JP2016048298A - 発光制御装置、発光制御方法及び表示装置 - Google Patents

発光制御装置、発光制御方法及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表示領域の大きさによらず、フリッカ及び動画ボケの影響を軽減する。
【解決手段】表示装置100が、表示部105に光を照射するバックライト部109と、表示部105に表示させる画像の表示サイズに基づいて、バックライト部109が表示部105に照射する光を点灯するタイミングである点灯タイミングを制御するバックライト制御部107と、を有することを特徴とする。バックライト制御部107は、バックライト部109が表示部105に照射する光の点灯と消灯とを、表示サイズに基づく点滅周波数で繰り返す。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に照射する光の点灯タイミングを制御する発光制御装置、発光制御方法、及び表示装置に関するものである。
近年、光源としてLED(light-emitting diode)を用いたバックライトを有する液晶表示装置が普及してきている。液晶パネルの背面から照射する直下型バックライトにおいては、複数のLEDがアレイ状に配置されており、各領域の点灯制御を独立して行うことで、高画質化と消費電力の低減が可能である。
バックライトの輝度を調整する方法として、PWM(pulse-width modulation)制御が知られている。PWM制御では、LEDそれぞれの発光周期に対する発光期間(デューティ比)を調整してLEDを点滅させることで、所望の輝度を得ることができる。
特許文献1には、映像を表示する領域に対応するバックライトを点滅させる一方、静止画像を表示する領域に対応するバックライトを常時点灯させる技術が開示されている。また、特許文献2には、映像の動く速度に応じたタイミングでバックライトを点滅させる技術が開示されている。
特開2005−99367号公報 特開2006−323300号公報
PWM制御では点灯期間と消灯期間とを繰り返すように制御するため、点滅周波数によっては、表示装置で画像を見るユーザが、バックライトの点滅によるちらつき(以下、「フリッカ」という)を感じることがある。ユーザがフリッカを認識しにくくするために、液晶ディスプレイの走査周波数よりも高い周波数でバックライトを点滅させることが一般的である。他方、液晶ディスプレイは、ブラウン管ディスプレイやプラズマディスプレイ等の自発光デバイスに比べると応答性が劣るため、バックライトの点滅周波数を高くし過ぎると、残像の影響による「動画ボケ」が発生してしまう。
このような問題に対して、特許文献1及び特許文献2によれば、液晶の応答速度を考慮して、映像を表示する際のバックライトの点滅周波数を決定することにより、フリッカを認識しにくくするとともに、動画ボケを軽減することができるとされている。
しかしながら、従来の技術においては、フリッカの感じやすさが表示領域の大きさによって影響され、表示領域が大きければ大きいほど、表示装置で画像を見るユーザがフリッカを認識しやすくなるという点が考慮されていない。したがって、従来の技術によれば、表示領域の大きさによらず、所定の点滅周波数でバックライトが点灯/消灯を繰り返すので、表示領域が大きい場合にフリッカを認識しやすいという問題があった。
そこで、本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、表示領域の大きさによらず、フリッカ及び動画ボケの影響を軽減することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の発光制御装置は、表示手段に光を照射する発光手段と、前記表示手段に表示させる画像の表示サイズに基づいて、前記発光手段が前記表示手段に照射する光を点灯するタイミングである点灯タイミングを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示領域の大きさによらず、フリッカ及び動画ボケの影響を軽減することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る表示装置100の外観を示す図である。 バックライトの点灯タイミングの説明図である。 表示装置100の構成を示す図である。 LEDドライバ108及びバックライト部109の構成を模式的に示す図である。 LEDドライバ108とバックライト部109との接続例を示す図である。 通常時のバックライトの点灯及び消灯のタイミングを示す図である。 バックライトスキャンを行う場合のバックライトの点灯及び消灯のタイミングの一例を示す図である。 バックライトスキャンを行う場合のバックライトの点灯及び消灯のタイミングの他の例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示装置100の動作を説明するための図である。 バックライト部109の点滅パターンを示す図である。 バックライト部109の点滅パターンの他の例を示す図である。 光強度と臨界融合周波数との関係を示す図である。 バックライト部109の発光輝度と点滅周波数との関係を示すテーブルである。 表示サイズと、バックライト輝度と、点滅周波数との関係を示すテーブルである。 第3の実施形態に係る表示装置200の構成を示す図である。 照度と点滅周波数との関係を示すテーブルである。 視聴距離と点滅周波数との関係を示すテーブルである。 表示装置200が横向きに設置された状態と、縦向きに設置された状態とを示す図である。 設置方向と点滅周波数との関係を示すテーブルである。
