JP2016100885A - 歩行者端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要な通信を維持しながら省電力で動作することが可能な歩行者端末装置を提供する。
【解決手段】歩行者1により携帯される歩行者端末装置10は、車両2に搭載された車載通信機20から情報を受信する通信部と、制御部と、を備える。歩行者端末装置10の制御部は、情報を連続的に受信する連続受信モードにおいて、所定の時間の間に通信部を介して車載通信機20から情報を受信しない場合、情報を間欠的に受信する間欠受信モードに通信部を設定する。
【選択図】図1
【解決手段】歩行者1により携帯される歩行者端末装置10は、車両2に搭載された車載通信機20から情報を受信する通信部と、制御部と、を備える。歩行者端末装置10の制御部は、情報を連続的に受信する連続受信モードにおいて、所定の時間の間に通信部を介して車載通信機20から情報を受信しない場合、情報を間欠的に受信する間欠受信モードに通信部を設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部通信機と通信を行う歩行者端末装置に関する。
交通事故や渋滞などの道路交通問題の解決を目的として、歩行者が携帯する歩行者端末装置と、車両に搭載される車載通信機との間で通信を行うためのシステムが知られている(たとえば、特許文献1)。この種のシステムにおいて、歩行者端末装置は、車載通信機との間で位置情報などのデータに関する通信を行って、交通事故を回避できるよう車両の接近を歩行者に報知する。また、歩行者端末装置は、歩行者が携帯することを考慮してバッテリにより駆動される。
歩行者端末装置は、バッテリにより駆動されるため省電力で動作することが望ましい。また、歩行者端末装置は、車載通信機との間で歩行者が交通事故を回避するうえで必要な通信を行っている。したがって、歩行者端末装置は、必要な通信を維持しながら省電力で動作することが望ましい。
かかる課題に鑑み、本発明は、必要な通信を維持しながら省電力で動作することが可能な歩行者端末装置を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係る歩行者端末装置は、車両に搭載された車載通信機から情報を受信する通信部と、制御部と、を備える。前記制御部は、情報を連続的に受信する連続受信モードにおいて、所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、情報を間欠的に受信する間欠受信モードに前記通信部を設定する。
本態様に係る歩行者端末装置によれば、制御部が、所定の時間の間に通信部を介して車載通信機から情報を受信しない場合、歩行者端末装置の通信範囲内に車両が存在しないと考えられる。この場合、通信部は、通信範囲内に車両が現れることに備えて、ある程度周囲の情報を受信する必要があるものの、必ずしも連続的に情報を受信する必要がない。このような場合、本態様に係る歩行者端末装置では、通信部が間欠受信モードに設定される。よって、歩行者端末装置は、歩行者が交通事故を回避するうえで必要な通信を維持することができ、且つ、省電力で動作することができる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信した場合、前記連続受信モードに前記通信部を設定する構成とされ得る。こうすると、通信部が間欠受信モードに設定されている場合でも、歩行者端末装置の通信範囲内に車載通信機を搭載した車両が入った場合や、歩行者端末装置の通信範囲内において車両のエンジンがONされて車載通信機が通信を開始した場合や、歩行者が移動することで車載通信機を搭載した車両が歩行者端末装置の通信範囲内にはいった場合等に、通信部が連続受信モードに設定される。よって、歩行者端末装置は、周囲の車載通信機からの情報を迅速に受信できる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、さらに所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記通信部の受信設定を、間欠受信の周期に対する受信期間の割合をより低下させた受信設定に切り替える構成とされ得る。こうすると、歩行者端末装置の消費電力をさらに抑制できる。
この場合、前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、所定の時間の間に前記車載通信機から情報を受信しないとの判定がなされると、間欠受信の周期に対する受信期間の割合を低下させる割合変更処理を複数回実行する構成とされ得る。こうすると、周囲の状況に合わせて、歩行者端末装置の消費電力を段階的に抑制できる。
