JP2016048442A - 車両情報出力プログラム、車両情報出力方法及び車両情報出力装置 - Google Patents

車両情報出力プログラム、車両情報出力方法及び車両情報出力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】危険の回避を促す通知の通知範囲の適正化を図る車両情報出力プログラム、車両情報出力方法及び車両情報出力装置を提供することを目的としている。【解決手段】コンピュータに、車両の位置情報を取得し、前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる。【選択図】図12

Description

本発明は、車両情報出力プログラム、車両情報出力方法及び車両情報出力装置に関する。
近年では、道路における車両の走行状態等から危険運転が行われていることを検知し、該当車両の周辺の車両に対し、危険運転を行っている車両の存在を通知することで、危険の回避を促す技術が知られている。
特開2013−33324
従来の技術では、危険の回避を促す通知は、予め決められた範囲内にある車両に対して行われるものであり、通知を行う範囲については考慮されていない。このため、例えば危険運転の種類によっては、適正な通知が行われない可能性がある。
1つの側面では、危険の回避を促す通知の通知範囲の適正化を図る車両情報出力プログラム、車両情報出力方法及び車両情報出力装置を提供することを目的としている。
一様態によれば、コンピュータに、車両の位置情報を取得し、前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる、処理を実行させる。
上記各処理は、上記各処理を実現する機能部、上記各処理を手順としてコンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
危険の回避を促す通知の通知範囲の適正化を図ることができる。
車両情報出力システムの構成の例を示す図である。 車両情報出力サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 車両情報出力サーバの機能を説明する図である。 車両センサ情報テーブルの一例を示す図である。 道路監視情報テーブルの一例を示す図である。 発生事象テーブルの一例を示す図である。 運転閾値テーブルの一例を示す図である。 車線位置変換テーブルの一例を示す図である。 車線位置情報を説明する図である。 情報板テーブルの一例を示す図である。 通知範囲テーブルの一例を示す図である。 車両情報出力サーバの動作を説明するフローチャートである。 車両センサ情報の取得処理を説明するフローチャートである。 車両の速度の算出処理及び走行車線の算出処理を説明するフローチャートである。 路側帯走行に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。 蛇行運転に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。 低速運転に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。 高速運転に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。 危険通知の表示指示処理を説明するフローチャートである。 危険通知の表示指示処理の他の例を説明するフローチャートである。
以下に図面を参照して実施形態について説明する。図1は、車両情報出力システムの構成の例を示す図である。
本実施形態の車両情報出力システム100は、車両情報出力サーバ200、情報板300、監視ディスプレイ400を有する。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、車両情報データベース210を有し、車両情報出力プログラム220がインストールされている。
車両情報出力システム100において、車両情報出力サーバ200は、車両10に搭載されたGPS(Global Positioning System,)センサ11から送信された車両に係る情報を、無線基地局500を介して収集し、車両情報データベース210に格納する。
車両情報出力サーバ200は、車両情報データベース210に格納された情報に基づき、道路において危険と見なされる所定の運転状態の車両が存在するか否かを検知する。そして、車両情報出力サーバ200は、検知の結果に基づき、情報板300及び監視ディスプレイ400に対し、危険の回避を促す通知の表示を指示する。以下の説明では、危険の回避を促す通知を危険通知と呼ぶ。
本実施形態の情報板300は、例えば高速道路や車両専用道路等に所定間隔毎に設置されている電光掲示板等であり、車両の運転手に道路の状況を通知するものである。本実施形態の監視ディスプレイ400は、道路を監視する監視センター等に設けられており、監視センターのオペレータ等に道路の状況を通知するものである。監視センターとは、例えば日本道路交通情報センター(JARTIC)等である。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、車両の運転状態に応じて、危険通知を行う範囲を設定し、設定された範囲内にある情報板300に対し、危険通知の表示を指示する。
したがって、本実施形態によれば、車両の運転状態に応じて、危険通知を行う範囲を決めることができ、危険通知の範囲の適正化を図ることができる。
