JP2016045491A - ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ - Google Patents

ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】ズーム全域に亘って高い光学性能を有するズームレンズ系を提供する。【解決手段】ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、負のパワーを有し、1枚のレンズ素子からなる第2レンズ群と、正のパワーを有し、少なくとも2枚のレンズ素子からなる第3レンズ群と、全体として正のパワーを有し、少なくとも2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群とを備える。ズーミング動作時には、少なくとも第1レンズ群から第3レンズ群が光軸に沿って移動し、条件:−9.0<fG1/fG2<−2.0を満足する。ここで、fG1:第1レンズ群の焦点距離、fG2:第2レンズ群の焦点距離である。【選択図】図1

Description

本開示は、ズーム全域に亘って高い光学性能を有するズームレンズ系、並びに、そのズームレンズ系を用いる撮像装置及びカメラに関する。
特許文献1は、正負正正負正の6群構成で各群間隔を変化させてズーミングを行うズームレンズ系を開示している。
特開平10−333038号公報
ところで、撮像装置及びカメラは年々高画質化しており、それらに使用されるズームレンズ系に対しては光学性能の向上が望まれている。
そこで、本開示は、ズーム全域に亘って高い光学性能を有するズームレンズ系を提供することを目的とする。
本開示におけるズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、負のパワーを有し、1枚のレンズ素子からなる第2レンズ群と、正のパワーを有し、少なくとも2枚のレンズ素子からなる第3レンズ群と、全体として正のパワーを有し、少なくとも2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群とを備える。ズーミング動作時には、少なくとも第1レンズ群から第3レンズ群が光軸に沿って移動し、条件:−9.0<fG1/fG2<−2.0を満足する。ここで、fG1:第1レンズ群の焦点距離、fG2:第2レンズ群の焦点距離、である。
本開示によれば、ズーム全域に亘って高い光学性能を有するズームレンズ系を提供することができる。
実施の形態1に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図 実施例1に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態での縦収差図 実施例1に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態2に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図 実施例2に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態での縦収差図 実施例2に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態3に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図 実施例3に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態での縦収差図 実施例3に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態4に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図 実施例4に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態での縦収差図 実施例4に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態5に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図 実施例5に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態での縦収差図 実施例5に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図 実施の形態6に係るカメラの概略構成図
図1、4、7、10及び13は、各々実施の形態1〜5に係るズームレンズ系のレンズ配置図であり、いずれも無限遠合焦状態にあるズームレンズ系を表している。
各図において、(a)の部分は広角端(最短焦点距離状態:焦点距離fW)のレンズ構成、(b)の部分は中間位置(中間焦点距離状態:焦点距離fM=√(fW*fT))のレンズ構成、(c)の部分は望遠端(最長焦点距離状態:焦点距離fT)のレンズ構成をそれぞれ表している。また各図において、(a)の部分と(b)の部分との間に設けられた折れ線の矢印は、上から順に、広角端、中間位置、望遠端の各状態におけるレンズ群の位置を結んで得られる直線である。広角端と中間位置との間、中間位置と望遠端との間は、単純に直線で接続されているだけであり、実際の各レンズ群の動きとは異なる。
さらに各図において、レンズ群に付された矢印は、無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングを表す。すなわち、図1、4、7、10及び13では、後述する第4レンズ群G4が無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に移動する方向を示している。なお、これら図1、4、7、10及び13では、(a)の部分に各レンズ群の符号が記載されているため、便宜上、この各レンズ群の符号の下部にフォーカシングを表す矢印を付している。各ズーミング状態において、フォーカシングの際に各レンズ群が移動する方向は、実施の形態ごとに後で具体的に説明する。
