JP2016042217A - Electronic equipment - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子装置に関する。 The present invention relates to an electronic device.
人物の存在をセンサによって検知した場合に、所定空域内に芳香を放出して匂いを付着させるマーキングシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。 A marking system is known that emits a fragrance and attaches a scent to a predetermined air space when the presence of a person is detected by a sensor (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1のように、所定空域内に匂いを放出する場合、対象人物以外の人物にも匂いが付着することが生じ、また、匂い剤の消費量も多くなってしまう。さらに、特許文献1では、匂いを付着させた人物の捜索を捜索犬で行うことが記載されているが、捜索犬の育成には多大な時間と費用がかかる。このように、特許文献1では、匂いの付着又は匂いの発生位置の検出に関する利便性が十分ではない。
However, as disclosed in
本発明は上記の課題に鑑みなされたものであり、流体の付着又は流体の発生位置の検出の利便性を向上することが可能な電子装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide an electronic device capable of improving the convenience of detection of fluid adhesion or fluid generation position.
本発明の電子装置は、人物を撮影可能な撮像部(102)と、流体を放出する流体放出部(108)と、前記人物に対して前記流体を放出すると判断した場合に、前記撮像部の撮影結果に応じて前記流体放出部を制御する制御部(114)と、を備える。 The electronic device according to the present invention includes an imaging unit (102) capable of photographing a person, a fluid discharge unit (108) that discharges a fluid, and the imaging unit when the fluid is discharged to the person. A control unit (114) for controlling the fluid discharge unit in accordance with the imaging result.
この場合において、本発明の電子装置では、前記制御部は、前記流体放出部を制御して、前記人物の肌に匂いを付着させてもよい。 In this case, in the electronic device of the present invention, the control unit may control the fluid discharge unit to attach an odor to the skin of the person.
また、本発明の電子装置では、前記制御部は、前記流体放出部からの流体の放出方向、放出距離、放出タイミング、及び流体の種類の少なくとも1つを制御してもよい。また、前記制御部は、前記人物を撮影する前記撮像部の設置位置、前記撮像部の撮影方向、及び前記撮像部が有するレンズの焦点距離を用いて前記流体放出部からの流体の放出方向及び放出距離の少なくとも一方を決定してもよい。 In the electronic device of the present invention, the control unit may control at least one of a discharge direction, a discharge distance, a discharge timing, and a fluid type of the fluid from the fluid discharge unit. Further, the control unit uses the installation position of the imaging unit that images the person, the imaging direction of the imaging unit, and the focal direction of the lens included in the imaging unit, and the direction of fluid discharge from the fluid discharge unit and At least one of the discharge distances may be determined.
また、本発明の電子装置では、前記制御部は、前記撮像部の撮影画像に基づき、前記人物に前記流体を放出するかどうかを判断してもよい。 In the electronic apparatus according to the aspect of the invention, the control unit may determine whether to release the fluid to the person based on a captured image of the imaging unit.
本発明の電子装置は、人物を検出する人物検出部(116など)と、出入りを行う出入口(50)に設置され、流体を放出する流体放出部(108)と、前記人物検出部の検出結果に基づいて前記流体放出部を制御する制御部(114)と、を備える。 The electronic device according to the present invention includes a person detection unit (such as 116) that detects a person, a fluid discharge unit (108) that is installed at an entrance / exit (50) for entering and exiting, and a detection result of the person detection unit. And a control part (114) for controlling the fluid discharge part based on the above.
この場合において、本発明の電子装置では、前記人物検出部は、所定の匂いを発する人物を検出し、前記制御部は、前記流体放出部を制御して、前記人物に前記所定の匂いを付着させてもよい。 In this case, in the electronic device according to the present invention, the person detection unit detects a person that emits a predetermined odor, and the control unit controls the fluid discharge unit to attach the predetermined odor to the person. You may let them.
また、本発明の電子装置では、前記流体放出部は、前記人物が判別できない流体を放出してもよい。 In the electronic device of the present invention, the fluid discharge unit may discharge a fluid that cannot be identified by the person.
本発明の電子装置は、所定の流体の情報を記憶する記憶部(208)と、流体を検出する流体検出部(204)と、前記流体検出部で検出された流体が前記所定の流体の場合に、前記所定の流体が検出された位置を表示部(214)に表示する制御部(218)と、を備える。 The electronic device of the present invention includes a storage unit (208) that stores information on a predetermined fluid, a fluid detection unit (204) that detects a fluid, and the fluid detected by the fluid detection unit is the predetermined fluid And a control unit (218) for displaying the position where the predetermined fluid is detected on the display unit (214).
この場合において、本発明の電子装置では、周辺を撮影する撮像部(202)を備え、前記制御部は、前記撮像部で撮影された画像に前記所定の流体が検出された位置を重畳させて前記表示部に表示してもよい。 In this case, the electronic apparatus of the present invention includes an imaging unit (202) that captures the periphery, and the control unit superimposes the position where the predetermined fluid is detected on the image captured by the imaging unit. You may display on the said display part.
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。 In addition, in order to explain the present invention in an easy-to-understand manner, the above description has been made in association with the reference numerals of the drawings representing one embodiment. May be modified as appropriate, or at least a part thereof may be replaced with another component. Further, the configuration requirements that are not particularly limited with respect to the arrangement are not limited to the arrangement disclosed in the embodiment, and can be arranged at a position where the function can be achieved.
本発明の電子装置は、流体の付着又は流体の発生位置の検出の利便性を向上させることができるという効果を奏する。 The electronic device of the present invention has an effect that the convenience of detection of the adhesion of the fluid or the generation position of the fluid can be improved.
