JP2016122870A - 端末制御システム、端末制御装置、端末制御方法および端末制御プログラム - Google Patents

端末制御システム、端末制御装置、端末制御方法および端末制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できる端末制御システムを提供する。
【解決手段】統計情報取得部51は、各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する。ルール生成部52は、各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成する。ルールは、例えば、ANDSFに従って記述される。ルール送信部53は、生成されたルールを、各端末装置に送信する。
【選択図】図8

Description

本発明は、端末制御システム、端末制御装置、端末制御方法および端末制御プログラムに関する。
端末装置の動作を規定するルールを配布する規格として、ANDSF(Access Network Discovery and Selection Function )がある。ANDSFについては、非特許文献1,2に記載されている。図9は、非特許文献2に記載されたルールの例を示す。図9では、ルールとして、条件と、その条件が満たされた場合の端末装置の好ましいアクションを示している。図9に示す例では、端末装置の接続先がインターネットである場合には、“Wi-Fi with DSMIPv6 3GPP”を介して接続することが好ましいということを表している。
なお、セキュリティポリシを配布するための技術が、特許文献1に記載されている。
また、近年、集中管理型のシステムとして、オープンフロー(OpenFlow)という技術が提案されている。オープンフローでは、パケットを転送する複数のスイッチと、各スイッチを制御する制御装置とを備え、制御装置が各スイッチにフローエントリを設定し、各スイッチが受信したパケットをフローエントリに従って処理する。フローエントリとは、パケットが属しているフローに応じて、そのパケットをどのように処理するか(例えば、転送、廃棄等)を規定した情報である。例えば、スイッチは、フローエントリに規定されていないパケットを受信した場合には、その旨を制御装置に通知し、制御装置は、そのパケットに応じたフローエントリをスイッチに送信する。オープンフローを用いて、スイッチにパケットを転送させるシステムが、例えば特許文献2に記載されている。
また、特許文献3には、QoS(Quality of Service)要求条件が設定されたコンピュータ間のQoSを計測し、その計測結果に従って、そのコンピュータ間のQoSを設定するシステムが記載されている。
また、通信帯域の推定に関する技術が、非特許文献3に記載されている。
特表2008−526144号公報 特開2012−175394号公報 特開2009−55327号公報
各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できることがこのましい。しかし、特許文献3に記載のシステムは、コンピュータ間のQoS設定のみを行っている。そのため、特許文献3に記載のシステムでは、各無線通信ネットワークの通信量を制御することは難しい。
そこで、本発明は、各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できる端末制御システム、端末制御装置、端末制御方法および端末制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明による端末制御システムは、各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する統計情報取得手段と、各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成するルール生成手段と、生成されたルールを、各端末装置に送信するルール送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による端末制御装置は、各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する統計情報取得手段と、各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成するルール生成手段と、生成されたルールを、各端末装置に送信するルール送信手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による端末制御方法は、各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得し、各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成し、生成したルールを、各端末装置に送信することを特徴とする。
また、本発明による端末制御プログラムは、コンピュータに、各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する統計情報取得処理、各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成するルール生成処理、および、生成されたルールを、各端末装置に送信するルール送信処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できる。
ポリシを記述するためのデータ構造を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態の例を示す説明図である。 端末内OFC11による端末内OFS12の制御の例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の処理経過の例を表すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の処理経過の例を表すフローチャートである。 ステップS21で生成されるポリシにおいて統計情報を指定する部分のデータ構造の例を示す説明図である。 本発明の端末制御システムの主要部を示すブロック図である。 非特許文献2に記載されたルールの例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
以下に示す各実施形態では、ANDSFに従って記述されたルールで端末装置を制御する場合を例にして説明する。ANDSFに従って記述されたルールはポリシと呼ばれる。図1は、ポリシを記述するためのデータ構造を示す説明図である。図1に示すデータ構造はANDSF MO(Management Object )と呼ばれる。ANDSF MOは、XML(Extensible Markup Language)データ構造であり、図1に示すように木構造となっている。
図1に示す例では、“ISRP”以下の部分が、ポリシに該当する。このポリシは、ISRP(Inter-system Routing Policy )形式のポリシと呼ばれる。図1に示す例では、例えば、“APN ”に該当する個所に、条件として端末装置の接続先を記述することができ、“RoutingRule ”以下の部分にアクションを記述することができる。この結果、図9に例示するポリシを記述できる。図1では、条件を記述する箇所として、“APN ”を例示したが、“APN ”以外の箇所に他の条件を記述することも可能である。
また、ISRP形式のほか、ISMP(Inter-system Mobility Policy)形式と呼ばれるポリシも記述できる。ISMP形式では、ANDSF MOの“PrioritizedAccess”(図示略)の箇所にアクション記述することができる。
ANDSF MOに記述されたポリシを端末装置が受信すると、端末装置は、そのポリシに基づいて動作する。
また、ANDSF MOでは、ポリシとともに他の情報が記述されてもよい。例えば、図1に示す“DiscoveryInformation ”以下の部分には、端末装置の近くで利用可能な無線通信ネットワークの情報が記述される。端末装置は、この情報を参照して、利用可能な無線通信ネットワークを認識できる。
また、図1に示す“UE-Location ”以下の部分には、端末装置が保持すべき情報として、現在位置を指定することができる。現在位置を保持することが記述されている場合、端末装置は、現在位置の情報を保持する。その結果、ポリシの生成元は、端末装置の現在位置を参照できる。このように、ANDSF MOでは、端末装置が保持すべき情報を指定することができる。
以下に示す各実施形態では、集中管理型のシステムとして、オープンフローを用いた例を説明する。なお、各実施形態において、集中管理型のシステムはオープンフローである必要はなく、どのようなシステムであってもよい。また、オープンフローに従って動作する制御装置を、OFC(OpenFlow controller)と記す。また、オープンフローに従って動作するスイッチを、OFS(OpenFlow switch )と記す。
実施形態1.
