JP2006071627A - 位置情報送信装置、位置情報受信装置、位置情報送信方法、及び位置情報送信用プログラム - Google Patents

位置情報送信装置、位置情報受信装置、位置情報送信方法、及び位置情報送信用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、その対象物を示す位置情報を送信して、受信側にてその位置情報により正確に対象物を特定すること。
【解決手段】 位置情報送信装置100では、形状データ作成部110が形状データを作成して位置情報受信装置200に対し送信する際、誤特定判定部120が事前に位置情報受信装置200側の誤特定判定部220と同一の道路特定処理を行う。そして、誤特定する可能性がある道路を特定した場合、道路を特定できるように追加情報付加部130が追加情報を付加し、送信データ作成部140がその形状データに道路の先頭からの距離等や渋滞の度合い等を追加して送信データを作成し、データ送信部150が位置情報受信装置200に対しデータを送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交通情報を提供するシステムなどにおいて、渋滞や事故等が発生している道路位置情報を伝えるための情報伝達方法と、その方法を用いて位置についての情報交換を行う装置に係り、特にデジタル地図上の位置を的確かつ迅速に伝えられるようにした位置情報交換システムにおける位置情報送信装置、位置情報受信装置、位置情報送信方法、及び位置情報送信用プログラムに関する。
近年、ナビゲーション車載機を搭載した車両が急激に増加している。当該ナビゲーション車載機が利用する車載ナビゲーションシステムでは、デジタル地図データベースを保持し、GPS受信機で受信する緯度・経度データに基づいて、自車位置周辺の地図を画面に表示したり、走行軌跡や目的地までの経路探索結果を地図上に併せて表示したりすることができる。
但し、デジタル地図データベースは、実際の道路形状を必ずしも正確にデジタル化できているとは限らず、誤差を含む場合がある。誤差の程度はデジタル地図データベースにより異なるが、例えば縮尺1/25000の市販されているデジタル地図データベースには、場所によりおおよそ50m程度の誤差が含まれているものもある。
また、当該ナビゲーション車載機では、交通情報提供システムから提供される渋滞情報や事故情報などの交通情報を受信して、渋滞や事故位置を地図上に表示したり、それらの情報を条件に加えて経路探索を実施している。
前記交通情報提供システムは、図12に示すように、ある地域Aを管轄する交通情報収集センターA1101から情報配信センター1102に交通情報が供給され、各メディア(FM放送、路上ビーコン、携帯電話等)用に編集された交通情報が各メディアを通じて送信される。なお、交通情報収集センターA1101は、他の地域Bの交通情報収集センターB1103と交通情報を交換し、周辺地域を含む広い圏内の交通情報を収集する。
当該交通情報提供システムで供給される交通情報において、例えば、渋滞位置や事故位置を伝えるためにその位置の緯度・経度データを単独で提示した場合、前述したように、ナビゲーション車載機が保持するデジタル地図データベースは種類に応じて異なる誤差を有しているため、交通情報の提供元と提供先とで異なる種類のデジタル地図データベースが用いられると、提供先のナビゲーション車載機で異なる道路上の位置を事故位置として識別してしまう恐れがあった。
こうした情報伝達または情報表示の不正確さを改善するため、車載ナビゲーションシステムでは図13に示した地図情報が用いられている。同図(a)に一例を示すように、道路網の交差点a,bをノード、ノード間の道路cをリンクとして、各ノードにはそのノードを一意に表すノード番号(a=1111,b=3333)を設定し、各リンクにはそのリンクを一意に表すリンク番号(c=11113333)を設定している。そして、各社のデジタル地図データベースには、各交差点及び道路に対して設定されたノード番号及びリンク番号が対応付けて記憶されている。
また、渋滞位置や事故位置等を示す交通情報では、道路上の位置を表すためにリンク番号を特定し、当該リンク番号が示す道路の先頭から何メートルといった表現で道路上の地点を示している。例えば「リンク番号=“11113333”の道路の先頭から200mの位置」といった交通情報であれば、ナビゲーション車載機がどのようなデジタル地図データベースを使用しても、リンク番号“11113333”の道路のノード番号“1111”のノードから200mの地点を辿ることによって、同一道路上の位置、すなわち交通情報が示す地点を求めることが可能になる。
しかし、道路網に定義されたノード番号やリンク番号は、図13(b)に示すように、道路dが新設されたり、道路が変更されると、新しい番号に付け替える必要が生じるが、ノード番号やリンク番号が変更されると各社のデジタル地図データを更新しなければならない。
道路の新設や変更は将来にわたって継続して行われるため、従来のようなノード番号やリンク番号による道路位置表示方法を利用する限り、デジタル地図データベースのメンテナンスのために多大の作業量とそれに伴う費用とを永続的に投入しなければならず、そのメンテナンスは大きく負担になるという問題点があった。
こうした点を改善するため、ある地域の交通情報収集センターA1101が、形状マッチングを行って位置情報から事象発生位置を特定する形状マッチング部を備え、交通事故や渋滞等の事象が発生すると道路上に設置されている車両感知器等から渋滞の発生を示す情報が入力すると、この渋滞情報を他の地域の交通情報収集センターB1103に伝えるため、交通情報収集センターA1101では、形状マッチング部により、デジタル地図データベースの地図データと、道路形状を示す座標列との形状マッチングを実行して、デジタル地図上の道路区間を特定し、その道路区間の開始位置からの距離データに基づいて、デジタル地図上の渋滞区間を特定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−41757号公報
ところで、前述したように、従来のデジタル地図は、実際の道路形状を必ずしも正確にデジタル化できているとは限らず、またメーカにより誤差を含む場合がある。
このため、前記従来技術のように、座標列を用いた形状マッチングにより道路の形状を特定する道路の特定では、近隣に似たような形状の道路が並走する場合には、道路の特定を誤ってしまい、道路に関する情報が正しく伝達できないことがある、という課題がある。
また、より正確に道路の特定を行うためには、送信側で送信データを作成する場合に、できるだけ道路の形状を正確に再現させるため、多くの座標列で道路を表現することとなり、送信データのデータサイズが大きくなってしまう、という課題もある。
なお、以上のような課題は、位置情報として形状データを用いているので、道路に限らず、建物や、河川等、他の対象物でもあり得る。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、その対象物を示す位置情報を送信して、受信側にてその位置情報により正確に対象物を特定することができる位置情報送信装置、位置情報送信方法、位置情報送信用プログラム、およびその受信側である位置情報受信装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の位置情報送信装置は、地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させる位置情報送信装置であって、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する誤特定判定手段と、前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加する付加手段と、前記追加情報が付加された前記形状データを前記位置情報受信装置へ送信する送信手段と、を有する構成を採る。
この構成によれば、形状データを用いて位置情報受信装置側におけるマッチング処理と同一のマッチング処理を実行し、対象物を誤特定すると判定された場合は、対象物を特定できるように追加情報を形状データに付加して送信するため、位置情報受信装置では、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、受信した追加情報と形状データとにより正確に対象物を特定することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記誤特定判定手段は、前記位置情報受信装置へ送信すべき前記形状データが作成され送信する場合、及び、前記位置情報受信装置から前記対象物を誤特定することを示す情報を受信した場合、前記特定処理を実行して、前記対象物を誤特定するか否かを判定する、構成を採る。
この構成によれば、形状データを作成して送信する場合だけでなく、例えば、位置情報受信装置側のみ地図データが更新等されていて位置情報受信装置側にて対象物を誤特定すると判定し、位置情報受信装置から対象物を誤特定することを示す情報が送信され受信する場合にも、位置情報受信装置が対象物を誤特定するか否かを判定するので、位置情報受信装置では、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、受信した形状データにより確実に対象物を特定することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記誤特定判定手段は、前記位置情報受信装置から前記対象物を誤特定することを示す情報を受信した場合のみ、前記特定処理を実行して、前記対象物を誤特定するか否かを判定する、構成を採る。
