JP2016041597A - シート状物収容箱及びシート状物入り収容箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的表面の摩擦が大きいシート状物を1枚ずつ取り出すことができるシート状物収容箱及びシート状物入り収容箱を提供する。【解決手段】シート状物Sがポップアップ方式で折り畳まれて積層されたシート状物群を収容するシート状物収容箱10は、取出口10hが形成された取出口形成板11を備え、取出口10hは、シート状物収容箱10にシート状物群が収容されたときに、標準的な成人の拳を取出口10hから内部に入れてシート状物Sの端Seを摘むことができる大きさに形成されると共に、摘み出すシート状物Sの幅Lsよりも狭い狭幅部10hnが形成されている。而して、表層のシート状物Sを引き出す際に2枚目のシート状物Sが連なって出ようとしても、狭幅部10hnを通過する際の抵抗で、表層のシート状物Sを2枚目から引き離すことができる。シート状物入り収容箱1は、シート状物収容箱10と、これに収容されたシート状物群とを備える。【選択図】図1

Description

本発明はシート状物収容箱及びシート状物入り収容箱に関し、特にポップアップ方式で折り畳まれた比較的表面の摩擦が大きいシート状物を1枚ずつ取り出すことができるシート状物収容箱及びシート状物入り収容箱に関する。
キッチンペーパーは、水分や油の拭き取りや、落とし蓋の代用として、台所回りで広く用いられている。キッチンペーパーは、適宜の間隔でミシン目等の切り取り線が入った長尺を巻いてロール状にしたもの、あるいは、あらかじめ使用に適した大きさに切断したシート(シート状物)を二つ折りにして交互に積層したものを直方体状の箱に収容したものがある。二つ折りシートを積層したものを収納する箱として、収納物を取り出すための取出し口を有する上面部と、上面部と対向する底面部と、相互に対向する一対の側面部と、これら側面部の横方向両端縁から張り出す一対の側面フラップ部と、前記上面部及び底面部の横方向両端縁から張り出す一対の上下フラップ部とを有する収納箱がある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4680525号公報(段落0013、図6等)
シート状のキッチンペーパーが収容箱の内部に完全に入っている場合、通常、取出口から指先を入れ、キッチンペーパーを摘み上げる。キッチンペーパーは、一般に、ティッシュペーパーよりも固くて腰があるため、ティッシュペーパーの箱に形成されているような小さな取出口では、指先を入れて届く範囲にあるキッチンペーパー表面の中央を摘むことが難しく、キッチンペーパーの端部を摘むことができるように取出口を広く形成することが好ましい。しかしながら、キッチンペーパーは、一般に、ティッシュペーパーよりも表面の摩擦が大きいので、取出口を広くすると、表層のキッチンペーパーを引き出す際に2枚目のキッチンペーパーが連なって収容箱から出てしまうことがあった。
本発明は上述の課題に鑑み、比較的表面の摩擦が大きいシート状物を1枚ずつ取り出すことができるシート状物収容箱及びシート状物入り収容箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るシート状物収容箱は、例えば図1に示すように、シート状物Sがポップアップ方式で折り畳まれて積層されたシート状物群Sg(例えば図2(B)参照)を収容するシート状物収容箱10であって;シート状物Sが取り出される取出口10hが形成された取出口形成板11を備え;取出口10hは、シート状物収容箱10にシート状物群Sg(例えば図2(B)参照)が収容されたときに、標準的な成人の拳を取出口10hからシート状物収容箱10の内部に入れてシート状物Sの端Seを摘むことができる大きさに形成されると共に、摘み出すシート状物Sの幅Lsよりも狭い狭幅部10hnが形成されている。
このように構成すると、シート状物収容箱内にシート状物群が収容されたときに、表層のシート状物を引き出す際に2枚目のシート状物が連なって出ようとしても、狭幅部を通過する際の抵抗によって、表層のシート状物を2枚目のシート状物から引き離すことができる。
また、本発明の第2の態様に係るシート状物収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係るシート状物収容箱10において、取出口10hは、取出口形成板11と取出口10hとの境界線のうちの、一対の幅境界線11bと、一対の幅境界線11bに直交する一対の前後境界線11cとによって、基本形状が矩形に形成されると共に、一対の幅境界線11bの間隔Dbが、シート状物収容箱10にシート状物群Sg(例えば図2(B)参照)が収容されたときに摘み出すシート状物Sの幅Lsに対して、実質的に同じ幅に形成され;狭幅部10hnは、幅境界線11bの中央部に、取出口10hの内部に突出した突起部11pが形成されることで構成されている。ここで、矩形は、四つの内角がすべて直角の四辺形であり、正方形、又は長辺及び短辺を有する長方形である。
