JP2016073631A - 見守り装置及び見守り方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部屋にいる見守り対象者が所定の状態にあると判定することができる見守り装置及び見守り方法を提供する。【解決手段】見守り装置10は、室内の所定範囲内での対象者の存在を示す存在信号を取得する存在信号取得部12と、寝床に設けられた所要のセンサを介して人体の生体信号を取得する生体信号取得部12と、存在信号及び生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、対象者が所定の状態にあると判定する判定部13とを備え、部屋にいる見守り対象者を見守る。【選択図】図2

Description

本発明は、部屋にいる対象者を見守る見守り装置及び見守り方法に関する。
近年、医療・福祉施設、宿泊施設、介護施設、老人ホーム、あるいは個人宅等において介護を要する対象者を見守るためのシステムが開発されている。例えば、寝床にて一定時間継続して対象者の体動が検出されない場合、集中監視センタにアラームを通報する監視装置が開示されている(特許文献1を参照)。
特開平7−204166号公報
一方で、特に高齢者には、アルツハイマー型などの認知症の疾患が原因で、自分の住んでいる所が自分の家であることが分からなく、あるいは、自分が行きたいと思う場所が分からなくなって探し回る徘徊などの症状が現れる。また、介護している対象者が夜間に徘徊した場合には、周囲に見守る人がいないので転倒や転落などの事故を起こす虞がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、部屋にいる見守り対象者が所定の状態にあると判定することができる見守り装置及び見守り方法を提供することを目的とする。
本発明に係る見守り装置は、寝床を有する部屋にいる見守り対象者を見守る見守り装置であって、室内の所定範囲内での前記対象者の存在を示す存在信号を取得する存在信号取得部と、前記寝床に設けられた所要のセンサを介して人体の生体信号を取得する生体信号取得部と、前記存在信号及び前記生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、前記対象者が所定の状態にあると判定する判定部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記室内から外部へ通じるドアの開放を示す開放信号を取得する開放信号取得部を備え、前記判定部は、さらに、前記開放信号取得部で開放信号を取得した場合、前記対象者が前記所定の状態にあると判定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記対象者の識別情報を記憶する記憶部と、前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、前記識別情報を所定の装置へ通知する通知部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、前記所定の状態を通知する通知部を備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、前記所定時間を短縮する短縮部を備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記室内に設けられた空調装置の設定温度を調整する温度信号を出力する温度信号出力部と、前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、所定の時間帯に室温が所定の快眠温度になるような温度信号を前記温度信号出力部から出力すべく制御する温度制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記室内に設けられた照明装置を調光する調光信号を出力する調光信号出力部と、前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、所定の時間帯の照度が所定照度以下になるような調光信号を前記調光信号出力部から出力すべく制御する調光制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記室内から外部へ通じるドアの開放を示す開放信号を取得する開放信号取得部と、前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合に、前記開放信号取得部で開放信号を取得していないときは、前記判定部の判定に代えて、所定の通知をする通知部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る見守り装置は、前記判定部は、前記所定の状態として前記対象者が徘徊していると判定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る見守り方法は、寝床を有する部屋にいる見守り対象者を見守る見守り装置による見守り方法であって、室内の所定範囲内での前記対象者の存在を示す存在信号を存在信号取得部が取得するステップと、前記寝床に設けられた所要のセンサを介して人体の生体信号を生体信号取得部が取得するステップと、前記存在信号及び前記生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、前記対象者が所定の状態にあると判定部が判定するステップとを含むことを特徴とする。
本発明にあっては、存在信号取得部は、室内の所定範囲内での対象者の存在を示す存在信号を取得する。対象者とは、例えば、介護を必要とする人(特に高齢者)であり、認知症等の疾患を有する人である。室内とは、例えば、病院などの医療施設、老人ホームなどの介護施設、あるいは個人宅などの部屋内である。所定範囲とは、室内で対象者が動き回れる範囲であり、室内に対象者がいるか否かを判断することができる程度の範囲である。対象者の存在を示す存在信号を取得するには、例えば、室内の所要の場所に設けた人感センサを用いることができる。
生体信号取得部は、寝床に設けられた所要のセンサを介して人体の生体信号を取得する。生体信号は、例えば、心拍信号又は呼吸信号などの信号である。また、生体信号として人体の部位(頭、首、腕、肩、腰、手、足など)の動きを示す体動信号を含めることもできる。所要のセンサは、例えば、ベッドや敷布団などに設けることができるベッドセンサを用いることができる。