この場合、前記制御部は、所定の前記割合変更処理の前記判定における前記所定の時間を、当該割合変更処理よりも前の前記割合変更処理の前記判定における前記所定の時間よりも長く設定する構成とされ得る。こうすると、歩行者端末装置が車載通信機と遭遇する頻度が高いエリアにある場合と、歩行者端末装置が車載得通信機と遭遇する頻度が低いエリアにいる場合との両方で、歩行者の危険回避と歩行者端末の省電力とをバランスよく実現できる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記通信部は、さらに路側に設置された路側通信機から情報を受信し、前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、前記連続受信モードに前記通信部を設定する構成とされ得る。こうすると、歩行者端末装置の通信範囲内に路側通信機が存在する場合には、通信部は連続受信モードに設定されるため、歩行者端末装置は、周囲の路側通信機からの情報を迅速に受信できる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記通信部は、さらに路側に設置された路側通信機から情報を受信し、前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、間欠受信の周期に対する受信期間の割合を所定回前の前記判定により設定された割合に設定する構成とされ得る。こうすると、歩行者端末装置は、路側通信機からの情報をより受信し易くしながら、消費電力を抑制できる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記制御部は、現在時刻が第1の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、現在時刻が第2の時間帯においては、前記連続受信モードに前記通信部を設定する構成とされ得る。こうすると、時間帯によって変化する交通状況に応じて、歩行者端末装置は、必要な通信を維持しつつ省電力で動作することができる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記制御部は、現在時刻が第1および第2の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、現在時刻が前記第1の時間帯においては、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、前記連続受信モードに前記通信部を設定する構成とされ得る。この場合も、時間帯によって変化する交通状況に応じて、歩行者端末装置は、必要な通信を維持しつつ省電力で動作することができる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記制御部は、現在時刻が第1および第2の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、現在時刻が前記第1の時間帯においては、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、間欠受信の周期に対する受信期間の割合を所定回前の前記判定により設定された割合に設定する構成とされ得る。この場合も、時間帯によって変化する交通状況に応じて、歩行者端末装置は、必要な通信を維持しつつ省電力で動作することができる。
本態様に係る歩行者端末装置において、前記制御部は、現在時刻が第1および第2の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、前記第1および第2の時間帯における前記割合変更処理の前記判定における前記所定の時間を、互いに異ならせる構成とされ得る。この場合も、時間帯によって変化する交通状況に応じて、歩行者端末装置は、必要な通信を維持しつつ省電力で動作することができる。
本態様に係る歩行者端末装置は、入力部をさらに備える構成とされ得る。ここで、前記制御部は、前記入力部を介して省電力を実行する指示を受け付けると、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、前記入力部を介して省電力を実行しない指示を受け付けると、前記連続受信モードに前記通信部を設定する構成とされ得る。こうすると、歩行者は、歩行者端末装置を省電力で動作させるか否かを自分自身で設定することができる。
以上のとおり、本発明によれば、必要な通信を維持しながら省電力で動作することが可能な歩行者端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
以下、本発明の実施形態1〜7について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、歩行者端末装置10を携帯している歩行者1(ユーザ)と、車載通信機20を搭載している車両2と、交差点付近の路側に設置された路側通信機30と、交差点に設置された信号機4と、信号機4を制御する信号制御器40と、を示す模式図である。歩行者端末装置10と、車載通信機20と、路側通信機30は、互いに無線通信を行う。
図1は、歩行者端末装置10を携帯している歩行者1(ユーザ)と、車載通信機20を搭載している車両2と、交差点付近の路側に設置された路側通信機30と、交差点に設置された信号機4と、信号機4を制御する信号制御器40と、を示す模式図である。歩行者端末装置10と、車載通信機20と、路側通信機30は、互いに無線通信を行う。
図2(a)は、歩行者端末装置10の構成を示すブロック図である。
