JP2016119219A - 車両用灯具 - Google Patents

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智晴 園田
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智晴 園田
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【課題】バルブ発光部とLED発光部を備えるランプユニットの一体感を高めつつ、万一のバルブの不灯時でも配光特性の規格を満足することができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、バルブ12を光源とするバルブ発光部7AとLEDを光源とするLED発光部7Bを備えるテール/ストップランプ(ランプユニット)7を収容して成る車両用灯具1において、前記アウタレンズ3の前記バルブ発光部7Aに対応する部分に魚眼カットを形成し、同アウタレンズ3の前記LED発光部7Bに対応する部分にフルートカットを形成する。又、前記フルートカットのR値を、前記アウタレンズ3における前記バルブ発光部7Aからの光の拡散角と前記LED発光部7Bからの光の拡散角が等しくなる一定値に設定する。【選択図】図3

Description

本発明は、バルブを光源とするバルブ発光部とLED(発光ダイオード)を光源とするLED発光部を備えるランプユニットを有するリアコンビネーションランプ等の車両用灯具に関するものである。
例えば、車両後部の左右に配置されるリアコンビネーションランプは、テール/ストップランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ等の機能が異なる複数のランプユニットを1つの灯室内に組み込んで構成されている。斯かるリアコンビネーションランプにおいて、例えばテール/ストップランプを、バルブを光源とするバルブ発光部とLEDを光源とするLED発光部とで構成することが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。
ところが、上述のようにバルブ発光部とLED発光部を備えるテール/ストップランプ等のランプユニットにおいて、発光範囲を大きくするためには多数のLEDを要し、コストアップの原因となる。
そこで、LED発光部に導光体を用い、該導光体の長手方向両端面にLEDをそれぞれ対向配置し、各LEDからの光を導光体内に入射させる構成が提案され、既に実用に供されている。このような構成においては、各LEDから導光体内に入射した光は、導光体内で全反射を繰り返しながら長手方向に導かれる過程で、導光体の背面に形成されたカットによって反射して導光体の出射面から出射するため、導光体の全体が均一に発光し、僅かな数のLEDで広い面積を発光させることができる。
特開2010−192320号公報 特許第5368233号公報
しかしながら、バルブ発光部とLED発光部を備え、LED発光部に導光体を用いるランプユニットにおいては、バルブ発光部から出射する光のアウタレンズでの拡散角とLED発光部から出射する光のアウタレンズでの拡散角が異なるためにランプユニットの一体感が損なわれるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、バルブ発光部とLED発光部を備えるランプユニットの一体感を高めつつ、万一のバルブの不灯時でも配光特性の規格を満足することができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、バルブを光源とするバルブ発光部とLEDを光源とするLED発光部を備えるランプユニットを収容して成る車両用灯具において、前記アウタレンズの前記バルブ発光部に対応する部分に魚眼カットを形成し、同アウタレンズの前記LED発光部に対応する部分にフルートカットを形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記フルートカットのR値を一定に設定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記フルートカットのR値を、前記アウタレンズにおける前記バルブ発光部からの光の拡散角と前記LED発光部からの光の拡散角が等しくなる値に設定したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、バルブを光源とするバルブ発光部とLEDを光源とする導光体で構成されたLED発光部を備えるランプユニットを収容して成る車両用灯具において、前記アウタレンズの前記LED発光部に対応する部分の中央に平坦面を、該中央面の両側にフルートカットをそれぞれ形成し、前記平坦面と前記フルートカットは、前記導光体の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、アウタレンズのバルブ発光部に対応する部分に魚眼カットを形成し、同アウタレンズのLED発光部に対応する部分にフルートカットを形成したため、バルブ発光部からの光の魚眼カットによるアウタレンズにおける拡散角とLED発光部からの光のフルートカットによるアウタレンズにおける拡散角とを近似させることができ、バルブ発光部とLED発光部を備えるランプユニットの一体感が高められる。