<第1の実施形態>
[本実施形態の概要]
図1は、第1の実施形態に係る表示装置100の外観を示す図である。表示装置100は、表示部105を有している。表示部105は、例えばユーザにより設定された画像表示領域Rに画像を表示する液晶パネルである。表示装置100は、画像表示領域Rのサイズに応じて、表示部105を照射する発光手段を点灯するタイミングを制御する。以下、発光手段として、バックライトを例に説明する。
図2は、バックライトの点灯タイミングの説明図である。図2(a)は、液晶の応答速度特性を示す図である。図2(a)における横軸は、黒表示していた画素を白表示に切り替えてからの経過時間を示しており、縦軸は当該画素の色度を示している。原点は、垂直同期信号が発生するフレーム開始タイミングに相当する。時間Tは、表示部105の走査周波数の逆数であり、垂直同期信号の時間間隔であるフレーム期間に相当する。図2(a)に示すように、液晶の画素の色度は、表示する画像が切り替わってから徐々に変化してから安定する。
図2(b)は、バックライトの点灯タイミングのパターンを示す図である。図2(b)における「オン」の期間は、バックライトを点灯している期間を示している。表示装置100は、点灯期間の長さと消灯期間の長さとを変化させることにより、例えば図2(b)に示すパターン1、パターン2、パターン3のように異なるパターンでバックライトの点灯タイミングを制御できる。本明細書において、点灯期間と消灯期間とが繰り返される場合の1回の点灯期間と少なくとも1回の消灯期間とを含む期間の長さを点滅周期という。また、点滅周期の逆数を点滅周波数という。
走査周波数が60Hzである場合に、パターン1における点滅周波数は300Hzである。パターン1においては、1つのフレーム期間内に5つの点滅周期が含まれている。本明細書において、1つのフレーム期間内に含まれる点滅周期の数を点滅周期数という。図2(b)におけるパターン1の点滅周期数は5である。
パターン2においては、フレームの開始タイミングからの時間の経過とともに、点灯期間が長くなり、点滅周波数が低くなっている。パターン2における点滅周期数は3である。パターン3における点滅周波数は、走査周波数と同じく60Hzであり、点滅周期数は1である。
表示装置100は、フレーム開始タイミングから所定の時間が経過するまでの間にバックライトの点灯期間を比較的短くして、フレームの開始タイミングからの時間の経過とともに、バックライトの点灯期間を長くするバックライトスキャンをする。表示装置100は、バックライトスキャンをすることで、液晶の応答速度の遅さに起因する動画ボケを軽減することができる。
また、人の眼は、点滅する光源の面積が大きくなればなるほどフリッカを認識しやすくなることが知られている。例えば、バックライトの輝度を100cd/m、点滅周波数を60Hzとした場合、7インチのディスプレイでユーザが画像を見る場合に比べて、30インチのディスプレイでユーザが画像を見る場合の方が、ユーザはフリッカを認識しやすい。そこで、表示装置100は、画像を表示する領域のサイズ(以下、「表示サイズ」という)に応じて、パターン1からパターン3までの例に示すように、点滅周波数及び点滅周期数を変化させることができる。
例えば、表示装置100は、表示サイズが比較的大きい場合にはパターン1のように点滅周波数を高くしたり、点滅周期数を大きくしたりすることで、ユーザがフリッカを認識しにくくさせる。また、表示装置100は、表示サイズが比較的小さい場合には、パターン2又はパターン3のように点滅周波数を低くするとともに点滅周期数を小さくする。表示装置100は、このように、表示サイズに応じてバックライトの点灯タイミングを制御することにより、表示サイズによらず、ユーザがフリッカを認識しにくくすることができる。
[表示装置100の構成]
以下、表示装置100の構成の詳細を説明する。
図3は、表示装置100の構成を示す図である。表示装置100は、CPU101と、入力部102と、画像処理部103と、表示サイズ制御部104と、表示部105と、操作入力部106と、バックライト制御部107と、LEDドライバ108と、バックライト部109とを有する。バックライト制御部107、LEDドライバ108、及びバックライト部109は、発光制御装置150を構成する。
CPU101は、データバスを介してROM及びRAM(不図示)に接続されている。CPU101は、ROMに格納されたプログラムを実行することにより、RAMをワークメモリとして用いて、表示装置100の動作を制御する。
入力部102は、コンピュータ等の画像出力装置から入力された画像データをデコードする。入力部102は、デコードした後の画像データを画像処理部103へと出力する。
画像処理部103は、入力部102から入力された画像データに、γ補正や色補正等の信号処理を施す。画像処理部103は、信号処理を施した後の画像データを表示サイズ制御部104へと出力する。
表示サイズ制御部104は、表示部105に表示させる画像の表示サイズを制御する。表示サイズ制御部104は、例えば、操作入力部106を介してユーザにより入力された表示サイズに基づいて、表示部105に出力する画像データを生成する。表示サイズ制御部104は、表示する対象となる画像の種別、周囲の明るさ等の任意の条件に基づいて適切な表示サイズを決定し、決定した表示サイズに対応する画像データを生成してもよい。
表示部105は、例えば液晶パネルである。表示部105は、表示サイズ制御部104から入力された画像データに基づいて液晶を配向させることにより、画像データに基づく映像を表示する。
