JP2016063589A - 直流−直流変換装置 - Google Patents

直流−直流変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016063589A
JP2016063589A JP2014188544A JP2014188544A JP2016063589A JP 2016063589 A JP2016063589 A JP 2016063589A JP 2014188544 A JP2014188544 A JP 2014188544A JP 2014188544 A JP2014188544 A JP 2014188544A JP 2016063589 A JP2016063589 A JP 2016063589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
series circuit
capacitor
circuit
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014188544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6365877B2 (ja
Inventor
阿部 康
Yasushi Abe
康 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2014188544A priority Critical patent/JP6365877B2/ja
Publication of JP2016063589A publication Critical patent/JP2016063589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6365877B2 publication Critical patent/JP6365877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】スイッチング素子への印加電圧を低下させ、汎用の素子を使用可能として、損失の低減、装置全体の小型化、低コスト化を図る。【解決手段】コンデンサ直列回路11と、この直列回路11に並列に接続され、かつ、互いに逆方向に接続されたスイッチング素子直列回路21とダイオード直列回路(耐圧回路)31との直列回路と、直列回路21,31同士の接続点と前記直列回路11の一端との間に接続された直流リアクトルL1と入出力用コンデンサCo1との直列回路と、分圧コンデンサ同士の接続点とスイッチング素子同士の接続点との間に接続された複数のダイオードからなるダイオード群41と、を備え、各スイッチング素子のオフ時における印加電圧を1個の分圧コンデンサの電圧に等しくし、スイッチング素子のオン・オフにより電圧Ei1と電圧Eo1との間で直流−直流変換を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、高圧大容量の鉄道車両用電力変換装置において、半導体スイッチング素子の損失低減や装置全体の小型軽量化、低コスト化を可能にした直流−直流変換装置に関するものである。
図4は、従来の降圧型直流−直流変換装置(降圧チョッパ)の回路構成図である。
図4において、Ci4は直流入力電圧Ei4が印加されるコンデンサであり、その両端には、IGBT等の半導体スイッチング素子QとダイオードDとが逆方向に直列接続されている。ダイオードDの両端には、直流リアクトルLとコンデンサCo4とが直列に接続され、コンデンサCo4の両端から直流出力電圧Eo4が得られるようになっている。
この従来技術では、スイッチング素子Qをオン・オフするデューティ比を調整することにより、Ei4>Eo4の範囲で出力電圧Eo4を任意の大きさに制御することができる。
ここで、鉄道車両用の電力変換装置では入力電圧の変動が大きい。このため、図4に示したような電力変換装置を鉄道車両用に使用する場合、スイッチング素子QやダイオードD等の半導体素子の耐圧は、入力電圧Ei4の変動範囲の最大値を考慮して選定する必要がある。特に、入力電圧Ei4は地域や路線によって様々であるため、十分な余裕を見て高電圧入力に対応させるためには、定格電圧が高く、一般的に高価な素子を選ぶことが必要となる。
なお、半導体素子への印加電圧を低減させる従来技術としては、例えば図5に示す直流−直流変換装置が知られており、図5とほぼ同様の回路が特許文献1に記載されている。
図5において、入力電圧Ei5が印加される分圧用コンデンサCi5a,Ci5bの直列回路には、スイッチング素子Q5a,ダイオードD5a,D5b,スイッチング素子Q5bからなる直列回路が並列に接続されている。また、ダイオードD5a,D5bの直列回路の両端には、直流リアクトルLとコンデンサCo5とが直列に接続され、コンデンサCo5の両端から直流出力電圧Eo5が得られるようになっている。