判定部は、存在信号及び生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定する。所定時間は、例えば、30分、45分、1時間などとすることができ、例えば、対象者がいる部屋を出てトイレに行って帰ってくる程度の時間とすることができる。対象者が寝床に入らずに室内にいる場合(例えば、室内を動いている場合、椅子などに座っている場合など)には、存在信号を取得することができる。また、対象者が寝床に入った場合(特に掛布団を掛けた場合など)には、存在信号を取得することができなくても、心拍信号や呼吸信号などを含む生体信号を取得することができる。そして、所定時間以上の間継続して、存在信号が取得されず、かつ生体信号も取得されない場合には、対象者が部屋から外に出て行ってしまった状態(所定の状態、例えば、徘徊状態)にあると判定することができる。
本発明にあっては、開放信号取得部は、室内から外部へ通じるドアの開放を示す開放信号を取得する。すなわち、開放信号取得部は、対象者が就寝する部屋のドアの開放を検出することができる。開放信号は、例えば、ドア又はドア付近に設けられたドアセンサを用いることにより取得することができる。判定部は、さらに、開放信号取得部で開放信号を取得した場合、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定する。対象者が就寝する際にドアを閉めるようにしておくと、夜間にドアが開放したままになっており、かつ所定時間以上の間継続して、対象者の存在信号が取得されず、かつ対象者の生体信号も取得されない場合には、対象者が部屋から外に出て行ってしまった可能性が高くなるので、所定の状態(例えば、徘徊状態)を精度良く判定することができる。
本発明にあっては、記憶部は、対象者の識別情報を記憶する。識別情報は、例えば、対象者ID、対象者の氏名、年齢、性別、体格(身長、太っている、痩せている、中肉中背など)、住所(例えば、施設の住所、自宅の住所など)、家族の連絡先(例えば、携帯電話番号、電子メールアドレスなど)などを含む。通知部は、判定部で対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合、対象者の識別情報を所定の装置へ通知する。所定の装置は、例えば、家族の携帯電話、施設の職員の携帯電話などである。対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合に、その旨を関係者(家族や職員など)に通知するので、対象者を見つけ出す行動を素早く開始することができる。
本発明にあっては、通知部は、判定部で対象者が所定の状態にあると判定した場合、当該所定の状態を通知する。例えば、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合、通知部は、音出力、光出力、振動、映像などの手段を用いて当該所定の状態を通知する。これにより、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合に、その旨を通知するので、対象者を見つけ出す行動を素早く開始することができる。
本発明にあっては、短縮部は、判定部で対象者が所定の状態にあると判定した場合、所定時間を短縮する。例えば、当初、所定時間を1時間としていた場合に、対象者が所定の状態にあると判定した場合には、それ以降の所定時間を1時間から30分に短縮する。なお、所定の状態にあると判定する回数は、1回でもよく、2回以上であってもよい。これにより、例えば、対象者が所定の状態になる可能性がある場合には、所定時間を短くして、所定の状態の判定を迅速に行うことができる。
本発明にあっては、温度信号出力部は、室内に設けられた空調装置の設定温度を調整する温度信号を空調装置へ出力する。温度制御部は、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合、所定の時間帯に室温が所定の快眠温度になるような温度信号を温度信号出力部から空調装置へ出力すべく制御する。例えば、就寝時刻を午後10時とした場合、所定の時間帯は、就寝時刻の1乃至2時間前から1乃至2時間後の時間帯とすることができるが、これに限定されるものではない。快眠温度は、快眠を得るための室温であり、例えば、夏場においては、26℃〜28℃程度、冬場においては、18℃〜23℃程度とすることができる。これにより、快眠するための快眠環境を得ることができ、夜間に寝付かれずに徘徊するような事態を抑制することができる。
本発明にあっては、調光信号出力部は、室内に設けられた照明装置を調光する調光信号を照明装置へ出力する。調光制御部は、対象者が所定の状態にあると判定した場合、所定の時間帯の照度が所定照度以下になるような調光信号を調光信号出力部から照明装置へ出力すべく制御する。所定の時間帯は、例えば、予め定められた就寝時間帯とすることができ、例えば、午後10時から翌日の午前6時までの間とすることができるが、これに限定されるものではない。所定照度は、例えば、就寝前の照度の20%以下、あるいは間接照明程度の照度とすることができる。これにより、快眠するための快眠環境を得ることができ、夜間に寝付かれずに徘徊するような事態を抑制することができる。
本発明にあっては、開放信号取得部は、室内から外部へ通じるドアの開放を示す開放信号を取得する。すなわち、開放信号取得部は、対象者が就寝する部屋のドアの開放を検出することができる。開放信号は、例えば、ドア又はドア付近に設けられたドアセンサを用いることにより取得することができる。通知部は、判定部で対象者が所定の状態にあると判定した場合に、開放信号取得部で開放信号を取得していないときは、判定部の判定に代えて、所定の通知をする。所定の通知は、例えば、対象者が異常状態にある旨とすることができる。対象者が就寝する際にドアを閉めるようにしておくと、夜間にドアが開放されていないのに所定時間以上の間継続して、対象者の存在信号が取得されず、かつ対象者の生体信号も取得されない場合には、対象者が徘徊しているのではなく、室内で倒れている(例えば、寝床から出て室内で身動きしていない状態)可能性が高くなるので、その旨(対象者が異常状態にあること)を迅速に通知することができる。
