JP7054782B2 - 制御情報出力システム、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御情報出力システム、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、制御情報出力システム、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラムに関し、より詳細には、環境を調節する機器を制御する制御情報出力システム、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラムに関する。
従来、空調安定期へと至る過渡期の快適性を向上させる空気調和機が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の空気調和機は、人体検知センサと床温度検知センサとを備えている。空気調和機は、両センサを組み合わせて、風向、風量、圧縮機回転数の少なくともいずれか一つを制御する。これにより、可動体検知センサで空調すべき部屋全体を常時監視して、人の移動を検出すれば、風向等を変更する制御ができ、人移動から遅れることなく人位置の快適性を向上させることができる。
特開2016-53451号公報
特許文献1の空気調和機は、空調すべき部屋に存在する人が誰であっても同じ空調の制御にしかならなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、複数の領域のうち対象領域に存在する人に応じて対象領域の環境を調節することができる制御情報出力システム、機器制御システム、機器制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る制御情報出力システムは、情報生成部と、処理部と、を備える。前記情報生成部は、複数の領域を有する建物において、前記受信システムと無線通信可能な通信端末を携帯する人が存在する対象領域の位置に関する第1情報を生成する。前記処理部は、前記対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報を出力する。前記受信システムは、前記複数の領域と一対一に対応する複数の受信機を有する。前記処理部は、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて前記制御情報を決定するように構成されている。前記第2情報は、前記受信システムが前記通信端末から受信する情報であって、かつ前記人ごとに定められた情報である。前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号、及び前記複数の受信機と前記複数の領域との対応関係を示す情報であるテーブル、に基づいて前記第1情報を生成するように構成されている。前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号の受信強度を用いて前記複数の受信機のうち最も受信強度が大きい1つの受信機を特定し、前記テーブルに基づいて前記1つの受信機に一対一に対応する領域を前記対象領域として、前記第1情報を生成するように構成されている。
本発明の一態様に係る機器制御システムは、上記した制御情報出力システムと、前記第2情報を前記通信端末から無線通信により受信する前記受信システムと、を備えている。
本発明の一態様に係る機器制御方法は、複数の領域を有する建物において、受信システムと無線通信可能な通信端末を携帯する人が存在する対象領域の位置に関する第1情報を生成する第1ステップを有する。前記機器制御方法は、前記対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報を、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて決定する第2ステップを有する。前記第2情報は、前記受信システムが前記通信端末から受信する情報であって、かつ前記人ごとに定められた情報である。前記機器制御方法は、前記制御情報を出力する第3ステップを有する。前記受信システムは、前記複数の領域と一対一に対応する複数の受信機を有し、情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号、及び前記複数の受信機と前記複数の領域との対応関係を示す情報であるテーブル、に基づいて前記第1情報を生成する第4ステップを有する。第4ステップでは、前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号の受信強度を用いて前記複数の受信機のうち最も受信強度が大きい1つの受信機を特定し、前記テーブルに基づいて前記1つの受信機に一対一に対応する領域を前記対象領域として、前記第1情報を生成する。
本発明の一態様に係るプログラムは、複数の領域を有する建物において、受信システムと無線通信可能な通信端末を携帯する人が存在する対象領域の位置に関する第1情報を生成する第1処理を、コンピュータに実行させる。前記プログラムは、前記対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報を、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて決定する第2処理を、コンピュータに実行させる。前記第2情報は、前記受信システムが前記通信端末から受信する情報であって、かつ前記人ごとに定められた情報である。前記受信システムは、前記複数の領域と一対一に対応する複数の受信機を有し、情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号、及び前記複数の受信機と前記複数の領域との対応関係を示す情報であるテーブル、に基づいて前記第1情報を生成する第4処理を、コンピュータに実行させる。前記プログラムは、前記制御情報を出力する第3処理を、コンピュータに実行させる。前記第4処理では、前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号の受信強度を用いて前記複数の受信機のうち最も受信強度が大きい1つの受信機を特定し、前記テーブルに基づいて前記1つの受信機に一対一に対応する領域を前記対象領域として、前記第1情報を生成する。
本発明によれば、複数の領域のうち対象領域に存在する人に応じて対象領域の環境を人ごとに調節することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る制御情報出力システムを備えた機器制御システムのブロック図である。 図2は、同上の制御情報出力システムの使用例を説明する概略図である。 図3は、実施形態1に係る制御情報出力システムの動作を説明するフローチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態に係る制御情報出力システム1、機器制御システム100、機器制御方法、及びプログラムについて図1~図3を参照して説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。下記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計などに応じて種々の変更が可能である。
(1)機器制御システムの概要