直流入力部のコンデンサCi5a,Ci5bの容量値が等しい場合、各コンデンサCi5a,Ci5bに印加される電圧は何れもEi5/2である。図5の回路では、スイッチング素子Q5a,Q5b及びダイオードD5a,D5bに印加される電圧がコンデンサCi5a,Ci5bへの印加電圧にそれぞれ等しくなるため、理想的には、全てEi5/2となる。
このような特徴から、図5の回路によれば、図4と同じ定格電圧の素子を用いた場合に図4の2倍の入力電圧に対応させることができる。すなわち、Ei5=2Ei4である電力変換装置に適用することができる。
例えば、鉄道車両用の電力変換装置として一般的な750[V]の直流入力電圧の場合、図4の回路では、スイッチング素子Qとして、電圧変動を考慮して定格電圧が1700[V]の汎用IGBTが使用されている。また、直流入力電圧が1500[V]の場合には、通常、定格電圧が3300[V]のIGBTが使用される。
これに対し、図5の回路では、スイッチング素子Q5a,Q5bとして定格電圧が1700[V]の汎用IGBTを使用しながら、ほぼ2倍の定格電圧である3300[V]のIGBTを使用した場合と同等の直流入力電圧に対応させることが可能になる。
1700[V]定格の汎用IGBTは、3300[V]定格のIGBTに比べて損失が非常に少ないため、図5に示す回路構成によれば、損失の低減やスイッチング周波数の高周波化が可能となり、直流リアクトルLひいては装置全体の小型化、低コスト化に寄与することとなる。
特開2008−295228号公報(段落[0039]〜[0052]、図5〜図7)
上述したように、直流入力部に分圧用のコンデンサを2個、直列に接続して回路構成を工夫すれば、スイッチング素子等への印加電圧を1/2にすることができる。しかし、更に高い直流入力電圧、例えば3000[V]に対応するためには、図5に示したような回路構成でも汎用の素子を使用することができなくなる。
そこで、本発明の解決課題は、スイッチング素子への印加電圧を低下させて汎用の素子を使用可能とし、損失の低減、装置全体の小型化、低コスト化を可能にした直流−直流変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、半導体スイッチング素子のオン・オフにより、直流入力電圧を所定の大きさの直流電圧に変換する直流−直流変換装置において、
容量値が等しいn(nは3以上の整数)個の分圧コンデンサが直列に接続されたコンデンサ直列回路と、
前記コンデンサ直列回路に並列に接続され、かつ、n個の前記スイッチング素子により構成されたスイッチング素子直列回路と前記コンデンサ直列回路の両端電圧より大きい耐圧を有する耐圧回路とを直列接続してなる回路と、
前記スイッチング素子直列回路と前記耐圧回路との接続点と前記コンデンサ直列回路の一端との間に接続され、かつ、直流リアクトルと入出力用コンデンサとを直列接続してなる回路と、
2個の前記分圧コンデンサ同士の接続点とこれらの分圧コンデンサと同じ段にある2個の前記スイッチング素子同士の接続点との間にそれぞれ接続された複数のダイオードからなるダイオード群と、を備え、
個々の前記スイッチング素子のオフ時における印加電圧を1個の前記分圧コンデンサの電圧に等しくすると共に、前記スイッチング素子をオン・オフさせることにより、前記コンデンサ直列回路の両端電圧と前記入出力用コンデンサの両端電圧との間で直流−直流変換を行うものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載した直流−直流変換装置において、前記コンデンサ直列回路の両端電圧を、前記スイッチング素子のオン・オフにより降圧して前記入出力用コンデンサに供給するものである。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載した直流−直流変換装置において、前記入出力用コンデンサの両端電圧を、前記スイッチング素子のオン・オフにより昇圧して前記コンデンサ直列回路に供給するものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載した直流−直流変換装置において、前記耐圧回路を、前記スイッチング素子直列回路に対して逆方向に接続された複数のダイオードの直列回路によって構成したものである。
本発明によれば、直流電圧が高い場合でも、低損失かつ低コストの汎用のスイッチング素子を使用して直流−直流変換装置を構成することができる。また、スイッチング周波数を高くすることによる支障も少ないため、制御装置の演算負荷が軽減されると共に、直流リアクトルひいては装置全体の小型軽量化、低コスト化が可能である。
特に、本発明では、例えばチョッパの入力フィルタ回路を構成する直流リアクトル及びコンデンサをそのまま流用可能であるから、装置の小型軽量化、低コスト化に寄与するところが大きい。
