JP2016044494A - 基礎の施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基礎スラブと鉄骨基礎梁との接合を容易にする基礎スラブ施工方法を提供する。
【解決手段】上部構造物の基礎として、基礎スラブ20と、外周基礎梁と、鉄骨基礎梁30と、床スラブとを有する。基礎の施工方法は、複数のスラブ側接合鉄筋28を配筋してコンクリートを打設する基礎スラブ20を施工する基礎スラブ施工工程と、鉄骨基礎梁30と仮設の型枠41を設置して型枠41内にコンクリートを打設して鉄骨基礎梁30とスラブ側接合鉄筋28とを接合する基礎梁接合工程と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、基礎の施工方法に関する。
捨てコンクリート上にスペーサ(基礎梁固定用治具)を介して鉄骨基礎梁を設置した後に、捨てコンクリート上にコンクリートを打設して基礎スラブを構築する基礎の施工方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術では、基礎スラブ用のコンクリートの打設に伴って鉄骨基礎梁の下面から突出する複数のスタッドを基礎スラブの上部に埋設することにより、基礎スラブと鉄骨基礎梁とが接合される。
特開平11−229398号公報
特許文献1に開示された技術では、基礎スラブ用のコンクリートの打設に伴って基礎スラブと鉄骨基礎梁とが接合されるため、基礎スラブと鉄骨基礎梁との接合作業の手間が低減される。しかしながら、基礎スラブの施工性を向上させるためには、さらなる改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、基礎スラブの施工性を向上することを目的とする。
請求項1に記載の基礎の施工方法は、接合部を有する基礎スラブを施工する基礎スラブ施工工程と、鉄骨基礎梁を設置して該鉄骨基礎梁と前記接合部とを接合する基礎梁接合工程と、を備える。
請求項1に係る基礎の施工方法によれば、基礎スラブ施工工程において、接合部を有する基礎スラブを施工した後に、基礎梁接合工程において、接合部に鉄骨基礎梁を接合する。そのため、基礎スラブ施工工程において基礎スラブを施工する際に、鉄骨基礎梁が障害にならないため、基礎スラブの施工性が向上する。
また、基礎スラブを施工した後に、基礎梁接合工程において接合部に鉄骨基礎梁を接合するため、基礎スラブを足場として接合部に鉄骨基礎梁を接合することができる。したがって、基礎スラブと鉄骨基礎梁とを接合し易くなる。
請求項2に記載の基礎の施工方法は、請求項1に記載の基礎の施工方法において、前記基礎スラブ施工工程において、前記基礎スラブの上面から前記接合部としてのスラブ側接合部材を突出させ、前記基礎梁接合工程において、下面から梁側接合部材が突出された前記鉄骨基礎梁を前記スラブ側接合部材の上に配置し、前記鉄骨基礎梁と前記基礎スラブとの間にコンクリートを打設して前記基礎スラブと前記鉄骨基礎梁とを接合する。
請求項2に係る基礎の施工方法によれば、基礎スラブ施工工程において、基礎スラブの上面から接合部としてのスラブ側接合部材を突出させておく。次に、基礎梁接合工程において、下面から梁側接合部材が突出された鉄骨基礎梁をスラブ側接合部材の上に配置し、鉄骨基礎梁と基礎スラブとの間にコンクリートを打設して基礎スラブと鉄骨基礎梁とを接合する。したがって、例えば、鉄骨基礎梁接合用のアンカー等が不要になるため、基礎スラブと鉄骨基礎梁との接合作業の手間が低減される。
請求項3に記載の基礎の施工方法は、請求項1に記載の基礎の施工方法において、基礎スラブ施工工程において、前記基礎スラブを構成すると共に側面から前記接合部としてのスラブ側接合部材が突出された複数のプレキャスト床版を、前記側面同士を対向させた状態で設置し、前記基礎梁接合工程において、隣接する前記プレキャスト床版の前記側面間に前記鉄骨基礎梁を設置した状態で該側面間にセメント系充填材を充填し、隣接する前記プレキャスト床版同士を接合すると共に該基礎スラブと前記鉄骨基礎梁とを接合する。
