JP2016098780A - 内燃機関のバルブタイミング制御システム - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】構成部品の組み付け時に、同時に行わなければならない位置決め箇所の数を減らして、組付作業能率の向上を図り得る内燃機関のバルブタイミング制御システムを提供する。
【解決手段】吸気側VTC1と排気側VTC2の両方の前端側を覆うように配置されたVTCカバー40と、VTCカバーの吸気側VTCの前端部に有する第1開口部42の内周縁に、VTCカバーの2つの位置決めピン44と位置決め孔51bを介して位置決め保持され、内周の保持溝52に電動モータ10の外周面との間をシールするオイルシール53が保持された第2開口部49を有するアダプタ45と、第2開口部を外側から閉塞しつつ前記アダプタに、前記同じ位置決めピンと位置決め孔56bを介して固定されたカバー部材55と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば吸気弁と排気弁それぞれの開閉タイミングを制御する2つのバルブタイミング制御装置を備えた内燃機関のバルブタイミング制御システムに関する。
内燃機関のバルブタイミング制御装置としては、本出願人が先に出願した以下の特許文献1に記載されているものが知られている。
このバルブタイミング制御装置は、吸気弁側に取り付けられた電動式のものあって、タイミングスプロケットに電動モータのモータハウジングが一体的に結合されていると共に、該モータハウジングの前端側を覆うように横断面ほぼカップ状のカバー部材が配置されている。また、該カバー部材の外周部に形成された段差部の内周面と前記モータハウジングの外周面との間には、円環状のオイルシールが介装されている。
このオイルシールは、主として合成ゴム材によって構成され、ソリッドゴムからなる外周側の環状基部が前記段差部の内周面に圧入固定されている一方、内周側には前記モータハウジングの外周面に摺接可能に当接する環状のシール部とシールリップが設けられている。なお、前記シール部は、バックアップスプリングによって前記モータハウジングの外周面方向に付勢されている。
そして、前記オイルシールによって、前記モータハウジングとカバー部材との間をシールすることにより、前記タイミングスプロケット側から飛散したオイルが電動モータの前端方向からモータハウジング内へ回り込むのを阻止するようになっている。
特開2010−242721号公報
ところで、バルブタイミング制御装置を、前記吸気弁側の他に排気弁側にも取り付けられているものがあり、これら吸気側と排気側の2つのバルブタイミング制御装置は、両者の前端部側を一緒に覆うような形で配置されたVTCカバーが設けられている。
このVTCカバーは、機関のシリンダヘッドに位置決めされながらボルト固定されていると共に、前記吸気側バルブタイミング制御装置の電動モータのモータ出力軸の回転角を検出する角度センサの検出部が設けられ、一方、例えば油圧式の排気側バルブタイミング制御装置では、ハウジング内部に油圧を供給する凸状の通路構成部が形成されている。
このように、VTCカバーには、吸気側と排気側のそれぞれのバルブタイミング制御装置に必要な角度センサや通路構成部などが形成されていることから、VTCカバーをシリンダヘッドに組み付け固定するに際しては、まず、VTCカバーのシリンダヘッドへの位置決めと、吸気側では前記検出部と被検出部との位置決めと、排気側ではハウジングと通路構成部との位置決め、さらには前記オイルシールとモータハウジングとの位置決めなどの多くの位置決め作業を同時に行わなければならない。
このため、シリンダヘッドに対するVTCカバーの組み付け作業が煩雑になり、かかる組付作業能率の低下を招いている。