請求項2及び3記載の発明によれば、フルートカットのR値を、アウタレンズにおけるバルブ発光部からの光の拡散角とLED発光部からの光の拡散角が等しくなる一定値に設定したため、バルブ発光部とLED発光部を備えるランプユニットの一体感が一層高められる。
請求項4記載の発明によれば、アウタレンズのLED発光部に対応する部分の中央に平坦面を、該中央面の両側にフルートカットをそれぞれ形成したため、万一バルブのフィラメント切れによってバルブ発光部が不灯になっても、LED発光部だけで車両用灯具の配光特性を満足することができ、安全に車両を夜間運転することが可能になる。
本発明に係る車両用灯具の正面図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB部拡大詳細図である。 本発明に係る車両用灯具の導光体の正面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図2のB部拡大詳細図、図4は導光体の正面図であって、本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両の後部左右に配置されるリアコンビネーションランプである。尚、左右のリアコンビネーションランプ1の構成は左右対称であって、その基本構成は同じであるため、以下、一方のリアコンビネーションランプ1についてのみ図示及び説明する。
図1に示すリアコンビネーションランプ1は、ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3(図2及び図3参照)によって画成される灯室4内に、機能の異なるランプユニットとしてターンシグナルランプ5とバックランプ6及びテール/ストップランプ7を収容して構成されている。
図1に示すように、前記ターンシグナルランプ5と前記バックランプ6は、正面視で左右に並設されており、これらは光源であるバルブ8,9と、各バルブ8,9からの光を車両後方(図1の手前方向)に向けて反射させるリフレクタ10,11をそれぞれ備えている。
又、前記テール/ストップランプ7は、図2に示すように、光源としてバルブ12を用いるバルブ発光部7Aと、光源として不図示のLEDを使用するLED発光部7Bを備えており、バルブ発光部7Aは、ハウジング2に差し込まれて固定された前記バルブ12と、該バルブ12からの光を車両後方(図2の下方)に向けて反射させるリフレクタ13を備えている。これに対して、LED発光部7Bは、図1に示すようにターンシグナルランプ5とバックランプ6の上方を横方向に延びてバックランプ6の側方を斜め下方に向かって延びる正面視横L字状を成す導光体14(図4参照)と、該導光体14の長手方向両端面(入射面)に対向配置された不図示のLEDと、導光体14の背面側に配置されたリフレクタ15を備えている。尚、導光体14は、透明な光透過性樹脂によって構成されており、その前面側の周面は出射面を構成し、背面側の平坦面には光拡散用のカットが施されている。
而して、本実施の形態においては、図3に詳細に示すように、アウタレンズ3のバルブ発光部7Aに対応する部分(発光範囲)には魚眼カットが形成され、同アウタレンズ3のLED発光部7Bに対応する部分(発光範囲)にはフルートカッが形成されている。ここで、アウタレンズ3のLED発光部7Aに対応する部分(発光範囲)に形成されたフルートカットのR値(曲率半径)は一定とされ、アウタレンズ3におけるバルブ発光部7Aからの光の拡散角αとLED発光部7Bからの光の拡散角βが等しくなる(α=β)値に設定されている。
ところで、魚眼カットは、正面視で略正方形の形状で半球形状にカットされているため、バルブ12から出射した光が魚眼カットに入射すると、この光は上下左右に拡散するように屈折する。尚、魚眼カットの正面視の形状は正方形とは限らず、光が上下左右に拡散すれば良いために正面視で長方形やひし形であっても良い。これに対してフルートカットは、導光体14の出射面上(発光範囲)の中央の平坦面の両側にそれぞれ2つの半球面状のカットが導光体14の長手方向に沿って全長に亘って形成されている。導光体14の出射面から出射した光は、フルートカットに入射すると導光体14の長手方向に対して正面視で直交した斜め後方へ拡散する。つまり、導光体14が略垂直方向に延びて配置されていると、導光体14の出射面から出射した光は、フルートカットに入射すると略左右方向に拡散し、導光体14が水平方向に延びて配置されていると、導光体14の出射面から出射した光は、フルートカットに入射すると略上下方向に拡散する。