操作入力部106は、ユーザの操作の入力を受ける。操作入力部106は、例えば表示部105に、画像の表示サイズを選択するためのメニュー画面を表示させ、ユーザによる選択を受け付ける。操作入力部106は、例えば、表示部105の大きさに対して100%、50%、25%の複数の表示サイズ候補を表示し、複数の表示サイズ候補から選択された表示サイズを示す情報を、表示サイズ制御部104及びバックライト制御部107へと出力する。
バックライト制御部107は、バックライト部109を構成する発光ダイオード(以下、「LED」という)の点灯タイミングを制御する。具体的には、バックライト制御部107は、表示部105が表示する画像の表示サイズに基づいて、LEDの点滅周波数及び点滅周期数のいずれかを制御する。バックライト制御部107の動作の詳細については後述する。
LEDドライバ108は、バックライト制御部107から入力された制御情報に基づいて、バックライト部109が有するLEDを点滅させる。LEDドライバ108は、駆動周期ごとに設定された点滅周波数及びデューティ比に基づいて、バックライト部109をPWM制御する。
バックライト部109は、表示部105の背面又は側面から表示部105を照射する。バックライト部109は、複数のLEDを有しており、バックライト制御部107の制御に基づいて、それぞれのLEDの点灯状態と消灯状態とを切り替える。
図4は、LEDドライバ108及びバックライト部109の構成を模式的に示す図である。LEDドライバ108は、4つのLEDドライバ108a、108b、108c、108dにより構成されており、バックライト部109は、4つの領域a、b、c、dに分割されている。LEDドライバ108a、108b、108c、108dは、それぞれ領域a、b、c、dのLEDを駆動する。領域a、b、c、dは、それぞれが16のサブ領域(以下、「LEDブロック」という)に分割されている。図4において、LEDブロックは、LB1、LB2、・・・、LB16と示されている。
図5は、LEDドライバ108とバックライト部109との接続例を示す図である。バックライト部109は、それぞれのLEDブロックに、互いに直列に接続された複数のLEDから構成されるLEDストリング91を有する。それぞれのLEDドライバ108は、LEDストリング91を制御する端子81を複数有する。各端子81には、1つのLEDストリング91が接続されており、1つのLEDストリング91に接続されたLEDは、同時に点灯又は消灯する。LEDドライバ108は、端子81のそれぞれに対して、出力する電流の大きさ、及びPWMのデューティ比を設定することができる。1つのLEDストリング91は、図4に示した1つのLEDブロックに対応し、バックライト部109は、LEDブロックごとに異なるタイミングで点灯及び消灯することができる。
なお、図4における水平方向に並んだ複数のLEDブロックから構成される群を、バックライト制御ライン201という。以下の説明においては、同一のバックライト制御ライン201に含まれるLEDブロックは、同一のタイミングで点灯及び消灯するものとして説明する。
[バックライトの点灯/消灯タイミングの例]
図6は、バックライトスキャンを行わない通常時のバックライトの点灯及び消灯のタイミングを示す図である。図6においては、図4に示したバックライト部109における、上方のバックライト制御ライン201から順番に、ライン1、ライン2、・・・、ライン8としている。
図6における垂直同期信号間の期間(フレーム期間)は、5つのサブフレーム期間に分割されている。バックライト部109は、垂直同期信号がハイレベルになるタイミングでライン1のLEDを点灯状態にし、所定の点灯期間が経過した後に、LEDを消灯状態にする。そして、バックライト部109は、N/5フレーム(Nは1以上4以下の整数)の時間が経過した後に、ライン1のLEDを再び点灯状態にして、点灯期間が経過した後に消灯状態にする。
バックライト部109は、ライン1のLEDを点灯状態にするタイミングに対して所定の時間が経過した後に、ライン2のLEDを点灯状態にし、所定の点灯期間が経過した後に消灯状態にする。他のラインについても同様にして、LEDの点灯状態と消灯状態とを切り替える。バックライト部109は、例えば、各サブフレーム期間の先頭の50%を点灯状態として、残りの期間を消灯状態とする。
図7は、バックライトスキャンを行う場合のバックライトの点灯及び消灯のタイミングの一例を示す図である。バックライトスキャンを行う場合は、図6に示した場合よりも低い周波数でLEDの点灯/消灯を繰り返す。図6の例における点滅周期数は1である。
図7に示すように、バックライトスキャンを行う場合、バックライト部109は、垂直同期信号がハイレベルになったタイミングから液晶の応答遅延時間Rdが経過した後に、ライン1のLEDを点灯状態にし、所定の点灯期間が経過した後に消灯状態にする。また、バックライト部109は、応答遅延時間Rdに加えて、(1フレーム期間)/(バックライト制御ライン数)=Ldの時間が経過した後にライン2のLEDを点灯状態にし、所定の点灯期間が経過した後に消灯状態にする。他のラインについても同様にして、LEDの点灯状態と消灯状態とを切り替える。
図8は、バックライトスキャンを行う場合のバックライトの点灯及び消灯のタイミングの他の例を示す図である。ここでは、動画ボケを抑制するために必要なLEDの点滅周波数が60Hzであり、必要な輝度を得るためのデューティ比が50%であるものとしている。LEDドライバ108は、1フレーム期間(1/60Hz)を5つのサブフレーム期間に分割して、バックライト部109のLEDの点灯期間及び消灯期間をPWM制御する。
