JP2016033733A - 充電課金管理サーバ、充電課金管理システム、充電課金管理方法、充電課金管理プログラム、及び車両 - Google Patents

充電課金管理サーバ、充電課金管理システム、充電課金管理方法、充電課金管理プログラム、及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】電動車両の充電課金について、さまざまな料金体系の電力料金サービスを提供することにより、車両のユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】充電課金管理サーバ10は、車両20の外部から車両20に充電される充電電力量を示す情報と、車両20の走行に関する情報とを取得する情報取得部111と、情報取得部111が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、車両20に対する料金として算出する料金算出部112と、料金算出部112が算出した料金を課金する課金管理部113とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電課金管理サーバ、充電課金管理システム、充電課金管理方法、充電課金管理プログラム、及び車両に関する。
近年、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)またはPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)などの、商用電源によって充電が可能な電動車両が普及している。このような電動車両に対して商用電源から充電する場合の電力料金を課金する、さまざまな充電課金システムが提案されている(特許文献1から特許文献4を参照。)。
特開2014−010655号公報 特開2013―008267号公報 再公表WO2011/115182号公報 再公表WO2011/099625号公報
ここで、電力料金を課金する場合の料金に優遇サービスがある場合には、車両のユーザの利便性が向上する。例えば、車両の走行状態に応じた電力料金の優遇サービスがあれば、ユーザは、優遇を受けられる走行状態にして車両を走行させることにより、電力料金が割り引かれる。これにより、ユーザには、車両の走行状態によって電力料金の優遇を受けるか受けないかを選択することができる。すなわち、車両の走行状態に応じた電力料金の優遇サービスがあれば、優遇サービスの選択肢が増えることにより、ユーザの利便性が向上する。
しかしながら、特許文献1から特許文献4に記載の技術には、車両の走行状態に応じた電力料金の優遇サービスがなく、ユーザの選択肢が増えないため、ユーザの利便性を向上させることができないという課題があった。すなわち、特許文献1から特許文献4に記載の技術には、さまざまな料金体系の電力料金サービスを提供することができないという課題があった。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する料金算出部と、前記料金算出部が算出した前記料金を課金する課金管理部と、を備えることを特徴とする充電課金管理サーバである。
(2)本発明のその他の態様は、上述の充電課金管理サーバであって、前記情報取得部は、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行距離を示す情報とを取得し、前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず当該車両の前記走行距離に応じて変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出することを特徴とする。
(3)本発明のその他の態様は、上述の充電課金管理サーバであって、前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、前記充電電力量に応じた電力料金から、当該車両の走行距離に応じた値引きを行った値引電力料金を、当該車両に対する料金として算出することを特徴とする。
(4)本発明のその他の態様は、上述の充電課金管理サーバであって、前記情報取得部は、前記充電電力量のうち当該車両の走行によって消費される走行電力量を示す情報をさらに取得し、前記料金算出部は、前記走行電力量に応じた電力料金から、当該車両の走行距離に応じた値引きを行った値引電力料金を、当該車両に対する料金として算出することを特徴とする。
(5)本発明のその他の態様は、上述の充電課金管理サーバであって、前記情報取得部は、前記車両の使用者ごとの前記充電電力量を示す使用者情報をさらに取得し、前記料金算出部は、前記情報取得部が取得した前記使用者情報に基づいて、前記使用者ごとに前記充電電力量に応じた前記値引電力料金を算出し、前記課金管理部は、前記料金算出部が前記使用者ごとに算出した前記値引電力料金を、前記使用者ごとに課金することを特徴とする。
(6)本発明のその他の態様は、上述の充電課金管理サーバであって、前記情報取得部は、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、前記充電電力量のうち当該車両の走行によって消費される走行電力量を示す情報とを取得し、前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず当該車両の前記走行電力量に応じて変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出することを特徴とする。
