JP2016113254A - 塵芥収集車 - Google Patents

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Koichi Makihata
晃一 巻幡
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Abstract

【課題】積載された蓄電装置の充電量を判断し易く、かつその構成のための取付スペースをコンパクトにし得る塵芥収集車を提供する。
【解決手段】バッテリ50の電力にて駆動される電動モータ53と、電動モータ53又はエンジン51によって駆動されると共に、車台1の後部の塵芥投入箱3を有する作業装置と、バッテリ50の充電量を報知する充電量報知部と、を備える。充電量報知部が複数の色を発光可能な1つの充電状況表示灯94を有しており、充電状況表示灯94の発光色の変化によって充電量を示す。充電状況表示灯94は、塵芥投入箱3の後縁部であって後部操作部8の近傍に設けられ、赤、緑、青の発光素子を内部に有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、車台上に搭載される塵芥収容箱と、当該塵芥収容箱に連設される塵芥投入箱とを有し、電動モータにて駆動される作業装置を備えた塵芥収集車に関するものである。
従来、車台上に搭載される塵芥収容箱と、当該塵芥収容箱の後部に連設される塵芥投入箱とを有すると共に、電動モータにて駆動される作業装置を備えた塵芥収集車が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の塵芥収集車は、蓄電装置の電力にて電動モータを駆動し、その電動モータの駆動力にて油圧ポンプを駆動させ、油圧ポンプから吐出される作動油をコントロールバルブを介して作業装置の各油圧シリンダに供給することによって、作業装置を動作させるようになっている。作業装置を動作させるときは、塵芥投入箱の後縁部であって塵芥投入口の側方に設けられた後部操作部を操作するようになっている。
また、従来、電動モータにて駆動される作業装置と、電動モータの電源となる蓄電装置とを備えた塵芥収集車等の作業車両について、蓄電装置の充電状況を表示可能なものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2では、運転室内の操作部に設けられた充電状況表示灯において蓄電装置の充電量を把握し、車台後部の作業装置を操作可能な状況であることが確認できた場合に、運転室内の操作部や塵芥投入箱の後部操作部を操作して、作業装置を作動させることができるようになっている(特許文献2の段落0047等)。この特許文献2では、蓄電装置の充電量が「要充電」、「使用可能」、「満充電」をそれぞれ表す3個の単色の充電状況表示灯を用いて充電量の各段階を把握できるようになっている。
特開2011−207608号公報 特開2011−151965号公報
しかしながら、上記特許文献2のように蓄電装置の充電量を3種類で表示するものは、作業者に十分な情報を与えられないという問題点があった。具体的には、「使用可能」のレンジが広範囲であり、満充電近くから充電が必要になる寸前までずっと「使用可能」の表示が行われていた。これにより、塵芥収集車の作業者が「使用可能」の表示を見て塵芥投入箱の後部操作部を操作し、塵芥の収集作業を始めるとすぐに「要充電」の表示に切り替わることがあった。その結果、予定どおり収集作業ができないことがあり、不便であった。そこで、充電量をより多くの段階で表示させることにより、作業者が充電量を判断し易くなるような塵芥収集車が望まれている。
また、塵芥収集車では、作業者が塵芥投入箱の後方で作業を行うので、蓄電装置の充電量を判断し易くするためには、塵芥投入箱の後面に充電状況表示灯を設けるのが好ましい。しかし、塵芥投入箱後面には塵芥投入口が設けられ、その上方部分は、投入口開閉扉の退避スペースだったり、作業灯や収納かごの取付スペースだったりして安定した取付場所とはいえない。そのため、塵芥投入箱の後縁部にコンパクトに充電状況表示灯を設けることを考えたいが、仮に上記特許文献2のように充電量の各段階に1つずつ充電状況表示灯を設けると共に、多くの段階で表示させようとすると、数多くの表示灯が必要となり、コンパクトな取付スペースで全ての充電状況表示灯を取り付けることが困難となる。
そこで、本発明においては、積載された蓄電装置の充電量を判断し易く、かつその構成のための取付スペースをコンパクトにし得る塵芥収集車を提供することを目的とする。