この構成によれば、位置情報送信装置では、位置情報受信装置から記対象物を誤特定することを示す情報を受信した場合のみ、道路を誤特定するか否かを判定し、その結果に応じ追加情報を付加することになるので、形状データを送信する際に常に誤特定判定処理を行う必要がなくなり、誤特定処理の負担が軽減する。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記付加手段は、前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データが示す対象物が前記特定された他の対象物と差異が現れるように前記形状データを拡張した部分の形状データを前記形状データに付加する、構成を採る。
この構成によれば、対象物を誤特定すると判定された場合、追加情報として、伝達すべき前記形状データが示す対象物が特定された他の対象物と差異が現れるように形状データを拡張した部分の形状データを前記形状データに付加するため、位置情報受信装置側では、前記形状データを受信した際、他の対象物と差異を認識することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記付加手段は、前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データに、前記特定された他の対象物の形状データを付加する、構成を採る。
この構成によれば、対象物を誤特定すると判定された場合、追加情報として、伝達すべき前記形状データに、前記特定された他の対象物の形状データを付加するため、位置情報受信装置側では、前記形状データを受信した際、他の対象物と差異を認識することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記付加手段は、前記誤特定判定手段によって対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データに、前記形状データが示す対象物の属性情報を付加する、構成を採る。
この構成によれば、対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データに、前記形状データが示す対象物の属性情報を付加するため、位置情報受信装置側では、前記形状データを受信した際、他の対象物と差異を認識することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、さらに、前記対象物を誤特定しないと判定された場合、送信すべき前記形状データの座標列を間引いて送信データサイズを削減する間引き手段、を有する構成を採る。
この構成によれば、対象物を誤特定しないと判定された場合には、送信すべき形状データの座標列を間引き送信データサイズを削減して送信するため、対象物の特定する性能を落とすことなく、送信データのデータサイズを削減することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させる位置情報送信装置であって、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する誤特定判定手段と、あらかじめ前記誤特定判定手段によって誤判定された前記対象物に関する情報をデータベースとして蓄積しておく蓄積手段と、前記対象物を送信する際、前記蓄積手段に送信対象物についての誤判定情報が含まれているか否かを判定する蓄積判定手段と、前記蓄積判定手段によって送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていると判定されたときには、前記蓄積手段に蓄積された前記誤判定対象物に関する形状データ及び当該誤判定対象物を特定するための追加情報を前記位置情報受信装置へ送信する送信手段と、を有する構成を採る。
この構成によれば、位置情報送信装置では、あらかじめ誤特定する対象物に関する情報を蓄積手段に蓄積しておき、送信対象物についての誤判定情報が蓄積手段に存在する場合のみ追加情報を付加することになるので、形状データを送信する際に誤特定判定処理及び追加情報を作成する処理を行う必要がなくなり、その分だけ処理負担が軽減する。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記蓄積判定手段によって前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていないと判定されたときには、前記誤特定判定手段によって再度前記送信対象物を誤特定するか否かを判定し、前記送信対象物を誤特定すると判定した場合、当該誤判定対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する、構成を採る。
この構成によれば、位置情報送信装置では、あらかじめ誤特定する対象物に関する情報を蓄積手段に蓄積しておき、送信対象物についての誤判定情報が前記蓄積手段に存在する場合のみ追加情報を付加することになるので、形状データを送信する際に誤特定判定処理及び、追加情報を作成する処理の負担が軽減する。また、例えば地図データをもとに対象物の形状データを作成する場合には、今回送信するもとになる地図データと前記蓄積手段に蓄積される情報のもととなった地図データのバージョンが異なり、必ずしも誤特定してしまう対象物が蓄積手段に蓄積されていない場合が生じるが、このような場合でも誤判定を検出することができる。
また、本発明の位置情報送信装置は、前記構成において、前記蓄積判定手段によって前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていないと判定されたときには、前記誤特定判定手段によって再度前記送信対象物を誤特定するか否かを判定し、前記送信対象物を誤特定すると判定した場合、前記蓄積手段に当該誤判定対象物に関する情報を追加して蓄積する、構成を採る。
この構成によれば、例えば地図データをもとに対象物の形状データを作成する場合には、今回送信するもとになる地図データと前記蓄積手段に蓄積される情報のもととなった地図データのバージョンが異なり、必ずしも誤特定してしまう対象物が蓄積手段に蓄積されていない場合が生じるが、このような場合でもあらたに検出された誤判定対象物を蓄積手段に追加することができるので、常に蓄積手段を新しい情報に更新することができる。
また、本発明の位置情報受信装置は、位置情報送信装置が送信した地図上の対象物を示す形状データを受信する位置情報受信装置であって、前記形状データを用いて特定処理を実行して、前記対象物を誤特定するか否かを判定する誤特定判定手段と、前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、誤特定を示す情報と共に、誤特定の対象となる対象物の形状データを作成するデータ作成部と、前記誤特定を示す情報と、前記形状データを前記位置情報送信装置へ送信する送信手段と、を有する構成を採る。
この構成によれば、位置情報受信装置側にて、対象物を誤特定すると判定した場合には、特定を示す情報と、前記形状データを前記位置情報送信装置へ送信するので、位置情報送信装置にそれらの情報を用いて位置情報受信装置側におけるマッチング処理と同一のマッチング処理を実行させ、誤特定すると判定した場合は、対象物を特定できるように追加情報を形状データに付加して送信させることができる。
また、本発明の位置情報送信方法は、地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させる際の位置情報送信方法であって、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定し、前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記形状データが示す対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する、方法を採る。
この方法によれば、位置情報受信装置側では、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、形状データにより正確に対象物を特定することができる。
また、本発明の位置情報送信用のプログラムは、地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させることをコンピュータに実行させるための位置情報送信用プログラムであって、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定し、前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記形状データが示す対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する、ことをコンピュータに実行させる、構成を採る。
このプログラムによれば、位置情報受信装置側では、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、形状データにより正確に対象物を特定することができる。
