JP2016035360A - モニタリングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】乳幼児等に対する空気状況の快適度を適切に判定することができるモニタリングシステムを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係るモニタリングシステム150は、人に対する空気状況の快適度を判定するモニタリングシステムであって、人の年齢に基づいて、人の動作に対する動作閾値を決定する決定部111と、人の動作と動作閾値とに基づいて、動作閾値に対する人の動作が大きいほどより低く快適度を判定する判定部112とを備えるモニタリングシステムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、人に対する空気状況の快適度を判定するモニタリングシステムに関する。
従来、室内温度が設定温度に近づくように動作するエアコン(空調機:エアーコンディショナー)が普及している。このようなエアコンのユーザは、所望の設定温度をエアコンに入力する。これにより、室内温度が所望の設定温度に近づく。
さらに、近年、人の動きを認識して、エアコンの動作を制御する制御装置などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−33075号公報
しかしながら、例えば、乳幼児が所望の設定温度をエアコンに入力することは困難である。また、乳幼児は、大人よりも温度に対して敏感である。したがって、乳幼児の親が、乳幼児にとって快適な設定温度を理解して、その設定温度を入力することも困難である。さらに、乳幼児が会話を行うことができない場合、乳幼児の親が、乳幼児から快適な設定温度を聞くことも困難である。
また、例えば、乳幼児の動作の特性は、成長に伴って大きく変化する。そのため、乳幼児の動作に基づいて適切にエアコンを制御することも困難である場合がある。したがって、エアコンが無駄な動作を行って無駄な電力を消費する可能性がある。
そこで、本発明は、乳幼児等に対する空気状況の快適度を適切に判定することができるモニタリングシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るモニタリングシステムは、人に対する空気状況の快適度を判定するモニタリングシステムであって、前記人の年齢に基づいて、前記人の動作に対する動作閾値を決定する決定部と、前記動作と前記動作閾値とに基づいて、当該動作閾値に対する前記動作が大きいほどより低く前記快適度を判定する判定部とを備える。
本発明の一態様に係るモニタリングシステムは、乳幼児等に対する空気状況の快適度を適切に判定することができる。
本発明の実施の形態1におけるモニタリングシステムの主な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるホームシステムが利用されている部屋を上方から示す模式図 本発明の実施の形態1におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるカメラの記憶部のデータを示すデータテーブル図 本発明の実施の形態1におけるホームコントローラの記憶部のデータを示すデータテーブル図 本発明の実施の形態1におけるホームシステムの動作を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1における検出部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における判定部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における検出部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における検出部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における調整部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における検出部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における判定部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態6におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6における検出部の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態7におけるホームシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7における判定部の動作を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、動作の順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素は、任意の構成要素として説明される。
また、ここでは、頻度が高いことを頻度が大きいと表現する場合があり、頻度が低いことを頻度が小さいと表現する場合がある。また、速度が速いことを速度が大きいと表現する場合があり、速度が遅いことを速度が小さいと表現する場合がある。また、動作、頻度、および、速度等の表現は、それぞれ、動作を示す値、頻度を示す値、および、速度を示す値等を意味する場合がある。
(実施の形態1)
実施の形態1は、快適度を判定するモニタリングシステムの基本的な構成、および、モニタリングシステムの具体例を示す。
図1は、本実施の形態におけるモニタリングシステムの主な構成を示すブロック図である。図1に示されたモニタリングシステム150は、人に対する空気状況の快適度を判定する。具体的には、モニタリングシステム150は、決定部111および判定部112を備える。決定部111は、人の年齢に基づいて、人の動作に対する動作閾値を決定する。判定部112は、動作と動作閾値とに基づいて、動作閾値に対する動作が大きいほどより低く快適度を判定する。
例えば、判定部112は、人の動作が動作閾値よりも大きい場合、人の動作が動作閾値よりも小さい場合よりも低く快適度を判定する。逆に、判定部112は、人の動作が動作閾値よりも小さい場合、人の動作が動作閾値よりも大きい場合よりも高く快適度を判定する。なお、判定部112は、人の動作が動作閾値に一致する場合、人の動作が動作閾値よりも大きい場合と同様に快適度を判定してもよいし、人の動作が動作閾値よりも小さい場合と同様に快適度を判定してもよい。
これにより、モニタリングシステム150は、人に対する空気状況の快適度を適切に判定することができる。以下、モニタリングシステム150について、より具体的な例を説明する。
図2は、図1に示されたモニタリングシステム150を含むホームシステムが利用されている部屋を上方から示す模式図である。図2に示された部屋210において、ホームシステム100が利用されている。ホームシステム100は、ホームコントローラ110、カメラ120およびエアコン130を備える。ホームシステム100は、さらに、換気装置140を備えてもよい。ホームコントローラ110およびカメラ120は、モニタリングシステム150を構成する。
カメラ120は、撮像によって、被写体の画像を生成する装置である。ここでは、カメラ120は、部屋210の画像を生成する。また、カメラ120は、部屋210における人230の動作を検出する。
ホームコントローラ110は、カメラ120で検出された動作に基づいて、人230に対する空気状況の快適度を判定する。また、ホームコントローラ110は、快適度に基づいて、エアコン130などの運転を制御する。
ここでは、人230は、子供部屋である部屋210においてベッド220の上で寝ている乳幼児である。すなわち、モニタリングシステム150は、乳幼児が寝ている状態において、乳幼児の動作に基づいて、乳幼児に対する空気状況の快適度を判定する。そして、モニタリングシステム150は、乳幼児に対する空気状況の快適度に基づいて、エアコン130などの運転を制御する。
図3は、図2に示されたホームシステム100の構成を示すブロック図である。上述した通り、ホームシステム100は、ホームコントローラ110、カメラ120およびエアコン130を備える。ホームコントローラ110およびカメラ120は、モニタリングシステム150を構成する。
カメラ120は、撮像部121、検出部122、記憶部123および通信部124を備える。カメラ120は、撮像によって部屋210の画像を生成し、人230の動作を検出する。
カメラ120の撮像部121は、撮像によって被写体の画像を生成する画像生成部である。ここでは、撮像部121は、撮像によって部屋210の画像を生成する。
カメラ120の検出部122は、撮像部121で生成された画像に基づいて、人230の動作を検出する画像処理部である。具体的には、検出部122は、撮像部121で生成された複数の画像の差分に基づいて、人230の動作を検出する。
カメラ120の記憶部123は、カメラ120において情報を記憶するためのメモリである。例えば、記憶部123には、動作を検出するための検出エリア、検出サイズおよび検出感度等が記憶される。
カメラ120の通信部124は、ホームコントローラ110と通信するための通信インタフェース部を含む通信処理部である。通信部124は、有線または無線でホームコントローラ110と通信する。
ホームコントローラ110は、入力部113、記憶部114、決定部111、通信部115、判定部112、機器制御部116および通信部117を備える。ホームコントローラ110は、カメラ120で検出された動作に基づいて、人230に対する空気状況の快適度を判定し、快適度に基づいて、エアコン130などの運転を制御する。