《第1の実施形態》
以下、第1の実施形態に係る匂い追跡システムについて、図1〜図11(b)に基づいて詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係る匂い追跡システム500の構成が示されている。匂い追跡システム500は、図1に示すように、複数の匂い付着装置10と、撮影と匂い検出とを行う複数の測定機器22と、サーバ24と、を備える。匂い付着装置10、測定機器22、及びサーバ24は、インターネットなどのネットワーク30を介して接続されている。複数の匂い付着装置10は、例えばコンビニエンスストア、銀行などの有人店舗やATM(Automated Teller Machine)無人店舗など、犯罪が発生する可能性が高い場所にそれぞれ設置されている。複数の測定機器22は、例えば街頭にそれぞれ設置されている。サーバ24は、例えば警察署などに設置されたコンピュータである。本実施形態においては、複数の測定機器22とサーバ24とを含んで、匂い検出装置20が構成される。
<< First Embodiment >>
Hereinafter, the odor tracking system according to the first embodiment will be described in detail with reference to FIGS. FIG. 1 shows a configuration of an
(匂い付着装置10)
図2には、匂い付着装置10の構成が示されている。匂い付着装置10は、図2に示すように、撮像部102、匂い放出部108、表示部104、操作部106、通信部110、記憶部112、及び制御部114を備える。なお、撮像部102及び匂い放出部108は、コンビニエンスストアなどの店舗内(客が買い物をするために移動する範囲内)に設けられ、それ以外(表示部104、操作部106、通信部110、記憶部112、及び制御部114)は、例えば店舗スタッフの部屋などに配置される。制御部114と撮像部102及び匂い放出部108との間は無線又は有線で通信できるようになっている。ただし、これに限らず、通信部110、記憶部112及び制御部114が、撮像部102及び匂い放出部108の少なくとも一方と一体となっていてもよい。
(Odor attachment device 10)
FIG. 2 shows the configuration of the
撮像部102は、レンズ、撮像素子、A/D(Analog/Digital)変換部、及び画像処理部などを備えたカメラ(例えば監視カメラ)であり、周辺の様子を撮影する。レンズは、被写体像を撮像素子の撮像面に結像させる。撮像素子は、受光素子が撮像面に二次元配列されたCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどを備え、アナログ画像信号を生成する。A/D変換部は、撮像素子が生成したアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。画像処理部は、A/D変換部から入力されたデジタル画像信号に対して、各種の画像処理(色補間処理、階調変換処理、ホワイトバランス処理、画像圧縮処理、画像伸張処理など)を行う。
The
匂い放出部108は、制御部114の指示の下、匂いを放出する。匂い放出部108は、ある狭い範囲に向けて匂いを噴射する機能を有する。また、匂い放出部108は、例えば複数種の匂いの発生源(複数種の匂い剤)を備え、複数種の匂いの中から制御部114によって選択された1又は複数種類の匂いを放出する。ここで、匂い放出部108が対象人物に放出する匂いは、人が判別できる匂いであってもよいが、対象人物が判別できない匂いのほうが好ましい。具体的には、先行技術文献として記載した特開2005−284766号公報に開示してあるグリセリン脂肪酸エステル系のラウリン酸エステル、オイレン酸エステル、ステアリン酸エステルを用いてもよいが、これに限定されるものではない。本実施形態において、匂い放出部108は液体を放出するものとするが、流体であれば気体であってもよい。また、匂い放出部108にヒーターを設けて、常温では液体の物質を加熱により気化させて匂い放出部108から放出するようにしてもよい。対象人物が判別できない匂いの場合、匂いを付着させたことを対象人物に気付かせないようにすることができる。なお、撮像部102及び匂い放出部108の店舗内における配置位置等については後述する。
The
表示部104は、例えば液晶ディスプレイであり、撮像部102によって撮影された画像(例えばスルー画像)を表示する。また、表示部104は、記憶部112に記憶されている画像などを表示してもよい。
The
操作部106は、例えばタッチパネルやキーボード、マウスなどを備える。タッチパネルは、例えば表示部104上に設けられ、表示部104の表面に対するユーザの接触動作を検出して、種々の情報入力を受け付ける。また、キーボード及びマウスも、ユーザからの種々の情報入力を受け付ける。
The
通信部110は、ネットワーク30を介して、匂い検出装置20のサーバ24と通信する。
The
記憶部112は、例えば匂い付着装置10に内蔵された不揮発性の半導体メモリやハードディスクであるものとする。記憶部112は、例えば犯罪者などの人物の情報や、撮像部102において撮影された画像のデータを記憶する。記憶部112が記憶する人物の情報は、例えばサーバ24からネットワーク30を介して送信された情報であるものとする。なお、記憶部112は、匂い付着装置10に着脱可能なSDカードなどの記憶媒体に対してデータを書き込む装置であってもよい。ここで、図3に基づいて、記憶部112に記憶される犯罪者などの人物の情報(人物DB40)の一例について説明する。
The
図3には、人物DB40のデータ構造の一例が示されている。図3に示すように、人物DB40は、ID、人物名、顔、特徴の各フィールドを有している。IDのフィールドには、人物の識別番号が格納される。人物名のフィールドには、犯罪者などの人物の氏名が格納される。顔のフィールドには、人物の顔を撮影した画像データが格納される。特徴のフィールドには、人物の特徴(例えば頬に傷有り、黒いジャンパーを着用など)が格納される。
FIG. 3 shows an example of the data structure of the
制御部114は、CPU(Central Processing Unit)などを備え、プログラムを実行することにより、匂い付着装置10全体を制御する。制御部114が実行する処理の詳細については後述する。
The
次に、撮像部102及び匂い放出部108の配置例を、図4(a)及び図4(b)を用いて説明する。図4(a)は、コンビニエンスストアなどの店舗を模式的に示す俯瞰図であり、図4(b)は、店舗の出入口50付近を店内側から見た状態を示す模式図である。
Next, an arrangement example of the
撮像部102は、一例として、図4(a)に示すように、店舗内の天井の4隅部と出入口50付近の天井部との5箇所に配置されている。ただし、これに限らず、店舗の広さや形状に合わせて、撮像部102の配置位置や個数は適宜変更可能である。なお、撮像部102によって撮影された画像は、制御部114において実行される、匂いを付着させる対象人物か否かを判断する処理、及び匂いを付着させる位置を特定する処理、において利用されるが、すべての撮像部102の画像を両処理において利用しなくてもよい。例えば、出入口50付近に配置された撮像部102は、店内から出て行く人物を拡大して撮影することが容易であるため、この撮像部102により撮影された画像は、匂い付着位置を特定する場合に利用することとしてもよい。また、店内に複数の撮像部102を配置することで、一部の撮像部102で店内の一部を拡大撮影し、他の撮像部102で店内全体を撮影することもできるため、画像の撮影倍率等に基づいて、いずれの処理において利用するかを決定することとしてもよい。
As an example, as shown in FIG. 4A, the