機器制御システム100は、図1及び図2に示すように、制御情報出力システム1と、受信システム13と、を備える。機器制御システム100は更に、複数の通信端末7と、コントローラ200と、複数のセンサ(複数の温度センサ9)と、を備える。
機器制御システム100は、複数の機器としての複数のエアコン(エアーコンディショナ)8の各々の動作を制御することにより、複数の領域5を有する建物における各領域5の環境(例えば温度)を、所定の環境(所定の温度)となるように調節することができる。建物は、例えば、フロア(階)ごとに複数の領域5を有するオフィスビルなどである。各領域5は、例えば、化学実験室及び物理実験室などのような実験室、オフィス用の事務室、図書室、フィットネスルーム、洗濯室など、適宜の部屋の空間全体、又は当該空間の少なくとも一部である。以下では、建物が有する部屋ごとに領域5が設定されている場合について説明する。
複数のエアコン8は、複数の領域5に一対一に対応するように配置されている。各エアコン8は、対応する領域5の温度を所定温度(例えば26度)に調節したり、所定範囲の温度(例えば24~27度)に調節したりすることができる。
複数のエアコン8のうち第1のエアコン81は、複数の領域5のうち第1の領域51に配置されており、第1の領域51の温度を調節する。複数のエアコン8のうち第2のエアコン82は、複数の領域5のうち第2の領域52に配置されており、第2の領域52の温度を調節する。
機器制御システム100は、各領域5の温度を調節する複数のエアコン8の動作を制御することにより、各領域5の環境を所定の状態に制御する。所定の状態とは、例えば、領域5の温度が所定の温度となる状態である。
複数のセンサは、一例として複数の温度センサ9からなる。複数の温度センサ9は複数の領域5に一対一に対応するように配置されている。各温度センサ9は、温度センサ9の周囲の温度を検知する。各温度センサ9は、温度センサ9が配置された領域5に対応する受信機2に検知結果を送信する。
複数の温度センサ9のうち第1の温度センサ91は、第1の領域51に配置されており、第1の領域51の温度を検知する。複数の温度センサ9のうち第2の温度センサ92は、第2の領域52に配置されており、第2の領域52の温度を検知する。
コントローラ200は、複数のエアコン8の各々と通信することにより各エアコン8の動作状態を制御する。コントローラ200は、有線通信又は無線通信により複数のエアコン8の各々と通信する。コントローラ200は、各エアコン8の動作状態を監視することができる。コントローラ200は、制御情報出力システム1が出力した制御情報D3に応じて各エアコン8を制御する。コントローラ200は、例えば、制御情報D3に基づいて各エアコン8用の制御信号を生成して各エアコン8に出力することにより、各エアコン8の動作状態を制御する。コントローラ200は、各エアコン8と同じ領域5に配置されている温度センサ9の検知結果と、各エアコン8の動作状態とに応じて、各エアコン8が配置された領域5の環境状態を調節する。
受信システム13は、複数の通信端末7の各々と無線通信を行うように構成されている。受信システム13は、一例として、複数の受信機2を有している。複数の受信機2は、複数の領域5にそれぞれ配置されている。各受信機2は、各通信端末7から第2情報D2を受信する。
第2情報D2は、利用者6ごとに定められた情報である。第2情報D2は、例えば、利用者6が携帯する通信端末7の端末情報と、利用者6にとって快適な環境に関する情報と、を含む情報である。利用者6にとって快適な環境に関する情報は、例えば、温度に関する情報であり、利用者6が快適に感じる温度に関する情報である。通信端末7の端末情報は、通信端末7ごとに割り当てられている情報である。したがって、第2情報D2は、利用者6ごとに異なる情報となっている。
制御情報出力システム1は、複数の領域5のうち、複数の受信機2と通信可能な通信端末7を携帯する利用者6(人)が存在する対象領域の位置に関する情報(以下、第1情報D1と呼ぶ)を生成する機能を有する。対象領域は、複数の領域5のうち、複数の受信機2と通信可能な通信端末7を携帯する利用者6が存在する領域である。
制御情報出力システム1は、各受信機2を介して第2情報D2を各通信端末7から取得する。制御情報出力システム1は、第1情報D1と、第2情報D2と、に応じて、対象領域に配置されたエアコン8を制御するための制御情報D3を生成する機能を有する。制御情報出力システム1は、制御情報D3をコントローラ200に出力する機能を有する。
(2)通信端末の構成
複数の通信端末7は、例えば、電波を媒体とする無線信号を周期的に出力する携帯端末である。各通信端末7は、所謂ビーコン端末である。無線信号の通信方式は、一例として、Bluetooth(登録商標)である。無線信号の通信方式は、他にも例えば、Wi-Fi(登録商標)、及び特定小無線電力通信などでもよい。各通信端末7(71,72,73)は、建物を利用する複数の利用者6(61,62,63)に携帯される。利用者6は、一例として、複数の通信端末7のうち利用者6ごとに割り当てられた特定の通信端末7を携帯する。より詳細には、第1の利用者61は、第1の通信端末71を携帯する。第2の利用者62は、第2の通信端末72を携帯する。第3の利用者63は、第3の通信端末73を携帯する。つまり、各通信端末7とその利用者6とは一対一に対応する。複数の利用者6はそれぞれ、複数の領域5(複数の部屋)の各々に対して移動自在である。したがって、複数の通信端末7の各々は、利用者6の移動に応じて、複数の領域5の各々に対して移動することになる。
複数の通信端末7は、第2情報D2を無線信号により周期的にサーバ10に送信する。第2情報D2は、例えば、通信端末7の不揮発性メモリなどに保持されている。
(3)受信システムの構成
受信システム13は、一例として、複数の受信機2を有している。各受信機2は、通信端末7が送出する無線信号を受信する。また、各受信機2は、無線信号が伝送する第2情報D2を受信する。各受信機2は、受信した無線信号に基づいて、無線信号の受信強度に関する情報を生成する。各受信機2は、電波を媒体とした無線通信により、後述するサーバ10の情報生成部3に情報を送信するよう構成されている。より詳細には、各受信機2は、通信端末7からの無線信号を受信した後に、第2情報D2と、受信機情報と、無線信号の受信強度に関する情報と、をサーバ10に送信する。各受信機2は、受信機2ごとに割り当てられた受信機情報を、受信機2が有する不揮発性メモリなどに保持している。受信機情報は、一例として、3桁の数字からなる番号(001,002…)であるが、この例に限定されない。各受信機2は、無線通信に限らず、イーサネット(登録商標)、電力線搬送通信などの有線通信によりサーバ10に情報を送信してもよい。
ところで、複数の受信機2は、予め定められた複数の領域5にそれぞれ配置されている。つまり、複数の受信機2は、複数の領域5に一対一に対応するように配置されている。各領域5は、例えば、各受信機2を中心とした所定の半径の円内の領域である。所定の半径とは、一例として、受信機2が受信する無線信号の受信強度が所定の閾値以上となる距離を意味する。