(7)本発明のその他の態様は、上述の充電課金管理サーバであって、前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、前記充電電力量に応じた電力料金から、当該車両の前記走行電力量に応じた値引きを行った割引額を差し引いた値引電力料金を、当該車両に対する料金として算出することを特徴とする。
(8)本発明のその他の態様は、車両を識別する識別情報と、当該車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、前記識別情報によって識別される前記車両に対する料金として算出する料金算出部と、前記料金算出部が算出した前記料金を課金する課金管理部と、を備える充電課金管理サーバと、自車両を識別する前記識別情報と、自車両の走行距離を示す情報とを、前記充電課金管理サーバに供給する情報供給部を備える車両と、を備えることを特徴とする充電課金管理システムである。
(9)本発明のその他の態様は、情報取得部が、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得ステップと、料金算出部が、前記情報取得ステップにおいて取得される情報に基づいて、電電力量に関わらず当該車両の走行距離に応じて変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する料金算出ステップと、課金管理部が、前記料金算出ステップにおいて算出された前記料金を課金する課金管理ステップと、を有することを特徴とする充電課金管理方法である。
(10)本発明のその他の態様は、充電課金管理サーバが備えるコンピュータに、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得ステップと、前記情報取得ステップにおいて取得される情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する料金算出ステップと、前記料金算出ステップにおいて算出された前記料金を課金する課金管理ステップと、を実行させるための充電課金管理プログラムである。
(11)本発明のその他の態様は、車両を識別する識別情報と、当該車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、前記識別情報によって識別される前記車両に対する料金として算出する料金算出部と、前記料金算出部が算出した前記料金を課金する課金管理部とを備える充電課金管理サーバに、自車両を識別する前記識別情報と、自車両の走行距離を示す情報を供給する情報供給部を備えることを特徴とする車両である。
(12)本発明のその他の態様は、上述の車両であって、自車両において消費される電力量を、前記料金に応じた表示態様によって表示する表示部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、さまざまな料金体系の電力料金サービスを提供することにより、車両のユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る充電課金管理システムの構成の一例を示す模式図である。 本実施形態の車両が消費する電力量の種類の一例を示す図である。 本実施形態の充電課金管理システムによる、車両の走行距離に応じた電力料金の一例を示すグラフである。 本実施形態の車両が備える表示部が表示する画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の車両情報データベースに記憶される情報の一例を示す表である。 本実施形態の課金情報データベースに記憶される情報の一例を示す表である。 本実施形態の充電課金管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る課金情報データベースに記憶される情報の一例を示す表である。
[実施形態1]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る充電課金管理システム1の構成の一例を示す模式図である。この充電課金管理システム1は、充電課金管理サーバ10と、車両20とが通信を行うことにより、充電器30から車両20に充電した電力料金の課金を管理する。ここで、車両20とは、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)またはPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)などの、商用電源によって充電が可能な電動車両である。
車両20は、走行用の電動機23とバッテリ24とを備えており、このバッテリ24に充電されている電力を電動機23に供給することによって回転力を発生させ、発生させた回転力によって駆動軸(不図示)を駆動して走行する。なお、車両20がPHVまたはPHEVの場合には、電動機23の他に走行用のエンジン(不図示)を備えていてもよい。この車両20が、PHVまたはPHEVの場合には、電動機23が発生する回転力の他に、走行用のエンジンが発生する回転力によって駆動軸(不図示)が駆動される。以下の説明において、車両20の走行によって消費される電力量を、走行電力量Pdrvとも称する。