以下に、本実施形態の車両情報出力サーバ200について説明する。図2は、車両情報出力サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21,出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を有する。
入力装置21は、車両情報出力サーバ200に対する情報の入力に用いられるものであり、例えばキーボードやマウス等である。出力装置22は、車両情報出力サーバ200から情報を出力するために用いられるものであり、例えばディスプレイ等である。
インターフェース装置27は、モデム、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
車両情報出力プログラム220は、車両情報出力サーバ200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。車両情報出力プログラム220は例えば記録媒体28の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。車両情報出力プログラム220を記録した記録媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また車両情報出力プログラム220を記録した記録媒体28がドライブ装置23にセットされると、車両情報出力プログラム220は記録媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた車両情報出力プログラム220は、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、インストールされた車両情報出力プログラム220を格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、コンピュータの起動時に補助記憶装置24から車両情報出力プログラム220を読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された車両情報出力プログラム220に従って、後述するような各種処理を実現している。
図3は、車両情報出力サーバの機能を説明する図である。本実施形態の車両情報出力サーバ200は、車両情報データベース210と、車両情報出力処理部220Aとを有する。
以下に、車両情報データベース210について説明する。本実施形態の車両情報データベース210は、車両センサ情報テーブル211、道路監視情報テーブル212、発生事象テーブル213、運転閾値テーブル214、車線位置変換テーブル215、情報板テーブル216、通知範囲テーブル217を有する。各テーブルの詳細は後述する。
本実施形態の車両情報出力処理部220Aは、演算処理装置26が車両情報出力プログラム220を実行することで、後述する各部の処理を実現する。
本実施形態の車両情報出力処理部220Aは、情報取得部221、分析部222、通知範囲決定部223、表示指示部224、テーブル更新部225を有する。
本実施形態の情報取得部221は、車両10に搭載されたGPSセンサ11から情報を取得する。ここで、本実施形態のGPSセンサ11について説明する。本実施形態のGPSセンサ11は、車両の進行方向と位置情報とを無線基地局500へ出力する。本実施形態では、GPSセンサ11から出力される車両の進行方向と位置情報とを、車両センサ情報と呼ぶ。本実施形態の情報取得部221は、所定間隔毎に無線基地局500を介して車両センサ情報を取得し、車両センサ情報テーブル211へ格納する。
分析部222は、車両センサ情報テーブル211に格納された車両センサ情報を分析し、車両の速度、道路における車両の位置、車両の運転状態等を検出する。分析部222の詳細は後述する。
通知範囲決定部223は、分析部222の分析結果に基づく車両の運転状態に応じて、危険通知を表示させる範囲を決定する。具体的には、通知範囲決定部223は、情報板テーブル216を参照し、車両の運転状態に応じて危険通知を表示させる範囲内の情報板300を決定する。
表示指示部224は、通知範囲決定部223により決定された情報板300に対し、危険通知の表示を指示する。また、表示指示部224は、監視ディスプレイ400に対し、危険通知を指示した情報板300と、危険通知の内容とを表示させる指示を行う。
テーブル更新部225は、車両情報データベース210に格納された各種テーブルを更新する。
以下に、分析部222について、説明する。本実施形態の分析部222は、車両速度算出部226、車線位置判定部227、運転状態検知部228を有する。
車両速度算出部226は、車両センサ情報テーブル211に格納された車両の位置情報に基づき、車両の速度を算出する。車線位置判定部227は、同様な車両の位置情報から、道路における車両が走行している車線を判定する。
運転状態検知部228は、車両速度算出部226により算出された車両の速度と、車線位置判定部227により判定された車両が走行している車線と、から、道路を走行している車両から所定の運転状態である車両を検知する。より具体的には、本実施形態の運転状態検知部228は、高速運転、低速運転、蛇行運転及び路側帯走行を行っている車両を検知する。高速運転とは、高速運転閾値よりも速い速度で車両を走行させる運転である。低速運転とは、低速運転閾値よりも遅い速度で車両を走行させる運転である。蛇行運転とは、車両が走行する車線を連続して変更させる運転である。路側帯走行とは、所定時間以上の間、車両に路側帯を走行させる運転である。
尚、以下の説明では、運転状態検知部228による検知対象となる所定の運転状態を危険運転と呼び、それ以外の運転状態を通常運転と呼ぶ。
