JP2016068959A - 液体収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外側容器内に配置された液体収納袋にねじれが発生することを防止できる液体収納容器を提供する。【解決手段】上方開口を有する外側容器と、外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、を備え、注出部材は、液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、外側容器の上方開口に、受けフランジが設けられ、受けフランジのうち上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、周縁フランジが支持されており、周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部が設けられており、蓋体が、注出部材の少なくとも一部を覆って設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばリチウムイオン電池用電解液のような液体を収納するための液体収納容器に関する。
従来より、例えばリチウムイオン電池用電解液のような液体は、キャニスタ缶(金属缶)内に収納され、この液体が収納された金属缶が搬送される。そして必要に応じて金属缶の内部から液体が取り出され、使用される。
液体が取り出された金属缶は、その後内部が洗浄され、次回に再び液体が収納されて搬送される。
ところでリチウム電池用電解液は、その取り扱いを慎重に行う必要があり、一度リチウム電池用電解液が収納された金属缶の洗浄にあたっても、高精度に洗浄する必要があり、金属缶の洗浄コストが高価となっている。
他方、金属缶からなる外側容器内に液体収納袋を配置し、外側容器と液体収納袋とを貫通して液体用ノズルを設けるとともに、液体用ノズルを介して液体収納袋内の液体を外方へ排出する液体収納容器も開発されている(例えば特許文献1参照)。この場合、外側容器と液体収納袋との間の空間に窒素ガス供給用ノズルから窒素ガスを加圧ガスとして供給し、この加圧ガスによって液体収納袋内の液体を外方へ排出させる。
このような液体収納容器では、備品(fitment)が保持具内に適合されており、その保持具が外側容器の上方開口に嵌め入れられている。また、液体収納袋は、備品の下端に適合されている。
特開2009−1342号公報
しかしながら、前記した液体収納容器では、液体収納袋を外側容器へ挿入する際の液体収納袋の折畳み形状やサイズによっては、外側容器内で液体収納袋を膨らます際に、液体収納袋が外側容器の内側面に衝突し、備品ごと外側容器の中で回転してしまい、液体収納袋にねじれが発生する可能性がある。また、備品へ螺合させるタイプの液体用ノズルを液体収納袋内へ挿入する場合には、備品は液体用ノズルから回転力が受けるため、液体収納袋にねじれが発生する可能性がより高まる。このような液体収納袋のねじれは、内容積の低下の要因となるため、好ましくない。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、外側容器内に配置された液体収納袋にねじれが発生することを防止できる液体収納容器を提供することにある。
本発明は、上方開口を有する外側容器と、前記外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、を備え、前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、前記外側容器の前記上方開口には、受けフランジが設けられ、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、前記周縁フランジが支持されており、前記周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部位が設けられており、蓋体が、前記注出部材の少なくとも一部を覆って設けられていることを特徴とする液体収納容器である。
具体的には、例えば、前記凸部挿入部位は、有底の凹形状を有する。あるいは、例えば、前記凸部挿入部位は、無底の孔形状を有してもよい。
好ましくは、前記受けフランジは、前記上方開口の周方向における一部に沿って周方向に延びる第1部分と、前記上方開口の周方向における他部に沿って周方向に延びる第2部分と、を有する。
この場合、さらに好ましくは、前記第1部分の基端部と前記第2部分の基端部とを揺動可能に連結する支軸と、前記第1部分の先端部と前記第2部分の先端部とを着脱可能に係わり合わせて止める係止手段と、を有する。
また、好ましくは、液体を排出する液体用ノズルが、前記注出部材を貫通しており、または、前記注出部材に取り付けられており、前記液体用ノズルの下端は、ドーム形状を有し、当該ドーム形状に複数の開口が設けられている。
また、本発明は、上方開口を有する外側容器と、前記外側容器の前記上方開口に設けられた受けフランジと、蓋体と、を備えた液体収納容器本体内に配置され、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋であって、前記注出部材は、少なくとも一部が前記蓋体により覆われるようになっており、前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、前記周縁フランジは、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に支持されるようになっており、前記周縁フランジには、前記受けフランジに設けられた凸部が挿入される凸部挿入部位、または、前記受けフランジに設けられた凸部挿入部位に挿入される凸部、が設けられていることを特徴とする液体収納袋である。
また、本発明は、上方開口を有する外側容器と、前記外側容器の前記上方開口に設けられた受けフランジと、蓋体と、を備えた液体収納容器本体内に配置され、内部に液体が収納される液体収納容器の上端部に取付けられる注出部材であって、前記注出部材は、少なくとも一部が前記蓋体により覆われるようになっており、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、前記周縁フランジは、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に支持されるようになっており、前記周縁フランジには、前記受けフランジに設けられた凸部が挿入される凸部挿入部位、または、前記受けフランジに設けられた凸部挿入部位に挿入される凸部、が設けられていることを特徴とする注出部材である。