本発明にあっては、判定部は、所定の状態として対象者が徘徊していると判定する。これにより、対象者の徘徊(例えば、夜間の徘徊)を判定することができる。
本発明によれば、対象者が所定の状態にあることを判定することができる。
第1実施形態の見守りシステムの構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態のサーバの構成の一例を示すブロック図である。 対象者の識別情報及び徘徊履歴情報の一例を示す説明図である。 第1実施形態の見守り装置による対象者の所定の状態を判定する処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態の見守り装置による快眠環境設定の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態の見守り装置による徘徊常習者に対する対策の第1実施例の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の見守り装置による徘徊常習者に対する対策の第2実施例の処理手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の見守り装置による徘徊通知の処理手順を示すフローチャートである。 対象者及び携帯端末装置を関連付ける関連情報の一例を示す説明図である。 携帯端末装置に通知される情報の一例を示す模式図である。 第2実施形態の見守りシステムの構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の見守り装置の構成の一例を示すブロック図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態の見守りシステムの構成の一例を示すブロック図である。図1において、符号30は、介護を必要とする対象者が居住する施設である。施設は、例えば、病院などの医療施設、老人ホームなどの介護施設であるが、個人宅などを含めることもできる。施設30内には、1又は複数の部屋40がある。なお、図1では、簡便のため1つの部屋40だけを図示している。また、以下では、1つの部屋40には、一人の対象者が居住するものとして説明するが、1つの部屋40に複数の対象者が居住する場合であってもよい。
各部屋40には、ベッドに設けられたベッドセンサ41、人感センサ42、ドアセンサ43、空調装置44、照明装置45などを設けている。また、各部屋40のベッドセンサ41、人感センサ42、ドアセンサ43、空調装置44、照明装置45は、施設30の設置された通信制御装置31に接続してある。
通信制御装置31には、ネットワークN(例えば、インターネット又はLANなど)を介して、見守り装置としてのサーバ10、所定の装置としての携帯端末装置20が接続されている。サーバ10と通信制御装置31との間で情報の送受信を行うことができるとともに、サーバ10と携帯端末装置20との間でも情報の送受信を行うことができる。
本実施の形態の見守りシステムは、施設30内の部屋40内にいる見守り対象者が、所定の状態(例えば、徘徊状態、特に夜間の徘徊状態)にあるか否かを判定し、判定結果に応じて所定の通知等を行って、所定の状態にある対象者の安全を確保するものである。
ベッドセンサ41は、ベッド(寝床)に設けられ、対象者(人体)の生体信号を検出する。生体信号は、例えば、心拍信号又は呼吸信号などの信号である。また、生体信号として人体の部位(頭、首、腕、肩、腰、手、足など)の動きを示す体動信号を含めることもできる。また、ベッドセンサ41は、対象者がベッドに入ったこと、ベッドから出たことを検出する。
ベッドセンサ41は、例えば、ベッドの床とその上のマットとの間に配置されたエアマット内の空気圧を検知することにより、生体信号を検出する。ベッドセンサ41は、例えば、コンデンサマイクロホン、ピエゾ抵抗効果を利用した圧力センサ、圧電効果を利用した圧力センサ等を使用することができる。ベッドセンサ41は、検出した生体信号(体動信号を含む)(検出結果)を通信制御装置31へ出力する。
人感センサ42は、部屋40内の所定範囲内における対象者を検出する。所定範囲とは、室内で対象者が動き回れる範囲であり、室内に対象者がいるか否かを判断することができる程度の範囲である。なお、所定範囲には、ベッドの周囲も含まれる。
人感センサ42は、例えば、赤外線、超音波、可視光線等を出射してその反射波を検知することにより人の存在を検出する。人感センサ42は、対象者を検出した場合、対象者が存在していることを示す存在信号(検出結果)を通信制御装置31へ出力する。
ドアセンサ43は、部屋40から外部へ通じるドア(不図示)が開放されたか否かを検出する。すなわち、ドアセンサ43は、対象者が就寝する部屋40のドアの開放を検出することができる。
ドアセンサ43は、例えば、赤外線、超音波、可視光線等を出射してその反射波を検知することによりドアが開放されたか否かを検出する。ドアセンサ43は、ドアが開放されたことを検出した場合、ドアの開放を示す開放信号(検出結果)を通信制御装置31へ出力する。
空調装置44は、リモコン(不図示)からの信号を受信して、部屋40内の室温及び湿度を調整することができる。部屋40の壁面又は天井面、あるいは空調装置44には、部屋40の温度及び湿度を検出するための温湿度センサ(不図示)が備えられている。また、空調装置44は、通信制御装置31を介してサーバ10から出力された温度信号を取得し、取得した温度信号に基づいて部屋40の設定温度を調整することができる。また、空調装置44は、通信制御装置31を介してサーバ10から出力された湿度信号を取得し、取得した湿度信号に基づいて部屋40の設定湿度を調整することができる。
照明装置45は、調光機能及び調色機能を有し、リモコン(不図示)からの信号を受信して、照度及び照明色を調整することができる。照明装置45には、部屋40の明るさを検出するための照度センサ(不図示)が備えられている。また、照明装置45は、通信制御装置31を介してサーバ10から出力された調光信号を取得し、取得した調光信号に基づいて部屋40の照度を調整することができる。また、照明装置45は、通信制御装置31を介してサーバ10から出力された調色信号を取得し、取得した調色信号に基づいて部屋40の照明色を調整することができる。