匂い放出部108は、図4(b)に示すように、店舗の内側の出入口50の両側に設けられた柱52に設置されている。店舗内の人物は出入口50を通って店舗外に出ることから、出入口50近傍に匂い放出部108を配置することで、店舗内にいた人物に対して確実に匂いを付着させることができる。匂い放出部108は、出入口50の片側にのみ配置されていてもよいが、匂いを付着させる箇所の自由度を向上させるため、図4(b)に示すように、出入口50の両側に配置してもよい。この場合、図4(b)に示すように、一方の匂い放出部108と他方の匂い放出部108との高さを異ならせることで、より柔軟に匂いを付着させる箇所を変更することができる。なお、匂い放出部108は、柱52における設置位置(高さ位置)を調整可能としてもよい。また、匂い放出部108は、柱52に設置する場合に限らず、匂い放出部108の性能(放射距離、放***度など)等に応じて、他の位置(例えば、出入口50付近の天井部など)に配置してもよい。
As shown in FIG. 4B, the
なお、撮像部102及び匂い放出部108の配置場所及び個数は、図4(a)及び図4(b)の場合に限らず、その他の場合でもよい。例えば、出入口50付近の撮像部102は、図4(b)に示す匂い放出部108に対応して(例えば同一筐体内に一体となって)、出入口50の柱52に配置してもよい。この場合、撮像部102の撮影方向が匂い放出部108の放出方向と略同一となるようにしてもよい。このように撮影方向と放出方向とを略同一にすることで、匂いを付着させる位置が撮像部102の画角内の中心となるように撮像部102を制御することで、匂いの放出の照準が合わせ易くなる。
The location and number of the
(匂い検出装置20)
図5は、匂い検出装置20の構成を概略的に示すブロック図である。なお、匂い検出装置20は、前述のように、複数の測定機器22と、1つのサーバ24とを備えるが、図5では、図の明瞭化のため測定機器22を1つのみ図示している。
(Odor detection device 20)
FIG. 5 is a block diagram schematically showing the configuration of the
測定機器22は、図5に示すように、撮像部202、匂い検出部204、通信部206、記憶部208、及び制御部210を備え、例えば街頭などに設置されている。
As shown in FIG. 5, the
撮像部202は、匂い付着装置10の撮像部102と同様に、レンズ、撮像素子、A/D変換部、及び画像処理部などを備えたカメラ(例えば監視カメラ)であり、周辺の様子を撮影する。レンズ、撮像素子、A/D変換部、及び画像処理部の機能は、撮像部102と同様であるので、説明を省略するものとする。
The
匂い検出部204は、匂いセンサであり、例えば金属酸化物半導体やカーボンナノチューブを用いたガスセンサなどにより周辺の匂いを検出する。匂い検出部204は、例えば匂いの種類及び強さを検出するものであり、匂い付着装置10が放出する匂いに対応する感度(例えばエステル系の匂いを検出する感度)を持たせるようにすればよい。工業用の嗅覚センサでは匂いにあわせて10個程度のセンサ素子を使用しているが、上述のように匂い付着装置10が放出する匂いに特化したセンサ素子を用いることにより匂い検出部204を簡素化することができる。
The
通信部206は、ネットワーク30を介して、サーバ24の通信部212と通信する。
The
記憶部208は、例えば測定機器22に内蔵された不揮発性の半導体メモリやハードディスクなどである。ただし、記憶部208は、SDカードなどの記憶媒体に対してデータを書き込む装置であってもよい。記憶部208には、例えば匂い付着装置10が犯罪者などの人物に付着させた匂いの情報がデータとして記憶されている。記憶部208に記憶される匂いの情報は、匂い付着装置10からネットワーク30を介して送信されたデータである。また、記憶部208には、撮像部202から出力された画像データを記憶してもよい。ここで、図6に基づいて、記憶部208に記憶される匂いの情報(匂いDB42)の一例について説明する。
The
図6には、匂いDB42のデータ構造の一例が示されている。図6に示すように、匂いDB42は、ID、人物名、匂いの種類の各フィールドを有している。IDのフィールドには、匂いが付着している人物の識別番号が格納される。人物名のフィールドには、匂いが付着している人物の氏名が格納される。なお、匂いが付着している人物の氏名が不明な場合、人物名のフィールドはブランクとなる。匂いの種類のフィールドには、人物に付着している匂いの種類が格納される。
FIG. 6 shows an example of the data structure of the
制御部210は、CPUなどを備え、測定機器22全体を制御する。制御部210が実行する処理の詳細については後述する。
The
ここで、測定機器22の配置例について、図7に基づいて説明する。図7に示すように、測定機器22は、例えば道路60の両側に設置された柱62の上端部に設けられている。これにより、道路60を通行する人物の匂いを測定機器22の匂い検出部204で検出することができる。また、道路60を通行する人物及び周辺の画像を測定機器22の撮像部202で撮影することができる。測定機器22は、道路60に沿って一定の間隔で配置されている。撮像部202と匂い検出部204の両方を、柱62の上側(即ち、通行人の上方)に配置してもよいが、例えば、匂い検出部204による匂いの検出を良好にするために、撮像部202を柱62の上側に配置し、匂い検出部204を柱62の下側に配置するようにしてもよい。
Here, the example of arrangement | positioning of the
図5に戻り、サーバ24は、通信部212、表示部214、操作部216、及び制御部218を備え、例えば警察署などに設置されている。
Returning to FIG. 5, the
通信部212は、ネットワーク30を介して、測定機器22の通信部206及び匂い付着装置10と通信する。
The
表示部214は、例えば液晶ディスプレイであり、匂い検出部204によって検出された匂いの発生位置を示す画像を表示する。表示部214は、例えば撮像部202によって撮影された画像に匂いの発生位置が重畳された画像を表示する。
The
操作部216は、例えばタッチパネルやキーボード、マウスなどを備える。タッチパネルは、例えば表示部214上に設けられ、表示部214の表面に対するユーザの接触動作を検出して、種々の情報入力を受け付ける。また、キーボード及びマウスも、ユーザからの種々の情報入力を受け付ける。
The
制御部218は、CPUなどを備え、サーバ24全体を制御する。制御部218が実行する処理の詳細については後述する。
The
次に、追跡システム500において実行される、匂い付着装置10と匂い検出装置20の処理について説明する。図8は、匂い付着装置10の制御部114が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図8の処理では、まず、ステップS10において、制御部114は、撮像部102によって撮影された撮影画像の中から人物を抽出する。この際、撮像部102は、店内の人物の全身が写るような画角で撮影することが好ましい。また、複数の撮像部102のうちの一部の撮像部102は、店内の人物の全身を撮影し、他の撮像部102では、人物の上半身などの特定部位を撮影するようにしてもよい。
Next, processing of the
ステップS10の後は、ステップS12に移行し、制御部114は、抽出した人物が、犯罪者又は不審者などの匂いを付着させる対象人物であるか否かを判断する。対象人物であるか否かの判断は、例えば抽出した人物が図3に示す人物DB40上の人物と一致するか否かを判断し、一致すれば対象人物、一致しなければ対象人物ではないと判断することができる。抽出した人物と人物DB40上の人物との一致又は不一致は、例えば人物DB40に記憶されている顔画像を用いた顔認識結果や、人物DB40に記憶されている特徴の有無に基づいて行うことができる。また、制御部114は、対象人物であるか否かの判断を、例えば撮像部102で撮影された画像に基づいて行動分析を行い、不審な行動を検出した場合、不審者として対象人物であると判断してもよい。さらに、制御部114は、表示部104に表示された撮像部102の撮影画像(例えばスルー画像)を見ている店舗スタッフなどが操作部106をタッチ操作するなどして特定した人物を対象人物であると判断してもよい。匂い付着の対象人物でない場合、ステップS12の判断は否定され、制御部114はステップS10に戻る。