本発明によれば、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、位置情報により正確に対象物を特定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態では、対象物として、道路を一例に説明するものとする。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムについて説明する。
図1に、本発明の実施の形態1に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムの構成を示す。
図1において、この位置情報交換システムは、位置情報送信装置100と、複数(ここでは、便宜上1台で示す)の位置情報受信装置200とがネットワーク300を介し接続して構成されている。
位置情報送信装置100には、形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130、送信データ作成部140、及びデータ送信部150より構成される。
形状データ作成部110は、交通情報や経路情報などの道路に関連付けられる送信データにおいて、その道路を特定するため座標列からなる形状データを作成するものである。
誤特定判定部120は、形状データ作成部110にて作成された形状データをもとに、位置情報受信装置200と同一の道路特定処理、例えば、デジタル地図上のデータとの間でパターンマッチングを行ない、道路を誤特定するか否か判断するものである。本実施の形態の場合、道路が対象物であるので、デジタル地図上の道路ネットワークデータと、形状データ作成部110が作成した形状データとでマッチング処理を行い、尤もらしい道路を特定する処理である。この際、尤もらしさを表す評価値を計算することにより、候補となる道路を一本、または複数本選択する。候補となる道路が複数本あり、互いに評価値が近似している場合には、道路の特定を誤る可能性が高くなるので、道路を特定できるよう追加情報付加部130により追加情報を形状データに付加して道路特定処理を行うことを繰り返す。
追加情報付加部130は、誤特定判定部120により、道路を誤特定すると判定された場合、位置情報が示す道路を特定するための追加情報を前記位置情報に付加するものである。
送信データ作成部140は、交通情報や経路情報などの道路に関連付けられる関連データを形状データに追加した送信データを作成するものである。つまり、送信データには、道路を特定するための形状データの他に、より詳細な位置を特定するためのデータ、例えば、道路の先頭からの距離などや、現在情報、例えば、渋滞の度合いなどを示す関連データ等が含まれることになる。
データ送信部150は、作成された送信データを携帯電話などの通信手段によって、位置情報受信装置200に送信するものである。
また、図1において、位置情報受信装置200は、データ受信部210と、誤特定判定部220と、表示データ作成部230と、データ表示部240とから構成されている。
データ受信部210は、位置情報送信装置100からのデータを受信するもの、誤特定判定部220はパターンマッチング等の手法により道路を特定するもの、表示データ作成部230は表示データを作成するもの、データ表示部240は作成された表示データを表示するものである。
次に、以上のように構成された実施の形態1の位置情報交換システムの動作について、図2を用いて説明する。
図2は、実施の形態1の位置情報交換システムの動作を示すフローチャートである。
位置情報送信装置100では、各位置情報受信装置200、あるいは特定の地域を走行している位置情報受信装置200、さらには特定の地域の地図を有している位置情報受信装置200に対し、伝達しようとするデジタル地図上の対象物である道路等に関する情報が生じた場合、形状データ作成部110がその生じた情報に基づいて、位置情報受信装置200に送信すべき送信データの形状データを作成する(S1100)。
続いて、位置情報送信装置100では、誤特定判定部120が形状データ作成部110によって作成された形状データをもとに、位置情報受信装置200の誤特定判定部220と同一の道路特定処理、例えば、形状データのパターンマッチング処理を行い(S1110)、続いて道路を誤特定する可能性があるか否かを判定する(S1120)。
ここで、誤特定判定部120における道路の特定処理を簡単に説明する。
図3は、誤特定判定部120における道路の特定処理を示す説明図である。
道路特定処理は、通常、デジタル地図上の道路ネットワークデータと、形状データとの間でマッチングを行い、尤もらしい道路を特定する処理である。この際、尤もらしさを表す評価値を計算することにより、候補となる道路を一本、または複数本特定する。
図3に示すように、形状データ作成部110により、複数のノードnの座標情報からなる形状データD1を作成した場合、その形状データD1を構成する各ノードnと、デジタル地図上の各道路L1,L2,・・・との距離や、道路形状の類似性などを比較して、評価値を求め、道路の候補を作成する。
距離の評価値は、形状データ部110が作成した形状データD1を構成する各ノードnと、デジタル地図上の各道路L1,L2,・・・との間の水平距離ΔHiと、垂直距離ΔPiとを求め、例えば、次の(式1)により計算する。
距離の評価値=Σ(α・ΔHi+β・ΔPi)・・・(式1)
ここで、αと、βは、それぞれ、水平距離ΔHiと垂直距離ΔPiとに対する重み係数である。
また、道路形状の類似性は、形状データD1を構成する各ノードnに対する水平距離ΔHiや、垂直距離ΔPiの値が、一定なほど、道路形状が類似していると判断することができ、その類似度に値をつければ良い。
誤特定判定部120は、このような距離や道路形状の評価値に基づいて、1の道路の評価値のみ高ければ、道路を特定できたと判断し、あるいは2以上の道路の評価値が高くあまり差がなければ、道路を誤特定していると判断する。
そして、誤特定判定部120が以上のような評価値を算出し、この算出値に基づいて道路を特定したと判定した場合(S1120“NO”)、送信データ作成部140は、道路を特定するための形状データの他に、より詳細な位置を特定するためのデータ、例えば、道路の先頭からの距離や、渋滞の度合い等を追加して、送信データを作成し(S1140)、位置情報受信装置200に対しデータを送信する(S1150)。
これに対し、誤特定判定部120が評価値に基づいて2以上の道路を特定して、誤特定の可能性ありと判断した場合には(S1120“YES”)、追加情報付加部130が形状データに追加情報を付加して(S1130)、再度、ステップS1110に戻り、誤特定判定部120が追加情報の付加された形状データをもとに位置情報受信装置200側と同一のパターンマッチング等の道路特定処理を行って(S1110)、位置情報受信装置200側で道路を誤特定するか否かを判定する(S1120)。このステップS1110〜1130の処理は、誤特定判定部120にて、道路を誤特定する可能性がなくなるまで継続する。
ここで、追加情報付加部130による追加情報の作成の仕方の一例について説明する。
本実施の形態では、例えば以下の3つのうちのいずれかを選択するようにする。
(1)第1候補の形状データを拡張した追加情報を付加する。
この方法は、例えば、図4(a)に示すように、4つのノードを基にした形状データによりパターンマッチングを行った結果、2つの道路の形状データL1と、L2とを特定した場合、図4(b)に示すように、第2候補の形状データL2と差異が生じるように、第1候補の形状データL1を拡張、すなわち道路を特定するための座標列(ノード列)をより広範囲に取ることによって、誤特定を防止する。なお、図4(b)に示す場合、座標列(ノード列)を4つから7つ、すなわちノードをさらに3つ多く採ることによって、第2候補の形状データL2と差異が生じている。
この方法によれば、形状データを最初は短くとり、道路を誤特定する可能性がある場合は、第1候補の形状データを特定できるように拡張、すなわち長く取ることになり、効率的な追加情報の付加が可能になる。
(2)第2候補上の座標列を追加情報として送信する。
この方法は、図5(a)に示すように、4つのノードを基にした形状データによりパターンマッチングを行った結果、2つの道路の形状データL1と、L2とを特定した場合、図5(b)に示すように、第1候補の形状データL1を示す4つのノードに対し、第2候補の形状データL2を示す4つのノードの情報を追加情報として送信する。その際、第1候補の形状データL1と、第2候補の形状データL2とを、区別できるフラグないしは識別情報を付加するようにする。
この方法によれば、誤特定し易い2以上の候補の形状データを、第1候補、第2候補、・・・と区別できるフラグないしは識別情報を付加するので、受信側では、確実に形状データを区別することができる。
(3)国道や高速道などの名称等の各道路を識別または特定するための属性情報を追加情報として送信する。
この方法は、例えば、送信すべき形状データが示す「国道××号」等の道路の国道名や、「××高速道××号線」等の道路を識別または特定するための属性情報を追加情報として付加するようにする。
この方法によれば、誤特定し易い2以上の候補の形状データを、道路の国道名や、「××高速道××号線」等の道路を識別または特定するための属性情報を付加するので、受信側では、確実に形状データを区別することができることになる。