通信制御装置31は、ベッドセンサ41が検出した生体信号などの検出結果、人感センサ42が検出した検出結果、ドアセンサ43が検出した検出結果を取得し、取得したこれらの検出結果をサーバ10へ送信する。
また、通信制御装置31は、サーバ10が出力した温度信号、湿度信号、調光信号及び調色信号を取得し、取得したこれらの信号を空調装置44又は照明装置45へ出力する。
携帯端末装置20は、例えば、対象者の家族、施設の職員、ホームヘルパー等が携帯する携帯電話である。対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合、あるいは対象者に異常があると判定された場合、携帯端末装置20は、サーバ10からその旨の情報を受信することができる。
図2は第1実施形態のサーバ10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ10は、制御部11、通信部12、判定部13、記憶部14、通知部15、短縮部16、温度制御部17、調光制御部18などを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)等で構成され、サーバ10全体を制御する。
通信部12は、ネットワークNに接続するためのインタフェースであり、通信制御装置31を介してベッドセンサ41、人感センサ42及びドアセンサ43からの検出結果を取得し、取得した検出結果を判定部13へ出力する。
すなわち、通信部12は、対象者の存在を示す存在信号を取得する存在信号取得部、対象者の人体の生体信号を取得する人体信号取得部、ドアの開放を示す開放信号を取得する開放信号取得部としての機能を有する。
通信部12は、温度信号出力部としての機能を有し、空調装置44の設定温度を調整する温度信号を、通信制御装置31を介して空調装置44へ出力する。また、通信部12は、調光信号出力部としての機能を有し、照明装置45を調光するための調光信号を、通信制御装置31を介して照明装置45へ出力する。なお、通信部12は、無線通信にてネットワークNに接続する構成でもよく、所定の信号線を介した有線通信にてネットワークNに接続する構成でもよい。
判定部13は、通信部12で存在信号及び生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定する。所定時間は、例えば、30分、45分、1時間などとすることができ、例えば、対象者がいる部屋40を出てトイレに行って帰ってくる程度の時間とすることができる。対象者が寝床に入らずに室内にいる場合(例えば、室内を動いている場合、椅子などに座っている場合など)には、存在信号を取得することができる。また、対象者が寝床に入った場合(特に掛布団を掛けた場合など)には、存在信号を取得することができなくても、心拍信号や呼吸信号などを含む生体信号を取得することができる。そして、所定時間以上の間継続して、存在信号が取得されず、かつ生体信号も取得されない場合には、対象者が部屋40から外に出て行ってしまった状態(所定の状態、例えば、徘徊状態)にあると判定することができる。
さらに、判定部13は、通信部12で開放信号を取得した場合、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定する。対象者が就寝する際にドアを閉めるようにしておくと、夜間にドアが開放したままになっており、かつ所定時間以上の間継続して、対象者の存在信号が取得されず、かつ対象者の生体信号も取得されない場合には、対象者が部屋40から外に出て徘徊している可能性がさらに高くなるので、所定の状態(特に、夜間の徘徊状態)を精度良く判定することができる。
記憶部14は、対象者の識別情報を記憶する。また、対象者が過去に徘徊したことがある場合には、記憶部14に対象者の識別情報に関連付けて徘徊履歴情報を記憶することができる。
図3は対象者の識別情報及び徘徊履歴情報の一例を示す説明図である。図3に示すように、識別情報としては、例えば、対象者を区別するための対象者ID、対象者の氏名、年齢、性別、体格(身長、太っている、痩せている、中肉中背など)、住所(例えば、施設30の住所、自宅の住所など)、家族の連絡先(例えば、携帯電話番号、電子メールアドレスなど)などを含む。
また、対象者が過去に徘徊したことがある場合には、徘徊履歴情報としては、例えば、徘徊の回数、徘徊した日時、徘徊場所(例えば、徘徊中の対象者を発見した場所など)などを含めることができる。
通知部15は、判定部13で対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合、対象者の識別情報を、通信部12を介して携帯端末装置20へ通知する。対象者が徘徊していると判定された場合に、その旨を関係者(家族や職員など)に通知するので、徘徊中の対象者を見つけ出す行動を素早く開始することができる。また、対象者の識別情報を参照することにより、対象者と面識がない者も対象者を見つけることが可能となり、対象者を迅速に発見することができる可能性を高めることができる。
また、通知部15は、対象者が過去に徘徊したことがある場合、対象者の徘徊履歴情報を、通信部12を介して携帯端末装置20へ通知することができる。徘徊を繰り返す対象者に、同じ場所を徘徊する傾向がある場合には、予め徘徊しそうな場所が分かるので、迅速に対象者を発見することができる。
短縮部16は、判定部13で対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合、所定時間を短縮する。例えば、当初、所定時間を1時間としていた場合に、対象者が徘徊した場合には、それ以降の所定時間を1時間から30分に短縮する。なお、徘徊していると判定する回数は、1回でもよく、2回以上であってもよい。これにより、対象者が徘徊する可能性がある場合には、所定時間を短くして、対象者が所定の状態にあることを迅速に行うことができる。なお、対象者の過去の徘徊回数に応じて、所定時間を徐々に短くするようにしてもよい。これにより、対象者が徘徊の常習者である場合には、徘徊頻度に応じて所定時間を徐々に短くして、迅速に対象者の発見の行動を開始することができる。
温度制御部17は、判定部13で対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合、就寝時刻を含む所定の時間帯に室温が所定の快眠温度になるような温度信号を通信部12から空調装置44へ出力すべく制御する。