複数の受信機2は、複数の通信端末7のうち1つの通信端末7からの無線信号の受信強度に関する情報をサーバ10に送信する場合がある。例えば、図2では、複数の受信機2のうち第1の受信機21と第2の受信機22とがそれぞれ隣り合う第1の領域51と第2の領域52に対応するように配置されている。ここで、第1の受信機21と第2の受信機22とが両方とも第1の通信端末71からの無線信号を受信する場合がある。図2では、第1の受信機21が受信した無線信号の受信強度が、第2の受信機22が受信した無線信号の受信強度よりも大きい。したがって、サーバ10は、第1の通信端末71が第1の受信機21が配置されている第1の領域51に存在すると判定することができる。
以下、複数の受信機2のうち少なくとも1つの受信機2が受信した無線信号の受信強度に関する情報と、当該無線信号によって伝送された受信機情報とからなる情報のことを「通知情報」と呼ぶ。通知情報は、後述するサーバ10の情報生成部3が、複数の領域5において少なくとも1つの通信端末7が存在する領域を特定するための情報である。したがって、複数の受信機2は、複数の領域5のうち通信端末7が存在する領域を通知する通知情報を情報生成部3に出力する。
(4)制御情報出力システムの構成
制御情報出力システム1は、図1及び図2に示すように、情報生成部3と、処理部4と、を備える。制御情報出力システム1は更に、記憶部12と、通信部11と、を備えている。制御情報出力システム1は、一例として、サーバ10を有する。
サーバ10は、例えば、記憶部12と、通信部11と、プロセッサとを具備する。
通信部11は、複数の受信機2の各々から通知情報を受信する。通信部11は、複数の温度センサ9の各々から検知結果を受信し、当該検知結果をコントローラ200に送信する機能を有する。
サーバ10は、一例として、記憶部12に保持されているプログラムをプロセッサが読み込んで実行することにより、情報生成部3と、処理部4と、を実現する。サーバ10は、当該プログラムを記憶部12から読み込むことに限定されず、サーバ10の外部からプログラムをダウンロードしたり、サーバ10の外部にある記憶装置からプラグラムを読み込んだりしてもよい。
記憶部12は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能な不揮発性メモリを含む。記憶部12は、各受信機2が配置された領域5と、建物に対する各領域5の位置情報とを関連付けた第1テーブルを保持している。記憶部12は、第1テーブルと、カテゴリ情報と、領域パラメータと、カテゴリパラメータと、を保持している。
第1テーブルは、複数の受信機2及び複数の領域5の対応関係を示す情報である。第1テーブルは、例えば、各受信機2が配置された領域5と、建物に対する各領域5の位置情報とを関連付けた情報テーブルである。各受信機2は、各領域5に一対一に対応するように配置されている。情報生成部3は、複数の受信機2が送信した受信機情報を用いて第1テーブルを参照することにより、複数の領域5のうち通信端末7が存在する領域の位置を特定することができる。
カテゴリ情報は、各領域の特性に応じてカテゴリ分けされた複数の領域5の各々についてのカテゴリに関する情報である。言い換えると、カテゴリ情報は、複数の領域5を、領域の特性が共通するグループに分けるための情報である。カテゴリ情報のカテゴリは、例えば、実験室、事務室、休憩室、給湯室などのように、各領域5で求められる環境状態の違いでカテゴリ分けされている。
領域パラメータ及びカテゴリパラメータは、通信端末7が存在する領域5に関するパラメータである。
領域パラメータは、各領域5に配置された複数の機器の各々の動作状態を指定するための情報である。複数の機器がエアコン8である場合、領域パラメータは、各領域5に配置されたエアコン8の各々の動作状態を指定するための情報である。領域パラメータは、領域5の温度を所定温度にするように指定する情報、及び領域5の温度を所定の温度範囲にするように指定する情報などである。
カテゴリパラメータは、各カテゴリにカテゴリ分けされている領域5に配置された各エアコン8の動作状態を指定するための情報である。カテゴリパラメータは、同一カテゴリに属する複数の領域5の環境を同一の状態に調節するために用いられる。
情報生成部3は、少なくとも1つの受信機2から、第2情報D2と、通知情報(受信機情報及び受信強度に関する情報)とを受信する。情報生成部3は、通知情報に基づいて、少なくとも1つの通信端末7が存在する領域5が、複数の領域5のうちどの領域5であるかを特定することができる。情報生成部3は、例えば、1つの受信機2から第2情報D2と通知情報とを受信した場合、通知情報の受信機情報を用いて第1テーブルを参照することにより、1つの通信端末7が存在する領域5を特定することができる。また、情報生成部3は、複数の受信機2から第2情報D2と、通知情報とを受信した場合、複数の通知情報に含まれる受信強度を比較する。情報生成部3は、特定の通信端末7に関して最も受信強度が大きい通知情報の受信機情報を用いて第1テーブルを参照することにより、特定の通信端末7が存在する領域5を特定することができる。情報生成部3は、特定の通信端末7が存在する領域5に関する第1情報D1を生成する。
つまり、情報生成部3は、複数の受信機2が通信端末7から受信する信号と、第1テーブル(複数の受信機2及び複数の領域5の対応関係)と、に基づいて第1情報D1を生成する。
情報生成部3は、第1情報D1と第2情報D2とを処理部4に出力する。
ここで、図1及び図2は、通信端末7が1つの場合について図示し、他の通信端末7を省略しているが、通信端末7は複数の場合であっても、情報生成部3は、複数の領域5において各通信端末7が存在する領域5を個別に特定することができる。情報生成部3は、通信端末7ごとに異なる端末情報によって各通信端末7を特定することができるため、上記の説明と同様に、各通信端末7が存在する領域5を個別に特定する。
上記構成によれば、情報生成部3は、通知情報を用いて第1テーブルを参照することにより、通信端末7が存在する領域5を特定することができる。そのため、情報生成部3は、通信端末7から位置情報を取得することなしに通信端末7が存在する領域5を特定することが可能である。つまり、情報生成部3は、複数の領域5のうち、通信端末7を携帯する利用者6が存在する対象領域の位置を特定することが可能である。
また、情報生成部3は、通信端末7が存在する領域5における通信端末7の数をカウントして、当該通信端末7の数に関する情報を処理部4に出力する。すなわち、情報生成部3は、対象領域に存在する利用者6の数に関する情報を処理部4に出力する。
処理部4は、第1情報D1と第2情報D2とに基づいて、通信端末7が存在する領域5に配置された各エアコン8を制御するための制御情報D3を生成する。
処理部4は、制御情報D3をコントローラ200に出力する。
処理部4は、対象領域にある通信端末7の数と、対象領域に存在する利用者6とに応じて、対象領域を所定の環境にするためのパラメータを決定する。以下、通信端末7が存在する対象領域を所定の環境にするためのパラメータのことを「制御情報D3」と呼ぶ。処理部4は、例えば、第1情報D1、第2情報D2、第1テーブル、領域パラメータ、及びカテゴリパラメータに応じて制御情報D3を決定する。
カテゴリパラメータは、表1に示すように、カテゴリごとに設定されている温度情報である。カテゴリは、一例として、実験室、オフィスなどにカテゴリ分けされている。カテゴリパラメータは、例えば、実験室のカテゴリでは24~26度、オフィスのカテゴリでは25~28度に定められている。カテゴリパラメータは、例えば、同一フロア(階)に存在する領域5ごとにカテゴリ分けされていてもよいし、建物ごとにカテゴリ分けされていてもよい。
