JP2016051153A - 光学観察装置及び光学観察方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】観察対象物の全焦点画像を容易に取得するとともに、表面各部の高さを視覚的に把握できる光学観察装置及び光学観察方法を提供する。
【解決手段】広帯域光を出射する光源10と、第1端面20a及び第2端面20bを有し、第1端面及び第2端面において複数のコアの端面が2次元配列されたイメージファイバ20と、イメージファイバの第1端面側に設けられ、第1端面から出射された光を結像面Fに結像させる結像光学系30と、イメージファイバの第2端面側に設けられ、光軸上において軸上色収差を有し、第2端面から出射され観察対象物に向かう光を集束させる軸上収差光学系40と、を備え、イメージファイバは、光源から出射された光を第1端面から取り込んで第2端面へ伝達するとともに、観察対象物の表面で反射及び散乱し軸上収差光学系を介して集束され第2端面上の複数のコアごとに合焦した光を第2端面から取り込んで第1端面へ伝達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、観察対象物の表面に照射した光の反射光や散乱光を受けて観察対象物の表面を観察する光学観察装置及び光学観察方法に関する。
顕微鏡等で凹凸のある観察対象物(ワーク)を観察する際、ワークの観察面の広い範囲で焦点の合った観察像を得ることは容易ではない。特に、光学的に高倍率で観察する場合、レンズの焦点深度が浅くなることから、観察はさらに難しくなる。
一方、顕微鏡等で凹凸のあるワークを観察する際に、観察する面の全面に焦点が合った全焦点画像を得た場合、ワークの凹凸各部の高さが分かりにくいことが多い。例えば、凸部なのか、凹部なのか把握しにくいこともある。
特許文献1には、三色の単色光を被検物に照射し、三色の単色光ごとに光検出部から読み込んだ検出データを合成して、被検物のカラーの像を得る構成が開示されている。また、特許文献2には、複数の波長を含む点光源と、軸上色収差を発生するレンズと、光を角度走査する光走査機と、を備えた走査方形状計測機が開示されている。この装置では、表面に凹凸をもつ物体上に光を走査し、反射光を受光して表面上の位置や高さの検査を行っている。
特開2008−32951号公報 特開2008−32668号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるように、三色の単色光ごとに検出データを取り込み、これらを合成してカラー画像を得る構成では、複雑な画像処理が必要になる。また、特許文献2に記載されるように、点光源を対象物に向けて照射及び走査して表面の位置や高さを検査する構成では、対象物の表面の全体で焦点の合った画像を得られるものの、視覚的に表面の凹凸を認識しにくいという問題は解消されない。
本発明の目的は、観察対象物の全焦点画像を容易に取得するとともに、表面各部の高さを視覚的に把握できる光学観察装置及び光学観察方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の光学観察装置は、広帯域光を出射する光源と、第1端面及び第2端面を有し、第1端面及び第2端面において複数のコアの端面が2次元配列されたイメージファイバと、イメージファイバの第1端面側に設けられ、第1端面から出射された光を結像面に結像させる結像光学系と、イメージファイバの第2端面側に設けられ、光軸上において軸上色収差を有し、第2端面から出射され観察対象物に向かう光を集束させる軸上収差光学系と、を備え、イメージファイバは、光源から出射された光を第1端面から取り込んで第2端面へ伝達するとともに、観察対象物の表面で反射及び散乱し軸上収差光学系を介して集束され第2端面上の複数のコアごとに合焦した光を第2端面から取り込んで第1端面へ伝達することを特徴とする。
