JP2016090129A - 焼却プラント及び廃熱回収方法 - Google Patents

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Takayuki Ito
隆行 伊藤
雅樹 藤原
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雅樹 藤原
毅 渡会
Takeshi Watarai
毅 渡会
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Abstract

【課題】低温排ガスの熱を有効利用することを可能にする焼却プラント及び廃熱回収方法を提供する。【解決手段】焼却炉で発生した排ガスGを除塵処理する集塵装置1と、集塵装置1で処理した排ガスGを洗浄する排ガス洗浄装置2とを備えた焼却プラントAにおいて、集塵装置1から排ガス洗浄装置2に送られる排ガスGを高熱源として発電を行う発電機10を備える。これにより、排ガス洗浄装置2の洗浄水を、集塵装置1から排ガス洗浄装置に送られる排ガスと熱交換して高温化し、この高温化した洗浄水を高熱源とし発電機10で発電することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、焼却プラントに関し、特に排ガスの排熱を有効利用することを可能にする焼却プラント及び廃熱回収方法に関する。
従来、例えば下水汚泥などの廃棄物を焼却処理する焼却プラントでは、焼却炉で発生した排ガスを排ガス処理設備で処理し、無害化した後に大気中に排出するようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
また、排ガス処理設備に燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器が具備され、焼却炉で発生した排ガスから燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器で熱回収する。そして、燃焼用予熱器で回収した熱を焼却炉に送り、燃焼排ガスの保有熱を有効利用するようにしている。
一方、排ガス処理設備は、燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器の他に、排ガス冷却塔、バグフィルタなどの集塵装置、スクラバなどの排ガス洗浄塔、減湿塔などを備えて構成されている。そして、燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器で熱回収された排ガスは、排ガス冷却塔で冷却され、集塵装置で除塵処理される。また、集塵装置で処理した後の排ガスは、排ガス洗浄塔でアルカリ処理されてSOxやNOx、HClなどの有害物質が除去処理され、減湿塔で減湿される。このようにして処理した排ガスは、白煙防止用空気予熱器で回収した熱で加熱して白煙防止処理を施し、煙突から大気中に放出される。
ここで、図3に示すように、例えば、焼却炉(不図示)から排出された排ガスGはその温度が850℃程度で、燃焼用空気予熱器(不図示)、白煙防止用空気予熱器(不図示)で処理することにより200℃〜250℃程度に減温される。これにより、集塵装置1で処理されて排ガス洗浄塔2に送られる排ガスGの温度が200℃〜250℃程度で、20℃程度の洗浄水W1によって排ガス洗浄塔2で処理した後の排ガスGの温度は70℃程度になる。さらに、20℃程度の冷却水W2を用いて減湿塔3で処理することにより、排ガスGの温度が40℃程度になる。そして、白煙防止用空気予熱器から送られる300℃程度の白煙防止空気Pで白煙防止処理することで200℃程度に排ガスGの温度が上昇し、この状態で大気に放出される。
また、排ガス洗浄塔2では洗浄水W1の温度が70℃程度になり、この洗浄水W1を循環させて洗浄処理を行う。さらに、一部の洗浄水W1は、減湿塔3からの50℃程度の排水(冷却水W2)とともに、下水処理場へ排水される。このとき、一部の洗浄水の排水と減湿塔3からの排水が混合され、60℃程度の排水W3が下水処理場へ排出されることになる。
特開2012−207617号公報 特許第5444439号公報 特許第5524909号公報
一方、上記従来の焼却プラントでは、焼却炉で発生した高温の排ガスの熱を燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器で回収し、この排熱を焼却炉で活用している。また、焼却炉からの高温の排熱を利用して蒸気を発生させ、タービンを回すことで発電を行うケースもある。
