JP2016058619A - 発光装置 - Google Patents

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Kenta Watanabe
健太 渡邉
淳志 元家
Atsushi Motoie
淳志 元家
俊雄 森
Toshio Mori
俊雄 森
松尾 和尋
Kazuhiro Matsuo
和尋 松尾
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【課題】高い反射率を維持しつつ、放熱性を高めることができる発光装置を提供する。【解決手段】発光装置1は、レーザ励起のセラミック蛍光体20と、セラミック蛍光体20のレーザ照射面とは異なる面に接触して設けられた、光反射性を有する反射層30とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、発光装置に関する。
従来、レーザ励起の蛍光体を利用した発光装置が知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。蛍光体は、レーザ光が照射された場合に、電子が励起されて基底状態に戻るときに光(蛍光)を発する。蛍光体から発せられた蛍光を所望の方向に出射することで、照明装置などに利用することができる。
例えば、特許文献1には、蛍光体にレーザ光を直射することで蛍光体から発せられた蛍光を、蛍光体の上方に設けられた透光窓から取り出す照明装置が開示されている。また、特許文献2には、蛍光体から発せられた蛍光を所定の方向に出射するための反射鏡を備えるレーザ光源装置が開示されている。
特開2012−54272号公報 特開2013−12358号公報
しかしながら、上記従来の発光装置では、高い反射率を維持しつつ、放熱性を高めることが困難である。
そこで、本発明は、高い反射率を維持しつつ、放熱性を高めることができる装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る発光装置は、レーザ励起のセラミック蛍光体と、前記セラミック蛍光体のレーザ照射面とは異なる面に接触して設けられた、光反射性を有する反射層とを備える。
本発明によれば、高い反射率を維持しつつ、放熱性を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る発光装置の概観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る発光装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る発光装置のセラミック蛍光体とヒートシンクとの間の断面を模式的に示す図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る発光装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
[発光装置]
まず、本実施の形態に係る発光装置について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る発光装置1の概観斜視図である。図2は、本実施の形態に係る発光装置1の断面図である。
図1及び図2に示すように、発光装置1は、レーザ光源10と、セラミック蛍光体20と、反射層30と、ヒートシンク40と、接着層50とを備える。
レーザ光源10がセラミック蛍光体20に向けてレーザ光11を照射した場合に、セラミック蛍光体20は、光21を出射する。セラミック蛍光体20は、ヒートシンク40の戴置面41に、反射層30及び接着層50を挟んで戴置されて固定されている。
なお、図1及び図2において、ヒートシンク40の戴置面41の法線方向をZ軸方向とし、当該法線方向に平行で、かつ、互いに直交する2つの方向をそれぞれ、X軸方向及びY軸方向とする。つまり、戴置面41は、XY平面に平行である。
以下では、本実施の形態に係る発光装置1の各構成部材について詳細に説明する。
[レーザ光源]
レーザ光源10は、例えば、半導体レーザ又はLED(Light Emitting Diode)であり、駆動電流によって駆動されて所定の色(波長)のレーザ光を、セラミック蛍光体20に向けて出射する。具体的には、レーザ光源10は、紫外線、又は、紫若しくは青色の可視光をレーザ光11として出射する。レーザ光11は、セラミック蛍光体20が含む蛍光体の励起光であり、レーザ光11の照射強度及び波長は、蛍光体の電子を励起させる程度であれば、いかなるものでもよい。
なお、図1には、1つのレーザ光源10を示しているが、図2に示すように、発光装置1は、複数のレーザ光源10を備えてもよい。複数のレーザ光源10は、互いに異なる方向からセラミック蛍光体20にレーザ光11を照射するように配置されている。例えば、複数のレーザ光源10は、セラミック蛍光体20を囲むように環状に並んで配置されていてもよい。
[セラミック蛍光体]
セラミック蛍光体20は、レーザ励起のセラミック蛍光体であって、蛍光体を含有する板状のセラミックから形成される。具体的には、図1及び図2に示すように、セラミック蛍光体20は、互いに対向する2つの主面を有する一枚の平板状のセラミックから形成される。蛍光体は、セラミック蛍光体20の全体に散りばめられている。2つの主面の一方(上面)は、レーザ光11の照射側の面、すなわち、レーザ照射面である。2つの主面の下方(下面)には、反射層30が設けられている。