また、本発明は、上方開口を有する外側容器と、前記外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、を備え、前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、前記外側容器の前記上方開口には、受けフランジが設けられ、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、前記周縁フランジが支持されており、前記周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部位が設けられており、蓋体が、前記注出部材の少なくとも一部を覆って設けられている、という液体収納容器を準備する工程と、前記注出部材に液体用ノズルを貫通させる、あるいは、前記注出部材に液体用ノズルを取付ける工程と、前記液体用ノズルから前記液体収納袋の内部に液体を充填する工程と、を備えたことを特徴とする液体充填方法である。
好ましくは、前記液体用ノズルから前記液体収納袋の内部に液体を充填する前に、前記液体収納袋の内部をドライエアで置換するとともに、前記外側容器と前記液体収納袋との間の空間をドライエアで置換することにより、前記液体収納袋の内部の露点と、前記外側容器と前記液体収納袋との間の空間の露点と、を低下させる。
また、本発明は、上方開口を有する外側容器と、前記外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、を備え、前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、前記外側容器の前記上方開口には、受けフランジが設けられ、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、前記周縁フランジが支持されており、前記周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部位が設けられており、蓋体が、前記注出部材の少なくとも一部を覆って設けられている、という液体収納容器を準備する工程と、前記注出部材に液体用ノズルを貫通させる、あるいは、前記注出部材に液体用ノズルを取付ける工程と、前記液体収納袋の内部に充填された液体を前記液体用ノズルから排出する工程と、を備えたことを特徴とする液体排出方法である。
本発明によれば、外側容器内に配置された液体収納袋にねじれが発生することを防止できる。
図1は、本発明の一実施の形態による液体収納容器を示す全体概略図である。 図2は、図1の液体収納容器の注出部材部分の分解図である。 図3は、図1の液体収納容器の注出部材が受けフランジに支持された状態を示す斜視図である。 図4は、図3の注出部材と受けフランジとが分離された状態を示す斜視図である。 図5は、図1の液体収納容器の液体用ノズルの先端部分の拡大図である。 図6は、図1の液体収納容器の液体収納袋と注出部材とを示す側面図である。 図7(a)は、図6の液体収納袋のうちの内袋用の材料を示す断面図であり、図7(b)は、外袋用の材料を示す断面図である。 図8は、図1に対応する概略図であって、液体収納容器の第1の変形例を説明するための図である。 図9は、受けフランジの変形例を示す平面図である。 図10は、図9の受けフランジの側面図である。 図11は、図9の受けフランジにおいて、第1部分の先端部と第2部分の先端部との間に開放空間が空けられた状態を説明するための図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示の理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1乃至図7(a)(b)は、本発明の液体収納容器の一実施の形態を示す図である。
まず、図1乃至図5を参照して、本実施の形態による液体収納容器の概略について説明する。
図1に示すように、液体収納容器1は、上方開口2aを有する外側容器2と、外側容器2内に配置されるとともに、上端部に注出部材15が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋10と、を備えている。
液体収納袋10は、例えば医薬品または食品用の高純度薬液等の液体を収納するものであるが、医薬品または食品用の高純度薬液の他、半導体製造工程において用いられるレジスト除去用薬液、エッチング用薬液あるいは他の化学薬液を収納することもできる。
また、液体収納袋10内に、リードフレーム製造工程において用いられるレジスト除去用薬液あるいはエッチング用薬液を収納してもよく、サスペンション基板製造工程において用いられるレジスト除去用薬液あるいはエッチング用薬液を収納してもよく、さらに印刷工程において用いられる印刷用インキを収納してもよい。
本実施の形態では、図6に示すように、液体収納袋10は、例えば高純度薬液等の液体が収納される内袋11と、内袋11を囲む外袋12と、を有する多重袋である。注出部材15は、内袋11と外袋12とを貫通しており、内袋11と熱融着されている。この場合、内袋11は片面で注出部材15と熱融着し、他面で外袋12と熱融着される。
例えば液体収納袋10の内袋11内に収納される高純度薬液が、水分、金属イオン等を嫌う場合、高純度薬液を収納する液体収納袋10の内袋11としては、これら水分、金属イオン等をなるべく含まない材料が用いられる。
図1に示すように、液体収納袋10の上端部に取付けられた注出部材15は、外側容器2の上方開口2aに位置決めされている。
外側容器2は、例えば金属製の缶からなるが、金属製の他、合成樹脂により作製することもできる。
図1に示すように、外側容器2の上方開口2aには、上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分を有するリング状の受けフランジ4が、リング状のガスケット3(Oリング)を介して設けられている。また、外側容器2の上方開口2aを密閉する蓋体5が、液体収納袋10の注出部材15を覆って設けられている。外側容器2、受けフランジ4、および蓋体5は、全体として、例えばステンレス製である。
次に、図1乃至図4を参照して、注出部材15、受けフランジ4、および蓋体5の取付構造について説明する。
図1および図2に示すように、外側容器2の上方開口2aの周縁にリング状のガスケット3が設けられ、リング状の受けフランジ4は、リング状のガスケット3上に設けられている。受けフランジ4は、上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分を有している。
