JP2016087665A - ケーブル曲げ装置 - Google Patents

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遼 小西
Ryo Konishi
遼 小西
功夫 好永
Isao Yoshinaga
功夫 好永
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Abstract

【課題】ケーブル密集箇所や狭隘な場所においても、高剛性のケーブルを複数本同時に曲げることが可能であり、曲げ半径及びピッチを精度良く設定できるケーブル曲げ装置を得る。
【解決手段】ケーブル曲げ装置は、ケーブルが挿入される貫通孔が設けられた金属板と、金属板を周方向に可動可能に支持するウォームホイールと、ウォームホイールと噛合し、ウォームホイールを回転させるウォームと、ウォームを回転させる回転手段と、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、ケーブル密集箇所や狭隘な場所においても複数本の高剛性のケーブルを同時に曲げることができると共に、曲げ半径・ピッチを精度よく設定できるケーブル曲げ装置に関するものである。
従来から、例えば特許文献1に示されるように、剛性のケーブルを自動で曲げることができるケーブル曲げ装置が知られている。
この特許文献1に示されるケーブル曲げ装置では、ケーブルを固定台に設置し、円弧状のギアの運動により、自動かつ任意の曲げ半径でケーブルを曲げることができる。
また、例えば特許文献2に示されるように、板状体にケーブル貫通穴を設け、曲げを施すケーブルを当該貫通穴に固定し、手動によりケーブル曲げ加工をおこなうケーブル曲げ装置も知られている。
さらにまた、例えば特許文献3に示されるように、パイプ固定部と可動部の回転動作により、人力でパイプに曲げを施すパイプ曲げ装置も知られている。
特開平08−186426号公報 実開平05−078332号公報 特開平11−226654号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す従来のケーブル曲げ装置は、ケーブルを固定台に設置する必要があり、作業スペースの少ない狭隘な場所やケーブルの一方が壁等に接続されている状態のケーブルに対しては、ケーブルの曲げを実施することが困難であった。
また、上記特許文献3に示すパイプ曲げ装置は、固定台を必要としないが、挿入できるパイプ数が少ないため、複数のパイプを同時に曲げることができないなどの問題点があった。
さらにまた、上記特許文献1から特許文献3に示された従来の装置では、一度に曲げることができるケーブルなどの数が少なく、大量のケーブルなどを曲げるためには、装置台数の増加や作業時間の増加を招くという問題点もあった。
また、上記特許文献1では、曲げを施すための回転部の回転角度、曲げ加工部の起立角度等を入力する入力手段を設けることで、ケーブルの曲げ半径を設定しているため、段階的な曲げが実施できないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、高剛性のケーブルが密集した場所や狭隘な場所、またはケーブルの一方が壁等に接続されている状態においても、十数本程度の高剛性のケーブルを同時に、かつ精度良く曲げることができるケーブル曲げ装置を得ることを目的とする。
また、この装置を提供することにより、ケーブル曲げに関する作業コストを抑えることを目的とする。
この発明に係るケーブル曲げ装置は、ケーブルが挿入される貫通孔が設けられた金属板と、前記金属板を周方向に可動可能に支持するウォームホイールと、前記ウォームホイールと噛合し、前記ウォームホイールを回転させるウォームと、前記ウォームを回転させる回転手段と、を備えたものである。
この発明によるケーブル曲げ装置によれば、回転手段とウォームギアのギアシステム(ウォームおよびウォームホイール)の回転を連動することにより、ケーブルが挿入された貫通孔を設けた金属板を回転させるようにしたので、人力でケーブルに直接曲げ力を作用させるよりも大きな力を作用させることができる。また、曲げ力を加える金属板に曲げを施す高剛性のケーブルと同数以上の貫通孔を設けたので、複数の高剛性のケーブルを同時に一括して曲げることができる。よって、金属板の動作は、歯車の回転だけで実施できるため、狭隘な場所でも作業の実施が容易であり、作業スペースを確保できる。