図8に示す例において、LEDドライバ108は、サブフレームごとにデューティ比を切り替える。具体的には、LEDドライバ108は、サブフレーム1及びサブフレーム2の期間ではデューティ比を0%とすることで、サブフレーム1及びサブフレーム2の期間はLEDを消灯状態としている。LEDドライバ108は、サブフレーム3の期間では、サブフレーム期間に対する点灯時間の比であるデューティ比を50%とすることで、サブフレーム3の期間の前半は消灯状態とし、後半を点灯状態としている。LEDドライバ108は、サブフレーム4及びサブフレーム5の期間ではデューティ比を100%とすることで、サブフレーム4及びサブフレーム5の期間はLEDを点灯状態としている。LEDドライバ108は、このように点灯状態と消灯状態とを切り替えることで、デューティ比が50%のPWM信号で発光させた場合と同じ状態で、バックライト部109のLEDを点滅させることができる。
[画像の表示サイズに基づく点灯タイミングの制御]
図9は、第1の実施形態に係る表示装置100の動作を説明するための図である。図9(a)は、本実施形態に係る表示装置100の動作フローチャートである。図9(b)は、本実施形態において使用される点滅周波数テーブルの一例である。図9(b)に示すように、表示サイズが大きければ大きいほど点滅周波数が高くなるように、点滅周波数テーブルが設定されている。点滅周波数テーブルは、例えば、バックライト制御部107が有するメモリに格納されている。
以下、図9(a)を参照して、表示装置100の動作について説明する。
CPU101は、操作入力部106を介してユーザによる画像の表示サイズの変更操作があったかどうかを監視する(S101)。CPU101は、表示サイズの変更があったと判定すると、操作入力部106から、変更後の表示サイズを示すサイズ情報を取得する(S102)。
続いて、CPU101は、変更後の表示サイズを表示サイズ制御部104及びバックライト制御部107に通知する。表示サイズ制御部104は、変更後の表示サイズに基づいて、表示部105に表示させる画像データを変換する(S103)。表示部105は、変換後の画像データに基づく画像を、変更後の表示サイズで表示する(S104)。
また、バックライト制御部107は、S103及びS104の画像表示処理と並行して、LEDドライバ108を介してバックライト部109を制御する。具体的には、バックライト制御部107は、CPU101から表示サイズの通知を受けると点滅周波数テーブルを参照し、表示サイズに対応する点滅周波数を特定する(S105)。バックライト制御部107は、LEDドライバ108を介して、特定した点滅周波数でLEDが点滅するように、バックライト部109の点灯タイミングを制御する(S106)。
CPU101は、表示サイズを変更した後の画像の表示を表示部105が開始するタイミングと、バックライト制御部107がバックライトの点滅周波数を変更するタイミングとを同期させるために、垂直同期信号に同期したタイミングで、変更後の表示サイズを表示部105及びバックライト制御部107に通知してもよい。例えば、CPU101は、垂直同期信号が発生したタイミングで、表示部105及びバックライト制御部107に表示サイズを通知する。このようにすることで、次の垂直同期信号が発生するタイミングから、表示部105は、変更後の表示サイズに対応した画像の表示を開始し、バックライト制御部107は、変更後の表示サイズに対応した点滅周波数でバックライト部109を点滅させることができる。
[点滅パターンの詳細]
図10は、バックライト部109の点滅パターンを示す図である。図10(a)は、LEDドライバ108の駆動周波数を300Hzとして、バックライト部109の点滅周波数を180Hz、120Hz、60Hzに変化させた場合の点滅パターンを示している。図10(b)は、図10(a)と同一の駆動周波数及び点滅周波数であって、点灯期間が異なる場合の点滅パターンを示している。図10において、フレーム期間に含まれる点滅周期の数である点滅周期数N(Nは1以上の整数)は、点滅周波数が180Hzの場合にN=3であり、点滅周波数が120Hzの場合にN=2であり、点滅周波数が60Hzの場合にN=1である。
なお、図10において、斜線で示す期間が点灯期間である。また、図10において、バックライト部109の点滅周期は、LEDドライバ108の駆動周期の整数倍である。駆動周期は、図10においてSF1〜SF5と示されているサブフレーム期間と等しい。したがって、バックライト制御部107は、サブフレーム期間ごとにデューティ比を調整することで、それぞれの点滅周期における点灯タイミングを制御することができる。
バックライト制御部107は、フレーム期間に含まれるサブフレーム期間の数n(nは1以上の整数)と点滅周期数Nとの関係を表示サイズに関連付けて記憶しておくことにより、表示サイズに応じて、さまざまな点灯パターンでバックライト部109を制御することができる。例えば、バックライト制御部107は、走査周波数が60Hzであるとすると、表示サイズが表示部105の画面サイズの100%である場合に、n=5、N=3とすることにより、点滅周波数が180Hzで点滅周期数が3となる点灯パターンでバックライト部109を制御することができる。また、バックライト制御部107は、表示サイズが画面サイズの50%である場合に、n=5、N=2とすることにより、点滅周波数が120Hzで点滅周期数が2となる点灯パターンでバックライト部109を制御することができる。
バックライト制御部107は、以下の手順により、それぞれの点滅周期においてバックライト部109を点灯するタイミングを決定する。