本発明は、前記従来の技術的課題に鑑みて案出されたもので、構成部品の組み付け時に、同時に行わなければならない位置決め箇所の数を減らして、組付作業能率の向上を図り得る内燃機関のバルブタイミング制御システムを提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の発明は、とりわけ、チェーンケースに取り付け固定されて、吸気側バルブタイミング制御装置と前記排気側バルブタイミング制御装置の両方の前端側を覆うように配置された第1固定部材と、該第1固定部材の前記吸気側バルブタイミング制御装置の前端部に有する電動モータに軸方向から対応する位置に貫通形成された第1開口部と、前記第1開口部の周縁に嵌合保持されて、内周部に前記電動モータの外周面との間をシールするシール部材が保持された第2開口部を有する第2固定部材と、前記第2開口部を外側から閉塞しつつ前記第2固定部材を介して前記第1固定部材に位置決め固定されたカバー部材と、を備えたことを特徴としている。
この発明によれば、各構成部品の組付時において、同時に行わなければならない位置決め箇所の数を減らすことができるので、組付作業が容易になり、組付作業能率の向上が図れる。
本発明に係るバルブタイミング制御システムの第1実施形態を示す分解斜視図である。 本実施形態のバルブタイミング制御システムの横断面図である。 本実施形態に供されるVTCカバーを示し、Aは外側面の斜視図、Bは内側面の斜視図である。 本実施形態に供されるVTCカバーにアダプタが組み付けられた状態を示す縦断面である。 本発明の第2実施形態を示すバルブタイミング制御システムの分解斜視図である。 本実施形態のバルブタイミング制御システムの横断面図である。 本実施形態に供されるVTCカバーを示す斜視図である。
以下、本発明に係る内燃機関のバルブタイミング制御システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
この実施形態では、内燃機関の吸気弁側と排気側にバルブタイミング制御装置がそれぞれ設けられているものを前提としている。
まず、吸気側のバルブタイミング制御装置(以下、吸気側VTC1という。)は、前記従来技術として掲げた特開2010−242721号公報に記載されたものと同じく電動式のものであり、また排気側のバルブタイミング制御装置(以下、排気側VTC2という。)は、例えば、本出願人が先に出願した特開2013−224619号公報に記載されたものと同じく油圧式のものであるからそれぞれ簡単に説明する。
前記吸気側VTC1は、図1及び図2に示すように、クランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体である吸気側スプロケット3と、機関本体であるシリンダヘッドS上に図外の軸受を介して回転自在に支持されて、前記吸気側スプロケット3に相対回転自在に設けられた吸気側カムシャフト4と、前記吸気側スプロケット3と吸気側カムシャフト4の間に配置されて、機関運転状態に応じて両者3,4の相対回転位相を変更する位相変更機構5と、を備えている。
前記吸気側スプロケット3は、全体が鉄系金属によって環状一体に形成されており、内周面が段差径状に形成されたスプロケット本体3aと、該スプロケット本体3aの外周に一体に設けられて、巻回された図外のタイミングチェーンを介してクランクシャフトからの回転力を受けるギア部3bと、前記スプロケット本体3aの前端側に一体に設けられた内歯構成部6と、から構成されている。
前記吸気側カムシャフト4は、外周に図外の吸気弁を開作動させる一気筒当たり2つの駆動カムを有していると共に、一端部に一体に有するフランジ部4aに従動部材8がカムボルト9によって軸方向から固定されている。
前記位相変更機構5は、前記吸気側スプロケット3にボルト固定された電動モータ10と、該電動モータ10の回転速度を減速して吸気側カムシャフト4に伝達する減速機構11と、から主として構成されている。
前記電動モータ10は、ブラシ付きのDCモータであって、前記吸気側スプロケット3と一体に回転するヨークであるモータハウジング12と、該モータハウジング12の内部に回転自在に設けられたモータ出力軸13と、モータハウジング12の内周面に接着剤によって固定されたステータであるそれぞれ円弧状の4つの永久磁石14と、モータハウジング12の前端部に固定された前記給電プレート15と、を備えている。