この発明の実施の形態1におけるケーブル曲げ装置の外観及び内部構造を模式的に示す側面図である。 図1における金属板を示す外観斜視図である。 図1におけるローラーと周辺部を示す要部拡大図である。
実施の形態1.
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態1について説明する。なお、各図面において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態1におけるケーブル曲げ装置の外観及び内部構造を模式的に示す側面図である。
図1に示すように、ケーブル曲げ装置50は、ウォーム1、ウォームホイール2、金属板3、ハンドル6、及び保護カバー7を備えて構成されている。ケーブル曲げ装置50には、ねじのように螺旋状に歯が切られたウォーム1と円盤形状の側面にウォーム1と併せて円弧状の歯が切られたウォームホイール2を組み合わせて使われるウォームギア11が使用されている。
ケーブル曲げ装置50は、幅(W)が例えば350mmから450mmであり、好ましくは400mmである。また、ケーブル曲げ装置50の高さ(H)は、例えば600mmから700mmであり、好ましくは650mmである。
図1において、ケーブル5は、ケーブル5と同数以上の貫通孔8を設けた金属板3に挿入されている。金属板3には、曲げによって発生するケーブル5表面と金属板3との摩擦力低減、及びケーブル損傷を防止するため、貫通孔8にローラー4が取り付けられている。ウォーム1は、ハンドル6に固定されており、ウォーム1とウォームホイール2は歯車により噛合しており、金属板3はウォームホイール2に例えばボルトなどで固定されている。よって、金属板3、及びウォームホイール2、並びにウォーム1は互いに接続されており、ハンドル6の回転により動作する。図1においては、壁等に挿入された電線貫通部12、及びそれに付属する複数のケーブル5があり、ケーブル曲げ装置50は、固定部13により電線貫通部12に固定されている。
図2は、図1で示した金属板3を示す外観斜視図である。図2において、金属板3には、ケーブル5を挿入するための貫通孔8が複数設けられている。貫通孔8は、金属板3にケーブル5と同数以上設けられ、複数本のケーブル5に対して、それぞれに曲げ力を作用させることが可能である。金属板3の貫通孔8の径は一律の場合もあれば、一律でない場合もあり、ケーブル5の外径に応じて、対応する貫通孔8の位置と大きさを自由に変えることができる。金属板3には、例えば直径が10mmから15mmの貫通孔が複数形成されている。この実施の形態1におけるケーブル曲げ装置50によれば、例えば、直径10mmのケーブル5を19本一括して曲げることが可能である。
また、図3は、図1におけるローラーと周辺部を示す要部拡大図である。図3において、金属板3に設けられた貫通孔8には、ローラー4がボルト9により取り付けられている。そのローラー4が取り付けられた貫通孔8に対して、ケーブル5が挿入されている。ローラー4をボルト9により取り付けたことにより、ケーブル5の曲げ作業終了後に、金属板3からケーブル5を容易に取り外し可能な構造となっている。
次に、図1を用いてケーブル曲げ装置の動作について説明する。図1は、ケーブル5を上方向に曲げる状態を示したものである。図1において、施工者が、ケーブル曲げ装置50のハンドル6を手動で回すと、そのハンドル6の回転により、金属板3が動作しケーブル5を曲げていく。ケーブル5には、金属板3の動作に連動した曲げ力が加わるため、ハンドル6を回すほどケーブル5の曲げが進行していく。金属板3の可動域は、ハンドル6により任意に設定できるため、ケーブル5の曲げ半径を施工者が自由に設定可能である。
ハンドル6は、ウォーム1と連動しており、ハンドル6の回転によりウォーム1が動作し、ウォームホイール2を可動する。ウォームホイール2は、ウォーム1を介してハンドル6を回転させる力が伝わり動作する。ウォームホイール2とウォーム1の回転方向は、互いに交差する方向(例えば直角)であるため、ハンドル6の回転方向と高剛性のケーブル5を曲げる方向、つまり金属板3の回転方向とを連動させることができる。