しかしながら、集塵装置で処理した後の200℃程度の排ガスの熱や、排ガス洗浄塔の洗浄水の70℃程度の熱は、各々低温であるため、また、集塵装置で処理した後の排ガスで熱回収を行うとガス中の硫黄分による低温腐食が生じるおそれがあることなどから、最終的に放熱されて有効利用されていない。
これにより、焼却プラント全体としてのエネルギーの回収効率が低くなっており、温室効果ガス抑制のためにも、このような低温排熱を回収し、焼却プラント全体としてのエネルギー回収効率を向上させる手法が強く望まれていた。
本発明の焼却プラントは、焼却炉で発生した排ガスを除塵処理する集塵装置と、前記集塵装置で処理した排ガスを洗浄する排ガス洗浄装置とを備えた焼却プラントにおいて、前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に送られる排ガスを高熱源として発電を行う発電機を備えていることを特徴とする。
本発明の廃熱回収方法は、焼却炉で発生した排ガスを除塵処理する集塵装置と、前記集塵装置で処理した排ガスを洗浄する排ガス洗浄装置とを備えた焼却プラントの廃熱回収方法であって、前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に送られる排ガスを高熱源として利用して発電を行うようにしたことを特徴とする。
これらの発明においては、例えば、集塵装置から排ガス洗浄装置に送られる200℃程度の排ガスを高熱源とし、減湿装置(減湿塔)や排ガス洗浄装置(排ガス洗浄塔)等に供給する冷却水や洗浄水などの別途20℃程度の水を低熱源とし、熱電素子を備えた発電機やORC発電機などを用いて発電することができる。
また、このとき、例えば、耐腐食性及び熱伝導率が高いセラミックなどを素材とする絶縁層で半導体素子を被覆して熱電素子ユニット/熱電素子モジュールを構成した発電機を用いることにより、集塵装置から排ガス洗浄装置に排ガスを供給する排ガス供給管内に発電機を設けた場合であっても、排ガス中の硫黄分による低温腐食を防止しつつ確実に発電/熱回収が行える。これにより、焼却プラントを安定稼働させながら、集塵装置で処理した後の排ガスの熱を回収して発電を行うことができる。
また、本発明の焼却プラントにおいては、前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に送られる排ガスを高熱源とし、前記排ガス洗浄装置で用いる洗浄水を低熱源として発電を行うように構成されていることが望ましい。
この発明においては、低熱源として排ガス洗浄装置で用いる洗浄水を利用することで、別途低熱源を用意することを不要にでき、高効率の廃熱回収システム/発電システムを構築することができる。
さらに、本発明の焼却プラントにおいては、前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に排ガスを送る排ガス供給管の上下方向に延びる鉛直管部に前記発電機が設けられていることがより望ましい。
この発明においては、発電機を集塵装置から排ガス洗浄装置に排ガスを送る排ガス供給管の上下方向に延びる鉛直管部に設けることで、低熱源の洗浄水などの水を供給/排水する配管などの配置計画を容易にすることができる。
また、発電機を鉛直管部に設けることで排ガス中の灰が付着することによる熱電変換効率低下を防止(抑止)することも可能になり得る。
本発明の焼却プラント及び廃熱回収方法においては、排ガス洗浄装置の70℃程度の洗浄水を、集塵装置から排ガス洗浄装置に送られる200℃程度の排ガスと熱交換して90℃程度に高温化し、この高温化した洗浄水を高熱源とし、熱電素子を備えた発電機やORC発電機などで発電することができる。
これにより、集塵装置で処理した後の排ガスの熱を回収して発電を行うことができる。すなわち、従来、放熱されていた集塵装置で処理した後の排ガスの熱を有効利用することができる。よって、焼却プラント全体としてのエネルギー回収効率を向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る焼却プラントの排ガス処理設備を示す図である。 本発明の一実施形態に係る焼却プラントの排ガス処理設備を示す図である。 従来の焼却プラントの排ガス処理設備を示す図である。
以下、図1及び図2を参照し、本発明の一実施形態に係る焼却プラント及び廃熱回収方法について説明する。
