JP2016112025A - 画像撮影装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影技師の負担を低減しつつ、***の位置合わせを容易に行える画像撮影装置を提供する。【解決手段】被検者の***に対してX線を照射するX線源と***を透過したX線を検出するX線検出部とを含み、***を挿入する開口部115を備えた***撮影用寝台111と、***撮影用寝台111の上面に設けられる移動天板121と、移動天板121に設けられ、被検者を移動天板121から浮上させるためのエアーマットと、当該エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置117を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、被検者の***の画像を撮影する画像撮影装置及びその制御方法に関するものである。なお、本明細書の説明においては、本発明における放射線としてX線を適用した例を示すが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば、放射線として、α線、β線、γ線等も含まれるものとする。
従来のいわゆるマンモグラフィーは、良好な画像品質を得るために、圧迫板で***を挟み込んで平板化してX線画像を取得するため、被検者に苦痛を与えることがあった。また、得られたX線画像は2次元画像であるため、腫瘍部や石灰化が乳腺等のX線画像を形成する物と重なっている場合には、これらの判別が困難な場合が生じていた。
このような不都合を解消すべく、下記の特許文献1には、被検者を寝台に伏臥位させて寝台に設けられた開口部から***を挿入し、当該***に対してX線発生装置とX線検出器とを回転させて、当該***のX線画像(断層画像)を撮影する***断層画像撮影装置が提案されている。
また、被検者を寝台に臥位させて当該被検者の画像を撮影する技術として、下記の特許文献2には、一面から反対側の面に貫通する開口部が設けられるとともに当該開口部から内部に被検者を収容し当該被検者の体内情報を収集するためのガントリと、被検者を載置しガントリの開口部に搬送するための天板及び当該天板をガントリへ往復移動可能に支持する寝台本体とが設けられた寝台装置と、を有して構成される医用画像診断装置が提案されている。
特開2010−69241号公報 特許第5196763号公報
例えば、特許文献1のように、X線源と検出部とを***の周りで回転させながらX線源からX線を照射して検出部で***を透過した放射線を検出することにより***の断層画像を撮影するためには、被検者の左右のどちらか一方の***を単体で撮影する必要がある。しかしながら、病状等によっては被検者が伏臥位状態から自力で容易に***の位置合わせをすることが困難な場合もあり、この場合、撮影技師が被検者を移動させなければならず、撮影技師の負担が大きくなるという問題があった。
この点、特許文献1に記載の技術では、***の位置合わせを容易に行うことは困難であった。また、特許文献2に記載の技術は、そもそも、検査対象である被検体として***を想定したものではなく、***の良好な画像を得ることは困難である。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、撮影技師の負担を低減しつつ、***の位置合わせを容易に行える仕組みを提供することを目的とする。
本発明の画像撮影装置は、被検者の***に対して放射線を照射する放射線源と、前記***を透過した放射線を検出する検出部とを備え、前記放射線源と前記検出部とを前記***の周りで回転させながら前記放射線源から前記放射線を照射して前記検出部で前記***を透過した放射線を検出することにより前記***の画像を撮影する画像撮影装置であって、前記放射線源と前記検出部とを含み、前記***を挿入する開口部を備えた筐体と、前記筐体の上面に設けられる天板と、前記天板に設けられ、前記被検者を前記天板から浮上させるためのエアーマットと、前記エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置とを有する。
また、本発明の画像撮影装置における他の態様は、被検者の***に対して近赤外レーザー光を照射する光源と、前記近赤外レーザー光を前記***に照射した際に発生する超音波を検出する検出部とを備え、前記光源から前記近赤外レーザー光を照射して前記検出部で前記超音波を検出することにより前記***の画像を撮影する画像撮影装置であって、前記光源と前記検出部とを含み、前記***を挿入する開口部を備えた筐体と、前記筐体の上面に設けられる天板と、前記天板に設けられ、前記被検者を前記天板から浮上させるためのエアーマットと、前記エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置とを有する。
また、本発明は、上述した画像撮影装置の制御方法を含む。
本発明によれば、撮影技師の負担を低減しつつ、***の位置合わせを容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像撮影装置の外観の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像撮影装置の概略構成の一例を示す図である。 図2に示す移動天板の上面構成の一例を示す図である。 図2に示す移動天板の下面構成の一例を示す図である。 図3に示す頭部エアーマットの上面及び腹部エアーマットの上面の昇降方向を示す図である。 