JP2016081339A - 頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム - Google Patents
頭部装着型表示装置、頭部装着型表示装置を制御する方法、コンピュータープログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】利用者が虚像と外景とを視認可能な頭部装着型表示装置は、利用者に虚像を視認させる画像表示部と、現実世界に実在する実オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させる拡張現実感処理部と、を備え、拡張現実感処理部は、実オブジェクトに対する所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、少なくとも注目動作のなされた実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、第1の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を形成させる。
【選択図】図4
Description
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、第1の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させた後、維持時間の経過後に、第1の表示態様よりも視認性阻害度が低い第2の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させる。このようにして、維持時間の経過後に自動的に、表示される虚像に占める仮想オブジェクトの視認性阻害度が下がるため、利用者は、現実世界に実在する実オブジェクトを視認しやすくなる。この結果、仮想オブジェクトの表示が、実オブジェクトまたはその背景を視認する際の妨げとなりづらい頭部装着型表示装置を提供することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、視認性阻害度が高い第1の表示態様から、視認性阻害度が低い第2の表示態様へと表示態様を遷移させるための維持時間を、例えば種々の条件に応じて変更することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、拡張現実感処理部における過去の処理で使用された維持時間(視認性阻害度を自動的に下げるまでの時間)の統計値、すなわち、過去の処理で使用された維持時間の傾向に基づいて、自動的に、現在の処理で使用する維持時間を変更することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、視認性阻害度が高い第1の表示態様での仮想オブジェクトの情報量に基づいて、現在の処理で使用する維持時間(視認性阻害度を自動的に下げるまでの時間)を変更することができる。このようにすれば、拡張現実感処理部は、例えば、第1の表示態様での仮想オブジェクトの情報量が多い場合、換言すれば、利用者が仮想オブジェクトの内容の確認に多くの時間を要すると推定される場合の維持時間を、情報量が少ない場合の維持時間よりも長くすることもできるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、第1の表示態様での仮想オブジェクトの種類に適した方法で仮想オブジェクトの情報量を求めることができるため、より正確に仮想オブジェクトの情報量を把握することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、利用者の好みに応じて、現在の処理で使用する維持時間(視認性阻害度を自動的に下げるまでの時間)を変更することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、維持時間情報を用いて、利用者が単位時間あたりに認識することのできる情報量を求めることができる。このため、拡張現実感処理部は、例えば、求めた情報量(利用者が単位時間あたりに認識することのできる情報量)と、第1の表示態様での仮想オブジェクトの情報量と、に基づいて、現在の処理で使用する維持時間(視認性阻害度を自動的に下げるまでの時間)を変更することができる。このようにすれば、拡張現実感処理部は、例えば、利用者が単位時間あたりに認識することのできる情報量が少ない場合、換言すれば、利用者が仮想オブジェクトの内容の確認に多くの時間を要すると推定される場合の維持時間を、情報量が多い場合の維持時間よりも長くすることができる。