なお図1、4、7、10及び13において、特定の面に付されたアスタリスク*は、該面が非球面であることを示している。また各図において、各レンズ群の符号に付された記号(+)及び記号(−)は、各レンズ群のパワーの符号に対応する。また各図において、最も右側に記載された直線は、撮像素子Sの像面位置を表す。
さらに図1、4、7、10及び13に示すように、所定の位置に開口絞りAが設けられている。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図である。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6と、平行平板Pと、で構成される。
第1レンズ群G1は、単レンズであり、正のパワーを有する第1レンズ素子L1で構成される。
第2レンズ群G2は、単レンズであり、負のパワーを有する第2レンズ素子L2で構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、負のパワーを有する第5レンズ素子L5で構成される。第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7、開口絞りAで構成される。第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、正のパワーを有する第9レンズ素子L9、負のパワーを有する第10レンズ素子L10で構成される。第9レンズ素子L9と第10レンズ素子L10は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第6レンズ群G6は、単レンズであり、正のパワーを有する第11レンズ素子L11で構成される。
各レンズ素子について説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、両凸レンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第2レンズ素子L2は、両凹レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第3レンズ素子L3は、両凹レンズである。第4レンズ素子L4は、両凸レンズである。第5レンズ素子L5は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであり、像側に非球面形状を有する。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。第9レンズ素子L9は、両凸レンズである。第10レンズ素子L10は、両凹レンズである。
第6レンズ群G6におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、両凸レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
実施の形態1に係るズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5、及び第6レンズ群G6は物体側へ移動し、第2レンズ群G2は、像側に凸の軌跡を描いて移動する。すなわち、ズーミングに際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔及び第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少するように、各レンズ群が光軸に沿って移動する。
実施の形態1に係るズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第6レンズ群G6が光軸に沿って物体側へ移動する。
なお、第3レンズ群G3中の第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4(像ぶれ補正レンズ素子)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この像ぶれ補正レンズ素子によって、ズームレンズ系は、全系の振動による像点移動を補正することができる。すなわち、ズームレンズ系は、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図である。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、負のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6と、平行平板Pと、で構成される。
第1レンズ群G1は、単レンズであり、正のパワーを有する第1レンズ素子L1で構成される。
第2レンズ群G2は、単レンズであり、負のパワーを有する第2レンズ素子L2で構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4で構成される。第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第5レンズ素子L5、開口絞りA、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7で構成される。第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、正のパワーを有する第9レンズ素子L9、負のパワーを有する第10レンズ素子L10で構成される。第9レンズ素子L9と第10レンズ素子L10は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第6レンズ群G6は、単レンズであり、正のパワーを有する第11レンズ素子L11で構成される。