このように構成すると、シート状物収容箱内にシート状物群が収容されてシート状物を引き出したときに、抵抗が小さく引き出しやすくなる。
また、本発明の第3の態様に係るシート状物収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様に係るシート状物収容箱10において、取出口形成板11は、前後境界線11cに連接されて取出口10hを覆う開閉可能な蓋部11fを有する。
このように構成すると、蓋部を閉じることで、シート状物収容箱内に異物が侵入することを防ぐことができる。
また、本発明の第4の態様に係るシート状物収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第3の態様に係るシート状物収容箱10において、蓋部11fは、一対の前後境界線11cのそれぞれに連接された一対で構成され;一対の蓋部11fは、それぞれの前後境界線11cに対向する辺である対向辺11aが波形に形成され、一対の蓋部11fを閉じたときに対向辺11a同士が嵌合するように構成されている。
このように構成すると、シート状物収容箱内にシート状物群が収容されてシート状物が引き出されたときに、ポップアップしたシート状物を一対の対向辺に引っ掛けさせてシート状物がシート状物収容内に落ちることを抑制することができる。
また、本発明の第5の態様に係るシート状物収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第3の態様又は第4の態様に係るシート状物収容箱10において、蓋部11fは、切り取り可能な切り取り線Ccを介して前後境界線11cに連接されている。
このように構成すると、蓋部が不要な場合に蓋部を簡便に除去することができる。
また、本発明の第6の態様に係るシート状物収容箱は、例えば図1及び図4に示すように、上記本発明の第3の態様乃至第5の態様のいずれか1つの態様に係るシート状物収容箱10において、シート状物収容箱10が直方体状に形成され;取出口形成板11に直交して幅境界線11bに近接した側面板15、又は突起部11pから、取出口10hの内部に突き出たストッパ11s、15s(図4参照)であって、閉じられた蓋部11fを抑えるストッパ11s、15sを備える。
このように構成すると、閉じた蓋部が半開きになることを防ぐことができる。
また、本発明の第7の態様に係るシート状物入り収容箱は、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第6の態様のいずれか1つの態様に係るシート状物収容箱10と;シート状物収容箱10に収容されたシート状物群Sg(例えば図2(B)参照)とを備える。
このように構成すると、表層のシート状物を引き出す際に2枚目のシート状物が連なって出ようとしても、狭幅部を通過する際の抵抗によって、表層のシート状物を2枚目のシート状物から引き離すことができる。
本発明によれば、シート状物収容箱内にシート状物群が収容されたときに、表層のシート状物を引き出す際に2枚目のシート状物が連なって出ようとしても、狭幅部を通過する際の抵抗によって、表層のシート状物を2枚目のシート状物から引き離すことができる。
(A)は本発明の実施の形態に係る収容箱の斜視図、(B)は本発明の実施の形態に係るペーパー入り収容箱の平面図である。 本発明の実施の形態に係る収容箱に収容されるペーパーを説明する図であり、(A)は1枚のペーパーの斜視図、(B)は積層されたペーパーの側面図である。 本発明の実施の形態に係る収容箱の展開図である。 (A)は本発明の実施の形態の変形例に係る収容箱の部分斜視図、(B)は本発明の実施の形態の変形例に係る収容箱の部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係るシート状物収容箱としての収容箱10、及び本発明の実施の形態に係るシート状物入り収容箱としてのペーパー入り収容箱1を説明する。図1(A)は、収容箱10の斜視図、(B)は、ペーパー入り収容箱1の平面図である。なお、説明の便宜上、図1(B)は蓋部としてのフラップ11fを開けた状態を表している。ペーパー入り収容箱1は、収容箱10の中に、シート状物としてのキッチンペーパー(以下、単に「ペーパー」という。)Sを収容したものである。