分析部222の有する各部の処理の詳細は後述する。
また、本実施形態では、情報取得部221と、分析部222及び通知範囲決定部223と、表示指示部224とが1つの装置内に設けられたものとしたが、これに限定されない。情報取得部221と、分析部222及び通知範囲決定部223と、表示指示部224とは、それぞれが独立した装置であっても良い。
次に、本実施形態の車両情報データベース210の有する各テーブルについて説明する。図4は、車両センサ情報テーブルの一例を示す図である。本実施形態の車両センサ情報テーブル211は、車両毎に設けられる。車両センサ情報テーブル211は、車両10のGPSセンサ11から出力された車両センサ情報が格納される。
本実施形態の車両センサ情報テーブル211では、車両識別情報に、車両識別情報に対応付けられた車両IDと、収集日時と、北緯と、東経と、キロポスト情報と、速度と、車線位置情報と、進行方向と、が対応付けられている。
車両識別情報は、例えば車両のナンバー等である。車両IDとは、車両のナンバーと対応付けられたIDである。車両IIDは、例えばナンバーをより簡易的に示すものであっても良い。本実施形態の車両センサ情報テーブル211では、車両識別情報か、車両IDかの何れか一方を含んでいれば良い。
北緯及び東経は、GPSセンサ11により取得された車両の位置を示す位置情報である。キロポスト情報は、後述する車線位置変換テーブル215を参照し、北緯と東経から求められる車両の位置を示すキロポスト情報を示す。本実施形態のキロポストとは、予め定められた起点(例えば東名高速道路であれば東京の用賀ICを0Kmとする。)からの距離を示す道路標であり、所定の距離毎に設置されている(例えば東名高速道路であれば、愛知県の小牧ICの346.7Kmまで)。また、本実施形態では、位置情報を北緯と東経で示すものとしたが、これに限定されない。位置情報は、例えば緯度と経度等により示されても良い。
速度は、今回GPSセンサ11から出力された車両センサ情報に含まれる位置情報から得られるキロポスト情報と、前回GPSセンサ11から出力された車両センサ情報に含まれる位置情報から得られるキロポスト情報と、から算出される車両の速度である。本実施形態では、キロポスト情報を用いて車両の速度を求めることで、例えば道路にカーブしていた場合等にも車両の速度を適正に算出できる。
車線位置情報は、車線位置変換テーブル215から得られる情報であり、車両が走行している車線を示す。
本実施形態では、GPSセンサ11から車両センサ情報を出力する度に、車両センサ情報テーブル211が更新される。
図5は、道路監視情報テーブルの一例を示す図である。本実施形態の道路監視情報テーブル212は、位置情報と、予測事象情報と、表示コメントと、表示開始日時と、表示終了日時とが対応付けられている。
位置情報は、運転状態検知部228により検知された、所定の運転状態の車両が走行しているキロポスト情報である。
予測事象情報は、運転状態検知部228により検知された車両の運転状態を示す。表示コメントは、情報板300に表示させるコメントを示す。すなわち、道路監視情報テーブル212における表示コメントは、情報板300により、通常運転を行っている車両の運転手に通知される危険通知の内容となる。
表示開始日時及び表示終了日時は、コメントの表示開始日時と表示終了日時を示す。
本実施形態の道路監視情報テーブル212は、運転状態検知部228により所定の運転状態の車両が検知される度に、上述した項目の情報が格納される。
図5の例では、例えばレコード51は、100.505kp(キロポスト)において運転状態が高速運転である車両が検知された場合に道路監視情報テーブル212に格納される情報である。レコード52は、111.87kpにおいて運転状態が蛇行運転である車両が検知された場合に道路監視情報テーブル212に格納される情報である。尚、表示コメントにおける表示開始日時から表示終了日時までの時間は、例えば運転状態毎に予め設定されていても良い。
図6は、発生事象テーブルの一例を示す図である。発生事象テーブル213は、運転状態検知部228により検知される所定の運転状態と、表示コメントとを対応付けている。
図6の例では、例えば運転状態が路側帯走行であった場合には、情報板300に「路側帯走行車があります。前方に注意して走行して下さい。」というコメントを表示させる。
本実施形態の発生事象テーブル213では、運転状態検知部228による検知対象となる運転状態全てに対し、表示コメントが対応付けられている。
図7は、運転閾値テーブルの一例を示す図である。本実施形態の運転閾値テーブル214は、運転状態検知部228による検知において参照される。本実施形態の運転閾値テーブル214には、低速運転閾値と、高速運転閾値と、路側帯走行閾値と、蛇行運転閾値とが格納されている。
低速運転閾値は、低速運転を検知する際に参照される速度の閾値である。高速運転閾値は、高速運転を検知する際に参照される速度の閾値である。路側帯走行閾値は、路側帯走行を検知する際に参照される回数の閾値である。図7の例では、5回連続して、走行車線が路側帯であった車両を、路側帯走行を行っている車両として検知する。
蛇行運転閾値は、蛇行運転を検知する際に参照される車線変更の回数の閾値である。図7の例では、5回以上連続して車線変更を行った車両を、蛇行運転を行っている車両として検知する。
尚、運転閾値テーブル214に格納された各閾値は、一例であり、任意に設定することができる。例えば低速運転閾値や高速運転閾値等は、天候等によって任意に設定が変更されても良い。