ホームコントローラ110の入力部113は、ホームシステム100のユーザによって入力される情報を受け付ける入力インタフェース部を含む入力処理部である。例えば、入力部113は、ユーザから人230の年齢等の情報を受け付ける。入力部113は、パーソナルコンピュータ等のような外部(遠隔)の端末装置でもよい。
ホームコントローラ110の記憶部114は、ホームコントローラ110において情報を記憶するためのメモリである。例えば、記憶部114には、検出エリア、検出サイズおよび検出感度等が年齢毎に記憶される。
ホームコントローラ110の決定部111は、年齢に基づいて、検出エリア、検出サイズおよび検出感度を決定する決定処理部である。検出エリア、検出サイズおよび検出感度は、それぞれ、人230の動作に対する動作閾値の例である。
ホームコントローラ110の通信部115は、カメラ120と通信するための通信インタフェース部を含む通信処理部である。通信部115は、有線または無線でカメラ120と通信する。
ホームコントローラ110の判定部112は、人230の快適度を判定する判定処理部である。具体的には、判定部112は、カメラ120で検出された動作に基づいて、快適度を判定する。快適度を判定することは、快適度を推定すると表現されてもよい。
機器制御部116は、エアコン130などの機器を制御する制御処理部である。具体的には、機器制御部116は、快適度に基づいて、エアコン130の運転を制御するための制御コマンドを生成し、通信部117を介して、エアコン130へ制御コマンドを送信する。
ホームコントローラ110の通信部117は、エアコン130などと通信するための通信インタフェース部を含む通信処理部である。通信部117は、有線または無線でエアコン130などと通信する。ホームコントローラ110の通信部115と通信部117とは、共通の1つの通信部を構成してもよい。
エアコン130は、運転制御部131および機器制御部116を備える。エアコン130は、ホームコントローラ110から送信された制御コマンドに基づいて、運転を行う。
エアコン130の運転制御部131は、エアコン130の運転を制御する制御処理部である。運転制御部131は、ホームコントローラ110からの制御コマンドに基づいて、エアコン130の運転を制御する。
エアコン130の通信部132は、ホームコントローラ110と通信するための通信インタフェース部を含む通信処理部である。通信部132は、有線または無線でホームコントローラ110と通信する。
ホームシステム100およびモニタリングシステム150は、上記の構成に基づいて、人230の快適度を判定し、快適度に基づいて、エアコン130の運転を制御する。次に、モニタリングシステム150において記憶される情報(データ)を説明する。
図4は、図3に示されたカメラ120の記憶部123のデータを示すデータテーブル図である。記憶部123には、例えば、検出エリア、検出サイズ、検出感度、検出有効期間および通知先等の情報が記憶される。
記憶部123に記憶される検出エリアは、カメラ120の撮像部121で生成される画像において、人230が寝ていると想定される領域を示す。具体的には、検出エリアは、座標によって画像内の領域を示す。検出エリアは、ベッド220の領域を示してもよいし、ベッド220の領域よりも小さい領域を示してもよい。
記憶部123に記憶される検出サイズは、画像内の検出エリアから動作が検出される被写体のサイズを示し、具体的には、検出エリアに対する人230の相対サイズを示す。検出サイズは、例えば、1〜10のレベルによって、検出エリアに対する人230の相対サイズを示してもよい。
記憶部123に記憶される検出感度は、画像内の検出エリアから検出される動作の速度を示し、具体的には、被写体である人230の動作の速度を示す。検出感度は、例えば、1〜15のレベルによって、人230の動作の速度を示してもよい。
記憶部123に記憶される検出有効期間は、画像内の検出エリアから動作が検出される時間帯を示す。検出有効期間は、例えば、人230が寝ている時間帯を示す。
記憶部123に記憶される通知先は、動作が検出されたことを通知するための通知先を示す。ここでは、通知先は、ホームコントローラ110のアドレスを示す。
これらの情報は、ホームコントローラ110からカメラ120に送信され、カメラ120の記憶部123に記憶される。
図5は、図3に示されたホームコントローラ110の記憶部114のデータを示すデータテーブル図である。記憶部114には、例えば、第1の年齢、第2の年齢、第3の年齢、現在の年齢、検出有効期間、検出頻度閾値および快適度等の情報が記憶される。
記憶部114に記憶される第1の年齢、第2の年齢および第3の年齢は、それぞれの年齢について、検出エリア、検出サイズおよび検出感度を示す。つまり、検出エリア、検出サイズおよび検出感度が、それぞれの年齢に関連付けられている。第1の年齢、第2の年齢および第3の年齢は、互いに異なる年齢である。
年齢が高いほど、人230の体がより大きく、動作範囲もより大きい。そのため、年齢が高いほど、検出エリアまたは検出サイズがより大きい。また、年齢が高いほど、人230は、よりゆったりとより大きく動くと想定される。そのため、年齢が高いほど、検出感度がより小さい。すなわち、年齢が高いほど、検出感度がより低い。
ここでは、第1の年齢、第2の年齢および第3の年齢の3つの年齢が、用意されているが、より多くの年齢が用意されていてもよい。また、年齢は、1歳から3歳までのように、幅を有していてもよい。また、ここでの年齢は、0.5歳等のように、細かな年齢でもよい。月齢は、細かな年齢の一例である。すなわち、年齢の表現は、月齢などの意味を含んでもよい。また、年齢の表現は、出生からの経過期間の意味を含んでもよい。
記憶部114に記憶される現在の年齢は、人230の年齢を示す。具体的には、現在の年齢は、ユーザによって選択された年齢の値を示す。例えば、現在の年齢は、第1の年齢、第2の年齢および第3の年齢のうちの1つを示す。
記憶部114に記憶される検出有効期間は、カメラ120において動作が検出される時間帯を示す。検出有効期間は、例えば、人230が寝ている時間帯を示す。
記憶部114に記憶される検出頻度閾値は、快適度の判定に用いられる検出頻度の閾値、および、その閾値に基づく快適度を示す。すなわち、検出頻度の閾値である検出頻度閾値に対して、その検出頻度閾値に基づく快適度が関連付けられている。快適度は、この検出頻度閾値に基づいて、判定される。
記憶部114に記憶される快適度は、快適度を判定することによって得られる快適度を示す。すなわち、記憶部114に記憶される快適度は、快適度の判定結果を示す。
記憶部114に記憶される第1の年齢、第2の年齢、第3の年齢、現在の年齢、検出有効期間および検出頻度閾値などの情報は、入力部113を介して、ユーザによって入力される。あるいは、これらの情報は、記憶部114にデフォルト値として予め記憶されていてもよい。記憶部114にデフォルト値として予め記憶された情報は、ユーザによって確認可能でもよいし、ユーザによって修正可能でもよい。
ホームシステム100は、図4および図5に示された情報を用いて、人230の快適度を判定し、エアコン130などの運転を制御する。次に、ホームシステム100の動作を説明する。
図6は、図3に示されたホームシステム100の動作を示すシーケンス図である。ホームシステム100は、図6に示された動作に従って、快適度を判定し、エアコン130の運転を制御する。
まず、ホームコントローラ110の入力部113が、ユーザから人230の年齢の選択を受け付ける。すなわち、ホームコントローラ110の入力部113は、ユーザからの入力に基づいて、人230の年齢を選択する(S101)。そして、ホームコントローラ110の決定部111は、年齢に基づいて、検知エリア、検出サイズおよび検出感度を決定する。
次に、ホームコントローラ110の決定部111は、通信部115を介して、カメラ120に検知エリア、検出サイズおよび検出感度を送信する(S102)。この時、決定部111は、検出有効期間およびホームコントローラ110のアドレスをカメラ120に送信してもよい。ホームコントローラ110から送信された検知エリア、検出サイズおよび検出感度などは、カメラ120において、通信部124を介して記憶部123に記憶される。
次に、カメラ120の撮像部121は、撮像を行うことによって、人230が寝ている部屋210の画像を生成する(S103)。なお、撮像部121は、随時、部屋210の画像を生成する。すなわち、撮像部121は、画像列で構成される映像を生成してもよい。また、カメラ120の撮像部121は、電源が入れられてから、常時、撮像を行ってもよいし、検出有効期間のみにおいて、撮像を行ってもよい。
次に、カメラ120の検出部122は、撮像部121で生成された画像から、検出サイズおよび検出感度に基づいて、検出エリア内の人230の動作を検出する(S104)。なお、人230の各部分に対して、検出エリア、検出サイズおよび検出感度が定められている場合、検出部122は、人230の各部分について、動作を検出する。
次に、カメラ120の検出部122は、人230の動作が検出された場合、人230の動作が検出されたことを示す検出情報をホームコントローラ110に送信する(S105)。具体的には、検出部122は、通信部124を介して、検出情報をホームコントローラ110に送信する。
次に、ホームコントローラ110の判定部112は、検出情報に基づいて、人230の動作が検出された頻度である検出頻度を取得する(S106)。例えば、判定部112は、カメラ120から通信部115を介して検出情報を受信し、単位時間あたりに検出情報を受信した回数に基づいて、検出頻度を取得する。
次に、ホームコントローラ110の判定部112は、取得した検出頻度に基づいて、人230に対する空気状況の快適度を判定する(S107)。
次に、ホームコントローラ110の機器制御部116は、判定された快適度に基づいて、制御対象機器を決定する。そして、機器制御部116は、判定された快適度に基づいて、制御対象機器の運転を制御するための制御コマンドを生成する。そして、機器制御部116は、通信部117を介して、制御コマンドを制御対象機器に送信する。ここでは、ホームコントローラ110の機器制御部116は、エアコン130の運転を制御するための制御コマンドをエアコン130に送信する(S108)。