歩行者端末装置10は、制御部11と、バッテリ12と、位置取得部13と、記憶部14と、入出力部15と、通信部16と、を備える。制御部11は、歩行者端末装置10の各部から信号を受け付け、歩行者端末装置10の各部を制御する。バッテリ12は、充電された電力を歩行者端末装置10の各部に供給する。位置取得部13は、GPSシステムに基づいて、歩行者端末装置10の位置情報として、緯度、経度および高度の情報を取得する。記憶部14は、歩行者端末装置10に固有のIDと、制御部11により実行されるプログラムと、各種データとを記憶している。入出力部15は、ユーザによる入力を受け付けるためのボタンやタッチパネルと、文字情報や図形情報を表示するためのディスプレイとからなる。
通信部16は、周囲の装置との間で無線による通信を行う。通信部16は、記憶部16aを備えており、記憶部16aには、制御部11により設定された設定内容が記憶される。通信部16は、後述するように、記憶部16aに記憶した設定内容に応じて通信を行う。なお、通信部16による通信距離は、見通しの良い場所で1km程度であり、市街地等の遮蔽物がある場所で200m〜300m程度である。制御部11は、当該歩行者端末装置10の位置情報を含む装置情報を、通信部16を介してブロードキャストにより他の装置に送信する。装置情報には、常に最新の位置情報が含まれる。この送信は、100msの時間区切りの間に1回だけ行われる。また、制御部11は、通信部16を介して他の装置から位置情報を含む装置情報を受信する。
図2(b)は、車載通信機20の構成を示すブロック図である。
車載通信機20は、制御部21と、位置取得部22と、記憶部23と、通信部24と、を備える。制御部21は、車載通信機20の各部から信号を受け付け、車載通信機20の各部を制御する。位置取得部22は、GPSシステムに基づいて、車載通信機20の位置情報として、緯度、経度および高度の情報を取得する。記憶部23は、車載通信機20に固有のIDと、制御部11により実行されるプログラムと、各種データとを記憶している。
通信部24は、周囲の装置との間で無線による通信を行う。制御部21は、当該車載通信機20の位置情報を含む装置情報を、通信部24を介してブロードキャストにより他の装置に送信する。装置情報には、常に最新の位置情報が含まれる。この送信は、100msの時間区切りの間に1回だけ行われる。また、制御部21は、通信部24を介して他の装置から位置情報を含む装置情報を受信する。
図2(c)は、路側通信機30の構成を示すブロック図である。
路側通信機30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、を備える。制御部31は、路側通信機30の各部から信号を受け付け、路側通信機30の各部を制御する。記憶部32は、路側通信機30に固有のIDと、路側通信機30の位置情報と、制御部11により実行されるプログラムと、各種データとを記憶している。
通信部33は、周囲の装置との間で無線による通信を行う。制御部31は、当該路側通信機30の位置情報を含む装置情報を、通信部33を介してブロードキャストにより他の装置に送信する。この送信は、100msの時間区切りの間に1回または複数回行われる。また、制御部31は、通信部33を介して他の装置から位置情報を含む装置情報を受信する。
また、通信部33は、信号制御器40と有線による通信を行う。制御部31は、通信部33を介して、信号制御器40が制御する信号機4の点灯状態と、交差点付近に設置されたビーコンに基づく情報などを受信する。制御部31は、他の装置に送信する装置情報に、信号制御器40から受信した情報を付与することもできる。
上記のように各装置が構成されると、歩行者端末装置10と、車載通信機20と、路側通信機30は、それぞれ、他の装置から送信された装置情報を受信することにより、他の装置の情報を把握できる。これにより、歩行者端末装置10は、車載通信機20が搭載された周囲の車両2の位置に基づいて、ユーザに対して車両2が接近していることを報知できる。
また、路側通信機30が送信する装置情報に、信号機4の点灯状態とビーコンに基づく情報が付与される場合、歩行者端末装置10は、路側通信機30から送信された装置情報に基づいて、近傍の信号機4の点灯状態と、近傍の交差点に進入する車両2があること等を把握できる。これにより、歩行者端末装置10は、ユーザに対してこれらの情報を報知できる。
図3(a)は、歩行者端末装置10による受信設定処理を示すフローチャートである。
歩行者端末装置10の電源が投入されると、制御部11は、通信部16の受信設定を連続受信設定とする(S101)。具体的には、制御部11は、通信部16の記憶部16aに記憶されている非受信期間の値を0に設定する。これにより、通信部16の受信状態は、図4(a)に示すように、連続して受信を行う状態となる。通信部16の受信設定が連続受信設定となっている状態は、請求項に記載の「連続受信モード」に対応する。
続いて、制御部11は、S101の処理が終わってから1秒経過したか否かを判定する(S102)。1秒経過すると(S102:YES)、制御部11は、通信部16の通信設定を第1の受信設定とする(S103)。具体的には、制御部11は、通信部16の記憶部16aに記憶されている受信期間と非受信期間の値を、それぞれ、100msと100msに設定する。これにより、通信部16の受信状態は、間欠的に受信を行う状態となる。図4(b)に示すように、第1の受信設定では、受信期間と非受信期間とは交互に現れ、受信期間と非受信期間からなる周期は200msであり、周期に対する受信期間の割合は1/2である。通信部16の受信設定が第1の受信設定となっている状態は、請求項に記載の「間欠受信モード」に対応する。