図2は、本発明の第1の実施形態の例を示す説明図である。第1の実施形態の端末制御システムは、網側OFC2と、ポリシサーバ3とを備え、端末装置1を制御する。端末装置1は、例えば、無線通信を行う携帯端末であり、端末装置1の例としてスマートフォン等が挙げられる。
網側OFC2およびポリシサーバ3は、通信ネットワーク4を介して端末装置1と通信を行う。網側OFC2は、端末装置1が各無線通信ネットワークで通信を行った際の通信量の情報を端末装置1から収集する。この通信量の情報は、統計情報と呼ばれる。ポリシサーバ3は、端末装置1の動作を定めたルール(ANDSFに従って記述されたルール)を端末装置1に送信する。なお、図2では、1台の端末装置1を図示しているが、制御対象となる端末装置1は複数存在する。
端末装置1は、OFSとして動作するとともに、そのOFSを制御するOFCとしても動作する。端末装置1内でOFSとして動作する要素を端末内OFS12と記す。また、端末装置1内でOFCとして動作する要素を端末内OFC11と記す。
端末内OFC11は、オープンフローに従って、端末内OFS12を制御する。図3は、端末内OFC11による端末内OFS12の制御の例を示す模式図である。端末内OFC11は、ポリシサーバ3(図3において図示略。図2参照。)からポリシを受信しているものとする。また、本例では、そのポリシで、動画配信サーバに対してパケットを送信する場合、端末装置1がWiFi(Wireless Fidelity )インタフェースを用いることが定められ、メールサーバに対してパケットを送信する場合、端末装置1が3G(3rd Generation)インタフェースを用いることが定められているものとする。
端末内OFS12が、端末用アプリケーションに従って動画配信サーバ(図示せず。)に動画をアップロードする等の動作を行う際に、その動画配信サーバに最初にパケットを送信する場合を例にする。その時点では、端末内OFS12はその動画配信サーバへのパケットを送信しておらず、端末内OFS12は、その動画配信サーバ宛のパケットに対応するフローエントリを保持していない。このとき、端末内OFS12は、その動画配信サーバを宛先とする最初のパケットを、端末内OFC11に通知する(ステップS1)。端末内OFC11は、予め受信していたポリシに従って、その動画配信サーバを宛先とするパケットは、WiFiインタフェースから送信することを定めたフローエントリを作成する。そして、端末内OFC11は、そのフローエントリを端末内OFS12に通知する(ステップS2)。端末内OFS12は、そのフローエントリを保持する。そして、端末内OFS12は、そのフローエントリに従って、動画配信サーバを宛先とする最初のパケットをWiFiインタフェース(WiFiのポート)から送信する。その後、端末内OFS12は、動画配信サーバを宛先とする各パケットを、エントリに従って、WiFiインタフェースから送信する。
ここでは、端末内OFS12が動画配信サーバ宛のパケットを送信する場合の処理経過を例示したが、端末内OFS12がメールサーバ宛のパケットを送信する場合の処理経過も同様である。ただし、その場合、メールサーバ宛のパケットを3Gインタフェースから送信することを定めたフローエントリを端末内OFC11が作成し、端末内OFS12は、メールサーバを宛先とするパケットを3Gインタフェースから送信する。
端末内OFC11および端末内OFS12は、例えば、プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。
網側OFC2は、オープンフローに従って、スイッチを制御する制御装置である。ただし、網側OFC2が制御対象とするスイッチは、端末装置1以外の通信装置であってもよい。
また、網側OFC2は、オープンフローに従って、端末装置1(具体的には、端末内OFS12)を制御してもよい。その場合、端末内OFS12は、オープンフローの制御を端末内OFC11および網側OFC2から受けることになる。
本実施形態における網側OFC2の主な動作は、端末装置1(具体的には、端末内OFS12)から統計情報を収集し、統計情報をポリシサーバ3に送信することである。網側OFC2は、オープンフロー制御によって端末内OFS12から統計情報を収集してもよく、あるいは、オープンフローに依らずに端末内OFS12から統計情報を収集してもよい。従って、網側OFC2と端末内OFS12との間の通信は、オープンフロー制御のための通信でなくてもよい。
網側OFC2は、統計情報取得部21を備える。
統計情報取得部21は、個々の端末装置1から統計情報を取得する。
そして、統計情報取得部21は、1つの端末装置1から得られた統計情報に基づいて、その端末装置1での無線通信ネットワーク毎の通信量を算出する。統計情報取得部21は、この処理を端末装置1毎に行う。そして、統計情報取得部21は、それぞれの端末装置1に関して無線通信ネットワーク毎に求めた通信量をポリシサーバ3に送信する。
統計情報取得部21は、例えば、網側OFC2用の端末制御プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。CPUは、プログラムを読み込み、プログラムに従って統計情報取得部21として動作する。
ポリシサーバ3は、ポリシ生成部32と、ポリシ送信部33とを備える。
ポリシ生成部32は、それぞれの端末装置1における無線通信ネットワーク毎の通信量に基づいて、各無線通信ネットワークの通信量の度合いを表す混雑度を算出する。そして、 ポリシ生成手段32は、各無線通信ネットワークの混雑度を平均化するポリシを生成する。
ポリシ送信部33は、生成されたポリシを制御対象の端末装置1に送信する。
ポリシ生成部32およびポリシ送信部33は、例えば、ポリシサーバ3用の端末制御プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。CPUは、そのプログラムを読み込み、プログラムに従ってポリシ生成部32およびポリシ送信部33として動作する。端末制御プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
図4は、本発明の第1の実施形態の処理経過の例を表すフローチャートである。
統計情報取得部21は、個々の端末装置1(具体的には端末内OFS12)から統計情報を取得する(ステップS11)。統計情報取得部21は、取得した統計情報に基づいて、個々の端末装置1での無線通信ネットワーク毎の通信量を算出する(ステップS12)。統計情報取得部21は、ステップS12で算出した通信量の情報をポリシサーバ3に送信する(ステップS13)。ポリシサーバ31は、ステップS13で受信した通信量の情報から、各無線通信ネットワークの混雑度を算出する(ステップS14)。
以下、ステップS11〜S14の処理態様は、複数あり得る。以下、ステップS11〜S14の種々の処理態様を説明する。
[処理態様1]
処理態様1は、網側OFC2が、端末装置1のポート毎の通信量を統計情報として収集する態様である。
処理態様1では、端末内OFS12は、例えば定期的に、各ポートでの通信量を保持する。端末内OFS12は、通信量を累積加算した値を保持する。通信量は、例えば、パケット数で表される。ただし、端末内OFS12は、パケット数以外で表した通信量を保持してもよい。また、端末内OFS12がポートに対応する通信量を更新するタイミングは、無線通信ネットワークとの接続時および接続断時でもよい。