請求項3に係る基礎の施工方法によれば、基礎スラブを複数のプレキャスト床版で構成することにより、例えば、現場での基礎スラブのスラブ筋の配筋やコンクリートの打設が不要になるため、基礎スラブの施工性が向上する。
また、基礎梁接合工程において、隣接するプレキャスト床版の側面間に鉄骨基礎梁を設置した状態で当該側面間にセメント系充填材を充填する。これにより、隣接するプレキャスト床版同士が、セメント系充填材及びスラブ側接合部材を介して接合されて基礎スラブが形成される。また、形成された基礎スラブと鉄骨基礎梁とが接合される。したがって、基礎スラブと鉄骨基礎梁とを容易に接合することができる。
以上説明したように、本発明に係る基礎の施工方法によれば、基礎スラブの施工性を向上することができる。
本発明の第1実施形態に係る基礎の施工方法によって施工された基礎を示す縦断面図である。 (A)及び(B)は、図1に示される基礎スラブと鉄骨基礎梁との接合方法を説明する縦断面図である。 (A)及び(B)は、第1実施形態に係る基礎の施工方法の変形例を説明する図2(A)及び図2(B)にそれぞれ対応する縦断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係る基礎の施工方法を説明する縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る基礎の施工方法によって施工されるプレキャスト床版、鉄骨基礎梁、及び鉄骨柱を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、第3実施形態に係る基礎の施工方法を説明する縦断面図である。 第3実施形態に係る基礎の施工方法の変形例を説明する図6(A)に対応する縦断面図である。
先ず、第1実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る基礎の施工方法によって施工された基礎(基礎構造物)10が示されている。基礎10は、地盤12上に形成された直接基礎とされており、例えば、フローティング基礎として実施される。この基礎10の上には、図示しない構造体(上部構造物)が構築される。なお、基礎10は、フローティング基礎に限らず、他の基礎であっても良い。
基礎10は、基礎スラブ(基礎底盤)20と、外周基礎梁22と、鉄骨基礎梁30と、床スラブ40とを有している。基礎スラブ20は、鉄筋コンクリートで形成されている。この基礎スラブ20は、地盤12を凹状に掘り下げて形成された掘削凹部14の底面14Aに沿って形成されている。また、基礎スラブ20の外周部には、外周基礎梁22が設けられている。
外周基礎梁22は、鉄筋コンクリートで形成されている。この外周基礎梁22は、基礎スラブ20の外周部に沿って枠状に形成されており、地盤12の土圧を負担している。この外周基礎梁22の内側には、複数の鉄骨基礎梁30が配置されている。なお、外周基礎梁22は、鉄筋コンクリート造に限らず、鉄骨造であっても良い。
複数の鉄骨基礎梁30はH形鋼で形成されており、上下一対の上フランジ部30A及び下フランジ部30Bと、上フランジ部30Aと下フランジ部30Bとを接続するウェブ部30Cとを有している。これらの鉄骨基礎梁30は、平面視にて格子状に接合されている。なお、鉄骨基礎梁30は、H形鋼に限らず、例えば、I形鋼やC形鋼、ボックス鋼等であっても良い。また、鉄骨基礎梁30は、格子状に限らず、例えば、格子状から鉄骨基礎梁30を適宜間引いても良いし、平面視にて三角形状にしても良い。
各鉄骨基礎梁30は、基礎スラブ20の上面20Aから突出する後打ちコンクリート突出部24を介して基礎スラブ20と接合されている。なお、後打ちコンクリート突出部24については、後述する。