続いて、制御部11は、S103の処理が終わってから1分経過したか否かを判定する(S104)。1分経過すると(S104:YES)、制御部11は、通信部16の通信設定を第2の受信設定とする(S105)。具体的には、制御部11は、通信部16の記憶部16aに記憶されている受信期間と非受信期間の値を、それぞれ、100msと200msに設定する。この場合も、通信部16の受信状態は、間欠的に受信を行う状態となる。図4(c)に示すように、第2の受信設定では、受信期間と非受信期間とは交互に現れ、受信期間と非受信期間からなる周期は300msであり、周期に対する受信期間の割合は1/3である。通信部16の受信設定が第2の受信設定となっている状態は、請求項に記載の「間欠受信モード」に対応する。
続いて、制御部11は、S105の処理が終わってから10分経過したか否かを判定する(S106)。10分経過すると(S106:YES)、制御部11は、通信部16の通信設定を第3の受信設定とする(S107)。具体的には、制御部11は、通信部16の記憶部16aに記憶されている受信期間と非受信期間の値を、それぞれ、100msと300msに設定する。この場合も、通信部16の受信状態は、間欠的に受信を行う状態となる。図4(d)に示すように、第3の受信設定では、受信期間と非受信期間とは交互に現れ、受信期間と非受信期間からなる周期は400msであり、周期に対する受信期間の割合は1/4である。通信部16の受信設定が第3の受信設定となっている状態は、請求項に記載の「間欠受信モード」に対応する。
続いて、制御部11は、ユーザにより入出力部15を介して終了指示が行われたか否かを判定する(S108)。終了指示が行われると(S108:YES)、受信設定処理が終了する。なお、S101〜S107の処理中に終了指示が行われた場合も、受信設定処理は終了する。
図3(b)は、装置情報を受信した場合の歩行者端末装置10による処理を示すフローチャートである。この処理は、図3(a)の受信設定処理と並行して行われる。
制御部11は、車載通信機20から装置情報を受信したか否かを判定する(S111)。具体的には、制御部11は、受信した装置情報の所定フィールドの値を参照して、送信元の装置が車載通信機20であるか否かを判定する。車載通信機20から装置情報を受信すると(S111:YES)、制御部11は、受信設定処理の実行ステップをS101に戻す(S112)。その後、図3(b)の処理はS111に戻され、S111、S112の処理が繰り返し行われる。
<実施形態1の効果>
以上、実施形態1によれば、以下の効果が奏される。
以上、実施形態1によれば、以下の効果が奏される。
制御部11が所定の時間の間に車載通信機20から装置情報を受信しない場合、歩行者端末装置10の通信範囲内に車載通信機20を搭載した車両2が存在しないと考えられる。この場合、通信部16は、通信範囲内に車両2が現れることに備えて、ある程度は情報を受信する必要があるものの、必ずしも連続的に情報を受信する必要がない。このような場合、実施形態1の通信部16は、情報を連続的に受信する状態から、情報を間欠的に受信する状態へと変更される。よって、歩行者端末装置10は、ユーザが交通事故を回避するうえで必要な通信を維持することができ、且つ、省電力で動作することができる。
通信部16の受信設定が第1〜第3の受信設定のときに、車載通信機20から装置情報が受信されると、通信部16の受信設定が連続受信設定とされる。これにより、歩行者端末装置10の周囲に車載通信機20を搭載した車両2が存在する場合には、通信部16の受信設定は連続受信設定となるため、歩行者端末装置10は、周囲の車載通信機20からの情報を迅速に受信できる。また、歩行者端末装置10は、ユーザに対して車両2が近づいていること等を迅速に報知できる。
通信部16の受信設定が第1の受信設定のとき、S104において1分間経過するまでに車載通信機20から装置情報が受信されない場合、通信部16の受信設定は第2の受信設定に切り替えられる。また、通信部16の受信設定が第2の受信設定のとき、S106において10分間経過するまでに車載通信機20から装置情報が受信されない場合、通信部16の受信設定は第3の受信設定に切り替えられる。これにより、歩行者端末装置10の消費電力はさらに抑制される。
S105において通信部16の受信設定が第1の受信設定から第2の受信設定に切り替えられ、S107において通信部16の受信設定が第2の受信設定から第3の受信設定に切り替えられる。このように、通信部16の受信設定が、時間の経過とともに段階的に切り替えられると、歩行者端末装置10の消費電力を段階的に抑制できる。
S102、S104、S106の判定で用いられる経過時間は、それぞれ、1秒、1分、10分となっている。このように、判定で用いられる経過時間が順に長くなると、歩行者端末装置10が車載通信機20と遭遇する頻度が高いエリアにある場合と、歩行者端末装置10が車載通信機20と遭遇する頻度が低いエリアにいる場合との両方で、ユーザの危険回避と歩行者端末装置10の省電力とをバランスよく実現できる。
