JP2016058472A - 電子部品内蔵配線板及びその製造方法 - Google Patents

電子部品内蔵配線板及びその製造方法 Download PDF

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Ryojiro Tominaga
亮二郎 富永
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Tsutomu Yamauchi
勉 山内
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Abstract

【課題】ビア導体の接続信頼性の低下を抑えつつ、電子部品の電極端子の微細化に対応することが可能な電子部品内蔵配線板及びその製造方法の提供を目的とする。【解決手段】本発明の電子部品内蔵配線板100は、キャビティ30にインターポーザ80を収容するキャビティ付き基板10と、キャビティ付き基板10とインターポーザ80の上に形成される外側ビルドアップ絶縁層21と、外側ビルドアップ絶縁層21を貫通するビア形成孔内に形成されるビア導体と、を備え、ビア形成孔には、厚さ方向から見たときにキャビティ30の外側に配置される第1ビア形成孔45Aと、インターポーザ80の電極端子を露出させると共に第1ビア形成孔45Aより小径の第2ビア形成孔45Bとが含まれ、第1ビア形成孔45Aはレーザ加工で形成され、第2ビア形成孔45Bは、第1ビア形成孔45Aの形成に用いられるレーザより短波長のレーザで形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品の電極端子に接続されるビア導体を有する電子部品内蔵配線板及びその製造方法に関する。
従来、この種の電子部品内蔵配線板として、電子部品上に積層される絶縁層にレーザ加工によってビア形成孔が形成され、そのビア形成孔内にビア導体が形成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2007/129545号([0032]、図5)
ところで、上述した従来の電子部品内蔵配線板では、電子部品の電極端子が微細化すると、その微細化に合わせて、電子部品に接続されるビア導体を小径にする必要が生じる。しかしながら、従来の電子部品内蔵配線板では、レーザ加工に用いるレーザの波長が長く、ビア導体を小径にすることが困難であるという問題が考えられる。また、仮に、レーザの波長が短くてビア導体を小径にできたとしても、電子部品に接続されない別のビア導体が小径になると、その別のビア導体については接続信頼性が低下するという問題も考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ビア導体の接続信頼性の低下を抑えつつ、電子部品の電極端子の微細化に対応することが可能な電子部品内蔵配線板及びその製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に係る発明は、表裏の一方側に開口するキャビティを有するキャビティ付き基板と、キャビティに収容されると共に電極端子を有する電子部品と、キャビティ付き基板及び電子部品の上に形成される外側絶縁層と、外側絶縁層を貫通する複数のビア形成孔と、ビア形成孔内に形成されるビア導体と、を備える電子部品内蔵配線板であって、ビア形成孔には、厚さ方向から見たときにキャビティの外側に配置される第1ビア形成孔と、電子部品の電極端子を露出させると共に第1ビア形成孔より小径の第2ビア形成孔とが含まれ、第1ビア形成孔及び第2ビア形成孔は、レーザ加工により形成されると共に、第2ビア形成孔の形成に用いられるレーザの波長は、第1ビア形成孔の形成に用いられるレーザの波長よりも短い。