この結果、拡張現実感処理部は、利用者の個人差に応じて維持時間を変更することができるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、視認性阻害度が低い第2の表示態様の仮想オブジェクトを用いて、第1の表示態様での仮想オブジェクトの内容を示唆することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、利用者からの第1の要求に応じて、第1の表示態様から第2の表示態様への遷移を中止することができるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、利用者からの第2の要求に応じて、維持時間の経過前であっても、第1の表示態様から第2の表示態様へ強制的に遷移させることができるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、利用者は、手と、足と、声と、頭部と、または、これらの組み合わせと、のうちの少なくともいずれかによって、第1の要求または第2の要求を行うことができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、第1の表示態様から第2の表示態様への遷移を段階的に変化させるため、表示態様の変化に伴って利用者に与える違和感を低減させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、少なくとも注目動作のなされた実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、第1の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させる。このようにして、拡張現実感処理部は、注目動作の継続という利用者の意図によって仮想オブジェクトを表示させるため、利用者は、注目動作を継続して行わない限り、現実世界に実在する実オブジェクトを視認しやすい状態を維持することができる。この結果、仮想オブジェクトの表示が、実オブジェクトまたはその背景を視認する際の妨げとなりづらい頭部装着型表示装置を提供することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、第2の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させた後においては、実オブジェクトに加えて、第2の表示態様での仮想オブジェクトに対する所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、第2の表示態様よりも視認性阻害度が高い第1の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させることができる。また、注目動作の継続という利用者の意図によって、第2の表示状態から第1の表示状態へと仮想オブジェクトの表示状態が遷移し、視認性阻害度が高くなるため、利用者は、注目動作を継続して行わない限り、現実世界に実在する実オブジェクトを視認しやすい状態を維持することができる。換言すれば、利用者は、自分の意図で仮想オブジェクトの視認性阻害度を制御することができる。この結果、仮想オブジェクトの表示が、実オブジェクトまたはその背景を視認する際の妨げとなりづらい頭部装着型表示装置を提供することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、利用者は、手や足を動かさずに視線の動きを用いて注目動作を行うことが可能となる。このため、利用者が手を離すことが困難である作業中等の場面においても、利用者は、簡単に注目動作を行うことができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、利用者は、普段の動作において慣れた手の動きを用いて、簡単に注目動作を行うことが可能となる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、第1の表示態様へと表示態様を遷移させるための基準時間を、例えば種々の条件に応じて変更することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、拡張現実感処理部における過去の処理で使用された基準時間の統計値、すなわち、過去の処理で使用された基準時間の傾向に基づいて、自動的に、現在の処理で使用する基準時間を変更することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、視認性阻害度が高い第1の表示態様での仮想オブジェクトの情報量に基づいて、現在の処理で使用する基準時間を変更することができる。このようにすれば、拡張現実感処理部は、例えば、第1の表示態様での仮想オブジェクトの情報量が多い場合、換言すれば、第1の表示態様への遷移に伴う仮想オブジェクトの表示が、実オブジェクトを視認する際の妨げとなりやすい場合の基準時間を、情報量が少ない場合の基準時間よりも長くすることもできるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、第1の表示態様での仮想オブジェクトの種類に適した方法で仮想オブジェクトの情報量を求めることができるため、より正確に仮想オブジェクトの情報量を把握することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、利用者の好みに応じて、現在の処理で使用する基準時間を変更することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、基準時間情報を用いて、利用者が単位時間当たりに注目することのできる情報量を求めることができる。このため、拡張現実感処理部は、例えば、求めた情報量(利用者が単位時間当たりに注目することのできる情報量)と、第1の表示態様での仮想オブジェクトの情報量と、に基づいて、現在の処理で使用する基準時間を変更することができる。