図1及び図2に示す***撮影用寝台の内部構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***の撮影準備手順における1番目の工程の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***の撮影準備手順における2番目の工程の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***の撮影準備手順における3番目の工程の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***の撮影準備手順における4番目の工程の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***の撮影準備手順における5番目の工程の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像撮影装置の***撮影用寝台の外観の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、被検者の***の撮影準備手順における3番目の工程の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像撮影装置の概略構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像撮影装置の概略構成の一例を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1〜図11を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像撮影装置100−1の外観の一例を示す図である。
図1に示す被検者200の伏臥位姿勢は、***201の画像(詳細には断層画像)撮影中に被検者200の体動を起こし難く、また、被検者200に撮影のための無理な姿勢を強いることが比較的少なくて済むので、被検者200にとって撮影時の負担が少ない。このため、撮影技師にとっても、画質の良いX線画像を得やすい有利な撮影方法である。
図1には、被検者の一部であって検査対象である***201(被検体)に対してX線(放射線)を照射するX線源(放射線源)と***201を透過したX線を検出するX線検出部とを内部に含み、上面に***201を挿入する開口部115を備えた筐体である***撮影用寝台111が示されている。この***撮影用寝台111は、画像撮影装置100−1の一構成である。
具体的に、図1では、***撮影用寝台111の上方に被検者200が載置され、***撮影用寝台111の上面(上部)に形成されている開口部115付近に***201が配置されている状況を表している。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る画像撮影装置100−1の概略構成の一例を示す図である。
画像撮影装置100−1は、図2に示すように、入力部110、***撮影用寝台111、被検者搭載用ステップ112、***撮影用寝台固定機構付車輪113、撮影機構内蔵ハウジング114、エアー供給源116、エアー制御装置117、腹部エアーマットエアー配管118、頭部エアーマットエアー配管119、移動天板エアー配管120、移動天板121、移動天板エアー供給部126、頭部エアーマットエアー供給部135、及び、腹部エアーマットエアー供給部136を有して構成されている。
図3は、図2に示す移動天板121の上面構成の一例を示す図である。この図3において、図2に示す構成と同様の構成については同じ符号を付している。
図3に示すように、移動天板121の略中心前方には、被検者200の左右の***201を垂下させるための***垂下孔122が設けられている。また、移動天板121の上面の所定領域上には(具体的に***垂下孔122の前方及び後方には)、それぞれ、***201を持つ被検者200の頭部及び腹部を支持し、被検者200を移動天板121から浮上させるための頭部エアーマット123及び腹部エアーマット124が設けられている。頭部エアーマットエアー供給部135は、頭部エアーマット123にエアーを供給する機構である。また、腹部エアーマットエアー供給部136は、腹部エアーマット124にエアーを供給する機構である。
図4は、図2に示す移動天板121の下面構成の一例を示す図である。この図4において、図3に示す構成と同様の構成については同じ符号を付している。
図4に示すように、移動天板121の下面には、上述した***垂下孔122に加えて、エアー吹き出し孔125が設けられている。具体的に、移動天板121の内部には、エアーが流通できるように移動天板内部エアー流通孔(後述する図9の172)が構成されており、この移動天板内部エアー流通孔に複数のエアー吹き出し孔125が形成されている。移動天板エアー供給部126は、移動天板121の下面に設けられたエアー吹き出し孔125にエアーを供給する機構である。
ここで、再び、図2の説明に戻る。
***撮影用寝台111は、***撮影用寝台固定機構付車輪113によって移動及びロック可能に支持されている。そして、***撮影用寝台111には、被検者搭載用ステップ112により被検者200が移動天板121の上面に載ることができるようになっている。また、***撮影用寝台111には、X線撮影システムを内蔵する撮影機構内蔵ハウジング114が設けられており、その撮影中心には開口部115が配置され、被検者200の***201が撮影エリアに取り込めるようになっている。また、***撮影用寝台111の上面の上方には、***垂下孔122を有する移動天板121が搭載されている。
移動天板121の側方には、着脱可能でフレキシブルに移動可能な腹部エアーマットエアー配管118が、腹部エアーマットエアー供給部136を介して設けられている。また、移動天板121の側方には、着脱可能でフレキシブルに移動可能な頭部エアーマットエアー配管119が、頭部エアーマットエアー供給部135を介して設けられている。さらに、移動天板121の側方には、着脱可能でフレキシブルに移動可能な移動天板エアー配管120が、移動天板エアー供給部126を介して設けられている。