本発明の一実施形態に係る電子部品内蔵配線板の断面図 電子部品内蔵配線板における電子部品周辺の断面図 第1ビア導体及び第2ビア導体の断面図 キャビティ付き基板の断面図 キャビティ付き基板の断面図 キャビティ付き基板の製造工程を示す断面図 キャビティ付き基板の製造工程を示す断面図 キャビティ付き基板の製造工程を示す断面図 キャビティ付き基板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 電子部品内蔵配線板の製造工程を示す断面図 変形例に係るキャビティ付き基板の製造工程を示す断面図 変形例に係るキャビティ付き基板の製造工程を示す断面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図16に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る電子部品内蔵配線板100は、電子部品としてのインターポーザ80をキャビティ30内に収容するキャビティ付き基板10(図4参照)の表裏の両面に、外側ビルドアップ絶縁層21と外側ビルドアップ導体層22が積層されると共に、外側ビルドアップ導体層22がソルダーレジスト層29で覆われる構造になっている。ソルダーレジスト層29は、電子部品内蔵配線板100の表側面であるF面100Fと、裏側面であるB面100Bとを構成する。ソルダーレジスト層29の厚さは、約7〜25μmになっている。外側ビルドアップ絶縁層21の厚さは、約15μmになっている。外側ビルドアップ導体層22の厚さは、約15μmになっている。なお、ソルダーレジスト層29の厚みは、ビルドアップ導体層22の上表面からソルダーレジスト層29の上表面までの距離で定義される。また、外側ビルドアップ絶縁層21及び後述するビルドアップ絶縁層15の厚みは、上下導体層間の距離で定義される。
図4に示すように、キャビティ付き基板10は、コア基板11の表側面であるF面11Fと裏側面であるB面11Bとにビルドアップ絶縁層15とビルドアップ導体層16とが交互に積層されている多層構造になっている。
コア基板11の厚さは、約700μmになっていて、コア基板11の表裏の両面には、コア導体層12が形成されている。コア導体層12の厚さは、約35μmになっている。ビルドアップ絶縁層15は、絶縁性材料で構成され、その厚さは、約10〜30μmになっている。ビルドアップ導体層16は、金属(例えば、銅)で構成され、その厚さは、約10〜15μmになっている。
表側のコア導体層12と裏側のコア導体層12とは、コア基板11を貫通するスルーホール導体13によって接続されている。スルーホール導体13は、コア基板11を貫通するスルーホール13Aの壁面に、例えば、銅のめっきが形成されることにより形成されている。
コア基板11に最も近い最内のビルドアップ導体層16とコア導体層12とは、最内のビルドアップ絶縁層15を貫通するビア導体17によって接続されている。また、積層方向で隣り合うビルドアップ導体層16,16同士は、それらビルドアップ導体層16,16の間に位置するビルドアップ絶縁層15を貫通するビア導体18によって接続されている。
コア基板11のF面11F側に積層されるビルドアップ導体層16のうち外側から2番目に位置する第2ビルドアップ導体層16Bには、導体回路層31Bと、プレーン層31Aとが形成されている。プレーン層31Aは、ベタ状をなしてグランド接続されるグランド層になっている。なお、プレーン層31Aは、キャビティ付き基板10の中央寄り部分に配置され、導体回路層31Bは、プレーン層31Aを両側から挟むように配置されている。
コア基板11のF面11F側に積層されるビルドアップ導体層16のうち最も外側に配置される第1ビルドアップ導体層16Aには、ビア導体18を介して導体回路層31Bに接続される外側導体回路層35が形成されている。また、第1ビルドアップ導体層16A上には、保護層34が積層されている。保護層34は、ビルドアップ絶縁層15と同じ材質で構成されている。保護層34の厚さは、約7〜15μmになっていて、ビルドアップ絶縁層15よりも薄くなっている。なお、保護層34は、キャビティ付き基板10の表側面であるF面10Fと、キャビティ付き基板10の裏側面であるB面10Bとを構成する。但し、キャビティ付き基板10の裏側面に保護層34が形成されなくてもよい。
キャビティ付き基板10には、F面10Fに開口30Aを有するキャビティ30が形成されている。キャビティ30は、最も外側に位置する第1ビルドアップ絶縁層15Aと保護層34とを貫通し、プレーン層31Aを底面として露出させる。
図5に示すように、キャビティ30の開口30Aの面積は、プレーン層31Aの面積よりも小さくなっていて、プレーン層31Aの外周部は、キャビティ30の外側にはみ出している。言い換えれば、プレーン層31Aは、キャビティ30の底面全体を構成している。また、プレーン層31Aのうちキャビティ30の底面として露出する部分の外周部には、凹部32が形成されている。凹部32の深さは、約0.5〜3μmになっている。プレーン層31Aのうちキャビティ30の底面として露出する部分の表面には、粗化層36が形成されている。