(1)本発明の塵芥収集車は、エンジンと、蓄電装置の電力にて駆動される電動モータと、車台の後部に設けられ、前記電動モータ又は前記エンジンによって駆動される作業装置と、前記蓄電装置の充電量を報知する充電量報知部と、を備え、前記充電量報知部が複数の色を発光可能な1つの充電状況表示灯を有しており、前記充電状況表示灯の発光色の変化によって充電量を示すものであることを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、蓄電装置の充電量を示すものとして1つの充電状況表示灯を有し、この充電状況表示灯の発光色の変化によって充電量を段階的に表示するので、従来の塵芥収集車のように充電量の各段階に1つずつ単色の充電状況表示灯を設ける場合と比較して、充電状況表示灯の取付スペースをコンパクトにできる。これにより、充電状況表示灯を作業装置の後面側に容易に取付可能となり、作業者が作業装置の後方でごみの収集作業を行う際の充電量の判断をし易くすることができる。また、1つの充電状況表示灯の発光色の違いで充電量の変化を表示するので、充電量の各段階の範囲を容易に細かく設定することができる。例えば、該充電状況表示灯の発光色がピンク、黄、緑、青の場合、ピンク、黄、緑、青の順に充電量が多くなることとしておけば、積載された蓄電装置の充電量を直観的に判断し易いものにできる。また、充電状況表示灯が1つなので、作業者は、1つの定まった場所を記憶しておき、その場所を一瞥するだけで充電量を把握できる。これにより、操作状況等を表示する他の表示灯が充電状況表示灯の近くにあったり、夜間作業で充電状況表示灯付近の形状がわかりにくかったりしても、充電量の見間違いを抑制することができる。
また、仮に、1つの充電状況表示灯を単色の点滅表示にすると共に点滅速度を段階的に変化させた場合には、充電量の段階的表示が可能となるとも考えられる。しかし、例えば作業装置の後方から点滅表示させるのは法規上好ましくない場合がある。そのため、本発明の充電量を充電状況表示灯の発光色変化に基づいて表示する方が、単色の点滅速度変化に基づいて表示するよりも優れている。
(2)上記(1)の塵芥収集車においては、作業装置は、車台上に搭載される塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱の後部に連設されると共に、内部に塵芥積込装置を設けた塵芥投入箱とを有し、
前記塵芥投入箱の後縁部には、前記塵芥積込装置の後部操作部が設けられ、
さらに、前記塵芥投入箱の後縁部であって前記後部操作部の近傍には、前記充電状況表示灯が設けられていることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、取付スペースをコンパクトにした充電状況表示灯を塵芥投入箱の後縁部に設けることで、塵芥投入箱後面の塵芥投入口の上方部分に充電状況表示灯を設ける場合と比較して投入口開閉扉の動作の影響等を受けずに、充電量の状況を安定して視認できる。
また、充電状況表示灯を後部操作部の近傍に設けたので、作業者が後部操作部を操作する際に視線を大きく移動させることなく蓄電装置の充電量を確認することができる。これにより、塵芥投入箱の後部操作部で塵芥積込装置を操作する作業者に、その場で蓄電装置の充電量がどの程度あるかをある程度正確に報知できる塵芥収集車を提供することができる。
本発明の実施の形態における塵芥収集車の全体構成を示す図である。 図1の塵芥収集車の後部を示す図である。 図1の塵芥収集車の後部における操作部の一部を示す図である。 図1の塵芥収集車の動力伝達系統の一例を示す図である。 図3に示した部位の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態に係る塵芥収集車について図1〜図5に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後方向は車体の進行方向と同じ方向を指すものとし、左右方向は車体の前方に向かって左右方向を指すものとする。
図1において、本発明の実施の形態における塵芥収集車100は、車台1上に、作業装置としての塵芥収容箱2及び塵芥投入箱3が搭載されたものである。
塵芥投入箱3は、塵芥収容箱2の後部に連設されている。具体的には、塵芥投入箱3は、塵芥収容箱2の後端の後方開口部4の上方で投入箱支持ピン(図示せず)により軸支されており、この投入箱支持ピンを中心に傾動自在になっている(図1の二点鎖線参照)。そして、この塵芥投入箱3を上方に傾動した状態で塵芥収容箱2内に設けられた排出板20を車体後方に移動することにより、塵芥収容箱2内に収容した塵芥を排出することができるようになっている。
また、塵芥投入箱3の内部には、圧縮式の塵芥積込装置30(図4参照)が装備されている。塵芥積込装置30は、圧縮板の反転、下降、圧縮、上昇の各工程を1サイクルとする塵芥積込動作を行う圧縮式の他、回転板の回転と押込板の揺動によって塵芥積込動作を行う回転板式のもの等を用いることが可能である。