After step S10, the process proceeds to step S12, and the
一方、匂い付着の対象人物であると判断した場合(ステップS12/Yes)、制御部114は、ステップS14に移行する。
On the other hand, when it is determined that the person is a person to whom odor is attached (step S12 / Yes), the
ステップS14に移行すると、制御部114は、撮像部102によって対象人物が撮影された画像から、対象人物に対する匂いの付着位置を特定する。例えば、対象人物の撮影画像から肌が露出している部分を特定し、この露出している肌部分を匂い付着位置と特定する。なお、肌部分は、撮影画像の色情報を用いて特定することができるが、赤外線カメラを用いた熱の検知を併用して肌部分を特定するようにしてもよい。このように、匂い付着位置を肌部分とするのは、匂いを対象人物の衣服に放出すると、対象人物が衣服を交換することで匂いが消えてしまうからである。なお、匂い付着位置として対象人物の靴を特定してもよい。対象人物が店外に出て街中を歩く場合において、靴を脱ぐことや履き替えることは考え難いため、匂いが消えてしまうことを抑制できるためである。
If transfering it to step S14, the
ステップS14の後は、ステップS16に移行し、制御部114は、撮像部102によって撮影される画像を用いて匂い放出位置を追跡しながら、対象人物が匂い放出部108の射程範囲内に入るまで待機する。対象人物が射程範囲内に入ったか否かは、対象人物の撮影画像に基づいて判断することができる。なお、射程範囲は、匂い放出部108の設置位置、匂いの放出距離、ノズル式であればノズルの可動範囲などに基づいて定まるものであり、記憶部112に格納されている。制御部114は、対象人物が射程範囲内に入ったと判断した場合、ステップS18に移行する。
After step S14, the process proceeds to step S16, and the
ステップS18に移行すると、制御部114は、匂い放出部108からの匂いの放出方向、放出距離、放出タイミング、及び匂いの種類の少なくとも1つを制御して、ステップS14で特定した対象人物の匂い付着位置に向かって匂いを放出する。これにより、対象人物の特定位置(肌など)に匂いを付着させることができる。なお、制御部114は、対象人物の背後側に匂い放出部108から匂いを放出させてもよい。このように、対象人物の背後側に匂いを放出することで、匂い放出部108が放出する流体が液体であっても、匂いを放出したことを対象人物に気づかせないようにすることができる。また、制御部114は、匂い放出部108からの匂いの放出方向及び放出距離を、対象人物を撮影する撮像部102(例えば出入口50付近の撮像部102)の設置位置、撮影方向、及び撮像部102のレンズの焦点距離を用いて決定することができる。また、制御部114は、匂い放出部108が有する複数種の匂いの中から1種類の匂いを選択し、選択した匂いを匂い放出部108から放出させてもよい。
When the process proceeds to step S18, the
ステップS18の後は、ステップS20に移行し、制御部114は、匂いを付着させた対象人物の名前と付着させた匂いの種類とを匂い検出装置20のサーバ24に送信する。なお、不審な行動を行う不審者に匂いを付着させた場合、その人物の名前が分からない場合がある。この場合、人物名は不明であるとしてサーバ24に送信する。
After step S18, the process proceeds to step S20, and the
次に、匂い検出装置20が実行する処理について説明する。まず、匂いが付着された対象人物の名前及び匂いの種類を記憶部208に記憶する処理について、図9(a)及び図9(b)のフローチャートに沿って説明する。図9(a)の処理は、サーバ24の制御部218により実行される処理であり、図9(b)の処理は、測定機器22の制御部210により実行される処理である。
Next, the process which the
図9(a)の処理では、まず、ステップS30において、サーバ24の制御部218は、匂い付着装置10から送信される匂いを付着させた対象人物の名前と匂いの種類との情報を受信するまで待機する。制御部218は、対象人物の名前と匂いの種類との情報を受信した場合、ステップS32に移行する。ステップS32に移行すると、制御部218は、受信した対象人物の名前と匂いの種類との情報を、複数の測定機器22それぞれに送信する。
In the process of FIG. 9A, first, in step S30, the
図9(b)の処理では、まず、ステップS40において、測定機器22の制御部210は、サーバ24から送信される匂いが付着された対象人物の名前と匂いの種類との情報を受信するまで待機する。制御部210は、対象人物の名前と匂いの種類との情報を受信した場合、ステップS42に移行する。ステップS42に移行すると、制御部210は、受信した対象人物の名前と匂いの種類との情報を記憶部208(匂いDB42(図6))に記憶する。
In the process of FIG. 9B, first, in step S40, the
次に、匂いが検出された位置を表示部214に表示する処理について、図10(a)及び図10(b)のフローチャートに沿って説明する。図10(a)の処理は、測定機器22の制御部210により実行される処理であり、図10(b)は、サーバ24の制御部218により実行される処理である。なお、「流体の発生位置の検出」または「流体の検出」とは、流体が液体である場合には、液体が気化した気体を検出するという意味で用いられる。例えば、匂いを有する液体が対象人物に付着されている場合、液体から発生する匂いを検出することである。
Next, a process for displaying the position where the odor is detected on the
図10(a)の処理では、まず、ステップS50において、測定機器22の制御部210は、匂い検出部204を用いて、匂い検出部204の周辺で発生する匂いを検出する。ステップS50の後は、ステップS52に移行し、制御部210は、検出した匂いが記憶部208に記憶された匂いと同じか否かを判断する。記憶部208に記憶された匂いとは異なると判断した場合、ステップS52の判断は否定され、ステップS50に戻る。
In the process of FIG. 10A, first, in step S <b> 50, the
一方、制御部210は、記憶部208に記憶された匂いと同じであると判断した場合(ステップS52/Yes)、ステップS54に移行する。ステップS54に移行すると、制御部210は、検出した匂い(記憶部208に記憶された匂い)の強さを特定する。
On the other hand, when the
ステップS54の後は、ステップS56に移行し、制御部210は、検出した匂い(記憶部208に記憶された匂い)の強さと撮像部202によって撮影された画像との情報をサーバ24に送信する。なお、制御部210は、記憶部208に記憶された匂いを検出した場合、撮像部202による撮影を高解像度に変更して、高解像度の撮影画像の情報をサーバ24に送信してもよい。
After step S54, the process proceeds to step S56, and the
図10(b)の処理では、まず、ステップS60において、サーバ24の制御部218は、測定機器22から送信される匂いの強さと撮影画像との情報を受信するまで待機する。制御部218は、匂いの強さと撮影画像との情報を受信した場合、ステップS62に移行する。ステップS62に移行すると、制御部218は、受信した匂いの強さに基づいて、撮影画像上の匂い発生位置を特定する。例えば、制御部218は、複数の測定機器22から送信された匂いの強さから匂いの発生位置を算出して、撮影画像上の匂い発生位置を特定する。
In the process of FIG. 10B, first, in step S <b> 60, the
ステップS62の後は、ステップS64に移行し、制御部218は、撮影画像に匂い発生位置を重畳させた画像を生成する。ステップS64の後は、ステップS66に移行し、制御部218は、生成した重畳画像を表示部214に表示する。