図1に示すように、電子部品内蔵配線板100のF面100Fには、半導体素子90,91が搭載される素子搭載領域R1,R2が形成され、キャビティ30は、それら素子搭載領域R1,R2の境界部分の内側に配置されている。そして、キャビティ30には、素子搭載領域R1,R2に搭載される半導体素子90,91を電気的に接続するインターポーザ80が収容されている。
具体的には、図2に示すように、キャビティ30の底面として露出するプレーン層31A上には、接着層33が形成され、その接着層33上にインターポーザ80がマウントされている。ここで、プレーン層31Aの凹部32によって、接着層33にアンカー効果が作用し、接着層33のプレーン層31Aからの剥離が抑制される。しかも、キャビティ30の底面として露出するプレーン層31Aの表面に形成されている粗化層36により、接着層33のプレーン層31Aからの剥離がより抑制される。
図2に示すように、電子部品内蔵配線板100のF面100Fを構成するF面ソルダーレジスト層29Fには、外側ビルドアップ層22のうちF面100F側に位置するF面外側ビルドアップ層22Fの一部を導体パッド23として露出させる開口27が複数形成されている。具体的には、導体パッド23には、厚さ方向から見たときにキャビティ30の外側に配置される第1導体パッド23Aと、インターポーザ80と重なる第2導体パッド23Bとが形成され、複数の開口27には、第1導体パッド23Aを露出させる第1開口27Aと、第2導体パッド23Bを露出させる第2開口27Bとが複数形成されている。
導体パッド23は、導体ビア25を介して第1ビルドアップ導体層16Aの外側導体回路層35又はインターポーザ80に接続されている。具体的には、第1導体パッド23Aが、第1ビア導体25Aを介して外側導体回路層35に接続され、第2導体パッド23Bが、第2ビア導体25Bを介してインターポーザ80に接続されている。なお、本実施形態では、外側導体回路層35が本発明の「導体回路層」に相当し、キャビティ付き基板10の第1ビルドアップ絶縁層15Aが本発明の「内側絶縁層」に相当する。
第1ビア導体25Aは、外側ビルドアップ絶縁層21と接着層34とを貫通する第1ビア形成孔45Aにめっきを充填してなり、第2ビア導体25Bは、外側ビルドアップ絶縁層21を貫通する第2ビア形成孔45Bにめっきを充填してなる。第1ビア形成孔45Aは、厚さ方向から見たときにキャビティ30の外側に配置されている。第2ビア形成孔45Bは、インターポーザ80上に配置されて、インターポーザ80の上面に形成されている電極端子(図示せず)を露出させる。第2ビア形成孔45Bの孔径は、第1ビア形成孔45Aの孔径より小さくなっている。具体的には、第1ビア形成孔45Aの孔径は50〜80μmとなっていて、第2ビア形成孔45Bの孔径は20〜40μmとなっている。また、第1ビア形成孔45A,45A同士の間隔(ピッチ)は、70〜160μmになっていて、第2ビア形成孔45B,45B同士の間隔(ピッチ)は、35〜80μmになっている。なお、本実施形態では、外側ビルドアップ絶縁層21が本発明の「外側絶縁層」に相当する。また、第1ビア形成孔45Aと第2ビア形成孔45Bとにより、本発明の「ビア形成孔」が構成されている。
図3に示すように、第1ビア形成孔45Aは、第1ビルドアップ導体層16A側の底部へ近づくにつれて縮径されるテーパ状に形成されている。また、第2ビア形成孔45Bは、第1ビア形成孔45Aよりもテーパ角が小さいテーパ状に形成されている。なお、第2ビア形成孔45Bの底部(インターポーザ80側の端部)の内周面には、底側の端部へ(インターポーザ80へ)近づくにつれて縮径されるように湾曲する湾曲縮径部48が形成されている。
