JP2016100295A - 弾性シール部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子付き電線が電線挿通孔の内部を通過する際における端子付き電線へのリップ環の接触圧を抑えることができる弾性シール部材を提供する。
【解決手段】弾性材料で板状に形成された本体部12aを有する弾性シール部材12であって、本体部12aには、端子付き電線14が厚み方向D4に挿通されるシール挿通孔121(電線挿通孔)が複数配列されて設けられ、その内周面に、端子付き電線14の電線部分142の外周面に密接するように全周にわたり突出したシール用リップ環121a−1が設けられるとともに、電線挿通孔の挿入口121b及び出口121cが、漏斗状に拡がった広口に形成されており、挿入口121bが設けられている表面において、互いに隣接する挿入口121bの間に肉抜き溝122が設けられ、肉抜き溝122は、溝口側の溝幅が溝底側の溝幅よりも狭く形成されていることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、ワイヤハーネスの端末に設けられるコネクタに取り付けられる弾性シール部材に関するものである。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載されている。これらの電子機器は、互いの間で電力や制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスによって接続されている。ワイヤハーネスは、複数の電線が束ねられた電線束と、この電線束の端末に取り付けられるコネクタとを備えている。このようなコネクタとしては、端子付き電線を複数収容するハウジングと、このハウジングの内部に設けられて外部からの水の浸入を防ぐ弾性シール部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような弾性シール部材としては、例えばシリコーンゴム等の弾性材料で板状に形成されてハウジングの開口に嵌め込まれるとともに、端子付き電線が挿通される電線挿通孔が設けられるものが多い。図11に、従来の弾性シール部材の一例を示す。
図11に示されている弾性シール部材5は、例えばシリコーンゴム等の弾性材料で板状に形成され、不図示の端子付き電線が厚み方向に挿通される電線挿通孔51が複数設けられている。図11(a)には、弾性シール部材5における表裏面のうちの一方の面が示され、図11(b)には、図11(a)中のV51−V51断面を示され、図11(c)には、弾性シール部材5における他方の面が示されている。これらの図に示されているように、弾性シール部材5には、電線挿通孔51が複数設けられている。これらの電線挿通孔51には、端子付き電線が、弾性シール部材5の厚み方向D51に挿通される。
各電線挿通孔51の内周面には、端子付き電線の電線部分の外周面に密接するように全周にわたって突出したリップ環511が設けられている。図11の例では、リップ環511は、弾性シール部材5の厚み方向D51に2つ配列されている。電線部分の外周面へのリップ環511の密接により電線挿通孔51からの水の浸入が防がれる。
特表2005−317853号公報
ここで、図11に示されている従来の弾性シール部材5では、電線挿通孔51への端子付き電線の挿入時や引抜き時に、端子付き電線はリップ環511を拡径しつつ電線挿通孔51の内部を通過する。この通過時における端子付き電線へのリップ環の接触圧が高過ぎると、リップ環を傷める恐れがある。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、端子付き電線が電線挿通孔の内部を通過する際における端子付き電線へのリップ環の接触圧を抑えることができる弾性シール部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、弾性材料で板状に形成された本体部を有し、筒形状のコネクタハウジングの一端側の開口に嵌入される弾性シール部材であって、前記本体部には、端子付き電線が厚み方向に挿通される電線挿通孔が複数配列されて設けられ、前記電線挿通孔の内周面に、当該電線挿通孔に挿通された前記端子付き電線の電線部分の外周面に密接するように全周にわたり突出したシール用リップ環が設けられるとともに、前記電線挿通孔の両端の開口部のうち少なくとも一方の開口部が、漏斗状に拡がった広口に形成されており、前記