本発明の第1実施形態を示す回路構成図である。 図1の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態を示す回路構成図である。 従来の降圧型直流−直流変換装置の回路構成図である。 他の従来技術を示す回路構成図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す回路構成図であり、本発明を降圧型直流−直流変換装置(降圧チョッパ)に適用した場合のものである。
図1において、4個の分圧用コンデンサCi1a,Ci1b,Ci1c,Ci1dからなるコンデンサ直列回路11の両端には、直流入力電圧Ei1が印加されている。また、コンデンサ直列回路11には、IGBT等の半導体スイッチング素子Q1a,Q1b,Q1c,Q1dからなるスイッチング素子直列回路21とダイオードD1a,D1b,D1c,D1dからなるダイオード直列回路31とを逆方向に直列接続した回路が、並列に接続されている。ここで、ダイオード直列回路31は、請求項における耐圧回路に相当している。
コンデンサCi1a,Ci1b同士の接続点とスイッチング素子Q1a,Q1b同士の接続点との間には、ダイオードD1e,D1f,D1gが図示の方向で直列に接続される。また、コンデンサCi1b,Ci1c同士の接続点とスイッチング素子Q1b,Q1c同士の接続点との間には、ダイオードD1h,D1iが図示の方向で直列に接続される。更に、コンデンサCi1c,Ci1d同士の接続点とスイッチング素子Q1c,Q1d同士の接続点との間には、ダイオードD1jが図示の方向で接続されている。
これらのダイオードD1e,D1f,D1g,D1h,D1i,D1jは、ダイオード群41を構成している。
ダイオード直列回路31の両端には、直流リアクトルLとコンデンサCo1とが直列に接続されており、スイッチング素子Q1a,Q1b,Q1c,Q1dのオン・オフ動作により、入力電圧Ei1より低い出力電圧Eo1がコンデンサCo1の両端から得られるようになっている。コンデンサCo1は、請求項における入出力用コンデンサに相当し、本実施形態では出力用コンデンサとして機能する。
なお、Ech1は、ダイオード直列回路31の両端電圧、IL1は直流リアクトルLを流れる電流である。
ここで、コンデンサ直列回路11を構成するコンデンサCi1a,Ci1b,Ci1c,Ci1dの容量値を全て等しくすると、入力電圧Ei1は、これらのコンデンサCi1a,Ci1b,Ci1c,Ci1dによって均等に分圧されるので、各コンデンサCi1a,Ci1b,Ci1c,Ci1dの電圧はEi1/4となる。
次に、図2は、図1の回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、以下の説明において、スイッチング素子及びダイオードによる順方向電圧降下は無視するものとする。
図1の回路の動作は、出力電圧Eo1として、入力電圧Ei1より低い電圧Ech1を発生する降圧出力モードと、全てのスイッチング素子Q1a〜Q1dがオフすることによって電圧Ech1が0になる零電圧モード(電流IL1がダイオード直列回路31を流れるモード)と、がある。この二つのモードを繰り返し、また、各モードの時間比率を調整することにより、出力電圧Eo1を制御する。
図2に示すように、降圧出力モードは、オンするスイッチング素子の数に応じて4つのモード1〜4が存在する。なお、モード0は零電圧モードである。
降圧出力モード1〜4において所定数のスイッチング素子をオンさせる動作、及び、零電圧モード0において全てのスイッチング素子をオフさせる動作(全ゲートオフ動作)は、図示されていない制御回路によって容易に実現可能である。
降圧出力モード1では、図1のスイッチング素子直列回路21における最下段のスイッチング素子Q1dのみをオンさせ、他のスイッチング素子Q1a,Q1b,Q1cはオフ状態とする。スイッチング素子Q1dのオンによってダイオードD1jもオンするため、電圧Ech1はコンデンサCi1dの電圧、すなわちE/4となる。
降圧出力モード2では、2つのスイッチング素子Q1c,Q1dをオンさせ、他のスイッチング素子Q1a,Q1bはオフ状態とする。これにより、ダイオードD1h,D1i,D1jがオンするため、電圧Ech1はコンデンサCi1c,i1dの直列回路の電圧、すなわち2Ei1/4(=Ei1/2)となる。
降圧出力モード3では、3つのスイッチング素子Q1b,Q1c,Q1dをオンさせ、残りのスイッチング素子Q1aをオフ状態とする。これにより、ダイオードD1e,D1f,D1g,D1h,D1i,D1jがオンするので、電圧Ech1はコンデンサCi1b,i1c,i1dの直列回路の電圧、すなわち3Ei1/4となる。
降圧出力モード4では、スイッチング素子直列回路21の全てのスイッチング素子Q1a,Q1b,Q1c,Q1dをオンさせる。これにより、電圧Ech1はコンデンサCi1b,i1c,i1dの直列回路の電圧である入力電圧Ei1に等しくなる。
なお、図2では、降圧出力モード1〜4が零電圧モード0を挟んで時系列的に順次、選択されるようになっているが、降圧出力モード1〜4は所望の出力電圧に応じて任意に選択されるものである。