図2に示すように、金属板3には、曲げを施す高剛性のケーブル5を挿入するための貫通孔8がケーブル5と同数以上設けられている。全てのケーブル5を貫通孔8にそれぞれ挿入し、金属板3がウォームホイール2の回転と連動し動作することで、ケーブル5に曲げ力が加わり、複数本の高剛性のケーブル5を同時に複数本曲げることができる。
また、金属板3には、曲げにより発生するケーブル5の表面と金属板3との摩擦力低減、及びケーブル5の損傷を防止するために、ローラー4が取り付けられている。
図3に示すように、ローラー4は、金属板3にボルト9により固定されているため、ケーブル5を金属板3に挿入した後でも着脱が可能である。このため、ケーブル5の端部にコネクタ等が付属している場合でも、金属板3の取り外しが容易となるような構造となっている。
以上のように構成された実施の形態1のケーブル曲げ装置50においては、図1に示すように、ケーブル5が挿入される貫通孔8が設けられた金属板3と、この金属板3を周方向に可動可能に支持するウォームホイール2と、このウォームホイール2と噛合し、ウォームホイール2を回転させるウォーム1と、ウォーム1を回転させる回転手段とを備えたことにより、人力でケーブル5に直接曲げ力を作用させるよりも大きな力を作用させることができる。また、曲げ力を加える金属板3に曲げを施す高剛性のケーブル5と同数以上の貫通孔8を設けたので、複数の高剛性のケーブル5を同時に一括して曲げることができる。
また、ケーブル曲げ装置50は、ケーブル5の密集箇所や作業スペースの十分確保できない狭隘な場所においても、高剛性のケーブル5の曲げが可能であると共に、ハンドル6の回転数により金属板3の可動域を自由に調整できるため、曲げ半径・ピッチを精度良く設定できる。
さらにまた、ケーブル曲げ装置50は、ウォーム1とウォームホイール2を組み合わせることにより、人力による押力よりも大きな力を作用させることができる。また、ケーブル曲げ装置50は、金属板3に曲げを施す高剛性のケーブル5と同数以上の貫通孔8を設けることで、複数本の高剛性のケーブル5を同時に一括して曲げることができる。また、ケーブル曲げ装置50にローラー4を取り付けることで、ケーブル5の表面と金属板3との間に発生する摩擦力低減及びケーブル5の損傷を防止することができる。また、金属板の動作は、ハンドルと連動しているため、金属板の動作状態を目視で確認しながら作業が実施できる。このため、可動域を自由に設定でき、曲げ半径・ピッチの精度が向上する。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ウォーム、2 ウォームホイール、3 金属板、4 ローラー、5 ケーブル、6 ハンドル、7 保護カバー、8 貫通孔、9 ボルト、10 電線貫通部スリーブ、11 ウォームギア、12 電線貫通部、13 固定部、50 ケーブル曲げ装置。

Claims (5)

  1. ケーブルが挿入される貫通孔が設けられた金属板と、
    前記金属板を周方向に可動可能に支持するウォームホイールと、
    前記ウォームホイールと噛合し、前記ウォームホイールを回転させるウォームと、
    前記ウォームを回転させる回転手段と、を備えたケーブル曲げ装置。
  2. 前記金属板の前記貫通孔には、ローラーが取り付けられていることを特徴する請求項1に記載のケーブル曲げ装置。
  3. 前記ローラーは、前記金属板にボルトにより固定されていることを特徴とする請求項2に記載のケーブル曲げ装置。
  4. 前記金属板には、前記ケーブルの外径に対応して複数の異なる径の前記貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のケーブル曲げ装置。
  5. 複数の前記ケーブルが、複数の前記貫通孔にそれぞれ挿入され、前記複数の前記ケーブルを同時に一括して曲げることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のケーブル曲げ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109201947A (zh) * 2018-10-19 2019-01-15 泉州亿兴电力有限公司 一种电缆折弯装置
CN113198944A (zh) * 2021-04-24 2021-08-03 长春汽车工业高等专科学校 一种具有批量折弯功能的空开接线工作台

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