塵芥投入箱3の後面には、図2に示したように、塵芥を投入するための短形状の塵芥投入口5が設けられ、塵芥投入口5の下縁部には、回動自在に塵芥案内板7が設けられている。また、塵芥投入箱3には、この塵芥投入口5を開閉する投入口開閉扉としてのテールゲート6が設けられている。テールゲート6は、上下にスライド可能となっており、塵芥投入口5の上方へ移動することにより、塵芥投入口5を開放することが可能である。また、塵芥投入箱3の左側の後縁部であって、塵芥投入口5の左側には、後部操作部8、電動操作部9が設けられている。
後部操作部8は、後述する架装部側ECU(エンジンコントロールユニット)43(図4参照)と接続されており、塵芥積込装置30に塵芥を積み込みさせるための積み込み操作ボタン、塵芥積込装置30を停止するための停止操作ボタンなどが設けられている。電動操作部9は、後部操作部8の上方近傍に設けられている。電動操作部9は、図3に示したように、油圧ポンプ42を電動駆動とするための電動開始操作ボタン91と、油圧ポンプ42をエンジン駆動とするためのエンジン復帰操作ボタン92と、電動開始操作ボタン91を押した後、塵芥積込装置30が電動駆動可能となった場合に報知するために点灯され、エンジン復帰操作ボタン92を押した後、塵芥積込装置30がエンジン駆動となった場合に消灯される電動駆動可否表示灯93と、架装部側ECU43によって制御される蓄電装置としてのバッテリ50(図4参照)の充電量を示す充電量報知部と、を備えている。
充電量報知部は、外部の透明又は半透明のキャップ94aと、キャップ94aの内部(奥部)に一箇所に集積して設けられ、キャップ94aを介して外部にバッテリ50の充電量を報知可能な発光素子(図示せず)と、を有した1つの充電状況表示灯94を備えている。ここで、例えば、発光素子は、赤、緑、青の3個の発光ダイオードから成る。そして、光の3原色が揃ったこれら3個の発光ダイオードについて個々にオンオフ操作や、色の階調操作を行って色を組み合わせることにより、充電状況表示灯94は様々な色を表現可能になっている。本実施形態では、充電状況表示灯94は少なくともピンク、黄、緑、青の4色を表示させるように設定されている。なお、発光素子は、発光ダイオードに限らず、小さいサイズであれば、フィラメントを用いた電球を使用してもよい。また、例えば、電圧計(図示せず)で測定されたバッテリ50の電圧値に基づいて、充電状況表示灯94がピンクに点灯している場合(図5(a)参照)はバッテリ50の充電量がなくなる寸前(要充電状態)であることを示し、充電状況表示灯94が黄に点灯している場合(図5(b)参照)はバッテリ50の充電量が少なくなってきていることを示し、充電状況表示灯94が緑に点灯している場合(図5(c)参照)はバッテリ50の充電量が十分にあることを示し、充電状況表示灯94が青に点灯している場合(図5(d)参照)はバッテリ50が満充電状態にあることを示し、全て消灯している場合(図3参照)はバッテリ50の充電量がないことを示す、などの設定が架装部側ECU43において適宜可能となっている。
また、図4に示したように、塵芥収容箱2内の排出板20及び塵芥投入箱3内の塵芥積込装置30には、電磁弁41を介して油圧ポンプ42が接続されている。具体的には、排出板20及び塵芥積込装置30を動作させるための油圧シリンダ(図示せず)と、油圧ポンプ42が接続されており、この油圧ポンプ42によって、上記油圧シリンダを駆動させることができるようになっている。油圧ポンプ42の例としては、可変吐出ポンプが挙げられる。また、電磁弁41は、架装部側ECU43によって開閉が制御されるようになっており、電磁弁41の動作切換えにより、上記油圧シリンダの伸縮を行うことができるようになっている。
また、車台1には、図4に示したように、バッテリ50と、塵芥収集車100の駆動源となるエンジン51と、クラッチ52と、電動モータ53と、トランスミッション54と、車輪55と、PTO(パワーテイクオフ機構)56と、インバータ57と、HV ECU(ハイブリッドビークル エンジンコントロールユニット)58と、が設けられている。
クラッチ52は、エンジン51と電動モータ53との間に設けられ、エンジン51と電動モータ53との間の動力伝達を断接自在なものである。
電動モータ53は、エンジン51とトランスミッション54との間に接続され、エンジン51と共に、又は単独でトランスミッション54に動力を供与自在であり、かつエンジン51の駆動により発電自在なものである。なお、電動モータ53及びトランスミッション54は、車輪55に動力を伝達するアウトプットシャフト60に、直列に配列されている。また、車輪55は、アウトプットシャフト60からシャフト61を介して伝達した動力によって回転自在となっている。