前記モータ出力軸13は、段差円筒状に形成されてアーマチュアとして機能し、軸方向のほぼ中央位置に形成された段差部と、該段差部から後端側(吸気側カムシャフト4側)の大径部と、段差部から先端部側の小径部と、から構成されている。前記段差部が位置する大径部の外周には、鉄心ロータ17が固定されていると共に、後端側に減速機構11の一部を構成する偏心軸部18が一体に形成されている。
一方、前記小径部は、外周にコミュテータ19が圧入固定されており、このコミュテータ19は、その外径が前記大径部の外径とほぼ同一に設定されていると共に、小径部の軸方向のほぼ中央位置に配置されている。
前記鉄心ロータ17は、複数の磁極を持つ磁性材によって形成され、外周側がコイル19のコイル線を巻回させるスロットを有するボビンとして構成されており、この鉄心ロータ17の内周部が前記モータ出力軸13の段差部外周に軸方向の位置決めされつつ固定されている。
一方、前記コミュテータ19は、導電材によって円環状に形成されて、前記鉄心ロータ17の極数と同数に分割された各セグメントに前記コイル19の引き出されたコイル線の端末が半田付けによって電気的に接続されている。
前記給電プレート15は、複数のリベットにより固定された銅製筒状の一対のブラシホルダと、該各ブラシホルダの内部に径方向に沿って摺動自在に収容配置されて、コイルスプリングのばね力で円弧状の各先端面が前記コミュテータ19の外周面に径方向から弾接する整流子である一対の切換用ブラシ20と、それぞれの外側面を露出した状態でモールド固定された内外二重の給電用スリップリング21a,21bと、が設けられている。
また、前記吸気側スプロケット3(内歯構成部6)とハウジング12は、複数のボルト22によって軸方向から共締め固定されている。
前記カムボルト9は、頭部の軸方向端面が小径ボールベアリング23の内輪を軸方向から支持していると共に、軸部の外周に前記吸気側カムシャフト4の端部から内部軸方向に形成された雌ねじに螺着する雄ねじが形成されている。
前記従動部材8は、鉄系金属によって円筒状に形成され、吸気側カムシャフト4にカムボルト9によって固定された円板状の固定端部と、該固定端部の内周前端面から軸方向へ突出した円筒部と、前記固定端部の外周部に一体に形成されて、複数のローラ23を保持する円筒状の保持器24と、から構成されている。
前記円筒部は、中央に前記カムボルト9の軸部が挿通される挿通孔が貫通形成されていると共に、外周側にはニードルベアリング25が設けられている。
前記保持器24は、前記固定端部の外周部前端から前方へ断面ほぼL字形状に折曲されて、前記円筒部と同方向へ突出した有底円筒状に形成されていると共に、筒状先端部の周方向のほぼ等間隔位置には、前記複数のローラ23をそれぞれ転動自在に保持するほぼ長方形状の複数のローラ保持孔が周方向の等間隔位置に形成されている。このローラ保持孔は、先端部側が閉塞されて前後方向に細長い形状に形成され、その全体の数が前記内歯構成部6の内歯の全体の歯数よりも少なくなっており、これによって、減速比を得るようになっている。
前記モータ出力軸13の小径部と、後述するカバー部材55との間には、モータ出力軸13の回転角度位置を検出する前記角度センサ26が設けられている。
この角度センサ26は、電磁誘導型であって、前記モータ出力軸13の小径部内に一部固定された被検出部27と、前記カバー部材55のほぼ中央位置に固定されて、前記被検出部27からの検出信号を受信する検出部28と、から構成されている。
前記被検出部27は、合成樹脂材からなるほぼ有底円筒状の支持部27aと、該支持部の軸方向先端部の底壁外面に固定された3葉形状の薄板な被検出ロータ27bと、を有し、支持部27aの後端部外周に前記モータ出力軸13の小径部の内部に圧入される円環状突起が一体に設けられている。
また、前記支持部27aは、前記モータ出力軸13の小径部の先端から突出した先端部がカバー部材55の凹溝内に挿入配置されて、前記被検出ロータ27bが凹溝の薄肉な底壁の底面に微少クリアランスを介して対向配置されている。