前記3つの方法の選択基準としては、前記(1)〜(3)の3つの方法によりそれぞれ追加情報を作成してみて、1の方法のみにより追加情報を作成できた場合には、その方法による追加情報を送信する。2以上の方法により追加情報を作成できた場合は、データ量を比較してデータ量の少ないほうの追加情報を選択して送信するようにする。これによれば、追加情報のデータ量をなるべく少なくすることが可能となるので、確実かつ迅速に受信側にデータを送信できることになる。
そして、再度、誤特定判定部120が道路を誤特定するか否かを判定して(S1120)、道路を誤特定すると判断した場合(S1120“YES”)、前述のように再度、追加情報作成部130によりさらに追加情報を付加して(S1130)、再度、道路特定処理を行う一方、道路を特定できた場合(S1120“NO”)、追加情報を付加しなくても道路を特定できた場合と同様に、送信データ作成部140が道路を特定するための形状データの他に、より詳細な位置を特定するためのデータ、例えば、道路の先頭からの距離等や、渋滞の度合い等を追加して、送信データを作成し(S1140)、データ送信部150が位置情報受信装置200に対しデータを送信する(S1150)
次に、位置情報受信装置200側の動作を説明する。
位置情報受信装置200では、位置情報送信装置100からのデータ受信がないかどうかを定期的に確認し(S1200)、データの受信があった場合(S1200“YES”)、データの受信処理、及びデータ内容の解析処理を行う(S1210)。
次に、誤特定判定部220は、位置情報送信装置100から受信した受信データに含まれる形状データを用いて、位置情報送信装置100側と同じパターンマッチング処理などにより道路特定処理を実行する(S1220)。
ここで、本実施の形態1の場合、事前に位置情報送信装置100側で、位置情報受信装置200側と同一の道路特定処理を行い、道路を誤特定した場合、道路を特定できるように追加情報を付加して位置情報受信装置200に送信しているため、位置情報受信装置200側では、その追加情報を参照すれば道路を特定できることになる。
そして、位置情報受信装置200側では、表示データ作成部230が、誤特定判定部220により特定された道路と、受信データに含まれる形状データ以外のデータ、例えば、より詳細な位置や渋滞の度合いなどに代表される関連データを用いて表示データを作成し(S1230)、データ表示部240が位置情報送信装置100にて作成されたデータを表示する(S1240)。
このように、本実施の形態1では、位置情報送信装置100から位置情報受信装置200に対し形状データを送信する際、位置情報送信装置100側で、事前に位置情報受信装置200側と同一の道路特定処理を行い、道路を誤特定した場合、道路を特定できるように追加情報を付加して位置情報受信装置200に送信しているため、近隣に並走する道路が存在する等、道路の特定が困難な場合でも、道路に関する情報を正しく交換することができる。
なお、本実施の形態1の説明では、特定すべき対象物として、道路を一例に説明したが、本発明では、これに限らず、河川や、線路、建物等、デジタル地図上にて形状データにより特定できる地図情報であれば、何でもよい。このことは、以下に説明する他の実施の形態でも同様である。
また、本実施の形態1の説明では、形状データ作成部110と、追加情報付加部130とを別々に構成したが、本発明では、これに限らず、形状データ作成部110が追加情報付加部130の機能を果たすように、形状データ作成部110の中に追加情報付加部130を設けるようにしても勿論良い。この場合、図2に示すフローチャートでは、ステップS1100の形状データ作成処理と、ステップS1130の追加情報の付加処理とを、同じステップで実行することになる。このことは、以下に説明する他の実施の形態でも同様である。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムについて説明する。
本実施の形態2では、位置情報受信装置200側のみ地図データが更新されている等、位置情報送信装置100側と位置情報受信装置200側とでデジタル地図の内容に差異がある場合でも、位置情報受信装置200側にて、道路を確実に特定できるようにしたものである。
図6に、本発明の実施の形態2に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムの構成を示す。
図6において、実施の形態2の位置情報送信装置100は、形状データ作成部110と、誤特定判定部120と、追加情報付加部130と、送信データ作成部140と、データ送信部150と、データ受信部160とから構成されている。
データ受信部160は、位置情報受信装置200側にて作成された形状データ等からなる送信データを受信するものである。なお、その他の構成は、図1に示す実施の形態1のものと同一なので、同一符号を付して、それらの機能の説明は省略する。
また、実施の形態2の位置情報受信装置200は、データ受信部210と、誤特定判定部225と、表示データ作成部230と、データ表示部240と、形状データ作成部250と、送信データ作成部260と、データ送信部270とから構成されている。
誤特定判定部225は、実施の形態1の位置情報受信装置200の誤特定判定部220とは異なり、パターンマッチング等の処理により道路を特定するだけでなく、実施の形態1の位置情報送信装置100の誤特定判定部120と同様に、その道路特定の際、道路を誤特定するか否かも判断するものである。
形状データ作成部250は、位置情報送信装置100の形状データ作成部110と同じもので、位置情報受信装置200側のデジタル地図上の道路等の情報を利用して道路を特定するための位置情報として座標列からなる形状データを作成するものである。
送信データ作成部260は、位置情報送信装置100の送信データ作成部140と同様に送信データを作成するもの、データ送信部270は、位置情報送信装置100のデータ送信部150と同様に、作成された送信データを携帯電話などの通信手段によって、位置情報送信装置100に対し送信するものである。なお、送信データ作成部260は、位置情報受信装置200側であるので、位置情報送信装置100の送信データ作成部140とは異なり、交通情報や経路情報などの道路に関連付けられる関連データを形状データに追加しないようにしても勿論よい。
次に、以上のように構成された実施の形態2の位置情報交換システムの動作について、図7を用いて説明する。
図7は、実施の形態2の位置情報交換システムの動作を示すフローチャートである。なお、図2に示す実施の形態1の位置情報交換システムの動作と同じ動作ステップには、同一のステップ番号を付して、実施の形態2特有の動作を中心に説明する。
まず、実施の形態2の場合、実施の形態1の場合と同様に、送信側装置である位置情報送信装置100では、ステップS1100〜ステップS1150の処理により、位置情報送信装置100側のデジタル地図を参照して、伝達すべき道路等の形状データを作成して、位置情報受信装置200側と同じ道路特定処理を行って、道路を誤特定する可能性がある場合には、追加情報を付加して、道路を特定可能にして、送信データを作成して、位置情報受信装置200に対し送信する。
位置情報受信装置200でも、実施の形態1の場合と同様に、データを受信すると(S1200“YES”)、データの受信処理、及びデータ内容の解析処理を行って(S1210)、誤特定判定部225が、位置情報送信装置100から受信した受信データに含まれる形状データを用いて、位置情報送信装置100側と同様に、同じ手法で、パターンマッチングなどにより、道路の特定を行う(S1220)。ここまでは、実施の形態1の位置情報受信装置200と同様である。
その際、実施の形態2の位置情報受信装置200の誤特定判定部225では、位置情報送信装置100の誤特定判定部120と同様に、続いて、道路特定処理の結果、道路を誤特定するか否かを判断する(S1222)。
ここで、道路を特定できた場合は(S1222“NO”)、実施の形態1の位置情報受信装置200の場合と同様に、表示データ作成部230が誤特定判定部225により特定された道路と、受信データに含まれる形状データ以外のデータ、例えば、より詳細な位置や渋滞の度合いなどに代表される関連データを用いて表示データを作成して(S1230)、データ表示部240が位置情報送信装置100にて作成されたデータを表示する(S1240)。
これに対し、誤特定判定部225が、道路を特定できず、道路を誤特定したものと判断した場合(S1222“YES”)、位置情報受信装置200側の形状データ作成部250が誤特定した道路の形状データを作成し(S1224)、送信データ作成部260がその形状データに、位置情報受信装置200側にて誤特定の可能性があることを示す情報を付加した送信データを作成して(S1226)、データ送信を行う(S1228)。
なお、位置情報受信装置200側で、道路を誤特定する場合とは、例えば、位置情報受信装置200側のデジタル地図にのみ新しい道路が追加されており、位置情報送信装置100側のデジタル地図にはその道路に関するデータが存在しない場合に、位置情報送信装置100からその道路と近接する道路の形状データが送信されてきた場合には、事前に位置情報送信装置100側で、位置情報受信装置200側と同一の道路特定処理を行い、道路を誤特定する可能性がないと判定された場合でも、位置情報受信装置200側では、道路を特定できない場合がある。