本実施の形態では、図3および図4に示すように、受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分の上面に、複数(図示された例では4つ)の凸部挿入部位4aが円周方向に等間隔に設けられている。以下の説明では、具体的な実施の形態として、凸部挿入部位4aが有底の凹形状を有する場合について記載し、この凸部挿入部位4aを「凹部4a」と呼称することがある。なお、凸部挿入部位4aとしては、これに限定されず、無底の孔形状を有するものであってもよい。図示された例では、各凹部4aは、平面視正方形状を有している。
一方、注出部材15は、その上端の周縁に周縁フランジ21を有している。周縁フランジ21の外径は、受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分の内径より大きく、この周縁フランジ21が、受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分の上面上に支持されることにより、注出部材15は重力により落下すること無く外側容器2の上方開口2aに位置決めされるようになっている。
本実施の形態では、図3および図4に示すように、周縁フランジ21の下面には、受けフランジ4の凹部4aに挿入可能な複数(図示された例では4つ)の凸部21aが、円周方向に等間隔に設けられている。図示された例では、各凸部21aは、凹部4aの平面視形状に対応する平面視正方形状を有している。
周縁フランジ21が受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分に支持される際に、周縁フランジ21の各凸部21aはそれぞれ受けフランジ4の凹部4aに挿入されるようになっている。これにより、注出部材15と受けフランジ4とが円周方向に対して互いに位置決めされ、注出部材15が受けフランジ4上で回転することが防止される。
なお、周縁フランジ21の凸部21aおよび受けフランジ4の凹部4aの平面視形状は、互いに対応する形状であれば、正方形状に限定されず、例えば、円形状や三角形状、長方形であってもよい。
また、周縁フランジ21の凸部21aおよび受けフランジ4の凹部4aの平面視形状を、液体収納容器1に収納されるべき液体の種類に応じて異ならせることで、周縁フランジ21の凸部21aと受けフランジ4の凹部4aとを、いわゆる鍵と鍵穴として機能させることもできる。例えば、第1液体(例えば砂糖水)収納用の液体収納容器1の周縁フランジ21の凸部21aと受けフランジ4の凹部4aとを平面視第1形状(例えば正方形状)に成形し、第2液体(例えば塩水)収納用の液体収納容器1における周縁フランジ21の凸部21aと受けフランジ4の凹部4aとを平面視第2形状(例えば三角形状)に成形しておけば、第1液体収容用の周縁フランジ21の凸部21aが第2液体収容用の受けフランジ4の凹部4aに挿入されることが防止され、これにより、第1液体収納用の液体収納袋10を第2液体収納用の外側容器2内に誤ってセットしてしまうことを防止できる。
なお、周縁フランジ21の凸部21aと受けフランジ4の凹部4aとを、いわゆる鍵と鍵穴として機能させる場合、周縁フランジ21の凸部21aおよび受けフランジ4の凹部4aの平面視形状を、液体収納容器1に収容されるべき液体の種類に応じて異ならせる態様に限定されず、例えば、周縁フランジ21の凸部21aおよび受けフランジ4の凹部4aの個数や設置パターンを、液体収納容器1に収容されるべき液体の種類に応じて異ならせてもよい。
注出部材15について、更に説明する。図1乃至図4に示すように、注出部材15には、内部を後述する液体用ノズル16が貫通して延びる液体用ノズル空間15Aと、後述する加圧ガス供給用プラグ17から供給される加圧ガスが充填される加圧ガス空間15Bと、に区画する円筒状の区画壁20が設けられている。すなわち、注出部材15の円筒状の区画壁20の内部に液体用ノズル16が貫通する液体用ノズル空間15Aが形成され、注出部材15内のうち区画壁20の外方は加圧ガス空間15Bとなっている。
また、注出部材15は、加圧ガス空間15Bの底面を規定する底部22を有し、この底部22には連通孔22aが形成され、この連通孔22aにより注出部材15の加圧ガス空間15Bと、外側容器2と液体収納袋10との間に形成された加圧空間8と、が連通するようになっている。
また、注出部材15は、区画壁20から下方へ連続して延びる胴部26を有し、胴部26の下端部には、取付部25が形成されており、取付部25は内袋11の片面と熱融着している。また、内袋11は他面で外袋12と熱融着している。注出部材15の取付部25は、平面視略だ円形状を有しており、これにより、取付部25と液体収納袋10の内袋11とを容易に熱融着することができる。
また、注出部材15には、胴部26と取付部25とを順に鉛直方向に貫通する貫通孔19が穿孔されており、液体用ノズル空間15Aと液体収納袋10とは貫通孔19を介して連通されている。また、注出部材15の貫通孔19を規定する内周面には、円周方向に沿ってネジ溝が形成されている。
なお、注出部材15は、全体として合成樹脂製となっている。
図1及び図2に示すように、蓋体5は、注出部材15を覆って設けられ、外側容器2の上方開口2aを密閉するとともに、蓋体5と受けフランジ4とガスケット3とを順に貫通する複数(図示された例では8つ)のボルト6によって、外側容器2の上方開口2aの周縁にボルト締めされて固定されている。
蓋体5の下面には、注出部材15の区画壁20の内部に挿入可能な円筒状の嵌合部5aが設けられており、嵌合部5aの外周面にはリング状の第2ガスケット5b(Oリング)が設けられている。蓋体5が注出部材15を覆って設けられる際に、蓋体5の嵌合部5aは第2ガスケット5bを介して注出部材15の区画壁20に嵌合されるようになっている。これにより、注出部材15の液体用ノズル空間15Aと加圧ガス空間15Bとが気密に分離され得る。蓋体5のうち円筒状の嵌合部5aの内側には、注出部材15の液体用ノズル空間15Aと連通するノズル用開口5cが設けられている。
前述のように、注出部材15の液体用ノズル空間15A内には液体用ノズル16が貫通し、加圧ガス空間15B内には加圧ガス供給用プラグ17から加圧ガスが供給されるようになっている。
図1に示すように、液体用ノズル16は、注出部材15の液体用ノズル空間15A内を延びるとともに、注出部材15により堅固に保持されている。より詳しくは、液体用ノズル16の側面には、注出部材15の貫通孔19を規定する内周面のネジ溝に対応するネジ山が形成されている。そして、液体用ノズル16は、注出部材15の貫通孔19に回転しながら挿通されることで、液体用ノズル16の側面のネジ山が注出部材16の貫通孔19を規定する内周面のネジ溝に堅固に螺合されるようになっている。