まず、バックライト制御部107は、1つのフレーム期間に含まれるN個の点滅周期のそれぞれに割り当てられた発光比率に基づいて、フレーム期間に対するそれぞれの点滅周期における点灯期間の比である、各点滅周期のデューティ比を決定する。具体的には、バックライト制御部107は、点滅周期Ni(iは1以上の整数)の発光比率をRiとすると、点滅周期Niのデューティ比Diを、Di=D×Riと算出する。ここで、Dは、N=1の場合に要求される発光輝度に対応するデューティ比である。また、発光比率は、例えば、表示部105の液晶の応答特性に基づいて定められ、バックライト制御部107は、フレーム開始タイミングからの経過時間が長いほど発光比率を大きくすることができる。
続いて、バックライト制御部107は、それぞれの点滅周期に含まれるサブフレームごとに、バックライト部109を点灯するタイミングを決定する。ここで、フレーム期間に対する点滅周期Niにおける点灯期間の比を、点滅周期Niのデューティ比Diという。
バックライト制御部107は、点滅周期Niに1個のサブフレームが含まれる場合、当該サブフレームにおける点灯期間を、点滅周期Niのデューティ比Diに対応する期間とする。具体的には、バックライト制御部107は、点滅周期Niに含まれるサブフレームにおいて、フレーム期間に対してDiに相当する期間だけバックライト部109を点灯するように制御する。
バックライト制御部107は、点滅周期Niに複数個のサブフレームが含まれる場合、点滅周期Niのデューティ比Diが、1個のサブフレームに割り当て可能な最大デューティ比d=1/nより小さいか否かを判定する。バックライト制御部107は、点滅周期Niのデューティ比Diが、最大デューティ比d=1/nよりも小さい場合、点滅周期Niに含まれる一のサブフレームのデューティ比をDiとして、残りのサブフレームのデューティ比を0%(消灯)とする。
バックライト制御部107は、点滅周期Niのデューティ比Diが、最大デューティ比d=1/n以上である場合、点滅周期Niに含まれる一のサブフレームのデューティ比をd=1/nとして、当該サブフレームの期間はバックライト部109を点灯するものとする。続いて、バックライト制御部107は、Di−dが、最大デューティ比d=1/nより小さいか否かを判定する。バックライト制御部107は、Di−dがdよりも小さい場合、2個目のサブフレームのデューティ比をDi−dとして、残りのサブフレームのデューティ比を0%とする。バックライト制御部107は、このような手順を繰り返すことで、全てのサブフレームのデューティ比を算出して、点灯タイミングを決定する。
例えば、図10(a)に示す、点滅周波数が180Hzのパターンの場合、N=3、n=5、D=0.6、R1=0.1、R2=0.3、R3=0.6とすると、D1=0.06、D2=0.18、D3=0.36となる。この場合、バックライト制御部107は、点滅周期1に対応するサブフレームSF1におけるデューティ比を0.06と算出する。LEDドライバ108は、点滅周期1に対応するサブフレームSF1における0.06×5=0.3の期間はバックライト部109を点灯させ、0.7の期間はバックライト部109を消灯させる。
点滅周期2のデューティ比D2=0.18は、サブフレームの最大デューティ比d=1/5=0.20よりも小さい。したがって、バックライト制御部107は、点滅周期2に含まれる1つのサブフレームSF3のデューティ比を0.18と算出し、残りのサブフレームSF2のデューティ比を0と算出する。LEDドライバ108は、サブフレームSF2の期間はバックライト部109を消灯させる。また、LEDドライバ108は、サブフレームSF3の期間における0.18×5=0.9の期間はバックライト部109を点灯させ、0.1の期間はバックライト部109を消灯させる。
点滅周期3のデューティ比D3=0.36は、サブフレームの最大デューティ比d=1/5=0.20以上である。したがって、バックライト制御部107は、点滅周期3に含まれる1つのサブフレームSF5のデューティ比を0.20と算出し、残りのサブフレームSF4のデューティ比を0.16と算出する。LEDドライバ108は、サブフレームSF4の期間における0.16×5=0.8の期間はバックライト部109を点灯させ、0.2の期間はバックライト部109を消灯させる。また、LEDドライバ108は、サブフレームSF5の期間はバックライト部109を点灯させる。
図10(a)において、各点滅周期は消灯期間から開始しているが、バックライト制御部107は、各点滅周期内の任意の期間に点灯期間を設けることができる。具体的には、バックライト制御部107は、点滅周期を点灯期間から開始し、点灯期間が終了した後に消灯期間を設けることができる。バックライト制御部107は、図10(b)に示すように、点滅周期の途中に点灯期間を設けることもできる。
図11は、バックライト部109の点滅パターンの他の例を示す図である。具体的には、図11は、LEDドライバ108の駆動周波数を180Hz、120Hz、60Hzとして、バックライト部109の点滅周波数を180Hz、120Hz、60Hzに変化させた場合の点滅パターンを示している。図11においては、バックライト部109の点滅周期がLEDドライバ108の駆動周期に等しい。点滅周波数が180Hzの場合の点滅周期数は3であり、点滅周波数が120Hzの場合の点滅周期数は2であり、点滅周波数が60Hzの場合の点滅周期数は1である。
バックライト制御部107は、図11に示すように、駆動周波数と点滅周波数とが等しい場合、1つのフレーム期間に含まれるN個の点滅周期のそれぞれに割り当てられた発光比率に基づいて、それぞれの駆動周期に対応するサブフレームごとに、デューティ比を算出する。