例えば、候補となる道路が複数本あり、互いに道路特定の際の評価値が近似している場合には、道路の特定を誤る可能性が高くなる。特に、位置情報送信装置100と、位置情報受信装置200との間でデジタル地図データが異なる場合、例えば、位置情報受信装置200側で使用しているデジタル地図データのみ、CD−ROM、DVD等の記録媒体、またはネットワークを介したダウンロ−ドにより、新しい道路が追加されている場合には、たとえ事前に位置情報送信装置100側で道路の特定が行われたとしても、位置情報受信装置200側で道路の特定が行われるとは限らない。
そのため、位置情報送信装置100に新しい道路に関するデータが存在しない等、データ送信装置100と位置情報受信装置200とのデジタル地図データが異なる場合、位置情報受信装置200にて、ステップS1220の道路特定処理の後のステップS1222の道路を誤特定する可能性があるか否かの判断は有効である。
さて、位置情報受信装置200の誤特定判定部225にて、道路特定処理を行った結果、道路を誤特定してしまい、位置情報送信装置100に対し、その誤特定する可能性がある道路の形状データを送信した場合、位置情報送信装置100では、データ受信部160が位置情報受信装置200からのデータ受信し(S1112“YES”)、データ受信処理及びデータ内容の解析を行い(S1114)、誤特定判定部120へ出力する。
誤特定判定部120では、位置情報受信装置200から受信した誤特定する可能性がある形状データを使用して、再度、位置情報受信装置200の誤特定判定部225と同一のパターンマッチング処理等の道路特定処理を行い(S1110)、本来伝達しようとした道路を特定できるように追加情報を付加して(S1130)、再度、道路特定処理を行い(S1110)、本来伝達しようとした道路を特定できるようにして(S1120“NO”)、送信データ作成部140が道路を特定するための形状データの他に、道路の先頭からの距離等や、渋滞の度合い等を追加して送信データを作成し(S1140)、データ送信部150が位置情報受信装置200に対しデータを送信する(S1150)。
次に、実施の形態2の位置情報送信装置100において、位置情報受信装置200から誤特定する可能性がある道路の形状データが受信されてきた場合の処理を、具体的に説明する。
まず、例えば、位置情報送信装置100が最初、特定情報を付加せずに、または特定情報を付加して道路を特定でき、位置情報受信装置200に対し1回目送信した、すなわち位置情報受信装置200に対し本来伝達しようとする形状データが道路Aのものとし、その道路Aの形状データを受信した位置情報受信装置200がその道路Aの形状データの送信データを受信して、道路特定処理を行った結果、誤特定する可能性がある道路B,B’を特定し、位置情報送信装置100に対し、誤特定する可能性がある道路B,B’の形状データを作成して送信データとして返信したものとする。
位置情報送信装置100は、位置情報受信装置200からの誤特定する可能性がある道路B,B’の形状データを受信して、誤特定判定部120が位置情報受信装置200からの誤特定する可能性がある道路B,B’の形状データを用いて、位置情報送信装置100のデジタル地図との間で位置情報受信装置200側と同一のマッチング処理などの道路特定処理を再度行う。
その結果、誤特定判定部120は、位置情報受信装置200からの道路Bの形状データと、位置情報送信装置100側のデジタル地図との間でマッチング処理を行って、道路Aを特定したものとする。なお、この道路Aは、最初、位置情報送信装置100がステップS1100の形状データ作成処理により形状データを作成して道路特定処理を行って、道路を特定できた場合の道路Aで、本来伝達すべき道路として位置情報受信装置200側へ送信したものである。
これに対し、誤特定判定部120は、位置情報受信装置200からの道路B’の形状データと、位置情報送信装置100側のデジタル地図との間でマッチング処理を行った結果、道路A’を特定したものとする。なお、この道路A’は、位置情報送信装置100のデジタル地図より、位置情報受信装置200のデジタル地図のほうが新しい道路のデータに更新されており、位置情報送信装置100が送信した道路Aの形状データに基づいて位置情報送信装置100側と同じ道路特定処理を行った結果、道路B、B’を特定した場合であるため、道路A’と、道路B’とは、異なる道路である可能性が大きい。
よって、位置情報送信装置100は、位置情報受信装置200からの誤特定する可能性がある道路B,B’の形状データを用いて道路特定処理をしても、道路A,A’というように、誤特定する可能性がある道路を特定してしまうので(S1120“YES”)、本来伝達すべき道路Aを特定できるよう、実施の形態1の場合と同様に、本来伝達すべき道路Aの形状データに対し、3つの追加情報の付加処理、すなわち、「(1)第1候補の形状データを拡張した追加情報を付加する(図4参照)。」、「(2)第2候補上の座標列を追加情報として送信する(図5参照)。」、「(3)国道や高速道などの名称等の道路識別情報を追加情報として送信する。」を行い、再度、道路特定処理を行う(S1110)。
そして、位置情報送信装置100では、位置情報受信装置200からの誤特定する可能性がある道路B,B’の形状データを用いて道路特定処理および追加情報付加処理を行って、道路を特定できた場合(S1120“NO”)、送信データを作成し(S1140)、データ送信する(S1150)。
ここで、実施の形態2の場合、位置情報送信装置100と位置情報受信装置200との間でデジタル地図とが異なっている場合を対象としているので、前記「(2)第2候補上の座標列を追加情報として送信する(図5参照)。」の処理よりは、「(1)第1候補の形状データを拡張した追加情報を付加する(図4参照)」または「(3)国道や高速道などの名称等の道路識別情報を追加情報として送信する。」の追加情報付加処理を選択するほうが確実に道路を特定できる。
ただし、前記「(2)第2候補上の座標列を追加情報として送信する(図5参照)。」の処理を採用したときは、位置情報送信装置100が位置情報受信装置200へ送信するデータとして、追加情報付加処理をして特定できるようにした本来伝達すべき道路Aの送信データと共に、道路A’の送信データを送信することになる。また、位置情報受信装置200から受信した道路Bと、道路B’の送信データを作成して送信するようにしても良い。その際、道路Aと、道路Bとが本来伝達しようとしている道路であることを示すフラグ等を付加することになる。
従って、今回、位置情報送信装置100は、位置情報受信装置200からの誤特定する可能性がある道路B,B’の形状データを用いて道路特定処理を行い、本来伝達すべき道路Aの形状データに対し追加情報を付加して位置情報受信装置200へ再度送信するので、位置情報受信装置200では、新たにまたはさらに追加情報が付加された道路Aの形状データを用いて道路特定処理を行うことにより、1回目に受信した道路Aの形状データの場合より、道路を特定できる可能性が向上する。
そして、位置情報受信装置200は、再度の道路特定処理でも誤特定する可能性がある道路を特定した場合は、前述したように、再度、ステップS1222〜S1228の処理により、その誤特定する可能性がある道路の形状データを作成して、送信データを作成し、位置情報送信装置100側へ戻して、再々度、本来伝達しようとする道路を特定できるようその道路の形状データにさらに追加情報を付加して送信させるようにする。
以上のように、実施の形態2では、位置情報受信装置200が位置情報送信装置100から道路の形状データを受信して道路特定処理を行った結果、道路を誤特定すると判断した場合、その誤特定する可能性がある道路の形状データを作成して位置情報送信装置100へ返信し、位置情報送信装置100にその道路の形状データを特定できるように追加情報を付加させて位置情報受信装置200へ送信することを、位置情報受信装置200側にて道路を特定できるまで繰り返すことになる。
その結果、実施の形態2では、位置情報受信装置200のデジタル地図にのみ新しい道路が追加されている等、位置情報送信装置100のデジタル地図と、位置情報受信装置200のデジタル地図とが異なっている場合でも、位置情報送信装置100と位置情報受信装置200との間にて、形状データをやり取りして、形状データに追加情報を付加していくことにより、位置情報受信装置200では、位置情報送信装置100からの形状データにより必ず道路を特定して表示することができる。
このように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、位置情報送信装置100から位置情報受信装置200に対し形状データを送信する際、位置情報送信装置100側で、事前に位置情報受信装置200側と同一の道路特定処理を行い、誤特定する可能性がある道路を特定した場合、道路を特定できるように追加情報を付加して位置情報受信装置200に送信しているため、近隣に並走する道路が存在する等、道路の特定が困難な場合でも、道路に関する情報を正しく交換することができる。
