなわち、ライトガイド35は、支持部110を介してドロワフレーム140に支持されている。ライトガイド35の右端部は、右側板142よりも左方であって、右側内周面111の内方に配置されている。
また、ガイドユニット149は、ガイド部145と、付勢部材の一例としての支持ばね115とを備えている。
第2実施形態において、ガイド部145は、図2Bに示す第3傾斜面63および第4傾斜面64を備えておらず、ガイド部145の左端縁は左右方向と直交する方向に延びている。
そして、ガイド部145は、右側板142の挿通穴50に挿通されている。また、ガイド部145の左端部は、支持部110の段部113に対して、右方に間隔隔てて配置されており、かつ、支持部110の右側内周面111の内方に配置されており、ライトガイド35の右端部を覆っている。
支持ばね115は、ガイド部145の左端縁と、支持部110の段部113との間には、支持ばね115が配置されている。支持ばね115は、左右方向に延びるコイルばねであって、金属からなる。支持ばね115は、その右端縁がガイド部145の左端縁に当接し、その左端縁が支持部110の段部113に当接しており、圧縮状態で、ガイド部145と支持部110との間に介在している。ライトガイド35の右端部は、支持ばね115の内側に挿通されている。
これにより、ガイド部145は、常には、支持ばね115によって、右方に向かう付勢力が付与されている。なお、ガイド部145は、図示しないストッパにより、案内位置よりも右方に向かう移動が規制されている。
また、図1に示す本体ケーシング2は、図5Aおよび図5Bに示すように、連動部材130を備えている。
連動部材130は、ドロワフレーム140が内側位置に配置された状態において、ドロワフレーム140の右方に間隔を隔てて配置されている。連動部材130は、カム部材100と、連動ばね120とを備えている。
カム部材100は、前後方向に延びており、押圧部101と、当接部102とを備えている。
押圧部101は、枠状部105と、複数、すなわち、4個の押圧カム103とを備えている。
枠状部105は、前後方向に延びる側面視略矩形枠形状を有している。枠状部105の内側には、複数の光源80の左端部が配置されている。
複数の押圧カム103は、複数のガイド部145に対応しており、前後方向に互いに等間隔を隔てて配置されている。複数の押圧カム103のそれぞれは、平面視略台形状を有しており、枠状部105から左方に突出している。複数の押圧カム103のそれぞれは、傾斜面104と、連続面107とを有している。
傾斜面104は、押圧カム103の前面および後面であって、右方から左方に向かうにつれて、前後方向の内方に向かうように傾斜している。具体的には、傾斜面104の前面104Aは、右方から左方に向かうにつれて、後方に向かうように傾斜している。また、傾斜面104の後面104Bは、右方から左方に向かうにつれて、前方に向かうように傾斜している。
連続面107は、傾斜面104の前面104Aの左端部と、傾斜面104の後面104Bの左端部とに連続しており、前後方向に沿っている。
当接部102は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有しており、枠状部105の前端部から前方に延びている。当接部102の上下方向寸法は、枠状部105の上下方向寸法よりも小さい。
連動ばね120は、カム部材100の後方に配置されている。連動ばね120は、前後方向に延びるコイルばねであって、その前端がカム部材100の押圧部101の後端に当接しており、その後端が本体ケーシング2の壁部に当接している。そして、連動ばね120は、圧縮状態で、カム部材100と本体ケーシング2との間に介在している。
これにより、カム部材100は、常には、連動ばね120によって、前方に向かう付勢力が付与されている。
ドロワフレーム140が内側位置に配置されている状態、かつ、フロントカバー7が閉位置に配置されている状態では、カム部材100は、当接部102の前端がフロントカバー7の後面に当接することにより、連動ばね120の付勢力に抗して、後方に退避している。このとき、複数の押圧カム103のそれぞれは、対応するガイド部145に対して後方に配置されている。そのため、複数のガイド部145のそれぞれは、図6Aに示すように、支持ばね112の付勢力により、案内位置に配置されている。
この状態において、ガイド部145の左端部は、ライトガイド35の右端部を覆っており、ガイド部145の右端部は、光源80の左端部を覆っており、ガイド部145の中央部は、光源80からガイド部145に向かう光路を覆っている。
そして、フロントカバー7が開位置に配置されると、カム部材100の前端がフロントカバー7から離間し、カム部材100は、連動ばね120の付勢力によって前方に移動する。
すると、カム部材100の傾斜面104の前面104Aが、ガイド部145の第1傾斜面61の後面61Aに対して後方から前方に向かって当接する。
すると、ガイド部145は、第1傾斜面61の後面61Aが、カム部材100の傾斜面104の前面104Aに摺擦されることにより、支持ばね115の付勢力に抗して、左方に移動する。その後、図6Bに示すように、押圧カム103の連続面107が、ガイド部145の右端部に到達する。
これにより、ガイド部145が退避位置に配置される。
一方、図5Aおよび図5Bに示すように、フロントカバー7が開位置から閉位置に配置されると、フロントカバー7がカム部材100の前端に当接し、カム部材100は、連動ばね120の付勢力に抗して後方に移動する。
すると、図6Bに示すように、押圧カム103の連続面107が、ガイド部145の右端部から離間し、傾斜面104の前面104Aが、ガイド部145の第1傾斜面61の後面61Aと摺擦する。
そして、ガイド部145は、第1傾斜面61の後面61Aに摺擦することにより、支持ばね115の付勢力によって右方に移動する。そして、図6Aに示すように、ガイド部145は、案内位置に配置される。
(1−2)第2実施形態の作用効果
第2実施形態のプリンタによれば、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第2実施形態のプリンタによれば、図6Aに示すように、ドロワフレーム140は、支持ばね115を備える。支持ばね115は、ガイド部145を、案内位置に向かって付勢する。