バックライト制御部107は、図10の場合においても、図11の場合においても、1つのフレーム期間内で、後方のサブフレームほどデューティ比を大きくしてもよい。このようにすることで、フレーム期間が開始してから液晶の特性が安定するまでの間のバックライトの点灯期間を短くして、液晶の特性が安定した後のバックライトの点灯期間を長くすることができるので、動画ボケを軽減することができる。
[第1の実施形態における効果]
以上説明したとおり、第1の実施形態に係る表示装置100は、画像の表示サイズに基づいてバックライトの点灯タイミングを制御する。具体的には、表示装置100は、フリッカを認識しやすい大きな表示サイズにおいては、点滅周波数を高くしたり点滅周期数を大きくしたりすることにより、フリッカを認識しにくくする。また、表示装置100は、フレーム期間が開始してから所定の期間におけるバックライト部109の点灯期間を短くすることで、動画ボケを軽減する。他方、表示装置100は、フリッカを認識しにくい小さな表示サイズにおいては、点滅周波数を低くしたり点滅周期数を小さくしたりして、液晶の特性が安定する前の画像をユーザが見えないようにすることで、動画ボケを軽減することができる。
<第2の実施形態>
[設定輝度に基づいて制御する]
第2の実施形態に係る表示装置100は、バックライト部109の発光輝度に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する点で、第1の実施形態に係る表示装置100と異なり、他の点で同じである。
図12は、光強度と臨界融合周波数との関係を示す図である。臨界融合周波数は、フリッカを認識することができる最低周波数である。図12から、光強度が大きくなるにつれて、フリッカを認識することができる最低周波数が高くなるので、同一の周波数においては、光強度が大きければ大きいほどフリッカを認識しやすくなることがわかる。そこで、第2の実施形態に係るバックライト制御部107は、バックライト部109の発光輝度が高くなればなるほど点滅周波数が高くなるように、バックライト部109の点灯タイミングを制御する。
図13は、バックライト部109の発光輝度と点滅周波数との関係を示すテーブルである。バックライト制御部107は、CPU101から、バックライト部109の発光輝度の設定値を取得すると、図13に示すテーブルを参照して、点滅周波数を決定する。具体的には、バックライト制御部107は、デューティ比又はLEDに流す電流値が大きくなればなるほど、点滅周波数が高くなるようにLEDドライバ108を制御する。
表示装置100は、第1の実施形態において説明した画像の表示サイズとバックライト部109の発光輝度とに基づいて、バックライト部109の点灯タイミングを制御してもよい。図14は、表示サイズと、バックライトの発光輝度と、点滅周波数との関係を示すテーブルである。図14に示すテーブルにおいては、それぞれの表示サイズに関連付けて、バックライトの発光輝度ごとに複数の点滅周波数が設定されている。バックライト制御部107は、CPU101から画像の表示サイズの変更に関する通知を受けると、バックライト部109の発光輝度の設定値をCPU101から取得し、図14に示すテーブルを参照して点滅周波数を決定する。なお、バックライト制御部107は、バックライト部109の発光輝度に基づいて、点滅周波数の代わりに、点滅周期数を制御してもよい。
[第2の実施形態における効果]
第2の実施形態に係る表示装置100は、バックライト部109の発光輝度に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する。このようにすることで、表示装置100は、発光輝度が高い場合にもフリッカを認識しにくくすることができる。さらに、表示装置100は、画像の表示サイズとバックライト部109の発光輝度とに基づいて点滅周波数を制御することで、画像コンテンツによって表示サイズや発光輝度を変化させるような場合においても、ユーザがフリッカを認識しにくくするとともに、動画ボケを軽減することができる。
<第3の実施形態>
[外光量に基づいて点灯タイミングを制御する]
図15は、第3の実施形態に係る表示装置200の構成を示す図である。図15に示す表示装置200は、センサ111及びセンサ制御部112をさらに有する点で、図3に示した表示装置100と異なり、他の点で同じである。バックライト制御部107、LEDドライバ108、バックライト部109、センサ111及びセンサ制御部112は、発光制御装置250を構成する。第3の実施形態に係る表示装置200は、外光の強度に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する点で、第1の実施形態に係る表示装置100と異なる。
人の眼は、表示装置100を見る環境が明るければ明るいほどフリッカを認識しやすくなることが知られている。そこで、第3の実施形態に係るバックライト制御部107は、外光量が大きければ大きいほど点滅周波数が高くなるように、バックライト部109の点灯タイミングを制御する。
本実施形態におけるセンサ111は、表示装置200の周囲の外光の量を検出する。センサ制御部112は、センサ111が検出した外光量を示す照度[lx]をバックライト制御部107に通知する。バックライト制御部107は、センサ制御部112から通知を受けた照度に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する。