また、この実施の形態2では、位置情報受信装置200は、位置情報送信装置100から道路の形状データを受信して道路特定処理を行った場合、道路を誤特定するか否か判断し、道路を誤特定すると判断した場合、その誤特定する可能性がある道路の形状データを作成して位置情報送信装置100へ返信し、位置情報送信装置100では、その誤特定する可能性がある形状データを用いて再度道路特定処理を行い、道路の形状データを特定できるように追加情報を付加して位置情報受信装置200へ送信することを、位置情報受信装置200側にて道路を特定できるまで繰り返すため、例えば、位置情報受信装置200側のみ地図データが更新されている等、位置情報送信装置100側と位置情報受信装置200側とでデジタル地図の内容に差異がある場合でも、確実に道路を特定して表示することができる。
なお、前記実施の形態2の説明では、位置情報送信装置100は、図7のフローチャートに示すように、最初、形状データを作成して送信する場合は、必ず、位置情報受信装置200側と同一の道路特定処理を行うように説明したが、本発明では、これに限らず、図8のフローチャートに示すように、形状データを作成して最初に送信する場合は、道路特定処理を行わず、位置情報受信装置200にて誤特定する可能性がある道路が特定され、その誤特定する可能性がある道路の形状データが送信されてきた場合にのみ、当該誤特定する可能性がある道路の地図データを用いて道路特定処理を実行して、道路を誤特定するか否かを判定し、道路を誤特定すると判定した場合、追加情報をその道路に付加して送信するようにしても良い。このようにすれば、位置情報受信装置200にて誤特定する可能性がある道路を特定して、その誤特定する可能性がある道路の形状データを返信する場合のみ、位置情報送信装置100側において道路特定処理が行われるので、形状データを送信する際に常に誤特定するか否かを判定する必要がなくなり、位置情報送信装置100側における道路特定処理の負担が軽減する。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムについて説明する。
実施の形態3の位置情報交換システムは、実施の形態1の位置情報交換システムの位置情報送信装置100を改良したものである。
図9に、本発明の実施の形態3に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムの構成を示す。
図9において、実施の形態3の位置情報交換システムは、位置情報送信装置100と位置情報受信装置200という構成をもち、位置情報送信装置100は、形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130、送信データ作成部140、データ送信部150という図1に示す実施の形態1のデータ送信装置100と同一の構成に、データ間引き部410を追加したものである。なお、位置情報受信装置200側の構成は、図1に示す実施の形態1のものと同じ構成である。
次に、このように構成された実施の形態3の位置情報交換システムの動作について説明する。
実施の形態3の場合、形状データ作成部110が形状データを作成し、誤特定判定部120が道路を特定した際、候補となる道路が一本のみである場合等、道路の評価値に基づいて、位置情報受信装置200側でも誤判定の可能性がない、あるいは誤判定の可能性が低いと判定したときには、データ間引き部410に対し間引き処理の指示を出力する。
すると、データ間引き部410は、 誤特定判定部120からの間引き指示に基づいて、形状データ作成部110が作成した形状データの座標列、すなわち座標情報を間引き、形状データを粗くすることにより、送信データのサイズの削減を行うものである。
このように、実施の形態3によれば、道路の特定を誤るような他の道路が存在しない場合、追加情報を付加することなく、更に送信データに含まれる形状データの座標情報を間引くことによって、位置を特定する性能を落とすことなく、送信データのデータサイズを削減することができる。
なお、前記実施の形態3では、誤特定判定部120が候補となる道路の評価値に基づいて、位置情報受信装置200側における誤判定の可能性を判定して間引き処理を行うように説明したが、本発明では、これに限らず、例えば、追加情報付加部130が追加情報を付加しない場合には、データ間引き部410により形状データを間引きせる一方、追加情報付加部130が追加情報を付加した場合には、位置情報受信装置200側における誤判定の可能性があるので、データ間引き部410の間引き処理をパスするように構成しても勿論よい。
また、実施の形態3では、図1に構成を示す前記実施の形態1の位置情報送信装置100にデータ間引き部410を設けて説明したが、本発明では、これに限らず、図6に構成を示す前記実施の形態2の位置情報送信装置100にデータ間引き部410を同様に設けても勿論良いし、図1や図6に示す実施の形態1,2の位置情報受信装置200側に設けるようにしても良い。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムについて説明する。
実施の形態4の位置情報交換システムは、実施の形態1の位置情報交換システムの位置情報送信装置100を改良したものである。
図10に、本発明の実施の形態4に係る位置情報送信装置、位置情報受信装置および蓄積装置からなる位置情報交換システムの構成を示す。
図10において、実施の形態4の位置情報交換システムは、位置情報送信装置100と位置情報受信装置200、蓄積装置300という構成をもつ。本実施の形態の位置情報送信装置100は、形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130、送信データ作成部140、データ送信部150といった図1に示す実施の形態1の位置情報送信装置100と同一の構成に、データベース部170、蓄積判定部180および誤判定情報蓄積部190を追加したものである。
蓄積装置300は、形状データ作成部310、誤特定判定部320、追加情報付加部330、誤判定情報蓄積部340、データベース部350という構成をもつ。この形状データ作成部310、誤特定判定部320、追加情報付加部330、誤判定情報蓄積部340、データベース部350は、位置情報送信装置100における形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130、誤判定情報蓄積部190、データベース部170と同様の機能を有するものある。よって、蓄積装置300の形状データ作成部310、誤特定判定部320、追加情報付加部330、誤判定情報蓄積部340、データベース部350の処理は、位置情報送信装置100における形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130、誤判定情報蓄積部190、データベース部170を流用して実現してもよい。なお、位置情報受信装置200側の構成は、図1に示す実施の形態1のものと同じ構成である。
蓄積装置300は、オフライン処理によって、受信側で誤判定されるであろう対象物に関する情報をデータベース部350に蓄積しておく。よって、蓄積装置300は、オフライン処理部と呼ぶこともできる。蓄積部300のデータベース部350に蓄積された情報は、位置情報送信装置100のデータベース部170に受け渡される。
位置情報送信装置100は、オンライン処理によって、データベース部170に蓄積されている対象物に関する情報に基づいて送信データを作成し、送信データの送信を行う。これにより、あらかじめ誤特定する対象物に関する情報をデータベース部170に蓄積しておき、送信する対象物がデータベース部170に存在する場合のみ追加情報を付加することができるようになるので、形状データを送信する際に誤特定判定処理及び追加情報を作成する処理を行う必要がなくなり、その分だけ処理負担が軽減する。
すなわち、先ず、蓄積判定部180において、データベース部170に誤判定対象物の情報が含まれているかどうかを判定する。次に、送信データ作成部140において、蓄積判定部180によって誤判定対象物の情報が含まれていると判定されたときに、データベース部170に蓄積された誤判定対象物に関する形状データ及び当該誤判定対象物を特定するための追加情報を含む送信データを作成する。これにより、オンラインで行わなければならない処理は、データベース部170に誤判定対象物の情報が含まれているか否かの判定処理と、送信データの作成処理だけになるので、オンライン時の処理負担が軽減する。
つまり、図10に示した構成では、位置情報送信装置100が、データベース部170、蓄積判定部180、送信データ作成部140、データ送信部150に加えて、形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130を有するものとして示したが、形状データ作成部110、誤特定判定部120、追加情報付加部130を省略してもよい。
但し、図10に示した構成では、蓄積判定部180によってデータベース部170に誤判定対象物の情報が含まれていないと判定されたときには、誤特定判定部120によって再度対象物を誤特定するか否かを判定し、対象物を誤特定すると判定した場合、追加情報付加部130によって当該誤判定対象物を特定するための追加情報を形状データに付加するようにしている。このようにすることにより、例えば地図データをもとに対象物の形状データを作成する場合には、地図データとデータベース部170に蓄積された情報のバージョンが異なり、必ずしも誤特定してしまう対象物がデータベース部170に蓄積されていない場合が生じるが、このような場合でも誤判定を検出することができるようになる。