鉄骨基礎梁30の端部には、端部プレート32が設けられている。この端部プレート32の外面には複数のスタッド34が設けられており、これらのスタッド34を外周基礎梁22に埋設することにより鉄骨基礎梁30と外周基礎梁22とが接合されている。
なお、鉄骨基礎梁30の端部と外周基礎梁22との接合方法は、外周基礎梁22の構造種別に応じて適宜変更可能である。例えば、外周基礎梁22が鉄骨造の場合は、端部プレート32を省略し、鉄骨基礎梁30の端部と外周基礎梁22とを溶接等によって接合しても良い。
鉄骨基礎梁30の上フランジ部30Aの上には、嵩上げ部材36が設けられている。嵩上げ部材36は、上方が開口された断面ハット形状に形成されており、溶接やボルト等によって鉄骨基礎梁30の上フランジ部30Aに接合されている。この嵩上げ部材36、鉄骨基礎梁30、及び後打ちコンクリート突出部24によって、ピット(地下空間)16の高さHが確保されている。
隣接する嵩上げ部材36間には、図示しない複数のデッキプレートが架設されており、これらのデッキプレートの上に床スラブ40が形成されている。床スラブ40は、鉄筋コンクリートで形成されており、1階の床を構成している。この床スラブ40は、複数の鉄骨基礎梁30を介して基礎スラブ20と接合されている。これにより、床スラブ40、鉄骨基礎梁30、及び基礎スラブ20によってサンドイッチ構造が構成されている。なお、嵩上げ部材36は、適宜省略可能である。
次に、基礎10の施工方法の一例について説明する。
はじめに、基礎スラブ施工工程について説明する。先ず、図1に示されるように、地盤12を凹状に掘削して掘削凹部14を形成する。次に、図2(A)に示されるように、掘削凹部14内に複数のスラブ筋26を適宜配筋する。
また、鉄骨基礎梁30との接合部には、スラブ側接合部材としての複数のスラブ側接合鉄筋28を配筋する。各スラブ側接合鉄筋28は、下方が開口されたハット状に屈曲されており、接合部としての上部28Uが基礎スラブ20の上面20Aが上方へ突出するように配筋される。また、複数のスラブ側接合鉄筋28は、鉄骨基礎梁30の長手方向に間隔を空けた状態で配筋される。
次に、掘削凹部14に基礎スラブ20用のコンクリートを打設して養生させる。これにより、上面20Aからスラブ側接合鉄筋28の上部28Uが突出された基礎スラブ20が形成される。なお、スラブ側接合鉄筋28の下部20Lは、基礎スラブ20に埋設される。
次に、基礎梁接合工程について説明する。先ず、スラブ側接合鉄筋28の上方に鉄骨基礎梁30を設置し、鉄骨基礎梁30の下フランジ部30Bから下方へ突出する梁側接合スタッド38を側面視にてスラブ側接合鉄筋28の上部28Uにラップさせる。なお、鉄骨基礎梁30は、図示しないスペーサを介して基礎スラブ20の上に載置される。また、梁側接合スタッド38は、梁側接合部材の一例である。
次に、鉄骨基礎梁30の下フランジ部30Bの幅方向の両端部に沿って型枠41を仮設すると共に、型枠41内に後打ちコンクリート突出部24用のコンクリートを打設して養生させる。これにより、図2(B)に示されるように、梁側接合スタッド38及びスラブ側接合鉄筋28が内部に埋設された後打ちコンクリート突出部24が形成される。この後打ちコンクリート突出部24、梁側接合スタッド38、スラブ側接合鉄筋28を介して鉄骨基礎梁30と基礎スラブ20とが接合される。なお、型枠41は、後打ちコンクリート突出部24の形成後に適宜撤去する。
次に、外周基礎梁施工工程について説明する。図1に示されるように、基礎スラブ20の外周部に、外周基礎梁22用の図示しない型枠を仮設すると共に梁主筋等を適宜配筋し、コンクリートを打設して外周基礎梁22を形成する。この際、鉄骨基礎梁30の端部プレート32から突出するスタッド34を外周基礎梁22に埋設することにより、外周基礎梁22と鉄骨基礎梁30とが接合される。なお、外周基礎梁22は、鉄骨基礎梁30と並行して施工しても良い。