PTO56は、電動開始操作ボタン91又はエンジン復帰操作ボタン92の操作によって選択されたバッテリ50又はエンジン51から伝達された動力を、トランスミッション54を介して取り出し自在なものであり、PTO56出力側はパワーテイクオフシャフト59を介して油圧ポンプ42に接続されている。また、PTO56は、トランスミッション54の出力を車輪55側(OFF状態)と油圧ポンプ42側(ON状態)とに選択的に切換えて伝達できるようになっている。つまり、トランスミッション54の出力が車輪55側に伝達された場合には走行駆動に利用され、トランスミッション54の出力が油圧ポンプ42側に伝達された場合にはポンプ駆動に利用される。
インバータ57は、電動モータ53に接続され、スイッチングして、電動モータ53に動力を出力又は発電ないし回生を実行させることができるものである。バッテリ50は、インバータ57を介して電動モータ53に接続され、電動モータ53に電力を供給又は電動モータ53から充電されるものである。
HV ECU58は、インバータ57及び架装部側ECU43に接続され、インバータ57及び架装部側ECU43を介して、電動モータ53、電磁弁41などの各部を制御することができる制御装置である。
<塵芥収集車の動作1(エンジン駆動による塵芥積み込み動作)>
初期状態においては、動力源としてエンジン51が選択されているとする。まず、PTO56をON状態(油圧ポンプ42と接続可能な状態)とする。次に、後部操作部8において、積み込み操作ボタンを押すことにより、架装部側ECU43から、PTO56を動作させて油圧ポンプ42を駆動させる命令と電磁弁41の動作切換え命令とが出力される。これにより、エンジン51の動力がクラッチ52、電動モータ53、トランスミッション54、PTO56、油圧ポンプ42、電磁弁41、排出板20及び塵芥積込装置30の順に伝達する。すなわち、上記操作により、排出板20及び塵芥積込装置30を動作させることができるようになるので、塵芥を積み込むことが可能となる。そして、塵芥の積み込みが完了した後、後部操作部8において停止操作ボタンを押して、架装部側ECU43から、電磁弁41の動作切換え命令とが出力され、排出板20及び塵芥積込装置30の動作が停止する。その後、PTO56をOFF状態(油圧ポンプ42との接続を断った状態)として、次の集積所へ移動する。
<塵芥収集車の動作2(電動駆動による塵芥積み込み動作)>
油圧ポンプ42を電動駆動とする電動開始操作ボタン91を押すことによって動力源としてバッテリ50を選択し、PTO56をON状態(油圧ポンプ42と接続可能な状態)とすると、架装部側ECU43の指令を受けて電動駆動可否表示灯93が点灯し、排出板20及び塵芥積込装置30の電動作動が可能になったことを報知する。このとき、架装部側ECU43の指令を受けた充電状況表示灯94によって、例えば、電圧計で測定された電圧値に基づいてバッテリ50の充電量が報知される。バッテリ50の充電量がほとんどない又はないことが確認できた場合(上記例では、ピンク又は消灯の場合(図5(a)参照)又は(図3参照))には、油圧ポンプ42をエンジン駆動とするエンジン復帰操作ボタン92を押すことによって、架装部側ECU43が電動駆動からエンジン駆動に切換える制御を行い、上記塵芥収集車の動作1を行う。充電量が十分に確保できていることが確認された場合(上記例では、黄(図5(b)参照)、緑(図5(c)参照)又は青(図5(d)参照)の場合)は、後部操作部8において、積み込み操作ボタンを押すことにより、インバータ57からバッテリ50の電力を出力し電動モータ53を動作させる命令と、PTO56を動作させて油圧ポンプ42を駆動させる命令と、電磁弁41の動作切換え命令とが、架装部側ECU43からHV ECU58を介して出力される。上記操作により、排出板20及び塵芥積込装置30が動作することになるので、塵芥を積み込むことが可能となる。そして、塵芥の積み込みが完了した後、後部操作部8において停止操作ボタンを押して、架装部側ECU43から、電磁弁41の動作切換え命令とが出力され、排出板20及び塵芥積込装置30の動作が停止する。その後、エンジン復帰操作ボタン92を押すことにより、PTO56をOFF状態(油圧ポンプ42との接続を断った状態)としてから、エンジン51を自動始動させ、油圧ポンプ42をエンジン駆動とするとともに、PTO56をON状態(油圧ポンプ42と接続可能な状態)として、待機状態とし、まだ積み込む塵芥が残っている場合には、エンジン駆動で積み込みを行う。積み込む塵芥がなくなっている場合には、PTO56をOFF状態(油圧ポンプ42との接続を断った状態)として、次の集積所へ移動する。