エアー制御装置117は、腹部エアーマットエアー配管118、頭部エアーマットエアー配管119及び移動天板エアー配管120の各エアー配管に、制御されたエアーを供給する。また、エアー制御装置117には、エアーを供給するエアー供給源116が接続されている。また、エアー制御装置117には、撮影技師が各種の操作入力を行うための入力部110が接続されている。
図5は、図3に示す頭部エアーマット123の上面及び腹部エアーマット124の上面の昇降方向を示す図である。この図5において、図3に示す構成と同様の構成については同じ符号を付している。
図5において、頭部エアーマット123の上面である頭部エアーマット上面131は、頭部エアーマットエアー供給部135からのエアーの供給量に応じて、頭部エアーマット上面昇降方向133に変動する。例えば、頭部エアーマット上面131は、頭部エアーマットエアー供給部135からのエアーの供給量が増大すると上昇し、頭部エアーマットエアー供給部135からのエアーの供給量が減少すると下降する。
また、図5において、腹部エアーマット124の上面である腹部エアーマット上面132は、腹部エアーマットエアー供給部136からのエアーの供給量に応じて、腹部エアーマット上面昇降方向134に変動する。例えば、腹部エアーマット上面132は、腹部エアーマットエアー供給部136からのエアーの供給量が増大すると上昇し、腹部エアーマットエアー供給部136からのエアーの供給量が減少すると下降する。
図6は、図1及び図2に示す***撮影用寝台111の内部構成の一例を示す図である。この図6において、図1及び図2に示す構成と同様の構成については同じ符号を付している。
***撮影用寝台111の内部には、図6に示すように、X線源(放射線源)141、X線源支持部144、X線検出部145、X線検出部支持部146、***監視カメラ147、回転円板149、及び、回転駆動部150が構成されている。
具体的に、図6では、位置合わせ機構により撮影エリアに取り込まれた被検者200の***201の画像を撮影する状態を表している。***監視カメラ147は、撮影エリアに取り込まれた被検者200の***201が目的の位置に到達していることを確認するためのカメラであり、***201の映像を撮影する。この***監視カメラ147により、***201の***監視領域148が設定されている。
X線源141は、被検者の***201に対してX線を照射する。X線検出部145は、***201を透過したX線を検出する。回転駆動部150は、***撮影用寝台111の所定位置に固定されており、また、回転駆動部150には、回転円板149が接続されている。具体的に、回転駆動部150は、撮影機構内蔵ハウジング114に固定されている。回転円板149上には、X線源141がX線源支持部144を介して固定されており、また、X線検出部145がX線検出部支持部146を介して固定されている。回転駆動部150により、例えば回転円板149を回転方向151に回転させると、回転円板149上に搭載されているX線源141とX線検出部145とが、***201の周りを一体で回転する。
本実施形態に係る画像撮影装置100−1は、X線源141とX線検出部145とを***201の周りで回転させながらX線源141からX線を照射してX線検出部145で***201を透過したX線を検出することにより***201の画像を撮影する。
次に、撮影準備手順について説明する。
本実施形態に係る画像撮影装置100−1は、図7〜図11に示す順で***201の位置合わせを行う。
図7は、本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***201の撮影準備手順における1番目の工程の一例を示す図である。
まず、1番目の工程として、図7では、被検者搭載用ステップ112から***撮影用寝台111上に配置された移動天板121の上に被検者200が載り、伏臥位の姿勢をとる。そして、被検者200は、概ね開口部115付近に、右側の***201を挿入する。被検者200に行ってもらう作業はここまでで、その後の作業はX線撮影を行う撮影技師が
担当する。
図8は、本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***201の撮影準備手順における2番目の工程の一例を示す図である。
2番目の工程として、図8では、撮影技師が入力部110より***201の最大突出部が移動天板121の上面よりも上方にくるように頭部エアーマット上面上昇方向161と腹部エアーマット上面上昇方向162の移動量の情報を入力する。この移動量の情報を受けて、エアー制御装置117は、頭部エアーマットエアー供給部135を介して当該移動量に応じたエアーをエアー供給源116から頭部エアーマット123に供給する制御を行う。これと同時に、エアー制御装置117は、腹部エアーマットエアー供給部136を介して当該移動量に応じたエアーをエアー供給源116から腹部エアーマット124に供給する制御を行う。これにより、頭部エアーマット上面131は頭部エアーマット上面上昇方向161に上昇し、腹部エアーマット上面132は腹部エアーマット上面上昇方向162に上昇する。このとき、エアー制御装置117は、頭部エアーマット上面131と腹部エアーマット上面132の上昇状態を同期させて、その上昇速度と上昇量を制御する。
この一連の動作により、被検者200は水平移動時の障害がなくなる。
図9は、本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***201の撮影準備手順における3番目の工程の一例を示す図である。
3番目の工程として、図9では、移動天板121の下面と***撮影用寝台111の上面との間にエアーを供給することにより移動天板121を微小浮上させる。