図2に、収容箱10に収容されるペーパーSを示す。図2(A)は1枚のペーパーSの斜視図、図2(B)は積層されたペーパーSの側面図である。ペーパーSは、本実施の形態では、天然パルプを使用した不織布タイプのものであり、エアレイド法でウェブを形成し、スプレーを用いたケミカルボンド法でウェブの繊維を結合している。なお、ウェブは、繊維を積層してシート状に広げたものである。エアレイド法は、解繊したパルプ、短繊維、又はこれらの混合物をローターにて攪拌し、スクリーン開孔から吐出してウェブを形成する手法である。スプレーを用いたケミカルボンド法は、ウェブにバインダー(接着剤)をスプレーし、乾燥させて繊維を結合する手法である。また、本実施の形態のペーパーSは、ウェブの繊維を結合した後、エンボスロールでエンボスが付けられている。ペーパーSは、ティッシュペーパーに比べて、厚みがあり、表面が粗く形成されている。ペーパーSは、表面の毛羽立ちやエンボス等によって、表面の摩擦が比較的大きくなっている。ここでいう摩擦が比較的大きいとは、表面が滑らかな水平な面の上に、2枚のペーパーSを重ねて置き、上のペーパーSを水平に動かしたときに下のペーパーSが連なって動く程度の摩擦である。
上述のように形成されたペーパーSは、矩形に形成されている。ペーパーSは、対向する一対の側辺Ssの中点同士を結ぶ折り線Scで2つ折りにされている。ペーパーSの幅であるペーパー幅Lsは、折り線Scの長さに等しい。つまり、2つ折りのペーパーSは、幅が変わらないように、奥行き方向が半分になるように折り線Scが設けられている。ペーパーSについて、説明の便宜上、折り線Scを境にして一方を半面Saといい、他方を残面Sbということとする。ペーパーSは、ある1つのペーパーS1の半面Saと残面Sbとで別のペーパーS2の半面Saを挟み、当該別のペーパーS2の半面Saと残面Sbとで、上述のある1つのペーパーS1の残面Sbと、さらに別のペーパーS3の半面Saとを挟むように、交互に半分の面ずつ挟むようにして積層されたペーパー群Sgとして、収容箱10に収容されている。このとき、ペーパー群Sgの周囲に若干の隙間が生じるように、収容箱10の大きさが決められている。また、ペーパー群Sgは、最も上にあるペーパーS1の端Seが、2枚目のペーパーS2の折り線Scに重ならず、2枚目のペーパーS2の折り線Scよりもやや内側の半面Sa上に位置するようになっている(図1(B)も参照)。このようにペーパーSが積層されて構成されたペーパー群Sgは、最も上にあるペーパーS1の半面Saを摘んで引き上げると、ペーパーS1が2枚目のペーパーS2から分離したときに、2枚目のペーパーS2の半面Saが飛び出た状態となり得る。このようにペーパーSを折り畳む方式を、ポップアップ方式という。
再び図1に戻り、収容箱10の構成を説明する。収容箱10は、基本形状が直方体に形成されている。収容箱10は、取出口形成板としての天板11と、前板12と、底板13と、後板14と、側面板としての一対の側板15とを備えている。天板11は、本実施の形態では、半面Sa(図2(A)参照)よりも一回り大きい長方形に形成されている。底板13は、天板11に対向しており、天板11と同じ大きさに形成されている。前板12は、天板11及び底板13に直交している。後板14は、前板12に対向していると共に、天板11及び底板13に直交している。一対の側板15は、それぞれ、天板11、前板12、底板13、後板14に直交している。
天板11は、蓋部としてのフラップ11fを有している。天板11は、フラップ11fを開けることによって、取出口10hが現れるように構成されている。取出口10hは、図1(B)に示すように、基本形状が長方形に形成されている。基本形状が長方形とは、細部に目を凝らせば長方形とはいえないかもしれないが、全体として長方形と認識できる形状を含む意味、換言すれば、全体として見れば長方形であるが、細部には突起や面取り部が存在することを許容する意味である。図1(B)では、説明の便宜上、フラップ11fを省略している。取出口10hは、その外周全体に天板11の部分が残るように、天板11の外縁の内側に形成されている。取出口10hは、対向する一対の幅境界線11bと、対向する一対の前後境界線11cとが相互に直交して、全体の輪郭を形成している。幅境界線11bと前後境界線11cとが出会う角部は、四分円状に形成されている。収容箱10に収容されたペーパー群Sgは、折り線Scが延びる方向が、前後境界線11cが延びる方向と同じになっている。