以上のように、本実施形態における塵芥収集車100では、バッテリ50の充電量を示すものとして充電量報知部が1つの充電状況表示灯94を有し、且つ、該充電状況表示灯94の発光色をピンク、黄、緑、青として、ピンク、黄、緑、青の順にバッテリ50の充電量が多くなるということを設定しているので、充電量の各段階に1つずつ単色の充電状況表示灯を設ける場合と比較して、充電状況表示灯94の取付スペースがコンパクトになっている。また、充電状況表示灯94が塵芥投入箱3の後面側に取り付けられることにより、積載されたバッテリ50の充電量を判断し易いものとすることができる。また、充電状況表示灯94が1つなので、作業者は、1つの定まった場所を記憶しておき、その場所を一瞥するだけで充電量を把握できる。これにより、電動駆動可否表示灯93が充電状況表示灯94の近くにあったり、充電状況表示灯94が取り付けられた電動操作部9の形状が夜間作業でわかりにくかったりしても、充電量の見間違いを抑制することができる。また、本実施形態における塵芥収集車100では、作業者は車台1後部の塵芥投入箱3前にいながら、充電量報知部94から充電量をある程度正確に知ることができる。
また、取付スペースをコンパクトにした充電状況表示灯94を塵芥投入箱3の後縁部に設けることで、塵芥投入箱後面の塵芥投入口の上方部分に充電状況表示灯を設ける場合と比較してテールゲート6の動作の影響等を受けずに、充電量の状況を安定して視認できる。
また、充電状況表示灯94を有する電動操作部9を後部操作部8の近傍に設けたので、作業者が後部操作部8を操作する際に視線を大きく移動させることなくバッテリ50の充電量を確認することができる。
したがって、塵芥収集車100後部における後部操作部8、電動操作部9で塵芥投入箱3を操作する作業者に、その場でバッテリ50の充電量がどの程度あるかを、ある程度正確に報知できる塵芥収集車100を提供することができる。
また、充電量報知部94は、透明キャップ94aの内部(奥部)に一箇所に集積して設けられ、透明キャップ94aを介して外部に充電量を報知する赤、緑、青の3つの色の発光素子(図示せず)を有しているので、塵芥投入箱3の電動操作部9、後部操作部8を設けるスペースが狭くても多くの充電量表示に対応できる塵芥収集車100を提供できる。例えば、上記ピンク、黄、緑、青、消灯の5段階表示より多くの段階で充電量の表示を行いたければ、ピンク、黄、緑、水色、青、紫、消灯の7段階表示にも容易に対応できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上記塵芥収集車100においては、いわゆるハイブリッドタイプと呼ばれる、車台側と架装側とが共通して使用するバッテリ50を有したものを示したが、これに限られず、架装側においてバッテリ50を使用せずに、別の電源となるキャパシタを利用する、いわゆるキャパシタタイプの塵芥収集車に本発明を用いることも可能である。
1 車台
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4 後方開口部
5 塵芥投入口
6 テールゲート
7 塵芥案内板
8 後部操作部
9 電動操作部
20 排出板
30 塵芥積込装置
41 電磁弁
42 油圧ポンプ
43 架装部側ECU
50 バッテリ
51 エンジン
52 クラッチ
53 電動モータ
54 トランスミッション
55 車輪
56 PTO
57 インバータ
58 HV ECU
59 パワーテイクオフシャフト
60 アウトプットシャフト
61 シャフト
91 電動開始操作ボタン
92 エンジン復帰操作ボタン
93 電動駆動可否表示灯
94 充電状況表示灯(充電量報知部)
94a キャップ
100 塵芥収集車

Claims (2)

  1. エンジンと、
    蓄電装置の電力にて駆動される電動モータと、
    車台の後部に設けられ、前記電動モータ又は前記エンジンによって駆動される作業装置と、
    前記蓄電装置の充電量を報知する充電量報知部と、
    を備え、
    前記充電量報知部が複数の色を発光可能な1つの充電状況表示灯を有しており、前記充電状況表示灯の発光色の変化によって充電量を示すものであることを特徴とする塵芥収集車。
  2. 前記作業装置は、前記車台上に搭載される塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱の後部に連設されると共に、内部に塵芥積込装置を設けた塵芥投入箱とを有し、
    前記塵芥投入箱の後縁部には、前記塵芥積込装置の後部操作部が設けられ、
    さらに、前記塵芥投入箱の後縁部であって前記後部操作部の近傍には、前記充電状況表示灯が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
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