After step S62, the process proceeds to step S64, and the
ステップS64、S66において生成され、表示される画像は、例えば、図11(a)に示すように、匂い発生位置を示す枠(例えば匂い発生位置にいる人物を囲む枠)を撮影画像に重畳させたり、匂い発生位置が移動する方向を示す矢印を重畳させたりする。これらの重畳画像は、動画であってもよいし、静止画であってもよい。 For example, as shown in FIG. 11A, the image generated and displayed in steps S64 and S66 has a frame indicating an odor generation position (for example, a frame surrounding a person at the odor generation position) superimposed on a captured image. Or an arrow indicating the direction in which the odor generation position moves is superimposed. These superimposed images may be moving images or still images.
また、制御部218は、匂い発生位置を撮影画像に重畳させて表示させる場合に限らず、図11(b)に示すように、測定機器22を設置した位置を示した地図上で、匂いを検出した測定機器22を明示(例えば黒丸で表示)して表示してもよい。その際に、匂い発生位置の移動軌跡を表示してもよいし、移動方向や移動速度を計算によって予想して表示してもよい。
Further, the
なお、匂い検出部204は、匂いの強さだけではなく、匂いの方向及び匂いの発生源までの距離を検出できる機能を有していてもよい。この場合、記憶部208(匂いDB42)に記憶された匂いを検出した測定機器22から、匂いの方向及び匂いの発生源までの距離と撮影画像との情報がサーバ24に送信され、情報を受信したサーバ24の制御部218が撮影画像に匂い発生位置を重畳させた画像を生成して表示部214に表示してもよい。
The
以上詳細に説明したように、本第1の実施形態によれば、匂い付着装置10の制御部114は、匂いを付着させる対象人物に対して匂いを放出すると判断した場合(S12:肯定)、撮像部102の撮影結果に応じて匂い放出部108を制御して、対象人物に匂いを付着させる(S14〜S18)。これにより、対象人物に的を絞って匂いを放出させることができるため、匂いが付着した対象人物の検出等を高精度に行うことが可能となる。また、対象人物以外の人物への匂いの付着を抑制でき、匂い剤の消費量の増大を抑えることができる。このように、本第1の実施形態では、匂い付着の利便性を向上させることができる。
As described above in detail, according to the first embodiment, when the
また、本第1の実施形態では、制御部114は、撮像部102が撮影した画像から対象人物の肌が露出している部分を特定し、匂い放出部108を制御して対象人物の肌に匂いを付着させる。これにより、対象人物の衣服に匂いを付着させる場合と異なり、対象人物が衣服を交換するなどの簡単な行為で匂いを取り除けないようにすることができる。
Further, in the first embodiment, the
また、本第1の実施形態では、制御部114は、匂い放出部108からの匂いの放出方向、放出距離、放出タイミングの少なくとも1つを制御して、対象人物に匂いを付着させるので、対象人物以外の人物への匂いの付着を抑制することができる。また、制御部114は、匂いの種類を制御するので、複数の対象人物がいる場合であっても対象人物を特定することを可能とさせる。なお、制御部114は、匂いの種類を制御する場合、対象人物及び/又は気候条件などに適した匂い(例えば対象人物が女性の場合には化粧の匂いによって打ち消されない匂い、雨の日には湿気に強い匂いなど)を選択してもよい。
In the first embodiment, the
また、本第1の実施形態では、制御部114は、匂いを付着させる対象人物を撮影する撮像部102の設置位置、撮影方向、及び撮像部202のレンズの焦点距離を用いて、匂い放出部108からの匂いの放出方向及び放出距離の少なくとも一方を決定するので、距離センサ等を用いなくても、対象人物の適切な位置に匂いを付着させることができる。
Further, in the first embodiment, the
また、本第1の実施形態では、制御部114は、撮像部102の撮影画像に基づき、匂いを放出させる対象人物か否かを判断する(図8のS10、S12)ので、顔認識などによる犯罪者の検出や不審な行動をとる不審者の検出を精度よく行うことができる。
Further, in the first embodiment, the
また、本第1の実施形態では、匂い検出装置20の制御部218は、匂い検出部204で検出された匂いが記憶部208に記憶された所定の匂いの場合に、所定の匂いが検出された位置を表示部214に表示する。これにより、捜索犬を用いることなく匂いの検出を行い、検出された位置を表示部214に表示するため、匂いの発生位置の検出の利便性を向上させることができる。すなわち、本実施形態の匂い検出装置を用いることで、捜索犬の育成や訓練に必要な労力やコストを軽減することができる。
In the first embodiment, the
また、本第1の実施形態では、匂い検出装置20は、周辺を撮影する撮像部202を備え、制御部218は、撮像部202で撮影された画像に、記憶部208に記憶された所定の匂いが検出された位置を重畳させて、表示部214に表示する。これにより、匂いを発する人物がどのような人物であるか、匂いの発生位置の周辺はどのような環境であるかなどの情報を警察等に提供することができる。また、周辺を撮影する撮像部202を備えることで、匂いと画像とを併用した犯罪者などの追跡が可能となる。例えば風の強い日などの匂いによる追跡が困難な場合には画像を用いて追跡し、夜間などの画像による追跡が困難な場合には匂いを用いて追跡するなどすればよい。
Further, in the first embodiment, the
なお、上記第1の実施形態では、匂い付着装置10から送信された匂いを付着させた人物の名前及び匂いの種類は、サーバ24を介して、複数の測定機器22に送信される場合を例に示したが、匂い付着装置10から複数の測定機器22に直接送信される場合でもよい。
In the first embodiment, the name of the person to whom the odor transmitted from the
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態に係る匂い追跡システムについて、図12〜図14に基づいて詳細に説明する。第2の実施形態に係る匂い追跡システムは、第1の実施形態の追跡システムを示す図1と同様に、複数の匂い付着装置10Aと、複数の測定機器22とサーバ24とを備える匂い検出装置20とが、ネットワーク30によって接続されている。なお、匂い検出装置20の構成は、第1の実施形態において図5で説明した構成と同様であり、匂い検出装置20に含まれる測定機器22の配置例は、第1の実施形態において図7で説明した配置例と同様であるため説明を省略し、匂い付着装置10Aの構成及び匂い付着装置10Aに含まれる撮像部102などの配置例を以下に説明する。
<< Second Embodiment >>
Next, an odor tracking system according to the second embodiment will be described in detail with reference to FIGS. The odor tracking system according to the second embodiment is similar to FIG. 1 showing the tracking system of the first embodiment, and the odor detection apparatus includes a plurality of