そのため、支持ばね115によって、ガイド部145を案内位置に円滑に向かわせることができる。
また、第2実施形態のプリンタによれば、図6Aに示すように、支持ばね115は、コイルばねである。
そのため、簡易な構成で、ガイド部145を案内位置に向かわせることができる。
また、第2実施形態のプリンタによれば、図6Aに示すように、ガイド部145は、フロントカバー7が閉位置から開位置へ移動するときに、案内位置から退避位置に移動し、フロントカバー7が開位置から閉位置へ移動するときに、退避位置から案内位置に移動する。
そのため、フロントカバー7の開閉動作に合わせて、ガイド部145を案内位置と退避位置との間で移動させることができる。
その結果、光源80が他の部材との接触を繰り返すことを抑制できる。
また、第2実施形態のプリンタによれば、図6Aに示すように、ドロワフレーム140が内側位置に配置され、かつ、ガイド部145が案内位置に配置される状態において、ガイド部145の左端部は、ライトガイド35の右端部を覆っており、ガイド部145の右端部は、光源80の左端部を覆っており、ガイド部145の中央部は、光源80からガイド部145に向かう光路を覆っている。
そのため、ガイド部145によって光源80からの光が漏れることを抑制できる。
また、ライトガイド35は、支持ばね115の内側に挿通されている。
そのため、プリンタにおける省スペース化が図れるとともに、支持ばね115によって、ライトガイド35に導入された光が外部に漏れることを抑制できる。
また、第2実施形態のプリンタによれば、図6Bに示すように、ガイド部145は、左右方向に沿って案内位置と退避位置との間を移動する。
そのため、ガイド部145を、案内位置と退避位置との間で確実に移動させることができる。
上記実施形態では、支持ばね115は、コイルばねであったが、例えば圧縮ばねや板ばねであってもよい。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
6 本体開口部
7 フロントカバー
17 プロセスカートリッジ
18 感光ドラム
20 現像ローラ
35 ライトガイド
40 ドロワフレーム
45 ガイド部
46 外側ばね
47 内側ばね
51 外側壁係合部
52 内側壁係合部
61A 後面
62A 後面
63A 上面
65 外側ガイド係合部
66 内側ガイド係合部
71 フレーム傾斜面
72A 下面
80 光源
92 外側弾性部材
93 内側弾性部材
115 支持ばね
140 ドロワフレーム
145 ガイド部

Claims (23)

  1. 光を発光するように構成される光源を備える装置本体と、
    感光ドラムと、前記光源からの光を前記感光ドラムの表面に導くように構成され、前記感光ドラムに向かい合うように位置する導光部とを備えるプロセスカートリッジと、
    前記装置本体内に位置する内側位置と、前記装置本体外に位置する外側位置との間を移動可能であり、前記プロセスカートリッジを着脱可能に支持するドロワフレームと、を備え、
    前記ドロワフレームは、前記光源からの光を前記導光部に案内する案内位置と、前記案内位置よりも前記光源から離れる方向に退避する第1退避位置との間を移動するように構成されているガイド部を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記ドロワフレームは、前記ガイド部が前記第1退避位置に位置するときに、前記ガイド部が前記案内位置に向かうように前記ガイド部を付勢する第1付勢部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1付勢部材は、引張ばねであることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ガイド部は、前記第1付勢部材を係合させる第1係合部を備え、
    前記ドロワフレームは、前記第1付勢部材を係合させる第2係合部を備えることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ガイド部は、前記ドロワフレームが前記外側位置から前記内側位置に移動するときに、前記光源と接触する第1当接面を備え、
    前記第1当接面は、前記ドロワフレームが前記内側位置に位置する状態において、前記感光ドラムの軸線方向における前記ドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、前記外側位置から前記内側位置に向かうように傾斜していることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ガイド部は、前記ドロワフレームが前記内側位置から前記外側位置に移動するときに、前記光源と接触する第2当接面を備え、
    前記第2当接面は、前記ドロワフレームが前記内側位置に位置する状態において、前記感光ドラムの軸線方向における前記ドロワフレームの外側から内側に向かうにつれで、前記内側位置から前記外側位置に向かうように傾斜していることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ガイド部は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームに装着されるときに、前記プロセスカートリッジから離れる方向に退避する第2退避位置に移動するように構成されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ドロワフレームは、前記ガイド部が前記第2退避位置に位置するときに、前記ガイド部が前記案内位置に向かうように前記ガイド部を付勢する第2付勢部材をさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2付勢部材は、引張ばねであることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ガイド部は、前記第2付勢部材を係合させる第3係合部を備え、
    前記ドロワフレームは、前記第2付勢部材を係合させる第4係合部を備えることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記ガイド部は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームに装着されるときに、前記プロセスカートリッジと接触する第1接触面を備え、