この液体用ノズル16は、液体収納袋10内の液体を外方へ排出するものであるが、液体収納袋10内に液体を充填する目的で使用することもできる。
液体用ノズル16としては、高純度薬液用ノズルとして通常用いられる、それ自体は公知の液体用ノズルを用いることができ、具体的には、例えば、サーパス工業株式会社製USE−P−L型プラグを用いることができる。
図5に示すように、液体用ノズル16の下端は、ドーム形状16bを有し、当該ドーム形状16bに複数の開口16cが設けられている。液体用ノズル16の下端がドーム形状16bを有していることで、例えば、液体収納袋10の内袋11の内面が液体用ノズル16の下端に接触しても、液体収納袋10の内袋11が損傷して破裂することが抑制され得る。また、液体用ノズル16の下端に複数の開口16cが設けられていることで、液体収納袋10の内袋11の内面が液体用ノズル16の下端に接触して一部の開口16cが塞がれても、他の開口16cから液体の排出を継続することができる。
図1に示すように、加圧ガス供給用プラグ17は、蓋体5により堅固に保持され、加圧ガス供給用プラグ17から窒素ガス等の不活性ガスを注出部材15の加圧ガス空間15B内に充填することができるようになっている。加圧ガス供給用プラグ17から加圧ガス空間15B内に充填された不活性ガスは、その後加圧ガス空間15Bから連通孔22aを経て、外側容器2と液体収納袋10との間の加圧空間8内へ送られる。そして加圧空間8内に不活性ガスを供給することにより、液体収納袋10を外方から加圧して、液体収納袋10内の液体を液体用ノズル16から外方へ放出することができる。
さらに、蓋体5には、加圧ガス排出用プラグ18が設けられている。
また、液体用ノズル16の上端部には、外部の液体供給機構(不図示)が連結されるようになっており、加圧ガス供給用プラグ17には、外部の加圧ガス供給機構(不図示)が連結されるようになっている。
次に、図6および図7を参照して、液体収納袋10について説明する。
液体収納袋10を構成する内袋11は、内袋用の材料110からなる一対のフィルムを用意し、この一対のフィルムの周縁をヒートシールしてヒートシール部11aを形成することにより作製される(図7(a)参照)。
内袋用の材料110としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン材料や、フッソ含有樹脂などを用いることができる。内袋11は液体に直接触れる部分であるため、高純度薬液が嫌う水分、金属イオンをなるべく含まない材料、例えば低水分、低金属イオンの材料を用いることが好ましい。また、内袋用の材料110としては、無添加のポリオレフィンであることがより好ましく、このような無添加のポリオレフィンを用いることにより、内袋用の材料110中の成分が液体中に溶出することを抑制できる。
また、内袋11内には液体が収納されることになるが、搬送時に液体から内袋11内面に圧力が加わっても内袋11が破損したりすることがないよう、内袋11内面の隅部11bは湾曲面を有している。
すなわち、液体が収納された内袋11を有する液体収納袋10が外側容器2内に配置されて液体収納容器1が得られるが、この液体収納容器1を搬送する際、内袋11内に収納された液体から内袋11内面に圧力が加わることも考えられる。このような場合、内袋11の内面の隅部11bが多角形状となっていると、内袋11の内面に液体から圧力が加わり、多角形状の隅部11bに局所的な応力が生じてこの隅部11b近傍で内袋11が破損することも考えられるからである。
これに対して本実施の形態によれば、内袋11の内面の隅部11bは湾曲面を有するため、搬送中に内袋11の内面に液体から圧力が加わったとしても、湾曲面からなる隅部11bに局所的な応力が生じることはなく、隅部11b近傍における内袋11の破損を未然に防ぐことができる。
このような湾曲面を有する内袋11の隅部11bは、内袋11を作製する際、隅部11bが湾曲面をもつようにヒートシール部11aを形成することにより得られる。
もちろん、ヒートシール部11aの形状は、このような湾曲面を有する形態に限定されない。
次に、外袋12について説明する。外袋12は、内袋11を外方から囲むものであって、かつ、外側容器2内に配置されるものであり、内袋11を外側から保護し、外側容器2から衝撃が直接内袋11に伝わらないように機能する。
このため、外袋12を作製するための外袋用の材料120としては、内側から外側へ向かって順次配置されたPE、PP等のポリオレフィン層、アルミニウム層(Al層)などの金属層、ポリエチレンテレフタレート層(PET層)または延伸ナイロン層(ON層)などを含む積層体が用いられる(図7(b)参照)。
このうちPE、PP等のポリオレフィン層はヒートシール層として機能し、Al層などの金属層はガスバリア層として機能し、PET層またはON層は耐衝撃性を有する層として機能する。
このように外袋用の材料120は、内袋用の材料110に比べて、全体として優れた耐衝撃性およびガスバリア性を有し、他方、内袋用の材料110は外袋用の材料120に比べて、低水分量、および低金属イオンの材料からなる。
外袋12は、一例として、外袋用の材料120からなる表面フィルム、裏面フィルム、一対のガゼットフィルムを用意し、これらの周縁をヒートシールしてヒートシール部12aを形成することにより形成してもよい。
とりわけ外袋12の底部12eにおいてヒートシール部12aの面積を大きくとることにより、外袋12はガゼット型の外形を有することができる。このようなガゼット型の外形を有する外袋12は、外側容器2内でその底部12eにおいて自立することができる。
このように、ガゼット型の外形を有する外袋12を外側容器2内で自立させることにより、外側容器2内において液体収納袋10を全体として安定して配置することができる。このため、搬送時において、外側容器2内で液体収納袋10が揺れたりずれたりすることが抑制され、内袋11内に収納された液体を安定して搬送することができる。
もちろん、外袋12の形状は、このようなガゼット型に限定されない。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、液体収納容器1の製造方法について述べる。
図6に示すように、ガゼット型の外形を有する外袋12内に、外袋12の上方開口から内袋11が挿入されて配置される。
次に、内袋11内に、内袋11の上方開口から注出部材15の取付部25が挿入される。