具体的に、撮影技師が入力部110よりエアーによる浮上指令の情報を入力すると、エアー制御装置117は、移動天板121の下面に設けられたエアー吹き出し孔125から吹き出すエアーを制御して移動天板121を***撮影用寝台111から浮上させる。より詳細に、エアー供給源116から供給された高圧エアーは、エアー制御装置117によって適切な浮上圧力に調整される。調整された供給エアー171は、移動天板エアー配管120を介して移動天板エアー供給部126に導かれ、その後、移動天板121内部の移動天板内部エアー流通孔172内に送り込まれる。そして、調整された供給エアー171は、移動天板内部エアー流通孔172を通り、エアー吹き出し孔125から高圧(正圧)の吹き出しエアー173として移動天板121の下面全体に吹き出される。そして、吹き出しエアー173は、移動天板121の下面と***撮影用寝台111の上面との隙間全体に入り込み、移動天板121の端面方向に流れる。このとき、***撮影用寝台111の上面と移動天板121の下面との間に均一な微小隙間174が生まれる。
図10は、本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***201の撮影準備手順における4番目の工程の一例を示す図である。
4番目の工程として、図10では、例えば撮影技師が微小浮上した移動天板121を***201の撮影に適切な位置に調整を行う。具体的に、まず、例えば撮影技師は、移動天板121の上方の***201の位置が開口部115に対してどの位のズレ量であるのかを確認する。続いて、例えば撮影技師は、位置の補正方向と補正量を決定し、被検者頭側移動方向181、被検者足側移動方向182、被検者右側移動方向183、被検者左側移動方向184の各方向に手動で移動天板121を移動して位置決めをする。この際、例えば撮影技師は、微小隙間174のおかげで殆ど抵抗なく移動天板121を移動することができる。続いて、撮影技師が入力部110より移動天板121の固定指令の情報を入力すると、エアー制御装置117は、エアー吹き出し孔125からのエアーを正圧から負圧に切り替えて微小隙間174を無くす。これにより、移動天板121を***撮影用寝台111に密着させて位置の固定がなされる。
図11は、本発明の第1の実施形態を示し、被検者の***201の撮影準備手順における5番目の工程の一例を示す図である。
5番目の工程として、図11では、撮影技師が入力部110より被検者200を移動天板121の上面まで降ろす指令の情報を入力する。この指令の情報を受けて、エアー制御装置117は、頭部エアーマット123及び腹部エアーマット124に供給するエアーを制御する。具体的に、エアー制御装置117は、頭部エアーマット上面131を頭部エアーマット上面下降方向186にゆっくり下降させる制御を行うとともに、腹部エアーマット上面132を腹部エアーマット上面下降方向185にゆっくり下降させる制御を行う。この際、エアー制御装置117は、例えば、頭部エアーマット上面131及び腹部エアーマット上面132を、移動天板121の上面の位置まで下降させる。
以上の1番目の工程から5番目の工程までを経ることにより、被検者200の右側の***201が開口部115の中の撮影エリアに配置される。ここまでの動作により、被検者200の右側の***201の撮影準備が完了する。
次いで、被検者200の右側の***201の撮影動作に移る。
撮影動作に移ると、まず、図6に示す回転駆動部150は、回転円板149を例えば回転方向151(逆方向でもよい)に回転させて、回転円板149上に搭載されているX線源141とX線検出部145とを一体で回転を始める。これと同時に、X線源141は、X線焦点142からX線照射野143にX線の照射を開始する。照射されたX線は、位置調整された***201を透過し、X線検出部145で検出される。そして、X線検出部145で検出されたX線像は、例えばX線検出部145において電気信号に変換されてX線画像としてデータ化される。そして、この一連の動作は連続して行われ、特定の間隔でX線検出部145からのX線画像データを回転駆動部150と同期させながら随時読み出しを行う。
その後、X線検出部145から読み出した各X線画像データと回転円板149の各回転角データとにより計算を行って、立体画像となるように再構成処理を行うことにより、右側の***201の立体画像及び断層画像が得られる。さらに、立体画像の精度を向上させる方法として、回転円板149の全周についてより細かいピッチで高速にX線画像データを読み出すことで多くのX線画像データを取得し、取得したX線画像データを再構成することでより精度の高い立体画像が得られる。
右側の***201の撮影動作が終了すると、続いて、左側の***201の撮影準備に移る。以下に、左側の***201の撮影準備手順について説明する。
左側の***201の撮影準備に移ると、図8を用いて説明した2番目の工程に戻る。左側の***201の撮影準備手順では、上述した右側の***201の撮影準備手順に対して、図8を用いて説明した2番目の工程と図9を用いて説明した3番目の工程は同一である。また、図9を用いて説明した4番目の工程は、右側の***201から左側の***201に大きく移動することのみが異なる。そして、図10を用いて説明した5番目の工程も同一であり、開口部115の中の撮影エリアに左側の***201が配置される。ここまでの動作により、被検者200の左側の***201の撮影準備が完了する。
次いで、被検者200の左側の***201の撮影動作に移る。
左側の***201の撮影動作は、上述した右側の***201の撮影動作と全く同一の工程で行われる。
第1の実施形態に係る画像撮影装置100−1では、以下の処理を行うようにしている。即ち、***201を移動させる際に、エアー制御装置117は、移動天板121の下面に設けられたエアー吹き出し孔125から吹き出すエアーを制御して移動天板121を***撮影用寝台111から浮上させるようにしている(図9参照)。さらに、***201を移動させる際に、エアー制御装置117は、頭部エアーマット123及び腹部エアーマット124に供給するエアーを制御して被検者200を移動天板121から浮上させるようにしている(図8参照)。