上記の説明から明らかなように、何れの降圧出力モード1〜4においても、オフ状態の各スイッチング素子Q1a,Q1b,Q1c,Q1dには、それぞれ、コンデンサCi1a,i1b,i1c,i1dの個々の電圧に等しいEi1/4だけが印加される。
従って、仮に入力電圧Ei1が3000[V]であった場合、スイッチング素子1個当たりの印加電圧は750[V]となり、入力電圧Ei1の変動を考慮したとしても、定格電圧が1700[V]の汎用IGBTを使用することが可能になる。入力電圧Ei1が更に高くなった場合には、直流入力部の分圧用コンデンサの直列接続数と、これに対応するスイッチング素子の直列接続数とを、更に増加させれば良い。
なお、降圧出力モード1〜4に応じて電圧Ech1が変化するので、所定の耐圧を持たせるために、ダイオード直列回路31は複数のダイオードD1a,D1b,D1c,D1dを直列に接続して構成されている。このダイオード直列回路31は、必ずしも4個のダイオードによって構成する必要はなく、全体の耐圧が入力電圧Ei1より大きければ、任意の数のダイオードを直列に接続して構成しても良い。
また、分圧用コンデンサ同士の接続点とスイッチング素子同士の接続点との間に接続されたダイオード群41についても、同様に所定の耐圧を持たせるために、各段でダイオードの直列接続数がそれぞれ異なっている。
この実施形態によれば、鉄道車両用の電力変換装置のように入力電圧Ei1の変動範囲が大きい場合、Ei1>Eo1という条件のもとで、入力電圧値に応じて4つの降圧出力モード1〜4から任意のモードを選択して動作させることができる。この時、直流リアクトルLの電流IL1のリプルが極力小さくなるようにすれば、直流リアクトルLのインダクタンス値を小さく設定することができ、直流リアクトルLの小型軽量化、低コスト化が可能になる。
次に、図3は本発明の第2実施形態を示す回路構成図である。この第2実施形態は、本発明を昇圧型直流−直流変換装置(昇圧チョッパ)に適用した場合のものである。
図3において、コンデンサCi3の両端には、直流入力電圧Ei3が印加されている。また、コンデンサCi3の正極は、直流リアクトルLを介して、耐圧回路としてのダイオード直列回路32とスイッチング素子直列回路22との接続点に接続されている。ここで、コンデンサCi3は、請求項における入出力用コンデンサに相当し、本実施形態では入力用コンデンサとして機能するものである。
なお、D3a,D3b,D3c,D3dはダイオード直列回路32を構成するダイオード、Q3a,Q3b,Q3c,Q3dはスイッチング素子直列回路22を構成するスイッチング素子であり、これらの直列回路32,22は逆方向に直列接続されている。
ダイオード直列回路32とスイッチング素子直列回路22とを直列接続した回路には、コンデンサ直列回路12が並列に接続されている。コンデンサ直列回路12は分圧用コンデンサCo3a,Co3b,Co3c,Co3dからなり、コンデンサ直列回路12の両端から出力電圧Eo3が得られるようになっている。
スイッチング素子Q3a,Q3b同士の接続点とコンデンサCo3a,Co3b同士の接続点との間には、ダイオードD3e,D3f,D3gが図示の方向で直列に接続され、スイッチング素子Q3b,Q3c同士の接続点とコンデンサCo3b,Co3c同士の接続点との間には、ダイオードD3h,D3iが図示の方向で直列に接続され、スイッチング素子Q3c,Q3d同士の接続点とコンデンサCo3c,Co3d同士の接続点との間には、ダイオードD3jが図示の方向で接続されている。
これらのダイオードD3e,D3f,D3g,D3h,D3i,D3jは、ダイオード群42を構成している。
この実施形態では、例えば、スイッチング素子Q3a,Q3b,Q3c,Q3dを全てオンさせて直流リアクトルLにエネルギーを蓄積し、その後にオフするスイッチング素子の組み合わせを変えることにより充電されるコンデンサの組み合わせを変えることができ、この動作の繰り返しによって出力電圧Eo3を制御することができる。
例えば、スイッチング素子Q3a,Q3b,Q3c,Q3dを全てオンさせた後に、これらのスイッチング素子Q3a,Q3b,Q3c,Q3dを全てオフするモードでは、ダイオード直列回路32がオンしてコンデンサ直列回路12のコンデンサCo3a,Co3b,Co3c,Co3dが全て充電される。また、3個のスイッチング素子Q3b,Q3c,Q3dをオフするモードでは、スイッチング素子Q3a及びダイオードD3e,D3f,D3gがオンしてコンデンサCo3b,Co3c,Co3dが充電される。以下、2個のスイッチング素子Q3c,Q3dをオフするモードではコンデンサCo3c,Co3dが充電され、1個のスイッチング素子Q3dのみをオフするモードではコンデンサCo3dが充電されることになる。
この第2実施形態においても、上記の全てのモードにおいて各スイッチング素子Q3a,Q3b,Q3c,Q3dに印加される電圧は出力電圧Eo3の1/4となる。よって、出力電圧Eo3が高電圧である場合にも、耐圧の低いスイッチング素子Q3a,Q3b,Q3c,Q3dを使用することができる。