Figure 0007054782000001
領域パラメータは、表2に示すように、領域5ごとに設定されている温度情報であり、領域ごとに異なる温度情報を設定可能である。実験室のカテゴリに含まれる化学実験室の領域パラメータは、一例として、23~25度である。また、領域パラメータは、設定が省略可能であり、一例として、オフィスのカテゴリに含まれる会議室には領域パラメータが設定されていない。
Figure 0007054782000002
以下、領域パラメータ及びカテゴリパラメータの少なくとも一方のパラメータのことを「領域の特性」と呼ぶ。複数の領域5の各々には、必ずしも領域の特性が設定されていなくてもよい。
また、複数のカテゴリは、必ずしもカテゴリパラメータを有していなくてもよい。複数のカテゴリは、例えば、温度を指定することなく複数のエアコン8の各々の動作状態を制御する制御情報などを有していてもよい。複数のカテゴリに関する情報は、一例として、コントローラ200が所定の時間帯においてエアコン8の設定変更を禁止するための情報などでもよい。
処理部4は、1つの通信端末7に関する情報が第1情報D1に含まれている場合、第2情報D2に基づいて制御情報D3を決定する。処理部4は、1つの領域5に複数の通信端末7が存在することを示す情報が第1情報D1に含まれている場合、複数の第2情報D2に基づいて制御情報D3を決定する。
処理部4は、制御情報D3をコントローラ200に出力する。コントローラ200は、制御情報D3に基づいて、少なくとも1つの通信端末7が存在する領域5に配置された各エアコン8の動作状態を制御することにより、領域5の環境を所定の環境に調節する。
(5)制御情報を決定するための処理部の動作
処理部4が制御情報D3を決定するための動作について説明する。以下の説明では、第2情報D2は、通信端末7が存在する領域5の環境に関するパラメータとして温度情報を含んでいる。当該温度情報は、通信端末7が存在する領域5の温度が、通信端末7を携帯する利用者6が快適であると感じる環境の温度を示す情報である。当該温度情報は、通信端末7を携帯する利用者6ごとにあらかじめ定められている。
処理部4は、第1情報D1、第2情報D2、第1情報D1が示す領域5(対象領域)における通信端末7の数、及び対象領域の特性に応じて制御情報D3を決定する。
まず、対象領域に存在する通信端末7の数が1つである場合に、処理部4が制御情報D3を決定する動作について図3を参照して説明する。
処理部4は、情報生成部3から第1情報D1と、第2情報D2と、通信端末7の数に関する情報と、を取得する(S1)。処理部4は、通信端末7の数が1つか複数かを判定する(S2)。処理部4は、通信端末7の数が1つである場合(S2:1つ)、対象領域に、領域パラメータ及びカテゴリパラメータの何れかによって領域5の特性が設定されているか否かを判定する。対象領域の特性は、対象領域に関して記憶部12に領域パラメータ及びカテゴリパラメータが保持されているか否かで異なる。処理部4は、対象領域に関する情報を用いて領域パラメータ及びカテゴリパラメータを参照することにより、通信端末7が存在する領域5に領域パラメータ及びカテゴリパラメータの何れかが設定されているか否かを判定する(S4)。
通信端末7が存在する領域5に領域の特性が設定されていない場合(S4:設定なし)であって、かつ通信端末7の数が1つである場合(S6:1つ)、処理部4は、第2情報D2の温度情報を制御情報D3として決定する(S8)。
通信端末7が存在する領域5に領域の特性が設定されている場合(S4:設定あり)について説明する。処理部4は、第2情報D2の温度が当該特性の温度の範囲内か範囲外かを判定する(S5)。第2情報D2の温度の平均値が当該特性の温度の範囲内である場合(S5:Yes)、通信端末7の数が1つであるので(S6:1つ)、処理部4は、第2情報D2の温度情報を制御情報D3として決定する(S8)。第2情報D2の温度が当該特性の温度の範囲外である場合(S5:No)、処理部4は、当該特性の温度の範囲のうち第2情報D2の温度に最も近い値を制御情報D3として決定する(S7)。
ここで、領域パラメータとカテゴリパラメータとが両方とも当該領域5に関するパラメータを含んでいる場合、処理部4は、一例として、領域パラメータの情報を制御情報D3として決定する。また、領域パラメータ及びカテゴリパラメータの何れも当該領域5に関するパラメータを含んでいない場合、処理部4は、対象領域に存在する通信端末7が1つであるか複数であるかを判定する。
次に、対象領域に存在する通信端末7が複数である場合に、処理部4が制御情報D3を決定する動作について図3を参照して説明する。
処理部4は、通信端末7の数が複数である場合(S2:複数)、処理部4は、情報生成部3から取得した複数の第2情報D2の温度の平均値を演算により求め(S3)、演算結果を記憶部12に保持させる。処理部4は、対象領域に、領域パラメータ及びカテゴリパラメータの何れかによって領域5の特性が設定されているか否かを判定する(S4)。対象領域に特性が設定されていない場合(S4:設定なし)、処理部4は、対象領域に存在する通信端末7が1つであるか複数であるかを判定する(S6)。通信端末7の数が複数であるので(S6:複数)、処理部4は、第2情報D2の温度の平均値を制御情報D3として決定する(S9)。
対象領域に特性が設定されている場合(S4:設定あり)、処理部4は、第2情報D2の温度の平均値が当該特性の温度の範囲内か範囲外かを判定する(S5)。第2情報D2の温度の平均値が当該特性の温度の範囲内である場合(S5:Yes)、通信端末7の数が複数であるので(S6:複数)、処理部4は、第2情報D2の温度の平均値を制御情報D3として決定する(S9)。
第2情報D2の温度の平均値が当該特性の温度の範囲外である場合(S5:No)、処理部4は、当該特性の温度の範囲のうち第2情報D2の温度の平均値に最も近い値を制御情報D3として決定する(S7)。
ところで、上記の説明では、処理部4は、S4において領域の特性が設定されているか否かを判定しているが、この判定は必須の構成ではない。処理部4は、例えば、S4,S5の処理を省略した構成であってもよい。その場合、処理部4は、例えば、通信端末7の数が1つである場合に第2情報D2の温度情報を制御情報D3として決定し、通信端末7の数が複数である場合に第2情報D2の温度の平均値を制御情報D3として決定してもよい。
(6)まとめ
以上説明したように、制御情報出力システム1は、情報生成部3と、処理部4と、を備える。情報生成部3は、複数の領域5のうち、受信システム13(ここでは複数の受信機2)と無線通信可能な通信端末7を携帯する人(ここでは利用者6)が存在する対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)の位置に関する第1情報D1を生成する。処理部4は、対象領域の環境を調節する機器(ここではエアコン8)を制御するための制御情報D3を出力する。処理部4は、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて制御情報D3を決定するように構成されている。第2情報D2は、受信システム13が通信端末7から受信する情報であって、かつ人(利用者6)ごとに定められた情報である。