本体部の表裏面のうち少なくも前記一方の開口部が設けられている表面において、互いに隣接する当該開口部の間に肉抜き溝が設けられ、前記肉抜き溝は、溝口側の溝幅が溝底側の溝幅よりも狭く形成されていることを特徴とする弾性シール部材となっている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の弾性シール部材において、前記一方の開口部が、前記端子付き電線が挿入される挿入口であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の弾性シール部材において、前記電線挿通孔の内周面には、前記シール用リップ環よりも前記開口部に近い位置で全周にわたって突出し、前記端子付き電線の挿入時又は引抜き時に前記シール用リップ環よりも先に前記端子付き電線の端子によって拡径されることで、前記シール用リップ環が前記端子に当接する前に予め当該シール用リップ環も拡径させる拡径補助リップ環が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の弾性シール部材において、前記拡径補助リップ環は、その内径が、前記シール用リップ環の内径よりも大きく形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、端子付き電線の挿入時や引抜き時に広口の開口部から進入する端子付き電線の端子は、この開口部を徐々に押し拡げながらシール用リップ環に達する。このとき、シール用リップ環も開口部の拡径に引きずられて拡径される。このため、シール用リップ環に端子が達した時にはシール用リップ環はある程度広がった状態となり、その結果、端子付き電線へのシール用リップ環の接触圧を抑えることができる。さらに、隣接する開口部の間に肉抜き溝が設けられるので、端子付き電線の挿入時や引抜き時にシール用リップ環を拡径しつつ電線挿通孔の内部を通過する際には、肉抜き溝が潰れることで、端子付き電線へのシール用リップ環の接触圧を抑えることができる。また、上記のように接触圧を抑えるために開口部が広口に形成された電線挿通孔の相互間では、広口の開口部側の表面から離れるにつれて電線挿通孔の相互間の間隔に余裕ができる。請求項1に記載の発明によれば、肉抜き溝について、このように余裕のある溝底側の溝幅を広くして、シール用リップ環の接触圧を抑えるに十分な溝幅を確保しつつ、溝口側の溝幅を狭くして、肉抜き溝の設置に起因する電線挿通孔の相互間の間隔の広がりを抑えることができる。さらに、弾性シール部材を、複数の型を組み合わせて構成される金型等を用いて形成する際、上記のような形状の肉抜き溝を形作るために何れかの型に設けられる先端が広がった突起で弾性シール部材を保持しつつ他の型を外すという、作業性の良い金型の取外し作業を行うこともできる。
また、請求項2に記載の発明によれば、相互間に肉抜き溝が設けられる開口部が端子付き電線の挿入口となるので、端子付き電線の挿入や引抜きのうち作業頻度の高い挿入時に端子付き電線へのシール用リップ環の接触圧を抑えることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、端子付き電線の挿入時又は引抜き時には、上記の拡径補助リップ環によって、端子に当接する前に予めシール用リップ環が拡径されるので、端子付き電線へのシール用リップ環の接触圧を一層抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、拡径補助リップ環の内径がシール用リップ環の内径よりも大きくなっているので、シール用リップ環の接触圧を抑えるための拡径補助リップ環の内側への端子の進入をスムーズなものとすることができる。
本発明の一実施形態の弾性シール部材が取り付けられるコネクタを示す分解斜視図である。 図1に示されているコネクタの内部構造を示す断面図である。 図1及び図2に示されているTPA部材が、仮止め状態を経てコネクタハウジングに固定される様子を示す図である。 本発明の一実施形態である弾性シール部材を、図1に示されているコネクタのリア側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態である弾性シール部材のリア側を示す平面図と、図中のA−A断面を示す断面図である。 図5(a)中の領域Bを拡大して示す拡大図である。 挿入口への挿入直後で、挿入口の近傍で変形が生じる前の状態を示す図である。 端子付き電線がある程度挿入され、挿入口の近傍で変形が生じた状態を示す図である。 図1〜図8に示されている弾性シール部材を製造する弾性シール部材製造装置及び弾性シール部材製造方法の一例を示す図である。 図9中の領域Dを拡大して示す拡大図である。 従来の弾性シール部材の一例を示す図である。