図8は、車線位置変換テーブルの一例を示す図である。本実施形態の車線位置変換テーブル215は、北緯、東経、キロポスト情報、車線位置情報、進行方向が対応付けられている。本実施形態の車線位置変換テーブル215は、予め道路毎に与えられるテーブルである。
本実施形態の車線位置変換テーブル215は、北緯、東経、キロポスト情報が道路の有する各車線と、路側帯とに対応付けられている。
以下に、図9を参照して本実施形態の車線位置情報について説明する。図9は、車線位置情報を説明する図である。図9に示す道路は、図8に示す車線位置変換テーブル215と対応する道路であり、片側3車線の道路である。本実施形態において、例えば車両の位置情報が第一車線と対応していた場合、車線位置情報は、第一車線となる。
本実施形態では、以上のように車両が走行している車線まで検出することで、車両の蛇行運転や路側帯走行を検知することができる。
尚、本実施形態において、車両10に搭載されるGPSセンサ11は、例えば位置の検出誤差を数センチ程度に留めることが可能なものであることが好ましい。
図10は、情報板テーブルの一例を示す図である。情報板テーブル216は、情報板300を識別するための情報板IDと、情報板300が設けられた位置を示すキロポストと、情報板300が設置される道路の進行方向と、が対応付けられている。
図11は、通知範囲テーブルの一例を示す図である。本実施形態の通知範囲テーブル217は、運転状態と、危険通知を表示させる範囲とが対応付けられている。
本実施形態の通知範囲テーブル217では、例えば運転状態検知部228により検知された運転状態が高速運転であった場合、通知範囲は高速運転を行っている車両の位置から前方へ向かって○○キロメールとなる。
尚、通知範囲テーブル217は、一例であり、危険通知を行う範囲は、例えば通知範囲テーブル217に予め設定された範囲と、運転状態を検出したときの天候や道路の状態等に応じて変更されても良い。
また、本実施形態の車両情報出力サーバ200は、車両の位置情報からキロポスト情報を特定するためのデータベースを有していても良い。また、本実施形態の車両情報出力サーバ200は、外部装置へアクセスし、車両の位置情報に対応するキロポスト情報の情報を取得しても良い。
次に、本実施形態の車両情報出力サーバ200の動作について説明する。図12は、車両情報出力サーバの動作を説明するフローチャートである。図12に示す処理は、例えば無線基地局500に対して車両センサ情報を送信することが可能な位置になる車両全てにおいて、車両毎に一定間隔毎に行われる。一定間隔とは、例えば10秒〜1分の間の任意の間隔である。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、情報取得部221により、車両10のGPSセンサ11から出力される車両センサ情報を、無線基地局500を介して取得する(ステップS1201)。続いて車両情報出力サーバ200は、分析部222により、車両の速度の算出処理及び車両の走行車線の算出処理を行う(ステップS1202)。
続いて車両情報出力サーバ200は、分析部222、通知範囲決定部223及び表示指示部224により、路側帯走行に関する事象発生通知処理を行う(ステップS1203)。続いて車両情報出力サーバ200は、蛇行運転に関する事象発生通知処理を行う(ステップS1204)。
続いて車両情報出力サーバ200は、低速運転に関する事象発生通知処理を行う(ステップS1205)。続いて車両情報出力サーバ200は、高速運転に関する事象発生通知処理を行う(ステップS1206)。
続いて車両情報出力サーバ200は、表示指示部224により、危険通知が存在するか否かを判定する(ステップS1207)。より具体的には、表示指示部224は、道路監視情報テーブル212に、表示コメントが設定されたか否かを判定する。
ステップS1207において危険通知が存在しない場合、車両情報出力サーバ200は処理を終了する。ステップS1207において危険通知が存在する場合、表示指示部224は、情報板300と監視ディスプレイ400への表示指示処理を行う(ステップS1208)。
以下に、図12に示す各ステップの詳細を説明する。
図13は、車両センサ情報の取得処理を説明するフローチャートである。図13は、図12のステップS1201の処理の詳細を示している。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、情報取得部221により、GPSセンサ11から無線基地局500を介して取得した位置情報のうち北緯の値を取得し、テーブル更新部225により、北緯の値を車両センサ情報テーブル211に格納する(ステップS1301)。続いて車両情報出力サーバ200は、情報取得部221により、GPSセンサ11から無線基地局500を介して取得した位置情報のうち東経の値を取得し、テーブル更新部225により、東経の値を車両センサ情報テーブル211に格納する(ステップS1302)。
続いて車両情報出力サーバ200は、テーブル更新部225により、GPSセンサ11が位置情報を取得した時刻を収集日時として、車両センサ情報テーブル211へ格納し(ステップS1303)、処理を終了する。
図14は、車両の速度の算出処理及び走行車線の算出処理を説明するフローチャートである。図14は、図12のステップS1202の処理の詳細を示している。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、分析部222により、車両センサ情報テーブル211から前回取得した車両センサ情報を読み出す(ステップS1401)。続いて車両情報出力サーバ200は、分析部222により、車線位置変換テーブル215を参照し、今回取得した車両の位置情報に該当するキロポスト情報を求め、テーブル更新部225により、車両センサ情報テーブル211へ格納する(ステップS1402)。