第1導体パッド23A及び第2導体パッド23Bの上には、F面めっき層41が形成されている。第1導体パッド23A上のF面めっき層41は、第1開口27A内を充填してF面ソルダーレジスト層29Fの外側にバンプ状に突出する。また、第2導体パッド23B上のF面めっき層41も第1導体パッド23A上のF面めっき層41と同様に、第2開口27B内を充填してF面ソルダーレジスト層29Fの外側にバンプ状に突出する。複数のF面めっき層41の間では、F面ソルダーレジスト層29Fの外面からの突出量が略同じになっている。F面めっき層41は、無電解Ni/Pd/Au金属層で構成されている。無電解Ni/Pd/Au金属層におけるNi層41Lの厚さは、15〜30μm、Pd層41Mの厚さは、0.1〜1μm、Au層41Nの厚さは、0.03〜0.1μmになっている。なお、ソルダーレジスト層29の上表面からのNi層41Lの突出高さは、3〜10μmになっている。
図1に示すように、電子部品内蔵配線板100のB面100B側のB面ソルダーレジスト層29Bには、B面100B側のB面外側ビルドアップ導体層22Bの一部を第3導体パッド24として露出させる第3開口28が複数形成されている。第3導体パッド24は、第3ビア導体26を介して、キャビティ付き基板10におけるB面10B側の第1ビルドアップ導体層16A(最も外側に配置されるビルドアップ導体層16)に接続されている。
第3ビア導体26は、外側ビルドアップ絶縁層21と保護層34を貫通する第3ビア形成孔46にめっきを充填してなる。第3ビア形成孔46の孔径は50〜100μmとなっていて、第3ビア形成孔46,46同士の間隔(ピッチ)は0.2〜1.5mmになっている。なお、第3ビア形成孔46は、第1ビア形成孔45Aと同様のテーパ状に形成されている。
第3導体パッド24の上には、B面めっき層42が形成されている。B面めっき層42は、第3開口28の底部に配置されて、B面ソルダーレジスト層29Bの外面に対して凹んでいる。B面めっき層42は、F面めっき層41と同様に、無電解Ni/Pd/Au金属層で構成されている。なお、B面めっき層42におけるNi層の厚さは3〜10μm、Pd層の厚さは0.1〜1μm、Au層の厚さは0.03〜0.1μmになっている。なお、当該B面の表面処理については、特に限定されず、例えば、無電解Ni/Au層、OSP膜等を形成する表面処理であってもよい。
電子部品内蔵配線板100の構造に関する説明は以上である。次に、電子部品内蔵配線板100の製造方法について説明する。ここで、電子部品内蔵配線板100はキャビティ付き基板10を用いて製造されるので、以下では、まず、キャビティ付き基板10の製造方法について説明する。
キャビティ付き基板10は、以下のようにして製造される。
(1)図6(A)に示すように、コア基板11に、例えば、ドリル加工等によってスルーホール13Aが形成される。なお、コア基板11は、エポキシ樹脂又はBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂とガラスクロスなどの補強材からなる絶縁性基材11Kの表側面であるF面11Fと裏側面であるB面11Bとに、図示しない銅箔がラミネートされている。
(2)無電解めっき処理、めっきレジスト処理、電解めっき処理により、コア基板11のF面11FとB面11Bとに、コア導体層12が形成されると共に、スルーホール13Aの内面にスルーホール導体13が形成される(図6(B)参照)。なお、コア基板11の製造方法は、特開2012−69926号公報の図1〜図2に示すような製造方法であってもよい。
(3)図7(A)に示すように、コア導体層12上にビルドアップ絶縁層15が積層され、そのビルドアップ絶縁層15上にビルドアップ導体層16が積層される。具体的には、コア基板11のF面11F側とB面11B側とからコア導体層12上にビルドアップ絶縁層15としてのプリプレグ(心材を樹脂含浸してなるBステージの樹脂シート)と銅箔(図示せず)が積層されてから、加熱プレスされる。そして、銅箔にCO2レーザが照射されて、銅箔及びビルドアップ絶縁層15を貫通するビア形成孔が形成される。そして、無電解めっき処理、めっきレジスト処理、電解めっき処理が行われ、電解めっきがビア形成孔内に充填されてビア導体17が形成されると共に、ビルドアップ絶縁層15上に所定パターンのビルドアップ導体層16が形成される。なお、ビルドアップ絶縁層15としてプリプレグの代わりに心材を含まない樹脂フィルムを用いてもよい。その場合は、銅箔を積層することなく、樹脂フィルムの表面に、直接、セミアディティブ法で導体層を形成することができる。