上記構成によれば、処理部4は、人が存在する対象領域の位置に関する第1情報D1と、人ごとに定められた第2情報D2と、に基づいて、対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報D3を出力することができる。したがって、制御情報出力システム1は、複数の領域5のうち対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)に存在する人(利用者6)に応じて対象領域の環境を調節することができる。
制御情報出力システム1において、受信システム13は、複数の領域5と一対一に対応付けられた複数の受信機2を有していることが好ましい。情報生成部3は、複数の受信機2が通信端末7から受信する信号と、複数の受信機2及び複数の領域5の対応関係と、に基づいて第1情報D1を生成するように構成されている。これにより、情報生成部3は、通信端末7から通信端末7の位置情報を取得しなくても、複数の領域5のうち人が存在する対象領域(つまり通信端末7が存在する領域5)を特定することができる。
制御情報出力システム1において、情報生成部3は、複数の受信機2が通信端末7から受信する信号の受信強度を用いて複数の受信機2のうち1つの受信機2を特定する。情報生成部3は、当該1つの受信機2に一対一に対応する領域5を対象領域として第1情報D1を生成するように構成されたことが好ましい。上記構成によれば、情報生成部3は、通信端末7から信号を受信することにより、第2情報D2の取得と、対象領域の特定との両方を行うことができる。
ところで、受信システム13は、必ずしも複数の受信機2で構成されていなくてもよく、1つの受信機で構成されていてもよい。例えば、複数の通信端末7がGPS(Global Positioning System)情報を受信システム13に送信可能に構成されている場合、受信システム13は、少なくとも1つの受信機を有していればよい。この場合、情報生成部3は、GPS情報を用いて記憶部12が保持している第1テーブルを参照することにより、対象領域の位置を特定することができる。
また、受信システム13は、複数の受信機2の他にも、例えば、複数のカメラ、及び複数の非接触カードリーダーなどを有していてもよい。複数のカメラはそれぞれ、複数の領域5に配置されていて、各領域5を撮影し、撮影結果を情報生成部3に出力する。情報生成部3は、画像認識の機能などにより領域内の利用者6の存否を判定し、各カメラの設置された領域5と人の存否の判定結果とに基づいて、利用者6が存在する領域5の位置を特定することができる。また、各カメラが画像認識の機能などを有していて、画像認識の認識結果を情報生成部3に出力するように構成されていてもよい。
また、複数の非接触カードリーダーは、例えば、複数の領域5に対応する部屋の施錠及び解錠のための装置であり、各領域5に対応する部屋に対して利用者6が出入りする際に、解錠用のカードキーを非接触で読み取る。非接触カードリーダーは、例えば、利用者6の入退室に関する情報を情報生成部3に出力する。情報生成部3は、利用者6の入退室に関する情報と、各領域5に対応する部屋とに基づいて、利用者6の通信端末7が存在する領域5の位置を特定することができる。
制御情報出力システム1は、前記複数の領域5に一対一に対応する複数の領域パラメータを保持する記憶部12を備えたことが好ましい。複数の領域パラメータはそれぞれ、複数の領域5の環境を領域パラメータごとに所定の状態に制御するための情報である。処理部4は、複数の領域パラメータのうち対象領域に対応する領域パラメータと、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて制御情報D3を決定するように構成されている。これにより、処理部4は、第2情報D2の他に、領域パラメータに基づいて制御情報D3を決定することができる。
制御情報出力システム1は、複数の領域5の各々の特性に応じた複数のカテゴリに関する情報を保持する記憶部12を備えたことが好ましい。処理部4は、複数のカテゴリのうち対象領域のカテゴリと、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて制御情報D3を決定するように構成されている。これにより、処理部4は、第2情報D2の他に、複数のカテゴリに関する情報に基づいて制御情報D3を決定することができる。
制御情報出力システム1において、記憶部12は、複数のカテゴリに一対一に対応する複数のカテゴリパラメータを保持していることが好ましい。複数のカテゴリパラメータはそれぞれ、複数の領域5をカテゴリごとに設定された環境にするための情報である。処理部4は、複数のカテゴリパラメータのうち対象領域のカテゴリパラメータと、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて制御情報D3を決定するように構成されている。これにより、処理部4は、第2情報D2の他に、カテゴリパラメータに基づいて制御情報D3を決定することができる。
実施形態1の機器制御システム100は、上記した制御情報出力システム1と、第2情報D2を通信端末7から無線通信により受信する受信システム13と、を備える。上記構成によれば、機器制御システム100は、制御情報出力システム1を備えているので、複数の領域5のうち対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)に存在する人(利用者6)に応じて対象領域の環境を調節することができる。
機器制御システム100は更に、人(利用者6)ごとに定められた第2情報D2を無線通信により受信システム13に送信する通信端末7を備えたことが好ましい。これにより、受信システム13は、機器制御システム100が備えている通信端末7が送信した第2情報D2を受信することができる。
実施形態1の機器制御方法は、複数の領域5のうち、受信システム13と無線通信可能な通信端末7を携帯する人(利用者6)が存在する対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)の位置に関する第1情報D1を生成するステップを有する。当該機器制御方法は、対象領域の環境を調節する機器(ここではエアコン8)を制御するための制御情報D3を、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて決定するステップを有する。第2情報D2は、受信システム13が通信端末7から受信する情報であって、かつ人(利用者6)ごとに定められた情報である。当該機器制御方法は、制御情報D3を出力するステップを有する。これにより、機器制御方法は、複数の領域5のうち対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)に存在する人(利用者6)に応じて対象領域の環境を調節することができる。
実施形態1のプログラムは、複数の領域5のうち、受信システム13と無線通信可能な通信端末7を携帯する人(利用者6)が存在する対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)の位置に関する第1情報D1を生成する処理をコンピュータに実行させる。当該プログラムは、対象領域の環境を調節する機器(ここではエアコン8)を制御するための制御情報D3を、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて決定する処理をコンピュータに実行させる。第2情報D2は、受信システム13が通信端末7から受信する情報であって、かつ人(利用者6)ごとに定められた情報である。当該プログラムは、制御情報D3を出力する処理をコンピュータに実行させる。これにより、プログラムは、複数の領域5のうち対象領域(第1の領域51、及び第2の領域52)に存在する人(利用者6)に応じて対象領域の環境を調節することができる。