次に、床スラブ施工工程について説明する。先ず、鉄骨基礎梁30の上フランジ部30Aに嵩上げ部材36を溶接やボルト等によって接合する。なお、嵩上げ部材36は、工場等において予め鉄骨基礎梁30の上フランジ部30Aに接合しておいても良い。
次に、隣接する嵩上げ部材36の間に図示しない複数のデッキプレートを架設すると共に、デッキプレート上に図示しないスラブ筋を適宜配筋し、床スラブ40用のコンクリートを打設して養生させる。これにより、1階の床スラブ40が形成されると共に、床スラブ40と基礎スラブ20とが複数の鉄骨基礎梁30を介して接合され、サンドイッチ構造が構成される。また、床スラブ40と基礎スラブ20との間に、ピット16が形成される。
次に、第1実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る基礎の施工方法によれば、基礎スラブ施工工程において、基礎スラブ20の上面20Aから接合部としてのスラブ側接合鉄筋28を突出させておく。次に、基礎梁接合工程において、下フランジ部30Bの下面から梁側接合スタッド38が突出された鉄骨基礎梁30をスラブ側接合鉄筋28の上に配置し、鉄骨基礎梁30と基礎スラブ20との間にコンクリートを打設して後打ちコンクリート突出部24を形成する。これにより、後打ちコンクリート突出部24、梁側接合スタッド38、スラブ側接合鉄筋28を介して鉄骨基礎梁30と基礎スラブ20とが接合される。
このように本実施形態では、基礎スラブ施工工程において、上面20Aからスラブ側接合鉄筋28が突出された基礎スラブ20を施工(構築)した後に、基礎梁接合工程において、スラブ側接合鉄筋28に鉄骨基礎梁30を接合する。したがって、基礎スラブ20のスラブ筋26を配筋したり、基礎スラブ20用のコンクリートを打設したりする際に、鉄骨基礎梁30が障害にならないため、基礎スラブ20の施工性が向上する。
また、基礎スラブ施工工程において基礎スラブ20を構築した後に、基礎梁接合工程においてスラブ側接合鉄筋28に鉄骨基礎梁30を接合するため、基礎スラブ20を足場としてスラブ側接合鉄筋28に鉄骨基礎梁30を接合することができる。したがって、基礎スラブ20と鉄骨基礎梁30とを接合し易くなる。
さらに、本実施形態では、基礎スラブ施工工程において、基礎スラブ20の上面20Aからスラブ側接合鉄筋28を予め突出させておき、このスラブ側接合鉄筋28に鉄骨基礎梁30を接合するため、例えば、骨基礎梁30接合用のアンカー等を省略することができる。したがって、基礎スラブ20と鉄骨基礎梁30との接合作業の手間が低減される。
また、基礎梁(鉄骨基礎梁30)を鉄筋コンクリート造ではなく鉄骨造にすることにより、鉄骨基礎梁30の施工性が向上する。また、鉄骨造の鉄骨基礎梁30を用いることにより、基礎10の軽量化を図ることができる。したがって、フローティング基礎を実現し易くなる。さらに、基礎スラブ20と床スラブ40との間にピット16を形成することにより、地下空間の有効利用を図りつつ、基礎10の軽量化を図ることができる。
しかも、基礎スラブ20と床スラブ40とは複数の鉄骨基礎梁30を介して接合されており、サンドイッチ構造を構成している。これにより、鉄骨基礎梁30の必要断面積を小さくしつつ、基礎10の剛性及び耐力を確保することができる。したがって、基礎10をさらに軽量化することができる。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。
上記第1実施形態では、基礎スラブ施工工程において、接合部としてのスラブ側接合鉄筋28を基礎スラブ20に設けた例を示したが、これに限らない。基礎スラブ20には、例えば、図3(A)に示されるように、接合部としての接合プレート42を設けても良い。