本発明の実施形態にかかる弾性シール部材を図1〜図9を参照して説明する。
まず、本発明の一実施形態の弾性シール部材が取り付けられるコネクタの全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態の弾性シール部材が取り付けられるコネクタを示す分解斜視図である。図2は、図1に示されているコネクタの内部構造を示す断面図である。
図1及び図2に示されているコネクタ1は、後述の嵌合レバー15の回動によって不図示の相手側コネクタとの嵌合を行うレバー嵌合式のコネクタである。このコネクタ1は、コネクタハウジング11と、弾性シール部材12と、リアグリッド13と、端子付き電線14と、嵌合レバー15と、端子位置保証(TPA)部材16と、パッキン17とを備えている。
コネクタハウジング11は、筒状に形成され、その一端側に、端子付き電線14の端子141が収容される端子収容室111が複数設けられ、他端側に、弾性シール部材12及びリアグリッド13が収容されるリア側収容室112が設けられている。尚、ここでは、コネクタ1において端子付き電線14の電線部分142が延出する側をリア、その反対側で不図示の相手側コネクタが嵌合する側をフロントと呼ぶ。
複数の端子収容室111それぞれには、端子付き電線14の端子141が1つずつ矢印D1方向に挿入されて収容される。そして、各端子収容室111には、端子141の角141aに当接して抜け止めの役割を果たすランス113が設けられている。
リア側収容室112には、まず弾性シール部材12が開口112aから矢印D1方向に嵌入され、その弾性シール部材12を端子収容室111側に押し込むように押圧しながらリアグリッド13が開口112aから矢印D1方向に嵌入される。
また、コネクタハウジング11の外壁には、嵌合レバー15の回動軸115が突出して設けられている。
弾性シール部材12は、例えばシリコーンゴム等の弾性材料で板状に形成されて、上記のようにコネクタハウジング11におけるリア側収容室112の開口112aに嵌入される。そして、端子付き電線14が挿通されて各端子収容室111に連通するシール挿通孔121(電線挿通孔)が複数設けられている。この弾性シール部材12については、後で詳細に説明する。
リアグリッド13は、上記のようにコネクタハウジング11におけるリア側収容室112の開口112aに嵌入される。このリアグリッド13の外周面には、図1に示されているように係止爪131が設けられている。コネクタハウジング11の外壁に設けられた係止孔114にこの係止爪131が係止することで、弾性シール部材12を上記のように押圧した状態でリアグリッド13がコネクタハウジング11に固定される。リアグリッド13には、上記のシール挿通孔121に連通するグリッド挿通孔132が複数設けられている。
端子付き電線14は、端子141と電線部分142とで構成される。尚、本実施形態では、コネクタハウジング11には、サイズの異なる2種類の端子付き電線が収容される。2種類の端子付き電線は、そのサイズを除いて互いに同等な構成を有している。そこで、以下では、2種類の端子付き電線について、特に断らない限りは区別せずに単に端子付き電線14と呼んで説明を行う。図1及び図2には、端子付き電線14が1本だけ代表的に示されている。端子付き電線14の端子141は、四角筒状のメス端子となっており、相手側コネクタのオス端子と接続される。この端子付き電線14は、グリッド挿通孔132から矢印D1方向に挿入され、このグリッド挿通孔132及びシール挿通孔121に挿通され、端子141が端子収容室111に収容される。そして、上述したように、端子141の角141aがランス113に当接して抜け止めされる。
嵌合レバー15は、コネクタハウジング11を図1中の上下方向に挟むように略C字状に形成された部材である。そして、上下2つの腕部151のそれぞれに、コネクタハウジング11の外壁から突出する回動軸115が嵌め込まれる軸受孔152が設けられている。図1に矢印D2で示されているように、この軸受孔152に回動軸115が嵌め込まれることで、コネクタハウジング11に嵌合レバー15が回動自在に固定される。また、各腕部151には、相手側コネクタに係止して本実施形態のコネクタ1へと引寄せる方向に案内する案内溝153が設けられている。2つの腕部151を繋ぐ部分が、作業者によって操作される操作部154となっている。案内溝153が相手側コネクタに係止した状態で、作業者が操作部154を操作して嵌合レバー15を回動させることで、相手側コネクタが本実施形態のコネクタ1へと引寄せられて両者が嵌合する。