そして、統計情報取得部21は、ステップS11において、各端末装置1の端末内OFS12に対して、保持しているポート毎の通信量を要求する。端末内OFS12は、その要求に応じて、ポート毎の通信量の情報を網側OFC2に送信する。統計情報取得部21は、その情報を統計情報として受信する(ステップS11)。
また、端末内OFS12は、無線通信ネットワークとの接続時および接続断時に、接続された無線通信ネットワークまたは接続断となった無線通信ネットワークの識別子(以下、接続先NW識別子と記す。)を網側OFC2に送信する。例えば、WiFiの場合、SSID(Service Set Identifier)やBSSID(Basic Service Set Identifier)の両方または一方を接続先NW識別子として用いることができる。また、例えば、3GやWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access )の場合、セルID、基地局ID、キャリアIDや、それらの組み合わせを接続先NW識別子として用いることができる。端末内OFS12は、接続先NW識別子を、無線通信ネットワークとの接続に用いたポートのポート情報(ポートステータスメッセージ)に含めて送信すればよい。端末内OFS12は、例えば、ポート情報のnameフィールドに接続先NW識別子を格納して、ポート情報を網側OFC2に送信する。このとき端末内OFS12は、接続先NW識別子をhash等で暗号化してもよい。また。端末内OFS12が接続先NW識別子を送信する方法は、上記の方法に限定されない。例えば、端末内OFS12が接続先NW識別子をベンダ拡張メッセージに含めて送信してもよい。
統計情報取得部21は、上記の接続先NW識別子も各端末装置1から受信する。
統計情報取得部21は、1つの端末装置1(具体的には端末内OFS12)から受信したポート毎の通信量の情報から、その端末装置1における各無線通信ネットワークの平均通信量を算出する(ステップS12)。統計情報取得部21は、この処理を端末装置1毎に行う。
本例では、端末内OFS12は、時間経過とともに累積加算したポート毎の通信量を送信する。そのため、統計情報取得部21は、端末内OFS12の一つのポートに着目した場合、複数回に渡って取得したそのポートの通信量同士の差分を順次計算し、その差分から、そのポートにおける平均通信量を算出する。
統計情報取得部21は、それぞれの端末装置1における無線通信ネットワーク毎の平均通信量を算出すると、その情報をポリシサーバ3に送信する(ステップS13)。
ポリシ生成部32は、それぞれの端末装置1における無線通信ネットワーク毎の平均通信量を受信すると、その値を用いて、無線通信ネットワーク毎に混雑度を算出する(ステップS14)。ステップS13で算出された各無線通信ネットワークの平均通信量は、個々の端末装置1における通信量である。ポリシ生成部32は、無線通信ネットワーク毎に、各端末装置1での平均通信量として算出された値を合算し、その合算結果を、無線通信ネットワークの容量で除算することによって、無線通信ネットワーク毎の混雑度を算出する。この除算結果が混雑度に該当する。
ステップS14で用いられる各無線通信ネットワークの容量は、例えば、無線通信ネットワーク毎に定数として予めポリシ生成部32に記憶されていてもよい。
あるいは、端末内OFS12が、接続先の各無線通信ネットワークの基地局(図2において図示略)から無線通信ネットワークの最大容量の情報を受信し、その情報をポリシ生成部32に通知してもよい。無線通信ネットワークの最大容量は、基地局が端末装置1に送信するビーコンや制御信号に含まれている。端末内OFS12は、ポリシ生成部32に直接、無線通信ネットワークの最大容量の情報を送信してもよい。あるいは、端末内OFS12は、網側OFC2に無線通信ネットワークの最大容量の情報を送信し、網側OFC2がその情報をポリシ生成部32に転送してもよい。
また、ポリシ生成部32が、前述の合算結果の推移から、無線通信ネットワークの容量を推定してもよい。例えば、ポリシ生成部32は、ある無線通信ネットワークに対して、各端末装置1での平均通信量として算出された値を合算した場合、その合算結果を履歴として保持し、過去に得られた合算結果の最大値を、その無線通信ネットワークの容量であると推定してよい。このとき、ポリシ生成部32は、直近の一定時間の範囲内で得られた合算結果の最大値を、無線通信ネットワークの容量であると推定してもよい。
[処理態様2]
処理態様2は、網側OFC2が、端末装置1でのフロー毎の通信量を統計情報として収集する態様である。
処理態様2では、端末内OFS12は、例えば定期的に、各フローの通信量を保持する。端末内OFS12は、通信量を累積加算した値をフロー毎に保持する。端末内OFS12がフローの通信量を更新するタイミングは、無線通信ネットワークとの接続時および接続断時でもよい。
そして、統計情報取得部21は、ステップS11において、各端末装置1の端末内OFS12に対して、保持しているフロー毎の通信量を要求する。統計情報取得部21は、端末内OFS12が保持している全てのフローについて通信量を要求してもよいし、一部のフローについてのみ通信量を要求してもよい。端末内OFS12は、その要求に応じて、端末内OFS12における各フローの通信量の情報を網側OFC2に送信する。統計情報取得部21は、その情報を統計情報として受信する(ステップS11)。
また、統計情報取得部21は、処理態様1と同様に、接続先NW識別子も各端末装置1から受信する。
統計情報取得部21は、1つの端末装置1(具体的には端末内OFS12)から受信したフロー毎の通信量の情報から、その端末装置1における各無線通信ネットワークの平均通信量を算出する(ステップS12)。統計情報取得部21は、この処理を端末装置1毎に行う。
本例では、端末内OFS12は、時間経過とともに累積加算したフロー毎の通信量を送信する。そのため、統計情報取得部21は、経路上に端末内OFS12を含む1つのフローに着目した場合、複数回に渡って取得したそのフローの通信量同士の差分を順次計算し、その差分から、そのフローの平均通信量を算出する。統計情報取得部21は、端末内OFS12の各フローの平均通信量を算出すると、無線通信ネットワークを共有する各フローの平均通信量の和を計算することで、その無線通信ネットワークの平均通信量を算出する。
処理態様2のステップS13,S14は、処理態様1のステップS13,S14と同様であり、説明を省略する。
上記の処理態様1,2において、端末内OFS12に通信量を保持させる制御は、オープンフローによって実現してもよい。すなわち、網側OFC2がオープンフローに従って端末内OFS12にフローエントリを送信し、端末内OFS12がそのフローエントリに従って統計情報を保持してもよい。
以下、網側OFC2が端末内OFS12にフローエントリを送信し、端末内OFS12がそのフローエントリに従って通信量を保持する例を処理態様3として説明する。
[処理態様3]
ここでは、網側OFC2が指定したフローの通信量を端末内OFS12が保持する場合を例にして説明する。
端末内OFS12は、網側OFC2から受信したフローエントリに従って通信量を保持する場合、フローエントリの格納テーブルを2つ用意する。この2つのテーブルの一方は、網側OFC2から受信したフローエントリを格納するためのテーブルである。以下、このテーブルをテーブル0と記す。もう一方のテーブルは、端末内OFC11から受信したフローエントリを格納するためのテーブルである。以下、このテーブルをテーブル1と記す。