前記検出部28は、前記カバー部材55のほぼ中央位置から径方向に延設されたほぼ長方形状のプリント基板28aと、該プリント基板28aの長手方向の一端部外面に設けられた集積回路(ASIC)28bと、該集積回路28bと同じ外面の他端部側に設けられて、前記被検出ロータ27bと同軸状に配置された図外の受信コイル及び励磁コイルと、を備えている。
前記プリント基板は、前記受信、励磁コイルの中央に位置決め用小孔が形成されており、この位置決め用小孔を介して前記被検出ロータ27bの中心と受信、励磁コイルの中心が位置決めされるようになっている。
そして、前記受信、励磁コイルと前記被検出ロータ27bとの間に誘導電流が流れて、この電磁誘導作用によって前記集積回路がモータ出力軸13の回転角度を検出し、この検出信号をコントロールユニットに出力するようになっている。
そして、前記コントロールユニットから前記電動モータ10に制御電流が出力されて、前記減速機構11を介して前記従動部材8を正逆回転させることにより前記吸気側カムシャフト4を吸気側スプロケット3に対して相対回転させ、これにより、機関運転状態に応じて各吸気弁の開閉タイミングを制御するようになっている。
〔排気側VTC〕
前記排気側VTC2は、概略的には図2に示すように、前記吸気側スプロケット3と同じタイミングチェーンが巻回されるギア部29aを有する排気側スプロケット29と、機関本体であるシリンダヘッドS上に図外の軸受を介して回転自在に支持されていると共に、前記排気側スプロケット29に相対回転自在に設けられた排気側カムシャフト304と、前記排気側スプロケット29と排気側カムシャフト30との間に配置されて、機関運転状態に応じて両者28,29の相対回転位相を変更する位相変更機構31と、を備えている。
前記位相変更機構31は、排気側スプロケット29の前端部に配置された円筒状のハウジング32と、前記排気側カムシャフト30の一端部に固定されて、前記ハウジング32内に相対回転自在に設けられたベーンロータ33と、ハウジング32内が該ハウジング32内周面の4つのシューと前記ベーンロータ33のロータ部33aの外周に放射状に設けられた4つのベーン部33bとによって隔成されたそれぞれ4つの遅角油室34及び進角油室35と、該各油室34,35に油圧を給排する油圧回路と、から主として構成されている。
前記排気側カムシャフト30は、外周面に一気筒当たり2つ設けられて各排気弁を開閉作動させる図外の駆動カムが設けられていると共に、一端部に前記ベーンロータ33がカムボルト36によって固定されている。
前記ハウジング32は、前端開口がフロントプレート37によって閉塞されていると共に、後端開口がリアプレートと兼用した排気側スプロケット29によって閉塞されており、前記ハウジング32とフロントプレート37は、排気側スプロケット29に対して4つのボルト38によって軸方向から共締め固定されている。
また、前記ベーンロータ33は、ロータ部33aの中央位置に前記カムボルト36が挿通する有底状の挿通孔33cが軸方向に沿って形成されている一方、前記フロントプレート37の中央位置に前記挿通孔33cよりも大径な大径孔37aが形成されている。
前記油圧回路は、前記遅角油室34と進角油室35に油圧を給排する遅角通路及び進角通路と、該各通路に吐出通路を介して油圧を供給するオイルポンプと、該オイルポンプと各通路との間に設けられて、前記各通路と吐出通路あるいはドレン通路を選択的に切り換える電磁切換弁と、を備えている。
前記電磁切換弁は、4方向2位置弁であって、前記コントロールユニットからの制御電流によって作動して遅角通路と進角通路に対して吐出通路とドレン通路を選択的に連通、遮断するようになっている。
これによって、前記各遅角油室への油圧を供給する一方、各進角油室内の作動油を排出するか、各進角油室へ油圧を供給する一方、各遅角油圧回路内の作動油を排出して前記ベーンロータ33をハウジング32に対して遅角または進角方向へ相対回転させる。これによって、機関運転状態に応じて各排気弁の開閉タイミングを制御するようになっている。
そして、前記吸気側VTC1と排気側VTC2の前端側には、第1固定部材であるVTCカバー40が配置されている。