各レンズ素子について説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、両凸レンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第2レンズ素子L2は、両凹レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第3レンズ素子L3は、両凹レンズである。第4レンズ素子L4は、両凸レンズである。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第5レンズ素子L5は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズである。第9レンズ素子L9は、両凸レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第10レンズ素子L10は、両凹レンズである。
第6レンズ群G6におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
実施の形態2に係るズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5は物体側へ移動し、第6レンズ群G6は、像側へ移動する。すなわち、ズーミングに際して、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が増大するように、各レンズ群が光軸に沿って移動する。
実施の形態2に係るズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第6レンズ群G6が光軸に沿って物体側へ移動する。
なお、第3レンズ群G3(像ぶれ補正レンズ群)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この第3レンズ群G3によって、ズームレンズ系は、全系の振動による像点移動を補正することができる。すなわち、ズームレンズ系は、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
[実施の形態3]
図7は、実施の形態3に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図である。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5と、平行平板Pと、で構成される。
第1レンズ群G1は、単レンズであり、正のパワーを有する第1レンズ素子L1で構成される。
第2レンズ群G2は、単レンズであり、負のパワーを有する第2レンズ素子L2で構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、負のパワーを有する第5レンズ素子L5、開口絞りA、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7で構成される。第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4は、接着剤等で接着される接合レンズである。第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、正のパワーを有する第9レンズ素子L9、負のパワーを有する第10レンズ素子L10で構成される。第9レンズ素子L9と第10レンズ素子L10は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、単レンズであり、正のパワーを有する第11レンズ素子L11で構成される。
各レンズ素子について説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、両凸レンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第2レンズ素子L2は、両凹レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第3レンズ素子L3は、両凹レンズである。第4レンズ素子L4は、両凸レンズである。第5レンズ素子L5は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズである。第9レンズ素子L9は、両凸レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第10レンズ素子L10は、両凹レンズである。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
実施の形態3に係るズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4は物体側へ移動し、第5レンズ群G5は、像側へ移動する。すなわち、ズーミングに際して、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が増大するように、各レンズ群が光軸に沿って移動する。
実施の形態3に係るズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第5レンズ群G5が光軸に沿って物体側へ移動する。
[実施の形態4]
図10は、実施の形態4に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図である。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、正のパワーを有する第4レンズ群G4と、負のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6と、平行平板Pと、で構成される。
第1レンズ群G1は、単レンズであり、正のパワーを有する第1レンズ素子L1で構成される。