このような構成によれば、光源から出射された広帯域光は、イメージファイバの第1端面から第2端面へ伝達され、第2端面から軸上収差光学系を介して観察対象物に照射される。広帯域光は、軸上収差光学系によって波長に応じた焦点距離で集束する。したがって、観察対象物に照射される光のうち、表面で合焦する光の波長に応じた焦点距離と、観察対象物の表面高さとが対応することになる。イメージファイバは、観察対象物の表面で反射及び散乱した光のうち第2端面上の複数のコアごとに合焦した光を第2端面から取り込んで第1端面へ伝達する。第2端面の各コアから取り込まれる光は、観察対象物の表面で合焦した光の反射光及び散乱光の成分を多く含む。このため、第2端面の各コアから取り込まれ、第1端面へ伝達され、結像レンズを介して結像面に投影される光は、観察対象物の高さに応じた波長成分を含む像として現れることになる。
本発明の光学観察装置において、軸上収差光学系は、複数のコアのそれぞれから出射し観察対象物の表面で反射及び散乱した光のうち、観察対象物の表面に合焦する波長の光を第2端面上の出射元のコアに結像させてもよい。このような構成によれば、第2端面に結像した光を第1端面へ伝達し、結像レンズを介して結像面に投影できるため、観察対象物の鮮鋭な像を得られることになる。
本発明の光学観察装置において、結像光学系は、軸上収差光学系と観察対象物との距離に対応した波長の光を結像面に結像させるようにしてもよい。このような構成によれば、結像面に現れる像として、観察対象物の表面高さに応じた波長(色)に分けられた表示が行われることになる。
本発明の光学観察装置において、光源は、白色光源であってもよい。このような構成によれば、白色光源から出射される白色光に含まれる波長の範囲内において観察対象物の高さを把握することができる。
本発明の光学観察方法は、軸上色収差を有する軸上収差光学系を介して広帯域光を観察対象物に照射する工程と、第1端面及び第2端面を有し、第1端面及び第2端面において複数のコアの端面が2次元配列されたイメージファイバを用いて、観察対象物の表面で反射及び散乱し軸上収差光学系を介して集束され第2端面上の複数のコアごとに合焦した光を第2端面から取り込んで第1端面へ伝達する工程と、第1端面から出射された光を結像光学系を介して結像面に結像させる工程と、を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、軸上収差光学系を介して広帯域光を観察対象物に照射する。軸上収差光学系によって波長に応じた焦点距離で集束する。したがって、観察対象物に照射される光のうち、表面で合焦する光の波長に応じた焦点距離と、観察対象物の表面高さとが対応することになる。イメージファイバは、観察対象物の表面で反射及び散乱した光のうち第2端面上の複数のコアごとに合焦した光を第2端面から取り込んで第1端面へ伝達する。第2端面の各コアから取り込まれる光は、観察対象物の表面で合焦した光の反射光及び散乱光の成分を多く含む。このため、第2端面の各コアから取り込まれ、第1端面へ伝達され、結像レンズを介して結像面に投影される光は、観察対象物の高さに応じた波長成分を含む像として現れることになる。
(a)は、第1実施形態に係る光学観察装置の構成図、(b)は、イメージファイバの構成図である。 光学観察方法を例示する模式図(その1)である。 光学観察方法を例示する模式図(その2)である。 (a)半球型の凸部を含むワークを例示する模式図、(b)は観察例を示す模式図である。 (a)は、第1実施形態に係る光学観察装置の構成図、(b)は、モニタの表示例を表す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る光学観察装置を例示する図である。図1(a)には、第1実施形態に係る光学観察装置1の構成図が表され、図1(b)には、イメージファイバ20の構成図が表される。
図1(a)に表したように、本実施形態に係る光学観察装置1は、光源10と、イメージファイバ20と、結像光学系である結像レンズ30と、軸上収差光学系である対物レンズ40と、を備える。この光学観察装置1によって、観察対象物であるワークWの表面の広い範囲にわたり合焦した像IMG−Fが、結像レンズ30による結像面Fに現れる。
光源10は、広帯域光を出射する。光源21には、例えばレーザ光源が用いられる。広帯域光は、例えば白色光である。
イメージファイバ20は、第1端面20aと、第2端面20bとを有する。図1(b)には、イメージファイバ20の構成例が表される。説明の都合上、図1(b)にはイメージファイバ20の一方の端面(例えば、第1端面20a)が表されるが、他方の端面(例えば、第2端面20b)も同様である。