このVTCカバー40は、アルミ合金材によって一体に形成され、図1〜図4に示すように、前記吸気側VTC1と排気側VTC2の両方の前端部を覆う形でほぼ横方向に長い楕円形状に形成されていると共に、外周には、図外のチェーンケースを介して前記シリンダヘッドSに固定するためのボルトが挿通するボルト孔41aが形成された複数の円形状のボス部41が一体に設けられている。また、この複数のボス部41のうち、外周一側部と他側部に位置する2つのボス部41には、図3Bにも示すように、チェーンケースに予め突設された2つの第1位置決めピンが挿入される2つの第1位置決め孔41b、41bが穿設されている。
前記VTCカバー40は、横方向の吸気側VTC1側の端部に円形状の第1開口部42が貫通形成されている。この第1開口部42は、比較的大径に形成されて前記吸気側VTC1の前端部が嵌入可能な大きさに形成されている。
また、前記第1開口部42を形成する円環状の周壁の吸気側VTC1側の下部には、半円弧状の支持壁42aが一体に形成されていると共に、周壁の外周には、周方向ほぼ90°位置に突部状の4つの雌ねじ形成部43が一体に設けられ、この各雌ねじ形成部43にそれぞれ雌ねじ孔43aが形成されている。この4つの雌ねじ形成部42のうち、図1中下側の2つの雌ねじ構成部43、43は、周方向へ長く延設されており、その周方向の一方側に前記雌ねじ孔43a、43aが形成され、他方側に2つの第2位置決めピン44、44がそれぞれ圧入固定されている。
さらに、前記VTCカバー40は、横方向の排気側VTC2側には前記油圧回路の一部をなす通路構成部46が一体に形成されている。この通路構成部46は、図1及び図2に示すように、前記VTCカバー40の外壁面の一部が円筒状に膨出形成されて、内部に前記遅角通路と進角通路の一部を構成する一対の通路部46a、46baが形成されたV字形状の通路壁46と、VTCカバー40の内壁面のほぼ中央に突設されて、内部軸方向に前記各通路部46a、46bに連通する一対の連通孔47a、47bが形成された円柱状の軸状部47と、を有してしている。
前記軸状部47は、前記ベーンロータ33のロータ部33aの挿通孔33cに圧入固定されると共に、外周面に前記各遅角油室34と前記一方の連通孔47aとを連通する油溝孔47bと円環状の3つのシール溝47cが形成されている。また、前記軸状部47の前端面と前記挿通孔33cとの間に形成された油室48を介して前記他方の連通孔47bと前記各進角油室35が連通するようになっている。
また、前記第1開口部42には、第2固定部材であるアダプタ45が嵌合保持されるようになっている。このアダプタ45は、図1、図2及び図4に示すように、アルミニウム合金材によってほぼ円環状に形成され、中央には前記第1開口部42とほぼ同径状の第2開口部49が貫通形成されていると共に、外周には、前記VTCカバー40の前記各雌ねじ孔43aに螺着する4本のボルト50を挿通するボルト挿通孔51aが貫通形成された円形状の4つの孔構成部51が一体に設けられている。この孔構成部51のうち、下側の2つには前記VTCカバー40の前記2つの第2位置決めピン44、44が挿入される2つの第2位置決め孔51b、51bが貫通形成されている。
前記第2開口部49は、VTCカバー40側の後端内周に段差状の保持溝52が形成されており、この保持溝52に前記電動モータ10のモータハウジング12の前端部外周と外部との間をシールするシール部材であるオイルシール53が圧入保持されている。
前記アダプタ45は、外径が前記VTCカバー40の第1開口部42の内径よりも僅かに小さく形成されて、該第1開口部42に内周面に嵌合可能になっていると共に、前端部外周には前記第1開口部42に後端側から嵌合した際に軸方向の位置決めを行うフランジ状の環状突起45aが一体に形成されている。
また、このアダプタ45の外周面には、図2及び図4に示すように、前記第1開口部42の内周面と弾接してシール機能を発揮するシールリング54が嵌着固定される円環状のシール溝45bが形成されている。