図16は、照度と点滅周波数との関係を示すテーブルである。バックライト制御部107は、センサ制御部112から照度を取得すると、図16に示すテーブルを参照して、バックライト部109の点滅周波数を制御する。バックライト制御部107は、表示サイズと照度とに基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御してもよい。この場合、バックライト制御部107は、表示サイズと、照度と、点滅周波数とを関連付けたテーブルに基づいて、バックライト部109の点灯タイミングを制御する。なお、バックライト制御部107は、点滅周波数の代わりに点滅周期数を制御してもよい。
[第3の実施形態における効果]
第3の実施形態に係る表示装置200は、外光量に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する。このようにすることで、表示装置200は、周囲の環境によらず、フリッカを認識しにくくすることができる。
<第4の実施形態>
[視聴距離に基づいて点灯タイミングを制御する]
第4の実施形態は、ユーザと表示装置200との距離に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する点で、第3の実施形態に係る表示装置200と異なり、他の点で同じである。第4の実施形態におけるセンサ111は、ユーザとの間の距離を検出する。センサ111は、光源及び受光素子を有する。センサ111は、内部の光源から光を照射し、測定対象物としてのユーザにより反射された光を受光素子が受光するタイミングに基づいて、距離を検出する。
ユーザの視聴距離が小さければ小さいほど、ユーザの眼に入る光量が増加するので、フリッカを認識しやすくなる。そこで、第4の実施形態に係るバックライト制御部107は、視聴距離が小さければ小さいほど点滅周波数が高くなるように、バックライト部109の点灯タイミングを制御する。
図17は、視聴距離と点滅周波数との関係を示すテーブルである。図17に示すテーブルにおいては、視聴距離が0.8m未満の場合の点滅周波数を180Hzとして、視聴距離が0.8m以上の場合の点滅周波数を60Hzとしている。バックライト制御部107は、センサ制御部112から視聴距離を示す情報を取得すると、図17に示すテーブルを参照して、バックライト部109の点滅周波数を制御する。
バックライト制御部107は、表示サイズと視聴距離とに基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御してもよい。この場合、バックライト制御部107は、表示サイズと、視聴距離と、点滅周波数とを関連付けたテーブルに基づいて、バックライト部109の点灯タイミングを制御する。なお、バックライト制御部107は、点滅周波数の代わりに点滅周期数を制御してもよい。
[第4の実施形態における効果]
第4の実施形態に係る表示装置200は、視聴距離に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する。このようにすることで、表示装置200は、ユーザの視聴位置によらず、フリッカを認識しにくくすることができる。
<第5の実施形態>
[設置方向に基づいて点灯タイミングを制御する]
第5の実施形態は、表示装置200が設置された方向に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する点で、第3の実施形態に係る表示装置200と異なり、他の点で同じである。第5の実施形態におけるセンサ111は、表示装置200が横向きに設置されているか縦向きに設置されているかを検出する。
図18は、表示装置200が横向きに設置された状態と、縦向きに設置された状態とを示す図である。表示装置200が横向きに設置された状態において、表示部105のうちユーザの視野に含まれる領域の視野面積Hは、縦向きに設置された状態において、表示部105のうちユーザの視野に含まれる領域の視野面積Vよりも大きい。視野面積が大きければ大きいほど、ユーザの眼に入る光量が大きくなるので、フリッカを認識しやすくなる。そこで、第5の実施形態に係るバックライト制御部107は、表示装置200が横向きに設置されている場合の点滅周波数を、縦向きに設定されている場合の点滅周波数よりも大きくなるようにバックライト部109の点灯タイミングを制御する。
図19は、設置方向と点滅周波数との関係を示すテーブルである。図19に示すテーブルにおいては、横向きに設置されている状態における点滅周波数を180Hzとして、縦向きに設置されている状態における点滅周波数を60Hzとしている。バックライト制御部107は、センサ制御部112から設置方向を示す情報を取得すると、図19に示すテーブルを参照して、バックライト部109の点滅周波数を制御する。
バックライト制御部107は、表示サイズと設置方向とに基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御してもよい。この場合、バックライト制御部107は、表示サイズと、設置方向と、点滅周波数とを関連付けたテーブルに基づいて、バックライト部109の点灯タイミングを制御する。なお、バックライト制御部107は、点滅周波数の代わりに点滅周期数を制御してもよい。
[第5の実施形態における効果]