テーブル0に格納されるフローエントリは、フローに対応する通信量を保持することを定めている。テーブル1に格納されるフローエントリは、フローに対応するパケットの送信ポート等を定めている。テーブル0に格納されるフローエントリが表すフロー(すなわち、網側OFC2が指定したフロー)の粒度は、テーブル1に格納されるフローエントリが表すフローの粒度と異なっていてもよい。例えば、テーブル0に格納されるフローエントリは、「http通信」等のような大きな粒度のフローに関して網側OFC2が定めたフローエントリである。一方、テーブル1に格納されるフローエントリは、パケットの送信元や送信先等に応じて定まる小さな粒度のフローに関して端末内OFC11が定めたフローエントリである。
網側OFC2(統計情報取得部21)は、端末内OFS12に対して、通信量の測定対象のフローを定めたフローエントリを端末内OFS12に送信する。統計情報取得部21は、このフローエントリによって、通信量の測定対象のフローを指定する。また、統計情報取得部21は、このフローエントリ内で、次のテーブルも参照することを定めておく。
端末内OFS12は、網側OFC2から受信したフローエントリをテーブル0に格納する。また、テーブル0には、パケットに合致するフローエントリが存在しない場合、次のテーブルを参照することが定められている。
端末内OFS12は、処理対象のパケット(例えば、送信しようとするパケット)が生じた場合、最初にテーブル0を参照する。端末内OFS12は、そのパケットが属しているフローに対応するフローエントリがテーブル0に格納されている場合、そのフローエントリに従って、そのフローの通信量を更新し、保持する。この結果、網側OFC2が指定した粒度のフローの通信量が保持される。そして、端末内OFS12は、そのフローエントリに従って、次のテーブル(テーブル1)を参照し、そのパケットを処理する。このとき、端末内OFS12は、その処理に応じて、テーブル1内のフローエントリに対応するフロー(端末内OFC11が指定した粒度のフロー)の通信量も更新し、保持する。
また、端末内OFS12は、処理対象のパケットが属しているフローに対応するフローエントリがテーブル0にない場合、次のテーブル(テーブル1)を参照し、そのパケットを処理する。
そして、統計情報取得部21は、ステップS11において、各端末装置1の端末内OFS12に対して、保持しているフロー毎の通信量を要求する。統計情報取得部21は、端末内OFS12が保持している全てのフローについて通信量を要求してもよいし、一部のフロー(例えばテーブル0に格納されたフローエントリに対応するフロー)についてのみ通信量を要求してもよい。端末内OFS12は、その要求に応じて、保持しているフローの通信量を網側OFC2に送信する。統計情報取得部21は、その情報を統計情報として受信する(ステップS11)。
また、統計情報取得部21は、処理態様1と同様に、接続先NW識別子も各端末装置1から受信する。
本例におけるステップS12〜S14は、処理形態2におけるステップS12〜S14と同様である。ただし、統計情報取得部21は、ステップ12において、端末内OFS12に対してフローエントリで指定したフローの通信量に基づいて、各無線通信ネットワークの平均通信量を算出することになる。
網側OFC2が通信量の計測対象のフローを指定し、端末内OFS12に、そのフローの通信量を送信させるという処理態様には、網側OFC2と端末内OFS12との通信量を減らせるという効果がある。また、網側OFC2が特に注目しているフロー群の通信量を効率的に収集できるという効果もある。
網側OFC2が通信量の計測対象として指定するフローは予め定められていてもよい。例えば、ネットワーク全体で多くの割合を示すトラフィック(例えば、動画配信サーバへのアクセス)が予め分かっていれば、そのトラフィックに該当するフローを通信量の計測対象のフローとして予め定めておけばよい。
また、網側OFC2が、過去の通信状況に基づいて、通信量の計測対象として指定するフローを指定してもよい。例えば、網側OFC2は、全てのフローの通信量を各端末内OFS12から収集し、通信量の多いフローを特定した後に、そのフローのみを通信量の計測対象として指定してもよい。
ここでは、ステップS11〜S14の処理態様として、処理態様1〜3を説明したが、ステップS11〜S14の処理態様は、処理態様1〜3に限定されない。
ステップS14の後、ポリシ生成部32は、ポリシを生成する(ステップS15)。ここでは、ポリシ生成部32が、端末装置1毎に個別のポリシを生成する場合を例にして説明する。
ポリシ生成部32は、着目している端末装置1の現在位置の周辺で利用可能な無線通信ネットワークについて、RAT(Radio Access Technology )毎に混雑度を算出する。なお、ポリシサーバ3は、図1に示す“UE-Location ”以下の部分で現在位置の取得を定めたポリシを各端末装置1に予め送信しておくことで、端末装置1の現在位置を認識することができる。ポリシ生成部32は、RATに対応する無線通信ネットワークの混雑度の平均値をそのRATの混雑度として算出すればよい。無線通信ネットワークの混雑度の平均値を算出する際、無線通信ネットワークの基地局の容量に違いがある場合には、ポリシ生成部32は、その基地局の容量の違いに応じて、無線通信ネットワークの混雑度の加重平均を算出すればよい。そして、ポリシ生成部32は、混雑度が低いRATほど優先順位を高くし、混雑度が高いRATほど優先順位を低くして、RATの優先順位を定める。ポリシ生成部32は、端末装置1に優先順位の高いRATから優先的に使用させることを定めたポリシを生成する。
また、ポリシ生成部32は、RATの混雑度が予め定められた閾値以上である場合、端末装置1にそのRATの使用を禁止させるポリシを生成してもよい。
また、ポリシ生成部32は、RATの混雑度に基づいて上記の各例のようにポリシを生成する場合、端末装置1毎にRATの混雑度の履歴を記憶しておき、過去のRATの混雑度の履歴に基づいて、新たに算出したRATの混雑度を補正してもよい。例えば、ある端末装置1に関して、特定のRATの混雑度が夕方から夜にかけての時間帯で高くなることを、ポリシ生成部32がそのRATの混雑度の履歴から認識したとする。そして、ポリシ生成部32が、夕方に配布するポリシ生成のために、そのRATの混雑度を新たに算出したとする。ポリシ生成部32は、そのRATの混雑度が夕方から夜にかけての時間帯で高くなることに基づいて、算出したRATの混雑度の値を上げるように補正してもよい。
また、ポリシ生成部32は、時間帯毎に異なるポリシを生成してもよい。その場合、ポリシ生成部32は、ポリシを生成する時間帯の決定を、過去のRATの混雑度の履歴に基づいて行ってもよい。例えば、あるRATにおいて17時から21時に特に混雑する傾向がある場合、ポリシ生成部32は、17時から21時にかけて有効になるポリシを生成してもよい。時間によるポリシの指定は、例えば、ANDSF MOの“TimeOfDay”を用いることで実現できる。
また、上記のように、端末装置1が使用するRATに関するポリシを生成する場合、ポリシ生成部32は、ISRP形式やISMP形式でポリシを作成すればよい。
上記の例では、端末装置1が使用するRATに関するポリシを生成する場合を示した。ポリシ生成部32は、端末装置1が使用する無線通信ネットワークに関して規定したポリシを生成してもよい。例えば、ポリシ生成部32は、着目している端末装置1の現在位置の周辺で利用可能な各無線通信ネットワークの混雑度を参照し、混雑度が閾値以上である無線通信ネットワークの使用を非推奨とするポリシを作成してもよい。この場合、ポリシ生成部32は、使用非推奨とする無線通信ネットワークを、図1に示す“DiscoveryInformation ”以下の部分に記述しなければよい。また、ポリシ生成部32は、着目している端末装置1の現在位置の周辺で利用可能な各無線通信ネットワークの混雑度を参照し、混雑度が閾値以上である無線通信ネットワークの使用を禁止するポリシを作成してもよい。このポリシは、例えば、“DiscoveryInformation ”以下に、指定されたネットワークの禁止を意味するリーフを追加することで実現できる。