すなわち、車載通信機20との遭遇頻度が高いエリアにおいては、通信部16の受信設定は、非受信期間が短い受信設定(第1の受信設定)に移行することがあるものの、非受信期間の長い受信設定(第3の受信設定)に移行しにくい。これにより、歩行者端末装置10は、消費電力をある程度抑制しつつ、車載通信機20から装置情報を迅速に受信してユーザに危険を報知できる。
他方、車載通信機20との遭遇頻度が低いエリアにおいては、通信部16の受信設定は、非受信期間が短い受信設定(第1の受信設定)に迅速に移行し、さらに非受信期間の長い受信設定(第3の受信設定)に移行しやすい。これにより、歩行者端末装置10は、周囲に車載通信機20がいないことを判定したうえで、消費電力を十分に抑制して省電力効果を高めることができる。
<実施形態2>
実施形態2では、図3(b)に示す処理に代えて、図5(a)に示す処理が行われる。図5(a)に示す処理では、図3(b)に示す処理と比べて、S111に代えてS201が追加されている。実施形態2における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
実施形態2では、図3(b)に示す処理に代えて、図5(a)に示す処理が行われる。図5(a)に示す処理では、図3(b)に示す処理と比べて、S111に代えてS201が追加されている。実施形態2における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
図5(a)を参照して、制御部11は、車載通信機20または路側通信機30から装置情報を受信したか否かを判定する(S201)。具体的には、制御部11は、受信した装置情報の所定フィールドの値を参照して、送信元の装置が車載通信機20または路側通信機30であるか否かを判定する。車載通信機20または路側通信機30から装置情報を受信すると(S201:YES)、制御部11は、受信設定処理の実行ステップをS101に戻す(S112)。その後、図5(a)の処理はS201に戻される。
実施形態2によれば、通信部16の受信設定が第1〜第3の受信設定のときに、路側通信機30から装置情報が受信された場合も、車載通信機20から装置情報が受信された場合と同様、通信部16の受信設定が連続受信設定とされる。たとえば、路側通信機30が送信する装置情報に緊急を要する情報が付与される場合、実施形態2によれば、歩行者端末装置10は、周囲の路側通信機30からの緊急を要する情報を迅速に受信できる。具体的には、路側通信機30が送信する装置情報に、交差点付近に設置されたビーコンに基づく情報が付与される場合、歩行者端末装置10は、近傍の交差点に車両2が進入していることを迅速に受信できる。このように、近傍の交差点に車両2が進入していることを迅速に受信できることは、交差点に進入した車両2に車載通信機20が搭載されていない場合、特に重要である。
したがって、歩行者端末装置10は、路側通信機30からも情報を迅速に受信できるため、ユーザに対して車両2が接近することを迅速に報知できる。よって、歩行者1と車両2が接触するといった事故を未然に防ぐことができる。
<実施形態3>
実施形態3では、図3(b)に示す処理に代えて、図5(b)に示す処理が行われる。図5(b)に示す処理では、図3(b)に示す処理と比べて、S111の後段にS301〜303が追加されている。実施形態3における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
実施形態3では、図3(b)に示す処理に代えて、図5(b)に示す処理が行われる。図5(b)に示す処理では、図3(b)に示す処理と比べて、S111の後段にS301〜303が追加されている。実施形態3における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
図5(b)を参照して、車載通信機20から装置情報を受信していないと(S111:NO)、制御部11は、路側通信機30から装置情報を受信したか否かを判定する(S301)。路側通信機30から装置情報を受信すると(S301:YES)、制御部11は、通信部16の受信設定が連続受信設定であるか否かを判定する(S302)。通信部16の受信設定が連続受信設定でないと(S302:NO)、制御部11は、受信設定処理の実行ステップをS103に戻す(S303)。その後、図5(b)の処理はS111に戻される。他方、通信部16の受信設定が連続受信設定であると(S302:YES)、図5(b)の処理はS111に戻される。この場合、S303の処理は行われない。
実施形態3によれば、路側通信機30から装置情報が受信された場合、通信部16の受信設定が第1〜第3の受信設定であると、受信設定処理の実行ステップがS103に戻され、通信部16の受信設定が第1の受信設定とされる。たとえば、路側通信機30が送信する装置情報に緊急を要する情報が付与されない場合、実施形態3によれば、通信部16の受信設定は第1の受信設定とされる。具体的には、路側通信機30が送信する装置情報に信号機4の点灯状態のみが付与される場合、歩行者端末装置10は、通信部16の受信設定を第1の受信設定とすることで、路側通信機30からの情報の受信を維持しながら、消費電力を抑制できる。
<実施形態4>