一対の幅境界線11bの間隔(以下、「幅間隔Db」という。)は、ペーパー幅Lsと実質的に同じとなっている。ここでいう幅間隔Dbがペーパー幅Lsと実質的に同じとは、幅間隔Dbのペーパー幅Lsに対する差が、±3%の範囲にあることとする。また、各幅境界線11bの中央部分には、相互に近づく方向に突出した突起部11pが形成されている。各突起部11pは、天板11と同一面上において、取出口10hの内側に向かって弧状に突出している。幅間隔Dbは、突起部11pが存在する部分については、ペーパー幅Lsよりも狭くなっている。この、突起部11pが形成されている部分の取出口10hの幅を、狭幅部10hnということとする。狭幅部10hnの間隔は、ペーパー幅Lsの90%〜97%とするのが好ましく、本実施の形態ではペーパー幅Lsの95%としている。
一対の前後境界線11cの間隔は、ペーパー群Sgの対向する折り線Scの間隔よりも短く形成されている。本実施の形態では、ペーパー群Sgの最も上にあるペーパーSの、折り線Scが取出口10hから見えず、端Seが取出口10hから見えるように、一対の前後境界線11cの間隔が決められている。また、本実施の形態では、幅境界線11bの長さが、前後境界線11cの長さよりも短くなっている。上述のように形成された取出口10hは、少なくとも標準的な成人の拳を出し入れすることができる大きさに形成されており、本実施の形態では約220mm×120mmの大きさに形成されている。ここで説明している「拳を出し入れすることができる大きさ」の拳は、単に取出口10hの大きさの基準として用いているものであり、必ずしも実際に拳を出し入れすることを求めるものではない。すなわち、取出口10hから手を収容箱10の内部に入れて、ペーパーSを摘むことができる大きさを定めるものである。
フラップ11fは、各前後境界線11cに連接した一対で構成されている。フラップ11fは、開封前は、天板11と一体に形成されている。開封前の一対のフラップ11fは、対向辺11aで接続されている。対向辺11aは、前後境界線11cに対向するフラップ11fの辺である。対向辺11aは、本実施の形態では、波形に形成されている。本実施の形態における対向辺11aの波形は、一方から見たときに、1つの山と、この山を挟む2つの谷(他方から見たときに2つの山と1つの谷)が表れるように形成されている。本実施の形態では、対向辺11aの波形の山の頂と谷の底との距離が、概ね10mmに形成されている。
収容箱10は、開封前の天板11を、対向辺11a及び幅境界線11bで切断し、前後境界線11cに沿って折り曲げることで、フラップ11fが形成されるように構成されている。つまり、対向辺11a、一対の幅境界線11b、前後境界線11cで囲まれる天板11の部分がフラップ11fとなる。フラップ11fは、前後境界線11cを軸として、開閉することができるように構成されている。収容箱10は、フラップ11fを開けることで、収容されているペーパーSが取り出される取出口10hが形成されるように構成されている。本実施の形態では、上述のように、各前後境界線11cに連接した一対のフラップ11fが形成されている。このような構成により、フラップ11fを開けたときの高さを抑制しつつ、取出口10hを大きくすることができる。取出口10hを大きく形成することにより、収容箱10の中に手を入れて、収容されているペーパーSを取り出すことが容易になる。収容箱10は、概ね0.45〜0.70mm厚の板紙(典型的にはコートボール紙)が加工されて形成されている。このため、収容箱10は、弾性を有している。収容箱10は、典型的には、1枚の板紙を切り出して組み立てられて一体に形成されている。
図3に、収容箱10の展開図を示す。図3に示すように、幅境界線11bが延びる方向(以下「短辺方向Ds」という。)に、後板14、天板11、前板12、底板13が、この順で連接している。一対の側板15は、天板11に対して、前後境界線11cが延びる方向(以下「長辺方向Dt」という。)の両端にそれぞれ連接されている。後板14には、長辺方向Dtの両端に、後板重ね代14cが連接されている。前板12には、長辺方向Dtの両端に、前板重ね代12cが連接されている。底板13には、長辺方向Dtの両端に、底板重ね代13cが連接されている。また、底板13には、前板12が連接している辺に対向する辺に、後板14に重なる接続片13dが連接されている。収容箱10は、組み立てられる前の展開された状態においては、対向辺11a及び幅境界線11bが、典型的にはミシン目で形成されており、全体としては切断されていない。ここで、ミシン目は、点線状に切断された線である。
図3に示す展開された状態から図1(A)に示す収容箱10に組み立てられる際、後板14、天板11、前板12、底板13、接続片13dは、長辺方向Dtに延びる境界線で折り曲げられ、接続片13dが後板14の裏面(収容箱10の内側となる面)に接着されることで、角筒状となる。また、側板15、後板重ね代14c、前板重ね代12c、底板重ね代13cは、短辺方向Dsに延びる境界線で折り曲げられる。前板重ね代12c及び後板重ね代14cは、それぞれ前板12及び後板14に対して折り曲げられたときに、相互に干渉しない大きさに形成されている。また、底板重ね代13cは、底板13に対して折り曲げられたときに、前板重ね代12c及び後板重ね代14cの両方に重なる大きさに形成されている。角筒状の両端は、まず前板重ね代12c及び後板重ね代14cが折り曲げられ、その上に折り曲げられた底板重ね代13cが重ねられ、さらにその上に側板15が重ねられる。側板15と底板重ね代13cとは、接着剤等で接着される。