なお、車両20が電力回生ブレーキシステムを備えている場合、車両20の加速時には電動機23が回転力を発生させることにより電力が消費され、車両20の減速時には電動機23が発電(回生)を行うことにより電力が生成される。この場合、車両20の走行によって消費される電力量(走行電力量Pdrv)は、加速により消費された電力量と、減速により生成された電力量との差によって表わされる。
充電器30は、電力会社から供給される電力を、車両20が備えるバッテリ24に供給する。すなわち、充電器30は、車両20に電力を供給することによりバッテリ24を充電する。この充電器30は、公共設備である電力供給スタンド(充電スタンド)や、個人の家庭に備えられている。この充電器30から車両20に供給される電力量は、電力会社によって計測されている。電力会社は、充電器30から車両20に供給される電力量を計測することにより、計測した電力量に応じた電力料金を、車両20の使用者に課金(請求)する。以下の説明において、この充電器30から車両20に供給される電力量を充電電力量Pchgとも称する。
この充電電力量Pchgを計測する方法には、さまざまな方法がある。一例として、充電器30は、車両20に供給した電力量を計測する電力計を備えている。この場合には、充電器30が備える電力計によって計測される車両20に供給した電力量を、充電電力量Pchgを計測する。また、他の一例として、車両20は、消費した電力量を計測する電力計を備えている。この場合には、車両20が備える電力計によって計測される車両20が消費した電力量を、充電電力量Pchgとして計測する。以下の説明では、車両20が、消費した電力量を計測する電力計を備えている場合について説明する。
ここで、図2を参照して、車両20が消費する電力量の種類について説明する。
図2は、本実施形態の車両20が消費する電力量の種類の一例を示す図である。車両20は、走行用の電動機23の他に、エアコン(エアコンディショナー;不図示)を備えていることがある。このエアコンは、電動コンプレッサー(不図示)を備えており、この電動コンプレッサーによって冷媒を圧縮することにより、車室内と車外との間で熱交換を行う。この電動コンプレッサーは、バッテリ24に充電されている電力によって駆動される。つまり、バッテリ24に充電される電力は、走行用の電動機23によって消費されることに加え、エアコン用の電動コンプレッサーによって消費される。
また、車両20は、車両20の外部に電力を給電する外部給電システム(不図示)を備えていることがある。この外部給電システムは、バッテリ24に充電されている電力を、商用周波数および商用電圧の電力に変換して、この変換した電力を、車両20に接続された外部機器(不図示)に供給する。つまり、バッテリ24に充電される電力は、走行用の電動機23によって消費されることに加え、外部給電システムに接続された外部機器よって消費される。
つまり、図2(a)に示すように、車両20に消費される電力量(消費電力量)には、走行によって消費される電力量に加え、走行以外によって消費される電力量が含まれる。この走行以外によって消費される電力量には、エアコンによって消費される電力量と、外部給電によって消費される電力量とが含まれる。
ここで、本実施形態の充電課金管理システム1は、車両20に消費される電力量の種類(以下の説明では単に「消費電力の種類」とも称する。)に応じて、電力料金の割引率を変えて課金をすることができる。具体的には、充電課金管理システム1は、図2(b)に示すように、消費電力の種類が走行である場合の割引率と、消費電力の種類が走行以外である場合の割引率とを、異なる割引率にする。一例として、充電課金管理システム1は、消費電力の種類が「走行」である場合の割引率を20%に、消費電力の種類が「エアコン」である場合の割引率を0%に、消費電力の種類が「外部給電」である場合の割引率を5%に、それぞれ設定して課金する。このように電力料金の割引率を消費電力の種類に応じて設定することにより、充電課金管理システム1は、電力料金体系の設定の自由度を向上させることができる。
また、一例として、充電課金管理システム1が、車両20の走行距離に応じた電力料金を課金する場合について、図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態の充電課金管理システム1による、車両20の走行距離に応じた電力料金の一例を示すグラフである。この一例において、充電課金管理システム1は、車両20の走行距離が所定距離Lを超えるまでは、電力料金を定額Aにして、電力料金を課金する(図3の料金曲線G1)。また、この一例において、充電課金管理システム1は、車両20の走行距離が所定距離Lを超えた場合には、電力料金を距離に応じた額にして、電力料金を課金する(図3の料金曲線G2)。つまり、この例の場合、充電課金管理システム1は、所定距離Lを超えるまでは定額制の料金体系にし、所定距離Lを超えた場合には車両20の走行距離に応じた従量制の料金体系にして、電力料金を課金する。なお、定額Aは0(無料)であってもよい。