さらに、図10に示した構成では、蓄積判定部180によってデータベース部170に誤判定対象物の情報が含まれていないと判定されたときには、誤特定判定部120によって再度対象物を誤特定するか否かを判定し、対象物を誤特定すると判定した場合、データベース部170に当該誤判定対象物に関する情報を追加して蓄積するようにしている。このようにすることにより、例えば地図データをもとに対象物の形状データを作成する場合には、地図データとデータベース部170に蓄積された情報のバージョンが異なり、必ずしも誤特定してしまう対象物がデータベース部170に蓄積されていない場合が生じるが、このような場合でもあらたに検出された誤判定対象物をデータベース部170に追加することができるので、常にデータベース部170の蓄積情報を新しい情報に更新することができる。
次に、図10のように構成された実施の形態4の位置情報交換システムの動作について説明する。
(オフライン処理)
実施の形態4の場合、蓄積装置300において、全て、または一部の形状データに対して誤特定判定を行い、誤判定された対象物については対象物に関する情報として、形状データ、追加情報等を作成し、データベース部350に蓄積する。
図11(a)に、蓄積装置300のオフライン処理を示す。先ず、形状データ作成部310によって形状データを作成し(S1100)、誤特定判定部320によってパターンマッチング等により対象物として例えば道路を特定し(S1110)、特定したものが誤特定か否かを判断する(S1120)。そして、誤特定の可能性ありと判断した場合には(S1120“YES”)、追加情報付加部330が形状データに追加情報を付加して(S1130)、再度、ステップS1110に戻り、誤特定判定部320が追加情報の付加された形状データをもとに位置情報受信装置200側と同一のパターンマッチング等の特定処理を行って(S1110)、位置情報受信装置200側で誤特定するか否かを判定する(S1120)。このステップS1110〜1130の処理は、誤特定判定部320にて、誤特定する可能性がなくなったと判定されるまで継続される。
やがて、誤特定判定部320にて、誤特定する可能性がなくなったと判定されると(S1120“No”)、誤判定情報蓄積部340に追加情報付加部330により付加された追加情報(誤判定情報)および形状データを蓄積する(S1170)。なお、誤判定情報蓄積部340は、蓄積した追加情報(誤判定情報)および形状データをデータベース部350に送出する。
ステップS1180では、全形状データについて上述した処理が終了したか否か判断し、完了していない場合には、ステップS1100に戻り、完了した場合には処理を終了する。
(オンライン処理)
対象物の位置情報を送信する際、蓄積判定部180において、当該対象物がデータベース部170に蓄積されているかどうかを判定し、蓄積されているときには、データベース部170に蓄積されている情報を利用して送信データを作成し、送信する。これにより、形状データを送信する際に誤特定判定処理及び、付加情報を作成する処理を行う必要がなくなるので、この分だけ処理負担を軽減できる。
また、蓄積判定部180において、送信対象物がデータベース部170に蓄積されていないと判定したときには、実施の形態1と同様に、誤特定判定処理を行い、誤特定されたときには追加情報の付加を行った上でデータの更新を行う。また、当該誤特定情報をデータベース部170に追加して蓄積する。これにより、データベース部170の内容を常に新しい情報に更新することができる。
図11(b)に、位置情報送信装置100のオンライン処理を示す。先ず、形状データ作成部110によって形状データを作成し(S1310)、次に蓄積判定部180が当該形状データに対応する情報がデータベース部170に蓄積されているか判断する(S1320、S1330)。そして蓄積されている場合には、ステップS1340に移って送信データ作成部140にてデータベースに蓄積されている情報から送信データを作成し、ステップS1350でデータ送信部150にて送信データを送信する。
これに対して、ステップS1330でデータベース部170に形状データに対応する情報が蓄積されていないと判断した場合には、ステップS1360に移る。ステップS1360では誤特定判定部120によってパターンマッチング等により対象物として例えば道路を特定し、続くステップS1370では誤特定判定部120によって特定したものが誤特定か否かを判断する。そして、誤特定の可能性ありと判断した場合には(S1370“YES”)、追加情報付加部130が形状データに追加情報を付加して(S1380)、再度、ステップS1360に戻る。このステップS1360〜1380の処理は、誤特定判定部120にて、誤特定する可能性がなくなったと判定されるまで継続される。
やがて、誤特定判定部120にて、誤特定する可能性がなったと判定されると(S1370“No”)、誤判定情報蓄積部190に追加情報付加部130により付加された追加情報(誤判定情報)および形状データを蓄積する(S1390)。なお、誤判定情報蓄積部190は、蓄積した追加情報(誤判定情報)および形状データをデータベース部170に送出する。
このように、実施の形態4によれば、あらかじめ誤特定判定部320によって誤判定された対象物に関する情報を蓄積するデータベース部170と、データベース部170にこれから送信する対象物についての誤判定情報が含まれているか否かを判定する蓄積判定部180と、蓄積判定部180によって誤判定対象物の情報が含まれていると判定されたときに、データベース部170に蓄積された誤判定対象物に関する形状データ及び当該誤判定対象物を特定するための追加情報を送信するデータ送信部150とを設けたことにより、実施の形態1の効果に加えて、オンライン処理時に誤特定判定処理及び追加情報を作成する処理を行う必要がなくなり、その分だけ処理負担を軽減できる。
本発明に係る位置情報送信装置、位置情報受信装置、位置情報送信方法、及び位置情報送信用プログラムを利用した位置情報交換システムは、近隣に似たような形状の対象物が存在する場合であっても、その対象物を示す位置情報を送信して、受信側にてその位置情報により正確に対象物を特定することができる、という効果を有し、交通事故や道路工事、渋滞、取り締まり等の交通情報や、レストラン、駐車場等のPOI(Point Of Interest)情報といった、デジタル地図上の位置に関する情報を正確に伝達するためのシステムとして、カーナビゲーションシステムのような車載端末や、携帯電話、PDA、パソコンのようなモバイル端末、さらには、交通情報を収集、生成、伝達する交通管制システムといったセンタシステム等における位置情報送信装置、位置情報受信装置、位置情報送信方法、及び位置情報送信用プログラムとして有用である。
本発明の実施の形態1に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムの構成を示す図 実施の形態1の位置情報交換システムの動作を示すフローチャート 誤特定判定部における道路の特定処理を示す説明図 追加情報の作成の仕方の一例を示す図 追加情報の作成の仕方の他の例を示す図 本発明の実施の形態2に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムの構成を示す図 実施の形態2の位置情報交換システムの動作を示すフローチャート 実施の形態2の位置情報交換システムの他の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係る位置情報送信装置および位置情報受信装置からなる位置情報交換システムの構成を示す図 本発明の実施の形態4に係る位置情報送信装置、位置情報受信装置および蓄積装置からなる位置情報交換システムの構成を示す図 実施の形態4の位置情報交換システムの動作を示すフローチャート 従来の交通情報交換システムの構成例を示す図 従来技術におけるノード、リンクを示す図
符号の説明
100 位置情報送信装置
110、310 形状データ作成部
120、320 誤特定判定部
130、330 追加情報付加部
140 送信データ作成部
150 データ送信部
160 データ受信部
170、350 データベース部
180 蓄積判定部
190、340 誤判定情報蓄積部
200 位置情報受信装置
210 データ受信部
220、225 誤特定判定部
230 表示データ作成部
240 データ表示部
250 形状データ作成部
260 送信データ作成部
270 データ送信部
300 蓄積装置
410 データ間引き部

Claims (16)

  1. 地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させる位置情報送信装置であって、
    前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する誤特定判定手段と、
    前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加する付加手段と、
    前記追加情報が付加された前記形状データを前記位置情報受信装置へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする位置情報送信装置。
  2. 前記誤特定判定手段は、