コネクタハウジング11のフロント側には、パッキン17を間に挟んでTPA部材16が矢印D3方向に取り付けられる。
TPA部材16は、コネクタハウジング11において複数の端収容室111が設けられたフロント側の部分に被せられるキャップ状の部材であり、各端収容室111内で端子141が動かないように保持する役割を果たす。パッキン17は、TPA部材16とコネクタハウジング11との間隙を塞いで防水の役割を果たす部材である。
TPA部材16の外壁には、図1に示されているように係止孔161が設けられている。コネクタハウジング11の外壁に設けられた係止爪116がこの係止孔161に係止することで、TPA部材16がコネクタハウジング11に固定される。また、TPA部材16には、図2に示されているように、各端子収容室111に連通し、相手側コネクタの端子が端子収容室111へと進入して端子141に接続するための端子進入孔162が複数設けられている。
ここで、本実施形態では、TPA部材16がコネクタハウジング11のフロント側の部分に被せられてはいるが、未だ係止爪116が係止孔161に係止していない仮止め状態において、端子付き電線14の挿入が行われる。そして、挿入後に、TPA部材16が矢印D3方向に押し込まれて係止爪116が係止孔161に係止することで、TPA部材16がコネクタハウジング11に固定される。
図3は、図1及び図2に示されているTPA部材が、仮止め状態を経てコネクタハウジングに固定される様子を示す図である。図3(a)にTPA部材の仮止め状態が示され、図3(b)にTPA部材の固定状態が示されている。
コネクタハウジング11に設けられているランス113は可撓性を有しており、端子収容室111に端子141が出入り可能に撓るように構成されている。TPA部材16には、固定状態で、これらのランス113に当接し、各ランス113を各端子収容室111に押し込むランス当接部163が設けられている。図3(a)に示されている仮止め状態では、ランス当接部163がランス113に当接していない。このため、各ランス113は可撓自在となっており、これにより、端子収容室111への端子141の進入が可能となっている。このため、まず、この仮止め状態において、端子付き電線14の挿入が行われる。
この後、TPA部材16が矢印D3方向に押し込まれて固定状態となると、図3(b)に示されているように、ランス当接部163がランス113に当接して端子収容室111に押し込まれる。これにより、各端子収容室111内の端子141がランス113に押圧されて、各端子収容室111内で端子141が動かないように保持される。この状態において各端子進入孔162が各端子収容室111と連通し、端子付き電線14を複数有するコネクタ1が完成する。
次に、本発明の一実施形態である弾性シール部材12について図4〜図6を参照して詳細に説明する。図4は、本発明の一実施形態である弾性シール部材を、図1に示されているコネクタのリア側から見た斜視図である。また、図5は、本発明の一実施形態である弾性シール部材のリア側を示す平面図と、図中のA−A断面を示す断面図である。図5(a)に平面図が示され、図5(b)に断面図が示されている。そして、図6は、図5(a)中の領域Bを拡大して示す拡大図である。
弾性シール部材12は、シリコーンゴム等の弾性材料で形成された板状の本体部12aを有する部材であり、コネクタハウジング11内への水の浸入を防ぐ役割を果たす。この弾性シール部材12は、コネクタハウジング11におけるリア側収容室112の開口112aから嵌入される。また、弾性シール部材12の本体部12aには、端子付き電線14を挿通させるシール挿通孔121が複数配列されて設けられている。シール挿通孔121は、小サイズの端子付き電線14を挿通させる小サイズ用シール挿通孔121Sと、大サイズの端子付き電線14を挿通させる大サイズシール側挿通孔121Lとからなる。尚、小サイズ用シール挿通孔121Sと大サイズシール側挿通孔121Lは、そのサイズを除いて互いに同等な構成を有している。そこで、以下では、これら2種類のシール側挿通孔121S,121Sを、特に断らない限りは、単にシール挿通孔121と呼んで説明を行う。