ここで、車両20の消費電力量に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合と、車両20の走行距離に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合とを比較する。
車両20の消費電力量に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、同一の距離を走行した場合であっても、車両20の走行状態が異なると消費電力が異なり、この結果、電力料金が異なることがある。つまり、車両20の消費電力量に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、電力料金の予測が困難であり、実際に走行してみなければ課金される電力料金がわからないということがある。
一方、本実施形態の充電課金管理システム1のように、車両20の走行距離に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、出発地から目的地までの走行距離がわかれば、課金される電力料金が予測できる。つまり、車両20の走行距離に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、課金される電力料金が、実際に走行しなくてもわかる。すなわち、本実施形態の充電課金管理システム1によれば、課金される電気料金の予測が容易となることから、車両20の利用者の利便性を向上させることができる。
また、車両20の消費電力量に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合と、車両20の消費電力量によらない定額制の料金体系にして電力料金を課金する場合とを比較する。
車両20の消費電力量に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、同一の距離を走行した場合であっても、車両20の走行状態が異なると消費電力が異なり、この結果、電力料金が異なることがある。つまり、車両20の消費電力量に応じた従量制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、電力料金の予測が困難であり、実際に走行してみなければ課金される電力料金がわからないということがある。
一方、本実施形態の充電課金管理システム1のように、車両20の消費電力量によらない定額制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、走行距離が所定距離Lを超えるまでは課金される電力料金が一定である。つまり、定額制の料金体系にして電力料金を課金する場合には、課金される電力料金が、実際に走行しなくてもわかる。すなわち、本実施形態の充電課金管理システム1によれば、課金される電気料金の予測が容易となることから、車両20の利用者の利便性を向上させることができる。
上述したように、本実施形態の充電課金管理システム1は、電力料金の料金体系をさまざまに設定して、電力料金を課金することができる。この充電課金管理システム1の具体的な構成について、再び図1を参照して説明する。
車両20は、表示部21と、情報供給部22とを備えている。この表示部21は、液晶ディスプレイなどの画像表示装置を備えており、車両20内の電力の供給経路を表示する。この表示部21が表示する電力の供給経路を示す画像の一例について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の車両20が備える表示部21が表示する画像の一例を示す模式図である。表示部21は、電力マネジメントシステムの画像PIC1を表示する。この電力マネジメントシステムは、車両20が備える車載コンピュータ(不図示)によって実現される機能であって、車両20内の電力の供給元、供給先、および供給量を管理する。また、表示部21は、バッテリ24の画像PIC2と、エアコンの画像PIC3と、モーター(電動機23)の画像PIC4と、充電システムの画像PIC5と、外部給電システムの画像PIC6とを表示する。また、表示部21は、バッテリ24が出力する電力を示す矢印の画像ARW21と、バッテリ24に入力される電力を示す矢印の画像ARW22とを表示する。また、表示部21は、モーター(電動機23)に入力される電力を示す矢印の画像ARW42と、モーター(電動機23)が出力する電力を示す矢印の画像ARW41とを表示する。また、表示部21は、エアコンに入力される電力を示す矢印の画像ARW30と、電力マネジメントシステムから外部給電システムに入力される電力を示す矢印の画像ARW60とを表示する。また、表示部21は、充電システムが電力マネジメントシステムに対して出力する電力を示す矢印の画像ARW50を表示する。本実施形態の車両20は、表示部21を備えることにより、車両20の使用者に対して、電力の流れをわかりやすく表示することができる。
図1に戻り、車両20の情報供給部22は、アンテナANT2を備えており、充電課金管理サーバ10に対して、車両20の情報を供給する。ここで、情報供給部22が供給する情報の内容について説明する。この車両20は、上述した電力マネジメントシステムにより、電力の経路を管理する。ここで電力の経路には、充電器30から車両20のバッテリ24に供給される電力の経路、バッテリ24から電動機23に供給される電力の経路、バッテリ24からエアコンに供給される電力の経路、バッテリ24から外部給電システムに供給される電力の経路が含まれる。また、車両20が電力回生ブレーキシステムを備える場合には、電力の経路には、電動機23からバッテリ24に供給される電力の経路が含まれる。