例えば、ホームコントローラ110の機器制御部116は、快適度が低いほどエアコン130の設定温度がより大きく変更されるように、制御コマンドを生成する。また、機器制御部116は、快適度が低いほどエアコン130の風量がより大きくなるように、制御コマンドを生成する。また、機器制御部116は、エアコン130の設定温度および風量の変更が、一定期間、維持されるように、制御コマンドを生成してもよい。
また、ホームコントローラ110の機器制御部116は、快適度を早く回復させるため、換気装置140に対する制御コマンドを生成し、制御コマンドを換気装置140に送信してもよい。換気装置140は、換気扇でもよいし、全熱交換機でもよい。また、機器制御部116は、省エネのための制御に基づいて、制御コマンドを生成してもよい。例えば、快適度が高い場合、機器制御部116は、エアコン130の運転を弱めるための制御コマンドを生成してもよい。
次に、エアコン130の運転制御部131は、通信部132を介して、制御コマンドを受信する。そして、運転制御部131は、制御コマンドに基づいて、エアコン130の運転を制御する。エアコン130は、運転制御部131による制御に基づいて、運転を行う(S109)。
ホームシステム100は、上記の動作に従って、快適度を判定し、エアコン130の運転を制御する。これにより、例えば、ホームシステム100は、乳幼児に対して適切な環境を提供することができる。したがって、乳幼児の親も安心して就寝したり休憩したりすることができる。次に、ホームシステム100におけるカメラ120の検出部122の動作をより具体的に説明する。
図7は、図3に示された検出部122の動作を示すフローチャートである。検出部122は、図7に示された動作に従って、人230の動作を検出する。
まず、検出部122は、ホームコントローラ110から送信され記憶部123に記憶された検出感度に基づいて、例えば、1秒間隔または2秒間隔等のように、画像の時間間隔を決定する(S111)。検出部122は、複数の画像の枚数を決定し、それらの画像を取得するための時間間隔を決定してもよい。また、検出部122は、検出感度に加えて、さらに、カメラ120または撮像部121の画像更新頻度(フレームレート)に基づいて、画像の時間間隔を決定してもよい。
次に、検出部122は、決定した時間間隔に基づいて、撮像部121で生成された画像を取得する(S112)。すなわち、検出部122は、時間間隔毎に画像を取得する。
次に、検出部122は、前回取得した画像と、今回取得した画像とについて、検出エリア内の差分を算出する(S113)。ここで用いられる検出エリアは、ホームコントローラ110から送信され記憶部123に記憶された情報である。差分は、2つの画像の検出エリア内の複数の画素の差分絶対値和でもよいし、2つの画像の検出エリア内の複数の画素のうち値が異なる画素の数でもよい。検出部122は、カメラ120において用いられる画像符号化方式の差分演算を用いて、差分を算出してもよい。
次に、検出部122は、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きいか否かを判定する(S114)。ここで用いられる検出サイズは、ホームコントローラ110から送信され記憶部123に記憶された情報である。そして、例えば、差分が画素数に相当する場合、検出サイズに基づく閾値は、検出サイズの画素数に相当する。また、例えば、差分が差分絶対値和に相当する場合、検出サイズに基づく閾値は、検出サイズの画素数と所定値とを掛け合わせた値に相当する。
検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きい場合(S114でYes)、検出部122は、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する(S115)。なお、検出部122によって人230の動作が検出された場合、撮像部121は、録画を行ってもよい。ホームシステム100は、録画によって得られた映像をユーザに確認させて、検出エリア、検出サイズおよび検出感度の変更を促してもよい。
検出部122は、上記の動作(S112〜S115)を繰り返す。これにより、検出部122は、動作が検出される度に、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する。出力された検出情報は、通信部124を介して、ホームコントローラ110に送信される。ホームコントローラ110の判定部112は、通信部115を介して、検出情報を受信し、検出情報に基づいて、快適度を判定する。次に、ホームコントローラ110における判定部112の動作をより具体的に説明する。
図8は、図3に示された判定部112の動作を示すフローチャートである。判定部112は、図8に示された動作に従って、快適度を判定する。
まず、判定部112は、動作の検出頻度を取得する(S121)。動作の検出頻度は、人230の動作が検出された頻度である。例えば、判定部112は、カメラ120から通信部115を介して検出情報を受信し、単位時間あたりに検出情報を受信した回数に基づいて、検出頻度を取得する。
次に、判定部112は、取得した検出頻度と、記憶部114に予め記憶されている検出頻度閾値とを比較する(S122)。ここで、取得した検出頻度が、検出頻度閾値よりも低い場合(S123でYes)、判定部112は、快適度が高いと判定する(S124)。一方、取得した検出頻度が、検出頻度閾値以上である場合(S123でNo)、判定部112は、快適度が低いと判定する(S125)。
ここでは、快適度が高い(快適)、および、快適度が低い(不快)の一方に快適度が判定されている。しかし、複数の検出頻度閾値に従って、3つ以上のレベルのうちの1つに快適度が判定されてもよい。また、快適度には、不快指数と呼ばれる値が用いられてもよい。また、検出頻度閾値は、人230の特性に基づいて学習され、変更されてもよい。
また、検出頻度閾値は、検出エリア、検出サイズおよび検出感度と同じように、年齢に基づいていてもよい。例えば、検出頻度閾値は、年齢が高いほどより大きくてもよい。具体的には、1歳の検出頻度閾値が、30分に1回という頻度を示し、2歳の検出頻度閾値が、30分に2回という頻度を示してもよい。
また、取得した検出頻度が検出頻度閾値よりもはるかに高い場合、検出部122は、警告を出力することによって、快適度が低いことをユーザに通知してもよい。検出部122は、検出頻度閾値よりも高い所定の閾値よりも検出頻度が高いか否かに基づいて、取得した検出頻度が検出頻度閾値よりもはるかに高いか否かを判定することができる。検出部122は、快適度が複数のレベルのうち最低レベルである場合、快適度が低いことをユーザに通知してもよい。
上記の動作に従って、判定部112は、快適度を判定する。判定部112は、検出有効期間において、所定の時間間隔毎に上記の動作を繰り返すことによって、快適度を繰り返し判定してもよい。ホームシステム100は、判定された快適度に基づいて、エアコン130などの運転を制御することができる。
以上の通り、本実施の形態におけるモニタリングシステム150は、人230に対する空気状況の快適度を判定する。例えば、モニタリングシステム150は、決定部111および判定部112を備える。決定部111は、人230の年齢に基づいて、人230の動作に対する動作閾値を決定する。また、判定部112は、人230の動作と、動作閾値とに基づいて、動作閾値に対する動作が大きいほどより低く快適度を判定する。
これにより、モニタリングシステム150は、人230の動作に基づいて快適度を判定するため、人230が明確な意思を表示することができない場合でも、快適度を適切に判定することができる。また、モニタリングシステム150は、快適度を判定するための動作閾値を人230の年齢に基づいて決定するため、人230の動作の特性が成長に伴って大きく変化する場合でも、快適度を適切に判定することができる。
すなわち、モニタリングシステム150は、人230に対する空気状況の快適度を適切に判定することができる。特に、モニタリングシステム150は、乳幼児に対する空気状況の快適度を適切に判定することができる。そして、これにより、エアコン130の無駄な運転を削減することができる。
また、例えば、モニタリングシステム150の決定部111は、年齢が低いほどより細かな動作で快適度が低下するように、動作閾値を決定する。逆に、モニタリングシステム150の決定部111は、年齢が高いほどより大まかな動作で快適度が低下するように、動作閾値を決定する。
これにより、モニタリングシステム150は、年齢が低いほどより細かな動作に基づいて、快適度を判定することができる。人230は、年齢が低いほどより細かな動作を行うと想定される。したがって、モニタリングシステム150は、年齢が低いほどより細かな動作に基づいて快適度を判定することにより、快適度を適切に判定することができる。
また、例えば、モニタリングシステム150は、快適度を判定するための動作を検出する検出部122を備える。判定部112は、検出部122で検出された動作と、決定部111で決定された動作閾値とを比較して、快適度を判定してもよい。これにより、モニタリングシステム150は、人230の年齢に基づいて、快適度を適切に判定することができる。
また、例えば、モニタリングシステム150の検出部122は、決定部111で決定された動作閾値に基づく範囲で動作を検出してもよい。そして、モニタリングシステム150の判定部112は、検出部122で検出された動作と、所定の閾値とを比較して、快適度を判定してもよい。これにより、快適度の判定に適切な動作が検出される。したがって、モニタリングシステム150は、快適度を適切に判定することができる。
また、例えば、モニタリングシステム150の決定部111は、年齢が低いほどより細かな動作がモニタリングシステム150の検出部122で検出されるように、動作閾値を決定してもよい。逆に、モニタリングシステム150の決定部111は、年齢が高いほどより大まかな動作がモニタリングシステム150の検出部122で検出されるように、動作閾値を決定してもよい。