また、Ei3<Eo3という条件のもとで、出力電圧値に応じて任意のモードを選択することが可能である。
以上のように、第1または第2実施形態によれば、直流入力電圧または直流出力電圧が高い場合でも各スイッチング素子への印加電圧を分圧コンデンサによる分圧値に抑えることができる。このため、低耐圧の汎用の素子を使用して高電圧対応の直流−直流変換装置を構成することができ、スイッチング周波数の高周波数化によって直流リアクトルを小型化することも可能である。
本発明は、鉄道車両用だけでなく、電圧変動が大きい各種用途の降圧チョッパ、昇圧チョッパに適用することができる。
i1a〜Ci1d,Co3a〜Co3d,Co1,Ci3:コンデンサ
1a〜D1j,D3a〜D3j:ダイオード
1a〜Q1d,Q3a〜Q3d:半導体スイッチング素子
,L:直流リアクトル
11,12:コンデンサ直列回路
21,22:スイッチング素子直列回路(耐圧回路)
31,32:ダイオード直列回路
41,42:ダイオード群

Claims (4)

  1. 半導体スイッチング素子のオン・オフにより、直流入力電圧を所定の大きさの直流電圧に変換する直流−直流変換装置において、
    容量値が等しいn(nは3以上の整数)個の分圧コンデンサが直列に接続されたコンデンサ直列回路と、
    前記コンデンサ直列回路に並列に接続され、かつ、n個の前記スイッチング素子により構成されたスイッチング素子直列回路と前記コンデンサ直列回路の両端電圧より大きい耐圧を有する耐圧回路とを直列接続してなる回路と、
    前記スイッチング素子直列回路と前記耐圧回路との接続点と前記コンデンサ直列回路の一端との間に接続され、かつ、直流リアクトルと入出力用コンデンサとを直列接続してなる回路と、
    2個の前記分圧コンデンサ同士の接続点とこれらの分圧コンデンサと同じ段にある2個の前記スイッチング素子同士の接続点との間にそれぞれ接続された複数のダイオードからなるダイオード群と、
    を備え、
    個々の前記スイッチング素子のオフ時における印加電圧を1個の前記分圧コンデンサの電圧に等しくすると共に、前記スイッチング素子をオン・オフさせることにより、前記コンデンサ直列回路の両端電圧と前記入出力用コンデンサの両端電圧との間で直流−直流変換を行うことを特徴とする直流−直流変換装置。
  2. 請求項1に記載した直流−直流変換装置において、
    前記コンデンサ直列回路の両端電圧を、前記スイッチング素子のオン・オフにより降圧して前記入出力用コンデンサに供給することを特徴とする直流−直流変換装置。
  3. 請求項1に記載した直流−直流変換装置において、
    前記入出力用コンデンサの両端電圧を、前記スイッチング素子のオン・オフにより昇圧して前記コンデンサ直列回路に供給することを特徴とする直流−直流変換装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した直流−直流変換装置において、
    前記耐圧回路を、前記スイッチング素子直列回路に対して逆方向に接続された複数のダイオードの直列回路によって構成したことを特徴とする直流−直流変換装置。
JP2014188544A 2014-09-17 2014-09-17 直流−直流変換装置 Active JP6365877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188544A JP6365877B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 直流−直流変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188544A JP6365877B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 直流−直流変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016063589A true JP2016063589A (ja) 2016-04-25
JP6365877B2 JP6365877B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=55798379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014188544A Active JP6365877B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 直流−直流変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6365877B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108258905A (zh) * 2018-02-12 2018-07-06 广州金升阳科技有限公司 一种升压电路及其控制方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011092932A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011092932A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 三菱電機株式会社 Dc/dc電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108258905A (zh) * 2018-02-12 2018-07-06 广州金升阳科技有限公司 一种升压电路及其控制方法
CN108258905B (zh) * 2018-02-12 2024-04-12 广州金升阳科技有限公司 一种升压电路及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6365877B2 (ja) 2018-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11411491B2 (en) Multiple output voltage conversion
EP2590306B1 (en) Dc-dc power conversion apparatus
US11329567B2 (en) Merged voltage-divider forward converter
JP6082969B2 (ja) Pwm制御が可能なスイッチトキャパシタコンバータ
JP5460835B1 (ja) Dc/dc電圧変換装置およびその電圧変換制御方法
US10211734B1 (en) Bidirectional DC-DC converter
JP5807283B2 (ja) 直列接続された蓄電セルの中間タップとバランス回路とdc−dcコンバータを併用した電力変換装置
US10291123B2 (en) Multi-port converter structure for DC/DC power conversion
CN103490629A (zh) 开关模式电源和两阶段dc到dc转换器
Roy et al. GaN based high gain non-isolated DC-DC stage of microinverter with extended-duty-ratio boost
US10277124B2 (en) DC-DC converter, boosting unit, electric vehicle and battery backup system
KR20230004649A (ko) Dc-dc 컨버터 어셈블리
Sundaramoorthy Switched inductor-capacitor network based non-isolated DC-DC converter: A double 2 gain converter with single switch
Chen et al. A new bidirectional DC-DC converter with a high step-up/down conversion ratio for renewable energy applications
US20190173385A1 (en) Dc-dc converter
JP5971685B2 (ja) 電力変換装置
Pakala et al. A New DC-AC Multilevel Converter with Reduced Device Count.
JP6365877B2 (ja) 直流−直流変換装置
JP5803101B2 (ja) 直流−直流変換回路及びこれを用いた電力変換装置
JP2014011888A (ja) 単一インダクタマルチ出力dc−dc変換回路
Gupta et al. Quadratic extended-duty-ratio boost converter for ultra high gain application with low device stress
KR101492398B1 (ko) 배터리의 충전량을 변경시키는 충방전 장치
US10720836B2 (en) Converter device and method to operate said converter device
KR101710911B1 (ko) 비절연형 3-레벨 고승압 부스트 컨버터 및 그 구동방법
JP5318966B2 (ja) Dc/dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6365877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250