その後、内袋11の上方開口と外袋12の上方開口とが揃えられて一体にヒートシールされる。これにより、内袋11の上方開口と外袋12の上方開口とが一体にシールされて密閉シール部13が形成される。同時に注出部材15の取付部25も、内袋11および外袋12と一体にヒートシールされ、注出部材15の取付部25は、密閉シール部13により内袋11と外袋12とに固定される(図6参照)。
このようにして、内袋11と外袋12とを有し、上端部に注出部材15が取付けられた液体収納袋10が得られる。
他方、当該注出部材15のサイズおよび形状に対応する受けフランジ4が予め用意される。また、加圧ガス供給用プラグ17と、加圧ガス排出用プラグ18とが取付けられた蓋体5も予め用意される。
次に、外側容器2の上方開口2aの周縁にリング状のガスケット3が設けられ、このガスケット3上に、受けフランジ4が設けられる。そして、受けフランジ4の内側を通って上方開口2aから外側容器2内に液体収納袋10が挿入され、注出部材15の周縁フランジ21が、受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分に支持される。これにより、注出部材15は、外側容器2の上方開口2aに鉛直方向に対して位置決めされる。この時、注出部材15の周縁フランジ21の下面に設けられた凸部21aが、受けフランジ4の上面に設けられた凹部4aに挿入される。これにより、注出部材15と受けフランジ4とが円周方向に対して互いに位置決めされる。また、周縁フランジ21の凸部21aと受けフランジ4の凹部4aとがいわゆる鍵と鍵穴として機能することで、第1液体収納用の液体収納袋10を第2液体収納用の外側容器2内に誤ってセットしてしまうことが防止される。
次に、蓋体5が、注出部材15を覆って設けられ、当該蓋体5と受けフランジ4とガスケット3とを順に貫通するボルト6により、外側容器2の上方開口2aの周縁にボルト締めされる。この時、ガスケット3は必ずしもボルト締めされる必要は無く、受けフランジ4と外側容器2の上方開口2aの周縁との間に挟持されるだけでもよい。
上記のように蓋体5が外側容器2へ取り付けられると、蓋体5に取付けられた加圧ガス供給プラグ17および加圧ガス排出用プラグ18が、注出部材15の加圧ガス空間15Bに連通される。また、蓋体5に設けられたノズル用開口5cが、注出部材15の液体用ノズル空間15Aに連通される。
その後、注出部材15の貫通孔19から液体収納袋10内に、不活性ガス、例えば窒素ガスが供給され、外側容器2内において液体収納袋10が膨らまされる。発明が解決しようとする課題の欄で説明したように、従来の液体収納容器では、液体収納袋を外側容器へ挿入する際の液体収納袋の折畳み形状やサイズによっては、外側容器内で液体収納袋を膨らます際に、液体収納袋が外側容器の内側面に衝突し、注出部材ごと外側容器の中で回転してしまい、液体収納袋がねじれてしまう場合がある。一方、本実施の形態によれば、注出部材15と受けフランジ4とが円周方向に対して互いに位置決めされているため、外側容器2内で液体収納袋10を膨らます際に、ねじれが生じることが無い。
次に、液体収納容器1の使用方法について述べる。
まず、液体用ノズル16が、蓋体5のノズル用開口5cを通って、注出部材15の液体用ノズル空間15Aに挿入され、注出部材15の貫通孔19に回転しながら挿通され、液体用ノズル16の側面のネジ山が、注出部材15の貫通孔19を規定する内周面のネジ溝に堅固に螺合される。この時、注出部材15は、液体用ノズル16から回転方向の外力を受けるが、周縁フランジ21の下面に設けられた凸部21aが受けフランジ4の上面に設けられた凹部4aに挿入されているため、注出部材15が受けフランジ4上で回転することが防止される。これにより、外側容器2内において液体収納袋10がねじれることが防止される。液体収納袋10のねじれが防止されることで、液体収納袋10に薬液を充填することが容易であり、また薬液を規定量まで確実に充填することが可能である。
次に、液体用ノズル16の上端部に外部の液体供給機構(不図示)が連結され、液体供給機構から液体用ノズル16を介して内袋11内に液体が充填される。その後、液体用ノズル16の上端部がキャップ(不図示)により密封され、液体を収納する液体収納袋10と、外側容器2と、を備える液体収納容器1が、目的地まで搬送される。
次に、搬送先において液体用ノズル16の上端部からキャップが取り外され、液体用ノズル16の上端部に液体排出機構(不図示)が連結される。
なお、液体収納容器1の搬送に際しては、液体用ノズル16を一旦取り外し、注出部材15の貫通穴19を注出部材キャップ(不図示)により密閉した状態で液体収納容器1を目的地まで搬送してもよい。この場合、液体収納容器1から液体を排出するに際して、注出部材15から注出部材キャップを取外し、液体用ノズル16を螺合して使用する。
次に、加圧ガス供給用プラグ17に加圧ガス供給機構(不図示)が連結され、加圧ガス供給用プラグ17から注出部材15の加圧ガス空間15B内に加圧ガスが供給される。加圧ガス空間15B内の加圧ガスは、注出部材15の連通孔22aから外側容器2と液体収納袋10との間の加圧空間8内に送られ、液体収納袋10を外方から加圧する。これにより、液体収納袋10の内袋11内に収納されていた液体が液体用ノズル16から液体排出機構側へ排出され得る。
液体排出中に、液体収納袋10の内面が液体用ノズル16の下端に接触し得るが、液体用ノズル16の下端がドーム形状16bを有しているため、液体収納袋10が損傷して破裂することが抑制される。また、液体用ノズル16の下端に複数の開口16cが設けられていることで、液体収納袋10の内面が液体用ノズル16の下端に接触して一部の開口16cが塞がれても、他の開口16cから液体の排出を継続することができる。
以上のような本実施の形態によれば、注出部材15が受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分に支持される際に、周縁フランジ21に設けられた凸部21が、受けフランジ4に設けられた凹部4aに挿入されることで、円周方向において注出部材15が受けフランジ4に対して位置決めされる。これにより、外側容器2内に配置された液体収納袋10に液体用ノズル16を挿入する際に、液体用ノズル16からの外力により注出部材15が受けフランジ4上で回転することが防止され、外側容器2内において液体収納袋10がねじれることが防止される。
なお、本実施の形態では、受けフランジ4に凹部4aが設けられ、注出部材15の周縁フランジ21に受けフランジ4の凹部4aに挿入可能な凸部21aが設けられていたが、これに限定されず、受けフランジ4に凸部が設けられ、注出部材15の周縁フランジ21に受けフランジ4の凸部に挿入可能な凹部が設けられていてもよい。すなわち、周縁フランジ21および受けフランジ4のうち、一方に凸部が設けられ、他方に凸部が挿入される凹部が設けられていればよい。
