JP2016049417A - 紙筒用継ぎ手 - Google Patents
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Abstract
【課題】 紙を円筒状に巻いた紙筒を用いて立体造形物を形成することができる紙筒用継ぎ手を提供する。【解決手段】 薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して成る紙筒用継ぎ手において、当該挿入片の幅が前記紙筒の内径を押し広げて楕円形に変形させる長さであり、当該挿入片の先端寄りと根元寄りとの幅方向の両側に前記紙筒の内壁に当接して突き広げる山状突起がそれぞれ一対設けられ、根元寄りの両側の第一山状突起を通る周回軌道が前記紙筒の内円周と略同じであり、先端寄りの両側の第二山状突起を通る周回軌道が前記第一山状突起を通る周回軌道より短く、且つ、前記第二山状突起が紙筒の内壁に密接して挿入片の厚み方向に間隙を形成される長さとする。【選択図】図1
Description
本発明は、薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して成る紙筒用継ぎ手に関するものである。
周知の通り、複数のパイプを連結して造形物を形成する組立ておもちゃに用いる組立ておもちゃ用連結具(例えば、特許文献1参照)が汎用されている。
図9に図示する従来の連結具50はパイプの空洞に容易に挿入することができるようにストレートに伸びる連結ピン51を放射状に設けて構成されており、当該連結具50の連結ピン51を、薄紙を円筒状に巻いた紙筒に挿入した場合には、連結ピン51の真っ直ぐな形状に従って紙筒が変形するので、挿入後において連結ピン51が空洞内でストッパーの役目を果たさず、すぐに抜けてしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、薄紙を円筒状に巻いた紙筒内で固定でき、当該紙筒同士を強固に連結できる紙筒用継ぎ手を提供することを技術的課題とするものである。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
即ち、本発明に係る紙筒用継ぎ手は、薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して成る紙筒用継ぎ手において、当該挿入片の少なくとも先端寄りと根元寄りとの幅方向の両側に前記紙筒の内壁に当接して該内壁を突き広げる山状突起がそれぞれ一対設けられ、根元寄りの両側の第一山状突起間幅が先端寄りの両側の第二山状突起間幅より長く形成されているものである。
また、本発明に係る紙筒用継ぎ手は、薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して成る紙筒用継ぎ手において、当該挿入片の幅が前記紙筒の内径を押し広げて楕円形に変形させる長さであり、当該挿入片の先端寄りと根元寄りとの幅方向の両側に前記紙筒の内壁に当接して突き広げる山状突起がそれぞれ一対設けられ、根元寄りの両側の第一山状突起を通る周回軌道が前記紙筒の内円周と略同じであり、先端寄りの両側の第二山状突起を通る周回軌道が前記第一山状突起を通る周回軌道より短く、且つ、当該第二山状突起が紙筒の内壁に密接して挿入片の厚み方向に間隙を形成される長さとなっているものである。
本発明によれば、薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して挿入片の少なくとも先端寄りと根元寄りとの幅方向の両側に前記紙筒の内壁に当接して該内壁を突き広げる山状突起がそれぞれ一対設け、根元寄りの両側の第一山状突起間幅を先端寄りの両側の第二山状突起間幅より長く形成したので、前記紙筒に挿入した場合に前記挿入片の山状突起がストッパーの役目をすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
実施の形態1.
1は、薄紙を円筒状に巻いた紙筒2の空洞3に挿着するヘラ状扁平挿入片4を放射状に六片形成して成る紙筒用継ぎ手(図1参照)であり、当該継ぎ手1は、中心に設けられた円形の基礎台5と該基礎台5から放射状に設けられた前記挿入片4とから構成されており、基礎台5の中央には前記紙筒を挿入できる穴6が開口している。
そして、図2に示すように、挿入片4の少なくとも先端寄りの位置(以下、「先端寄り」という)7と根元寄りの位置(以下、「根元寄り」という)8との幅方向の両側に紙筒2の内壁9に当接して該内壁9を突き広げる山状突起10,11がそれぞれ一対設けられ、根元寄り8の両側の第一山状突起11,11間幅が先端寄り7の両側の第二山状突起10,10間幅より長く形成されている。
本実施の形態によれば、前記第一山状突起11,11と前記第二山状突起10,10とを設けたので、前記紙筒2に挿入した場合に前記挿入片4の山状突起10,11がストッパーの役目をすることができる。これにより、前記紙筒2を紙筒用継ぎ手1で強固に連結することができる。
実施の形態2.