例えば、就寝時刻を午後10時とした場合、所定の時間帯は、就寝時刻の1乃至2時間前から1乃至2時間後の時間帯とすることができるが、これに限定されるものではなく、就寝時間帯を含めることもできる。快眠温度は、快眠を得るための室温であり、例えば、夏場においては、26℃〜28℃程度、冬場においては、18℃〜23℃程度とすることができる。これにより、快眠するための快眠環境を得ることができ、夜間に寝付かれずに徘徊するような事態を抑制することができる。
なお、空調装置44の設定温度を時刻に応じて調整することができるコントローラのようなものを空調装置44に組み込んである場合、あるいはサーバ10とは別に具備する場合には、温度制御部17で制御する時刻毎の設定温度に関する情報を当該コントローラへ出力し、コントローラで設定温度を調整するようにしてもよい。
また、さらに快適な快眠環境を実現するために、空調装置44の除湿モードなどを利用して、就寝時刻を含む所定の時間帯、就寝時間帯での湿度を50%前後に調整するようにしてもよい。
調光制御部18は、判定部13で対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合、所定の時間帯としての就寝時間帯の照度が所定照度以下になるような調光信号を通信部12から照明装置45へ出力すべく制御する。
就寝時間帯は、例えば、午後10時から翌日の午前6時までの間とすることができるが、これに限定されるものではない。所定照度は、例えば、就寝前の照度の20%以下、あるいは間接照明程度の照度とすることができる。これにより、快眠するための快眠環境を得ることができ、夜間に寝付かれずに徘徊するような事態を抑制することができる。
なお、照明装置45の調光度合を時刻に応じて調整することができるコントローラのようなものを照明装置45に組み込んである場合、あるいはサーバ10とは別に具備する場合には、調光制御部18で制御する時刻毎の調光度合に関する情報を当該コントローラへ出力し、コントローラで調光度合を調整するようにしてもよい。
また、通知部15は、判定部13で対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定した場合に、通信部12でドアの開放信号を取得していないときは、判定部13の判定に代えて、対象者が異常状態にある旨(所定の通知)を、通信部12を介して通知する。異常状態にある旨の通知は、例えば、携帯端末装置20へ通知してもよく、あるいは施設30内の所定の警報器(不図示)へ通知するようにしてもよい。
対象者が就寝する際にドアを閉めるようにしておくと、夜間にドアが開放されていないのに所定時間以上の間継続して、対象者の存在信号が取得されず、かつ対象者の生体信号も取得されない場合には、対象者が徘徊しているのではなく、室内で倒れている(例えば、寝床から出て室内で身動きしていない状態)可能性が高くなるので、その旨(対象者が異常状態にあること)を迅速に通知することができる。
次に、本実施の形態の見守り装置10の動作について説明する。図4は第1実施形態の見守り装置10による対象者の所定の状態を判定する処理手順の一例を示すフローチャートである。以下では、簡便のため処理の主体を制御部11として説明する。
制御部11は、見守り開始時刻であるか否かを判定し(S11)、見守り開始時刻でない場合(S11でNO)、ステップS11の処理を続ける。見守り開始時刻は、予め就寝時間帯(例えば、午後10時から翌日の午前6時の如く)が定められている場合、就寝時刻又は就寝時刻よりも数時間後の時点とすることができる。夜間に徘徊するのは、就寝時刻以降であるからである。
見守り開始時刻である場合(S11でYES)、制御部11は、対象者の存否を検出する(S12)。なお、対象者の存否の検出は、対象者の存在信号を取得することができた場合には、対象者が部屋40内に居るとし、対象者の存在信号を取得することができない場合には、対象者が部屋40内に居ないとすることができる。制御部11は、対象者の生体信号を検出する(S13)。すなわち、制御部11は、対象者の生体信号を取得する。
制御部11は、対象者の存在を検出することができない時間が所定時間(例えば、30分、45分、1時間など)継続しているか否かを判定し(S14)、所定時間継続している場合(S14でYES)、対象者の生体信号を検出することができない時間が所定時間(例えば、30分、45分、1時間など)継続しているか否かを判定する(S15)。
所定時間継続している場合(S15でYES)、制御部11は、対象者の部屋40のドアが開放されているか否かを判定する(S16)。ドアが開放されている場合(S16でYES)、制御部11は、対象者が徘徊している(所定の状態にある)と判定し(S17)、対象者の識別情報を所定の装置である携帯端末装置20へ通知し(S18)、処理を終了する。
ドアが開放されていない場合(S16でNO)、制御部11は、対象者に異常があると判定し(S19)、警報を出力して(S20)、処理を終了する。警報は、施設30内の警報器を発呼してもよく、警報情報を携帯端末装置20へ通知するようにしてもよい。
ステップS14又はステップS15で所定時間継続していない場合(S14でNO又はステップS15でNO)、制御部11は、見守り終了時刻(例えば、午前6時など)であるか否かを判定し(S21)、見守り終了時刻でない場合(S21でNO)、ステップS12以降の処理を続け、見守り終了時刻である場合(S21でYES)、処理を終了する。
上述の処理において、ステップS16、ステップS19及びステップS20の処理を省略することもできる。
次に、本実施の形態の見守り装置10による快眠環境の設定例について説明する。図5は第1実施形態の見守り装置10による快眠環境設定の処理手順の一例を示すフローチャートである。制御部11は、対象者の徘徊履歴の有無を判定し(S31)、徘徊履歴がない場合(S31でNO)、処理を終了する。徘徊履歴がある場合(S31でYES)、制御部11は、就寝時刻を含む所定の時間帯であるか否かを判定し(S32)、所定の時間帯でない場合(S32でNO)、ステップS32の処理を繰り返す。就寝時刻を含む所定の時間帯とは、例えば、就寝時刻の1乃至2時間前から1乃至2時間後の時間帯とすることができる。