本実施形態では、シール挿通孔121の挿入口121b及び出口121cは、それぞれ漏斗状に拡がった広口に形成されている。
図6に示されているように、シール挿通孔121の内周面には、端子付き電線14の電線部分142の外周面に密接するように全周にわたって突出したリップ環121aが弾性シール部材12の厚み方向D4に2列に配列されて設けられている。本実施形態では、これら4列のリップ環121aのうち、中央の2列のリップ環121aが、シール挿通孔121における防水機能を担うシール用リップ環121a−1となっている。
一方、シール用リップ環121aよりも挿入口121bに近い位置と、シール用リップ環121aよりも出口121cに近い位置との双方に設けられたリップ環121aは、次のような拡径補助リップ環121a−2となっている。拡径補助リップ環121a−2は、端子付き電線14の挿入時又は引抜き時にシール用リップ環121a−1よりも先に端子付き電線14の端子141によって拡径されることで、シール用リップ環121a−1が端子141に当接する前に予め当該シール用リップ環121a−1も拡径させる役割を果たす。本実施形態では、2つの拡径補助リップ環121a−2は、各内径E2が、シール用リップ環121a−1の内径E1よりも大きく形成されている。
そして、弾性シール部材12は、挿入口121b側の面において挿入口121bを避けた位置に、肉抜き溝122が設けられている。肉抜き溝122は、図中の縦方向に互いに隣接する挿入口121bの間に設けられている。この肉抜き溝122は、端子付き電線14の挿入時に潰れることで、上述したリップ環121aの拡径を助ける役割を果たす。この肉抜き溝122は、図6に示されているように、溝口側の溝幅W1が溝底側の溝幅W2よりも狭く形成されている。
次に、端子付き電線14の挿入時に挿入口121bの近傍で生じる変形について図7及び図8を参照して説明する。図7は、挿入口への挿入直後で、挿入口の近傍で変形が生じる前の状態を示す図である。図8は、端子付き電線がある程度挿入され、挿入口の近傍で変形が生じた状態を示す図である。図7(a)及び図8(a)には、コネクタ1の全体の断面図が示されており、図7(b)及び図8(b)には、図7(a)及び図8(a)における領域Cの拡大図が示されている。
まず、端子141の太さ寸法は、拡径補助リップ環121a−2の内径E2よりも大きい。このため、端子付き電線14の挿入時には、図7に示されているように、端子141の先端が、まず漏斗状の挿入口121bの内面に当接する。そして、端子141は、挿入されるにつれて、図8に示されているように、この挿入口121bを徐々に押し拡げることで拡径補助リップ環121a−2を矢印D5方向に拡径しながら進む。このような拡径により、端子141の先端が拡径補助リップ環121a−2に当接する時には、この拡径補助リップ環121a−2の内径E2もある程度拡径されている。また、このときには、挿入口121b及び拡径補助リップ環121a−2の拡径に引きずられて、端子141の先端が当接する前に予めシール用リップ環121a−1も若干拡径される。さらに、端子141が進むと、拡径補助リップ環121a−2の内部に進入する。
このとき、上記のように、拡径補助リップ環121a−2は、シール用リップ環121a−1よりも大きく形成されている。そして、端子141の進入時には、挿入口121bの拡径により拡径補助リップ環121a−2がある程度拡径されている。これらにより、拡径補助リップ環121a−2の内部への端子141の進入がスムーズに行われる。
拡径補助リップ環121a−2への端子141の進入により拡径補助リップ環121a−2がさらに拡径される。そして、この拡径補助リップ環121a−2の拡径に引きずられて、2列のシール用リップ環121a−1が拡径される。これにより、高い防水性を得るために小径に形成されたシール用リップ環121a−1の内部への端子141の進入もスムーズに行われる。このように、拡径補助リップ環121a−2は、端子141の当接前にシール用リップ環121a−1を予め拡径させる拡径補助の役割を担っている。
また、コネクタ1の組立ての際には、頻度は低いが、一旦挿入された端子付き電線14が引き抜かれることがある。挿入口121bと同様に広口に形成された出口121cは、その引抜き時に出口側の拡径補助リップ環121a−2の拡径を補助する役割を担っている。そして、この出口側の拡径補助リップ環121a−2が、端子付き電線14の引抜き時にシール用リップ環121a−1の拡径を補助する役割を担っている。