次に、車両情報出力サーバ200は、車両速度算出部226により、ステップS1402で求めたキロポスト情報と、前回の位置情報から算出されたキロポスト情報との差分を求める。さらに、車両情報出力サーバ200は、車両速度算出部226により、前回の車両センサ情報の収集日時と、今回取得した車両センサ情報の収集日時との差分を求める。そして車両速度算出部226は、この2つの差分から車両の速度を算出する。算出された速度は、テーブル更新部225により車両センサ情報テーブル211へ格納される(ステップS1403)。
次に、車両情報出力サーバ200は、車線位置判定部227により、車線位置変換テーブル215を参照し、今回読み取った車両センサ情報に含まれる位置情報と対応する車線位置情報を取得する。取得された車線位置情報は、テーブル更新部225により、車両センサ情報テーブル211へ格納される(ステップS1404)。
次に、図15を参照して、路側帯走行に関する事象発生通知処理を説明する。図15は、路側帯走行に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。図15は、図12のステップS1203の処理の詳細を示している。
車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、車両センサ情報テーブル211から直近のn回の車線位置情報を取得する。また、車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、運転閾値テーブル214を参照して路側帯走行閾値を取得する(ステップS1501)。
続いて車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、取得した車線位置情報において、車線位置情報が連続して路側帯である回数が、路側帯走行閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS1502)。
ステップS1502において、連続して路側帯である回数が、路側帯走行閾値以下である場合、運転状態検知部228は処理を終了する。
ステップS1502において、連続して路側帯である回数が、路側帯走行閾値より大きい場合、運転状態検知部228は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の予測事象情報の値として、「路側帯走行」を格納する。
また、運転状態検知部228は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の位置情報の値として、路側帯走行を行っている車両が検知されたキロポスト情報を格納する。そして、運転状態検知部228は、発生事象テーブル213を参照し、路側帯走行と対応する表示コメントを取得し、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の表示コメントの値として格納する(ステップS1503)。
このように、本実施形態では、例えば車線位置情報の値が連続して路側帯であった回数が、路側帯走行閾値よりも大きい場合には、該当車両が所定時間以上路側帯を走行しているものとみなし、路側帯走行と検知する。
次に、図16を参照して、蛇行運転に関する事象発生通知処理を説明する。図16は、蛇行運転に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。図16は、図12のステップS1204の処理の詳細を示している。
車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、車両センサ情報テーブル211から直近のn回の車線位置情報を取得する。また、車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、運転閾値テーブル214を参照して蛇行運転閾値を取得する(ステップS1601)。
続いて車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、取得した車線位置情報において、車線位置情報において連続して車線を変更している回数が、蛇行運転閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS1602)。
ステップS1602において、連続して車線を変更している回数が、蛇行運転閾値以下である場合、運転状態検知部228は処理を終了する。
ステップS1602において、連続して車線を変更している回数が、蛇行運転閾値より大きい場合、運転状態検知部228は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の予測事象情報の値として、「蛇行運転」を格納する。
また、運転状態検知部228は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の位置情報の値として、蛇行運転を行っている車両が検知されたキロポスト情報を格納する。そして、運転状態検知部228は、発生事象テーブル213を参照し、蛇行運転と対応する表示コメントを取得し、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の表示コメントの値として格納する(ステップS1603)。
このように、本実施形態では、例えば車線位置情報から連続して車線変更を行った回数が、蛇行運転閾値よりも大きい場合には、該当車両が所定時間以内に、何度も車線を変更して走行する蛇行運転とみなし、蛇行運転と検知する。