このようにすれば、拡張現実感処理部は、例えば、利用者が単位時間あたりに注目することのできる情報量が少ない場合、換言すれば、第1の表示態様への遷移に伴う仮想オブジェクトの表示が、実オブジェクトを視認する際の妨げとなりやすい場合の基準時間を、情報量が多い場合の基準時間よりも長くすることができる。この結果、拡張現実感処理部は、利用者の個人差に応じて基準時間を変更することができるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、視認性阻害度が低い第2の表示態様の仮想オブジェクトを用いて、第1の表示態様での仮想オブジェクトの内容を示唆することができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、利用者からの第1の要求に応じて、第1の表示態様への遷移を中止することができるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、利用者からの第2の要求に応じて、基準時間の経過前であっても、第1の表示態様での仮想オブジェクトを表示させることができるため、利用者の利便性を向上させることができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、利用者は、手と、足と、声と、頭部と、または、これらの組み合わせと、のうちの少なくともいずれかによって、第1の要求または第2の要求を行うことができる。
この形態の頭部装着型表示装置によれば、拡張現実感処理部は、所定の基準時間以内に利用者による所定の動作が開始されていない場合に、第1の表示態様での仮想オブジェクトを含んだ虚像を画像表示部に形成させる。換言すれば、拡張現実感処理部は、基準時間以内に利用者による所定の動作が開始されている場合は、第1の表示態様での仮想オブジェクトを表示させない。このため、例えば、利用者が所定の動作(例えば何らかの作業)をしている場合に、第1の表示態様での仮想オブジェクトが表示されて、使用者の眼前を遮るという可能性を低減することができる。この結果、仮想オブジェクトの表示が、実オブジェクトまたはその背景を視認する際の妨げとなりづらい頭部装着型表示装置を提供することができる。
A−1.頭部装着型表示装置の構成:
図1は、本発明の一実施形態における頭部装着型表示装置の概略構成を示す説明図である。本実施形態の頭部装着型表示装置100は、頭部に装着する表示装置であり、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)とも呼ばれる。HMD100は、利用者が、虚像を視認すると同時に外景も直接視認可能な光学透過型のヘッドマウントディスプレイである。
(A)仮想オブジェクトが虚像に占める面積を大きく/小さくする。ここで、「仮想オブジェクトが虚像に占める面積」とは、虚像が利用者の眼前に現れ得る範囲に対して、仮想オブジェクトが占める面積を意味する。この場合、第2の表示態様での仮想オブジェクトは、虚像に占める面積が「0」のものも含む。
(B)仮想オブジェクトのうち、少なくとも一部の透過率を下げる/上げる。この場合、第2の表示態様での仮想オブジェクトは、第1の表示態様での仮想オブジェクトの全体の透過率が上げられている態様や、第1の表示態様での仮想オブジェクトの影だけが表示されている(影以外の部分の透過率を上げる)態様や、第1の表示態様での仮想オブジェクトの輪郭だけが表示されている(輪郭以外の部分の透過率を上げる)態様を含む。
(C)仮想オブジェクトを含む虚像を両眼表示/片眼表示する。ここで、両眼表示とは、左右の画像光生成部から画像光を利用者の両眼に向けて射出することを意味し、片眼表示とは、右または左の画像光生成部から画像光を利用者の片目に向けて射出することを意味する。
図2は、HMD100の構成を機能的に示すブロック図である。画像表示部20は、利用者の頭部に装着される装着体であり、本実施形態では眼鏡形状である(図1)。画像表示部20は、右保持部21と、右表示駆動部22と、左保持部23と、左表示駆動部24と、右光学像表示部26と、左光学像表示部28と、カメラ61と、視線検出部62と、9軸センサー66と、を備えている。以降、利用者が画像表示部20を装着した状態における、画像表示部20の各部の位置関係と機能について説明する。
制御部10はHMD100を制御するための装置である。図1に示すように、制御部10は、決定キー11と、点灯部12と、表示切替キー13と、トラックパッド14と、輝度切替キー15と、方向キー16と、メニューキー17と、電源スイッチ18と、を備えている。決定キー11は、押下操作を検出して、制御部10において操作された内容を決定するための信号を出力する。点灯部12は、例えばLEDによって実現され、HMD100の動作状態(例えば電源のON/OFF等)を発光状態によって通知する。表示切替キー13は、押下操作を検出して、例えばコンテンツ動画の表示モードを3Dと2Dとに切り替える信号を出力する。トラックパッド14は、トラックパッド14の操作面上における利用者の指の操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。トラックパッド14としては、静電式や圧力検出式、光学式といった種々の方式を採用できる。輝度切替キー15は、押下操作を検出して、画像表示部20の輝度を増減する信号を出力する。方向キー16は、上下左右方向に対応するキーへの押下操作を検出して、検出内容に応じた信号を出力する。電源スイッチ18は、スイッチのスライド操作を検出することで、HMD100の電源投入状態を切り替える。