図12には、匂い付着装置10Aの構成が示されている。匂い付着装置10Aは、図12に示すように、第1の実施形態の構成(図2参照)に加えて、匂い検出部116を備える。
FIG. 12 shows the configuration of the
匂い検出部116は、匂いセンサであり、周辺の匂いを検出する。匂い検出部116は、例えば匂いの種類及び強さを検出する。 The odor detection unit 116 is an odor sensor and detects surrounding odors. The odor detector 116 detects the type and intensity of the odor, for example.
記憶部112は、図3に示すような人物DB40に加えて、図6に示すような匂いDB42を記憶する。匂いDB42は、複数の匂い付着装置10Aの記憶部112に、例えば以下の方法によって記憶される。すなわち、複数の匂い付着装置10Aのうち、対象人物に匂いを付着させた匂い付着装置10Aは、匂いを付着させた対象人物の名前と匂いの種類との情報を自らの記憶部112に記憶することで匂いDB42を記憶する。他の匂い付着装置10Aは、匂いを付着させた匂い付着装置10Aからネットワーク30を介して送信されてきた対象人物の名前と匂いの種類の情報を記憶部112に記憶することで匂いDB42を記憶する。例えば、第1の実施形態の図8のステップS20における対象人物の名前と匂いの種類との情報の送信を、サーバ24だけでなく、他の匂い付着装置10Aにも送信することで、他の匂い付着装置10Aは記憶部112に匂いDB42を記憶することができる。
The
次に、匂い付着装置10Aの撮像部102、匂い放出部108、及び匂い検出部116の配置例を、図13(a)及び図13(b)を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様に、匂い付着装置10Aがコンビニエンスストアなどの店舗に設置された場合を例に説明する。図13(a)は、コンビニエンスストアなどの店舗を模式的に示す俯瞰図であり、図13(b)は、店舗の出入口50付近を店内側から見た状態を示す模式図である。
Next, an arrangement example of the
図13(a)に示すように、撮像部102と匂い検出部116とは、店内の4隅の天井部に配置されている。また、撮像部102は、出入口50付近の天井部にも更に配置されている。匂い検出部116を店内の4隅に配置して、それぞれの匂い検出部116で検出可能な匂いの範囲を重ならせることで、検出した匂いの強さから、その匂いが発生する位置を特定することができる。なお、店舗面積が広い又は狭いような場合には、匂い検出部116の個数及び配置位置を適宜変更しても勿論よい。
As shown in FIG. 13A, the
図13(b)に示すように、匂い放出部108は、第1の実施形態の図4(b)と同じく、店内側であって、出入口50の両側に設けられた柱52に配置されている。
As shown in FIG. 13B, the
次に、第2の実施形態の追跡システムにおいて実行される、匂い付着装置10Aと匂い検出装置20の処理について説明する。なお、匂い検出装置20は、第1の実施形態の図9(a)から図10(b)で説明した処理と同様の処理を行うため説明を省略し、匂い付着装置10Aで実行される処理を以下に説明する。匂い付着装置10Aは、第1の実施形態の図8で説明した処理に加えて、図14の処理を実行する。図14は、匂い付着装置10Aの制御部114が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
Next, processing of the
図14の処理では、まず、ステップS70において、制御部114は、複数の匂い検出部116を用いて、匂い検出部116の周辺で発生する匂いを検出する。ステップS70の後は、ステップS72に移行し、制御部114は、検出した匂いが記憶部112に記憶された匂いと同じか否かを判断する。記憶部112に記憶された匂いとは異なると判断した場合、ステップS72の判断は否定され、ステップS70に戻る。
In the process of FIG. 14, first, in step S <b> 70, the
一方、制御部114は、記憶部112に記憶された匂いと同じであると判断した場合(ステップS72/Yes)、ステップS74に移行する。ステップS74に移行すると、制御部114は、複数の匂い検出部116それぞれで検出された匂い(記憶部112に記憶された匂い)の強さから匂いの発生位置を特定する。
On the other hand, when it is judged that the
ステップS74の後は、ステップS76に移行し、制御部114は、撮像部102で撮影された画像上で匂いの発生位置にいる人物を、匂いを付着させる対象人物として特定する。
After step S74, the process proceeds to step S76, and the
ステップS76の後は、ステップS78に移行し、制御部114は、撮像部102によって対象人物が撮影された画像から、対象人物に対する匂いの付着位置(肌など)を特定する。
After step S76, the process proceeds to step S78, and the
ステップS78の後は、ステップS80に移行し、制御部114は、撮像部102によって撮影される画像を用いて匂い付着位置を追跡しながら、対象人物が匂い放出部108の射程範囲内に入るまで待機する。制御部114は、対象人物が射程範囲内に入ったと判断した場合、ステップS82に移行する。
After step S78, the process proceeds to step S80, and the
ステップS82に移行すると、制御部114は、例えば出入口50付近に配置された撮像部102による撮影に基づいて、匂い放出部108からの匂いの放出方向、放出距離、放出タイミング、及び匂いの種類の少なくとも1つを制御して、ステップS78で特定した対象人物の匂い付着位置に向かって、ステップS72で同じと判断した匂いと同じ匂いを放出する。
When the process proceeds to step S82, the
以上詳細に説明したように、本第2の実施形態によれば、匂い付着装置10Aの制御部114は、匂いを付着させる対象人物を検出し(S72〜S76)、その検出結果に基づいて、出入口50に配置した匂い放出部108を制御して、対象人物に匂いを付着させる(S82)。これにより、上記第1の実施形態と同様、対象人物に的を絞って匂いを放出させることができるため、匂いが付着した対象人物の検出等を高精度に行うことが可能となる。また、対象人物以外の人物への匂いの付着を抑制でき、匂い剤の消費量の増大を抑えることができる。このように、本第2の実施形態では、匂い付着の利便性を向上させることができる。また、本第2の実施形態では、制御部114は、匂い放出部108を制御して、記憶部112に記憶された所定の匂いを発する対象人物に対して、その所定の匂い(同一の匂い)を付着させる。これにより、対象人物に付着させた匂いが時間の経過に従って薄まったとしても、同一の匂いを対象人物に再度付着させることで、匂いの強さを維持することができる。
As described above in detail, according to the second embodiment, the
なお、上記第1の実施形態及び上記第2の実施形態において、匂い付着装置は出入口が限られている空間に設置される場合が好ましく、匂い放出部108はその出入口に配置される場合が好ましい。例えば、匂い付着装置は、エレベータの出入口やタクシーのドア付近などに設置されてもよい。
In the first embodiment and the second embodiment, the odor attaching device is preferably installed in a space with a limited entrance and exit, and the