また、車両20の電力マネジメントシステムは、電力の各経路に流れる電力量を計測する。具体的には、車両20の電力マネジメントシステムは、充電器30から車両20のバッテリ24に供給される電力量、すなわち充電電力量Pchgを計測する。また、車両20の電力マネジメントシステムは、バッテリ24から電動機23に供給される電力量を計測する。また、車両20が電力回生ブレーキシステムを備える場合には、車両20の電力マネジメントシステムは、電動機23からバッテリ24に供給される電力量を計測する。車両20が電力回生ブレーキシステムを備える場合には、車両20の電力マネジメントシステムは、バッテリ24から電動機23に供給される電力量から、電動機23からバッテリ24に供給される電力量を差し引いた電力量を、走行電力量Pdrvとして計測する。また、車両20が電力回生ブレーキシステムを備えない場合には、車両20の電力マネジメントシステムは、バッテリ24から電動機23に供給される電力量を、走行電力量Pdrvとして計測する。また、車両20の電力マネジメントシステムは、バッテリ24からエアコンに供給される電力量、およびバッテリ24から外部給電システムに供給される電力量を、走行以外に消費される電力量として、それぞれ計測する。
情報供給部22は、電力マネジメントシステムが計測したこれらの電力量、つまり、充電電力量Pchg、走行電力量Pdrv、および走行以外に消費される電力量をそれぞれ示す情報を、アンテナANT2を介して充電課金管理サーバ10に供給する。これにより、充電課金管理サーバ10において、消費電力の種類に応じた課金が可能になる。
また、情報供給部22は、車両20を識別する識別情報を、アンテナANT2を介して充電課金管理サーバ10に供給する。ここで、車両20を識別する識別情報とは、車両20を識別するための情報であり、例えば、車両20に固有に割り振られた車両IDである。これにより、充電課金管理サーバ10において、車両20ごとの課金が可能になる。
また、情報供給部22は、車両20の使用者を識別する識別情報を、アンテナANT2を介して充電課金管理サーバ10に供給する。ここで、使用者を識別する識別情報とは、車両20の使用者を識別するための情報であり、例えば、使用者に固有に割り振られた使用者IDである。具体的には、車両20は、使用者IDが記憶されているICカードの情報を読み取るためのカードリーダー(不図示)を備えている。このICカードは、使用者ごとに予め配布されている。使用者は、車両20を運転する際に、カードリーダーに自らのICカードの情報を読み取らせる。情報供給部22は、このカードリーダーを介してICカードに記憶されている使用者IDを読み出す。これにより、充電課金管理サーバ10において、使用者が特定でき、使用者ごとの課金が可能になる。なお、使用者の特定は上述の使用者IDをICカードから読み取る方法に限らず、使用者専用のイグニッションキーを認識させることによる特定、使用者の生体情報を読み取らせて認証することによる特定、予め車体と使用者とを紐づけておきその車体を認識することにより特定する方法等がある。次に、この充電課金管理サーバ10の機能構成の一例について説明する。
充電課金管理サーバ10は、車両20のメーカーや、電力供給会社などに備えられており、通信部100と、演算部110と、記憶部120とを備える。
通信部100は、アンテナANT1と無線通信用IC(Integrated Circuit)とを備えており、車両20のアンテナANT2から供給される情報を受信する。また、この通信部100は、車両20との双方向通信が可能であり、充電課金管理サーバ10による演算結果を車両20に対して供給することができる。
演算部110は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を備えており、充電課金管理サーバ10内の各部を制御する。演算部110は、その機能部として、情報取得部111と、料金算出部112と、課金管理部113とを備える。この演算部110が備える各機能部の詳細については、後述する。
記憶部120は、フラッシュROMなどの不揮発性の記憶素子と、DRAMやSRAMなどの揮発性の記憶素子とを備えている。この記憶部120には、演算部110による演算結果が一時的に記憶される。また、記憶部120には、車両情報データベース121と、課金情報データベース122とを備えている。これらの車両情報データベース121と、課金情報データベース122とには演算部110による制御に用いられる情報が予め記憶されている。この車両情報データベース121、および課金情報データベース122に記憶される情報の一例について、図5および図6を参照して説明する。