尚、本実施形態では、位置情報に基づき蛇行運転を検知するものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、例えば運転手が一定時間以内に所定回数以上のハンドル操作を行ったことを検知した場合に、蛇行運転を検知しても良い。
また、本実施形態では、蛇行運転に関する事象発生通知処理を他の事象通知処理よりも高い頻度で行っても良い。本実施形態において、蛇行運転に関する事象発生通知処理を行う頻度を高くすることで、細かく車線変更を行う蛇行運転を検知することができる。
この場合、図12に示す処理を実行する間隔を短くし蛇行運転に関する事象発生通知処理のみは、図12の処理を実行する度に実行するようにすれば良い。
以下に、例えば5秒間隔で図12の処理と、蛇行運転に関する事象通知処理を行い、他の事象通知処理を20秒間隔で行う場合について説明する。この場合、車両情報出力サーバ200は、まず図12の処理を実行し、全ての事象通知処理を実行する。次に車両情報出力サーバ200が図12の処理を実行する場合、車両情報出力サーバ200は、蛇行運転に関する事象通知処理以外の事象通知処理をスキップする。車両情報出力サーバ200は、このスキップを3回繰り返し、次に図12の処理を実行する際には、再度全ての事象通知処理を実行するようにすれば良い。
次に、図17を参照して、低速運転に関する事象発生通知処理を説明する。図17は、低速運転に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。図17は、図12のステップS1205の処理の詳細を示している。
車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、車両センサ情報テーブル211から直近の速度を取得する。また、車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、運転閾値テーブル214を参照して低速運転閾値を取得する(ステップS1701)。続いて車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、取得した速度が低速運転閾値よりも遅いか否かを判定する(ステップS1702)。
ステップS1702において、速度が低速運転閾値以上である場合、運転状態検知部228は処理を終了する。
ステップS1702において、速度が低速運転閾値より遅い場合、運転状態検知部228は、この車両の運転状態が、危険運転による低速運転の状態であるか否かを判定する(ステップS1703)。
ステップS1703において、危険運転による低速運転でない場合、運転状態検知部228は、処理を終了する。尚、危険運転による低速運転でない場合とは、例えば該当車両が走行している周囲で渋滞が発生している場合である。本実施形態では、例えば車両の速度が一定時間以上所定の速度以下であった場合や、該当車両の周囲(例えば前後左右)の車両が全て停止していた場合等に、該当車両が走行している道路に渋滞が発生しているものとしても良い。
ステップS1703において、危険運転による低速運転であった場合、車両情報出力サーバ200は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の予測事象情報の値として、「低速運転」を格納する。
また、運転状態検知部228は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の位置情報の値として、低速運転を行っている車両が検知されたキロポスト情報を格納する。そして、運転状態検知部228は、発生事象テーブル213を参照し、低速運転と対応する表示コメントを取得し、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の表示コメントの値として格納する(ステップS1704)。
以上のように、本実施形態では、渋滞等により生じる低速運転を検知対象の運転状態から省くことで、危険通知を行う精度を向上させることができる。
次に、図18を参照して、高速運転に関する事象発生通知処理を説明する。図18は、高速運転に関する事象発生通知処理を説明するフローチャートである。図18は、図12のステップS1206の処理の詳細を示している。
車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、車両センサ情報テーブル211から直近の速度を取得する。また、車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、運転閾値テーブル214を参照して高速運転閾値を取得する(ステップS1801)。続いて車両情報出力サーバ200は、運転状態検知部228により、取得した速度が高速運転閾値よりも遅いか否かを判定する(ステップS1802)。
ステップS1802において、速度が高速運転閾値より遅い場合、運転状態検知部228は処理を終了する。
ステップS1802において、速度が高速運転閾値以上であった場合、車両情報出力サーバ200は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の予測事象情報の値として、「高速運転」を格納する。
また、運転状態検知部228は、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の位置情報の値として、高速運転を行っている車両が検知されたキロポスト情報を格納する。そして、運転状態検知部228は、発生事象テーブル213を参照し、高速運転と対応する表示コメントを取得し、テーブル更新部225により、道路監視情報テーブル212の表示コメントの値として格納する(ステップS1803)。