さらに、前記アダプタ45の後端面には、前記第2開口部49前端側を覆うカバー部材55が設けられている。このカバー部材55は、内部の金属板状の補強プレートがモールドされた合成樹脂材によって形成され、内部中央位置に前記角度センサ26の検出部が設けられていると共に、内端面のほぼ中央位置に前記被検出部27の支持部27aの先端部が嵌入する段差凹溝55aが形成されていると共に、外周には前記4つのボルト50が挿通する挿通孔56aが形成された孔形成部56が一体に設けられている。
また、前記4つの孔形成部56のうち、図1中、下側の2つの孔形成部56には、前記VTCカバー40の第2位置決めピン44、44が前記アダプタ45の各位置決め孔51b、51bを貫通して係入される2つの第3位置決め孔56b、56bがそれぞれ穿設されている。
前記カバー部材55は、外側部に有する円環状の突部に前記検出部28側の開口部を覆う円盤状の蓋部57が圧入固定されている。
なお、前記カバー部材55には、前記角度センサ26によって検出されたモータ出力軸13の回転角度信号を図外のコントロールユニットに送信する信号用コネクタ58と、カバー部材55に設けられた2つの給電用ブラシ59a、59bから各スリップリング21a、21bを介して前記電動モータ10に給電する給電用コネクタ60が一体的に設けられている。
〔本実施形態の作用効果〕
したがって、本実施形態によれば、前記チェーンケースに対するVTCカバー40の位置決めと、該VTCカバー40の通路構成部46の軸状部47とロータ部33aの挿通孔33cに対する位置決めを同時に行うものの、前記吸気側VTC1のモータ出力軸13側の前記被検出部27とカバー部材55側の検出部28との位置決めと、前記オイルシール53とモータハウジング12との位置決めについては、先の2つの位置決めとは別個に行う。
すなわち、チェーンケースに対するVTCカバー40の位置決めは、前記チェーンケースに固定された第1位置決めピンにVTCカバー40に形成された第1位置決め孔41b、41bを係入させることによって行うと同時に、前記VTCカバー40の軸状部47とロータ部33aの挿通孔33cとを芯出ししながら位置決めを行う。その後、VTCカバー40の各ボルト挿通孔41aに図外の複数のボルトを挿通しながら締め付けて前記VTCカバー40をチェーンケースに固定する。
一方、予め前記アダプタ45の保持溝52に外周基部を介して前記オイルシール53を圧入固定しておくと共に、シール溝45bにシールリング54を嵌着固定しておく。この状態で、前記アダプタ45を、VTCカバー40の第1開口部42に嵌合するが、このとき、前記VTCカバー40に固定された第2位置決めピン44、44にアダプタ45の第2位置決め孔51b、51bを係入して位置決めしつつ嵌合する。同時に、前記オイルシール53の内周シール部をモータハウジング12の外周面前端側から捲れないように嵌合させながら組み付ける。
その後、前記カバー部材55を、前記アダプタ45の外端面に当接させるわけであるが、このとき、前記第2位置決め孔51b、51bから突出している前記各位置決めピン44、44の先端部にカバー部材55の第3位置決め孔56b、56bを係入してアダプタ45に対するカバー部材55の位置決めを行いつつ前記段差凹溝55a内に前記被検出部27の支持部27aの先端部を嵌入させて該支持部27aの被検出ロータとカバー部材55側の検出部28の受信、励磁コイルとを対峙させる。
その後、各ボルト50の先端部を、カバー部材55の各ボルト挿通孔56aとアダプタ45の各ボルト挿通孔51aにそれぞれ挿入させつつVTCカバー40の各雌ねじ孔43aに螺入して締め付ける。
これによって、前記カバー部材55とアダプタ45が、前記各ボルト50によってVTCカバー40に位置決めされなから固定される。
したがって、この実施形態では、各構成部品の組付時において多くの位置決め作業を同時に行うではなく、チェーンケースに対する前記VTCカバー40の位置決めと、該VTCカバー40の通路構成部46と排気側VTC2との位置決めは同時に行うが、VTCカバー40と吸気側VTC1(角度センサ26)やオイルシール53などとの位置決めについては、アダプタ45を利用して別個に行うことから、これら各構成部品の位置決め精度が向上すると共に、組み付け作業が簡素化されて、該組付作業能率の向上が図れる。