以上のように構成されたテール/ストップランプ7は、車両の夜間走行時等にバルブ発光部7AとLED発光部7Bが同時に点灯し、ブレーキ操作がなされたときにバルブ発光部7Aのバルブ12が明るく発光してブレーキ操作がなされたことを他車のドライバや歩行者に視認させる。ここで、LED発光部7Bにおいては、導光体14の長手方向両端面(入射面)に対向配置された不図示のLEDが発光すると、その光は、導光体14の長手方向両端面(入射面)から入射し、この入射した光は、導光体14の内部で全反射を繰り返しながら長手方向に導かれる過程で、導光体14の背面に施されたカットによって反射して前面側の出射面から出射し、アウタレンズ3を透過して車両後方に向かって照射されるため、導光体14の全体が均一に発光する。そして、導光体14の背面から漏れた光は、リフレクタ15によって車両後方へと反射し、導光体14に再び入射して該導光体14の出射面から車両後方に向かって出射するため、LEDの光が有効に利用される。
以上のように、本実施の形態では、テール/ストップランプ7においてアウタレンズ3のバルブ発光部7Aに対応する部分(発光範囲)に魚眼カットを形成し、同アウタレンズ3のLED発光部7Bに対応する部分(発光範囲)にフルートカットを形成したため、バルブ発光部7Aからの光の魚眼カットによるアウタレンズ3における拡散角αとLED発光部7Bからの光のフルートカットによるアウタレンズ3における拡散角βとを近似させることができ、バルブ発光部7AとLED発光部7Bを備えるテール/ストップランプ7の一体感が高められる。
そして、本実施の形態では、フルートカットのR値(曲率半径)を、アウタレンズ3におけるバルブ発光部7Aからの光の拡散角αとLED発光部7Bからの光の拡散角βが等しくなる(α=β)一定値に設定したため、バルブ発光部7AとLED発光部7Bを備える/ストップランプ7の一体感が一層高められる。
又、本実施の形態では、アウタレンズ3のLED発光部7Bに対応する部分(発光範囲)は、中央が平坦面で、該平坦面の両側にフルートカットが形成されている。そして、導光体14から出射した光は、平坦面でほぼ平行光が照射して主配光を形成し、フルートカットで上下若しくは左右の何れか一方に拡散することによって、主配光周囲に照射され、全体でテール/ストップランプ7の配光特性の企画を満足させている。特に、該平坦面から車両後方へ光を照射することによって、テール/ストップランプ7の光度の規格を満足させることができる。従って、導光体14だけでもテール/ストップランプ7の配光特性を満足させることができるため、万一バルブ12のフィラメント切れによってバルブ発光部7Aが不灯になっても、LED発光部7Bだけで安全に車両を夜間運転することが可能になる。
尚、以上の実施の形態では、バルブ発光部とLED発光部を備えるランプユニットとしてテール/ストップランプを例として説明したが、バルブ発光部とLED発光部を備えるランプユニットとしてはテール/ストップランプに限定されず、他の任意のランプユニットを備える車両用灯具に対して本発明を同様に適用することができることは勿論である。
1 リアコンビネーションランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 灯室
5 ターンシグナルランプ(ランプユニット)
7 テール/ストップランプ(ランプユニット)
7A バルブ発光部
7B LED発光部
8,9 バルブ
10,11 リフレクタ
12 バルブ
13 リフレクタ
14 導光体
15 リフレクタ

Claims (4)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、バルブを光源とするバルブ発光部とLEDを光源とするLED発光部を備えるランプユニットを収容して成る車両用灯具において、
    前記アウタレンズの前記バルブ発光部に対応する部分に魚眼カットを形成し、同アウタレンズの前記LED発光部に対応する部分にフルートカットを形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記フルートカットのR値を一定に設定したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 前記フルートカットのR値を、前記アウタレンズにおける前記バルブ発光部からの光の拡散角と前記LED発光部からの光の拡散角が等しくなる値に設定したことを特徴とする請求項2記載の車両用灯具。
  4. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、バルブを光源とするバルブ発光部とLEDを光源とする導光体で構成されたLED発光部を備えるランプユニットを収容して成る車両用灯具において、
    前記アウタレンズの前記LED発光部に対応する部分の中央に平坦面を、該中央面の両側にフルートカットをそれぞれ形成し、
    前記平坦面と前記フルートカットは、前記導光体の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする車両用灯具。
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