これにより、モニタリングシステム150の検出部122は、年齢が低いほどより細かな動作を検出することができる。人230は、年齢が低いほどより細かな動作を行うと想定される。そのため、モニタリングシステム150は、快適度の判定に適切な動作を人230の年齢に基づいて検出して、快適度を適切に判定することができる。
なお、モニタリングシステム150の検出部122は、人230の動作頻度を検出してもよい。モニタリングシステム150の判定部112は、検出された動作頻度に基づいて、快適度を判定してもよい。
また、ここで、人230の動作の大きさは、動作の速度、動作の量、および、動作の頻度等に基づく大きさである。人230の動作が大きいということは、動作の速度、動作の量、および、動作の頻度等が大きいまたは高いということを表す。また、検出エリア、検出サイズ、検出感度および検出頻度閾値は、それぞれ、動作に対する動作閾値の例である。検出エリア、検出サイズ、検出感度および検出頻度閾値のうちの1つが年齢に基づいて決定されてもよい。
また、空気状況は、例えば、部屋210における空気の温度および湿度などである。また、人230は、乳幼児に限らず、大人でもよいし、老人でもよい。特に、エアコン130を上手に扱うことができない5歳以下の乳幼児、さらに、寝ている時間が長く、意思表示を行うことが困難な2歳以下の乳幼児に対して、大きな効果が得られる。モニタリングシステム150は年齢に基づいて動作を行うため、成長過程の15歳以下の子供に対する快適度の判定に対しても効果が大きい。
また、人230に対する空気状況の快適度は、例えば、空気状況が人230の身体に与える影響の良好さを示す。必ずしも、快適度は、人230が心地よいと感じる度合いに限られない。
(実施の形態2)
本実施の形態では、人の所定部位の移動速度および移動量等に基づいて、快適度を判定するモニタリングシステムの具体例が示される。
図9は、本実施の形態におけるモニタリングシステムを含むホームシステムの構成を示すブロック図である。図9に示されたホームシステム100aは、カメラ120a、ホームコントローラ110およびエアコン130を含む。カメラ120aおよびホームコントローラ110は、モニタリングシステム150aを構成する。モニタリングシステム150aは、図2に示された人230に対する空気状況の快適度を判定する。
カメラ120aは、撮像部121、検出部122a、記憶部123および通信部124を備える。ホームコントローラ110は、入力部113、記憶部114、決定部111、通信部115、判定部112、機器制御部116および通信部117を備える。エアコン130は、運転制御部131および通信部132を備える。
すなわち、実施の形態1におけるホームシステム100、モニタリングシステム150およびカメラ120が、本実施の形態では、ホームシステム100a、モニタリングシステム150aおよびカメラ120aに置き換えられている。また、実施の形態1における検出部122が、本実施の形態では、検出部122aに置き換えられている。
特に、本実施の形態では、検出部122aの動作が、実施の形態1における検出部122の動作とは異なる。その他は、実施の形態1と同様である。以下、検出部122aの動作を説明する。
図10は、図9に示された検出部122aの動作を示すフローチャートである。検出部122aは、図10に示された動作に従って、人230の動作を検出する。
まず、検出部122aは、人230の所定部位の位置、サイズ、移動速度および移動量を取得する(S201)。所定部位は、人230の顔でもよいし、人230の体(全身)でもよい。移動量は、移動距離とも表現される。
例えば、検出部122aは、撮像部121で得られた画像から所定部位の特徴に一致する部分を検出して、画像における所定部位の位置およびサイズを特定する。撮像によって得られた画像から顔の特徴に一致する部分を検出する機能は、顔認識機能とも呼ばれる。また、撮像によって得られた画像から身体の特徴に一致する部分を検出する機能は、身体認識機能とも呼ばれる。検出部122aは、このような顔認識機能または身体認識機能を用いて、顔または身体の位置およびサイズを特定してもよい。
また、ユーザは、ホームコントローラ110の入力部113または外部の端末装置を用いて所定部位の輪郭を描くことにより、所定部位の輪郭をホームコントローラ110に入力してもよい。この場合、ホームコントローラ110の入力部113は、入力された輪郭を受け付けて、通信部115を介してカメラ120aに輪郭を送信する。そして、カメラ120aの検出部122aは、通信部124を介して受信した輪郭に基づいて、輪郭に一致する部分を検出してもよい。
そして、検出部122aは、複数の画像のそれぞれにおいて所定部位の位置を特定することにより、所定部位の移動速度および移動量を取得する。検出部122aは、撮像部121で随時生成される画像において、所定部位の位置およびサイズを随時追跡することによって、所定部位の移動速度および移動量を取得してもよい。
次に、検出部122aは、所定部位の移動速度および移動量に基づいて、検出エリア内の差分を算出する(S202)。検出エリア内の差分は、実施の形態1の差分と同様である。すなわち、検出部122aは、所定部位の移動速度および移動量に基づいて、実施の形態1と同様の差分を算出する。検出部122aは、所定部位の位置およびサイズを用いてもよい。検出部122aは、これらの情報に基づいて、実施の形態1と同様の差分を算出することができる。
次に、検出部122aは、実施の形態1と同様に、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きいか否かを判定する(S203)。また、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きい場合(S203でYes)、検出部122aは、実施の形態1と同様に、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する(S204)。
検出部122aは、上記の動作(S201〜S204)を繰り返す。これにより、検出部122aは、実施の形態1と同様に、動作が検出される度に、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する。そして、実施の形態1と同様に、快適度が判定され、エアコン130などの運転が制御される。
すなわち、本実施の形態では、人230の所定部位の移動速度および移動量が人230の動作として用いられる。また、検出サイズは、移動量に対する動作閾値に相当し、検出感度は、移動速度に対する動作閾値に相当する。ホームコントローラ110の決定部111は、年齢に基づいて、検出サイズおよび検出感度を決定することにより、人230の所定部位の移動速度および移動量に対する動作閾値を決定する。
上記の例では、実施の形態1と同様に、移動量および移動速度に対する閾値として検出サイズおよび検出感度が用いられるが、移動量および移動速度に対する閾値として移動量(移動量閾値)および移動速度(移動速度閾値)が直接用いられてもよい。
例えば、ホームコントローラ110の記憶部114には、年齢に基づいて、移動量閾値および移動速度閾値が記憶される。決定部111は、年齢に基づいて、移動量閾値および移動速度閾値を決定する。そして、検出部122aは、移動量が移動量閾値よりも大きく、かつ、移動速度が移動速度閾値よりも大きい動作を検出する。これにより、検出部122aは、年齢に基づいて、動作を検出することができる。
また、上記の例では、所定部位の移動速度および移動量の両方が用いられているが、所定部位の移動速度および移動量の一方が用いられてもよい。また、所定部位の移動頻度が用いられてもよい。人230の所定部位の移動頻度は、人230の動作頻度に相当する。
すなわち、人230の所定部位の移動速度、移動量および移動頻度のうち少なくとも1つが、人230の動作として用いられてもよい。この場合、モニタリングシステム150aの決定部111は、移動速度、移動量および移動頻度のうち少なくとも1つに対する動作閾値を決定する。そして、モニタリングシステム150aの判定部112は、移動速度、移動量および移動頻度のうち少なくとも1つと、動作閾値とに基づいて、移動速度、移動量および移動頻度のうち少なくとも1つが大きいほどより低く快適度を判定する。
これにより、モニタリングシステム150aは、移動速度、移動量、移動頻度および年齢等に基づいて、快適度をより適切に判定することができる。
なお、移動速度に対する動作閾値(移動速度閾値)は、検出感度と同様に、年齢が低いほどより大きく、年齢が高いほどより小さくてもよい。移動量に対する動作閾値(移動量閾値)は、検出サイズと同様に、年齢が低いほどより小さく、年齢が高いほどより大きくてもよい。人230の所定部位の移動頻度に対する動作閾値(移動頻度閾値)は、人230の動作頻度に対する検出頻度閾値と同様に、年齢が低いほどより小さく、年齢が高いほどより大きくてもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態におけるモニタリングシステムの基本的な構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態におけるモニタリングシステムは、快適度が偏らないように、動作閾値を調整する。
図11は、本実施の形態におけるモニタリングシステムを含むホームシステムの構成を示すブロック図である。図11に示されたホームシステム100bは、カメラ120b、ホームコントローラ110およびエアコン130を含む。カメラ120bおよびホームコントローラ110は、モニタリングシステム150bを構成する。モニタリングシステム150bは、図2に示された人230に対する空気状況の快適度を判定する。