本実施の形態に係る紙筒用継ぎ手を図1乃至図5を参照して説明する。これらの図において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
紙筒用継ぎ手1は、図3及び図4に示すように、紙筒2の空洞3に挿着する挿入片4の幅が紙筒2の内径を押し広げて楕円形に変形させる長さであり、当該挿入片4の先端寄り7と根元寄り8との幅方向の両側に紙筒2の内壁9に当接して突き広げる山状突起10,11がそれぞれ一対設けられている。
そして、根元寄り8の両側の第一山状突起11,11を通る周回軌道が紙筒2の内円周と略同じであり(図4の(c)参照)、先端寄り7の両側の第二山状突起10,10を通る周回軌道が前記第一山状突起11,11を通る周回軌道より短く、且つ、第二山状突起10,10が紙筒2の内壁9に密接して挿入片4の厚み方向に間隙を形成される長さに形成されている(図4の(b)参照)。
従って、継ぎ手1の一つの扁平挿入片4に紙筒2を挿入すれば、挿入片4の先部12によって紙筒2の内径が挿入片4の幅方向に押し広げられて楕円形となり(図4の(a)参照)、紙筒2が挿入片4の先端寄り位置7へ達すれば、第二山状突起10,10の存在により、紙筒2の内壁9と挿入片4と間に間隙が少なくなって紙筒2の応力が増して第二山状突起10,10が紙筒2の内壁9に密接して挿入片4の厚み方向に間隙を形成された状態となり(図4の(b)参照)、さらに、紙筒2を押し込んで紙筒2が挿入片4の根元寄り位置8へ達すれば、第一山状突起11,11の存在により、紙筒2の内壁9と挿入片4とが隙間無く密着した状態となる(図4の(c)参照)。
実施の形態によれば、根元寄り8の両側の第一山状突起11,11を通る周回軌道が前記紙筒2の内円周と略同じであり、先端寄り7の両側の第二山状突起10,10を通る周回軌道が前記第一山状突起11,11を通る周回軌道より短く、且つ、当該第二山状突起10,10が紙筒2の内壁9に密接して挿入片4の厚み方向に間隙を形成される長さにしたので、実施の形態1と同様の作用・効果を奏することができ、紙筒2を紙筒用継ぎ手1で強固に連結することができるから、図5に示すような立体造形物13を強固に製作することができる。
なお、根元寄り8の両側の第一山状突起11,11を通る周回軌道は紙筒2の内円周と略同じ長さとしたが、内円周より若干長くすれば、食い込むように固着できるから、さらによい。
変形例1.
図6に示す継ぎ手1は3本の扁平挿入片4が放射状に形成されており、根元寄り位置8と先端寄り位置7との間にさらに第三の山状突起14,14を設けたものであり、突起間の幅を第二山状突起10,10と同じ幅か或いは第一山状突起11,11と第二山状突起10,10との中間の長さの幅にすればよい。
変形例2,3.
図7に示す継ぎ手1(変形例2)は4本の扁平挿入片4が放射状に形成されており、図8に示す継ぎ手1(変形例3)は5本の扁平挿入片4が放射状に形成されている。
本発明によれば、紙筒を紙筒用継ぎ手で強固に連結することができるから、複雑な造形物を容易に製作することができる。
1 紙筒用継ぎ手
2 紙筒
3 空洞
4 ヘラ状扁平挿入片
5 基礎台
6 穴
7 先端寄り位置
8 根元寄り位置
9 内壁
10 第二山状突起
11 第一山状突起
12 先部
13 立体造形物
14 第三の山状突起
50 連結具
51 連結ピン
2 紙筒
3 空洞
4 ヘラ状扁平挿入片
5 基礎台
6 穴
7 先端寄り位置
8 根元寄り位置
9 内壁
10 第二山状突起
11 第一山状突起
12 先部
13 立体造形物
14 第三の山状突起
50 連結具
51 連結ピン
Claims (2)
- 薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して成る紙筒用継ぎ手において、当該挿入片の少なくとも先端寄りと根元寄りとの幅方向の両側に前記紙筒の内壁に当接して該内壁を突き広げる山状突起がそれぞれ一対設けられ、根元寄りの両側の第一山状突起間幅が先端寄りの両側の第二山状突起間幅より長く形成されていることを特徴とする紙筒用継ぎ手。
- 薄紙を円筒状に巻いた紙筒の空洞に挿着するヘラ状扁平挿入片を放射状に形成して成る紙筒用継ぎ手において、当該挿入片の幅が前記紙筒の内径を押し広げて楕円形に変形させる長さであり、当該挿入片の先端寄りと根元寄りとの幅方向の両側に前記紙筒の内壁に当接して突き広げる山状突起がそれぞれ一対設けられ、根元寄りの両側の第一山状突起を通る周回軌道が前記紙筒の内円周と略同じであり、先端寄りの両側の第二山状突起を通る周回軌道が前記第一山状突起を通る周回軌道より短く、且つ、当該第二山状突起が紙筒の内壁に密接して挿入片の厚み方向に間隙を形成される長さになっていることを特徴とする紙筒用継ぎ手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014186960A JP2016049417A (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 紙筒用継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014186960A JP2016049417A (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 紙筒用継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016049417A true JP2016049417A (ja) | 2016-04-11 |
Family
ID=55657388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014186960A Pending JP2016049417A (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 紙筒用継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016049417A (ja) |
-
2014
- 2014-08-28 JP JP2014186960A patent/JP2016049417A/ja active Pending
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