ところで、制御情報D3は、通信端末7が存在する対象領域を機器(エアコン8)が所定の環境にするための情報(パラメータ)であってもよい。制御情報D3は、例えば、対象領域を所定の環境にするための所定の条件を規定する情報であってもよい。所定の条件とは、機器(エアコン8)が対象領域の温度を調節する場合、例えば、対象領域の温度の上限値及び下限値のうち少なくとも一方を規定する情報であってもよい。
複数の温度センサ9の各々は、例えば、通信端末7に内蔵されていてもよい。その場合、通信端末7は、各温度センサ9の検知結果を複数の受信機2に送信するように構成されていればよい。
複数の機器の各々は、他にも例えば、照明器具、給排水装置、表示装置、音響装置などであってもよい。各機器は、例えば、領域5の明るさ、領域5内の給排水状況、表示装置の表示内容、音響装置の音量などを調節することができる。また、第2情報D2と、領域パラメータと、カテゴリパラメータとの各々は、温度情報に限定されない。第2情報D2は、温度、湿度、エアコン8の風量、照明器具の調光レベル、表示装置の輝度、及び音響装置の音量などのうち少なくとも1つを含んでいればよい。その場合、複数のセンサの各々は、温度センサ9に限らず、湿度、明るさ、給排水装置内の水温などを検知可能なセンサであればよい。
利用者6の数は3人に限定される趣旨ではなく、1人又は2人でもよいし、4人以上でもよい。
機器制御システム100は、必ずしもコントローラ200を備えていなくてもよい。その場合、サーバ10は、機器制御システム100とは別に用意されたコントローラ200に制御情報D3を送信するように構成されていればよい。複数の機器の各々を制御するコントローラ200は、必須の構成ではなく、コントローラ200に相当する機能をサーバ10が有している場合には、コントローラ200は省略可能である。
機器制御システム100は、上記実施形態では、サーバ10、受信システム13、及び通信端末7にて実現されているが、この構成に限らず、例えば、サーバ10、受信システム13、及び通信端末7のうちの1つ又は複数の装置で実現されてもよい。例えば、情報生成部3及び処理部4のうちの少なくとも1つの機能が、受信システム13又は通信端末7に設けられてもよい。更に、情報生成部3及び処理部4のうちの少なくとも1つの機能が、サーバ10、受信システム13、及び通信端末7のうちの2つ以上の装置に分散して設けられてもよい。また、サーバ10、受信システム13、及び通信端末7の各々の機能が、複数の装置に分散して設けられていてもよい。例えば、サーバ10の機能が複数の装置(サーバ)に分散して設けられる場合には、情報生成部3と処理部4とが別々の装置に設けられてもよい。
機器制御システム100の少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
機器制御システム100は、建物の他にも、例えば、複数の部屋を有する戸建て住宅などにも用いることができる。
複数の領域5の各々は、1つの部屋に対して1つの領域5が定められることに限らず、1つの部屋に対して複数の領域5が定められていてもよい。例えば、事務室の空間の大きさが、通信端末7が通信可能な距離よりも大きい場合には、事務室に複数の領域5を定めてもよい。領域5は、部屋であることに限らず、例えばグラウンドなどのような屋外施設における特定の領域5であってもよい。
ところで、複数の通信端末7の各々は、ビーコン端末に限らず、例えばスマートフォン、又はタブレット端末などのようなユーザが使用する移動体端末であってもよい。通信端末7は、他にも例えば、携帯可能なパーソナルコンピュータであってもよい。その場合、受信システム13は、各通信端末7が送出する無線信号を受信できるように構成されていればよい。
(実施形態2)
実施形態2に係る制御情報出力システム1、及び機器制御システム100について説明する。実施形態2に係る制御情報出力システム1、及び機器制御システム100において、実施形態1の制御情報出力システム1、及び機器制御システム100と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、上記した実施形態1の機能に実施形態2の機能を加えた機器制御方法を、実施形態2にも適用できる。上記した実施形態1の機能に実施形態2の機能を加えたプログラムを、実施形態2にも適用できる。
実施形態2の制御情報出力システム1における処理部4は、1つの領域5に複数の通信端末7がある場合の制御情報D3の決定方法が実施形態1と異なる。実施形態2の制御情報出力システム1における記憶部12は、第2テーブルを更に有する点が実施形態1と異なる。実施形態2の機器制御システム100における第2情報D2は、温度情報が省略されていて、端末情報のみからなる点が実施形態1と異なる。
処理部4は、第1情報D1、第2情報D2、対象領域における通信端末7の数、領域5の特性、及び通信端末7の利用者6の属性に応じて、制御情報D3を決定する。領域5の特性は、当該領域5が領域パラメータ及びカテゴリパラメータによってパラメータが予め指定されている領域5であるか否かを示す情報である。利用者6の属性は、通信端末7の利用者6の性別と健康状態とを含む情報である。
第2テーブルは、利用者6ごとの情報(端末情報と、温度情報と、性別に関する情報と、健康状態に関する情報)を保持している。第2テーブルは、各利用者6に対応する端末情報と、温度情報と、性別に関する情報と、健康状態に関する情報とを関連付ける情報テーブルである。処理部4は、例えば、複数の端末情報のうちの1つの端末情報を用いて第2テーブルを参照することにより、1つの通信端末7を携帯する利用者6に対応する温度情報と、性別に関する情報と、健康状態に関する情報と、を特定することができる。
第2テーブルは更に、重み情報を保持している。重み情報は、処理部4が制御情報D3を決定する際に用いる情報であり、処理部4が決定する制御情報D3(ここでは温度に関するパラメータ)は、重み係数に応じて異なる。重み情報は、利用者6の性別に応じて定められた値と、利用者6の健康状態に応じて定められた値と、対象領域に存在する通信端末7の数に応じて定められた値と、を含む。
利用者6の性別が男性の場合の重み係数は、例えば「0.8」であり、利用者6の性別が男性の場合の重み係数は、例えば「1.0」である。利用者6の健康状態は、例えば、健康状態が良好な場合はAレベル、健康状態に問題がない場合はBレベル、AレベルでもBレベルでもない健康状態の場合はCレベルに分けられている。Aレベル、Bレベル、Cレベルの重み係数はそれぞれ「1.0」,「1.1」,「1.2」である。対象領域に存在する利用者6の数に応じて定められた重み係数は、例えば、当該利用者6の数が1人以上5人未満の場合は「1.4」、当該利用者6の数が5人以上10人未満の場合は「1.0」、当該利用者6の数が10人以上の場合は「0.8」である。対象領域に存在する利用者6の数は、通信端末7の数と等しい。
ここで、第2テーブルが保持しているパラメータの一例を、表3~表6を参照して説明する。