カメラ120bは、撮像部121、検出部122b、記憶部123および通信部124を備える。ホームコントローラ110は、入力部113、記憶部114、決定部111、通信部115、判定部112、機器制御部116および通信部117を備える。エアコン130は、運転制御部131および通信部132を備える。
すなわち、実施の形態1におけるホームシステム100、モニタリングシステム150およびカメラ120が、本実施の形態では、ホームシステム100b、モニタリングシステム150bおよびカメラ120bに置き換えられている。また、実施の形態1における検出部122が、本実施の形態では、検出部122bに置き換えられている。
特に、本実施の形態では、検出部122bの動作が、実施の形態1における検出部122の動作とは異なる。また、本実施の形態における検出部122bは、調整部125を備える。その他は、実施の形態1と同様である。以下、検出部122bの動作を説明する。
図12は、図11に示された検出部122bの動作を示すフローチャートである。検出部122bは、図12に示された動作に従って、人230の動作を検出し、適宜、動作閾値を調整する。
まず、検出部122bは、ホームコントローラ110から送信され記憶部123に記憶された検出感度に基づいて、画像の時間間隔を決定する(S301)。次に、検出部122bは、決定した時間間隔に基づいて、撮像部121で生成された画像を取得する(S302)。次に、検出部122bは、前回取得した画像と、今回取得した画像とについて、検出エリア内の差分を算出する(S303)。次に、検出部122bは、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きいか否かを判定する(S304)。
検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きい場合(S304でYes)、検出部122bは、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する(S305)。上記の動作(S301〜S305)は、実施の形態1における検出部122の動作(S111〜S115)と同様である。
次に、検出部122bの調整部125は、検出頻度が高すぎるか否か、および、検出頻度が低すぎるか否かを判定する(S306)。例えば、調整部125は、検出頻度閾値よりも高い上限値よりも、検出頻度が高い場合、検出頻度が高すぎると判定する。また、調整部125は、検出頻度閾値よりも低い下限値よりも、検出頻度が低い場合、検出頻度が低すぎると判定する。
検出頻度が高すぎる場合、または、検出頻度が低すぎる場合(S306でYes)、検出部122bの調整部125は、検出サイズおよび検出感度を調整する(S307)。具体的には、調整部125は、検出頻度が上限値および下限値の範囲に入るように、検出サイズおよび検出感度を調整する。例えば、検出頻度が高すぎる場合、調整部125は、検出サイズを大きくし、検出感度を下げる。また、検出頻度が低すぎる場合、調整部125は、検出サイズを小さくし、検出感度を上げる。
検出部122bの調整部125は、検出エリア、人230の大きさ、および、人230の移動量の相対的な関係に基づいて、新たな検出サイズを決定することにより、検出サイズを調整してもよい。また、調整部125は、人230の移動速度に基づいて、新たな検出感度を決定することにより、検出感度を調整してもよい。
検出部122bの調整部125が検出サイズおよび検出感度を調整した後、検出部122bは、調整された検出感度に基づいて、時間間隔を決定する(S301)。そして、検出部122bは、決定した時間間隔に基づいて、撮像部121で生成された画像を取得する(S302)。検出頻度が高すぎず、かつ、検出頻度が低すぎない場合(S306でNo)、検出部122bは、既に決定されている時間間隔に基づいて、撮像部121で生成された画像を取得する(S302)。
検出部122bは、上記の動作(S301〜S307)を繰り返す。これにより、検出部122bは、動作閾値を調整する。また、検出部122bは、動作が検出される度に、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する。そして、実施の形態1と同様に、ホームコントローラ110の判定部112は、検出情報に基づいて、快適度を判定する。
以上の通り、本実施の形態におけるモニタリングシステム150bの調整部125は、快適度が所定の基準よりも偏らないように、動作閾値を調整する。これにより、モニタリングシステム150bは、快適度が低い状態が長く続きすぎたり、快適度が高い状態が長く続きすぎたりすることを回避することができる。
特に、人230の年齢に基づいて画一的に動作閾値が決定された場合、個人差などによって、快適度が偏る可能性がある。調整部125は、動作閾値を調整することによって、快適度の偏りを低減することができる。調整部125は、人230の実際の年齢よりも高い年齢または低い年齢に基づいて新たな動作閾値を決定することによって、動作閾値を調整してもよい。
例えば、調整部125は、2歳の年齢に基づく動作閾値で何度も快適度が低いと判定される場合、2歳の年齢に基づく動作閾値から3歳の年齢に基づく動作閾値へ、動作閾値を調整してもよい。すなわち、判定部112は、2歳の年齢に基づく動作閾値で何度も快適度が低いと判定される場合、3歳の年齢に基づく動作閾値で快適度を判定してもよい。これにより、モニタリングシステム150bは、快適度の偏りを低減することができる。
なお、上記の例では、調整部125は、カメラ120bの検出部122bに含まれる。しかし、調整部125は、カメラ120bの検出部122b、または、カメラ120bから、物理的に独立した構成要素でもよい。また、調整部125は、ホームコントローラ110の決定部111、または、ホームコントローラ110に含まれてもよい。
また、所定の基準は、快適度の判定結果の比率でもよい。所定の基準の一例として、快適度が高いと判定される割合が70〜90%であり、快適度が低いと判定される割合が10〜30%である。そして、調整部125は、検出頻度が所定の範囲に入るように動作閾値を調整することで、このような比率で表現される所定の基準よりも快適度が偏らないように動作閾値を調整することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態におけるモニタリングシステムの基本的な構成は、実施の形態3と同様である。本実施の形態におけるモニタリングシステムは、履歴情報に基づいて、動作閾値を調整する。
図13は、本実施の形態におけるモニタリングシステムを含むホームシステムの構成を示すブロック図である。図13に示されたホームシステム100cは、カメラ120c、ホームコントローラ110およびエアコン130を含む。カメラ120cおよびホームコントローラ110は、モニタリングシステム150cを構成する。モニタリングシステム150cは、図2に示された人230に対する空気状況の快適度を判定する。
カメラ120cは、撮像部121、検出部122c、記憶部123cおよび通信部124を備える。ホームコントローラ110は、入力部113、記憶部114、決定部111、通信部115、判定部112、機器制御部116および通信部117を備える。エアコン130は、運転制御部131および通信部132を備える。
すなわち、実施の形態3におけるホームシステム100b、モニタリングシステム150bおよびカメラ120bが、本実施の形態では、ホームシステム100c、モニタリングシステム150cおよびカメラ120cに置き換えられている。また、実施の形態3における検出部122bが、本実施の形態では、検出部122cに置き換えられている。また、実施の形態3における調整部125および記憶部123が、本実施の形態では、調整部125cおよび記憶部123cに置き換えられている。
特に、本実施の形態では、調整部125cの動作が、実施の形態3における調整部125の動作とは異なる。また、本実施の形態では、記憶部123cに格納されるデータが、実施の形態3における記憶部123に格納されるデータとは異なる。その他は、実施の形態3と同様である。以下、記憶部123cに記憶されるデータ、および、調整部125cの動作を説明する。
まず、記憶部123cに記憶されるデータを説明する。記憶部123cには、人230の動作履歴、および、人230の動作の検出履歴などの履歴情報が記憶される。例えば、動作履歴は、時間間隔毎に算出された差分を示す情報を含む。動作履歴は、人230の移動速度および移動量を時間間隔毎に示す情報を含んでもよい。さらに、動作履歴は、動作が検出されたか否か、検出サイズ、および、検出感度を時間間隔毎に示す検出履歴が関連付けられている。
なお、履歴情報は、検出部122cまたは調整部125cによって、記憶部123cに記憶される。履歴情報は、ホームコントローラ110の決定部111または判定部112などによって、ホームコントローラ110の記憶部114に記憶されてもよい。
検出部122cの調整部125cは、カメラ120cの記憶部123cに記憶される履歴情報に基づいて、検出サイズおよび検出感度などの動作閾値を調整する。次に、調整部125cの動作を説明する。
図14は、図13に示された調整部125cの動作を示すフローチャートである。図14は、特に、調整部125cが動作閾値を調整する際の動作を示す。調整部125cは、図14に示された動作に従って、動作閾値を調整する。
まず、調整部125cは、人230の動作が、所定の過去の動作に一致するか否かを判定する(S401)。例えば、調整部125cは、算出された現在の差分が、記憶された過去の差分に一致するか否かを判定することにより、人230の動作が、所定の過去の動作に一致するか否かを判定する。調整部125cは、取得された現在の移動速度および移動量が、記憶された過去の移動速度および移動量に一致するか否かを判定することにより、人230の動作が、所定の過去の動作に一致するか否かを判定してもよい。
人230の動作が、所定の過去の動作に一致する場合(S401でYes)、調整部125cは、所定の過去の動作に関連付けられた過去の検出サイズおよび過去の検出感度に、現在の検出サイズおよび現在の検出感度を調整する(S402)。