図3の展開図に示すように、底板重ね代13cには、分離切込13ccが形成されている。分離切込13ccは、収容箱10の内部に収容されたペーパーSを使い切ったときに、収容箱10の解体を助けるものである。分離切込13ccは、ミシン目で形成されている。分離切込13ccは、底板重ね代13cの、底板13との境界線の両端から延びる両辺の途中から、短辺方向Dsで相互に近づきつつ長辺方向Dtで底板13に近づくように延び、底板13に進入してまもなく出会うように形成され、全体として曲部が1カ所の折れ線状に形成されている。底板重ね代13cは、分離切込13ccの内側のみが側板15の裏面に接着されることで、分離切込13ccを切り離したときに側板15を底板13から分離させることができるように構成されている。
また、底板13には、突片13pを形成可能な突片形成切込としての突片切込13pcが形成されている。突片13pは、収容箱10内に収容されているペーパーSが少なくなって、ポップアップしたペーパーSが収容箱10の内部に落ちてしまうようなときに、収容箱10に収容されているペーパーSを取出口10hに近づけるように持ち上げる部材である。突片切込13pcは、概ねU字状に形成されている。突片切込13pcは、典型的にはミシン目で形成されている。概ねU字状に形成された突片切込13pcの両端の間には、両端を結ぶ直線状の突片折線13pbが形成されている。突片折線13pbは、突片切込13pcで囲われた部分の折り曲げを容易にするために、本実施の形態では罫線となっている。突片切込13pc及び突片折線13pbは、本実施の形態では、底板13の図心付近に2つ形成されている。2つの突片折線13pbは、短辺方向Dsに平行に延び、長辺方向Dtで底板13の図心を挟むように形成されている。各突片折線13pbから延びる突片切込13pcは、底板13の図心とは反対側に突き出るように形成されている。突片折線13pbに直交する方向の、突片折線13pbから突片切込13pcの先端までの距離が、突片13pを形成したときに収容箱10内のペーパーSを持ち上げることができる高さとなる。
引き続き図1乃至図3を参照して、ペーパー入り収容箱1の作用を説明する。収容箱10の作用は、ペーパー入り収容箱1の作用の一環として説明する。未開封のペーパー入り収容箱1は、収容箱10の対向辺11a及び幅境界線11bが、切断されておらずにミシン目を介して接続されている。消費者の手に渡ったペーパー入り収容箱1の、ペーパーSを初めて使用する際は、対向辺11a及び幅境界線11bを、ミシン目を破断することで完全に切断する。そのうえで、前後境界線11cでフラップ11fを外側に向けて折り曲げる。フラップ11fを折り曲げることで、取出口10hが形成される。本実施の形態では、フラップ11fが、対向辺11aから両側に開くように構成されているので、取出口10hを比較的大きく形成することができる。
フラップ11fを開けたら、ペーパーSを収容箱10から取り出す。このとき、取出口10hが比較的大きく形成されているので、取出口10hから収容箱10の中に手を入れてペーパーSの端Seを摘むことが容易になる。収容箱10に収容されているペーパーSを取り出すとき、取出口10hに一番近いペーパーS1の半面Saの端Seを摘んで取出口10hから引き出す。すると、天板11と同一面にある取出口10hを通過する側辺Ssの位置は、端Seがあった方に近い前後境界線11c側から、幅境界線11bに沿って、他方の前後境界線11c(ペーパーS1の折り線Scに近い前後境界線11c)側に移動していく。このとき、取出口10hの幅間隔Dbが、狭幅部10hnを除き、ペーパー幅Lsと実質的に同じに形成されているので、ペーパーS1を引き出す際の抵抗がほとんどなく、引き出しやすい。反面、ペーパーSは、表面が比較的粗いので、1枚目のペーパーS1と面で接している2枚目のペーパーS2が、摩擦抵抗によってペーパーS1から分離せずに、ペーパーS1に連なって取出口10hから出てしまうことが生じ得る。本実施の形態に係る収容箱10では、一対の突起部11pに挟まれた狭幅部10hnが形成されているので、引き上げられているペーパーS1の側辺Ssが突起部11pに至ると、ペーパーSの引き出しを妨げる摩擦力が働く。しかし、ペーパーS1は、端Seが摘まれて引き上げられているので、突起部11pによる摩擦力に逆らって引き上げられる。