第2レンズ群G2は、単レンズであり、負のパワーを有する第2レンズ素子L2で構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、正のパワーを有する第5レンズ素子L5、開口絞りA、正のパワーを有する第6レンズ素子L6で構成される。第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4は、接着材等で接続される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第7レンズ素子L7、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、負のパワーを有する第9レンズ素子L9で構成される。第8レンズ素子L8と第9レンズ素子L9とは、接着剤等で接着される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、単レンズであり、負のパワーを有する第10レンズ素子L10で構成される。
第6レンズ群G6は、単レンズであり、正のパワーを有する第11レンズ素子L11で構成される。
各レンズ素子について説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、両凸レンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第2レンズ素子L2は、両凹レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第3レンズ素子L3は、両凹レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第4レンズ素子L4は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。第5レンズ素子L5は、両凸レンズであり、像側に非球面形状を有する。第6レンズ素子L6は、両凸レンズである。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。第8レンズ素子L8は、両凸レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第9レンズ素子L9は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズである。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第10レンズ素子L10は、物体側に凸面を有するメニスカスレンズである。
第6レンズ群G6におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、両凸レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
実施の形態4に係るズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5は物体側へ移動し、第6レンズ群G6は、像側へ移動し、第2レンズ群G2が像側に凸の軌跡を描いて移動する。すなわち、ズーミングに際して、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少するように、各レンズ群が光軸に沿って移動する。
実施の形態4に係るズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第5レンズ群G5が光軸に沿って像側へ移動する。
なお、第3レンズ群G3中の第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4(像ぶれ補正レンズ素子)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この像ぶれ補正レンズ素子によって、ズームレンズ系は、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、ズームレンズ系は、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
[実施の形態5]
図13は、実施の形態5に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズ配置図である。
ズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、負のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5と、正のパワーを有する第6レンズ群G6と、平行平板Pと、で構成される。
第1レンズ群G1は、単レンズであり、正のパワーを有する第1レンズ素子L1で構成される。
第2レンズ群G2は、単レンズであり、負のパワーを有する第2レンズ素子L2で構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第3レンズ素子L3、正のパワーを有する第4レンズ素子L4、負のパワーを有する第5レンズ素子L5で構成される。第3レンズ素子L3と、第4レンズ素子L4は、接着材等で接着される接合レンズである。
第4レンズ群G4は、物体側から像側へと順に、負のパワーを有する第6レンズ素子L6、正のパワーを有する第7レンズ素子L7、開口絞りAで構成される。第6レンズ素子L6と、第7レンズ素子L7は、接着剤等で接続される接合レンズである。
第5レンズ群G5は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第8レンズ素子L8、正のパワーを有する第9レンズ素子L9、負のパワーを有する第10レンズ素子L10で構成される。第9レンズ素子L9と、第10レンズ素子L10は、接着剤等で接着される接合レンズである。
第6レンズ群G6は、単レンズであり、正のパワーを有する第11レンズ素子L11で構成される。
各レンズ素子について説明する。
第1レンズ群G1におけるレンズ素子を説明する。第1レンズ素子L1は、両凸レンズである。