所定の時間帯である場合(S32でYES)、制御部11は、空調装置44の設定温度を快眠温度に調整する(S33)。快眠温度は、快眠を得るための室温であり、例えば、夏場においては、26℃〜28℃程度、冬場においては、18℃〜23℃程度とすることができる。
制御部11は、就寝時間帯であるか否かを判定し(S34)、就寝時間帯でない場合(S34でNO)、ステップS34の処理を続ける。就寝時間帯は、例えば、午後10時以降翌日の午前6時までとすることができるが、これに限定されるものではない。
就寝時間帯である場合(S34でYES)、制御部11は、照明装置45の照度を所定照度以下に調整する(S35)。所定照度は、例えば、就寝前の照度の20%以下、あるいは間接照明程度の照度とすることができるが、これに限定されるものではない。対象者の好みに応じて所定照度を適宜設定することができる。
制御部11は、就寝時間帯が終了したか否かを判定し(S36)、就寝時間帯が終了していない場合(S36でNO)、ステップS36の処理を続ける。就寝時間帯が終了した場合(S36でYES)、制御部11は、空調装置44の設定温度、照明装置45の照度を元の値に戻し(S37)、処理を終了する。
次に、本実施の形態の見守り装置10による徘徊常習者に対する対策例について説明する。図6は第1実施形態の見守り装置10による徘徊常習者に対する対策の第1実施例の処理手順を示すフローチャートである。制御部11は、対象者の徘徊履歴の有無を判定し(S41)、徘徊履歴がある場合(S41でYES)、対象者の徘徊回数が所定回数以上であるか否かを判定する(S42)。
所定回数は、対象者が徘徊の常習者であるか否かを判定することができる程度の回数であり、例えば、3回、5回などの値を用いることができる。また、所定期間(例えば、過去の1週間、1か月)における徘徊回数(徘徊頻度)に応じて徘徊の常習者であるか否かを判定してもよい。
対象者の徘徊回数が所定回数以上である場合(S42でYES)、対象者は徘徊の常習者であるとして、見守り判定のための所定時間を短縮し(S43)、処理を終了する。
ここで、見守り判定のための所定時間とは、対象者の存在信号及び生体信号を取得(検出)することができない時間を判定する際の所定時間である。また、所定時間の短縮は、例えば、当初の所定時間を1時間としていた場合には、所定時間を1時間から30分に短縮すればよい。なお、短縮する時間は、これに限定されるものでない。また、過去の徘徊回数又は徘徊頻度が増えるのに応じて所定時間を徐々に短くするようにしてもよい。
対象者の徘徊履歴がない場合(S41でNO)、あるいは徘徊回数が所定回数未満である場合(S42でNO)、制御部11は、見守り判定のための所定時間を維持し(S44)、処理を終了する。
図7は第1実施形態の見守り装置10による徘徊常習者に対する対策の第2実施例の処理手順を示すフローチャートである。制御部11は、対象者の徘徊履歴の有無を判定し(S51)、徘徊履歴がある場合(S51でYES)、対象者の徘徊回数が所定回数以上であるか否かを判定する(S52)。対象者の徘徊回数が所定回数以上である場合(S52でYES)、対象者は徘徊の常習者であるとして、制御部11は、昼寝防止の時間帯であるか否かを判定する(S53)。
昼寝防止の時間帯は、1日のうちで就寝時間帯を除く時間帯とすることができるが(例えば、就寝時間帯が午後10時から翌日の午前6時である場合、昼寝防止の時間帯は、最大で午前6時から午後10時までの間)、これに限らず、例えば、朝食後の時間帯(例えば、午前8時から正午まで)、昼食後の時間帯(例えば、午後1時から午後6時まで)などの昼寝し易い時間帯とすることもできる。
昼寝防止の時間帯である場合(S53でYES)、制御部11は、対象者が寝床に就いたか否かを判定する(S54)。寝床に就いたか否かは、例えば、ベッドセンサ41を介して生体信号を取得したか否かによって判定することができる。対象者が、昼間に寝床に就いた場合には、昼寝をする可能性が高くなると考えられる。
対象者が寝床に就いた場合(S54でYES)、対象者が昼寝をする可能性が高くなるので、制御部11は、昼寝防止処理を実施する(S55)。昼寝防止処理は、例えば、部屋40のカーテン(不図示)が閉まらないようにすること、部屋40の照明装置45が消灯されないようにすること、部屋40に小音量の音楽を流すこと等を含む。
対象者が寝床に就いていない場合(S54でNO)、制御部11は、後述のステップS56の処理を行う。制御部11は、昼寝防止の時間帯であるか否かを判定し(S56)、昼寝防止の時間帯である場合(S56でYES)、ステップS54以降の処理を繰り返す。昼寝防止の時間帯でない場合(S56でNO)、すなわち昼寝防止の時間帯が終了した場合、制御部11は、昼寝防止処理を終了し(S57)、処理を終了する。
対象者の徘徊履歴がない場合(S51でNO)、対象者の徘徊回数が所定回数以上でない場合(S52でNO)、あるいは昼寝防止の時間帯でない場合(S53でNO)、制御部11は、処理を終了する。
図7に示す処理において、ステップS54の処理を省略することができる。すなわち、対象者が寝床に就いたか否かを判定することなく、昼寝防止時間帯になった場合には、昼寝防止処理を実行するようにしてもよい。
次に、対象者が徘徊していると判定された場合の家族及び家族以外の者(例えば、施設の職員、ホームヘルパーなど)への徘徊通知方法について説明する。図8は第1実施形態の見守り装置10による徘徊通知の処理手順を示すフローチャートである。制御部11は、対象者が徘徊していると判定されたか否かを判定し(S61)、徘徊していると判定されていない場合(S61でNO)、処理を終了する。
対象者が徘徊していると判定された場合(S61でYES)、制御部11は、徘徊している対象者に関連する携帯端末装置20を特定する(S62)。
図9は対象者及び携帯端末装置20を関連付ける関連情報の一例を示す説明図である。図9に示すように、対象者毎に、対象者に関連する携帯端末装置20を予め記憶部14に記憶しておく。携帯端末装置20は、対象者の家族が所有する携帯端末装置20と、家族以外の者(例えば、施設の職員、ホームヘルパーなど)が所有する携帯端末装置20とに分けておく。なお、各携帯端末装置20は、携帯電話番号及び電子メールアドレスを関連付けておく。