実施形態4では、実施形態1に対して、さらに図6(a)に示す処理が行われる。実施形態4における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
実施形態4では、実施形態1に対して、さらに図6(a)に示す処理が行われる。実施形態4における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
図6(a)を参照して、制御部11は、制御部11が管理する時刻情報に基づいて、現在時刻が夜間(たとえば、18時〜6時)であるか否かを判定する(S401)。現在時刻が夜間である場合(S401:YES)、制御部11は、図3(a)、(b)の処理を開始する(S402)。これにより、上述したように、車載通信機20から装置情報が受信されない場合、通信部16の受信設定が第1〜第3の受信設定とされる。他方、現在時刻が昼間(たとえば、6時〜18時)である場合(401:NO)、制御部11は、通信部16の受信設定を連続受信設定に固定する(S403)。
続いて、制御部11は、現在時刻の時間帯が変化したか否かを判定する(S404)。具体的には、制御部11は、現在時刻が昼間から夜間に変化した場合と、現在時刻が夜間から昼間に変化した場合に、現在時刻の時間帯が変化したと判定する。時間帯が変化した場合(S404:YES)、処理がS401に戻される。
実施形態4によれば、昼間の交通量が多い時間帯には、通信部16の受信設定が連続受信設定となるため、歩行者端末装置10は、車載通信機20から装置情報を迅速に受信して、ユーザに危険を報知できる。また、夜間の交通量が少ない時間帯には、図3(a)、(b)の処理が行われるため、上述したように、歩行者端末装置10は、消費電力を抑制しながら、ユーザへの危険の報知を行うことができる。
なお、図6(a)では、夜間において図3(a)、(b)の処理が行われ、昼間において通信部16の受信設定が連続受信設定とされたが、夜間において通信部16の受信設定が連続受信設定とされ、昼間において図3(a)、(b)の処理が行われても良い。この場合、ユーザが交通状況を確認しにくい夜間において、ユーザへの危険の報知を迅速に行うことができ、ユーザが交通状況を確認しやすい昼間において、消費電力を抑制できる。
<実施形態5>
実施形態5では、図6(a)の処理に代えて、図6(b)の処理が行われる。図6(b)の処理は、図6(a)の処理と比較して、S402、S403に代えてS501、S502が追加されている。
実施形態5では、図6(a)の処理に代えて、図6(b)の処理が行われる。図6(b)の処理は、図6(a)の処理と比較して、S402、S403に代えてS501、S502が追加されている。
図6(b)を参照して、現在時刻が夜間である場合(S401:YES)、制御部11は、図3(a)、(b)の処理を開始する(S501)。他方、現在時刻が昼間である場合(S401:NO)、制御部11は、図3(a)と図5(a)の処理を開始する(S502)。
実施形態5によれば、時間帯によって変化する交通状況に応じて、歩行者端末装置10は、必要な通信を維持しつつ省電力で動作することができる。また、昼間においては、夜間に比べて路側通信機30から装置情報を受信しやすくなる。なお、実施形態5においても、S501、S502を入れ替えて、夜間の処理と昼間の処理を逆にしても良い。また、S502において、制御部11は、図3(a)と図5(b)の処理を開始しても良い。
<実施形態6>
実施形態6では、図6(a)の処理に代えて、図7(a)の処理が行われる。図7(a)の処理は、図6(a)の処理と比較して、S402、S403に代えてS601〜S603が追加されている。
実施形態6では、図6(a)の処理に代えて、図7(a)の処理が行われる。図7(a)の処理は、図6(a)の処理と比較して、S402、S403に代えてS601〜S603が追加されている。
図7(a)を参照して、現在時刻が夜間である場合(S401:YES)、制御部11は、図3(a)の処理おけるS102、S104、S106の判定時間を、それぞれ、1秒、1分、10分に設定する(S601)。他方、現在時刻が昼間である場合(S401:NO)、制御部11は、図3(a)の処理おけるS102、S104、S106の判定時間を、実施形態1と同様、それぞれ、2秒、2分、20分に設定する(S602)。その後、制御部11は、図3(a)、(b)の処理を開始する(S603)。
実施形態6によれば、昼間においては、夜間に比べて、通信部16の受信設定がより間欠的な受信設定に移行しにくくなるため、ユーザに対して迅速に危険を報知できる。他方、夜間においては、昼間に比べて歩行者端末装置10の消費電力を抑制できる。なお、実施形態6においても、S601、S602を入れ替えて、夜間の処理と昼間の処理を逆にしても良い。
<実施形態7>
実施形態7では、実施形態1に対して、さらに図7(b)に示す処理が行われる。実施形態7における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
実施形態7では、実施形態1に対して、さらに図7(b)に示す処理が行われる。実施形態7における構成およびその他の処理については、実施形態1と同様である。