第2レンズ群G2におけるレンズ素子を説明する。第2レンズ素子L2は、両凹レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
第3レンズ群G3におけるレンズ素子を説明する。第3レンズ素子L3は、両凹レンズである。第4レンズ素子L4は、両凸レンズである。第5レンズ素子L5は、物体側に凹面を有するメニスカスレンズであり、像面側に非球面形状を有する。
第4レンズ群G4におけるレンズ素子を説明する。第6レンズ素子L6は、両凹レンズであり、物体側に非球面形状を有する。第7レンズ素子L7は、両凸レンズである。
第5レンズ群G5におけるレンズ素子を説明する。第8レンズ素子L8は、両凸レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。第9レンズ素子L9は、両凸レンズである。第10レンズ素子L10は、両凹レンズである。
第6レンズ群G6におけるレンズ素子を説明する。第11レンズ素子L11は、両凸レンズであり、物体側及び像側に非球面形状を有する。
実施の形態5に係るズームレンズ系において、撮像時の広角端から望遠端へのズーミングの際に、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5及び第6レンズ群G6は物体側へ移動し、第2レンズ群G2が像側に凸の軌跡を描いて移動する。すなわち、ズーミングに際して、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少するように、各レンズ群が光軸に沿って移動する。
実施の形態4に係るズームレンズ系は、無限遠物点合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、第6レンズ群G6が光軸に沿って物体側へ移動する。
なお、第3レンズ群G3中の第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4(像ぶれ補正レンズ素子)は、像のぶれを光学的に補正するために光軸に対して垂直方向に移動する。この像ぶれ補正レンズ素子によって、ズームレンズ系は、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、ズームレンズ系は、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
[条件式及び効果等]
以下、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系が満足することが望ましい条件を説明する。なお、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系に対して、複数の条件が規定されるが、これら複数の条件すべてを満足するズームレンズ系の構成が最も効果的である。しかしながら、個別の条件を満足することにより、それぞれ対応する効果を奏するズームレンズ系を得ることも可能である。
実施の形態1〜5に係るズームレンズ系は、物体側から像側へと順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、全体として正のパワーを有し、少なくとも2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群と、を備える。
ズーミング動作時には、少なくとも第1レンズ群G1から第3レンズ群G3までが光軸に沿って移動する。
そして、ズームレンズ系は、例えば以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
−9.0 < fG1/fG2 < −2.0 ・・・(1)
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離
fG2:第2レンズ群の焦点距離
である。
条件式(1)は、第1レンズ群G1の焦点距離と第2レンズ群G2の焦点距離との比の好適な範囲を規定している。条件式(1)を満足することで、ズーム全域に亘って、大口径でありながら高い光学性能を有し小型なズームレンズ系とすることが可能である。条件式(1)の下限を下回ると、第1レンズ群G1の焦点距離が大きくなり過ぎるため、ズーミング時の第1レンズ群G1の移動量が大きくなるとともに、望遠端でのレンズ全長が大きくなり過ぎることから、コンパクトなレンズ鏡筒や撮像装置を提供することが困難となる。また、条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズ群G1の焦点距離が小さくなり過ぎるため、全系に亘っての諸収差の補正が困難になり、所望の光学性能を確保することが困難となる。
なお、さらに以下の条件式(1)’、(1)’’の少なくとも一つを満足することにより、上記の効果を更に奏功させることができる。
−7.0 < fG1/fG2 ・・・(1)’
fG1/fG2 < −3.0 ・・・(1)’’
更に、ズームレンズ系は、例えば以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
1.0 < D34T/D34W < 3.0 ・・・(2)
ここで、
D34W:第3レンズ群と第4レンズ群の広角端における間隔
D34T:第3レンズ群と第4レンズ群の望遠端における間隔
である。
条件式(2)は、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の望遠端における間隔と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の広角端における間隔との比の好適な範囲を規定している。条件式(2)の下限を下回ると、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の望遠端における間隔が小さくなり過ぎるため、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4で補正しあっている諸収差、特に球面収差やコマ収差の補正が過剰となるため補正しきれなくなり、所望の光学性能を確保することが困難となる。また、条件式(2)の上限を上回ると、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の望遠端における間隔が大きくなりすぎるため、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4で補正しあっている諸収差、特に球面収差やコマ収差を十分に補正することができなくなるため、所望の光学性能を確保することが困難となる。