(4)図7(A)の工程と同様にして、コア基板11のF面11F側とB面11B側とにビルドアップ絶縁層15及びビルドアップ導体層16が交互に積層される(図7(B)参照。なお、同図では、F面11F側のみが示されている。以下、図8〜図9についても同様とする。)。その際、ビルドアップ絶縁層15を貫通するビア導体18が形成され、そのビア導体18によって積層方向で隣り合うビルドアップ絶縁層16、16同士が接続される。
(5)図8(A)に示すように、ビルドアップ絶縁層15が積層されると共に、そのビルドアップ絶縁層15上にビルドアップ導体層16が積層されて、第2ビルドアップ導体層16Bが形成される。その際、第2ビルドアップ導体層16Bには、内側のビルドアップ導体層16にビア導体18を介して接続される導体回路層31Bと、ベタ状のプレーン層31Aとが形成される。
(6)図8(B)に示すように、第2ビルドアップ導体層16B上に、ビルドアップ絶縁層15とビルドアップ導体層16が積層されて、第1ビルドアップ絶縁層15Aと第1ビルドアップ導体層16Aが形成される。その際、プレーン層31Aの上には、第1ビルドアップ絶縁層15Aのみが積層される。また、第1ビルドアップ導体層16Aには、第1ビルドアップ絶縁層15Aを貫通するビア導体18を介して導体回路層31Bに接続される外側導体回路層35が形成される。
(7)図9(A)に示すように、第1ビルドアップ導体層16A上に、ビルドアップ絶縁層15と同じ材質の保護層34が積層される。このとき、プレーン層31Aの上には、第1ビルドアップ絶縁層15Aと保護層34とが積層されている。但し、保護層34の材料は、特に限定されず、例えば、弾性率1〜10GPaのアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミドなどの接着材でもよい。
(8)図9(B)に示すように、コア基板11のF面11F側から、例えば、CO2レーザが照射されて、保護層34と第1ビルドアップ絶縁層15Aとに、プレーン層31Aを底面として露出させるキャビティ30が形成される。ここで、レーザが照射される範囲の面積、即ち、キャビティ30の開口面積は、プレーン層31Aの面積よりも小さくなっていて、キャビティ30の底面全体はプレーン層31Aのみで形成される。また、キャビティ30の外周部にレーザが強く照射されることで、プレーン層31Aのうちキャビティ30の底面として露出する部分の外周部に凹部32が形成される。
(9)キャビティ30の底面として露出するプレーン層31Aにデスミア処理が施されると共に、粗化処理によってプレーン層31Aの表面に粗化層36が形成される。なお、デスミア処理の際、第2ビルドアップ導体層16Bに含まれる導体回路層31Bは、保護層34によって保護される。以上により、図4に示したキャビティ付き基板10が完成する。
以上が、キャビティ付き基板10の製造方法に関する説明である。次に、キャビティ付き基板10を用いた電子部品内蔵配線板100の製造方法について説明する。
電子部品内蔵配線板100は、以下のようにして製造される。
(1)図10(A)に示すように、キャビティ30の底面として露出するプレーン層31Aに接着層33が積層されると共に、接着層33上にインターポーザ80が載置され、熱硬化処理、CZ処理が行われる。
(2)キャビティ付き基板10のF面10FとB面10Bとに、ビルドアップ絶縁層15と同じ材質の外側ビルドアップ絶縁層21が積層される(図10(B)参照。なお、同図では、F面10F側のみが示されている。図12についても同様とする。)。
(3)キャビティ付き基板10のF面10F側から赤外光レーザ(例えば、CO2レーザ。波長は1〜10μm)が照射されて、外側ビルドアップ絶縁層21と保護層34とに第1ビア形成孔45Aが形成されると共に(図11(A)参照)、キャビティ付き基板10のB面10B側からレーザが照射されて、第3ビア形成孔46が形成される(図11(B)参照)。次いで、キャビティ付き基板10のF面10F側から波長が0.4μm以下の紫外光レーザ(例えば、YAGレーザ)が照射されることで、外側ビルドアップ絶縁層21に、第1ビア形成孔45Aよりも小径の第2ビア形成孔45Bが形成される(図12(A)参照)。そして、各ビア形成孔45A,45B,46により露出される第1ビルドアップ導体層16Aとインターポーザ80とにデスミア処理が施される。