人230の動作が、所定の過去の動作に一致しない場合(S401でNo)、調整部125cは、実施の形態3と同様に、検出頻度が所定の範囲内に入るように、現在の検出サイズおよび現在の検出感度を調整する(S403)。
調整部125cは、記憶部123cに、算出された現在の差分などに関連付けて、調整された現在の検出サイズ、および、調整された現在の検出感度を履歴情報として記憶してもよい。
調整部125cは、上記の動作(S401〜S403)に基づいて、検出サイズおよび検出感度等の動作閾値を調整する。また、検出部122cは、適宜、調整された動作閾値に基づいて、動作を検出する。そして、ホームコントローラ110の判定部112は、検出された動作に基づいて、快適度を判定する。
以上の通り、本実施の形態におけるモニタリングシステム150cの決定部111は、人230の動作が所定の過去の動作に一致する場合、所定の過去の動作に対する過去の動作閾値に動作閾値を調整する。これにより、モニタリングシステム150cは、迅速かつ適切に動作閾値を調整することができる。
また、モニタリングシステム150cは、人230の動作習慣に従って、動作を検出し、快適度を判定することができる。例えば、目が覚めている状態、完全に眠っている状態、および、寝返りを行っている状態などにおいて、動作の特性が互いに異なる可能性がある。モニタリングシステム150cは、履歴情報を用いて、動作の特性の違いに基づく弊害を削減することができる。
なお、上記の例では、調整部125cは、カメラ120cの検出部122cに含まれる。しかし、調整部125cは、カメラ120cの検出部122c、または、カメラ120cから、物理的に独立した構成要素でもよい。また、調整部125cは、ホームコントローラ110の決定部111、または、ホームコントローラ110に含まれてもよい。
(実施の形態5)
本実施の形態におけるモニタリングシステムの基本的な構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態におけるモニタリングシステムは、動作に加えて、音声に基づいて、快適度を判定する。すなわち、音声が、快適度のフィードバック要素として追加される。
図15は、本実施の形態におけるモニタリングシステムを含むホームシステムの構成を示すブロック図である。図15に示されたホームシステム100dは、カメラ120d、ホームコントローラ110dおよびエアコン130を含む。カメラ120dおよびホームコントローラ110dは、モニタリングシステム150dを構成する。モニタリングシステム150dは、図2に示された人230に対する空気状況の快適度を判定する。
カメラ120dは、マイク126、撮像部121、検出部122d、記憶部123dおよび通信部124を備える。ホームコントローラ110dは、入力部113d、記憶部114d、決定部111d、通信部115、判定部112d、機器制御部116および通信部117を備える。エアコン130は、運転制御部131および通信部132を備える。
すなわち、実施の形態1におけるホームシステム100およびモニタリングシステム150が、本実施の形態では、ホームシステム100dおよびモニタリングシステム150dに置き換えられている。
また、実施の形態1におけるホームコントローラ110が、本実施の形態では、ホームコントローラ110dに置き換えられている。また、実施の形態1における入力部113、記憶部114、決定部111および判定部112が、本実施の形態では、入力部113d、記憶部114d、決定部111dおよび判定部112dに置き換えられている。
また、実施の形態1におけるカメラ120、検出部122および記憶部123が、本実施の形態では、カメラ120d、検出部122dおよび記憶部123dに置き換えられている。また、実施の形態1と比較して、本実施の形態におけるカメラ120dは、さらに、マイク126を備える。
マイク126は、音声(音声情報)を取得するインタフェース部である。マイク126は、どのような種類でもよい。ここでは、マイク126は、人230の音声を取得する。
特に、本実施の形態では、音声を用いることが実施の形態1と異なる。その他は、実施の形態1と同様である。以下、主に、決定部111d、検出部122dおよび判定部112dの動作を説明する。
まず、決定部111dの動作を説明する。決定部111dは、実施の形態1と同様に、人230の年齢に基づいて、人230の動作に対する動作閾値を決定する。検出エリア、検出サイズ、検出感度、および、動作の検出頻度閾値などは、それぞれ、動作閾値の例である。本実施の形態において、決定部111dは、さらに、人230の年齢に基づいて、人230の音声に対する音声閾値を決定する。
より具体的には、決定部111dは、人230の年齢が高いほどより大きな音声閾値を決定する。例えば、決定部111dは、人230の年齢に基づいて、音量閾値、および、音声の検出頻度閾値などを音声閾値として決定する。そして、決定部111dは、人230の年齢が高いほど、音量閾値、および、音声の検出頻度閾値がより大きくなるように、音量閾値、および、音声の検出頻度閾値を決定する。
年齢毎の音声閾値は、年齢毎の動作閾値と同様に、ホームコントローラ110dの記憶部114dに記憶される。また、年齢毎の音声閾値は、年齢毎の動作閾値と同様に、記憶部114dにデフォルト値として予め記憶されていてもよいし、ホームコントローラ110dの入力部113dを介して入力されることにより、記憶部114dに記憶されてもよい。
例えば、決定部111dは、ユーザによって選択された年齢に基づいて、音量閾値を決定し、通信部115を介して音量閾値をカメラ120dに通知する。カメラ120dの検出部122dは、通信部124を介して音量閾値を取得し、音量閾値に基づいて、音声を検出する。音量閾値は、検出エリア、検出サイズおよび検出感度などと同様に、カメラ120dの記憶部123dに記憶されてもよい。次に、カメラ120dの検出部122dの動作を詳細に説明する。
図16は、図15に示された検出部122dの動作を示すフローチャートである。検出部122dは、図16に示された動作に従って、人230の動作および音声を検出する。
まず、検出部122dは、検出感度に基づいて、画像の時間間隔を決定する(S501)。次に、検出部122dは、決定した時間間隔に基づいて、撮像部121で生成された画像を取得する(S502)。次に、検出部122dは、前回取得した画像と、今回取得した画像とについて、検出エリア内の差分を算出する(S503)。次に、検出部122dは、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きいか否かを判定する(S504)。
検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きい場合(S504でYes)、検出部122dは、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する(S505)。上記の動作(S501〜S505)は、実施の形態1における検出部122の動作(S111〜S115)と同様である。
次に、検出部122dは、マイク126で取得された音声の音量が音量閾値よりも大きいか否かを判定する(S506)。音量閾値は、ホームコントローラ110dの決定部111dで年齢に基づいて決定された閾値である。年齢に基づく閾値よりも音声が大きい場合(S506でYes)、検出部122dは、音声が検出されたことを示す検出情報を出力する(S507)。
なお、検出部122dによって人230の動作または音声が検出された場合、録画および録音が行われてもよい。ホームシステム100dは、録画および録音によって得られた映像および音声をユーザに確認させて、検出エリア、検出サイズ、検出感度および音量閾値の変更を促してもよい。
検出部122dは、上記の動作(S502〜S507)を繰り返す。これにより、検出部122dは、動作または音声が検出される度に、動作または音声が検出されたことを示す検出情報を出力する。出力された検出情報は、通信部124を介して、ホームコントローラ110dに送信される。ホームコントローラ110dの判定部112dは、通信部115を介して、検出情報を受信し、検出情報に基づいて、快適度を判定する。次に、ホームコントローラ110dにおける判定部112dの動作をより具体的に説明する。
図17は、図15に示された判定部112dの動作を示すフローチャートである。判定部112dは、図17に示された動作に従って、快適度を判定する。
まず、判定部112dは、実施の形態1と同様に、動作の検出情報に基づいて、動作の検出頻度を取得する(S511)。次に、判定部112dは、音声の検出頻度を取得する(S512)。音声の検出頻度は、人230の音声が検出された頻度である。例えば、判定部112dは、カメラ120dから通信部115を介して音声の検出情報を受信し、単位時間あたりに検出情報を受信した回数に基づいて、検出頻度を取得する。
次に、判定部112dは、動作の検出頻度と、動作の検出頻度閾値とを比較する(S513)。動作の検出頻度は、動作の検出情報に基づいて取得された値である。動作の検出頻度閾値は、記憶部114dに予め記憶されている値である。また、判定部112dは、音声の検出頻度と、音声の検出頻度閾値とを比較する(S514)。音声の検出頻度は、音声の検出情報に基づいて取得された値である。音声の検出頻度閾値は、記憶部114dに予め記憶されている値である。
動作の検出頻度閾値および音声の検出頻度閾値は、それぞれ、年齢に基づいていてもよい。
そして、動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値よりも低い場合、または、音声の検出頻度が音声の検出頻度閾値よりも低い場合(S515でYes)、判定部112dは、快適度が高いと判定する(S516)。一方、動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値以上であり、かつ、音声の検出頻度が音声の検出頻度閾値以上である場合(S515でNo)、判定部112dは、快適度が低いと判定する(S517)。