なお、さらに以下の条件式(2)’、(2)’’の少なくとも一つを満足することにより、上記の効果を更に奏功させることができる。
1.5 < D34T/D34W ・・・(2)’
D34T/D34W < 2.5 ・・・(2)’’
最後に、ズームレンズ系は、例えば以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
2.0 < LT/fT < 3.5 ・・・(3)
ここで、
LT:望遠端におけるレンズ全長
fT:望遠端における全系の焦点距離
である。
条件式(3)は、望遠端におけるレンズ全長と望遠端における全系の焦点距離との比の好適な範囲を規定している。条件式(3)の下限を下回ると、望遠端におけるレンズ全長が短くなりすぎるため、諸収差を良好に補正することが困難となり、所望の光学性能を確保することが困難となる。また、条件式(3)の上限を上回ると、望遠端におけるレンズ全長が大きくなり過ぎるため、コンパクトなレンズ鏡筒や撮像装置、カメラを提供することが困難となる。
なお、さらに以下の条件式(3)’、(3)’’の少なくとも一つを満足することにより、上記の効果を更に奏功させることができる。
2.5 < LT/fT ・・・(3)’
LT/fT < 3.0 ・・・(3)’’
[実施の形態6]
図16は、実施の形態6に係るカメラの概略構成図である。実施の形態6に係るカメラは、本実施の形態1に係るズームレンズ系を適用した撮像装置を備えるデジタルカメラである。なお、撮像装置およびカメラには、本実施の形態2〜5に係るズームレンズを適用することも可能である。
図16に示すように、デジタルカメラは、ズームレンズ系1及び撮像素子2を備える撮像装置と、液晶モニタ3と、筐体4とで構成されている。
ズームレンズ系1には、実施の形態1と同様に、ズーミングの際に第1レンズ群G1〜第6レンズ群G6までの全てのレンズ群が光軸に沿って移動するように、アクチュエータやレンズ枠が構成されている。
なお、以上説明した実施の形態1に係るズームレンズ系をデジタルカメラに適用した例を示したが、スマートフォンやレンズ交換式カメラ等に適用することも可能である。
[実施例]
以下、実施の形態1〜5に係るズームレンズ系を具体的に実施した実施例を説明する。なお、各実施例において、表中の長さの単位はすべて「mm」であり、画角の単位はすべて「°」である。また、各実施例において、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線に対する屈折率、νdはd線に対するアッベ数である。また、各実施例において、*印を付した面は非球面であり、非球面形状は次式で定義している。
Figure 2016045491
ここで、
Z:光軸からの高さがhの非球面上の点から、非球面頂点の接平面までの距離、
h:光軸からの高さ、
r:頂点曲率半径、
κ:円錐定数、
An:n次の非球面係数
である。
図2、5、8、11及び14は、各々実施例1〜5に係るズームレンズ系の無限遠合焦状態での縦収差図である。
各縦収差図において、(a)の部分は広角端、(b)の部分は中間位置、(c)の部分は望遠端における各収差を表す。各縦収差図は、左側から順に、球面収差(SA(mm))、非点収差(AST(mm))、歪曲収差(DIS(%))を示す。球面収差図において、縦軸はFナンバー(図中、Fで示す)を表し、実線はd線(d−line)、短破線はF線(F−line)、長破線はC線(C−line)の特性である。非点収差図において、縦軸は像高(図中、Hで示す)を表し、実線はサジタル平面(図中、sで示す)、破線はメリディオナル平面(図中、mで示す)の特性である。歪曲収差図において、縦軸は像高(図中、Hで示す)を表す。
図3、6、9、12及び15は、各々実施の形態1〜5に係るズームレンズ系の望遠端における、像ぶれ補正を行っていない基本状態及び像ぶれ補正状態での横収差図である。
各横収差図において、上段3つの収差図は、望遠端における像ぶれ補正を行っていない基本状態、下段3つの収差図は、像ぶれ補正レンズ素子あるいは像ぶれ補正レンズ群(実施例1、4、5:第3レンズ群G3中の第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4、実施例2:第3レンズ群G3全体)を光軸と垂直な方向に所定量移動させた望遠端における像ぶれ補正状態に、それぞれ対応する。基本状態の各横収差図のうち、上段は最大像高の70%の像点における横収差、中段は軸上像点における横収差、下段は最大像高の−70%の像点における横収差に、それぞれ対応する。像ぶれ補正状態の各横収差図のうち、上段は最大像高の70%の像点における横収差、中段は軸上像点における横収差、下段は最大像高の−70%の像点における横収差に、それぞれ対応する。また各横収差図において、横軸は瞳面上での主光線からの距離を表し、実線はd線(d−line)、短破線はF線(F−line)、長破線はC線(C−line)の特性である。なお各横収差図において、メリディオナル平面を、第1レンズ群G1の光軸と第3レンズ群G3(実施例1〜5)の光軸とを含む平面としている。
なお、各実施例のズームレンズ系について、望遠端における、像ぶれ補正状態での像ぶれ補正レンズ群の光軸と垂直な方向への移動量は、以下に示すとおりである。
実施例1 0.300mm
実施例2 0.277mm
実施例4 0.078mm
実施例5 0.285mm