拡張現実感処理は、現実世界に実在する実オブジェクトに対して、情報(仮想オブジェクト)を付加提示するための処理である。拡張現実感処理は、拡張現実感処理部142がOS150や他のアプリケーションから拡張現実感処理の開始指示を受信したことや、拡張現実感処理部142がHMD100の電源がONされた旨を受信したことに伴って開始される。
図4は、拡張現実感処理の状態遷移図である。本実施形態の拡張現実感処理は、通常表示状態ST1と、簡易表示状態ST2と、をとることができる。通常表示状態ST1では、拡張現実感処理部142は、通常表示処理部144に通常表示処理を実行させる。この結果、画像表示部20には、第1の表示態様での仮想オブジェクトを含む虚像が形成される。一方、簡易表示状態ST2では、拡張現実感処理部142は、簡易表示処理部146に簡易表示処理を実行させる。この結果、画像表示部20には、第2の表示態様での仮想オブジェクトを含む虚像が形成される。
図5は、通常表示処理の手順を示すフローチャートである。通常表示処理は、第1の表示態様での仮想オブジェクトを表す虚像を画像表示部20に形成させるための処理である。通常表示処理は、通常表示状態ST1(図4)において、拡張現実感処理部142からの指示に基づいて開始され、通常表示処理部144によって実行される。
(a1)対象オブジェクトのエッジ(特徴部)を検出する。
(a2)対象オブジェクトに予め付されたマーカー(特徴部)を検出する。なお、オブジェクトに付すマーカーは種々の種類のマーカーを使用可能であり、例えば、テープ、シール、マジック、レーザーマーカー、マジックテープ(登録商標)等を使用することができる。また、オブジェクトに付すマーカーの数は任意である。
図7は、簡易表示処理の手順を示すフローチャートである。簡易表示処理は、第2の表示態様での仮想オブジェクトを表す虚像を画像表示部20に形成させるための処理である。簡易表示処理は、簡易表示状態ST2(図4)において、拡張現実感処理部142からの指示に基づいて開始され、簡易表示処理部146によって実行される。
簡易表示処理部146は、各仮想オブジェクトVO1〜VO3を突然消す態様で、通常表示用画像NIを非表示とする。具体的には、簡易表示処理部146は、画像処理部160への通常表示用画像NIの送信を停止する。または、簡易表示処理部146は、表示制御部190に対して表示駆動部(LCDまたはバックライト)の駆動を停止させる旨の要求を送信する。これにより、画像表示部20による通常表示用画像NIを表す虚像VIの表示が中止される。
簡易表示処理部146は、各仮想オブジェクトVO1〜VO3を画像の枠外へフェードアウトさせる態様で、通常表示用画像NIを非表示とする。具体的には、簡易表示処理部146は、各仮想オブジェクトVO1〜VO3が、通常表示用画像NIの枠外へフェードアウトしている途中の通常表示用画像の生成と、生成した画像の画像処理部160への送信と、を繰り返せばよい。これにより、図8に示すように、処理が繰り返される毎に、仮想オブジェクトの位置は画像の枠外(図8において矢印で示す方向)に向かって徐々に移動する。この結果、利用者には、仮想オブジェクトが枠外に向かって段階的に消えていくように見えるため、表示態様の変化に伴って利用者に与える違和感を低減させることができる。
簡易表示処理部146は、各仮想オブジェクトVO1〜VO3の透過率を徐々に上げてフェードアウトさせる態様で、通常表示用画像NIを非表示とする。具体的には、簡易表示処理部146は、各仮想オブジェクトVO1〜VO3のドットをn個(nは任意の整数)抜いた通常表示用画像の生成と、生成した画像の画像処理部160への送信と、を繰り返せばよい。これにより、処理が繰り返される毎に、仮想オブジェクトのドットがn個ずつ減っていく。この結果、利用者には、仮想オブジェクトの透過率が上がって段階的に消えていくように見えるため、表示態様の変化に伴って利用者に与える違和感を低減させることができる。なお、簡易表示処理部146は、仮想オブジェクトのドットを抜く代わりに、仮想オブジェクトのドットを黒ドットと置き換えてもよく、仮想オブジェクトを輪郭だけ表示した仮想オブジェクトに置き換えてもよく、通常表示用画像NIのα値を上げてもよく、通常表示用画像NIの彩度を下げてもよい。
方法b2と方法b3との組み合わせである。これにより、処理が繰り返される毎に、仮想オブジェクトのドットがn個ずつ減ると共に、仮想オブジェクトの位置は画像の枠外(図8において矢印で示す方向)に向かって徐々に移動していく。この結果、利用者には、仮想オブジェクトの透過率が上がりつつ、仮想オブジェクトが枠外に向かって段階的に消えていくように見えるため、表示態様の変化に伴って利用者に与える違和感を低減させることができる。