また、ポリシ生成部32は、混雑度が低い順に無線通信ネットワークを順位付け、上位の所定順位までの無線通信ネットワークのみの使用を許可するポリシを作成してもよい。ポリシ生成部32は、端末装置1に対して使用を許可する無線通信ネットワークのみを、図1に示す“DiscoveryInformation ”以下の部分に記述すればよい。
このように、ポリシ生成部32は、ANDSF MOの“DiscoveryInformation ”以下の部分を利用してポリシを定めることもできる。
この場合にも、ポリシ生成部32は、端末装置1毎に無線通信ネットワークの混雑度の履歴を記憶しておき、過去の無線通信ネットワークの混雑度の履歴に基づいて、新たに算出された無線通信ネットワークの混雑度を補正してもよい。
また、ポリシ生成部32は、通信量が閾値以上であるフローに関して、混雑度が低いRATほど優先順位を高く定めたポリシを定めてもよい。この方法でポリシを定める場合には、ポリシ生成部32がフローの通信量の情報を用いるので、端末制御システムは、前述の処理態様2または処理態様3でステップS11〜S14の処理を行う。また、統計情報取得部21は、各フローの通信量もポリシサーバ3に送信する。ポリシ生成部32は、フロー通信量と閾値との比較を、任意の粒度で行ってよい。例えば、ポリシ生成部32は、この比較を、端末装置1毎に行っても、無線通信ネットワーク毎に行っても、RAT毎に行っても、端末制御システム全体で行ってもよい。
ポリシ生成部32は、ポリシ生成処理を端末装置1毎に行う。また、ポリシ生成部32は、地理的位置毎もしくは無線通信ネットワーク毎にポリシ生成を行い、各位置に存在する端末装置1,もしくは各無線通信ネットワークに接続する端末装置1に生成済みのポリシを送信してもよい。
ステップS15の後、ポリシ送信部33は、各端末装置1に、その端末装置1に対応するポリシを送信する(ステップS16)。ポリシ送信部33は、ANDSFに従ってポリシを端末装置1に送信すればよい。
端末装置11の端末内OFC11は、ポリシを受信すると、そのポリシに従って端末内OFS12を制御する。端末内OFC11による端末内OFS12の制御については、図3を参照して既に説明しているので、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、統計情報取得部21が、端末内OFS12からその端末装置での通信量を表す統計情報を受信する。そして、ポリシ生成部32が、その統計情報に基づいて、端末装置1を制御するためのポリシを生成し、ポリシ送信部33が、そのポリシを端末装置1に送信する。従って、本実施形態の端末制御システムは、通信量が多い無線通信ネットワークの使用を端末装置1に禁止させたり、通信量が少ない無線通信ネットワークを優先的に端末装置1に使用させたりすることができる。よって、本実施形態では、各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できる。
次に、第1の実施形態の変形例について説明する。
端末内OFS12は、網側OFC2に送信する統計情報に、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率(無線リンクの通信エラー率)を含めてもよい。この場合、統計情報取得部21は、ステップS13において、個々の端末装置1における無線通信ネットワーク毎の通信エラー率も、無線通信ネットワーク毎の通信量の情報とともに送信する。そして、ポリシ生成部32は、ステップS15で、通信エラー率の情報も用いてポリシを生成する。例えば、ポリシ生成部32は、無線通信ネットワーク毎に、通信エラー率が所定値以上である端末装置1(すなわち、通信エラー率の高い端末装置1)の割合を算出する。ポリシ生成部32は、その割合が閾値以上である無線通信ネットワークの使用を禁止するポリシを作成してもよい。
また、統計情報取得部21は、ステップS13において、個々の端末装置1の接続先の無線通信ネットワークの情報を、無線通信ネットワーク毎の通信量の情報とともに送信してもよい。そして、ポリシ生成部32は、各端末装置1の接続先の無線通信ネットワークの履歴を記憶し、過去の端末装置1の接続先の履歴を用いてポリシを作成してもよい。例えば、端末装置1に利用されたことがない無線通信ネットワークが、端末装置1の現在位置周辺で利用可能であったとしても、ポリシ生成部32は、その無線通信ネットワークを“DiscoveryInformation ”(図1参照)に記述しなくてもよい(すなわち、その無線通信ネットワークの使用を非推奨としてもよい)。また、混雑度が閾値以上となっている無線通信ネットワークにおいて、通信量が閾値以上になっている端末装置1(すなわち、通信量の大きい端末装置1)が存在する場合、ポリシ生成部32は、その端末装置1用のポリシとして、その無線通信ネットワークの使用を非推奨とするポリシを生成してもよい。
なお、上記のように、過去の端末装置1の接続先の履歴を利用する場合、ポリシサーバは、ANDSFに従ってポリシを配布する際に用いる各端末装置1の識別子(端末識別子と記す。)を予め網側OFC2に通知しておく。そして、網側OFC2は、履歴として用いられる端末装置1の情報を送信する際には、端末識別子とともに送信する。端末識別子として、IMEI(International Mobile Equipment Identifier )やIMSI(International Mobile Subscriber Identity)を用いることができる。
また、第1の実施形態では、統計情報取得部21が、端末内OFS12から統計情報を取得する場合を示した。統計情報取得部21は、OFS機能を有する、無線通信ネットワークの基地局から統計情報を取得してもよい。統計情報取得部21が統計情報を要求する先が基地局であるという点の他は、第1の実施形態と同様である。
また、統計情報取得部21が、端末装置1の統計情報として、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を収集してもよい。すなわち、統計情報取得部21は、ステップS11において、各端末装置1の端末内OFS12に対して、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を要求し、端末内OFS12はその要求に応答して、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を統計情報取得部21に返してもよい。
なお、端末内OFS12は、無線リンクを使用する際の仕様上の帯域を網側OFC2に送信してもよい。この帯域は、無線通信モジュールドライバやOS(Operating System)から取得可能である。
また、端末内OFS12は、統計情報取得部21から無線通信ネットワークの使用帯域の情報を要求された場合、使用帯域推定サーバ(図示せず。)との間で通信を行うことによってその無線通信ネットワークの使用帯域を推定してもよい。また、使用帯域推定サーバが使用帯域を推定し、端末内OFS12に通知してもよい。使用帯域推定サーバはネットワーク上に設けられる。