(4)無電解めっき処理、めっきレジスト処理、電解めっき処理が行われ、キャビティ付き基板10のF面10F側では、第1ビア形成孔45A内と第2ビア形成孔45B内に第1ビア導体25Aと第2ビア導体25Bが形成される(図12(B)参照)と共に、キャビティ付き基板10のB面10B側では、第3ビア形成孔46内に第3ビア導体26が形成される。また、外側ビルドアップ絶縁層21上に、外側ビルドアップ導体層22(F面外側ビルドアップ導体層22FとB面外側ビルドアップ層22B)が形成される。
(5)図13に示すように、キャビティ付き基板10のF面10F側とB面10B側の両方から、外側ビルドアップ導体層22上にソルダーレジスト層29が積層されると共に、リソグラフィ処理によって、キャビティ付き基板10のF面10F側のF面ソルダーレジスト層29Fには、F面外側ビルドアップ導体層22Fの一部を第1導体パッド23Aとして露出させる第1開口27Aが形成され、B面10B側のB面ソルダーレジスト層29Bには、B面外側ビルドアップ導体層22Bの一部を第3導体パッド24として露出させる第3開口28が形成される。
(6)図14に示すように、キャビティ付き基板10のF面10F側から紫外光レーザが照射されることで、F面外側ビルドアップ導体層22Fの一部を第2導体パッド23Bとして露出させる第2開口27Bが形成される。そして、第2導体パッド23Bにデスミア処理が施される。
(7)図15に示すように、F面ソルダーレジスト層29Fが樹脂保護膜43にて被覆される。そして、キャビティ付き基板10のB面10B側に無電解めっき処理が行われ、第3導体パッド24上にB面めっき層42が形成される。詳細には、まず、F面ソルダーレジスト層29Fが樹脂保護層43にて被覆された基板が無電解ニッケルめっき液に所定時間だけ浸漬されて、Ni層が形成される。次いで、その基板が無電解パラジウムめっき液に所定時間だけ浸漬されて、Pd層が形成される。さらに、その基板が無電解金めっき液に所定時間だけ浸漬されて、Au層が形成される。なお、無電解めっき処理の際、第2導体パッド23B及び第1導体パッド23Aは、樹脂保護膜43により保護される。
(8)図16に示すように、F面ソルダーレジスト層29Fを被覆する樹脂保護層43が除去されると共に、B面ソルダーレジスト層29Bが樹脂保護膜43にて被覆される。そして、図15の工程と同様にして、キャビティ付き基板10のF面10F側に無電解めっき処理が行われ、第1導体パッド23A及び第2導体パッド23B上にF面めっき層41が形成される。その際、B面めっき層42は、樹脂保護膜43により保護される。
(9)B面ソルダーレジスト層29Bを被覆する樹脂保護層43が除去されて、図1に示した電子部品内蔵配線板100が完成する。
本実施形態の電子部品内蔵配線板100の構造及び製造方法に関する説明は以上である。次に、電子部品内蔵配線板100の作用効果について説明する。
本実施形態の電子部品内蔵配線板10では、厚さ方向から見たときにインターポーザ80の外側に配置される第1ビア形成孔45Aと、インターポーザ80と重なる第2ビア形成孔45Bとは、共にレーザ加工により形成されると共に、第2ビア形成孔45Bの形成に用いられるレーザの波長は、第1ビア形成孔45Aの形成に用いられるレーザの波長よりも短いので、第2ビア形成孔45Bの孔径を第1ビア形成孔45Aの孔径より小さくすることが可能となる。即ち、本実施形態の電子部品内蔵配線板10では、第2ビア形成孔45B内に形成されてインターポーザ80に接続される第2ビア導体25Bについては、インターポーザ80の電極端子の微細化に伴って小径にすることが可能となり、第1ビア形成孔45A内に形成されてインターポーザ80には接続されない第1ビア導体25Aについては、比較的大径にすることが可能となる。このように、本実施形態の電子部品内蔵配線板10によれば、電子部品に接続されない第1ビア導体25Aの接続信頼性の低下を抑えつつ、電子部品に接続される第2ビア導体25Bを小径にして電子部品の電極端子の微細化に対応することが可能となる。