図7(b)を参照して、制御部11は、入出力部15を介してユーザから入力された省電力設定がオンとオフの何れかを判定する。ユーザから入力された省電力設定がオンの場合(S701:YES)、制御部11は、図3(a)、(b)の処理を開始する(S702)。ユーザから入力された省電力設定がオフの場合(S701:NO、S703:YES)、制御部11は、通信部16の受信設定を連続受信設定とする(S704)。ユーザにより省電力設定を変更する入力が行われると(S705:YES)、制御部11は、処理をS701に戻して、入力された省電力設定に応じてS702、S703の何れかを実行する。
実施形態7によれば、ユーザは、歩行者端末装置10を省電力で動作させるか否かを自分自身で設定することができる。
<変更例>
以上、本発明の実施形態1〜7について説明したが、本発明は実施形態1〜7に何ら制限されるものではない。
以上、本発明の実施形態1〜7について説明したが、本発明は実施形態1〜7に何ら制限されるものではない。
たとえば、図3(b)と図5(a)に示す処理では、S112において受信設定処理の実行ステップがS101に戻されたが、通信部16の受信設定が1段階だけ連続受信設定に近づけられるように実行ステップが戻されても良い。たとえば、受信設定が第3の受信設定のとき、実行ステップがS105に戻されても良い。
通信部16の受信設定として、連続受信設定のほかに、3段階の受信設定が設けられたが、第1の受信設定だけが設けられても良く、第1の受信設定と第2の受信設定だけが設けられても良い。また、通信部16の受信設定として、4以上の段階の受信設定が設けられても良い。
図4(b)〜(d)に示すように、第1〜第3の受信設定における通信部16の受信設定は、受信期間が等しく非受信期間が異なるように設定されたが、これに限らず、非受信期間が等しく受信期間が異なるように設定されても良い。また、受信期間と非受信期間は、他の値に設定されても良い。
図3(a)に示すように、S102、S104、S106では、判定に用いる経過時間は、それぞれ1秒、1分、10分に設定されたが、他の値に設定されても良い。たとえば、S102、S104、S106の判定時間が、全て同じ値であっても良い。また、S102の判定時間がS104の判定時間より長く、S104の判定時間がS106の判定時間より長くても良い。なお、S102の判定時間は、S104の判定時間以下であることが望ましく、S104の判定時間は、S106の判定時間以下であることが望ましい。
所定時間が経過する間に装置情報が受信されないと、通信部16の受信設定が、バッテリ12の残容量に応じて第1〜第3の受信設定の何れかに設定されても良い。たとえば、通信部16の受信設定が連続受信設定のときに、所定時間が経過する間に装置情報が受信されないと、通信部16の受信設定は、バッテリ12の残容量が多い場合には第1の受信設定とされ、バッテリ12の残容量が少ない場合には第3の受信設定とされても良い。
実施形態4〜6では、現在時刻が昼間と夜間の何れの時間帯であるかが判定されたが、これに限らず、3以上の時間帯の何れの時間帯であるかが判定され、時間帯ごとに実行される処理を変更しても良い。また、時間帯の設定は昼間と夜間に限らない。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
10 … 歩行者端末装置
11 … 制御部
15 … 入出力部(入力部)
16 … 通信部
20 … 車載通信機
30 … 路側通信機
11 … 制御部
15 … 入出力部(入力部)
16 … 通信部
20 … 車載通信機
30 … 路側通信機
Claims (12)
- 車両に搭載された車載通信機から情報を受信する通信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、情報を連続的に受信する連続受信モードにおいて、所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、情報を間欠的に受信する間欠受信モードに前記通信部を設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項1に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信した場合、前記連続受信モードに前記通信部を設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項1または2に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、さらに所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記通信部の受信設定を、間欠受信の周期に対する受信期間の割合をより低下させた受信設定に切り替える、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項3に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、所定の時間の間に前記車載通信機から情報を受信しないとの判定がなされると、間欠受信の周期に対する受信期間の割合を低下させる割合変更処理を複数回実行する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項4に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、所定の前記割合変更処理の前記判定における前記所定の時間を、当該割合変更処理よりも前の前記割合変更処理の前記判定における前記所定の時間よりも長く設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項1ないし5の何れか一項に記載の歩行者端末装置において、