また、本実施の形態によれば、外側容器2の上方開口2aに、リング状の受けフランジ4が設けられ、受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分に、注出部材15の周縁フランジ21が支持されるようになっているため、注出部材15のサイズおよび/または形状が異なる液体収納袋10に対して、適切な受けフランジ4を用意することで、同一の外側容器2を使用しながら、様々のサイズおよび/または形状の注出部材15に対応することができる。これにより、注出部材15のサイズおよび/または形状が異なるたびに外側容器2を作り直す必要が無く、コストを低減できる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
まず、第1の変形例について、図8を参照して説明する。図8に示す例では、液体収納容器1’の液体収納袋10’は、例えばリチウムイオン電池用の電解液等の液体を収納するためのものである。リチウムイオン電池用電解液としては、LiClO、LiPF等のLiイオンを含んだ有機電解液を用いることができる。
液体用ノズル16’としては、電解液用ノズルとして通常用いられる、それ自体は公知の液体用ノズルを用いることができる。図8および図9に示すように、この液体用ノズル16’の側面にはネジ山が形成されておらず、注出部材15’の貫通孔19’の側面にはネジ溝が形成されていない。この液体用ノズル16’は、前述の高純度薬液用ノズル16とは異なり、注出部材15’を介して液体収納袋10’内へ液体用ノズル16’を挿入するに際して液体用ノズル16’を回転させて注出部材15’へ螺合させる必要が無く、注出部材15’の貫通孔19’にその内壁から離れて挿入されるようになっている。
また、蓋体5’のうち円筒状の嵌合部5aの内側には、注出部材15の液体用ノズル空間15Aと連通する、ノズル用開口5dおよび膨らましガス供給用開口5eが設けられている。ノズル用開口5dは、注出部材15’の貫通孔19’と同軸状に位置決めされている。
次に、このような構成からなる第1の変形例の作用について説明する。
まず、液体収納容器1’の製造方法について述べる。
前述の実施の形態と同様にして、内袋11と外袋12とを有し、上端部に注出部材15’が取付けられた液体収納袋10’が用意される。また、当該注出部材15’のサイズおよび形状に対応する受けフランジ4が用意される。
次に、前述の実施の形態と同様にして、外側容器2の上方開口2aの周縁にリング状のガスケット3が設けられ、このガスケット3上に、受けフランジ4が設けられる。そして、受けフランジ4の内側を通って上方開口2aから外側容器2内に液体収納袋10が挿入され、注出部材15’の周縁フランジ21が、受けフランジ4のうち上方開口2aの内周面に対して内側に突出する部分に支持される。これにより、注出部材15’は、外側容器2の上方開口2aに鉛直方向に対して位置決めされる。この時、注出部材15’の周縁フランジ21の下面に設けられた凸部21aが、受けフランジ4の上面に設けられた凹部4aに挿入される。
次に、蓋体5’が、注出部材15’を覆って設けられ、当該蓋体5’と受けフランジ4とガスケット3とを順に貫通するボルト6により、外側容器2の上方開口2aの周縁にボルト締めされる。この時、ガスケット3は必ずしもボルト締めされる必要は無く、受けフランジ4と外側容器2の上方開口2aの周縁との間に挟持されるだけでもよい。この場合、蓋体5’に取付けられた加圧ガス供給プラグ17および加圧ガス排出用プラグ18が、注出部材15の加圧ガス空間15Bに連通される。また、蓋体5’に設けられたノズル用開口5dおよび膨らましガス供給用開口5eが、注出部材15の液体用ノズル空間15Aに連通される。
その後、蓋体5’のノズル用開口5dをノズル用開口キャップ(不図示)にて封止し、膨らましガス供給用開口5eから液体用ノズル空間15Aと貫通孔19’とを順に介して液体収納袋10’内に、膨らましガスである不活性ガス、例えば窒素ガスが供給され、外側容器2内において液体収納袋10’が膨らまされる。発明が解決しようとする課題の欄で説明したように、従来の液体収納容器では、液体収納袋を外側容器へ挿入する際の液体収納袋の折畳み形状やサイズによっては、外側容器内で液体収納袋を膨らます際に、液体収納袋が外側容器の内側面に衝突し、注出部材ごと外側容器の中で回転してしまい、液体収納袋がねじれてしまう場合がある。一方、本実施の形態によれば、注出部材15’と受けフランジ4とが円周方向に対して互いに位置決めされているため、外側容器2内で液体収納袋10’を膨らます際に、ねじれが生じることが無い。
次に、液体収納容器1’の使用方法について述べる。
まず、ノズル用開口5dからノズル用開口キャップが外され、次に、液体用ノズル16’が、蓋体5’のノズル用開口5dを通って、注出部材15’の液体用ノズル空間15Aに挿入され、注出部材15’の貫通孔19に挿通される。この際、液体用ノズル16’は、蓋体5’のノズル用開口5dに固定される。
次に、液体用ノズル16’の上端部に外部の液体供給機構(不図示)が連結され、液体供給機構から液体用ノズル16’を介して内袋11内に液体が充填される。その後、液体用ノズル16’の上端部が不図示のキャップにより密封され、液体を収納する液体収納袋10’と、外側容器2と、を備える液体収納容器1’が、目的地まで搬送される。
なお、リチウムイオン電池用の電解液等のような嫌水性の液体を充填する場合、液体の充填に先立ち、外側容器2および液体収納袋10’の内部の露点を下げることが、液体の品質安定に対して効果的である。具体的には、膨らましガス供給開口5eから液体用ノズル空間15Aを介して液体収納袋10’の内部へドライエアを供給し、液体収納袋10’の内部の大気および供給したドライエアを、液体用ノズル16’を介して外部へ排出することで、液体収納袋10’の内部をドライエアで置換する。また、加圧ガス供給プラグ17から加圧ガス空間15Bを介して外側容器2と液体収納袋10’との間の空間へドライエアを供給し、外側容器2と液体収納袋10’との間の空間の大気および供給したドライエアを、加圧ガス排出用プラグ18を介して外部へ排出することで、外側容器2と液体収納袋10’との間の空間をドライエアで置換する。このように液体収納袋10’の内部および外側容器2と液体収納袋10’との間の空間をドライエアで置換することで、液体収納袋10’の内部の露点および外側容器2と液体収納袋10’との間の空間の露点を−50℃〜−70℃の範囲まで低下させる。なお、液体収納袋10’の内部の露点および外側容器2と液体収納袋10’との間の空間の露点は、それぞれ、液体用ノズルの上端部16a、加圧ガス排出用プラグ18に露点計を接続することで測定できる。このように容器内部の露点を低下させた状態においては、リチウムイオン電池用の電解液等のような嫌水性の液体を充填する場合でも、液体品質を保つことができる。