図12は、遷移条件1の成立の監視の手順を示すフローチャートである。拡張現実感処理部142には、以下に列挙する条件1−1〜1−5のうちの少なくともいずれか1つ(複数でもよい)が、遷移条件1として予め設定されている。拡張現実感処理部142は、設定されている条件(1−1〜1−5)のうちの、少なくともいずれか1つが成立した場合に、遷移条件1が成立したと判定する。
(1−2)利用者による注目動作が、過去の拡張現実感処理における基準時間の統計値以上、継続された場合
(1−3)利用者による注目動作が、仮想オブジェクトの情報量から求めた時間以上、継続された場合
(1−4)利用者による注目動作が、利用者によって設定された設定値以上、継続された場合
(1−5)利用者による注目動作が、利用者の個人差と仮想オブジェクトの情報量とを考慮して求めた時間以上、継続された場合
(c2)仮想オブジェクトに含まれる文字数:拡張現実感処理部142は、仮想オブジェクトが文字である場合に、方法c2を採用することが好ましい。
(c3)仮想オブジェクトを二値化した際の黒色ドットの割合:拡張現実感処理部142は、仮想オブジェクトが画像である場合に、方法c3を採用することが好ましい。
遷移条件3の成立の監視の手順は、図12に示した遷移条件1とほぼ同じである。以降、相違点について説明する。拡張現実感処理部142には、以下に列挙する条件3−1〜3−5のうちの少なくともいずれか1つ(複数でもよい)が、遷移条件3として予め設定されている。拡張現実感処理部142は、設定されている条件(3−1〜3−5)のうちの、少なくともいずれか1つが成立した場合に、遷移条件3が成立したと判定する。
(3−2)利用者による注目動作が、過去の拡張現実感処理における基準時間の統計値以上、継続された場合
(3−3)利用者による注目動作が、仮想オブジェクトの情報量から求めた時間以上、継続された場合
(3−4)利用者による注目動作が、利用者によって設定された設定値以上、継続された場合
(3−5)利用者による注目動作が、利用者の個人差と仮想オブジェクトの情報量とを考慮して求めた時間以上、継続された場合
(d1)注目動作の対象となった実オブジェクト
(d2)注目動作の対象となった第2の表示態様での仮想オブジェクトに対応付けられている実オブジェクト
図13は、遷移条件2の成立の監視の手順を示すフローチャートである。拡張現実感処理部142には、以下に列挙する条件2−1〜2−5のうちの少なくともいずれか1つ(複数でもよい)が、遷移条件2として予め設定されている。拡張現実感処理部142は、設定されている条件(2−1〜2−5)のうちの、少なくともいずれか1つが成立した場合に、遷移条件2が成立したと判定する。
(2−2)第1の表示態様での仮想オブジェクトの表示後、過去の拡張現実感処理における維持時間の統計値以上の時間が経過した場合
(2−3)第1の表示態様での仮想オブジェクトの表示後、仮想オブジェクトの情報量から求めた時間以上の時間が経過した場合
(2−4)第1の表示態様での仮想オブジェクトの表示後、利用者によって設定された設定値以上の時間が経過した場合
(2−5)第1の表示態様での仮想オブジェクトの表示後、利用者の個人差と仮想オブジェクトの情報量とを考慮して求めた時間以上の時間が経過した場合
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されるとした構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されるとした構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。その他、以下のような変形も可能である。
上記実施形態では、HMDの構成について例示した。しかし、HMDの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において任意に定めることが可能であり、例えば、各構成部の追加・削除・変換等を行うことができる。
上記実施形態では、拡張現実感処理の一例を示した。しかし、上記実施形態において示した処理の手順はあくまで一例であり、種々の変形が可能である。例えば、一部のステップを省略してもよいし、更なる他のステップを追加してもよい。また、実行されるステップの順序を変更してもよい。
上記実施形態で例示した拡張現実処理に対して、以下に挙げるe1〜e8の変形を施せば、HMDを用いた作業支援を実現することができる。
(e2)9軸センサーと、カメラと、を利用(単独でもよいし併用でもよい。他のセンサーをさらに併用してもよい)して、利用者の体の動きを取得する。
(e4)変形e3の監視結果が、利用者の体の動きが止まっている「作業停止」か、進捗が所定の時間以上遅れている「作業遅延」のどちらかである場合、拡張現実感処理の遷移条件1(初期状態から通常表示状態ST1への遷移条件)が成立したと判定し、第1の表示態様での仮想オブジェクトを表示させる。表示される仮想オブジェクトは、記憶部内の作業に関連した情報(作業内容の指示、作業内容の指示を補助する情報)に基づく情報である。
(e6)通常表示状態ST1において、変形e3の監視結果が、作業停止または作業遅延である場合、通常表示状態ST1を継続する。
(e8)簡易表示状態ST2において、変形e3の監視結果が、作業中である場合、簡易表示状態ST2を継続する。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
11…決定キー
12…点灯部
13…表示切替キー