なお、上記第1、第2の実施形態では、匂い放出部108から対象人物に向けて匂いを放出する場合について説明したが、これに限られるものではない。匂いのない流体を流体放出部から対象人物に向けて放出する場合でもよい。流体放出部から放出する流体としては、ネオンガス、キセノンガス、クリプトンガスといった無色無臭で不活性の気体やこれらの気体を混合させたものを用いてもよく、また、プロピレングリコール、シリコーンオイルといった無色無臭の液体を用いてもよい。
In the first and second embodiments, the case where the odor is emitted from the
なお、上記第1、第2の実施形態では、匂い検出装置20に含まれる複数の測定機器22が街頭に設置され、サーバ24が警察署などに設置される場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図15(a)及び図15(b)に示すように、携帯端末に匂い検出装置20が組み込まれてもよい。なお、図15(a)は、スマートフォン等の携帯端末の例を示す図であり、図15(b)は、ユーザの身体(例えば顔)に装着される眼鏡型の携帯端末(ヘッドマウントディスプレイ)の例を示す図である。
In the first and second embodiments, a case has been described in which a plurality of
匂い検出装置20がスマートフォン等の携帯端末に組み込まれる場合、図15(a)に示すように、例えば表示部214と操作部216が配置される面とは反対側の面に撮像部202(不図示)を配置し、携帯端末の筐体の一部に匂い検出部204を配置すればよい。そして、制御部210、218の処理を、携帯端末の制御部が実行するようにすればよい。
When the
また、匂い検出装置20が眼鏡型の携帯端末に組み込まれる場合には、図15(b)に示すように、例えば表示部214を眼(右眼)の前方に配置し、撮像部202を表示部214の近傍に配置し、匂い検出部204をフレーム250の一部に設けることとすればよい。そして、制御部210、218の処理を、携帯端末の制御部が実行するようにすればよい。
Further, when the
図16は、携帯端末の表示部214に表示される画像の例を示す図である。図16に示すように、表示部214には、例えば撮像部202で撮影された撮影画像(例えばスルー画像)に、匂い検出部204で検出された匂いの強さから算出した対象人物の移動方向(矢印)が重畳表示される。これにより、携帯端末のユーザ(例えば警察官など)は、表示部214の表示に従って対象人物を追跡することが可能となる。なお、図15(b)の眼鏡型の携帯端末において、表示部214が実視界の大半をカバーできる大きさを有する場合には、ユーザの実視界に重畳するように対象人物の移動方向(矢印)を表示するようにしてもよい。なお、図15(a)及び図15(b)では、重畳画像を携帯端末の制御部が生成することとしてもよいが、匂い検出部204の検出結果と撮像部202の撮影画像とに基づいて、外部サーバが重畳画像を生成し、携帯端末に送信するようにしてもよい。
FIG. 16 is a diagram illustrating an example of an image displayed on the
なお、上記第1、第2の実施形態においては、匂い追跡システム500によって対象人物を追跡する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、電車の切符やスポーツ観戦などのチケットにおいて、自由席用と指定席用とで異なる匂いを予め付着させておき、匂い検出装置20の記憶部208にはこれらの匂いを予め記憶させておいてもよい。この場合、匂い検出装置20を備える携帯端末(例えば、車掌や係員が保有する端末)によって、チケットの匂い(チケットを保有する人にチケットから移った匂いを含む)を検知することで、不正乗車や不正入場などを発見することが可能となる。このようなことは、自由席用のチケットと指定席用のチケットに限らず、例えば大人用のチケットと子供用のチケットや、客船の特等席用のチケットと二等席用のチケットなど、その他の場合にも適用することができる。
In the first and second embodiments, the case where the target person is tracked by the
また、例えば、子供に所定の匂いを発する物品(キーホルダー等)を持たせ、この所定の匂いを匂い検出装置20の記憶部208に予め記憶させておくことで、子供が迷子になった場合に、匂い検出装置20を備える携帯端末によって、子供を発見することが可能となる。なお、所定の匂いを発する物品からは、所定の匂いを発し続けるようにしてもよいが、匂い剤の消費量を抑える点から、適当な間隔で匂いを発するようにしてもよい。例えば、子供が移動している場合は短い間隔で匂いを発し、立ち止まっている場合は長い間隔で匂いを発するようにしてもよい。なお、匂いを発する物品を靴に設けることで、匂い検出装置20を備える携帯端末による匂いの追跡を行い易くすることとしてもよい。
In addition, for example, when a child is lost by holding an article (key ring or the like) that emits a predetermined odor to the child and storing the predetermined odor in the
また、例えば、人間や生き物の匂いを匂い検出装置20の記憶部208に予め記憶させておくこととしてもよい。この場合、地震などの災害によって人間や生き物が土砂や瓦礫に埋もれた場合に、匂い検出装置20を用いて、埋もれた人間や生き物を発見することが可能となる。また、ネズミなどの害獣が建物内に侵入して困る場合に、害獣の建物内への侵入経路を特定することも可能となる。さらに、人間や生き物の匂いを予め記憶した記憶部208を備えた匂い検出装置20を車に搭載することで、例えば、見えない場所に人間や生き物がいる場合に、運転者に危険を知らせることが可能となる。危険の報知は、表示部への表示によって行ってもよいし、スピーカーからの音声によって行ってもよい。
Further, for example, the scent of a human being or a living thing may be stored in advance in the
また、匂いを放出する匂い放出部を車に配置し、車が事故を起こした際に、運転者に向かって匂い放出部から所定の匂いを放出するようにしてもよい。これにより、事故を起こした運転者を特定することができるので、実況見分等において運転者以外の者(例えば助手席に座っていた者)が運転していたと名乗り出た場合(所謂、なりすまし)でも、当該なりすましを容易に見破ることが可能となる。 In addition, an odor emitting unit that emits an odor may be arranged in the vehicle so that when the vehicle has an accident, a predetermined odor is emitted from the odor emitting unit toward the driver. As a result, the driver who caused the accident can be identified, so when a person other than the driver (for example, a person sitting in the passenger seat) starts driving in the actual situation, etc. (so-called impersonation) However, it is possible to easily detect the impersonation.