搬送先における液体排出方法は、前述の実施の形態と同様であり、詳細な説明を省略する。
以上のような第1の変形例によっても、前述の実施の形態と同様に、外側容器2内で液体収納袋10’がねじれることがない。
次に、図9乃至図11を参照して、受けフランジ4’の変形例について説明する。この受けフランジ4’は、前述の実施の形態と第1の変形例の両方において使用することができる。
図9乃至図11に示す受けフランジ4’は、上方開口2aの周方向における一部に沿って周方向に延びる第1部分41と、上方開口2aの周方向における他部に沿って周方向に延びる第2部分42と、第1部分41の基端部41aと第2部分42の基端部42aとを揺動可能に連結する支軸43と、第1部分41の先端部41bと第2部分42の先端部41bとを着脱可能に係わり合わせて止める係止手段44と、を有している。ここで、「周方向」とは、上方開口2aの縁に沿って一周する方向をいう。
図示された例では、第1部分41と第2部分42とは基端部41a、42a同士が部分的に重なり合うように配置されており、支軸43は、第1部分41の基端部41aと第2部分42の基端部42aとを厚み方向に貫通して設けられている(図10参照)。これにより、第1部分41と第2部分42とは、支軸43を揺動軸として互いに揺動可能である。
図11に示すように、第1部分41と第2部分42とが先端部41b、42b同士が互いに離れる向きに揺動される時、第1部分41の先端部41bと第2部分42の先端部42bとの間に開放空間が形成されるようになっている。一方、図9に示すように、第1部分41と第2部分42とが先端部41b、42b同士が互いに近づく向きに揺動される時、第1部分41の先端部41bと第2部分42の先端部42bとの間の開放空間が閉じられるようになっている。
図示された例では、第1部分41の先端部41bおよび第2部分42の先端部42bの各々の下面が部分的にザグリ加工を施されて窪んでおり、当該窪んだ部分に収容されるように係止手段44が設けられている。係止手段44としては、適宜の連結手段を使用することができ、具体的には、例えば、パッチン錠等の留め金を使用することができる。
なお、係止手段44としては上記の形態に限らず、例えば、第1部分41と第2部分42とを部分的に重なり合う様に配置し、第1部分41と第2部分42とにそれぞれ設けられた、互いに係合可能な凹凸形状によって係止してもよい。
前述の実施の形態および第1の変形例では、液排出終了後に潰れた液体収納袋10、10’を外側容器2から取り出す際に、潰れた液体収納袋10、10’は受けフランジ4の内周の内側を通って上方に引き出される。この時、潰れた液体収納袋10、10’が受けフランジ4の内周縁に引っ掛かってしまい、引き出され難いことがある。
一方、図9乃至11に示す態様によれば、液排出終了後に潰れた液体収納袋10が外側容器2から取り出される際に、受けフランジ4の係止手段44が外され、第1部分41と第2部分42の先端部41b、42b同士が互いに離れる向きに揺動され、第1部分41の先端部41bと第2部分42の先端部42bとの間に開放空間が形成される。そして、潰れた液体収納袋10は、当該開放空間を通って横向きに取り出される。これにより、潰れた液体収納袋10は、受けフランジ4の内周面に引っ掛かること無く、外側容器2から容易に取り出され得て、極めて便利である。
なお、図9乃至11に示す態様において、第1部分41の基端部41aと第2部分42の基端部42aとが支軸43により揺動可能に連結されていることは必ずしも必須では無く、例えば、第1部分41の基端部41aと第2部分42の基端部42aとが係止手段44と同様の係止手段によって着脱可能となっていてもよい。すなわち、例えば第1部分41および第2部分42の両端部を、それぞれ部分的に重なり合う様に配置し、第1部分41および第2部分42の両端にそれぞれ設けられた、互いに係わり合うことが可能な凹凸形状によって、第1部分41および第2部分の両端部をそれぞれ係わり合わせて止めてもよい。この場合、第1部分41(例えば、上下に重なり合ったうちの上側部分)と第2部分42(例えば、上下に重なり合ったうちの下側部分)とは、例えば垂直方向、すなわち上下方向に分離可能である。これにより、例えば、液排出終了後の液体収納袋10を、受けフランジ4ごとやや上方へ引き出し、その状態で第2部分42のみを取り外すことが可能となる。この様にすることで、注出部材15は第1部分41にのみ係合された状態になり、受けフランジ4と注出部材15とを簡単に外してしまえるので、上方開口2aから液体収納袋10を引き抜くことができる。
前述された受けフランジ4、4’は、いずれも、リング形状を有していたが、周縁フランジ21との関係で凸部21aと凸部挿入部位4aとの鍵機能を実現できるのであれば、これに限定されない。例えば、図9に示す例では、受けフランジ4’は、第1部分41と第2部分42とが支軸43および係止手段44により一体に連結されてリング形状をなしていたが、第1部分41と第2部分とが分割されていて一体にはならずに、それぞれの両端の間に隙間がある状態で離間設置されていてもよい。
1 液体収納容器
2 外側容器
2a 上方開口
3 ガスケット
4 受けフランジ
4a 凹部
41 第1部分
42 第2部分
43 支軸
44 係止手段
5、5’ 蓋体
5a 嵌合部
5b 第2ガスケット
5c ノズル用開口
5d ノズル用開口
5e 膨らましガス排出用開口
6 ボルト
8 加圧空間
10、10’ 液体収納袋
11 内袋
110 内袋の材料
11a ヒートシール部
11b 隅部
12 外袋
120 外袋の材料
12a ヒートシール部
12b 隅部
13 密閉シール部
15、15’ 注出部材
15A 液体用ノズル空間
15B 加圧ガス空間
16、16’ 液体用ノズル
16b ドーム形状
16c 開口
17 加圧ガス供給用プラグ
18 加圧ガス排出用プラグ
19、19’ 貫通孔
20 区画壁
21 周縁フランジ
21a 凸部
22 底部
22a 連通孔
25 取付部
26 胴部

Claims (11)

  1. 上方開口を有する外側容器と、
    前記外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、
    を備え、