特に、前記アダプタ45とカバー部材55は、前記VTCカバー40に固定された同じ位置決めピン44,44を利用して各位置決め孔51b、51b、56b、56b介して位置決めされるので、VTCカバー40に対する両者45,55の位置決め精度がさらに高くなると共に、位置決め作業が容易になる。
また、本実施形態では、VTCカバー40をチェーンケースに組み付けた後に、アダプタ45の第2開口部49の外側からオイルシール53内周シール部のモータハウジング12の嵌入時に該モータハウジング12の外周面に適正に当接しているか否かも視認できるので、この場合は改めて組み付け直して、内周シール部などをモータハウジング12の外周面に適正に当接させることが可能になる。
これによって、オイルシール53によるシール不良の発生を十分に抑制することが可能となり、安定したシール性能を確保できることから、吸気側スプロケット3側からモータハウジング12内への潤滑油の回り込みを効果的に阻止することができる。この結果、漏れたオイルによる電動モータ12への通電性を悪化させることがなくなる。
また、前記オイルシール53は、アダプタ45の保持溝52の段差面によって軸方向への位置決めがなされるので、保持溝52への取り付け作業が容易になる。
〔第2実施形態〕
図5〜図7は第2実施形態を示し、内燃機関の排気側VTC2も吸気側VTC1と同じ構造の電動式とすると共に、各構成部品も共通のものとしたものである。
したがって、排気VTC2の構造は、第1実施形態の吸気側VTC1と同じ符番を付して具体的な説明は省略する。
そして、前記VTCカバー40は、吸気側の第1開口部42の他に排気側に第3開口部62が形成されていると共に、該第3開口部62に嵌合保持される第2アダプタ63が設けられ、さらに、該第2アダプタ63に第2カバー部材64が取り付けられるようになっている。
VTCカバー40の外周には、前記複数のボス部41の他に、吸気側と同じくそれぞれ雌ねじ孔43aが形成された4つの雌ねじ孔構成部43が形成されていると共に、2つの雌ねじ構成部43には2つの位置決めピン44が圧入固定されている。
前記第2アダプタ63の外周には、それぞれボルト挿通孔51aが形成された4つの孔構成部51が一体に形成されていると共に、下側の2つの孔構成部51には、図外の位置決め孔が形成されていることは第1アダプタ45と同じである。
また、前記第2カバー部材64も、前記第1実施形態におけるカバー部材55と構造が同じであって、外周にそれぞれボルト挿通孔56aが形成された4つの孔形成部56が設けられている。
したがって、この実施形態によれば、チェーンケースに対してVTCカバー40をボルト固定した後は、各アダプタ45、63をVTCカバー40に各位置決めピン及び位置決め孔によって位置決めしつつ各開口部42、62に嵌合保持する。その後、前記各アダプタ45,63に対して各位置決めピン44や各位置決め孔51b、56bを介して各カバー部材55,64を位置決めしつつそれぞれ4本のボルト50、65によって各アダプタ45、63を介してVTCカバー40に共締め固定する。
このように、本実施形態では、吸気側ばかりか排気側についても第2アダプタ63を介してそれぞれ個別に位置決めすることができることから、吸気側を含めた全体の位置決め精度がさらに高くなると共に、位置決め作業が容易になって、各構成部品の組付作業の能率の向上が図れる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、VTCカバー40の構造をさらに変更することも可能であり、またこの材質もさらに軽量化を図るために例えば合成樹脂材などで形成することも可能である。
また、前記VTCカバーをチェーンケースと一体に形成することも可能であり、この場合はVTCカバーが直接的にシリンダヘッドなどにボルト固定されることになる。
さらに、吸気側VTCに油圧式を採用し、排気側VTCに電動式うぃ採用しても前記実施形態と同じ作用効果が得られる。
1…吸気側VTC(吸気側バルブタイミング制御装置)
2…排気側VTC(排気側バルブタイミング制御装置)
3…吸気側スプロケット
4…吸気側カムシャフト
5…吸気側位相変更機構
10…電動モータ