かかる構成によれば、撮影技師の負担を低減しつつ、被検者の一部であって検査対象である左右の***の入れ替えや***の位置合わせを容易に行うことができる(例えば図10参照)。
また、第1の実施形態によれば、従来のマンモグラフィーのように片方の***につきCC(頭尾方向撮影)とMLO(内外斜位方向撮影)の2通りの撮影を行うことなく、1回の撮影で***全体の断層画像等を取得することができる。また、第1の実施形態によれば、従来のマンモグラフィーのように2枚の圧迫板で***を挟み込んで極度に薄くする必要がないため、被検者に苦痛を与える懸念が生じない。さらに、第1の実施形態によれば、被検者を***撮影用寝台111に寝かせるとき、エアーマット123及び124があるため、被検者を柔らかく***撮影用寝台111に載置することができ、被検者に安心感を与えることもできる。さらに、第1の実施形態によれば、***の腫瘤の早期発見や微小石灰化等を発見することが可能な断層画像等を取得することができる。
(第2の実施形態)
次に、図12〜図13を参照しながら、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と同じ部分については説明を省略し、上述した第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る画像撮影装置100−2の***撮影用寝台191の外観の一例を示す図である。
***撮影用寝台191は、第1の実施形態における***撮影用寝台111と同様に、X線源141とX線検出部145とを内部に含み、上面に被検者200の***201を挿入する開口部115を備えた筐体である。
第2の実施形態に係る画像撮影装置100−2では、図4に示す移動天板121の下面に構成したエアー吹き出し孔125を廃止し、替わりに、図12に示す***撮影用寝台191の上面にエアー吹き出し孔192を構成したものである。配管及びエアー供給部に関しても、図2に示す移動天板エアー配管120及び移動天板エアー供給部126を廃止し、替わりに、***撮影用寝台エアー配管(不図示)及び***撮影用寝台エアー供給部193を構成する。このため、図9に示す移動天板内部エアー流通孔172を廃止し、替わりに、***撮影用寝台191の上面に***撮影用寝台内部エアー流通孔(後述する図13の194)を構成する。
次に、第2の実施形態における撮影準備手順について説明する。
まず、第1の実施形態における図7に示す1番目の工程及び図8に示す2番目の工程を行う。
図13は、本発明の第2の実施形態を示し、被検者の***201の撮影準備手順における3番目の工程の一例を示す図である。
3番目の工程として、図13では、移動天板121の下面と***撮影用寝台191の上面との間にエアーを供給することにより移動天板121を微小浮上させる。
具体的に、撮影技師が入力部110よりエアーによる浮上指令の情報を入力すると、エアー制御装置117は、***撮影用寝台191の上面に設けられたエアー吹き出し孔192から吹き出すエアーを制御して移動天板121を***撮影用寝台191から浮上させる。より詳細に、エアー供給源116から供給された高圧エアーは、エアー制御装置117によって適切な浮上圧力に調整される。調整された供給エアー171は、***撮影用寝台エアー配管(不図示)を介して***撮影用寝台エアー供給部193に導かれ、その後、***撮影用寝台191内部の***撮影用寝台内部エアー流通孔194内に送り込まれる。そして、調整された供給エアー171は、***撮影用寝台内部エアー流通孔194を通り、エアー吹き出し孔192から高圧(正圧)の吹き出しエアー195として***撮影用寝台191の上面全体に吹き出される。そして、吹き出しエアー195は、移動天板121の下面と***撮影用寝台191の上面との隙間全体に入り込み、移動天板121の端面方向に流れる。このとき、***撮影用寝台191の上面と移動天板121の下面との間に均一な微小隙間174が生まれる。
続いて、第1の実施形態における図10に示す4番目の工程及び図11に示す5番目の工程を行う。以上の1番目の工程から5番目の工程までを経ることにより、被検者200の***201が開口部115の中の撮影エリアに配置される。ここまでの動作により、被検者200の***201の撮影準備が完了する。
次いで、被検者200の***201の撮影動作に移る。
第2の実施形態における被検者200の***201の撮影動作は、上述した第1の実施形態における被検者200の***201の撮影動作と同様である。
以上説明した第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態における効果と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、図14を参照しながら、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第3の実施形態では、上述した第1の実施形態と同じ部分については説明を省略し、上述した第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る画像撮影装置100−3の概略構成の一例を示す図である。この図14において、図2に示す構成と同様の構成については同じ符号を付している。
画像撮影装置100−3は、図14に示すように、図2に示す構成と同様の構成である入力部110、***撮影用寝台111、被検者搭載用ステップ112、***撮影用寝台固定機構付車輪113、撮影機構内蔵ハウジング114、エアー供給源116、エアー制御装置117、移動天板エアー配管120、移動天板121、及び、移動天板エアー供給部126を有して構成されている。