    前記第1接触面は、前記感光ドラムの軸線方向における前記ドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、前記ドロワフレームに対する前記プロセスカートリッジの装着方向の下流側へ向かうように傾斜していることを特徴とする、請求項7ないし10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記プロセスカートリッジは、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームに装着されるときに、前記第1接触面と接触する第2接触面を備え、
    前記第2接触面は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームに装着された状態において、前記軸線方向における前記ドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、前記装着方向の下流側へ向かうように傾斜していることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記ガイド部は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームから離脱されるときに、前記プロセスカートリッジと接触する第3接触面を備え、
    前記第3接触面は、前記感光ドラムの軸線方向における前記ドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、前記ドロワフレームに対する前記プロセスカートリッジの離脱方向の下流側へ向かうように傾斜していることを特徴とする、請求項7ないし12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記プロセスカートリッジは、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームから離脱されるときに、前記第3接触面と接触する第4接触面を備え、
    前記第4接触面は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワフレームに装着された状態において、前記軸線方向における前記ドロワフレームの外側から内側に向かうにつれて、前記離脱方向の下流側へ向かうように傾斜していることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記ガイド部は、前記感光ドラムの軸線方向に沿って前記案内位置と前記第2退避位置との間を移動するように構成されていることを特徴とする、請求項7ないし14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. 前記ガイド部は、前記感光ドラムの軸線方向に沿って前記案内位置と前記第1退避位置との間を移動するように構成されていることを特徴とする、請求項1ないし15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 光を発光するように構成される光源を備える装置本体と、
    現像剤を収容する現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジを着脱可能に支持するように構成され、前記装置本体内に位置する内側位置と、前記装置本体外に位置する外側位置との間を移動可能な感光体ユニットであって、感光ドラムと、前記光源からの光を前記感光ドラムの表面に導くように構成され、前記感光ドラムに向かい合うように位置する導光部とを備える感光体ユニットと、を備え、
    前記感光体ユニットは、前記光源からの光を前記導光部に案内する案内位置と、前記案内位置よりも前記光源から離れる方向に退避する退避位置との間を移動するように構成されているガイド部を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  18. 前記感光体ユニットは、前記ガイド部を、前記案内位置に向かって付勢する付勢部材をさらに備えることを特徴とする、請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記付勢部材は、コイルばねであり、
    前記導光部は、前記コイルばねの内側に挿通されていることを特徴とする、請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記装置本体は、前記感光体ユニットを通過させるための開口部を開放する開位置と、前記開口部を閉鎖する閉位置との間を移動するように構成される構成されるカバーを備え、
    前記ガイド部は、前記カバーが閉位置から開位置へ移動するときに、前記案内位置から前記退避位置に移動し、前記カバーが開位置から閉位置へ移動するときに、前記退避位置から前記案内位置に移動することを特徴とする、請求項17ないし19のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  21. 前記ガイド部は、前記感光体ユニットが前記内側位置に位置し、かつ、当該ガイド部が前記案内位置に位置する状態において、前記光源の前記導光部側端部と、前記導光部の前記光源側端部と、前記光源と前記導光部との間の光路と、を覆っていることを特徴とする、請求項17ないし20のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  22. 前記ガイド部は、前記感光ドラムの軸線方向に沿って前記案内位置と前記退避位置との間を移動するように構成されていることを特徴とする、請求項17ないし21のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  23. 前記光源は、前記装置本体に固定されていることを特徴とする、請求項1ないし22のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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