対象者に関連する携帯端末装置20を特定することにより、対象者の家族が所有する携帯端末装置20と、家族以外の者が所有する携帯端末装置20とを区別することができる。制御部11は、特定した携帯端末装置20が家族の携帯端末装置20であるか否かを判定する(S63)。
家族の携帯端末装置20である場合(S63でYES)、制御部11は、対象者が徘徊している事実を家族の携帯端末装置20へ通知し(S64)、処理を終了する。家族の携帯端末装置20でない場合(S63でNO)、制御部11は、対象者の顔写真を含む識別情報を家族以外の者の携帯端末装置20へ通知し(S65)、処理を終了する。
図10は携帯端末装置20に通知される情報の一例を示す模式図である。図10において左側の図は、対象者の家族が所有する携帯端末装置20の画面に表示される通知例を示し、右側の図は、対象者の家族以外の者が所有する携帯端末装置20の画面に表示される通知例を示す。図10に示すように、対象者の家族であれば、対象者の顔を含む識別情報は既知であるので、徘徊している事実、徘徊判定時刻(OO時XX分頃)だけを通知すればよい。
一方、対象者の家族以外の者である場合には、対象者の顔を含む識別情報を知らない可能性が高いので、徘徊している事実、徘徊判定時刻(OO時XX分頃)だけでなく、顔写真を含む識別情報(例えば、年齢、性別、体格、家族の連絡先など)を含めて通知する。これにより、対象者と面識があまりない者であっても、徘徊中の対象者の特徴を把握することができるので、対象者を迅速に発見することができる。
なお、図8の処理において、対象者に関連する携帯端末装置20に家族のものと家族以外のものの両方が含まれている場合には、ステップS64及びS65の両方の処理が行われる。
また、徘徊中の対象者に徘徊履歴がある場合には、過去の徘徊で発見された場所(徘徊場所)などの情報を含めて通知することもできる。これにより、徘徊中の対象者が行きそうな場所を絞ることができ、効率良く対象者を発見することができる。
本実施の形態の見守り装置10は、図2に示す各部を専用のハードウェアを用いる構成することができる。また、本実施の形態の見守り装置10は、CPU、RAMなどを備えた汎用コンピュータを用いて実現することもできる。すなわち、図4乃至図8に示すような、各処理手順を定めたコンピュータプログラムをDVDなどの記録媒体に記録しておく。そして、当該記録媒体に記録したコンピュータプログラムを光ディスク装置等の読み取り装置で読み込ませることにより、コンピュータに備えられたRAMにロードし、コンピュータプログラムをCPUで実行することにより、コンピュータ上で見守り装置を実現することができる。
上述の実施の形態では、快眠環境を実現するために、部屋の温度、湿度、照度を調整する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、就寝時間帯においてカーテンを閉めるようにすることもできる。
また、上述の実施の形態では、夜間の徘徊を判定するものであったが、昼間であっても対象者を見守る人がいない場合には、本実施の形態を昼間の徘徊判定にも適用することができる。
また、過去の徘徊履歴等に基づいて、例えば、徘徊しそうであると判断することができる場合には、就寝前に対象者に対してアドバイスを行うようにしてもよい。
(第2実施形態)
前述の第1実施形態では、見守り装置の例として、ネットワーク上のサーバ10について説明したが、見守り装置は、サーバ10に限定されるものではない。第2実施形態では、施設30内の部屋40に設置される見守り装置について説明する。
図11は第2実施形態の見守りシステムの構成の一例を示すブロック図である。なお、第1実施形態と同様の箇所は同一符号を付して説明を省略する。図11に示すように、施設30の各部屋40には、見守り装置110、ベッドに設けられたベッドセンサ41、人感センサ42、ドアセンサ43、空調装置44、照明装置45などを設けている。また、各部屋40のベッドセンサ41、人感センサ42、ドアセンサ43、空調装置44、照明装置45は、無線通信又は有線通信を介して見守り装置110に接続してある。
また、見守り装置110には、無線通信又は有線通信を介して施設30内に設置された通知装置50に接続してある。ベッドセンサ41、人感センサ42、ドアセンサ43、空調装置44、照明装置45については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図12は第2実施形態の見守り装置110の構成の一例を示すブロック図である。図12に示すように、第2実施形態の見守り装置110は、制御部11、インタフェース部112、判定部13、記憶部14、通知部115、短縮部16、温度制御部17、調光制御部18などを備える。なお、判定部13、記憶部14、短縮部16、温度制御部17、調光制御部18の構成、機能、動作などは、第1実施形態の場合と同様なので説明を省略する。
インタフェース部112は、ベッドセンサ41、人感センサ42、ドアセンサ43、空調装置44、照明装置45との間のインタフェース機能を有する。より具体的には、インタフェース部112は、ベッドセンサ41、人感センサ42及びドアセンサ43からの検出結果を取得し、取得した検出結果を判定部13へ出力する。
すなわち、インタフェース部112は、対象者の存在を示す存在信号を取得する存在信号取得部、対象者の人体の生体信号を取得する人体信号取得部、ドアの開放を示す開放信号を取得する開放信号取得部としての機能を有する。
インタフェース部112は、温度信号出力部としての機能を有し、空調装置44の設定温度を調整する温度信号を空調装置44へ出力する。また、インタフェース部112は、調光信号出力部としての機能を有し、照明装置45を調光するための調光信号を照明装置45へ出力する。
通知部115は、例えば、音声を出力する音出力部、光を出力する光出力部、振動を出力する振動出力部、映像を出力する映像出力部などの一部又は全部を備える。通知部115は、判定部13で対象者が所定の状態にあると判定した場合、当該所定の状態を通知する。例えば、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合、通知部115は、音出力、光出力、振動、映像などの手段を用いて当該所定の状態を通知する。これにより、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合に、その旨を通知するので、対象者を見つけ出す行動を素早く開始することができる。