はじめに、本実施形態の焼却プラントAは、図1及び図2に示すように、例えば下水汚泥を焼却処理するプラントであり、焼却炉(不図示)と、焼却炉で発生した排ガスGを処理し、無害化した排ガスGを大気中に排出させるための排ガス処理設備Bとを備えて構成されている。
また、本実施形態の焼却プラントAは、燃焼用空気予熱器(不図示)、白煙防止用空気予熱器(不図示)を備え、焼却炉で発生した排ガスGから燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器でそれぞれ熱を回収し、回収した熱を焼却炉に送って燃焼排ガスGの保有熱を焼却炉で有効利用するように構成されている。例えば、焼却炉から排出された排ガスGはその温度が850℃程度で、燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器で処理することで200℃(〜250℃)程度に減温される。
さらに、排ガス処理設備Bは、排ガス冷却塔、バグフィルタなどの集塵装置1、スクラバなどの排ガス洗浄塔(排ガス洗浄装置)2、減湿塔(減湿装置)3などを備えて構成されている。
そして、燃焼用空気予熱器、白煙防止用空気予熱器で熱回収された排ガスGは、排ガス冷却塔で冷却され、集塵装置1で除塵処理される。さらに、集塵装置1で処理した後の排ガスGは、排ガス洗浄塔2でアルカリ処理されてSOxやNOx、HClなどの有害物質が除去され、減湿塔3で減湿される。
また、排ガス洗浄塔2では、洗浄水W1を上方から供給し、下方に溜まった洗浄水W1を循環ポンプ4で上方に送り、洗浄水W1を循環流路で循環させながら排ガスGを洗浄する。さらに、排ガス洗浄塔2の下方に溜まる洗浄水W1は、循環によって蒸発し徐々に減量する。このため、例えば40m/hで下水処理水などの洗浄水W1を随時補給する。また、下方に溜まる洗浄水W1の量を制御するためのオーバーフロー管5が取り付けられ、オーバーフローした洗浄水W1をタンク6に導水し、このタンク6からさらにオーバーフローした洗浄水W1を外部に排水するように構成されている。
減湿塔3では、系外から減湿用冷却水W2が供給され、この減湿用冷却水W2で排ガスGを低温化させることにより、排ガスG中の水分を凝縮させて除去する。さらに、減湿用冷却水W2、排ガスG中の水分を凝縮させた水(水滴)は、その一部がバイパス管7を通じて排ガス洗浄塔2に供給される。また、残りは、排ガス洗浄塔2のオーバーフローした洗浄水W1を一時的に溜めるタンク6に配管8を通じて導水する。
ここで、例えば、集塵装置1で処理されて排ガス洗浄塔2に送られる排ガスGは、その温度が200℃程度であり、20℃程度の洗浄水W1によって排ガス洗浄塔2で処理した後の排ガスGは、その温度が70℃程度となる。さらに、20℃程度の冷却水W2を用いて減湿塔3で処理することにより、排ガスGの温度が40℃程度となる。また、白煙防止用空気予熱器から送られる300℃程度の白煙防止空気Pで白煙防止処理され、200℃程度に排ガスGの温度が上昇し、この状態で大気に放出される。
また、排ガス洗浄塔2では洗浄水W1の温度が70℃程度となり、この洗浄水W1を循環させて洗浄処理を行う。さらに、一部の洗浄水W1は、減湿塔3からの50℃程度の排水(冷却水W2)とともに、下水処理場へ排水される。このとき、一部の洗浄水の排水と減湿塔3からの排水が混合され、60℃程度の排水W3が下水処理場へ排出されることになる。
一方、本実施形態の焼却プラントAの排ガス処理設備Bにおいては、バグフィルタなどの集塵装置1から排ガス洗浄塔2に送る排ガスGの200℃程度の熱を回収/利用し、熱電素子ユニット/熱電素子モジュール、バイナリ発電システム、ORC発電システム(オーガニックランキンサイクル発電システム)などの発電機(電熱交換装置)10で発電を行う。
具体的に、本実施形態では、発電機10が集塵装置1から排ガス洗浄塔2に排ガスGを送る排ガス供給管11に設けられている。さらに、本実施形態では、排ガス供給管11の上下方向に延びる鉛直管部11aに発電機10が設けられている。
また、発電機10は、排ガス供給管11の内部に設けられている。このとき、発電機10が、例えば、耐腐食性及び熱伝導率が高いセラミックなどを素材とする絶縁層で半導体素子を被覆した熱電素子ユニット/熱電素子モジュール等を用いて構成されている。これにより、排ガスG中の硫黄分による低温腐食を防止しつつ確実に発電/熱回収が行える。