また、第1ビア形成孔45Aの形成に用いられるレーザの波長は、第2ビア形成孔45Bの形成に用いられるレーザの波長より長くなっているので、第2ビア形成孔45Bの形成に用いられるレーザで第1ビア形成孔45Aが形成される場合と比較して、第1ビア形成孔45Aの形成にかかる手間を低減することが可能となる。しかも、本実施形態では、第2ビア形成孔45Bは外側ビルドアップ絶縁層21のみを貫通する一方、第1ビア形成孔45Aは保護層34と外側ビルドアップ絶縁層21とを貫通している、即ち、第1ビア形成孔45Aの方が第2ビア形成孔45Bよりも長くなっているので、第1ビア形成孔45Aの形成に用いられるレーザの波長を第2ビア形成孔45Bの形成に用いられるレーザの波長より長くしたことによって、第1ビア形成孔45Aの形成にかかる手間の低減の効果をより多く享受することが可能となる。
しかも、第2ビア形成孔45Bは、第1ビア形成孔45Aよりもテーパ角が小さいテーパ状になっているので、電子部品としてのインターポーザ80と接続する側の端部の断面積を大きくして接続信頼性の低下を抑えることが可能となる。また、第2ビア形成孔45Bの底部の内周面には、底側の端部へ近づくにつれて縮径されるように湾曲する湾曲縮径部48が形成されているので、第2ビア形成孔45Bにめっきを充填する際に、第2ビア形成孔45Bの底部に隙間が発生し難くすることが可能となる。さらに、湾曲縮径部48が形成されていることにより、第2ビア導体25Bのビア底への応力集中を低減することが可能となり、ビア底のクラック防止を図ることが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、本発明に係る電子部品として、インターポーザ80を例示したが、半導体素子であってもよいし、チップコンデンサ、インダクタ、抵抗等の受動素子であってもよい。
(2)上記実施形態において、電子部品内蔵配線板100を、コア基板11を有さないコアレス基板としてもよい。具体的には、図18(B)に示すようなキャビティ付き基板10Vを用いることで、コアレス構造とすることが可能となる。キャビティ付き基板10Vは、以下[1]〜[5]に示す方法により製造される。
[1]図17(A)に示すように、キャリア51Kの上面に銅箔51Cが積層されたキャリア付き銅箔51が、支持基板50上に積層される。なお、キャリア51Kと銅箔51Cとの間、及び、キャリア51Kと支持基板50との間には、図示しない接着層が形成され、キャリア51Kと銅箔51Cとの間の接着力は、キャリア51Kと支持基板50との間の接着力よりも弱くなっている。
[2]銅箔51C上に所定パターンのめっきレジストが形成される。そして、電解めっき処理により、めっきレジストの非形成部に電解めっき膜が形成されて、銅箔51C上に、プレーン層31Aと導体回路層31Bとを有する内側導体層52が形成される(図17(B)参照)。
[3]内側導体層52上に、ビルドアップ絶縁層15が積層されると共に、そのビルドアップ絶縁層15上に、導体回路層31Bにビア18を介して接続されるビルドアップ導体層16が形成される(図17(C)参照)。
[4]ビルドアップ導体層16上に保護層34が積層され、レーザ加工によって、保護層34とビルドアップ絶縁層15とを貫通すると共に、プレーン層31Aを底面として露出させるキャビティ30が形成されると共に、キャビティ30の底面に粗化処理が施されて粗化面36が形成される(図18(A)参照)。このとき、キャビティ30の底面の外周部に凹部32が形成される。
[5]キャリア付き銅箔51のうちのキャリア51Kと、支持基板50とが剥離され、その後、銅箔51Cがエッチング処理により除去されて、キャビティ付き基板10Vが完成する(図18(B)参照)。なお、その後、上記実施形態の図10〜図16に示した工程により、電子部品内蔵配線板100をコアレス構造とすることが可能となる。
(3)上記実施形態では、第2ビア形成孔45Bの形成に用いられるレーザが紫外光であったが、可視光であってもよい。
(4)上記実施形態では、第2ビア形成孔45Bは、テーパ状に形成されていたが、ストレート状に形成されてもよい。
10,10V キャビティ付き基板
15A 第1ビルドアップ絶縁層(内側絶縁層)
21 外側ビルドアップ絶縁層(外側絶縁層)
25A 第1ビア導体
25B 第2ビア導体
30 キャビティ
34 保護層
35 外側導体回路層(導体回路層)
45A 第1ビア形成孔
45B 第2ビア形成孔
80 インターポーザ(電子部品)
100 電子部品内蔵配線板

Claims (10)

  1. 表裏の一方側に開口するキャビティを有するキャビティ付き基板と、
    前記キャビティに収容されると共に電極端子を有する電子部品と、
    前記キャビティ付き基板及び前記電子部品の上に形成される外側絶縁層と、