通知装置50は、通知部115と同様に音声を出力する音出力部、光を出力する光出力部、振動を出力する振動出力部、映像を出力する映像出力部などの一部又は全部を備える。通知装置50は、通知部115が所定の状態を通知する場合、あるいは、通知部115による通知に代えて、音出力、光出力、振動、映像などの手段を用いて当該所定の状態を通知する。これにより、対象者が所定の状態(例えば、徘徊状態)にあると判定された場合に、施設30内の所員が部屋40の近くにいない場合でも、対象者が所定の状態にあることを通知することができるので、対象者を見つけ出す行動を素早く開始することができる。
上述のとおり、第2実施形態の見守り装置110も、第1実施形態の場合と同様に、施設30内の部屋40内にいる見守り対象者が、所定の状態(例えば、徘徊状態、特に夜間の徘徊状態)にあるか否かを判定し、判定結果に応じて所定の通知等を行って、所定の状態にある対象者の安全を確保することができる。
開示された実施の形態及び実施例は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、実施の形態及び実施例ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての修正や変形を含むものと意図される。また、上述の実施の形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせて新しい技術的特徴を形成することができる。
10 サーバ(見守り装置)
11 制御部
12 通信部(存在信号取得部、生体信号取得部、開放信号取得部)
13 判定部
14 記憶部
15 通知部
16 短縮部
17 温度制御部
18 調光制御部
20 携帯端末装置(所定の装置)
31 通信制御装置
41 ベッドセンサ
42 人感センサ
43 ドアセンサ
50 通知装置
110 見守り装置
112 インタフェース部
115 通知部

Claims (10)

  1. 寝床を有する部屋にいる見守り対象者を見守る見守り装置であって、
    室内の所定範囲内での前記対象者の存在を示す存在信号を取得する存在信号取得部と、
    前記寝床に設けられた所要のセンサを介して人体の生体信号を取得する生体信号取得部と、
    前記存在信号及び前記生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、前記対象者が所定の状態にあると判定する判定部と
    を備えることを特徴とする見守り装置。
  2. 前記室内から外部へ通じるドアの開放を示す開放信号を取得する開放信号取得部を備え、
    前記判定部は、
    さらに、前記開放信号取得部で開放信号を取得した場合、前記対象者が前記所定の状態にあると判定するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の見守り装置。
  3. 前記対象者の識別情報を記憶する記憶部と、
    前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、前記識別情報を所定の装置へ通知する通知部と
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の見守り装置。
  4. 前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、前記所定の状態を通知する通知部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の見守り装置。
  5. 前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、前記所定時間を短縮する短縮部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の見守り装置。
  6. 前記室内に設けられた空調装置の設定温度を調整する温度信号を出力する温度信号出力部と、
    前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、所定の時間帯に室温が所定の快眠温度になるような温度信号を前記温度信号出力部から出力すべく制御する温度制御部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の見守り装置。
  7. 前記室内に設けられた照明装置を調光する調光信号を出力する調光信号出力部と、
    前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合、所定の時間帯の照度が所定照度以下になるような調光信号を前記調光信号出力部から出力すべく制御する調光制御部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の見守り装置。
  8. 前記室内から外部へ通じるドアの開放を示す開放信号を取得する開放信号取得部と、
    前記判定部で前記対象者が前記所定の状態にあると判定した場合に、前記開放信号取得部で開放信号を取得していないときは、前記判定部の判定に代えて、所定の通知をする通知部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の見守り装置。
  9. 前記判定部は、
    前記所定の状態として前記対象者が徘徊していると判定するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の見守り装置。
  10. 寝床を有する部屋にいる見守り対象者を見守る見守り装置による見守り方法であって、
    室内の所定範囲内での前記対象者の存在を示す存在信号を存在信号取得部が取得するステップと、
    前記寝床に設けられた所要のセンサを介して人体の生体信号を生体信号取得部が取得するステップと、
    前記存在信号及び前記生体信号を取得することができない時間が所定時間継続した場合、前記対象者が所定の状態にあると判定部が判定するステップと
    を含むことを特徴とする見守り方法。
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