第5の実施形態に係る表示装置200は、設置方向に基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御する。このようにすることで、表示装置200は、設置方向によらず、フリッカを認識しにくくすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、表示部105が液晶パネルである例について説明したが、これに限らない。例えば、液晶パネルの代わりに、発光手段からの光を透過する表示素子として液晶素子以外の表示素子を有する表示パネルが用いられてもよい。
また、上記の実施形態においては、表示装置100及び表示装置200に、画像の表示サイズに基づいてバックライト部109の点灯タイミングを制御するバックライト制御部107が内蔵されている構成について説明したが、表示装置100の一部が別ユニットとして提供されてもよい。例えば、バックライト制御部107、LEDドライバ108及びバックライト部109を備える発光制御装置150と、表示部105を備える液晶表示ユニットとを組み合わせて表示装置100を構成してもよい。
100 表示装置
105 表示部
107 バックライト制御部
109 バックライト部
150 発光制御装置

Claims (12)

  1. 表示手段に光を照射する発光手段と、
    前記表示手段に表示される画像の表示サイズに基づいて、前記発光手段が前記表示手段に照射する光を点灯するタイミングである点灯タイミングを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする発光制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記発光手段が前記表示手段に照射する光の点灯と消灯とを、前記表示サイズに基づく点滅周波数で繰り返すことを特徴とする、
    請求項1に記載の発光制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記表示サイズが大きければ大きいほど、前記点滅周波数を高くすることを特徴とする、
    請求項2に記載の発光制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示サイズが大きければ大きいほど、所定期間内における、前記発光手段が前記表示手段に照射する光の1回の点灯期間と少なくとも1回の消灯期間とからなる点滅周期の数を増加させることを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の発光制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記表示手段におけるフレームの切り替えタイミングから時間が経過するにつれて、前記発光手段が前記表示手段に照射する光の点灯期間を長くすることを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の発光制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記発光手段が照射する光の輝度に基づいて、前記点灯タイミングを制御することを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の発光制御装置。
  7. 前記表示手段の周囲の外光の強さを示す外光量を検出する光検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記外光量に基づいて前記点灯タイミングを制御することを特徴とする、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の発光制御装置。
  8. 前記表示手段と前記表示手段を視認するユーザとの間の距離を検出する距離検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記距離に基づいて前記点灯タイミングを制御することを特徴とする、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の発光制御装置。
  9. 前記表示手段の向きを検出する向き検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記表示手段の向きに基づいて前記点灯タイミングを制御することを特徴とする、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の発光制御装置。
  10. 画像を表示する表示手段に光を照射する発光手段と、
    前記発光手段が照射する光の輝度に基づいて、前記発光手段が前記表示手段に照射する光を点灯するタイミングを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする発光制御装置。
  11. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示させる画像の表示サイズを示すサイズ情報を取得する取得手段と、
    前記表示手段に光を照射する発光手段と、
    前記サイズ情報に基づいて、前記発光手段が前記表示手段に照射する光を点灯するタイミングである点灯タイミングを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  12. 表示手段に表示させる画像の表示サイズを示すサイズ情報を取得する手順と、
    前記サイズ情報に基づいて、前記表示手段に照射する光を点灯するタイミングである点灯タイミングを制御する手順と、
    を有することを特徴とする発光制御方法。


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