JP2016037322A - くびれ付きボトル - Google Patents

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宏明 今井
茂 富山
Shigeru Tomiyama
富山  茂
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【課題】くびれ付きボトル内の減圧時に、くびれ部が横断面視円形状から例えば楕円形状などに変形するのを抑制する。【解決手段】口部11、肩部13、胴部14及び底部15がボトル軸O方向に沿ってこの順に連設されるとともに、横断面視円形状に形成され、胴部14に、ボトル軸O方向の両端部からそれぞれ、反対の端部側に向かうに従い漸次、縮径するくびれ部23が形成された合成樹脂製のくびれ付きボトル1であって、くびれ部23のうち、最も径方向の内側に位置する最深部23aは、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部からボトル軸O方向に離れて位置している。【選択図】図1

Description

本発明は、くびれ付きボトルに関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、口部、肩部、胴部及び底部がボトル軸方向に沿ってこの順に連設されるとともに、横断面視円形状に形成され、胴部に、ボトル軸方向の両端部からそれぞれ、反対の端部側に向かうに従い漸次、縮径するくびれ部が形成された合成樹脂製のくびれ付きボトルが知られている。
特開2007−62800号公報
しかしながら、前記従来のくびれ付きボトルでは、減圧時に、くびれ部が横断面視円形状から例えば楕円形状などに変形しやすいという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、減圧時に、くびれ部が横断面視円形状から例えば楕円形状などに変形するのを抑制することができるくびれ付きボトルを提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明のくびれ付きボトルは、口部、肩部、胴部及び底部がボトル軸方向に沿ってこの順に連設されるとともに、横断面視円形状に形成され、前記胴部に、ボトル軸方向の両端部からそれぞれ、反対の端部側に向かうに従い漸次、縮径するくびれ部が形成された合成樹脂製のくびれ付きボトルであって、前記くびれ部のうち、最も径方向の内側に位置する最深部は、前記くびれ部におけるボトル軸方向の中央部からボトル軸方向に離れて位置していることを特徴とする。
本発明によれば、くびれ部の最深部が、くびれ部におけるボトル軸方向の中央部からボトル軸方向に離れて位置しているので、くびれ部が上下非対称となることから、最深部に応力が集中するのを抑制することができる。これにより、くびれ部の径方向の内側に向けた剛性を向上させることが可能になり、くびれ付きボトル内の減圧時に、くびれ部が横断面視円形状から例えば楕円形状などに変形するのを抑制することができる。
ここで、前記最深部は、前記くびれ部におけるボトル軸方向の中央部から、前記くびれ部のボトル軸方向の全長の20%以上離れて位置してもよい。
この場合、くびれ部の径方向の内側に向けた剛性を確実に向上させることができる。
本発明によれば、くびれ付きボトル内の減圧時に、くびれ部が横断面視円形状から例えば楕円形状などに変形するのを抑制することができる。
本発明に係る一実施形態として示したくびれ付きボトルの側面図である。 本発明の一実施形態に係るくびれ付きボトル、及び本発明の比較例に係るくびれ付きボトルの検証試験結果を示すグラフである。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るくびれ付きボトル1について説明する。
本実施形態のくびれ付きボトル1は、図1に示されるように、筒状の口部11、肩部13及び胴部14と、有底筒状の底部15と、が、この順に連設されるとともに、横断面視円形状に形成され、例えば二軸延伸ブロー成形等により合成樹脂材料で一体に形成される。なお、前記合成樹脂材料として、例えばポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
口部11、肩部13、胴部14及び底部15は、共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿う口部11側を上側、底部15側を下側といい、また、ボトル軸O方向から見た平面視において、ボトル軸Oに直交する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
肩部13は、上側から下側に向かうに従い漸次、拡径している。胴部14は、円筒状に形成されている。底部15の周壁部は、上側から下側に向かうに従い漸次、縮径している。
胴部14には、肩部13の下端部から下側に向けて延びる上胴部21と、底部15の上端部から上側に向けて延びる下胴部22と、上胴部21と下胴部22とを連結するくびれ部23と、が形成されている。
上胴部21及び下胴部22は、ボトル軸O方向に沿って真っ直ぐ延在している。上胴部21におけるボトル軸O方向の中央部には、第1周溝21aがボトル軸O方向に間隔をあけて2つ形成されている。下胴部22には、第1周溝21aと同形同大の第2周溝22aが形成されている。第1周溝21a、及び第2周溝22aは、全周にわたって連続して延在している。
くびれ部23は、ボトル軸O方向の両端部からそれぞれ、反対の端部側に向かうに従い漸次、縮径している。
なお、第1周溝21a、及び第2周溝22aはそれぞれ、くびれ部23におけるボトル軸O方向の両端部からボトル軸O方向に離れており、上胴部21及び下胴部22それぞれにおけるくびれ部23との連結部分21b、22bは、ボトル軸O方向に沿って真っ直ぐ延び、かつ全周にわたって連続して延びる平滑面に形成されている。また、各連結部分21b、22bの外径は、互いに同等になっており、このくびれ付きボトル1のなかで最大となっている。各連結部分21b、22bは、くびれ部23におけるボトル軸O方向の両端部に段差なく連なっている。