    前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、
    前記外側容器の前記上方開口には、受けフランジが設けられ、
    前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、前記周縁フランジが支持されており、
    前記周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部位が設けられており、
    蓋体が、前記注出部材の少なくとも一部を覆って設けられている
    ことを特徴とする液体収納容器。
  2. 前記凸部挿入部位は、有底の凹形状を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
  3. 前記凸部挿入部位は、無底の孔形状を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
  4. 前記受けフランジは、
    前記上方開口の周方向における一部に沿って周方向に延びる第1部分と、
    前記上方開口の周方向における他部に沿って周方向に延びる第2部分と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液体収納容器。
  5. 前記受けフランジは、
    前記第1部分の基端部と前記第2部分の基端部とを揺動可能に連結する支軸と、
    前記第1部分の先端部と前記第2部分の先端部とを着脱可能に係わり合わせて止める係止手段と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の液体収容容器。
  6. 液体を排出する液体用ノズルが、前記注出部材を貫通しており、または、前記注出部材に取り付けられており、 前記液体用ノズルの下端は、ドーム形状を有し、当該ドーム形状に複数の開口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液体収納容器。
  7. 上方開口を有する外側容器と、前記外側容器の前記上方開口に設けられた受けフランジと、蓋体と、を備えた液体収納容器本体内に配置され、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋であって、
    前記注出部材は、少なくとも一部が前記蓋体により覆われるようになっており、
    前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、
    前記周縁フランジは、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に支持されるようになっており、
    前記周縁フランジには、前記受けフランジに設けられた凸部が挿入される凸部挿入部位、または、前記受けフランジに設けられた凸部挿入部位に挿入される凸部、が設けられている
    ことを特徴とする液体収納袋。
  8. 上方開口を有する外側容器と、前記外側容器の前記上方開口に設けられた受けフランジと、蓋体と、を備えた液体収納容器本体内に配置され、内部に液体が収納される液体収納容器の上端部に取付けられる注出部材であって、
    前記注出部材は、少なくとも一部が前記蓋体により覆われるようになっており、
    前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、
    前記周縁フランジは、前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に支持されるようになっており、
    前記周縁フランジには、前記受けフランジに設けられた凸部が挿入される凸部挿入部位、または、前記受けフランジに設けられた凸部挿入部位に挿入される凸部、が設けられている
    ことを特徴とする注出部材。
  9. 上方開口を有する外側容器と、
    前記外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、
    を備え、
    前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、
    前記外側容器の前記上方開口には、受けフランジが設けられ、
    前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、前記周縁フランジが支持されており、
    前記周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部位が設けられており、
    蓋体が、前記注出部材の少なくとも一部を覆って設けられている、という液体収納容器を準備する工程と、
    前記注出部材に液体用ノズルを貫通させる、あるいは、前記注出部材に液体用ノズルを取付ける工程と、
    前記液体用ノズルから前記液体収納袋の内部に液体を充填する工程と、
    を備えたことを特徴とする液体充填方法。
  10. 前記液体用ノズルから前記液体収納袋の内部に液体を充填する前に、前記液体収納袋の内部をドライエアで置換するとともに、前記外側容器と前記液体収納袋との間の空間をドライエアで置換することにより、前記液体収納袋の内部の露点と、前記外側容器と前記液体収納袋との間の空間の露点と、を低下させる
    ことを特徴とする請求項9に記載の液体充填方法。
  11. 上方開口を有する外側容器と、
    前記外側容器内に配置されるとともに、上端部に注出部材が取付けられ、内部に液体が収納される液体収納袋と、
    を備え、
    前記注出部材は、前記液体収納袋に取付けられる取付部と、周縁フランジと、を有し、
    前記外側容器の前記上方開口には、受けフランジが設けられ、
    前記受けフランジのうち前記上方開口の内周面に対して内側に突出する部分に、前記周縁フランジが支持されており、
    前記周縁フランジおよび前記受けフランジのうち、一方に凸部が設けられ、他方に当該凸部が挿入される凸部挿入部位が設けられており、蓋体が、前記注出部材の少なくとも一部を覆って設けられている、という液体収納容器を準備する工程と、
    前記注出部材に液体用ノズルを貫通させる、あるいは、前記注出部材に液体用ノズルを取付ける工程と、
    前記液体収納袋の内部に充填された液体を前記液体用ノズルから排出する工程と、
    を備えたことを特徴とする液体排出方法。
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