また、画像撮影装置100−3には、図3に示す頭部エアーマット123に替えて、第1頭部エアーマット311及び第2頭部エアーマット312が構成されている。このため、画像撮影装置100−3には、図2に示す119並びに135の構成に替えて、それぞれ、第1及び第2頭部エアーマットエアー配管331及び332、並びに、第1及び第2頭部エアーマットエアー供給部351及び352が構成されている。ここで、第1頭部エアーマットエアー配管331及び第1頭部エアーマットエアー供給部351は、第1頭部エアーマット311にエアーを供給する機構である。また、第2頭部エアーマットエアー配管332及び第2頭部エアーマットエアー供給部352は、第2頭部エアーマット312にエアーを供給する機構である。
さらに、画像撮影装置100−3には、図3に示す腹部エアーマット124に替えて、第1腹部エアーマット321、第2腹部エアーマット322、第3腹部エアーマット323、及び、第4腹部エアーマット324が構成されている。このため、画像撮影装置100−3には、図2に示す118並びに136の構成に替えて、それぞれ、第1〜第4腹部エアーマットエアー配管341〜344、並びに、第1〜第4腹部エアーマットエアー供給部361〜364が構成されている。ここで、第1腹部エアーマットエアー配管341及び第1腹部エアーマットエアー供給部361は、第1腹部エアーマット321にエアーを供給する機構である。また、第2腹部エアーマットエアー配管342及び第2腹部エアーマットエアー供給部362は、第2腹部エアーマット322にエアーを供給する機構である。また、第3腹部エアーマットエアー配管343及び第3腹部エアーマットエアー供給部363は、第3腹部エアーマット323にエアーを供給する機構である。また、第4腹部エアーマットエアー配管344及び第4腹部エアーマットエアー供給部364は、第4腹部エアーマット324にエアーを供給する機構である。
図14に示す画像撮影装置100−3は、図3に示す頭部エアーマット123及び腹部エアーマット124を微妙に制御するための構成である。具体的に、図14に示す画像撮影装置100−3は、図3に示す頭部エアーマット123を横に2分割して複数の気室(311,312)に区分し、図3に示す腹部エアーマット124を縦に4分割して複数の気室(321〜324)に区分したものである。そして、図14に示す画像撮影装置100−3では、エアー制御装置117は、エアーマットとして構成された複数の気室(311,312,321〜324)における各気室に供給するエアーを独立に制御することが可能に構成されている。例えば、第3の実施形態におけるエアー制御装置117は、***監視カメラ147の映像に基づき検者である撮影技師が入力部110に入力した情報に応じて、上述した複数の気室における各気室に供給するエアーを独立に制御して、***201の位置を調整する。
次に、第3の実施形態における撮影準備手順について説明する。
まず、第1の実施形態における図7に示す1番目の工程、図8に示す2番目の工程、図9に示す3番目の工程、及び、図10に示す4番目の工程を行う。ここで、図8に示す2番目の工程では、エアー制御装置117は、撮影技師が入力部110より入力した移動量の情報の応じたエアーをエアー供給源116から各エアーマット311,312,321〜324に供給する制御を行う。
5番目の工程として、図14では、撮影技師が入力部110より被検者200を移動天板121の上面まで一律に降ろす指令の情報を入力する。この指令の情報を受けて、エアー制御装置117は、各エアーマット311,312,321〜324のエアーを排気する制御を行う。具体的に、各エアーマットエアー配管331,332,341〜344を経て、各頭部エアーマット311及び312、並びに、各腹部エアーマット321〜324からエアーが抜かれ始める。これにより、被検者200は、静かに下方に移動して移動天板121の上面の位置まで下降し、被検者200の***201が開口部115の中の撮影エリアに配置される。
この状態で、撮影技師は、***監視カメラ147の映像により***201の位置を確認する。そして、問題が無ければそのまま***201の撮影動作に移る。もし、被検者200の姿勢を変えることによってより多くの***201を取り込めそうな場合には、撮影技師は、入力部110から個別のエアーマット311,312,321〜324の操作指令の情報を入力する。この入力部110に入力された情報に応じて、第3の実施形態におけるエアー制御装置117は、各エアーマット311,312,321〜324に供給するエアーを独立に制御して、***201の位置を調整する。例えば、エアー制御装置117は、個別に膨張量を制御したエアー供給源116からのエアーを、各エアーマット311,312,321〜324に供給することにより、被検者200の姿勢を若干変更することができる。これにより、撮影技師は、撮影エリアに取り込まれる***201を***監視カメラ147で確認しながら、被検者の***201の状態を最適な状態にして***201の画像を撮影することができる。ここまでの動作により、被検者200の***201の撮影準備が完了する。
次いで、被検者200の***201の撮影動作に移る。
第3の実施形態における被検者200の***201の撮影動作は、上述した第1の実施形態における被検者200の***201の撮影動作と同様である。
以上説明した第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態における効果に加えて、被検者の一部であって検査対象である***の状態をより最適な状態にして***の画像を撮影することができる。
(第4の実施形態)