さらに、弾性シール部材12は、挿入口121b側の面において図中の縦方向に互いに隣接する挿入口121bの間に肉抜き溝122が設けられている。上記のように拡径補助リップ環121a−2の拡径を経て、シール用リップ環121a−1を拡径させつつ、端子付き電線14がシール挿通孔121内を進む間、肉抜き溝122が潰れる。これにより、端子付き電線14へのシール用リップ環121a−1の接触圧を抑えることができる。
ここで、上記のように接触圧を抑えるために挿入口121b及び出口121cが広口に形成された電線挿通孔121の相互間では、広口の挿入口121b側の表面や出口121c側の表面から離れるにつれて電線挿通孔121の相互間の間隔に、図6に示されているように余裕ができる。本実施形態では、肉抜き溝122について、このように余裕のある溝底側の溝幅W2を広くして、シール用リップ環121a−1の接触圧を抑えるに十分な溝幅を確保しつつ、溝口側の溝幅W1を狭くして、肉抜き溝122の設置に起因する電線挿通孔121の相互間の間隔の広がりを抑えることができる。
さらに、上記のような形状に形成された肉抜き溝122は、弾性シール部材12を、以下に説明するように複数の型を組み合わせて構成される金型等を用いて形成する際に、作業性を向上させる役割も果たす。
以下、この弾性シール部材12を製造するための弾性シール部材製造装置と、弾性シール部材製造方法について説明する。
図9は、図1〜図8に示されている弾性シール部材を製造する弾性シール部材製造装置及び弾性シール部材製造方法の一例を示す図である。この図9に示されている弾性シール部材製造装置2は、金型21と、弾性材料注入部22とを備えている。金型21は、上述した弾性シール部材12の形状に応じた内部空間を構成する部材である。弾性材料注入部22は、この金型21に溶融状態の弾性材料12aを充填するものである。
ここで、上記の金型21は、第1型211と、筒型212と、第2型213とを備えている。
第1型211は、シール挿通孔121における挿入口121b以外の内周形状を形作るための型であり、第1面211aと、形成するシール挿通孔121と同数の複数の第1突起211bとを有している。第1面211aは、弾性シール部材12の表裏面のうち挿入口121b側とは反対側となる出口121c側の面の形状に応じた形状を有している。複数の第1突起211bそれぞれは、次のような形状を有している。
図10は、図9中の領域Dを拡大して示す拡大図である。この図10に示されているように、第1突起211bは、シール挿通孔121の内周形状のうち、出口121cから挿入口121b側の拡径補助リップ環121a−2における頂部までの形状に応じた外周形状を有している。第1型211の第1面211aからは、このような第1突起211bが、この頂部側を先端として、複数のシール挿通孔121に一対一に対応するように複数突出している。
筒型212は、図9に示されているように、弾性シール部材12の外周形状に応じた内周形状を有する筒状の型である。
第2型213は、筒型212を間に挟んで第1型211における第1面211aと対面して配置される型であり、第2面213aと、形成するシール挿通孔121と同数の複数の第2突起213bとを有している。第2面213aは、弾性シール部材12の表裏面のうち挿入口121b側の面の形状に応じた形状を有している。複数の第2突起213bそれぞれは、次のような形状を有している。
図10に示されているように、第2突起213bは、シール挿通孔121の内周形状のうち、挿入口121bから、挿入口121b側の拡径補助リップ環121a−2における頂部までの形状に応じた外周形状を有している。第2型213の第2面213aからは、このような第2突起213bが、この頂部に対応する側を先端として、第1型211における複数の第1突起211bと一対一に対応するように複数突出している。
ここで、本実施形態では、第2突起213bは、中空に形成されており、第1型211と筒型212と第2型213とで形成される金型21の内部空間へと溶融状態の弾性材料12aを充填するためのノズルの役割も兼ねている。第2突起213bの内部は、第2型213を貫通して外部へと通じるノズル流路213b−1となっている。そして、弾性材料注入部22は、図7に示されているように、各第2突起213bにおけるノズル流路213b−1へと溶融状態の弾性材料12aを注入するようになっている。