イメージファイバ20の第1端面20aには、複数のコア20cの端面が2次元配列(例えば、六方最密配列)される。コア20cの径は、約3μm〜5μm程度である。複数のコア20cの数は、約3000〜30000程度である。複数のコア20cを束ねた全体の径は、約0.4mm〜8mm程度である。
複数のコア20cの端面の配列は、第1端面20aから第2端面20bまで維持される。これにより、イメージファイバ20は、例えば第2端面20bから入射された2次元の像を、形状を維持したまま第1端面20aまで伝達することができる。
結像レンズ30は、イメージファイバ20の第1端面20a側に設けられる。結像レンズ30は、イメージファイバ20の第1端面20aから出射された光を結像面Fに結像させる。結像レンズ30には、軸上色収差の少ないレンズが用いられる。
結像レンズ30と第1端面20aとの間にはビームスプリッタ50が設けられる、ビームスプリッタ50は、光源10から出射された光を第1端面20a側に反射させるとともに、第1端面20aから出射された光を結像レンズ30側へ透過する。
対物レンズ40は、イメージファイバ20の第2端面20b側に設けられる。対物レンズ40は、第2端面20bから出射されワークWに向かう光を集束させる。本実施形態において、対物レンズ40は、光軸上において大きな軸上色収差を有する。これにより、第2端面20bから出射され、対物レンズ40を通過した光の光軸上の焦点距離は、光の波長に応じて異なることになる。例えば、対物レンズ40では、波長が短いほど焦点距離が短く、波長が長いほど焦点距離が長くなる。したがって、青色光B、緑色光G、赤色光Rでは、焦点距離は、青色光B、緑色光G、赤色光Rの順に長くなる。なお、対物レンズ40において、波長と焦点距離との関係は、上記と反対であってもよい。また、対物レンズ40の共焦点位置は、イメージファイバ20の第2端面20bに合わせられている。
このような構成を備えた光学観察装置1において、イメージファイバ20は、光源10から出射された光を第1端面20aから第2端面20bへ伝達する。さらに、イメージファイバ20は、ワークWの表面で反射及び散乱し対物レンズ40を介して第2端面20b上に集束され、複数のコア20cごとに合焦した光(検出光)を、第2端面20bから取り込んで第1端面20aへ伝達する。
第2端面20bから第1端面20aまで伝達された検出光は、第2端面20bから結像レンズ30を介して結像面Fに結像して、2次元の像IMG−Fとして表される。光学観察装置1の使用者は、結像面Fを観察面としてワークWの表面の像IMG−Fを参照することができる。
光学観察装置1では、対物レンズ40の軸上色収差を利用して、ワークWの表面に、その表面の高さ(対物レンズ40からの距離)に対応した焦点距離を有する波長の光が強く照射される。そして、この光による検出光が、対物レンズ40を介してイメージファイバ20の第2端面20bに集束する。第2端面20bは、対物レンズ40の共焦点位置と一致しているため、第2端面20bから、ワークWの高さに対応した焦点距離を有する波長の光を全て取り込むことができる。
すなわち、第2端面20bの各コア20cは共焦点位置に配置されたピンホールとみなされるため、各コア20cのそれぞれは、第2端面20b上の各コア20cの位置に合焦した光を取り込むことになる。イメージファイバ20は、各コア20cから取り込まれた光をまとめることで像として第2端面20bから第1端面20aへ伝達する。第2端面20bから第1端面20aに伝達された像IMG−1は、結像レンズ30を介して結像面Fに投影される。結像面Fに投影された像IMG−Fは、ワークWの表面の像である。
この像IMG−Fを構成する光は、ワークWの表面の高さに応じた波長成分を含む。したがって、結像面Fに現れる像IMG−Fは、ワークWの表面の高さに応じた波長(色)によって分けられた表示となる。このように、本実施形態に係る光学観察装置1では、取り込んだ画像を合成するなどの画像処理を行うことなく、ワークWの表面の高さに応じて色分けされた像IMG−Fを容易に得られる。