具体的には、接合プレート42は、鋼板等によって板状に形成されており、基礎スラブ20の上面20Aに沿って配置される。また、接合プレート42の下面42Aには、基礎スラブ20に埋設されるスタッド44が設けられている。
本変形例では、例えば、基礎スラブ施工工程において、スタッド44が側面視にてスラブ筋26とラップするように接合プレート42を配置し、接合プレート42の下面42Aまで基礎スラブ20用のコンクリートを打設して養生させる。これにより、基礎スラブ20にスタッド44が埋設され、スタッド44を介して接合プレート42と基礎スラブ20とが接合される。
次に、図3(B)に示されるように、基礎梁接合工程において、接合プレート42の上に鉄骨基礎梁30の下フランジ部30Bを載置する。次に、下フランジ部30Bの幅方向の両端部と接合プレート42の幅方向の両端部とをそれぞれ溶接して接合する。
このように本変形例では、接合プレート42を用いることにより、後打ちコンクリート突出部24(図2(B)参照)用の型枠の仮設やコンクリートの打設が不要になるため、施工性が向上する。
なお、鉄骨基礎梁30の下フランジ部30Bと接合プレート42とは、ボルト等によって接合しても良い。また、接合プレート42の下面には、スタッド44に替えて異形鉄筋やアンカー等を設けても良い。さらに、接合プレート42の形状は適宜変更可能である。
また、上記第1実施形態では、スラブ側接合部材としてスラブ側接合鉄筋28を用いた例を示したが、これに限らない。スラブ側接合部材としては、例えば、異形鉄筋やスタッド等を用いても良い。
また、上記第1実施形態では、梁側接合部材として梁側接合スタッド38を用いた例を示したが、これに限らない。梁側接合部材としては、例えば、異形鉄筋等を用いても良い。
また、上記第1実施形態では、床スラブ40、鉄骨基礎梁30、及び基礎スラブ20によってサンドイッチ構造を構成した例を示したが、必ずしもサンドイッチ構造を構成する必要はない。
さらに、上記第1実施形態では、基礎10を地下に形成した例を示したが、基礎10は地上に形成しても良い。
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成のものは同符号して付して説明を適宜省略すると共に、第1実施形態と同様の施工手順についても説明を適宜省略する。
図4(A)に示されるように、第2実施形態に係る基礎48では、複数のプレキャスト床版52を用いて基礎スラブ50を施工する。具体的には、プレキャスト床版52は、プレキャストコンクリートにより薄型のブロック状に形成される。このプレキャスト床版52の内部には、複数のスラブ筋54,56が水平二方向に適宜埋設されている。また、スラブ側接合部材としてのスラブ筋56は、プレキャスト床版52の側面52Sから突出している。
なお、後述するように、プレキャスト床版52の側面52S間に鉄骨基礎梁30の下部を挿入し易いように、上端のスラブ筋56の突出量は短くされている。一方、下端のスラブ筋56同士は重ね合わされており、重ね継手やフレア溶接継手等が可能になっている。
ここで、第2実施形態では、基礎スラブ施工工程において、掘削凹部14の底面14Aに、複数のプレキャスト床版52を設置する。この際、隣接するプレキャスト床版52は、スラブ筋56が突出された側面52S同士を対向させた状態で設置する。
次に、基礎梁接合工程において、隣接するプレキャスト床版52の側面52S間に鉄骨基礎梁30の下部を挿入する。なお、本実施形態では、鉄骨基礎梁30の下フランジ部30Bの下面に、複数のスタッド58が二列で設けられている。これらのスタッド58は、鉄骨基礎梁30と基礎スラブ50との一体性を高めると共に、鉄骨基礎梁30の設置高さを調整するスペーサとしても機能する。
次に、隣接するプレキャスト床版52の側面52S間に、モルタル、グラウト等のセメント系充填材60を充填して硬化させる。これにより、隣接するプレキャスト床版52同士がスラブ筋56及びセメント系充填材60を介して接合され、基礎スラブ50が形成される。また、鉄骨基礎梁30の下部がセメント系充填材60に埋設され、鉄骨基礎梁30と基礎スラブ50とがセメント系充填材60及びスラブ筋56を介して接合される。その後、床スラブ施工工程において、床スラブ40(図1参照)を形成する。