11…減速機構
13…モータ出力軸
26…角度センサ(回転角検出機構)
27…被検出部
28…検出部
29…排気側スプロケット
30…排気側カムシャフト
31…排気側位相変更機構
40…VTCカバー(第1固定部材)
41…ボス部
41b…第1位置決め孔
42…第1開口部
43…雌ねじ形成部
44…第2位置決めピン
45…アダプタ(第2固定部材)
46…通路構成部
47…軸状部
49…第2開口部
51…孔構成部
51b…第2位置決め孔
53…オイルシール(シール部材)
55…カバー部材
56…孔形成部
56b…第3位置決め孔

Claims (7)

  1. 吸気側カムシャフトと同軸状に配置され、電動によって吸気弁の開閉タイミングを制御する吸気側バルブタイミング制御装置と、排気側カムシャフトと同軸状に配置され、油圧または電動によって排気弁の開閉タイミングを制御する排気側バルブタイミング制御装置とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    機関本体またはチェーンケースに取り付け固定されて、前記吸気側バルブタイミング制御装置と前記排気側バルブタイミング制御装置の両方の前端側を覆うように配置された第1固定部材と、
    該第1固定部材の前記吸気側バルブタイミング制御装置の前端部に有する電動モータに軸方向から対応する位置に貫通形成された第1開口部と、
    前記第1開口部の周縁に嵌合保持されて、内周部に前記電動モータの外周面との間をシールするシール部材が保持された第2開口部を有する第2固定部材と、
    前記第2開口部を外側から閉塞しつつ前記第2固定部材を介して前記第1固定部材に位置決め固定されたカバー部材と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    前記排気側バルブタイミング制御装置を油圧式によって構成すると共に、
    前記第1固定部材に設けられて、内部に前記排気側バルブタイミング制御装置のハウジング内部に形成された作動室に油圧を供給する油通路を構成する通路構成部が形成されていると共に、
    該通路構成部は、前記第1固定部材の内端面から突設されて、前記ハウジングの内部に排気側カムシャフトの軸方向から嵌入する軸状部を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    前記第1固定部材は、前記機関本体またはチェーンケースに対して位置決めピンを介して位置決めされていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    前記第2固定部材は、前記第1固定部材に対して位置決めピンを介して位置決めされていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
  5. 請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    前記カバー部材は、前記第1固定部材に対して前記位置決めピンを介して前記第2固定部材と一緒に位置決め固定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    前記電動モータのモータ出力軸とカバー部材との間に、前記モータ出力軸の回転角度を検出する回転角検出機構が設けられ、
    前記回転角検出機構は、前記モータ出力軸のカバー部材側の先端部に固定された筒状の被検出部と、前記カバー部材に設けられて、検出コイルが前記被検出部と同軸状に配置された検出部と、を備えていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関のバルブタイミング制御システムにおいて、
    前記第2固定部材は、第2開口部の内周面に前記シール部材の基部が固定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御システム。
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