図1に示すように、セラミック蛍光体20の平面視形状は、例えば、矩形である。なお、本実施の形態において、平面視とは、レーザ光11の照射側から見た場合(すなわち、Z軸正方向から見た場合)を意味する。セラミック蛍光体20の平面視形状は、矩形に限らず、正方形、円形若しくは楕円形など、他の形状でもよい。
本実施の形態では、セラミック蛍光体20は、アルミナ(酸化アルミニウム(Al))などのセラミックから構成される平板である。なお、セラミックとしては、アルミナに限らず、ジルコニア(酸化ジルコニウム(ZrO))、酸化亜鉛(ZnO)などを用いることもできる。
セラミック蛍光体20は、セラミック粒子を焼結させることによって構成される。具体的には、アルミナ粒子などのセラミック原料と、散乱体又は焼結助剤(添加剤)と、蛍光体とを混合したものにバインダを加えて加熱成形し、その後、焼成することにより、セラミック蛍光体20は作製される。
蛍光体は、黄色蛍光体、赤色蛍光体若しくは緑色蛍光体、又は、これらの組み合わせなど、いかなるものでもよい。例えば、蛍光体としては、YAG系の蛍光体粒子、カズン(CaAlSiN:CASN)などを利用することができる。
セラミック蛍光体20は、レーザ光11が照射された場合に、蛍光体の電子が励起される。励起された電子が基底状態に戻るときに光(蛍光)を発する。蛍光は、一部はそのままレーザ光11の照射側に出射され、一部は、反射層30によって反射されてレーザ光11の照射側に出射される。
また、セラミック蛍光体20からの光21は、蛍光体が発する蛍光と、励起光であるレーザ光11とを含んでもよい。つまり、発光装置1は、蛍光とレーザ光11との合成光を、光21として外部に出射してもよい。例えば、レーザ光11として青色光を利用した場合、レーザ光11は、セラミック蛍光体20内部で散乱され、一部は蛍光体に吸収及び変換されることなく、青色光として放出される。したがって、セラミック蛍光体20は、当該青色光と、蛍光体から発せられる蛍光(例えば、黄色光)とを利用することで、白色の光21を出射することができる。
[反射層]
反射層30は、光反射性を有し、セラミック蛍光体20のレーザ照射面(上面)とは異なる面に接触して設けられている。具体的には、反射層30は、レーザ照射面とは反対側の面(下面)に接触して設けられている。より具体的には、反射層30は、セラミック蛍光体20の下面全体に接触するように設けられた金属薄膜である。
反射層30は、セラミック蛍光体20から出射される光21を反射する。具体的には、反射層30は、レーザ光11と、セラミック蛍光体20が含有する蛍光体から発せられた蛍光とを反射する。反射層30が蛍光を反射することにより、上面側への光の取り出し効率を高めることができる。また、反射層30がレーザ光11を反射することにより、反射したレーザ光11によってセラミック蛍光体20の蛍光体の電子をさらに励起させることができる。これにより、蛍光の光量を増やすことができるので、光の取り出し効率を更に高めることができる。
本実施の形態では、反射層30は、金属蒸着膜である。つまり、反射層30は、蒸着法によって金属材料をセラミック蛍光体20の下面に堆積することで形成される。蒸着法としては、例えば、真空蒸着法、CVD(Chemical Vapor Deposition)又はイオンビームアシスト法などを用いることができる。なお、反射層30は、蒸着法に限らず、塗布法、スパッタリング法、GCIB(Gas Cluster Ion Beam)などを用いてもよい。反射層30の膜厚は、例えば、0.1μm〜1μmである。
反射層30は、光の反射率が高く、かつ、光の吸収率が低い。なお、反射層30による光の反射は、鏡面反射に限らず、拡散反射でもよい。反射層30の光の反射率は、例えば、80%以上であり、好ましくは、90%以上である。反射層30の光の吸収率は、例えば、20%以下であり、好ましくは、10%以下である。
本実施の形態では、反射層30は、熱伝導材料(サーマルインターフェースマテリアル:TIM)から構成される。例えば、反射層30は、アルミニウム、銀などの金属材料から形成される。具体的には、反射層30としては、熱伝導率が50W/m・K〜400W/m・K以上の材料を用いることができる。反射層30としては、酸化シリコン(SiO)又は酸化チタン(TiO)を使用しない。
[ヒートシンク]
ヒートシンク40は、セラミック蛍光体20が戴置される放熱体の一例である。ヒートシンク40は、セラミック蛍光体20が含有する蛍光体で発熱する熱を外部(大気中)に放熱するための放熱部材である。したがって、ヒートシンク40は、金属などの熱伝導率の高い材料を用いて形成することが好ましい。ヒートシンク40は、例えば、アルミニウム合金を用いたアルミダイカスト製である。また、ヒートシンク40には、例えば、複数の放熱フィン(図示せず)が設けられていてもよい。
ヒートシンク40の戴置面41は、ヒートシンク40が有する面の1つであり、セラミック蛍光体20が戴置される面である。具体的には、セラミック蛍光体20は、反射層30と接着層50とを間に挟むようにして戴置面41に戴置される。より具体的には、下面に反射層30が形成されたセラミック蛍光体20が、接着性の材料(接着層50)が塗布された戴置面41に戴置される。これにより、セラミック蛍光体20を容易にヒートシンク40に固定することができる。