    前記外側絶縁層を貫通する複数のビア形成孔と、
    前記ビア形成孔内に形成されるビア導体と、を備える電子部品内蔵配線板であって、
    前記ビア形成孔には、厚さ方向から見たときに前記キャビティの外側に配置される第1ビア形成孔と、前記電子部品の前記電極端子を露出させると共に前記第1ビア形成孔より小径の第2ビア形成孔とが含まれ、
    前記第1ビア形成孔及び前記第2ビア形成孔は、レーザ加工により形成されると共に、前記第2ビア形成孔の形成に用いられるレーザの波長は、前記第1ビア形成孔の形成に用いられるレーザの波長よりも短い。
  2. 請求項1に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記第1ビア形成孔は、底部へ近づくにつれて縮径されるテーパ状であって、
    前記第2ビア形成孔は、ストレート状であるか又は前記第1ビア形成孔よりもテーパ角が小さいテーパ状である。
  3. 請求項2に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記第2ビア形成孔の底部の内周面には、底側の端部へ近づくにつれて縮径されるように湾曲する湾曲縮径部が形成されている。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記第1ビア形成孔の孔径は50〜80μmであって、前記第2ビア形成孔の孔径は20〜40μmである。
  5. 請求項4に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記第1ビア形成孔及び前記第2ビア形成孔は複数備えられ、
    隣り合う前記第1ビア形成孔同士の間隔は70〜160μmであって、隣り合う前記第2ビア形成孔同士の間隔は35〜80μmである。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1の請求項に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記第1ビア形成孔の形成に用いられるレーザは赤外光であって、前記第2ビア形成孔の形成に用いられるレーザは紫外光である。
  7. 請求項1乃至6のうち何れか1の請求項に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記キャビティ付き基板は、内側絶縁層と、前記内側絶縁層上に形成される導体回路層と、前記導体回路層上に形成される保護層と、を備え、
    前記キャビティは、前記保護層の外側を向く面で開口すると共に、前記外側絶縁層は、前記保護層の上に形成され、
    前記第2ビア形成孔は前記外側絶縁層のみを貫通する一方、前記第1ビア形成孔は前記保護層と前記外側絶縁層とを貫通し、
    前記第1ビア形成孔内に形成される前記ビア導体は、前記導体回路層に接続され、
    前記第2ビア形成孔内に形成される前記ビア導体は、前記電子部品の前記電極端子に接続される。
  8. 請求項7に記載の電子部品内蔵配線板であって、
    前記保護層は、前記内側絶縁層と同じ材質で構成されている。
  9. 表裏の一方側に開口するキャビティを有するキャビティ付き基板と、前記キャビティ内に収容されると共に電極端子を有する電子部品との上に外側絶縁層を形成することと、
    レーザ加工によって前記外側絶縁層にビア形成孔を形成することと、
    前記ビア形成孔内にビア導体を形成することと、を有する電子部品内蔵配線板の製造方法であって、
    前記ビア形成孔を形成することには、厚さ方向から見て前記キャビティの外側の領域に第1ビア形成孔を形成することと、前記電子部品の前記電極端子を露出させると共に前記第1ビア形成孔より小径の第2ビア形成孔を形成することと、が含まれ、
    前記第2ビア形成孔の形成にあたり、前記第1ビア形成孔の形成に用いられるレーザよりも短波長のレーザを用いる。
  10. 請求項9に記載の電子部品内蔵配線板の製造方法であって、
    前記第1ビア形成孔の形成にあたっては赤外光のレーザを用い、前記第2ビア形成孔の形成にあたっては紫外光のレーザを用いる。
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