統計情報取得部21が、各端末装置1の端末内OFS12から無線通信ネットワーク毎の使用帯域を受信した場合、統計情報取得部21は、ステップS13でその各使用帯域の情報をポリシサーバ3に送信する。なお、本変形例では、ステップS12は実行されなくてよい。
そして、ポリシ生成部32は、統計情報取得部21から受信した各端末装置1における無線通信ネットワーク毎の使用帯域に基づいて、無線通信ネットワーク毎の混雑度を算出する(ステップS14)。本変形例では、ポリシ生成部32は、着目している無線通信ネットワークで、各端末装置1で得られた使用帯域の統計値(例えば、平均値、中央値、あるいは最頻値)を算出する。そして、ポリシ生成部32は、その統計値をその無線通信ネットワークの容量で除算することによって、その無線通信ネットワークの混雑度を算出する。ポリシ生成部32は、この混雑度算出を、無線通信ネットワーク毎に行う。無線通信ネットワークの混雑度算出(ステップS14)の後の動作は、第1の実施形態と同様である。
また、第1の実施形態において、ポリシ生成部32が網側OFC2に設けられていてもよい。その場合、網側OFC2に設けられたポリシ生成部32が、生成したポリシをポリシサーバ3に送信し、ポリシ送信部33が、そのポリシを各端末装置1に送信してもよい。
また、統計情報取得部21が、ポリシサーバ3に設けられていてもよい。
実施形態2.
図5は、本発明の第2の実施形態の例を示す説明図である。第1の実施形態と同様の構成要素には、図2と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態の端末制御システムは、ポリシサーバ3を備える。第2の実施形態では、図2に示す網側OFC2が設けられていなくてよい。
ポリシサーバ3は、統計情報取得部41と、ポリシ生成部32aと、ポリシ送信部33とを備える。
ポリシ生成部32aは、第1の実施形態のポリシ生成部32と同様の動作を行う。さらに、ポリシ生成部32aは、統計情報取得部41が端末内OFS12から取得しようとする情報を、端末内OFS12が保持することを規定したポリシを予め生成する。
統計情報取得部41は、個々の端末装置1から統計情報を取得する。本実施形態では、統計情報取得部41は、ポリシを利用して統計情報を取得する。すなわち、統計情報取得部41は、上記のように、ポリシ生成部32aが上記のように生成したポリシに従って端末内OFS12が保持した統計情報を、端末内OFC12から取得する。
そして、統計情報取得部41は、1つの端末装置1から得られた統計情報に基づいて、その端末装置1での無線通信ネットワーク毎の通信量を算出する。統計情報取得部41は、この処理を端末装置1毎に行う。
ポリシ送信部33は、第1の実施形態におけるポリシ送信部33と同様である。
統計情報取得部41、ポリシ生成部32aおよびポリシ送信部33は、例えば、端末制御プログラムに従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。
図6は、本発明の第2の実施形態の処理経過の例を表すフローチャートである。
ポリシ生成部32aは、端末装置1(具体的には端末内OFS12)に保持させる情報を指定したポリシを生成する(ステップS21)。ポリシ生成部32aは、ANDSFに従ったポリシを生成する。ステップS21において、ポリシ生成部32aは、統計情報取得部41が端末内OFS12から取得する統計情報を端末内OFS12が保持することを定めたポリシを生成する。統計情報取得部41が端末内OFS12から取得する統計情報は、予め定められている。本例では、各RATでの通信データサイズを端末内OFS12が保持することを定めたポリシをポリシ生成部32aが生成する場合を例にして説明する。ここでは、各RATの通信データサイズを例示したが、各RATにおける通信パケット数を指定したポリシをポリシ生成部32aが生成してもよい。あるいは、統計情報として他の項目を指定したポリシをポリシ生成部32aが生成してもよい。
既に説明したように、ANDSF MOでは、端末装置1が保持すべき情報を指定することができる。例えば、図1に例示する“UE-Location ”以下の部分には、端末装置1が保持すべき情報として、現在位置を指定することができる。端末装置1は、そのようなポリシを受信すると、そのポリシに従って、最新の現在位置情報を保持する。
ポリシ生成部32aは、“UE-Location ”以下の部分を用いて端末装置に現在位置情報を保持させる場合と同様の記述で、端末装置に統計情報を保持させるポリシを生成する。図7は、ステップS21で生成されるポリシにおいて統計情報を指定する部分のデータ構造の例を示す説明図である。図7に示す例では、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)、WiMAX、WLAN(Wireless Local Area Network )の各RATに関して、端末装置1が保持する情報を指定する場合を例示している。図7に示す木構造のリーフに該当する“TxBytes ”がポリシ内で記述されている場合、該当するRATの送信データサイズを保持すべきことを意味する。同様に、“TxBytes ”がポリシ内で記述されている場合、該当するRATの送信パケット数を保持すべきことを意味する。同様に、“RxBytes ”がポリシ内で記述されている場合、該当するRATの受信データサイズを保持すべきことを意味する。同様に、“RxBytes ”がポリシ内で記述されている場合、該当するRATの受信パケット数を保持すべきことを意味する。
ポリシ生成部32aは、図7に例示するデータ構造に従って、端末装置1に保持させようとする統計情報を指定したポリシを生成すればよい。また、ポリシ生成部32aは、3GPP,3GPP2,WiMAX,WLAN以外のRATの統計情報を指定してもよい。また、ポリシ生成部32aは、フロー毎の統計情報を指定してもよい。
次に、ポリシ送信部33は、ステップ21で生成されたポリシを、制御対象となる各端末装置1に送信する(ステップS22)。
ポリシを受信した端末内OFC11は、ポリシを受信すると、そのポリシに従って端末内OFS12を制御する。この結果、端末内OFS12は、ポリシで指定された情報を保持する(ステップS23)。例えば、ポリシにおいて、WiMAXの送信データサイズを保持することが指定されているとする。この場合、端末内OFS12は、WiMAXの送信データサイズを保持する。WiMAXでの通信量が増えた場合、端末内OFS12は通信量の増加に伴って、保持している送信データサイズの情報を累積加算する。ここでは、端末内OFS12が統計情報としてWiMAXの送信データサイズを保持する場合を例示したが、端末内OFS12は、ポリシで指定された情報を統計情報として保持する。
次に、統計情報取得部41は、個々の端末装置1から統計情報を取得する(ステップS24)。ステップS24では、例えば、端末内OFC11が、ステップS21で生成されたポリシで指定された各統計情報を端末内OFS12に要求する。この結果、端末内OFC11が端末装置1における各統計情報を取得することになる。そして、統計情報取得部41が、その各統計情報を各端末装置1の端末内OFC11に対して要求する。すると、個々の端末内OFC11は、要求された統計情報をポリシサーバ41に送信する。この結果、統計情報取得部41は、各端末装置1から統計情報を取得する。