[接着層]
接着層50は、熱伝導材料から構成され、反射層30とヒートシンク40とを接着する。具体的には、接着層50としては、半田又は銀ペーストなどである。なお、接着層50としては、金属材料に限らず、グリス、サーコンシートなどの樹脂材料を用いてもよい。例えば、接着層50としては、熱伝導率が1W/m・K〜100W/m・K以上の材料を用いることができる。
[熱伝導性]
ここで、本実施の形態に係る発光装置1において、セラミック蛍光体20から発せられる熱の伝導性について、図3を用いて説明する。図3は、本実施の形態に係る発光装置1のセラミック蛍光体20とヒートシンク40との間の断面を模式的に示す図である。
図3に示すように、セラミック蛍光体20の下面は、微小な凹凸22が形成されている。反射層30は、凹凸22を覆い、セラミック蛍光体20の下面を平坦化するように設けられる。
同様に、ヒートシンク40の戴置面41も微小な凹凸42が形成されている。接着層50は、凹凸42を覆い、ヒートシンク40の戴置面41を平坦化するように設けられている。
例えば、反射層30及び接着層50が設けられていない場合は、セラミック蛍光体20の凹凸22とヒートシンク40の凹凸42とが接するので、セラミック蛍光体20とヒートシンク40との接触面積が小さくなる。また、凹凸22と凹凸42とが接触しない部分では、間に空気が含まれるので、熱伝導率が悪くなる。
これに対し、本実施の形態では、反射層30と接着層50とは、互いの平坦な面同士が接触するので、反射層30と接着層50との接着面積は大きくなる。したがって、セラミック蛍光体20で発した熱は、反射層30及び接着層50を効率良く伝達されて、ヒートシンク40に伝達される。
[効果など]
本実施の形態に係る発光装置1のように、レーザ励起のセラミック蛍光体20を用いる場合は、セラミック蛍光体20で発生する熱をヒートシンク40に効率良く伝導することが求められる。例えば、セラミック蛍光体20とヒートシンク40とを直接接触させることで、セラミック蛍光体20で発生する熱を効率良くヒートシンク40に伝導させることができる。
ここで、セラミック蛍光体20とヒートシンク40とを直接接触させるためには、セラミック蛍光体20をヒートシンク40に対して押圧する必要がある。しかしながら、セラミック蛍光体20は、セラミックから構成されるので押圧力に弱い。例えば、強い力でセラミック蛍光体20をヒートシンク40に押し当てた場合、熱膨張などに耐え切れずに破壊されてしまう恐れがある。
この点を鑑みて、セラミック蛍光体20を押圧することでヒートシンク40に固定するのではなく、熱伝導率の高い接着性材料を用いてセラミック蛍光体20をヒートシンク40に固定することが考えられる。
一般的に、接着性材料としては、グリス又はサーコンシートが用いられる。しかしながら、グリス又はサーコンシートは、主成分が樹脂で構成されているので、高エネルギーのレーザ光11が照射された場合に、局所的に耐熱温度を超えてしまう恐れがある。また、グリス又はサーコンシートは、セラミック蛍光体20の下面側に透過したレーザ光11を吸収してしまうので、励起される電子の数が減少し、結果として、取り出される光21(蛍光)が少なくなる。
以上の点から、セラミック蛍光体20とヒートシンク40とを、樹脂からなる接着性材料を用いて直接接着することができない。
これに対して、本実施の形態に係る発光装置1は、レーザ励起のセラミック蛍光体20と、セラミック蛍光体20のレーザ照射面とは異なる面に接触して設けられた、光反射性を有する反射層30とを備える。また、セラミック蛍光体20は、互いに対向する2つの主面を有する板状のセラミックから構成され、2つの主面の一方は、レーザ照射面であり、反射層30は、2つの主面の他方に設けられている。
これにより、セラミック蛍光体20のレーザ照射面とは反対側に反射層30が設けられているので、光21(レーザ光11及び蛍光)は、反射層30によって反射される。したがって、励起される電子の数を増加することができ、かつ、蛍光を外部に出射させることができる。よって、光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
また、反射層30によって光21が反射されるので、反射層30のセラミック蛍光体20とは反対側には、光を吸収する樹脂などの接着性部材を設けることができる。これにより、セラミック蛍光体20をヒートシンク40に固定することができる。
さらに、反射層30によってセラミック蛍光体20の微小な凹凸22を覆うことができる。これにより、セラミック蛍光体20とヒートシンク40との間に空気が介在するのを抑制することができるので、熱伝導性を向上させることができる。
また、例えば、反射層30は、金属蒸着膜である。
これにより、反射層30が金属蒸着膜で構成されるので、セラミック蛍光体20の凹凸22を適切に覆うことができる。したがって、熱伝導性を向上させることができる。
また、金属蒸着膜からなる反射層30をセラミック蛍光体20に形成することで、セラミック基板(セラミック蛍光体20及び反射層30)の強度が向上し、セラミック基板をヒートシンク40などに強く固定することができる。また、セラミック基板の強度が向上するので、セラミック基板は割れにくくなり、セラミック基板を容易に取り扱うことができる。