表3のパラメータは、端末情報が001の通信端末7を携帯する第1の利用者61に関するパラメータである。第1の利用者61は、男性であって、24度の環境を好み、健康状態はAレベルである。表4のパラメータは、端末情報が002の通信端末7を携帯する第2の利用者62に関するパラメータである。第2の利用者62は、女性であって、27度の環境を好み、健康状態はBレベルである。表5のパラメータは、端末情報が003の通信端末7を携帯する第3の利用者63に関するパラメータである。第3の利用者63は、男性であって、29度の環境を好み、健康状態はCレベルである。表6のパラメータは、対象領域に存在する利用者6の数に応じて定められた重み係数である。
Figure 0007054782000003
Figure 0007054782000004
Figure 0007054782000005
Figure 0007054782000006
ここで、処理部4が、第2テーブルのパラメータを用いて制御情報D3を決定する動作の一例について説明する。処理部4は、一例として、式1によって制御情報D3を決定する。
(制御情報D3)=((Σ((利用者6ごとの温度情報)×(利用者6ごとの性別に関する重み係数)×(利用者6ごとの健康状態に関する重み係数))/(利用者6の数))+((利用者6の数に関する重み)×(領域5の温度)))/2…(式1)
式1は、男性よりも女性の利用者6の温度情報に近い値となるように制御情報D3が定められることを示している。式1は、利用者6の健康状態がCレベル、Bレベル、Aレベルの順に利用者6の温度情報に近い値となるように制御情報D3が定められることを示している。式1は、利用者6の数に応じて段階的に温度が小さくなるように制御情報D3が定められることを示している。
ところで、処理部4は、通信端末7が存在する領域5の特性が記憶部12に設定されている場合、式1に基づいて求めた温度と、実施形態1で説明した領域5の特性(領域パラメータ又はカテゴリパラメータ)と、に基づいて、制御情報D3を決定してもよい。処理部4は、例えば、式1に基づいて求めた温度が、領域5の特性で定まる温度範囲から外れている場合には、領域5の特性で定まる温度範囲に最も近い温度にするように制御情報D3が定められてもよい。制御部が式1を用いて求めた温度と、領域5の特性と、に基づいて制御情報D3を決定する際の動作については、実施形態1における制御部の動作の説明における「第2情報D2の温度」を「制御部が式1を用いて求めた温度」に読み替えればよい。
以上説明したように、実施形態2の制御情報出力システム1において、第2情報D2は、人(利用者6)の属性に関する情報を含むことが好ましい。ここで言う人(利用者6)の属性は、通信端末7の利用者6の性別と健康状態とを含む情報である。これにより、制御情報出力システム1は、人(利用者6)の属性に基づいて領域5の環境を人(利用者6)ごとに調節することができる。ところで、人(利用者6)の属性は、通信端末7の利用者6の性別及び健康状態の何れかを少なくとも含む情報であってもよい。
実施形態2の制御情報出力システム1において、第2情報D2は、人(利用者6)の健康状態に関する情報を含むことが好ましい。ここで言う人(利用者6)の健康状態に関する情報は、予め診断された健康診断の結果を示す情報である。これにより、制御情報出力システム1は、人(利用者6)の健康状態に関する情報に基づいて領域5の環境を人(利用者6)ごとに調節することができる。ところで、人(利用者6)の健康状態に関する情報は、他にも例えば、利用者6の体調に応じて変化する人(利用者6)の気分に関する情報などを含んでいてもよい。その場合、通信端末7は、例えば、利用者6の操作に応じて健康状態に関する情報を変更可能に構成されていてもよい。
実施形態2の制御情報出力システム1において、処理部4は、対象領域に存在する人(利用者6)の数と、第1情報D1と、第2情報D2と、に基づいて決定される制御情報D3を出力するように構成されたことが好ましい。これにより、処理部4は、対象領域に存在する人の数が1人の場合と複数人の場合とで、異なる内容の異なる制御情報D3を出力することができる。
ところで、第2テーブルは更に、利用者6ごとの権限に関する情報を保持していてもよい。権限に関する情報は、1つの領域5に複数の利用者6が存在する場合に、各利用者6の属性に関するパラメータの優先順位を指定する情報である。処理部4は、例えば、1つの領域5に存在する複数の利用者6の各々について権限に関する情報が第2テーブルに保持されている場合、最も優先順位の高い権限のある利用者6の属性パラメータを制御情報D3として生成してもよい。また、処理部4は、当該権限に関する情報に基づいて重み情報を変更してもよい。
権限に関する情報は、例えば、サーバ10のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより自動的に第2テーブルに設定されてもよいし、作業者が携帯端末を用いて第2テーブルに手動で設定してもよい。携帯端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、及び可搬なパソコンなどである。権限に関する情報は、他にも例えば、通信端末7に保持されていてもよい。その場合、処理部4は、制御情報D3生成システムの通信部11を介して当該権限に関する情報を取得するように構成されていればよい。
重み情報は、利用者6の性別に関する重み情報と、利用者6の健康状態に関する重み情報と、を意味することに限らず、例えば、利用者6の年齢、及び体調に応じて変化する気分に関する重み情報であってもよい。また、重み情報は、利用者6の性別に関する重み情報と、利用者6の健康状態に関する重み情報と利用者6の年齢と、体調に応じて変化する気分に関する重み情報と、のうち少なくとも1つの重み情報を含んでいればよい。
処理部4が制御情報D3を求めるための上述した式1は一例であり、他にも適宜の式を用いて求めてもよい。
機器制御システム100が、複数の温度センサ9に代えて人及び物体の動き(加速度)を検知できるセンサを備えている場合、人及び物体の動きの有無に応じて、制御情報D3を生成するように構成されていてもよい。機器制御システム100は、例えば、対象領域内で通信端末7を携帯している利用者6が所定の閾値以上の加速度で動き続けている場合に、利用者6が動いていない場合よりも温度を数度(例えば1度)下げた制御情報D3を生成するように構成されていてもよい。動き続けている利用者6は、発汗などにより体温が上昇している可能性があるため、利用者6が動いていない場合よりも温度を下げた方が利用者6にとって快適な環境にすることができる。
処理部4は、制御情報D3を生成するタイミングが所定の期間内であるか否かに応じて、生成する制御情報D3の内容を変えてもよい。処理部4は、例えば、所定の期間中(例えば9時から18時までの期間中)は第1情報D1及び第2情報D2に基づいて制御情報D3を生成するが、当該期間外では制御情報D3を生成しないように構成されていてもよい。他にも例えば、処理部4は、当該期間中は利用者6の権限に応じた制御情報D3を生成するが、当該期間外では利用者6の権限に関する情報を用いることなしに制御情報D3を生成するように構成されていてもよい。
ところで、第2テーブルにおけるユーザIDと当該ユーザIDに対応する利用者6に関する情報(端末情報、温度情報、性別、健康状態、及び各重みに関する情報)との関連付けは、変更可能である。例えば、特定の利用者6に携帯されていた通信端末7が別の利用者6に携帯されるように変更可能である。この場合、第2テーブルにおけるユーザIDと当該ユーザIDに対応する利用者6に関する情報との関連付けが変更されることにより、通信端末7と利用者6とが適切に関連付けられる。