他方、2枚目のペーパーS2は、突起部11pによる摩擦力で、ペーパー群Sgの方にとどまろうとする。このことで、1枚目のペーパーS1と2枚目のペーパーS2とは、相互に反対方向の力が働き、接触面積が徐々に小さくなる。ついには、相互のペーパーS1、S2間の面での接触がなくなり、ペーパーS1は、ペーパーS2から分離して、1枚だけが収容箱10から引き出される。なお、ペーパーS1がペーパーS2から分離する前に、ペーパーS1の側辺Ssが突起部11pを越えることがあるが、突起部11pを越える際に、相互のペーパーS1、S2間の接触面積が小さくなり、両ペーパーS1、S2間に働く摩擦力が小さくなっているため、引き出されるペーパーS1に2枚目のペーパーS2が連ならず、両者は分離される。ペーパーS1が引き出されると、引き出されたペーパーS1に挟まれていたペーパーS2の半面Saの一部が取出口10hから露出する。
一部が取出口10hから露出したペーパーSは、一対のフラップ11fに挟まれる。これにより、取出口10hから露出したペーパーSが、収容箱10の中に落ちてしまうことを抑制することができる。取出口10hから露出したペーパーSを、一対のフラップ11fで挟むことができるのは、開かれたフラップ11fが弾性によって閉じた状態に戻ろうとするものの、前後境界線11cで一度折り目がつけられたために完全には閉じた状態とならず、両者が接近した半開きの状態で止まるためである。また、本実施の形態では、対向辺11aが波形に形成されているため、一対のフラップ11fが半開きの状態でも、露出したペーパーSが対向辺11aの波形に沿って湾曲し、複数のポイントで一対のフラップ11fに接触することとなって、ペーパーSが収容箱10の中に落ちてしまうことを抑制することができる。ペーパーSが取出口10hから露出した状態を維持することで、次にペーパーSを使用する際に、収容箱10の中に手を入れなくてもペーパーSを摘むことができて便利である。
ペーパーSをしばらく使用しないことが予想される場合は、一対のフラップ11fに挟まれて一部が露出しているペーパーSを収容箱10の中に収容し、フラップ11fを閉じることで、ペーパーSの水濡れ、あるいは収容箱10内への埃や水滴等の異物の侵入を防ぐことができる。このとき、一旦閉じたフラップ11fが、弾性によって少し開いた状態となる場合が生じ得る。このような状態を解消するには、閉じたフラップ11fが弾性で開かないようにするストッパがあると便利である。そこで、例えば以下のようなストッパを設けることとしてもよい。
図4(A)は、変形例に係る収容箱10Aの部分斜視図、図4(B)は、変形例に係る収容箱10Aの部分断面図である。図4(B)は、突起部11pを通り、前板12に平行な面で切断した断面を表している。変形例に係る収容箱10Aは、これまで説明してきた収容箱10に対してストッパ11s又はストッパ15sを設けた場合の例を示すものである。図4(A)は、ストッパ11s、15sを形成する前の状態を示し、図4(B)は、ストッパ11s、15sを形成した状態を示している。
まず、ストッパ11sについて説明する。ストッパ11sは、突起部11p付近の天板11に設けられている。ストッパ11sを形成するには、図4(A)に示すように、突起部11p付近の天板11の部分に矩形を罫書き、最も取出口10hに近い辺を折線11sbとして残し、残りの3つの辺を切線11scとして切断する。切線11scは、あらかじめミシン目等で形成しておき、簡便に破断できるようにしておくとよい。切線11scを切断したら、切線11sc及び折線11sbで囲まれた部分を、折線11sbを軸に回転させるようにして、収容箱10Aの内部に折り返す。これにより、図4(B)に示すような、先端部が幅境界線11bよりも取出口10h側に突き出たストッパ11sが形成される。なお、切線11scは、相互に直交する3つの直線からなる形状以外に、弧状等の曲線状であってもよい。つまり、ストッパ11sは、矩形以外の形状であってもよい。
次に、ストッパ15sについて説明する。ストッパ15sは、側板15の上部中央に設けられている。ストッパ15sを形成するには、図4(A)に示すように、側板15の上部中央に矩形を罫書き、最も天板11に近い辺を折線15sbとして残し、残りの3つの辺を切線15scとして切断する。切線15scは、あらかじめミシン目等で形成しておき、簡便に破断できるようにしておくとよい。切線15scを切断したら、切線15sc及び折線15sbで囲まれた部分を、折線15sbを軸に回転させるようにして、収容箱10Aの内部に折り返す。これにより、図4(B)に示すような、先端部が幅境界線11bよりも取出口10h側に突き出たストッパ15sが形成される。なお、ストッパ15sが回転する際の軌跡上に存在する底板重ね代13cは、あらかじめ切り欠いておくとよい。また、切線15scは、相互に直交する3つの直線からなる形状以外に、弧状等の曲線状であってもよい。つまり、ストッパ15sは、矩形以外の形状であってもよい。