例えば、ステップS21で生成されたポリシが、3GPP、3GPP2、WiMAXおよびWLANの通信データサイズを指定しているとする。すると、端末内OFS12は、それらの各RATでの通信データサイズを保持する。端末内OFC11は、これらの統計情報を端末内OFS12から取得する。そして、統計情報取得部41は、ステップS24で、各RAT(3GPP、3GPP2、WiMAXおよびWLAN)での通信データサイズを端末内OFC11に要求し、端末内OFC11は、その各RATでの通信データサイズをポリシサーバ41に送信する。
ここでは、統計情報取得部41が、端末内OFC11を介して端末内OFS12内の各統計情報を取得する場合を例にして説明した。統計情報取得部41が、端末内OFS12から直接、統計情報を収集してもよい。すなわち、統計情報取得部41が、端末内OFS12に直接、統計情報を要求し、端末内OFS12が、要求された統計情報をポリシサーバ41に送信してもよい。
統計情報取得部41は、1つの端末装置1から受信した統計情報(本例では、各RATの通信データサイズ)から、その端末装置1における各無線通信ネットワークの平均通信量を算出する(ステップS25)。統計情報取得部41は、この処理を端末装置1毎に行う。統計情報取得部41は、複数回に渡って取得した統計情報の差分を順次計算し、その差分により、無線通信ネットワーク毎の平均通信量を算出する。
続いて、ポリシ生成部32は、それぞれの端末装置1における無線通信ネットワーク毎の平均通信量を用いて、無線通信ネットワーク毎に混雑度を算出する(ステップS26)。ポリシ生成部32は、無線通信ネットワーク毎に、各端末装置1での平均通信量として算出された値を合算し、その合算結果を、無線通信ネットワークの容量で除算することによって、無線通信ネットワーク毎の混雑度を算出する。
次に、ポリシ生成部32aは、ポリシを生成する(ステップS27)。ステップS26,S27は、第1の実施形態におけるステップS14,S15と同様である。
ステップS21で生成されるポリシは、端末装置1に統計情報を保持させるためのポリシである。ステップS27で生成されるポリシは、その統計情報に応じて端末装置1を制御するためのポリシである。
ステップS27の後、ポリシ送信部33は、各端末装置1に、その端末装置1に対応するポリシを送信する(ステップS28)。ポリシ送信部33は、ANDSFに従ってポリシを端末装置1に送信すればよい。ステップS28は、第1の実施形態におけるステップS16と同様である。
端末装置11の端末内OFC11は、ポリシを受信すると、そのポリシに従って端末内OFS12を制御する。
第2の実施形態によれば、統計情報取得部41が、端末内OFS12からその端末装置での通信量を表す統計情報を受信する。そして、ポリシ生成部32aが、その統計情報に基づいて、端末装置1を制御するためのポリシを生成し、ポリシ送信部33が、そのポリシを端末装置1に送信する。従って、第2の実施形態の端末制御システムも、第1の実施形態と同様に、各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できる。
統計情報取得部41は、ステップS24で、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率を端末装置1から取得してもよい。この場合、ポリシ生成部32aが、ステップS21でポリシを生成する際に、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率を端末装置1に保持させることを指示するノードをANDSF MOの木構造に追加すればよい。そして、ポリシ生成部32aは、ステップS24で、各無線通信ネットワークの通信エラー率を端末装置1に要求すればよい。また、この場合、ポリシ生成部32aは、ステップS27で、通信エラー率の情報を用いてポリシを生成する。通信エラー率に基づくポリシ生成については、第1の実施形態の変形例で説明済みであるので、ここでは説明を省略する。
また、統計情報取得部41は、ステップS24で、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を各端末装置1から取得してもよい。この場合、ポリシ生成部32aが、ステップS21でポリシを生成する際に、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を端末装置1に保持させることを指示するノードをANDSF MOの木構造に追加すればよい。そして、ポリシ生成部32aは、ステップS24で、各無線通信ネットワークの使用帯域を通信端末1に要求する。このとき、端末装置1は、仕様上の使用帯域をポリシサーバ3に返してもよく、使用帯域の推定値をポリシサーバ3に返してもよい。無線通信ネットワーク毎の使用帯域に基づくポリシ生成については、第1の実施形態の変形例で説明済みであるので、ここでは説明を省略する。
第1の実施形態および第2の実施形態において、統計情報取得部21,41は、統計情報として、無線ネットワーク毎の通信量を表す情報、無線ネットワーク毎の通信エラー率を表す情報、無線ネットワーク毎の使用帯域を表す情報の一部または全部を取得してもよい。そして、ポリシ生成部32,32aは、無線ネットワーク毎の通信量を表す情報、無線ネットワーク毎の通信エラー率を表す情報、無線ネットワーク毎の使用帯域を表す情報の一部または全部に基づいて、ポリシを生成してもよい。また、第1の実施形態および第2の実施形態において、統計情報取得部21,41は、無線ネットワーク毎の通信量を表す情報、無線ネットワーク毎の通信エラー率を表す情報、無線ネットワーク毎の使用帯域以外の統計情報を端末装置1から取得してもよい。
また、第1の実施形態および第2の実施形態において、端末制御システムは、携帯端末以外の通信装置(例えば、データセンタに配置されるサーバ等)から統計情報を取得して、その統計情報をポリシに反映させてもよい。
次に、本発明の主要部について説明する。図8は、本発明の端末制御システムの主要部を示すブロック図である。本発明の端末制御システムは、統計情報取得部51と、ルール生成部52と、ルール送信部53とを備える。
統計情報取得部51(例えば、統計情報取得部21,41)は、各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する。
ルール生成部52(例えば、ポリシ生成部32,32a)は、各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルール(例えば、ANDSFにおけるポリシ)を生成する。
ルール送信部53(例えば、ポリシ送信部33)は、生成されたルールを、各端末装置に送信する。
そのような構成により、各無線通信ネットワークの状況に応じて、各無線通信ネットワークの通信量を制御できる。
統計情報取得部51(例えば、統計情報取得部21)が、各端末装置に統計情報を保持させ、各端末装置に統計情報を要求することによって、各端末装置から統計情報を取得する構成であってもよい。
統計情報取得部51は、各端末装置が受信したパケットを処理するための処理規則(例えば、フローエントリ)を用いて、各端末装置に統計情報を保持させる構成であってもよい。
ルール生成部(例えば、ポリシ生成部32a)が、統計情報取得部51(例えば、統計情報取得部41)による取得対象となる統計情報を端末装置に保持させるルールを生成し(例えば、ステップS21)、ルール送信部53が、各端末装置にそのルールを送信し(例えば、ステップS22)、統計情報取得部51が、そのルールに従って端末装置が保持した統計情報を、各端末装置に要求することによって、各端末装置から統計情報を取得する構成であってもよい。