14…トラックパッド
15…輝度切替キー
16…方向キー
17…メニューキー
18…電源スイッチ
20…画像表示部
21…右保持部
22…右表示駆動部
23…左保持部
24…左表示駆動部
26…右光学像表示部
28…左光学像表示部
30…イヤホンプラグ
32…右イヤホン
34…左イヤホン
40…接続部
42…右コード
44…左コード
46…連結部材
48…本体コード
51…送信部
52…送信部
53…受信部
54…受信部
61…カメラ(動き取得部)
62…視線検出部(視線取得部)
66…9軸センサー
110…入力情報取得部
100…HMD(頭部装着型表示装置)
120…記憶部
121…表示状態
122…過去維持時間(維持時間情報)
123…維持時間設定
124…過去基準時間(基準時間情報)
125…基準時間設定
126…簡易表示態様
130…電源
132…無線通信部
140…CPU
142…拡張現実感処理部(拡張現実感処理部、維持時間取得部、基準時間取得部)
144…通常表示処理部
146…簡易表示処理部
160…画像処理部
170…音声処理部
180…インターフェイス
190…表示制御部
201…右バックライト制御部
202…左バックライト制御部
211…右LCD制御部
212…左LCD制御部
221…右バックライト
222…左バックライト
241…右LCD
242…左LCD
251…右投写光学系
252…左投写光学系
261…右導光板
262…左導光板
PCLK…クロック信号
VSync…垂直同期信号
HSync…水平同期信号
Data…画像データー
Data1…右眼用画像データー
Data2…左眼用画像データー
OA…外部機器
PC…パーソナルコンピューター
SC…外景
VI…虚像
VR…視野
RE…右眼
LE…左眼
ER…端部
EL…端部
NI…通常表示用画像
SI…簡易表示用画像
VO1…仮想オブジェクト(第1の表示態様)
VO2…仮想オブジェクト(第1の表示態様)
VO3…仮想オブジェクト(第1の表示態様)
VO4…仮想オブジェクト(第2の表示態様)
VO5…仮想オブジェクト(第2の表示態様)
VO6…仮想オブジェクト(第2の表示態様)
ST1…通常表示状態
ST2…簡易表示状態
Claims (17)
- 利用者が虚像と外景とを視認可能な頭部装着型表示装置であって、
前記利用者に前記虚像を視認させる画像表示部と、
現実世界に実在する実オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記画像表示部に形成させる拡張現実感処理部と、
を備え、
前記拡張現実感処理部は、
前記実オブジェクトに対する所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、
少なくとも前記注目動作のなされた前記実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させる、頭部装着型表示装置。 - 請求項1に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記拡張現実感処理部は、さらに、
前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像の形成に先立って第2の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させた場合においては、
前記第2の表示態様での前記仮想オブジェクトと前記実オブジェクトとのうちのいずれかに対する、前記基準時間に亘る前記注目動作の継続に応じて、
少なくとも前記注目動作のなされた前記仮想オブジェクトまたは前記実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させ、
前記実オブジェクトに対する前記第2の表示態様での前記仮想オブジェクトの視認性阻害度は、前記実オブジェクトに対する前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトの視認性阻害度よりも低い、頭部装着型表示装置。 - 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記注目動作としての前記利用者の視線の動きを取得する視線取得部を備える、頭部装着型表示装置。 - 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記注目動作としての前記利用者の手の動きを取得する動き取得部を備える、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記基準時間は、可変長である、頭部装着型表示装置。 - 請求項5に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記拡張現実感処理部において過去に使用された前記基準時間を取得する基準時間取得部を備え、
前記拡張現実感処理部は、
取得された過去の前記基準時間の統計値を求め、
求めた統計値に基づいて、現在の処理で使用する前記基準時間を変更する、頭部装着型表示装置。 - 請求項5に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記拡張現実感処理部は、