図4では、説明の便宜上、収容箱10Aに、ストッパ11s及びストッパ15sの両方が設けられているように示されているが、ストッパ11s及びストッパ15sの一方が設けられていればよい。閉じたフラップ11fを、ストッパ11s又はストッパ15sよりも収容箱10Aの内側に入れると、開こうとするフラップ11fを抑えることができる。ストッパ11s又はストッパ15sは、一対のフラップ11fの両方とも抑えることができる。なお、ストッパ15sを設ける場合、側板15の上部中央に代えて、側板15の上部の左右に1つずつ設け、各ストッパ15sが一対のフラップ11fをそれぞれ1枚ずつ抑える構成としてもよい。ストッパ15sを側板15の上部の左右に1つずつ設ける場合、ストッパ15sが回転する際の軌跡上に存在する底板重ね代13cに加え、ストッパ15sが回転する際の軌跡上に存在する前板重ね代12c及び後板重ね代14cもあらかじめ切り欠いておくとよい。
再び図1乃至図3を参照して、ペーパー入り収容箱1の作用の説明を続ける。ペーパーSを使用していき、収容箱10内のペーパーSが少なくなると、一部が取出口10hから露出したペーパーSを一対のフラップ11fで適切に挟むことが難しくなる場合がある。この場合、底板13の突片切込13pcを、ミシン目を破断することで切断する。そして、突片切込13pcで囲まれた部分を、突片折線13pbで収容箱10の内側に向けて折り曲げる。これにより、収容箱10の内部に突き出る突片13pが形成されることとなる。突片13pが形成されると、収容箱10内のペーパー群Sgが、突片13pによって取出口10hに近づけられる。すると、一部が取出口10hから露出したペーパーSの残面Sbが取出口10hに近づくこととなり、取出口10hから露出したペーパーSが収容箱10の中に落ちてしまうことを抑制することができる。
収容箱10に収容されているペーパーSを使い切ったら、底板重ね代13c及び底板13に形成されている分離切込13ccを、ミシン目を破断して切断することで、簡単に収容箱10を扁平に畳むことができる。分離切込13ccを切断する際、本実施の形態では、底板重ね代13cに形成されている分離切込13ccが側板15の下にあって見えないので、まず、底板13に表れている部分の分離切込13ccを切断するとよい。底板13部分の分離切込13ccを切断したら、その部分から収容箱10の内部に親指を入れ、残りの4本の指を側板15に添える。次に、手で挟んだ側板15及び底板重ね代13cを、天板11と側板15との交線を中心にして外側に開く。すると、底板重ね代13cに形成されている分離切込13ccのミシン目が破断し、側板15が底板13から分離する。側板15と底板13が分離すると、前板重ね代12c及び後板重ね代14cがいずれの部分にも接着されていないため、収容箱10は両端が開口した角筒状となる。角筒状となったら、例えば、底板13及び後板14の面に前板12及び天板11の面が接触するように畳むことで、収容箱10を扁平にすることができる。収容箱10を扁平に畳むことで、廃棄時の嵩張りを抑制することができる。
以上で説明したように、本実施の形態に係る収容箱10によれば、幅間隔Dbが、狭幅部10hnを除き、ペーパー幅Lsと実質的に同じとなっているので、収容箱10からペーパーSを円滑に引き出すことができる。また、取出口10hに狭幅部10hnが形成されているので、表面が比較的粗いペーパーSをポップアップ方式で折り畳んでいても、表層のペーパーS1を引き出すのに連なって2枚目のペーパーS2も引き出されてしまうことを防ぐことができる。また、底板13に突片切込13pcが形成されているので、収容箱10内のペーパーSが残り少なくなったときに突片13pを収容箱10の内部に突出させることができ、ペーパーSを嵩上げして、取出口10hから露出したペーパーSが収容箱10の中に落ちてしまうことを抑制することができる。また、主に底板重ね代13cに分離切込13ccが形成されているので、ペーパーSを使い切ったときに、簡単に収容箱10を扁平に畳むことができ、廃棄時の嵩張りを抑制することができる。
以上の説明では、ペーパーSが、天然パルプを主原料としてエアレイド法及びスプレーを用いたケミカルボンド法で製造されることとしたが、これら以外の方法で製造されることとしてもよい。また、ペーパーSにはエンボスが付けられていることとしたが、エンボスが付けられていなくてもよい。