そして、くびれ部23のうち、最も径方向の内側に位置する最深部23aは、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部からボトル軸O方向に離れて位置している。最深部23aは、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部に対して上側に離れてもよいし、下側に離れてもよい。
また、くびれ部23のボトル軸O方向の全長Aに対する、くびれ部23のボトル軸O方向の端部の外径と、最深部23aの外径と、の差の割合は、例えば約0.1〜0.2となっている。
本実施形態では、最深部23aは、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部から、くびれ部23の全長Aの20%以上離れて位置している。最深部23aは、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部から、くびれ部23の全長Aの40%以下離れて位置している。なお、最深部23aが、くびれ部23において、ボトル軸O方向の中央部から、くびれ部23の全長Aの40%を超えた部分に配置されると、例えば、成形金型からの脱型が困難になったり、賦形性が低下したりするなど、良好な成形性を具備させることができなくなるおそれがあるばかりでなく、座屈強度が低下するおそれもある。
以上説明したように、本実施形態によるくびれ付きボトル1によれば、くびれ部23の最深部23aが、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部からボトル軸O方向に離れて位置しているので、くびれ部23が上下非対称となることから、最深部23aに応力が集中するのを抑制することができる。これにより、くびれ部23の径方向の内側に向けた剛性を向上させることが可能になり、くびれ付きボトル1内の減圧時に、くびれ部23が横断面視円形状から例えば楕円形状などに変形するのを抑制することができる。
また、最深部23aが、くびれ部23におけるボトル軸O方向の中央部から、くびれ部23の全長Aの20%以上離れて位置しているので、くびれ部23の径方向の内側に向けた剛性を確実に向上させることができる。
次に、以上説明した作用効果の検証試験について説明する。
解析モデルとして3種類のくびれ付きボトルを作成した。
モデル1として、図1で示したくびれ付きボトル1を採用し、モデル2として、図1で示したくびれ付きボトル1に対して、第1周溝21a、及び第2周溝22aが形成されていないくびれ付きボトルを採用し、モデル3として、図1で示したくびれ付きボトル1に対して、第1周溝21a、及び第2周溝22aが形成されておらず、かつくびれ部23のボトル軸O方向の長さが13.7mm短いくびれ付きボトルを採用した。
モデル1〜3では、くびれ部の肉厚をボトル軸方向の全長にわたって同等にした。モデル1、2では、くびれ付きボトルのボトル軸方向の全長を160mmとした。くびれ部のボトル軸方向の全長に対する、くびれ部のボトル軸方向の端部の外径と、最深部の外径と、の差の割合を、モデル1、2では0.12とし、モデル3では0.16とした。
これらのモデル1〜3それぞれについて、くびれ部における最深部のボトル軸方向の位置を異ならせた複数種のくびれ付きボトルを用意した。そして、各くびれ付きボトルについて、その内部を減圧する過程でくびれ部が横断面視円形状から楕円形状に変形したときの内圧値(以下、減圧強度という)を数値解析により算出した。
結果を図2に示す。
図2の横軸は、くびれ部におけるボトル軸方向の中央部に対する最深部のずれ量であって、くびれ部のボトル軸方向の全長に対する比率で表示した。つまり図2の横軸において、0%はくびれ部のボトル軸方向の中央部を表し、50%はくびれ部のボトル軸方向の端部を表している。
この結果、最深部を、くびれ部におけるボトル軸方向の中央部からボトル軸方向に離すと、最深部がくびれ部におけるボトル軸方向の中央部に位置しているくびれ付きボトルと比べて、減圧強度が高くなり、また、最深部を、くびれ部におけるボトル軸方向の中央部から、くびれ部のボトル軸方向の全長の20%以上離すと、最深部がくびれ部におけるボトル軸方向の中央部に位置しているくびれ付きボトルと比べて、減圧強度が50%以上高められることが確認された。
なお、この解析においては、最深部を、くびれ部におけるボトル軸方向の中央部に対して上側に離しても、下側に離しても、その距離が同じであれば、減圧強度は同じになる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、胴部14の外周面に、径方向の内側に向けて窪むパネル部を形成してもよい。
また、くびれ付きボトル1のボトル軸O方向の全長、上胴部21の外径、下胴部22の外径、及びくびれ部23の全長Aに対する、くびれ部23のボトル軸O方向の端部の外径と、最深部23aの外径と、の差の割合は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
また、胴部14に上胴部21及び下胴部22を形成しなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 くびれ付きボトル
11 口部
13 肩部
14 胴部
15 底部
23 くびれ部
23a 最深部
O ボトル軸

Claims (2)

  1. 口部、肩部、胴部及び底部がボトル軸方向に沿ってこの順に連設されるとともに、横断面視円形状に形成され、前記胴部に、ボトル軸方向の両端部からそれぞれ、反対の端部側に向かうに従い漸次、縮径するくびれ部が形成された合成樹脂製のくびれ付きボトルであって、
    前記くびれ部のうち、最も径方向の内側に位置する最深部は、前記くびれ部におけるボトル軸方向の中央部からボトル軸方向に離れて位置していることを特徴とするくびれ付きボトル。
  2. 前記最深部は、前記くびれ部におけるボトル軸方向の中央部から、前記くびれ部のボトル軸方向の全長の20%以上離れて位置していることを特徴とする請求項1に記載のくびれ付きボトル。
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