    前記位置情報受信装置へ送信すべき前記形状データが作成され送信する場合、及び、前記位置情報受信装置から前記対象物を誤特定することを示す情報を受信した場合、前記特定処理を実行して、前記対象物を誤特定するか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
  3. 前記誤特定判定手段は、
    前記位置情報受信装置から前記対象物を誤特定することを示す情報を受信した場合のみ、前記特定処理を実行して、前記対象物を誤特定するか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
  4. 前記付加手段は、
    前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データが示す対象物が前記特定された他の対象物と差異が現れるように前記形状データを拡張した部分の形状データを前記形状データに付加する、
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
  5. 前記付加手段は、
    前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データに、前記特定された他の対象物の形状データを付加する、
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
  6. 前記付加手段は、
    前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記追加情報として、伝達すべき前記形状データに、前記形状データが示す対象物の属性情報を付加する、
    ことを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
  7. さらに、
    前記対象物を誤特定しないと判定された場合、送信すべき前記形状データの座標列を間引いて送信データサイズを削減する間引き手段、
    を有することを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
  8. 地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させる位置情報送信装置であって、
    前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する誤特定判定手段と、
    あらかじめ前記誤特定判定手段によって誤判定された前記対象物に関する情報をデータベースとして蓄積しておく蓄積手段と、
    前記対象物を送信する際、前記蓄積手段に送信対象物についての誤判定情報が含まれているか否かを判定する蓄積判定手段と、
    前記蓄積判定手段によって送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていると判定されたときには、前記蓄積手段に蓄積された前記誤判定対象物に関する形状データ及び当該誤判定対象物を特定するための追加情報を前記位置情報受信装置へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする位置情報送信装置。
  9. 前記蓄積判定手段によって前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていないと判定されたときには、
    前記誤特定判定手段によって再度前記送信対象物を誤特定するか否かを判定し、前記送信対象物を誤特定すると判定した場合、当該誤判定対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項8記載の位置情報送信装置。
  10. 前記蓄積判定手段によって前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていないと判定されたときには、
    前記誤特定判定手段によって再度前記送信対象物を誤特定するか否かを判定し、前記送信対象物を誤特定すると判定した場合、前記蓄積手段に当該誤判定対象物に関する情報を追加して蓄積する
    ことを特徴とする請求項8記載の位置情報送信装置。
  11. 前記誤特定判定手段による、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する処理と、
    前記蓄積手段による、あらかじめ前記誤特定判定手段によって誤判定された前記対象物に関する情報をデータベースとして蓄積しておく処理と、
    をオフラインで予め行っておき、
    前記蓄積判定手段による、前記対象物を送信する際、前記蓄積手段に送信対象物についての誤判定情報が含まれているか否かを判定する処理と、
    前記送信手段による、前記蓄積判定手段によって送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていると判定されたときには、前記蓄積手段に蓄積された前記誤判定対象物に関する形状データ及び当該誤判定対象物を特定するための追加情報を前記位置情報受信装置へ送信する処理と、
    をオンラインで行う
    ことを特徴とする請求項8記載の位置情報送信装置。
  12. 前記誤特定判定手段による、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する処理と、
    前記蓄積手段による、あらかじめ前記誤特定判定手段によって誤判定された前記対象物に関する情報をデータベースとして蓄積しておく処理と、
    をオフラインで予め行っておき、
    前記蓄積判定手段による、前記対象物を送信する際、前記蓄積手段に送信対象物についての誤判定情報が含まれているか否かを判定する処理と、
    前記蓄積判定手段によって前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていないと判定されたときに、前記誤特定判定手段によって再度前記送信対象物を誤特定するか否かを判定し、前記送信対象物を誤特定すると判定した場合、当該誤判定対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する処理と、
    をオンラインで行う
    ことを特徴とする請求項9記載の位置情報送信装置。
  13. 前記誤特定判定手段による、前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定する処理と、
    前記蓄積手段による、あらかじめ前記誤特定判定手段によって誤判定された前記対象物に関する情報をデータベースとして蓄積しておく処理と、
    をオフラインで予め行っておき、
    前記蓄積判定手段による、前記対象物を送信する際、前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれているかどうかを判定する処理と、
    前記蓄積判定手段によって前記蓄積手段に送信対象物についての前記誤判定情報が含まれていないと判定されたときに、前記誤特定判定手段によって再度前記送信対象物を誤特定するか否かを判定し、前記送信対象物を誤特定すると判定した場合、前記蓄積手段に当該誤判定対象物に関する情報を追加して蓄積する処理と、
    をオンラインで行う
    ことを特徴とする請求項10記載の位置情報送信装置。
  14. 位置情報送信装置が送信した地図上の対象物を示す形状データを受信する位置情報受信装置であって、
    前記形状データを用いて特定処理を実行して、前記対象物を誤特定するか否かを判定する誤特定判定手段と、
    前記誤特定判定手段によって前記対象物を誤特定すると判定された場合、誤特定を示す情報と共に、誤特定の対象となる対象物の形状データを作成するデータ作成部と、
    前記誤特定を示す情報と、前記形状データを前記位置情報送信装置へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする位置情報受信装置。
  15. 地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させる際の位置情報送信方法であって、
    前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定し、
    前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記形状データが示す対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する、
    ことを特徴とする位置情報送信方法。
  16. 地図上の対象物を示す形状データを位置情報受信装置へ送信し、当該位置情報受信装置にて前記形状データを用いて特定処理を行わせ、前記対象物を特定させることをコンピュータに実行させるための位置情報送信用プログラムであって、
    前記形状データを用いて前記位置情報受信装置側における特定処理と同一の特定処理を実行し、前記対象物を誤特定するか否かを判定し、
    前記対象物を誤特定すると判定された場合、前記形状データが示す対象物を特定するための追加情報を前記形状データに付加して前記位置情報受信装置へ送信する、
    ことをコンピュータに実行させることを特徴とする位置情報送信用プログラム。
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