上記の動作に従って、判定部112dは、快適度を判定する。ホームシステム100dは、判定された快適度に基づいて、エアコン130などの運転を制御することができる。
以上の通り、本実施の形態におけるモニタリングシステム150dの決定部111dは、人230の年齢に基づいて、人230の音声に対する音声閾値を決定する。また、モニタリングシステム150dの判定部112dは、人230の動作と動作閾値とに加え、人230の音声と音声閾値とに基づいて、快適度を判定する。これにより、モニタリングシステム150dは、より適切に快適度を判定することができる。
なお、ここでは、マイク126がカメラ120dに含まれているが、マイク126はカメラ120dから、物理的に独立していてもよい。また、例えば、人230が寝ている部屋210における別の装置に、マイク126が含まれていてもよい。
また、動作の検出と、音声の検出とは、並行して行われてもよい。また、モニタリングシステム150dの判定部112dは、動作の検出頻度と音声の検出頻度との組み合わせに基づいて、快適度をより細かいレベルで決定してもよい。
例えば、動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値よりも低く、かつ、音声の検出頻度が音声の検出頻度閾値以上である場合、判定部112dは、快適度が高くも低くもない中間のレベルであると判定してもよい。同様に、動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値以上であり、かつ、音声の検出頻度が音声の検出頻度閾値よりも低い場合、判定部112dは、快適度が高くも低くもない中間のレベルであると判定してもよい。
また、モニタリングシステム150dの検出部122dが、音声の検出頻度を取得してもよい。そして、モニタリングシステム150dの判定部112dは、検出部122dで取得された検出頻度に基づいて、快適度を判定してもよい。
(実施の形態6)
本実施の形態におけるモニタリングシステムの基本的な構成は、実施の形態5と同様である。本実施の形態におけるモニタリングシステムは、動作および音声から、他の要因を取り除いて、快適度を判定する。
図18は、本実施の形態におけるモニタリングシステムを含むホームシステムの構成を示すブロック図である。図18に示されたホームシステム100eは、カメラ120e、ホームコントローラ110dおよびエアコン130を含む。カメラ120eおよびホームコントローラ110dは、モニタリングシステム150eを構成する。モニタリングシステム150eは、図2に示された人230に対する空気状況の快適度を判定する。
カメラ120eは、マイク126、撮像部121、検出部122e、記憶部123dおよび通信部124を備える。ホームコントローラ110dは、入力部113d、記憶部114d、決定部111d、通信部115、判定部112d、機器制御部116および通信部117を備える。エアコン130は、運転制御部131および通信部132を備える。
すなわち、実施の形態5におけるホームシステム100d、モニタリングシステム150dおよびカメラ120dが、本実施の形態では、ホームシステム100e、モニタリングシステム150eおよびカメラ120eに置き換えられている。また、実施の形態5における検出部122dが、本実施の形態では、検出部122eに置き換えられている。
特に、本実施の形態では、検出部122eの動作が、実施の形態5における検出部122dの動作とは異なる。その他は、実施の形態5と同様である。以下、検出部122eの動作を説明する。
図19は、図18に示された検出部122eの動作を示すフローチャートである。検出部122eは、図19に示された動作に従って、人230の動作および音声を検出する。
まず、検出部122eは、検出感度に基づいて、画像の時間間隔を決定する(S601)。次に、検出部122eは、決定した時間間隔に基づいて、撮像部121で生成された画像を取得する(S602)。次に、検出部122eは、前回取得した画像と、今回取得した画像とについて、検出エリア内の差分を算出する(S603)。次に、検出部122eは、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きいか否かを判定する(S604)。
上記の動作(S601〜S604)は、実施の形態5における検出部122eの動作(S501〜S504)と同様である。
本実施の形態において、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きい場合(S604でYes)、検出部122eは、人230の動作が他の要因に基づいているか否かを判定する(S605)。
例えば、乳幼児である人230は、照明の切り替え、日差しの変化、環境騒音、および、生活リズムなどの他の要因に基づいて、動作を行う場合がある。このような他の要因に基づく動作を快適度の判定に用いることは適切でない。そのため、検出部122eは、人230の動作が他の要因に基づいている場合(S605でYes)、動作が検出されたことを示す検出情報の出力をスキップする。
より具体的には、検出部122eは、照明の切り替え、日差しの変化、および、環境騒音などの他の要因を検出する。検出部122eは、撮像部121から得られる画像、または、マイク126から得られる音声に基づいて、他の要因を検出してもよい。そして、検出部122eは、他の要因を検出した場合、動作が検出されたことを示す検出情報の出力をスキップする。
そして、検出サイズに基づく閾値よりも差分が大きく、かつ、人230の動作が他の要因に基づいていない場合(S604でYes、かつ、S605でNo)、検出部122eは、動作が検出されたことを示す検出情報を出力する(S606)。
次に、検出部122eは、マイク126で取得された音声の音量が年齢に基づく音量閾値よりも大きいか否かを判定する(S607)。この動作(S607)は、実施の形態5における検出部122dの動作(S506)と同様である。
本実施の形態において、音声の音量が音量閾値よりも大きい場合(S607でYes)、検出部122eは、人230の音声が他の要因に基づいているか否かを判定する(S608)。
乳幼児である人230は、動作を行う場合と同様に、照明の切り替え、日差しの変化、環境騒音、および、生活リズムなどの他の要因に基づいて、音声を発する場合がある。このような他の要因に基づく音声を快適度の判定に用いることは適切でない。そのため、検出部122eは、人230の音声が他の要因に基づいている場合(S608でYes)、音声が検出されたことを示す検出情報の出力をスキップする。
より具体的には、動作の検出の場合と同様に、検出部122eは、他の要因を検出する。そして、検出部122eは、他の要因を検出した場合、音声が検出されたことを示す検出情報の出力をスキップする。
そして、音声の音量が音量閾値よりも大きく、かつ、人230の音声が他の要因に基づいていない場合(S607でYes、かつ、S608でNo)、検出部122eは、音声が検出されたことを示す検出情報を出力する(S609)。
カメラ120eの検出部122eは、上記の動作(S602〜S609)を繰り返す。これにより、検出部122eは、動作および音声の検出において、他の要因を取り除くことができる。そして、ホームコントローラ110dの判定部112dは、他の要因を取り除いて検出された動作および音声に基づいて、快適度を判定することができる。すなわち、モニタリングシステム150eは、動作の誤検出、音声の誤検出、および、快適度の誤判定を削減することができる。
以上の通り、本実施の形態におけるモニタリングシステム150eの検出部122eは、他の要因を取り除いて、人230の動作、および、人230の音声を検出する。そして、モニタリングシステム150eの判定部112dは、検出された動作、および、検出された音声に基づいて、快適度を判定する。これにより、モニタリングシステム150eは、人230の動作、および、人230の音声から、他の要因を取り除いて、適切に快適度を判定することができる。
なお、人230が他の要因に基づいて動作または発声を開始してから落ち着くまでに相応の時間がかかる可能性がある。そのため、検出部122eは、他の要因を検出した後、所定の期間において、人230の動作または音声の検出をスキップしてもよい。また、他の要因に基づく動作および発声が頻発すると想定される時間帯は、検出有効期間から除外されてもよい。
(実施の形態7)
本実施の形態におけるモニタリングシステムの基本的な構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態におけるモニタリングシステムは、動作に加えて、体表温度に基づいて、快適度を判定する。
図20は、本実施の形態におけるモニタリングシステムを含むホームシステムの構成を示すブロック図である。図20に示されたホームシステム100fは、カメラ120f、ホームコントローラ110fおよびエアコン130を含む。カメラ120fおよびホームコントローラ110fは、モニタリングシステム150fを構成する。モニタリングシステム150fは、図2に示された人230に対する空気状況の快適度を判定する。
カメラ120fは、感知部127、計測部128、撮像部121、検出部122、記憶部123および通信部124を備える。ホームコントローラ110fは、入力部113、記憶部114、決定部111、通信部115、判定部112f、機器制御部116および通信部117を備える。エアコン130は、運転制御部131および通信部132を備える。
すなわち、実施の形態1におけるホームシステム100およびモニタリングシステム150が、本実施の形態では、ホームシステム100fおよびモニタリングシステム150fに置き換えられている。また、実施の形態1におけるカメラ120、ホームコントローラ110および判定部112が、本実施の形態では、カメラ120f、ホームコントローラ110fおよび判定部112fに置き換えられている。