撮影距離が∞の望遠端において、ズームレンズ系が所定の角度だけ傾いた場合の像偏心量は、像ぶれ補正レンズ群が光軸と垂直な方向に上記の各値だけ平行移動するときの像偏心量に等しい。
各横収差図から明らかなように、軸上像点における横収差の対称性は良好であることがわかる。また、+70%像点における横収差と−70%像点における横収差とを基本状態で比較すると、いずれも湾曲度が小さく、収差曲線の傾斜がほぼ等しいことから、偏心コマ収差、偏心非点収差が小さいことがわかる。このことは、像ぶれ補正状態であっても充分な結像性能が得られていることを意味している。また、ズームレンズ系の像ぶれ補正角が同じ場合には、ズームレンズ系全体の焦点距離が短くなるにつれて、像ぶれ補正に必要な平行移動量が減少する。したがって、いずれのズーム位置であっても、所定の角度までの像ぶれ補正角に対して、結像特性を低下させることなく充分な像ぶれ補正を行うことが可能である。
(実施例1)
実施例1のズームレンズ系は、図1に示した実施の形態1に対応する。実施例1のズームレンズ系の面データを表1に、非球面データを表2に、無限遠合焦状態での各種データを表3に示す。
表1(面データ)
Figure 2016045491
表2(非球面データ)
Figure 2016045491
表3(無限遠合焦状態での各種データ)
Figure 2016045491
(実施例2)
実施例2のズームレンズ系は、図4に示した実施の形態2に対応する。実施例2のズームレンズ系の面データを表4に、非球面データを表5に、無限遠合焦状態での各種データを表6に示す。
表4(面データ)
Figure 2016045491
表5(非球面データ)
Figure 2016045491
表6(無限遠合焦状態での各種データ)
Figure 2016045491
(実施例3)
実施例3のズームレンズ系は、図7に示した実施の形態3に対応する。実施例3のズームレンズ系の面データを表7に、非球面データを表8に、無限遠合焦状態での各種データを表9に示す。
表7(面データ)
Figure 2016045491
表8(非球面データ)
Figure 2016045491
表9(無限遠合焦状態での各種データ)
Figure 2016045491
(実施例4)
実施例4のズームレンズ系は、図10に示した実施の形態4に対応する。実施例4のズームレンズ系の面データを表10に、非球面データを表11に、無限遠合焦状態での各種データを表12に示す。
表10(面データ)
Figure 2016045491
表11(非球面データ)
Figure 2016045491
表12(無限遠合焦状態での各種データ)
Figure 2016045491
(実施例5)
実施例5のズームレンズ系は、図13に示した実施の形態5に対応する。実施例5のズームレンズ系の面データを表13に、非球面データを表14に、無限遠合焦状態での各種データを表15に示す。
表13(面データ)
Figure 2016045491
表14(非球面データ)
Figure 2016045491
表15(無限遠合焦状態での各種データ)
Figure 2016045491
(条件の対応値)
以下の表16に、各実施例のズームレンズ系における各条件の対応値を示す。表16
Figure 2016045491
なお、実施例1のfG1/fG2の値(−4.59)は、表3におけるズームレンズ群データの欄に記載の第1レンズ群G1の焦点距離fG1(66.80360)を、同欄に記載の第2レンズ群G2の焦点距離fG2(ー14.54458)で除した値である。実施例2〜5のfG1/fG2の値も、それぞれ表6,9,12,15に記載の第1レンズ群G1の焦点距離fG1を、第2レンズ群G2の焦点距離fG2で除した値である。
また、実施例1のD34T/D34Wの値(2.19)は、表3におけるd10の行に記載の第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の望遠端における間隔D34T(3.6811)を、同行に記載の第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の広角端における間隔D34W(1.6811)で除した値である。実施例2〜5のD34T/D34Wの値も、それぞれ表6,9,12,15に記載の第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の望遠端における間隔D34Tを、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の広角端における間隔D34Wで除した値である。
また、実施例1のLT/fTの値(2.89)は、表3におけるレンズ全長の行に記載の望遠端におけるレンズ全長LT(93.9812)を、表3における焦点距離の行に記載の望遠端における全系の焦点距離fT(32.5307)で除した値である。実施例2〜5のLT/fTの値も、それぞれ表6,9,12,15に記載の望遠端におけるレンズ全長LTを、望遠端における全系の焦点距離fTで除した値である。
表16に示すように、実施例1、実施例2及び実施例5は、いずれも条件式(1)、条件式(2)及び条件式(3)の全てを満足している。また、実施例3及び実施例4は、条件式(1)及び条件式(3)を満足している。
[他の実施の形態]
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1から6を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
本開示に係るズームレンズ系は、デジタルスチルカメラ、交換レンズ式デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機器のカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)のカメラ、監視システムにおける監視カメラ、Webカメラ、車載カメラ等に適用可能である。特に、デジタルスチルカメラシステム、デジタルビデオカメラシステムといった高画質が要求される撮影光学系に好適である。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