次に、第2実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る基礎の施工方法によれば、基礎スラブ50を複数のプレキャスト床版52で構成することにより、例えば、現場での基礎スラブ50のスラブ筋56の配筋やコンクリートの打設が不要になるため、基礎スラブ50の施工性が向上する。さらに、プレキャスト床版52は工場等で製作されるため、品質を確保しつつ、工期の短縮化を図ることができる。
また、基礎梁接合工程において、隣接するプレキャスト床版52の側面52S間に鉄骨基礎梁30の下部を配置した状態で、当該側面52S間にセメント系充填材60を充填する。これにより、隣接するプレキャスト床版52同士が、スラブ筋56及びセメント系充填材60を介して接合されて基礎スラブ50が形成される。また、鉄骨基礎梁30の下部がセメント系充填材60に埋設され、鉄骨基礎梁30と基礎スラブ50とがスラブ筋56及びセメント系充填材60を介して接合される。したがって、基礎スラブ50と鉄骨基礎梁30とを容易に接合することができる。
さらに、鉄骨基礎梁30の下部をセメント系充填材60に埋設することにより、基礎スラブ50と鉄骨基礎梁30との接合作業の手間を低減しつつ、鉄骨基礎梁30の剛性を高めることができる。したがって、鉄骨基礎梁30の必要断面積を小さくすることができるため、基礎48の軽量化を図ることができる。
なお、本実施形態では、スラブ側接合部材としてスラブ筋56を用いた例を示したが、これに限らない。スラブ側接合部材としては、例えば、スタッドや異形鉄筋等を用いても良い。
次に、第3実施形態について説明する。なお、第2実施形態と同様の構成のものは同符号して付して説明を適宜省略すると共に、第2実施形態と同様の施工手順についても説明を適宜省略する。
図5に示されるように、第3実施形態では、複数のプレキャスト床版82及び鉄骨基礎梁30を用いて、鉄骨柱72を支持する独立基礎形式の基礎(独立基礎)70を形成する。具体的には、複数の鉄骨基礎梁30は、平面視にて十字状に接合されている。これらの鉄骨基礎梁30の交差部の上に鉄骨柱72が立てられている。この鉄骨柱72と鉄骨基礎梁30の交差部とは、図示しないボルトや溶接等によって接合されている。
なお、本実施形態では、鉄骨柱72が角形鋼管で形成されているが、鉄骨柱72は、丸形鋼管やH形鋼で形成されても良い。
ここで、第3実施形態では、基礎スラブ施工工程において、平面視にて十字状の目地74が形成されるように、4つのプレキャスト床版82を地盤12上に縦横に並べて設置する。この際、隣接するプレキャスト床版82は、スラブ筋56が突出された側面82S同士を対向させた状態で設置する。なお、独立基礎形式の基礎70の場合は、上端のスラブ筋56は、適宜省略しても良い。
次に、図6(A)に示されるように、基礎梁接合工程において、平面視にて十字状に接合された鉄骨基礎梁30の下部を、4つのプレキャスト床版82間に形成された十字状の目地74に挿入する。なお、複数の鉄骨基礎梁30は、目地74に設置した後に、平面視にて十字状に接合しても良い。
次に、隣接するプレキャスト床版82の側面82S間に、セメント系充填材60を充填して硬化させる。これにより、隣接するプレキャスト床版82同士がスラブ筋56及びセメント系充填材60を介して接合され、基礎スラブ80が形成される。また、鉄骨基礎梁30の下部がセメント系充填材60に埋設され、鉄骨基礎梁30と基礎スラブ80とがセメント系充填材60及びスラブ筋56を介して接合される。これにより、独立基礎形式の基礎70が形成されている。