次に、光学観察方法について説明する。以下の説明では、本実施形態に係る光学観察装置1を用いた観察方法を例とする。図2及び図3は、光学観察方法を例示する模式図である。
先ず、図2に表したように、光源10から広帯域光(例えば、白色光)LS1を出射する。広帯域光LS1は、ビームスプリッタ50で反射し、イメージファイバ20の第1端面20aから内部へ取り込まれる。広帯域光LS1は、イメージファイバ20の複数のコア20c内を通り、第2端面20bから出射される。第2端面20bから出射された広帯域光LS1は、対物レンズ40を介して集束され、ワークWに照射される。
対物レンズ40は大きな軸上色収差を有するため、対物レンズ40を介してワークWに照射される広帯域光LS1の焦点距離は波長に応じて異なる。例えば、青色光Bの焦点距離をFD1、緑色光Gの焦点距離をFD2、赤色光Rの焦点距離をFD3とした場合、FD1<FD2<FD3となる。
ここで、例えば、焦点距離FD1の位置に観察対象物の平坦な表面があった場合、検出光の像のイメージは、青色の像IMG−Bとなる。また、焦点距離FD2の位置に観察対象物の平坦な表面があった場合、検出光のイメージは、緑色の像IMG−Gとなる。また、焦点距離FD3の位置に観察対象物の平坦な表面があった場合、検出光のイメージは、赤色の像IMG−Rとなる。
次に、図3に表したように、ワークWの表面に照射された広帯域光LS1の表面での反射光及び散乱光である検出光LS2を、対物レンズ40を介してイメージファイバ20の第2端面20b上に集束させる。第2端面20b上の各コア20cごと合焦する光には、ワークWの表面で合焦した光の波長成分を多く含む。つまり、ワークWの表面の高さに対応した焦点距離を有する波長の光が各コア20cごとに強く集束され、第2端面20bに到達する。このため、第2端面20bに到達する検出光LS2の像には、ワークWの表面の高さに対応した波長の情報が含まれることになる。そして、検出光LS2を第2端面20bから第1端面20aへ伝達する。
第1端面20aまで伝達された検出光LS2は、結像レンズ30を介して結像面Fに結像される。結像面Fには、ワークWの表面の像IMG−Fが現れる。この像IMG−Fには、ワークWの表面の高さに対応した波長の情報が含まれる。したがって、像IMG−FによってワークWの表面を観察できるとともに、像IMG−Fの波長(色)によってワークWの表面の高さを把握できる。
ワークWの高さを波長(色)によって分けられる範囲は、広帯域光の波長範囲となる。したがって、広帯域光として白色光を用いると、白色光の波長範囲に対応した対物レンズ40の焦点距離の範囲でワークWの高さを色分けできることになる。
例えば、図3に表したように、傾斜しているワークWの表面を観察した場合、結像面Fには、傾斜に沿って色が変化した像IMG−Fが映し出される。結像面Fに映し出されるワークWの表面の像IMG−Fは平面的になるが、傾斜(高さ)に対応した色によってワークWの表面の高さを把握できることになる。
また、例えば図4(a)に表したように、半球型の凸部を含むワークWを観察した場合、結像面Fに現れる像IMG−Fにおける凸部の表面部分は、半球の高さによって同心円状に色分けされて映し出されることになる(図4(b)参照)。このように、観察者は、結像面Fに映し出される像IMG−Fによって、ワークWの表面の状態と、色によるワークWの表面の高さとを容易に把握できるようになる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係る光学観察装置について説明する。
図5は、第2実施形態に係る光学観察装置を例示する図である。図5(a)には本実施形態に係る光学観察装置1Bの構成図が表され、図5(b)にはモニタMの表示例が表される。
図5(a)に表したように、本実施形態に係る光学観察装置1Bは、結像面Fに配置された撮像部60と、信号処理部70と、を備える。その他の構成は第1実施形態に係る光学観察装置1と同様である。
光学観察装置1Bでは、結像レンズ30によって結像面Fに結像された光を撮像部60で取り込む。撮像部60としては、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などが用いられる。撮像部60で取り込んだ光に基づく像IMG−Fは、図5(b)に表したようにモニタMに表示される。