以上の説明では、幅間隔Dbが、狭幅部10hnを除き、ペーパー幅Lsと実質的に同じであるとしたが、幅間隔Dbが、ペーパー幅Lsに対して、3%を超えて大きく又は小さくて形成されていてもよい。幅間隔Dbが、幅境界線11bのどの位置でもペーパー幅Lsよりも狭い場合、幅境界線11bの全体にわたって狭幅部10hnが形成されることとなる。この場合、ペーパーSの引き出しやすさは犠牲となるが、表層のペーパーS1を2枚目のペーパーS2から確実に分離させることができる。また、以上の説明では、幅境界線11bの長さが、前後境界線11cの長さよりも短いこととしたが、前後境界線11cの長さよりも長くてもよく、前後境界線11cの長さと同じ長さでもよい。幅境界線11bの長さと前後境界線11cの長さとが同じ場合、取出口10hは基本形状が正方形となる。
以上の説明では、フラップ11fが、各前後境界線11cに連接した一対で構成されているとしたが、一方の前後境界線11cに連接した1枚で構成されていてもよい。また、以上の説明では、フラップ11fが、前後境界線11cを軸として開閉することができる構成であるとしたが、フラップ11fと天板11との連接部分が切り取り可能な切り取り線Ccを介して連接されることとし、フラップ11fが不要な場合はフラップ11fを簡便に除去することができる構成としてもよい。フラップ11fを除去すると、ペーパーSを引き出す際にフラップ11fに阻害されることがない。他方、フラップ11fを除去せず、ペーパーSを使用しないときにフラップ11fを閉じておくこととすると、収容箱10内への異物の侵入を防ぐことができる。
以上の説明では、シート状物が、キッチンペーパーであるとしたが、キッチンペーパー以外の衛生用紙や、ウエス等の工業用のシートであってもよい。本実施の形態に係る収容箱10は、ポップアップ方式に折り畳まれて1枚目が引き出されたときに2枚目が連なって出ようとする特性を持つシート状の物に適用すると、好適である。
1 ペーパー入り収容箱
10 収容箱
10h 取出口
10hn 狭幅部
11 天板
11a 対向辺
11b 幅境界線
11c 前後境界線
11f フラップ
11p 突起部
11s ストッパ
15 側面板
15s ストッパ
Cc 切り取り線
Db 幅間隔
Ls ペーパー幅
S ペーパー
Se 端
Sg ペーパー群

Claims (7)

  1. シート状物がポップアップ方式で折り畳まれて積層されたシート状物群を収容するシート状物収容箱であって;
    前記シート状物が取り出される取出口が形成された取出口形成板を備え;
    前記取出口は、前記シート状物収容箱に前記シート状物群が収容されたときに、標準的な成人の拳を前記取出口から前記シート状物収容箱の内部に入れて前記シート状物の端を摘むことができる大きさに形成されると共に、摘み出す前記シート状物の幅よりも狭い狭幅部が形成された;
    シート状物収容箱。
  2. 前記取出口は、前記取出口形成板と前記取出口との境界線のうちの、一対の幅境界線と、前記一対の幅境界線に直交する一対の前後境界線とによって、基本形状が矩形に形成されると共に、前記一対の幅境界線の間隔が、前記シート状物収容箱に前記シート状物群が収容されたときに摘み出す前記シート状物の幅に対して、実質的に同じ幅に形成され;
    前記狭幅部は、前記幅境界線の中央部に、前記取出口の内部に突出した突起部が形成されることで構成された;
    請求項1に記載のシート状物収容箱。
  3. 前記取出口形成板は、前記前後境界線に連接されて前記取出口を覆う開閉可能な蓋部を有する;
    請求項2に記載のシート状物収容箱。
  4. 前記蓋部は、前記一対の前後境界線のそれぞれに連接された一対で構成され;
    前記一対の蓋部は、それぞれの前記前後境界線に対向する辺である対向辺が波形に形成され、前記一対の蓋部を閉じたときに前記対向辺同士が嵌合するように構成された;
    請求項3に記載のシート状物収容箱。
  5. 前記蓋部は、切り取り可能な切り取り線を介して前記前後境界線に連接された;
    請求項3又は請求項4に記載のシート状物収容箱。
  6. 前記シート状物収容箱が直方体状に形成され;
    前記取出口形成板に直交して前記幅境界線に近接した側面板、又は前記突起部から、前記取出口の内部に突き出たストッパであって、閉じられた前記蓋部を抑えるストッパを備える;
    請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート状物収容箱。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート状物収容箱と;
    前記シート状物収容箱に収容された前記シート状物群とを備える;
    シート状物入り収容箱。
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