各第2突起213bの先端には、弾性材料12aが流出するノズル口213b−1aが開いている。このとき、図10に示されているように、ノズル口213b−1aの内径E3が、第1突起211bの先端の外径E4よりも若干大きくなっている。そして、ノズル口213b−1aと第1突起211bの先端との間に空いた間隙から、矢印R1で示されているように弾性材料12aが金型21の内部空間へと流入し、これにより、金型21の内部空間に弾性材料12aが充填されるようになっている。
また、第2型213には、弾性シール部材12における上記の肉抜き溝122を形作るための肉抜き用突起213cが設けられている。この肉抜き用突起213cは、肉抜き溝122の内面形状に応じた外面形状を有し、肉抜き溝122の溝底に対応する側を先端として第2面213aから突出したものである。
以上に説明した金型21を備える弾性シール部材製造装置2を用いて行われる弾性シール部材製造方法は、図9に示されているように、充填固化工程(S1)と、取出し工程(S2)と、を有する。充填固化工程(S1)は、金型21に、弾性材料12aを溶融状態で充填して固化する工程である。また、取出し工程(S2)は、充填固化工程(S1)の後に、第1型211及び第2型213を筒型212から外し、その筒型212から弾性シール部材12を取り出す工程である。そして、本実施形態では、取出し工程(S2)は、まず第1型211を筒型212から外す工程(S21)と、その後に第2型213を筒型212から外す工程(S22)とを有している。
本実施形態によれば、弾性シール部材12に、図9に示されているように、溝口側の溝幅W1が溝底側の溝幅W2よりも狭い肉抜き溝122が形成され、第2型213に、そのような肉抜き溝122の内面形状に応じた外面形状を有し、肉抜き溝122の溝底に対応する側を先端とした肉抜き用突起213cが設けられている。これにより、先端側が広がった肉抜き用突起213cを有する第2型213で弾性シール部材12を保持しつつ上記の第1突起211bをシール挿通孔121から引き抜いて第1型211を取り外すという、作業性の良い取外し作業(S21)を行うことができる。
また、本実施形態の弾性シール部材12によれば、相互間に肉抜き溝122が設けられる広口の開口部が端子付き電線14の挿入口121bとなるので、端子付き電線14の挿入や引抜きのうち作業頻度の高い挿入時に端子付き電線14へのシール用リップ環121a−1の接触圧を抑えることができる。
また、本実施形態の弾性シール部材12によれば、端子付き電線14の挿入時又は引抜き時には、上記の拡径補助リップ環121a−2によって、端子141に当接する前に予めシール用リップ環121a−1が拡径されるので、端子付き電線14へのシール用リップ環121a−1の接触圧を一層抑えることができる。
また、本実施形態の弾性シール部材12によれば、拡径補助リップ環121a−2の内径E2がシール用リップ環121a−1の内径E1よりも大きくなっているので、シール用リップ環121a−1の接触圧を抑えるための拡径補助リップ環121a−2の内側への端子141の進入をスムーズなものとすることができる。
尚、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の弾性シール部材の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、前述した実施形態では、本発明にいう弾性シール部材の一例として、大小2種類の端子付き電線14を用いるべく、シール挿通孔121(電線挿通孔)を、それぞれ大小2サイズ設ける形態の弾性シール部材12が例示されている。しかしながら、本発明にいう弾性シール部材はこれに限るものではない。本発明にいう弾性シール部材は、例えば、1種類の端子付き電線を用い、電線挿通孔を1サイズに対応したもののみ設ける形態であってもよく、あるいは、3種類以上の端子付き電線を用い、電線挿通孔を、各サイズに対応して3種類以上設ける形態であってもよい。
また、前述した実施形態では、本発明にいう弾性シール部材の一例として、本体部12aの表裏面のうち広口の挿入口121bが設けられた面にのみ肉抜き溝122が形成されている弾性シール部材12が例示されている。しかしながら、本発明にいう弾性シール部材は、これに限るものではなく、電線挿通孔の出口が設けられた面にも肉抜き溝が形成されているもの等であってもよい。