前記通信部は、さらに路側に設置された路側通信機から情報を受信し、
前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、前記連続受信モードに前記通信部を設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項4または5に記載の歩行者端末装置において、
前記通信部は、さらに路側に設置された路側通信機から情報を受信し、
前記制御部は、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、間欠受信の周期に対する受信期間の割合を所定回前の前記判定により設定された割合に設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項1ないし7の何れか一項に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、
現在時刻が第1の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、
現在時刻が第2の時間帯においては、前記連続受信モードに前記通信部を設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項6に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、
現在時刻が第1および第2の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、
現在時刻が前記第1の時間帯においては、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、前記連続受信モードに前記通信部を設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項7に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、
現在時刻が第1および第2の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、
現在時刻が前記第1の時間帯においては、前記間欠受信モードにおいて、前記通信部を介して前記路側通信機から情報を受信した場合、間欠受信の周期に対する受信期間の割合を所定回前の前記判定により設定された割合に設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項4または5に記載の歩行者端末装置において、
前記制御部は、
現在時刻が第1および第2の時間帯においては、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、
前記第1および第2の時間帯における前記割合変更処理の前記判定における前記所定の時間を、互いに異ならせる、
ことを特徴とする歩行者端末装置。 - 請求項1ないし7の何れか一項に記載の歩行者端末装置において、
入力部をさらに備え、
前記制御部は、
前記入力部を介して省電力を実行する指示を受け付けると、前記連続受信モードにおいて、前記所定の時間の間に前記通信部を介して前記車載通信機から情報を受信しない場合、前記間欠受信モードに前記通信部を設定し、
前記入力部を介して省電力を実行しない指示を受け付けると、前記連続受信モードに前記通信部を設定する、
ことを特徴とする歩行者端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239285A JP2016100885A (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 歩行者端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014239285A JP2016100885A (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | 歩行者端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016100885A true JP2016100885A (ja) | 2016-05-30 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
- 2014-11-26 JP JP2014239285A patent/JP2016100885A/ja active Pending
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