また、信号処理部70は、撮像部60で取り込んだ画素ごとの信号に対して所定の処理を行う。例えば、撮像部60で取り込んだ光の所定領域(例えば、画素ごと)のピーク波長を検出し、この検出したピーク波長に対応した対物レンズ40の焦点距離を求める。そして、この焦点距離から所定領域の位置に対応したワークWの表面の高さを求める。これにより、撮像部60の所定領域に対応したワークWの表面の高さを数値として求めることができる。ワークWの表面の高さを数値化することで、そのデータからワークWの表面の3次元形状の情報を取得することができる。
〔適用例〕
上記説明した光学観察装置1,1B及び光学観察方法において、ワークWに照射される広帯域光LS1は、スポット光でも、ライン光でもよい。また、広帯域光LS1とワークWとの相対的な位置を変化(走査)させてもよい。例えば、ライン光とワークWとの相対的な位置をライン方向と直交する方向に走査すれば、広い範囲でワークWの表面の3次元形状を把握することが可能になる。
以上説明したように、実施形態に係るによれば、観察対象物の全焦点画像を容易に取得するとともに、表面各部の高さを視覚的に把握できる光学観察装置1,1B及び光学観察方法を提供することが可能になる。
なお、上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の各実施形態またはその適用例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
1,1B…光学観察装置
10…光源
20…イメージファイバ
20a…第1端面
20b…第2端面
20c…コア
21…光源
30…結像レンズ
40…対物レンズ
50…ビームスプリッタ
60…撮像部
70…信号処理部
W…ワーク

Claims (5)

  1. 広帯域光を出射する光源と、
    第1端面及び第2端面を有し、前記第1端面及び前記第2端面において複数のコアの端面が2次元配列されたイメージファイバと、
    前記イメージファイバの前記第1端面側に設けられ、前記第1端面から出射された光を結像面に結像させる結像光学系と、
    前記イメージファイバの前記第2端面側に設けられ、光軸上において軸上色収差を有し、前記第2端面から出射され観察対象物に向かう光を集束させる軸上収差光学系と、
    を備え、
    前記イメージファイバは、前記光源から出射された光を前記第1端面から取り込んで前記第2端面へ伝達するとともに、前記観察対象物の表面で反射及び散乱し前記軸上収差光学系を介して集束され前記第2端面上の前記複数のコアごとに合焦した光を前記第2端面から取り込んで前記第1端面へ伝達することを特徴とする光学観察装置。
  2. 前記軸上収差光学系は、前記複数のコアのそれぞれから出射し前記観察対象物の表面で反射及び散乱した光のうち、前記観察対象物の表面に合焦する波長の光を前記第2端面上の出射元のコアに結像させることを特徴とする請求項1記載の光学観察装置。
  3. 前記結像光学系は、前記軸上収差光学系と前記観察対象物との距離に対応した波長の光を前記結像面に結像させることを特徴とする請求項1または2に記載の光学観察装置。
  4. 前記光源は、白色光源であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光学観察装置。
  5. 軸上色収差を有する軸上収差光学系を介して広帯域光を観察対象物に照射する工程と、
    第1端面及び第2端面を有し、前記第1端面及び前記第2端面において複数のコアの端面が2次元配列されたイメージファイバを用いて、前記観察対象物の表面で反射及び散乱し前記軸上収差光学系を介して集束され前記第2端面上の前記複数のコアごとに合焦した光を前記第2端面から取り込んで前記第1端面へ伝達する工程と、
    前記第1端面から出射された光を結像光学系を介して結像面に結像させる工程と、
    を備えたことを特徴とする光学観察方法。
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