なお、鉄骨基礎梁30を目地74に設置した後に、鉄骨基礎梁30の上に鉄骨柱72を設置して接合しても良い。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態によれば、平面視にて十字状に接合されると共に基礎スラブ80と一体化された複数の鉄骨基礎梁30によって鉄骨柱72が支持される。したがって、鉄骨柱72の支持性能を確保しつつ、基礎70の軽量化を図ることができる。
また、鉄骨柱72を基礎スラブ80に直接接合する場合は、例えば、基礎スラブ80に鉄骨柱72用のアンカーボルト等を埋設する必要があるが、本実施形態では、鉄骨柱72が鉄骨基礎梁30を介して基礎スラブ80に接合される。そのため、鉄骨柱72を鉄骨基礎梁30にボルトや溶接等によって接合することができる。したがって、鉄骨柱72用のアンカーボルト等を基礎スラブ80に打ち込む必要がないため、施工性が向上すると共にコストを削減することができる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。
上記第3実施形態では、鉄骨基礎梁30の下部をセメント系充填材60に埋設した例を示したが、これに限らない。例えば、図7に示されるように、鉄骨基礎梁30の梁成をプレキャスト床版82よりも低くし、鉄骨基礎梁30全体をセメント系充填材60に埋設しても良い。
また、図7に示される変形例では、スラブ側接合部材としてU字鉄筋84が用いられている。また、鉄骨基礎梁30のウェブ部30Cには、U字鉄筋84とラップするスタッド86が突設されており、鉄骨基礎梁30と基礎スラブ80との一体性が高められている。
また、上記第3実施形態では、基礎70を独立基礎形式にした例を示したが、基礎70は、例えば布基礎形式やべた基礎形式にしても良い。また、基礎70をべた基礎形式にした場合には、第1実施形態と同様に、鉄骨基礎梁30を平面視にて格子状に接合しても良い。
以上、本発明の第1〜第3実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものでなく、上記第1〜第3実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 基礎
20 基礎スラブ
28 スラブ側接合鉄筋(スラブ側接合部材)
30 鉄骨基礎梁
38 梁側接合スタッド(梁側接合部材)
48 基礎
50 基礎スラブ
52 プレキャスト床版
52S 側面
56 スラブ筋(スラブ側接合部材)
60 セメント系充填材
70 基礎
80 基礎スラブ
82 プレキャスト床版
82S 側面
74 目地

Claims (3)

  1. 接合部を有する基礎スラブを施工する基礎スラブ施工工程と、
    鉄骨基礎梁を設置して該鉄骨基礎梁と前記接合部とを接合する基礎梁接合工程と、
    を備える基礎の施工方法。
  2. 前記基礎スラブ施工工程において、前記基礎スラブの上面から前記接合部としてのスラブ側接合部材を突出させ、
    前記基礎梁接合工程において、下面から梁側接合部材が突出された前記鉄骨基礎梁を前記スラブ側接合部材の上に配置し、前記鉄骨基礎梁と前記基礎スラブとの間にコンクリートを打設して前記基礎スラブと前記鉄骨基礎梁とを接合する、
    請求項1に記載の基礎の施工方法。
  3. 基礎スラブ施工工程において、前記基礎スラブを構成すると共に側面から前記接合部としてのスラブ側接合部材が突出された複数のプレキャスト床版を、前記側面同士を対向させた状態で設置し、
    前記基礎梁接合工程において、隣接する前記プレキャスト床版の前記側面間に前記鉄骨基礎梁を設置した状態で該側面間にセメント系充填材を充填し、隣接する前記プレキャスト床版同士を接合すると共に該基礎スラブと前記鉄骨基礎梁とを接合する、
    請求項1に記載の基礎の施工方法。
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