さらに、セラミック基板の表裏の区別が明確になるので、組み立て作業性を向上させることができる。特に、セラミック蛍光体20の表面にAR(Anti−Reflective)コート、又は、耐酸化若しくは耐湿コートなどを施した場合に有用である。
また、例えば、反射層30は、熱伝導材料から構成される。
これにより、セラミック蛍光体20で発した熱を、反射層30を介して効率良くヒートシンク40に伝えることができる。
また、例えば、発光装置1は、さらに、ヒートシンク40と、熱伝導材料から構成され、反射層30とヒートシンク40とを接着する接着層50とを備える。
これにより、セラミック蛍光体20で発した熱を、反射層30及び接着層50を介して効率良くヒートシンク40に伝えることができる。
なお、本実施の形態に係る発光装置1では、接着層50を備えなくてもよい。この場合であっても、反射層30の下面は平面であるので、反射層30がない場合に比べてヒートシンク40の戴置面41との接触面積を増加することができる。したがって、熱伝導性を向上させることができる。
(その他)
以上、本発明に係る発光装置について、上記実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、発光装置1がレーザ光源10を備える例について示したが、発光装置1は、レーザ光源10を備えていなくてもよい。例えば、別のレーザ光源から照射されたレーザ光によってセラミック蛍光体20が光21を発してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、発光装置1がヒートシンク40を備える例について示したが、発光装置1は、ヒートシンク40などの放熱体を備えていなくてもよい。例えば、セラミック蛍光体20は、放熱体以外の部材に戴置されてもよく、あるいは、クリップのような把持部材によって把持されてもよい。ヒートシンク40がない場合であっても、反射層30によって光21を反射させることができるので、光の取り出し効率を高めることができる。
また、例えば、上記の実施の形態では、蛍光体を混合したセラミック粒子を焼結することでセラミック蛍光体20を形成する例について示したが、これに限らない。例えば、セラミック蛍光体20は、セラミックの薄膜成長によって作製されてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、セラミック蛍光体20が一枚の平板である例について示したが、これに限らない。セラミック蛍光体20は、平板に限らず、平板の一部が欠けたような多面体でもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、セラミック蛍光体20の2つの主面の一方からレーザ光11を照射する例について示したが、セラミック蛍光体20の端面からレーザ光11を照射してもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、セラミック蛍光体20の全体に蛍光体を含有させる例について示したが、セラミック蛍光体20は、一部の領域のみに蛍光体を含有してもよい。
具体的には、セラミック蛍光体20は、レーザ励起の蛍光体を含有する発光部と、発光部を囲むように設けられた、発光部からの光を反射する反射部とを備えてもよい。より具体的には、発光部と反射部とは同一層内に設けられていてもよい。例えば、アルミナ粒子(セラミック粒子)を焼成する際に、所定の領域にのみ蛍光体を添加することで、同一層内に、蛍光体を含有する発光部と蛍光体を含有しない反射部とを形成することができる。
なお、上記の実施の形態に係る発光装置1は、例えば、照明装置、プロジェクタ、レーザポインタなどの各種発光装置に利用することができる。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 発光装置
10 レーザ光源
11 レーザ光
20 セラミック蛍光体
21 光
30 反射層
40 ヒートシンク
50 接着層

Claims (5)

  1. レーザ励起のセラミック蛍光体と、
    前記セラミック蛍光体のレーザ照射面とは異なる面に接触して設けられた、光反射性を有する反射層とを備える
    発光装置。
  2. 前記セラミック蛍光体は、互いに対向する2つの主面を有する板状のセラミックから構成され、
    前記2つの主面の一方は、前記レーザ照射面であり、
    前記反射層は、前記2つの主面の他方に設けられている
    請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記反射層は、金属蒸着膜である
    請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記反射層は、熱伝導材料から構成される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記発光装置は、さらに、
    放熱体と、
    熱伝導材料から構成され、前記反射層と前記放熱体とを接着する接着層とを備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。
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