前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトの情報量を求め、
求めた情報量に基づいて、現在の処理で使用する前記基準時間を変更する、頭部装着型表示装置。 - 請求項7に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記拡張現実感処理部は、
前記情報量の求め方を、前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトの種類に応じて変更する、頭部装着型表示装置。 - 請求項5に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記基準時間についての前記利用者の設定を取得する基準時間取得部を備え、
前記拡張現実感処理部は、
取得された前記利用者の設定に基づいて、現在の処理で使用する前記基準時間を変更する、頭部装着型表示装置。 - 請求項5に記載の頭部装着型表示装置であって、さらに、
前記拡張現実感処理部において過去に使用された前記基準時間と、その際の前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトの情報量と、その際の前記利用者を識別するための識別情報と、を対応付けた基準時間情報を取得する基準時間取得部を備え、
前記拡張現実感処理部は、
取得された前記基準時間情報と、前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトの情報量とに基づいて、現在の処理で使用する前記基準時間を変更する、頭部装着型表示装置。 - 請求項2から請求項10のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記第2の表示態様での前記仮想オブジェクトは、前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトの内容を示唆する文字と、図形と、絵柄と、記号と、または、これらの組み合わせと、のうちの少なくともいずれかを含む、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記拡張現実感処理部は、
前記基準時間の経過の待機中において前記利用者からの第1の要求を取得した場合に、前記第1の表示態様への遷移を中止する、頭部装着型表示装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記拡張現実感処理部は、
前記基準時間の経過の待機中において、前記利用者からの第2の要求を取得した場合に、前記基準時間の経過前であっても、前記第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させる、頭部装着型表示装置。 - 請求項12または請求項13に記載の頭部装着型表示装置であって、
前記利用者の手と、足と、声と、頭部と、または、これらの組み合わせと、のうちの少なくともいずれかによってなされる要求を、前記第1の要求または前記第2の要求として取得する要求取得部を備える、頭部装着型表示装置。 - 頭部装着型表示装置の制御方法であって、
利用者に虚像を視認させる表示工程と、
現実世界に実在する実オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記表示工程において形成させる制御工程と、
を備え、
前記制御工程は、
前記実オブジェクトに対する所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、
少なくとも前記注目動作のなされた前記実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させる、頭部装着型表示装置の制御方法。 - コンピュータープログラムであって、
利用者に虚像を視認させる表示機能と、
現実世界に実在する実オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記表示機能において形成させる制御機能と、
をコンピューターに実現させるためのコンピュータープログラムであり、
前記制御機能は、
前記実オブジェクトに対する所定の基準時間に亘る注目動作の継続に応じて、
少なくとも前記注目動作のなされた前記実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させる、コンピュータープログラム。 - 利用者が虚像と外景とを視認可能な頭部装着型表示装置であって、
前記利用者に前記虚像を視認させる画像表示部と、
現実世界に実在する実オブジェクトに付加的に表示するための仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を前記画像表示部に形成させる拡張現実感処理部と、
を備え、
前記拡張現実感処理部は、
所定の基準時間以内に前記利用者による所定の動作が開始されていない場合には、少なくとも前記実オブジェクトに関連する仮想オブジェクトであって、第1の表示態様での前記仮想オブジェクトを含んだ前記虚像を形成させる、頭部装着型表示装置。
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