例えば、病院などの施設において、特定の通信端末7を利用していた利用者6(患者)が退院すると、その特定の通信端末7は別の利用者6(患者)に携帯される場合がある。その場合、通信端末7が存在する領域5も通信端末7の利用者6も変わることになるが、第2テーブルにおけるユーザIDと当該ユーザIDに対応する利用者6に関する情報との関連付けが変更されることにより、通信端末7と利用者6とが適切に関連付けられる。
1 制御情報出力システム
10 サーバ
100 機器制御システム
2 受信機
3 情報生成部
4 処理部
5 領域
6 利用者(人)
7 通信端末
8 エアコン(機器)
9 温度センサ(センサ)
12 記憶部
13 受信システム
D1 第1情報
D2 第2情報
D3 制御情報

Claims (11)

  1. 複数の領域を有する建物において、受信システムと無線通信可能な通信端末を携帯する人が存在する対象領域の位置に関する第1情報を生成する情報生成部と、
    前記対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報を出力する処理部と、
    を備え、
    前記受信システムは、前記複数の領域と一対一に対応する複数の受信機を有し、
    前記処理部は、前記第1情報と、前記受信システムが前記通信端末から受信しかつ前記人ごとに定められた第2情報と、に基づいて前記制御情報を決定するように構成され、
    前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号、及び前記複数の受信機と前記複数の領域との対応関係を示す情報であるテーブル、に基づいて前記第1情報を生成するように構成され
    前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号の受信強度を用いて前記複数の受信機のうち最も受信強度が大きい1つの受信機を特定し、前記テーブルに基づいて前記1つの受信機に一対一に対応する領域を前記対象領域として、前記第1情報を生成するように構成された
    制御情報出力システム。
  2. 前記第2情報は、前記人の属性に関する情報を含む
    請求項に記載の制御情報出力システム。
  3. 前記第2情報は、前記人の健康状態に関する情報を含む
    請求項1又は2に記載の制御情報出力システム。
  4. 前記処理部は、前記対象領域に存在する前記人の数と、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて前記制御情報を決定するように構成された
    請求項1~3の何れか1項に記載の制御情報出力システム。
  5. 前記複数の領域に一対一に対応する複数の領域パラメータを保持する記憶部を更に備え、
    前記複数の領域パラメータはそれぞれ、前記複数の領域の環境を前記領域パラメータごとに所定の状態に制御するための情報であり、
    前記処理部は、前記複数の領域パラメータのうち前記対象領域に対応する領域パラメータと、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて前記制御情報を決定するように構成された
    請求項1~4の何れか1項に記載の制御情報出力システム。
  6. 前記複数の領域の各々の特性に応じた複数のカテゴリに関する情報を保持する記憶部を更に備え、
    前記処理部は、前記複数のカテゴリのうち前記対象領域のカテゴリと、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて前記制御情報を決定するように構成された
    請求項1~4の何れか1項に記載の制御情報出力システム。
  7. 前記記憶部は、前記複数のカテゴリに一対一に対応する複数のカテゴリパラメータを更に保持し、
    前記複数のカテゴリパラメータはそれぞれ、前記複数の領域を前記カテゴリごとに設定された環境にするための情報であり、
    前記処理部は、前記複数のカテゴリパラメータのうち前記対象領域のカテゴリパラメータと、前記第1情報と、前記第2情報と、に基づいて前記制御情報を決定するように構成された
    請求項に記載の制御情報出力システム。
  8. 請求項1~7の何れか1項に記載の制御情報出力システムと、
    前記第2情報を前記通信端末から無線通信により受信する前記受信システムと、
    を備えた機器制御システム。
  9. 前記人ごとに定められた前記第2情報を前記無線通信により前記受信システムに送信する前記通信端末を更に備えた
    請求項に記載の機器制御システム。
  10. 複数の領域を有する建物において、受信システムと無線通信可能な通信端末を携帯する人が存在する対象領域の位置に関する第1情報を生成する第1ステップと、
    前記対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報を、前記第1情報と、受信システムが前記通信端末から受信しかつ前記人ごとに定められた第2情報と、に基づいて決定する第2ステップと、
    前記制御情報を出力する第3ステップと、
    前記受信システムは、前記複数の領域と一対一に対応する複数の受信機を有し、
    情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号、及び前記複数の受信機と前記複数の領域との対応関係を示す情報であるテーブル、に基づいて前記第1情報を生成する第4ステップと、を有し、
    第4ステップでは、前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号の受信強度を用いて前記複数の受信機のうち最も受信強度が大きい1つの受信機を特定し、前記テーブルに基づいて前記1つの受信機に一対一に対応する領域を前記対象領域として、前記第1情報を生成する
    機器制御方法。
  11. コンピュータに、
    複数の領域を有する建物において、受信システムと無線通信可能な通信端末を携帯する人が存在する対象領域の位置に関する第1情報を生成する第1処理と、
    前記対象領域の環境を調節する機器を制御するための制御情報を、前記第1情報と、受信システムが前記通信端末から受信しかつ前記人ごとに定められた第2情報と、に基づいて決定する第2処理と、
    前記制御情報を出力する第3処理と、
    前記受信システムは、前記複数の領域と一対一に対応する複数の受信機を有し、
    情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号、及び前記複数の受信機と前記複数の領域との対応関係を示す情報であるテーブル、に基づいて前記第1情報を生成する第4処理と、を実行させ、
    前記第4処理では、前記情報生成部は、前記複数の受信機が前記通信端末から受信する信号の受信強度を用いて前記複数の受信機のうち最も受信強度が大きい1つの受信機を特定し、前記テーブルに基づいて前記1つの受信機に一対一に対応する領域を前記対象領域として、前記第1情報を生成する
    プログラム
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