次に、図15を参照しながら、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第4の実施形態では、上述した第1の実施形態と同じ部分については説明を省略し、上述した第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。
図15は、本発明の第4の実施形態に係る画像撮影装置100−4の概略構成の一例を示す図である。この図15において、図2に示す構成と同様の構成については同じ符号を付している。また、図15では、図2に示す第1の実施形態に係る画像撮影装置100−1の概略構成のうち、移動天板121及び***撮影用寝台の部分のみ図示し、他の構成は図2と同様である。
***撮影用寝台401は、保持容器402と、光源410と、超音波検出部420と内部に含み、上面に被検者200の***201を挿入する開口部115を備えた筐体である。保持容器402は、お椀型の形状をしており、内部には、例えば、被検者の***201と保持容器402の音響インピーダンスのマッチング材(不図示)が充填されている。光源410は、被検者の***201に対して近赤外レーザー光を照射する。超音波検出部420は、光源410から近赤外レーザー光を***201に照射した際に発生する超音波を検出する。第4の実施形態に係る画像撮影装置100−4は、光源410から***201に対して近赤外レーザー光を照射し、超音波検出部420で超音波を検出することにより***201の画像を撮影する。
なお、***撮影用寝台401の内部には、図6に示すX線源支持部144に相当する、光源410を支持する光源支持部と、図6に示すX線検出部支持部146に相当する、超音波検出部420を支持する超音波検出部支持部が構成されている。ここで、保持容器402の保持面は曲面であるので、光源支持部及び超音波検出部支持部にはRガイドが形成されており、このRガイドは、保持容器402の保持面と同じ曲率を有している。また、***撮影用寝台401の内部には、図6に示す回転円板149と回転駆動部150は構成されておらず、替わりに、光源410を移動させるための光源駆動部と、超音波検出部420を移動させるための超音波検出部駆動部が構成されている。
第4の実施形態における撮影準備手順について説明する。
第4の実施形態における撮影準備手順は、第1の実施形態と同様に、図7に示す1番目の工程、図8に示す2番目の工程、図9に示す3番目の工程、図10に示す4番目の工程、及び、図11に示す5番目の工程を順次行う。
次いで、被検者200の***201の撮影動作に移る。
***撮影用寝台401の内部に構成された超音波検出部駆動部は、保持容器402の保持面に沿って超音波検出部420を走査しながら、被検者の***201を撮影する。
また、例えば、超音波検出部駆動部による超音波検出部420の駆動と、光源駆動部による光源410の駆動とを同期制御することにより、被検者の***201の広い領域を撮影することができる。光源410及び超音波検出部420の両者の配置については、***201を挟んだ対向配置、超音波検出部420に近接する位置に光源410を配置する等、様々な位置関係を取り得る。
第4の実施形態に係る画像撮影装置100−4においても、エアー制御装置117を備え、第1の実施形態と同様のエアー制御を行うため、上述した第1の実施形態における効果と同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第5の実施形態では、上述した第1〜第4の実施形態と同じ部分については説明を省略し、上述した上述した第1〜第4と異なる部分について説明を行う。具体的に、第5の実施形態は、被検者が自力で自身の体を動かせる場合を想定して、エアー制御装置117では、少なくとも頭部エアーマット及び腹部エアーマットに供給するエアーを制御して、被検者の一部であって検査対象である***201の位置合わせ等を容易に行えるようにする形態である。より詳細に、第5の実施形態では、以下の形態を採ることができる。
第5の実施形態に係る画像撮影装置は、第1〜第3の実施形態に係る画像撮影装置100−1〜100−3に対応するものとしては、被検者の***201に対してX線を照射するX線源141と、***201を透過したX線を検出するX線検出部145とを備え、X線源141とX線検出部145とを***201の周りで回転させながらX線源141からX線を照射してX線検出部145で***201を透過したX線を検出することにより***201の画像を撮影する画像撮影装置であって、X線源141とX線検出部145とを含み、***201を挿入する開口部115を備えた筐体(第1及び第3の実施形態では111,第1の実施形態では191)と、当該筐体の上面に設けられる移動天板121と、当該移動天板121に設けられ、被検者を移動天板121から浮上させるためのエアーマット(第1及び第2の実施形態では123及び124,第3の実施形態では311〜312及び321〜324)と、当該エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置117を有して構成される。