次に、図19を参照して、表示指示処理について説明する。図19は、危険通知の表示指示処理を説明するフローチャートである。図19は、図12のステップS1208の処理の詳細を示している。
本実施形態の車両情報出力サーバ200は、表示指示部224により、道路監視情報テーブル212を参照し、道路監視情報テーブル212に格納されている最新のレコードを取得する(ステップS1901)。レコードには、表示コメント、表示開始日時、表示終了日時、位置情報、予測事象情報が含まれる。
続いて車両情報出力サーバ200は、通知範囲決定部223により、通知範囲テーブル217を参照し、予測事象情報と対応する通知範囲を取得する(ステップS1902)。具体的には、例えば本実施形態では、予測事象情報が「高速運転」であった場合には、位置情報により特定されるキロポスト情報から、前方に向かって○○キロの範囲となる。
また本実施形態では、予測事象情報が「低速運転」であった場合には、位置情報により特定されるキロポスト情報から、後方に向かって××キロの範囲となる。
続いて車両情報出力サーバ200は、通知範囲決定部223により、情報板テーブル216を参照し、通知範囲内に設置された情報板300の情報板IDを取得する(ステップS1903)。具体的には、本実施形態の通知範囲決定部223は、ステップS1902で指定された通知範囲内にある道路において、通知範囲と対応するキロポスト情報を特定する。そして、通知範囲決定部223は、情報板テーブル216において、特定されたキロポスト情報と対応する情報板IDを取得する。
続いて車両情報出力サーバ200は、表示指示部224により、取得した情報板IDと対応する情報板300に対し、表示開始日時から表示終了日時まで、表示コメント(危険通知)の表示を指示する。また、表示指示部224は、監視ディスプレイ400に対しても同様に、表示コメントの表示を指示する(ステップS1904)。
以上のように、本実施形態では、車両が所定の運転状態であることが検知されたとき、該当車両の運転状態に応じて危険通知の通知範囲が決定される。したがって、本実施形態では、危険の回避を促す通知の通知範囲の適正化を図ることができる。
尚、上述の例では、通知範囲決定部223は、通知範囲テーブル217を参照して通知範囲を決定するものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、危険通知の通知範囲は、例えば道路に渋滞が発生しているか否か等により、調整されても良い。
危険通知の通知範囲は、道路に渋滞が発生している場合には、渋滞が発生していない場合よりも狭くしても良い。また、危険通知の通知範囲は、道路に渋滞が発生していない場合には、広くすることが好ましい。
以下に、通知範囲を調整する例について説明する。図20は、危険通知の表示指示処理の他の例を説明するフローチャートである。
図20のステップS2001及びステップS2002の処理は、図19のステップS1901及びステップS1902の処理と同様であるから、説明を省略する。
車両情報出力サーバ200は、通知範囲決定部223により、ステップS2002で取得した通知範囲内の道路に渋滞が発生しているか否かを判定する(ステップS2003)。尚、渋滞が発生しているか否かの判定は、低速運転に関する事象発生通知処理で説明した通りである。
ステップS2003において、渋滞が発生していない場合、後述するステップS2006へ進む。
ステップS2003において、渋滞が発生していた場合、通知範囲決定部223は、通知範囲内で渋滞の発生している道路を特定する(ステップS2004)。続いて通知範囲決定部223は、渋滞が発生している道路における通知範囲を調整する(ステップS2005)。
以下に、通知範囲の調整について説明する。
本実施形態の通知範囲決定部223は、例えば渋滞が発生していた場合には、ステップS2002で取得された通知範囲から、予め設定された所定の距離を減算した距離を通知範囲としても良い。具体的には、例えば予測事象情報が「蛇行運転」であった場合、通知範囲は、位置情報から特定されるキロポスト情報から前方に向かって○○キロメートルである。また、渋滞発生時に減算される所定の距離は、●キロメートルと設定されている。この場合、通知範囲は、「○○−●」キロメートルとなる。尚、所定の距離は、渋滞時における車両の速度に応じて、段階的に設定されていても良い。
図20のステップS2006及びステップS2007の処理は、図19のステップS1903及びステップS1904の処理と同様であるから、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、危険運転を行っている車両の運転状態と道路の状況と、に応じて、危険通知の通知範囲を決めることができる。
尚、図20の例では、渋滞の有無に応じて通知範囲テーブル217から取得した通知範囲から、所定の距離を減算する例を説明したが、これに限定されない。本実施形態では、渋滞が発生していない場合には、通知範囲テーブル217から取得した通知範囲に、予め設定された所定の距離を加算しても良い。
また、本実施形態では、渋滞の有無に応じて通知範囲を調整する例を説明したが、これに限定されない。
通知範囲は、例えば天候や、危険運転が検知されたときに設定されている道路の制限速度等に応じて調整されても良い。例えば天候が雨天や雪等であった場合には、通知範囲を通知範囲テーブル217から取得した通知範囲よりも狭くしても良い。この場合、表示コメントの表示開始日時と表示終了日時を調整しても良い。