L1 第1レンズ素子
L2 第2レンズ素子
L3 第3レンズ素子
L4 第4レンズ素子
L5 第5レンズ素子
L6 第6レンズ素子
L7 第7レンズ素子
L8 第8レンズ素子
L9 第9レンズ素子
L10 第10レンズ素子
L11 第11レンズ素子
A 開口絞り
S 撮像素子
1 ズームレンズ系
2 撮像素子
3 液晶モニタ
4 筐体

Claims (11)

  1. 物体側から像側へと順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    負のパワーを有し、1枚のレンズ素子からなる第2レンズ群と、
    正のパワーを有し、少なくとも2枚のレンズ素子からなる第3レンズ群と、
    全体として正のパワーを有し、少なくとも2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群とを備え、
    ズーミング動作時には、少なくとも前記第1レンズ群から前記第3レンズ群が光軸に沿って移動し、
    下記の条件式(1)を満足することを特徴とするズームレンズ系。
    −9.0 < fG1/fG2 < −2.0 ・・・(1)
    ここで、
    fG1:第1レンズ群の焦点距離
    fG2:第2レンズ群の焦点距離
  2. 前記後続レンズ群が、前記物体側から前記像側へと順に、正のパワーを有する第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ群とからなる、請求項1に記載のズームレンズ系。
  3. 前記後続レンズ群が、前記物体側から前記像側へと順に、正のパワーを有する第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ群と、正のパワーを有する第6レンズ群とからなる、請求項1に記載のズームレンズ系。
  4. 前記後続レンズ群が、前記物体側から前記像側へと順に、正のパワーを有する第4レンズ群と、負のパワーを有する第5レンズ群と、正のパワーを有する第6レンズ群とからなる、請求項1に記載のズームレンズ系。
  5. 前記後続レンズ群が、前記物体側から前記像側へと順に、負のパワーを有する第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ群と、正のパワーを有する第6レンズ群とからなる、請求項1に記載のズームレンズ系。
  6. 以下の条件式(2)を満足する、請求項3あるいは請求項5に記載のズームレンズ系。
    1.0 < D34T/D34W < 3.0 ・・・(2)
    ここで、
    D34W:第3レンズ群と第4レンズ群の広角端における間隔
    D34T:第3レンズ群と第4レンズ群の望遠端における間隔
  7. 以下の条件式(3)を満足する、請求項1に記載のズームレンズ系。
    2.0 < LT/fT < 3.5 ・・・(3)
    ここで、
    LT:望遠端におけるレンズ全長
    fT:望遠端における全系の焦点距離
  8. 前記第3レンズ群の全体あるいは一部が、手振れ補正時に光軸に対して垂直方向に移動することを特徴とする、請求項1に記載のズームレンズ系。
  9. 前記第1レンズ群は、1枚のレンズ素子から成る、請求項1に記載のズームレンズ系。
  10. 物体の光学的な像を電気的な画像信号として出力可能な撮像装置であって、
    物体の光学的な像を形成するズームレンズ系と、
    該ズームレンズ系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、を備え、
    前記ズームレンズ系が、
    物体側から像側へと順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    負のパワーを有し、1枚のレンズ素子からなる第2レンズ群と、
    正のパワーを有し、少なくとも2枚のレンズ素子からなる第3レンズ群と、
    全体として正のパワーを有し、少なくとも2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群とを備え、
    ズーミング動作時には、少なくとも前記第1レンズ群から前記第3レンズ群が光軸に沿って移動し、
    下記の条件式(1)を満足することを特徴とする撮像装置。
    −9.0 < fG1/fG2 < −2.0 ・・・(1)
    ここで、
    fG1:第1レンズ群の焦点距離
    fG2:第2レンズ群の焦点距離
  11. 物体の光学的な像を電気的な画像信号として出力可能な撮像装置を備えるカメラであって、
    前記撮像装置は、物体の光学的な像を形成するズームレンズ系と、
    該ズームレンズ系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、を備え、
    前記ズームレンズ系が、
    物体側から像側へと順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    負のパワーを有し、1枚のレンズ素子からなる第2レンズ群と、
    正のパワーを有し、少なくとも2枚のレンズ素子からなる第3レンズ群と、
    全体として正のパワーを有し、少なくとも2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群とを備え、
    ズーミング動作時には、少なくとも前記第1レンズ群から前記第3レンズ群が光軸に沿って移動し、
    下記の条件式(1)を満足することを特徴とするカメラ。
    −9.0 < fG1/fG2 < −2.0 ・・・(1)
    ここで、
    fG1:第1レンズ群の焦点距離
    fG2:第2レンズ群の焦点距離
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