また、第5の実施形態に係る画像撮影装置は、第4の実施形態に係る画像撮影装置100−4に対応するものとしては、被検者の***201に対して近赤外レーザー光を照射する光源410と、近赤外レーザー光を***201に照射した際に発生する超音波を検出する超音波検出部420とを備え、光源410から近赤外レーザー光を照射して超音波検出部420で前記超音波を検出することにより***201の画像を撮影する画像撮影装置であって、光源410と超音波検出部420とを含み、***201を挿入する開口部115を備えた筐体(401)と、当該筐体の上面に設けられる移動天板121と、移動天板121に設けられ、被検者を移動天板121から浮上させるためのエアーマット(第1及び第2の実施形態における123及び124,第3の実施形態における311〜312及び321〜324)と、当該エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置117を有して構成される。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100−1 画像撮影装置、110 入力部、111 ***撮影用寝台、112 被検者搭載用ステップ、113 ***撮影用寝台固定機構付車輪、114 撮影機構内蔵ハウジング、115 開口部、116 エアー供給源、117 エアー制御装置、118 腹部エアーマットエアー配管、119 頭部エアーマットエアー配管、120 移動天板エアー配管、121 移動天板、126 移動天板エアー供給部、135 頭部エアーマットエアー供給部、136 腹部エアーマットエアー供給部

Claims (11)

  1. 被検者の***に対して放射線を照射する放射線源と、前記***を透過した放射線を検出する検出部とを備え、前記放射線源と前記検出部とを前記***の周りで回転させながら前記放射線源から前記放射線を照射して前記検出部で前記***を透過した放射線を検出することにより前記***の画像を撮影する画像撮影装置であって、
    前記放射線源と前記検出部とを含み、前記***を挿入する開口部を備えた筐体と、
    前記筐体の上面に設けられる天板と、
    前記天板に設けられ、前記被検者を前記天板から浮上させるためのエアーマットと、
    前記エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置と
    を有することを特徴とする画像撮影装置。
  2. 被検者の***に対して近赤外レーザー光を照射する光源と、前記近赤外レーザー光を前記***に照射した際に発生する超音波を検出する検出部とを備え、前記光源から前記近赤外レーザー光を照射して前記検出部で前記超音波を検出することにより前記***の画像を撮影する画像撮影装置であって、
    前記光源と前記検出部とを含み、前記***を挿入する開口部を備えた筐体と、
    前記筐体の上面に設けられる天板と、
    前記天板に設けられ、前記被検者を前記天板から浮上させるためのエアーマットと、
    前記エアーマットに供給するエアーを制御するエアー制御装置と
    を有することを特徴とする画像撮影装置。
  3. 前記エアー制御装置は、前記天板または前記筐体に設けられたエアー吹き出し孔から吹き出すエアーを更に制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像撮影装置。
  4. 前記エアー制御装置は、前記エアー吹き出し孔からのエアーを正圧にすることにより前記天板を前記筐体から浮上させ、前記エアー吹き出し孔からのエアーを負圧にすることにより前記天板を前記筐体に密着させて位置を固定することを特徴とする請求項3に記載の画像撮影装置。
  5. 前記エアー吹き出し孔は、前記天板の下面に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像撮影装置。
  6. 前記エアー吹き出し孔は、前記筐体の上面に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像撮影装置。
  7. 前記エアーマットは、複数の気室に区分けされて構成されており、
    前記エアー制御装置は、前記複数の気室における各気室に供給するエアーを独立に制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像撮影装置。
  8. 前記***が目的の位置に到達していることを確認するための***監視カメラを更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像撮影装置。
  9. 前記エアーマットは、複数の気室に区分けされて構成されており、
    前記エアー制御装置は、前記***監視カメラの映像に基づき検者が入力した情報に応じて前記複数の気室における各気室に供給するエアーを独立に制御して、前記***の位置を調整することを特徴とする請求項8に記載の画像撮影装置。
  10. 被検者の***に対して放射線を照射する放射線源と、前記***を透過した放射線を検出する検出部とを備え、前記放射線源と前記検出部とを前記***の周りで回転させながら前記放射線源から前記放射線を照射して前記検出部で前記***を透過した放射線を検出することにより前記***の画像を撮影する画像撮影装置の制御方法であって、
    前記画像撮影装置は、前記放射線源と前記検出部とを含み、前記***を挿入する開口部を備えた筐体と、前記筐体の上面に設けられる天板と、前記天板に設けられ、前記被検者を前記天板から浮上させるためのエアーマットとを有し、
    前記エアーマットに供給するエアーを制御することを特徴とする画像撮影装置の制御方法。
  11. 被検者の***に対して近赤外レーザー光を照射する光源と、前記近赤外レーザー光を前記***に照射した際に発生する超音波を検出する検出部とを備え、前記光源から前記近赤外レーザー光を照射して前記検出部で前記超音波を検出することにより前記***の画像を撮影する画像撮影装置の制御方法であって、
    前記画像撮影装置は、前記光源と前記検出部とを含み、前記***を挿入する開口部を備えた筐体と、前記筐体の上面に設けられる天板と、前記天板に設けられ、前記被検者を前記天板から浮上させるためのエアーマットとを有し、
    前記エアーマットに供給するエアーを制御することを特徴とする画像撮影装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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