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。 The above processing functions can be realized by a computer. In that case, a program describing the processing contents of the functions that the processing apparatus should have is provided. By executing the program on a computer, the above processing functions are realized on the computer. The program describing the processing contents can be recorded on a computer-readable recording medium (except for a carrier wave).
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。 When the program is distributed, for example, it is sold in the form of a portable recording medium such as a DVD (Digital Versatile Disc) or a CD-ROM (Compact Disc Read Only Memory) on which the program is recorded. It is also possible to store the program in a storage device of a server computer and transfer the program from the server computer to another computer via a network.
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。 The computer that executes the program stores, for example, the program recorded on the portable recording medium or the program transferred from the server computer in its own storage device. Then, the computer reads the program from its own storage device and executes processing according to the program. The computer can also read the program directly from the portable recording medium and execute processing according to the program. Further, each time the program is transferred from the server computer, the computer can sequentially execute processing according to the received program.
上述した各実施形態は本発明の好適な実施の例であり、適宜組み合わせることができる。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。 Each embodiment mentioned above is an example of suitable implementation of the present invention, and can be combined suitably. However, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
10、10A 匂い付着装置
20 匂い検出装置
22 測定機器
24 サーバ
50 出入口
102 撮像部
108 匂い放出部
110 通信部
112 記憶部
114 制御部
116 匂い検出部
202 撮像部
204 匂い検出部
206 通信部
208 記憶部
210 制御部
212 通信部
214 表示部
218 制御部
DESCRIPTION OF
Claims (10)
流体を放出する流体放出部と、
前記人物に対して前記流体を放出すると判断した場合に、前記撮像部の撮影結果に応じて前記流体放出部を制御する制御部と、を備える電子装置。 An imaging unit capable of photographing a person;
A fluid discharge part for discharging the fluid;
An electronic device comprising: a control unit that controls the fluid discharge unit in accordance with a photographing result of the imaging unit when it is determined that the fluid is discharged to the person.
出入りを行う出入口に設置され、流体を放出する流体放出部と、
前記人物検出部の検出結果に基づいて前記流体放出部を制御する制御部と、を備える電子装置。 A person detection unit for detecting a person;
A fluid discharge unit that is installed at an entrance to enter and exit and discharges fluid;
An electronic device comprising: a control unit that controls the fluid discharge unit based on a detection result of the person detection unit.
前記制御部は、前記流体放出部を制御して、前記人物に前記所定の匂いを付着させる請求項6記載の電子装置。 The person detection unit detects a person that emits a predetermined odor,
The electronic device according to claim 6, wherein the control unit controls the fluid discharge unit to attach the predetermined odor to the person.
流体を検出する流体検出部と、
前記流体検出部で検出された流体が前記所定の流体の場合に、前記所定の流体が検出された位置を表示部に表示する制御部と、を備える電子装置。 A storage unit for storing information on a predetermined fluid;
A fluid detection unit for detecting fluid;
An electronic device comprising: a control unit that displays a position where the predetermined fluid is detected on a display unit when the fluid detected by the fluid detection unit is the predetermined fluid.
前記制御部は、前記撮像部で撮影された画像に前記所定の流体が検出された位置を重畳させて前記表示部に表示する請求項9記載の電子装置。 It has an imaging unit that captures the surrounding area
The electronic device according to claim 9, wherein the control unit superimposes a position where the predetermined fluid is detected on an image captured by the imaging unit and displays the superimposed position on the display unit.
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