また、実施の形態1と比較して、本実施の形態におけるカメラ120fは、さらに、感知部127および計測部128を備える。
感知部127は、例えば、赤外線センサであり、赤外線を感知するセンサ部である。計測部128は、感知部127を介して、温度を計測する。ここでは、計測部128は、人230の体表温度を計測する。計測部128は、撮像部121で得られる画像に基づいて人230の位置を特定し、人230の位置の温度を計測することにより、人230の体表温度を計測してもよい。
特に、本実施の形態では、体表温度を用いることが実施の形態1と異なる。その他は、実施の形態1と同様である。以下、主に、カメラ120fの計測部128、および、ホームコントローラ110fの判定部112fの動作を説明する。
上述した通り、カメラ120fの計測部128は、感知部127を介して、人230の体表温度を測定する。そして、計測部128は、通信部124を介して、測定結果をホームコントローラ110fに送信する。ホームコントローラ110fの判定部112fは、通信部115を介して測定結果を受信する。判定部112fは、人230の動作に加えて、測定結果が示す体表温度に基づいて、快適度を判定する。次に、判定部112fの動作をより具体的に説明する。
図21は、図20に示された判定部112fの動作を示すフローチャートである。判定部112fは、図21に示された動作に従って、快適度を判定する。
まず、判定部112fは、実施の形態1と同様に、動作の検出情報に基づいて、動作の検出頻度を取得する(S701)。次に、判定部112fは、体表温度を取得する(S702)。体表温度は、人230の体表温度であり、カメラ120fの計測部128で計測された体表温度である。判定部112fは、計測部128から計測結果を受信し、計測結果によって示される体表温度を取得する。
次に、判定部112fは、実施の形態1と同様に、動作の検出頻度と、動作の検出頻度閾値とを比較する(S703)。動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値よりも低い場合(S704でYes)、判定部112fは、体表温度が所定値よりも高いか否かを判定する(S705)。
例えば、所定値は、平熱と判定される上限値である。判定部112fは、体表温度と所定値とを比較して、体表温度が所定値よりも高いか否かを判定する。体表温度が所定値よりも高い場合、人230の健康状態が悪いと想定される。この場合、判定部112fは、快適度を低く判定する。
すなわち、動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値よりも低く、かつ、体表温度が所定値以下である場合(S704でYes、かつ、S705でNo)、判定部112fは、快適度を高いと判定する(S706)。一方、動作の検出頻度が動作の検出頻度閾値以上である場合、または、体表温度が所定値よりも高い場合(S704でNo、または、S705でYes)、判定部112fは、快適度を低いと判定する(S707)。
上記の動作に従って、判定部112fは、快適度を判定する。ホームシステム100fは、判定された快適度に基づいて、エアコン130などの運転を制御することができる。
以上の通り、本実施の形態におけるモニタリングシステム150fは、さらに、人230の体表温度を計測する計測部128を備える。モニタリングシステム150fの判定部112fは、動作と動作閾値とに加え、体表温度に基づいて、快適度を判定する。これにより、モニタリングシステム150fは、より適切に快適度を判定することができる。
なお、上記の例では、計測部128は、カメラ120fに含まれる。しかし、計測部128は、カメラ120fから、物理的に独立した構成要素でもよい。また、計測部128は、ホームコントローラ110fに含まれてもよい。
また、上記の例では、体表温度が高い場合、快適度が低いと判定される。しかし、快適度が3つ以上のレベルによって表現される場合において、体表温度が高い場合、判定部112fは、快適度を1つ下げてもよい。また、体表温度の高さに基づいて、判定部112fは、快適度を2つ以上下げてもよい。
また、体表温度は、季節または外気温の影響を受けて変動する可能性がある。そのため、判定部112fは、体表温度に加えて、季節または外気温に基づいて、快適度を判定してもよい。外気温は、感知部127を介して計測されてもよい。
以上、本発明に係るモニタリングシステムについて、複数の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されない。これらの実施の形態に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、および、これらの実施の形態における複数の構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
例えば、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、処理を実行する順番が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、モニタリングシステムは、モニタリング装置、監視装置、監視システム、または、機器制御システムと表現されてもよい。各実施の形態において、ホームコントローラがカメラに含まれていてもよいし、カメラがホームコントローラに含まれていてもよい。すなわち、ホームコントローラがモニタリングシステムを備えてもよいし、カメラがモニタリングシステムを備えてもよい。
また、各実施の形態において、カメラが備える構成要素をカメラの代わりにホームコントローラが備えてもよい。ホームコントローラが備える構成要素をホームコントローラの代わりにカメラが備えてもよい。カメラが備える記憶部と、ホームコントローラが備える記憶部とは、1つの記憶部として共通化されてもよい。モニタリングシステムが備える決定部および判定部などの構成要素は、ホームコントローラまたはカメラなどから物理的に独立していてもよい。
また、本発明は、モニタリングシステムとして実現できるだけでなく、モニタリングシステムを構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。例えば、それらのステップは、コンピュータによって実行される。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、モニタリングシステムに含まれる複数の構成要素は、それぞれ、専用または汎用の回路として実現されてもよい。これらの構成要素は、1つの回路として実現されてもよいし、複数の回路として実現されてもよい。
また、モニタリングシステムに含まれる複数の構成要素は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらの構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。LSIは、集積度の違いにより、システムLSI、スーパーLSIまたはウルトラLSIと呼称される場合がある。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、モニタリングシステムに含まれる複数の構成要素の集積回路化が行われてもよい。
111、111d 決定部
112、112d、112f 判定部
122、122a、122b、122c、122d、122e 検出部
125、125c 調整部
128 計測部
150、150a、150b、150c、150d、150e、150f モニタリングシステム

Claims (6)

  1. 人に対する空気状況の快適度を判定するモニタリングシステムであって、
    前記人の年齢に基づいて、前記人の動作に対する動作閾値を決定する決定部と、
    前記動作と前記動作閾値とに基づいて、当該動作閾値に対する前記動作が大きいほどより低く前記快適度を判定する判定部とを備える
    モニタリングシステム。
  2. 前記動作は、前記人の所定部位の移動速度、前記所定部位の移動量、および、前記所定部位の移動頻度のうち少なくとも1つであり、
    前記決定部は、前記移動速度、前記移動量および前記移動頻度のうち前記少なくとも1つに対する前記動作閾値を決定し、
    前記判定部は、前記移動速度、前記移動量および前記移動頻度のうち前記少なくとも1つと、前記動作閾値とに基づいて、前記移動速度、前記移動量および前記移動頻度のうち前記少なくとも1つが大きいほどより低く前記快適度を判定する
    請求項1に記載のモニタリングシステム。
  3. 前記決定部は、前記年齢が低いほどより細かな前記動作で前記快適度が低下するように、前記動作閾値を決定する
    請求項1または2に記載のモニタリングシステム。
  4. 前記決定部は、さらに、前記年齢に基づいて、前記人の音声に対する音声閾値を決定し、
    前記判定部は、前記動作と前記動作閾値とに加え、前記音声と前記音声閾値とに基づいて、前記快適度を判定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
  5. 前記モニタリングシステムは、さらに、前記人の体表温度を計測する計測部を備え、
    前記判定部は、前記動作と前記動作閾値とに加え、前記体表温度に基づいて、前記快適度を判定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
  6. 前記モニタリングシステムは、さらに、前記快適度が所定の基準よりも偏らないように、前記動作閾値を調整する調整部を備える
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のモニタリングシステム。
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