統計情報取得部51が、各端末装置から取得した統計情報に基づいて、無線通信ネットワーク毎の通信量を算出し、ルール生成部52が、無線通信ネットワーク毎の通信量に基づいて、端末装置の動作を定めたルールを生成する構成であってもよい。
統計情報取得部51が、各端末装置から、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率を表す統計情報を取得し、ルール生成部52が、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率に基づいて、端末装置の動作を定めたルールを生成する構成であってもよい。
統計情報取得部51が、各端末装置から、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を表す統計情報を取得し、ルール生成部52が、無線通信ネットワーク毎の使用帯域に基づいて、端末装置の動作を定めたルールを生成する構成であってもよい。
ルール生成部52は、所定の規格(例えば、ANDSF)に従ったデータ構造を有するルールを生成してもよい。
本発明は、端末装置を制御する端末制御システムに好適に適用される。
1 端末装置
2 網側OFC
3 ポリシサーバ
11 端末内OFC
12 端末内OFS
21 統計情報取得部
32 ポリシ生成部
33 ポリシ送信部

Claims (15)

  1. 各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する統計情報取得手段と、
    各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成するルール生成手段と、
    生成されたルールを、各端末装置に送信するルール送信手段とを備える
    ことを特徴とする端末制御システム。
  2. 統計情報取得手段は、各端末装置に統計情報を保持させ、前記各端末装置に前記統計情報を要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得する
    請求項1に記載の端末制御システム。
  3. ルール生成手段は、統計情報取得手段による取得対象となる統計情報を端末装置に保持させるルールを生成し、
    ルール送信手段は、各端末装置に前記ルールを送信し、
    統計情報取得手段は、前記ルールに従って端末装置が保持した統計情報を、各端末装置に要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得する
    請求項1に記載の端末制御システム。
  4. 統計情報取得手段は、各端末装置から取得した統計情報に基づいて、無線通信ネットワーク毎の通信量を算出し、
    ルール生成手段は、無線通信ネットワーク毎の通信量に基づいて、端末装置の動作を定めたルールを生成する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の端末制御システム。
  5. 統計情報取得手段は、各端末装置から、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率を表す統計情報を取得し、
    ルール生成手段は、無線通信ネットワーク毎の通信エラー率に基づいて、端末装置の動作を定めたルールを生成する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の端末制御システム。
  6. 統計情報取得手段は、各端末装置から、無線通信ネットワーク毎の使用帯域を表す統計情報を取得し、
    ルール生成手段は、無線通信ネットワーク毎の使用帯域に基づいて、端末装置の動作を定めたルールを生成する
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の端末制御システム。
  7. 各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する統計情報取得手段と、
    各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成するルール生成手段と、
    生成されたルールを、各端末装置に送信するルール送信手段とを備える
    ことを特徴とする端末制御装置。
  8. 統計情報取得手段は、各端末装置に統計情報を保持させ、前記各端末装置に前記統計情報を要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得する
    請求項7に記載の端末制御装置。
  9. ルール生成手段は、統計情報取得手段による取得対象となる統計情報を端末装置に保持させるルールを生成し、
    ルール送信手段は、各端末装置に前記ルールを送信し、
    統計情報取得手段は、前記ルールに従って端末装置が保持した統計情報を、各端末装置に要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得する
    請求項7に記載の端末制御装置。
  10. 各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得し、
    各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成し、
    生成したルールを、各端末装置に送信する
    ことを特徴とする端末制御方法。
  11. 各端末装置に統計情報を保持させ、前記各端末装置に前記統計情報を要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得する
    請求項10に記載の端末制御方法。
  12. 取得対象となる統計情報を端末装置に保持させるルールを生成し、
    各端末装置に前記ルールを送信し、
    前記ルールに従って端末装置が保持した統計情報を、各端末装置に要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得する
    請求10に記載の端末制御方法。
  13. コンピュータに、
    各端末装置から、各端末装置における通信量を表す統計情報を取得する統計情報取得処理、
    各端末装置から得られた統計情報に応じて、端末装置の動作を定めたルールを生成するルール生成処理、および、
    生成されたルールを、各端末装置に送信するルール送信処理
    を実行させるための端末制御プログラム。
  14. コンピュータに、
    統計情報取得処理で、各端末装置に統計情報を保持させる処理を実行させ、前記各端末装置に前記統計情報を要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得させる
    請求項13に記載の端末制御プログラム。
  15. コンピュータに、
    統計情報取得処理での取得対象となる統計情報を端末装置に保持させるルールを生成する統計情報収集ルール生成処理、および、
    統計情報収集ルール生成処理で生成されたルールを各端末装置に送信する処理を
    実行させ、
    統計情報取得処理で、前記ルールに従って端末装置が保持した統計情報を各端末装置に要求することによって、前記各端末装置から前記統計情報を取得させる
    請求項13に記載の端末制御プログラム。
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