また、通知範囲は、例えば制限速度が所定の速度以上に設定されていた場合には、通知範囲を通知範囲テーブル217から取得した通知範囲よりも広くするように、調整しても良い。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
コンピュータに、
車両の位置情報を取得し、
前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる、
処理を実行させることを特徴とする車両情報出力プログラム。
(付記2)
前記情報出力範囲は、前記車両が走行している道路の状態に応じて調整されることを特徴とする付記1記載の車両情報出力プログラム。
(付記3)
前記情報出力範囲内の道路に渋滞が発生しているか否かを判定し、
前記渋滞が発生している場合においては、前記情報出力範囲を前記渋滞が発生していない場合よりも狭くすることを特徴とする付記2記載の車両情報出力プログラム。
(付記4)
前記所定の複数の運転状態に含まれる低速運転の状態は、
前記渋滞による低速運転の状態を除外した状態であることを特徴とする付記3記載の車両情報出力プログラム。
(付記5)
前記情報出力範囲は、前記車両が走行している道路において設定された制限速度に基準として設定されることを特徴とする付記1記載の車両情報出力プログラム。
(付記6)
前記所定の複数の運転状態は、
前記車両の位置情報から算出される前記車両の速度と、前記位置情報から特定される前記車両の走行する車線と、に応じて検知されることを特徴とする付記1乃至5の何れか一項に記載の車両情報出力プログラム。
(付記7)
前記所定の複数の運転状態は、
高速運転閾値よりも速い速度で前記車両を走行させる高速運転と、低速運転閾値よりも遅い速度で前記車両を走行させる低速運転と、車両が走行する車線を連続して変更させる蛇行運転と、車両に路側帯を走行させる運転と、を含むことを特徴とする付記1乃至6の何れ一項に載の車両情報出力プログラム。
(付記8)
前記蛇行運転は、前記車両が連続して所定回数以上車線変更を行った場合に検知され、
前記路側帯を走行させる運転は、前記車両の走行する車線が所定時間以上路側帯であった場合に検知されることを特徴とする付記7記載の車両情報出力プログラム。
(付記9)
コンピュータによる車両情報出力方法であって、該コンピュータに、
車両の位置情報を取得し、
前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる、
ことを特徴とする車両情報出力方法。
(付記10)
車両の位置情報を取得する情報取得部と、
前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる表示指示部と、を有することを特徴とする車両情報出力装置。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10 車両
11 GPSセンサ
21 入力装置
22 出力装置
23 ドライブ装置
24 補助記憶装置
25 メモリ装置
26 演算処理装置
27 インターフェース装置
28 記憶媒体
51、52 レコード
100 車両情報出力システム
200 車両情報出力サーバ
210 車両情報データベース
211 車両センサ情報テーブル
212 道路監視情報テーブル
213 発生事象テーブル
214 運転閾値テーブル
215 車線位置変換テーブル
216 情報板テーブル
217 通知範囲テーブル
220 車両情報出力プログラム
220A 車両情報出力処理部
221 情報取得部
222 分析部
223 通知範囲決定部
224 表示指示部
225 テーブル更新部
226 車両速度算出部
227 車線位置判定部
228 運転状態検知部
300 情報板
400 監視ディスプレイ
500 無線基地局

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    車両の位置情報を取得し、
    前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる、
    処理を実行させることを特徴とする車両情報出力プログラム。
  2. 前記情報出力範囲は、前記車両が走行している道路の状態に応じて調整されることを特徴とする請求項1記載の車両情報出力プログラム。
  3. 前記情報出力範囲内の道路に渋滞が発生しているか否かを判定し、
    前記渋滞が発生している場合においては、前記情報出力範囲を前記渋滞が発生していない場合よりも狭くすることを特徴とする請求項2記載の車両情報出力プログラム。
  4. コンピュータによる車両情報出力方法であって、該コンピュータに、
    車両の位置情報を取得し、
    前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる、
    ことを特徴とする車両情報出力方法。
  5. 車両の位置情報を取得する情報取得部と、
    前記位置情報を取得した前記車両が所定の複数の運転状態のいずれかであることを検知した場合、取得した前記位置情報と、前記所定の複数の運転状態それぞれについて設定される情報出力範囲と、に基づいて決定される出力装置に対して、検知された前記所定の複数の運転状態のいずれかの車両が存在する旨の情報を出力させる表示指示部と、を有することを特徴とする車両情報出力装置。
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