さらに、本実施形態では、下水処理水などの20℃程度の排ガス洗浄塔2の洗浄水W1、減湿塔3の冷却水W2などを低熱源として発電機10に送る。そして、集塵装置1から排ガス洗浄塔2に送る排ガスGを高熱源、排ガス洗浄塔2の洗浄水W1、減湿塔3の冷却水W2などを低熱源とし、これら低温の水と高温の排ガスGの温度差を利用したセーベック効果などによって発電を行う。
また、このように発電を行うことで、排ガスGが150℃程度に低温化して排ガス洗浄塔2及び減湿塔3に送られ、40℃の洗浄水W1、20℃の冷却水W2及びその混合水冷却水を用いて処理される。
したがって、本実施形態の焼却プラントA及び廃熱回収方法においては、集塵装置1から排ガス洗浄塔2に送られる200℃程度の排ガスGを高熱源とし、減湿塔3や排ガス洗浄塔2等に供給する冷却水W2や洗浄水W1などの20℃程度の水を低熱源とし、発電機10を用いて発電することができる。
また、このとき、例えば、耐腐食性及び熱伝導率が高いセラミックなどを素材とする絶縁層で半導体素子を被覆して熱電素子ユニット/熱電素子モジュールを構成した発電機10を用いることにより、集塵装置1から排ガス洗浄塔2に排ガスGを供給する排ガス供給管11内に発電機10を設けた場合であっても、排ガスG中の硫黄分による低温腐食を防止しつつ確実に発電/熱回収が行える。これにより、焼却プラントAを安定稼働させながら、集塵装置1で処理した後の排ガスGの熱を回収して発電を行うことができる。
よって、本実施形態の焼却プラントA及び廃熱回収方法によれば、集塵装置1で処理した後の排ガスGの熱を回収して発電を行うことができる。すなわち、従来、放熱されていた集塵装置1で処理した後の排ガスGの熱を有効利用することができ、焼却プラントA全体としてのエネルギー回収効率を向上させることが可能になる。
また、本実施形態の焼却プラントAにおいては、低熱源として排ガス洗浄塔2で用いる洗浄水W1などを利用することで、別途低熱源を用意することを不要にでき、高効率の廃熱回収システム/発電システムを構築することができる。
さらに、発電機10を集塵装置1から排ガス洗浄塔2に排ガスGを送る排ガス供給管11の上下方向に延びる鉛直管部11aに設けることで、低熱源の洗浄水などの水を供給/排水する配管などの配置計画を容易にすることができる。
また、発電機10を鉛直管部11aに設けることで排ガスG中の硫黄分による低温腐食の発生をより確実に防止(抑止)することも可能になり得る。
以上、本発明に係る焼却プラント及び廃熱回収方法の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 集塵装置
2 排ガス洗浄塔(排ガス洗浄装置)
3 減湿塔(減湿装置)
4 循環ポンプ
5 オーバーフロー管
6 タンク
7 バイパス管
8 配管
10 発電機
11 排ガス供給管
11a 鉛直管部
A 焼却プラント
B 排ガス処理設備
G 排ガス
W1 洗浄水
W2 冷却水
W3 排水

Claims (4)

  1. 焼却炉で発生した排ガスを除塵処理する集塵装置と、前記集塵装置で処理した排ガスを洗浄する排ガス洗浄装置とを備えた焼却プラントにおいて、
    前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に送られる排ガスを高熱源として発電を行う発電機を備えていることを特徴とする焼却プラント。
  2. 請求項1記載の焼却プラントにおいて、
    前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に送られる排ガスを高熱源とし、前記排ガス洗浄装置で用いる洗浄水を低熱源として発電を行うように構成されていることを特徴とする焼却プラント。
  3. 請求項1または請求項2に記載の焼却プラントにおいて、
    前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に排ガスを送る排ガス供給管の上下方向に延びる鉛直管部に前記発電機が設けられていることを特徴とする焼却プラント。
  4. 焼却炉で発生した排ガスを除塵処理する集塵装置と、前記集塵装置で処理した排ガスを洗浄する排ガス洗浄装置とを備えた焼却プラントの廃熱回収方法であって、
    前記集塵装置から前記排ガス洗浄装置に送られる排ガスを高熱源として利用して発電を行うようにしたことを特徴とする廃熱回収方法。
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