また、前述した実施形態では、本発明にいう拡径補助リップ環の一例として、図6等に示されているように頂部が丸みを帯びた山形に形成された拡径補助リップ環121a−2が例示されている。しかしながら、本発明にいう拡径補助リップ環は、これに限るものではなく、例えば、その頂部が弾性シール部材の厚み方向に平坦となるように形成されたもの等であってもよい。
また、前述した実施形態では、本発明にいう弾性シール部材を形成するための金型の一例として、シール挿通孔121の内周形状のうち、出口121cから挿入口121b側の拡径補助リップ環121a−2における頂部までの形状に応じた外周形状を有する第1突起211bが設けられた第1型211を備える金型21が例示されている。しかしながら、このような金型における第1突起は、上記のように拡径補助リップ環における頂部までの形状に応じた外周形状を有するものに限るものではない。この第1突起は、その先端が、拡径補助リップ環の頂部から、挿入口側やその逆側に若干ずれた位置に位置するもの等であってもよい。
また、前述した実施形態では、本発明にいう弾性シール部材を形成するための金型の一例として、溶融状態の弾性材料12aを注入するためのノズルの役割を兼ね、その先端にノズル口213b−1aが開いた第2突起213bが設けられた第2型213を備える金型21が例示されている。しかしながら、このような金型における第2突起は、これに限るものではなく、例えば中実に形成された単なる突起であってもよい。この場合、第2突起以外の箇所に金型の内部空間へと通じる弾性材料の流路が形成されることとなる。この場合の流路は、例えば第2突起以外の箇所で第2型を貫通するように形成された流路であってもよく、また、筒型の側壁を貫通するように形成された流路であってもよく、あるいは、第1型を貫通するように形成された流路であってもよい。
1 コネクタ
2 弾性シール部材製造装置
11 コネクタハウジング
21 金型
22 弾性材料注入部
12 弾性シール部材
14 端子付き電線
112a 開口
121 シール挿通孔(電線挿通孔)
121a リップ環
121a−1 シール用リップ環
121a−2 拡径補助リップ環
121b 挿入口
121c 出口
122 肉抜き溝
142 電線部分
211 第1型
211a 第1面
211b 第1突起
212 筒型
213 第2型
213a 第2面
213b 第2突起
213c 肉抜き用突起
D4 厚み方向
S1 充填固化工程
S2 取出し工程
W1 溝口側の溝幅
W2 溝底側の溝幅
E1,E2 内径

Claims (4)

  1. 弾性材料で板状に形成された本体部を有し、筒形状のコネクタハウジングの一端側の開口に嵌入される弾性シール部材であって、
    前記本体部には、端子付き電線が厚み方向に挿通される電線挿通孔が複数配列されて設けられ、
    前記電線挿通孔の内周面に、当該電線挿通孔に挿通された前記端子付き電線の電線部分の外周面に密接するように全周にわたり突出したシール用リップ環が設けられるとともに、
    前記電線挿通孔の両端の開口部のうち少なくとも一方の開口部が、漏斗状に拡がった広口に形成されており、
    前記本体部の表裏面のうち少なくも前記一方の開口部が設けられている表面において、互いに隣接する当該開口部の間に肉抜き溝が設けられ、
    前記肉抜き溝は、溝口側の溝幅が溝底側の溝幅よりも狭く形成されていることを特徴とする弾性シール部材。
  2. 前記一方の開口部が、前記端子付き電線が挿入される挿入口であることを特徴とする請求項1に記載の弾性シール部材。
  3. 前記電線挿通孔の内周面には、
    前記シール用リップ環よりも前記開口部に近い位置で全周にわたって突出し、前記端子付き電線の挿入時又は引抜き時に前記シール用リップ環よりも先に前記端子付き電線の端子によって拡径されることで、前記シール用リップ環が前記端子に当接する前に予め当該シール用リップ環も拡径させる拡径補助リップ環が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾性シール部材。
  4. 前記拡径補助リップ環は、その内径が、前記シール用リップ環の内径よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項3に記載の弾性シール部材。
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