図5は、本実施形態の車両情報データベース121に記憶される情報の一例を示す表である。この車両情報データベース121には、車両IDと、使用者IDと、積算走行距離と、電力会社IDとが関連付けられて記憶されている。このうち、車両IDとは、複数の車両20をそれぞれ識別する識別情報である。また、使用者IDとは、車両20の1または複数の使用者(例えば、使用者IDが法人のIDである場合には、複数の従業員)をそれぞれ識別する識別情報である。積算走行距離とは、ある使用者による車両20の走行距離の積算値である。この積算値は、車両20の生涯走行距離を示す値であってもよく、電力料金の課金期間内の積算走行距離を示す値であってもよい。また、電力会社IDとは、使用者IDで識別される使用者が契約している電力会社の識別情報である。この使用者は、電力会社IDで識別される電力会社から電力料金が課金される。
この演算部110は、車両情報データベース121に記憶されている情報を参照することにより、車両20ごと、および使用者ごとの積算走行距離を求めることができる。
図6は、本実施形態の課金情報データベース122に記憶される情報の一例を示す表である。この課金情報データベース122には、使用者IDと、消費電力量と、電力料金と、走行電力量Pdrvと、割引電力料金とが関連付けられて記憶されている。このうち、使用者IDとは、車両20の複数の使用者をそれぞれ識別する識別情報である。消費電力量とは、ある使用者による車両20の消費電力量を示す情報である。ここで、車両20の消費電力量は、充電電力量Pchgによって表すことができる。また、ここでいう電力料金とは、充電電力量Pchgに応じて算出される電力料金であり、割引前の電力料金である。走行電力量Pdrvとは、消費電力量のうち、走行によって消費された電力量を示す。また、割引電力料金とは、充電電力量Pchgに応じて算出される電力料金から、走行によって消費された電力量の割引率によって割り引いた、割引後の電力料金である。
図1に戻り、演算部110が備える各機能部について説明する。上述したように、演算部110は、情報取得部111と、料金算出部112と、課金管理部113とを備える。
情報取得部111は、通信部100が車両20から受信した情報を取得する。この情報には、充電電力量Pchgを示す情報、走行電力量Pdrvを示す情報、および車両20の識別情報が含まれている。
すなわち、情報取得部111は、車両20の外部から当該車両20に充電される充電電力量Pchgを示す情報と、充電電力量Pchgのうち当該車両20の走行によって消費される走行電力量Pdrvを示す情報とを取得する。
料金算出部112は、情報取得部111が取得した情報に基づいて、車両20についての電力料金を算出する。ここでは、一例として、料金算出部112が、充電電力量Pchgに応じた従量制の料金体系において、図2に示した割引率を適用して電力料金を算出する場合について説明する。
料金算出部112は、情報取得部111が取得した使用者IDと、充電電力量Pchgとを取得する。ここで、充電電力量Pchgは、車両20が消費した電力量、すなわち消費電力量を示している。次に、料金算出部112は、取得した使用者IDごとに、充電電力量Pchgと、単位電力量当たりの電力料金(つまり、単価)とを乗じて、電力料金を算出する。具体的には、図6に示すように、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”を取得し、課金情報データベース122に書き込む。次に、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”と単価(ここでは、20円/kwh)とを乗じて、電力料金”1200円”を算出する。
次に、料金算出部112が割引電力料金を算出する手順について説明する。この料金算出部112は、情報取得部111が取得した走行電力量Pdrvを取得する。ここで、図5(b)に示すように、消費電力の種類が走行によって消費された電力である場合には、電力料金の割引率が20%に設定されている。つまり、充電電力量Pchgのうち、走行電力量Pdrvの部分は、電力料金の割引率が20%である。料金算出部112は、走行電力量Pdrvと、単価とを乗じて、走行電力量Pdrvについての割引前の電力料金を算出する。また、料金算出部112は、この割引前の電力料金に割引率を乗じて走行電力量Pdrvについての割引額を算出する。次に、料金算出部112は、割引前の電力料金から、割引額を差し引いて、走行電力量Pdrvについての割引後の電力料金を算出する。
また、料金算出部112は、充電電力量Pchgから走行電力量Pdrvを差し引いた電力量、すなわち、走行以外によって消費された電力量を算出する。ここで、走行以外によって消費された電力量が、すべてエアコンによって消費された場合を一例にして説明する。この一例の場合、走行以外によって消費された電力量の電力料金の割引率が0%である。この一例の場合、料金算出部112は、算出した電力量と、単価とを乗じて、走行以外によって消費された電力量についての電力料金を算出する。
より具体的には、図6に示すように、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”と、走行電力量Pdrv”50kwh”とを取得し、課金情報データベース122に書き込む。次に、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”と走行電力量Pdrv”50kwh”との差分を”10kwh”として算出する。料金算出部112は、この差分に単価(ここでは、20円/kwh)を乗じて、走行以外によって消費された電力量の電力料金”200円”を算出する。次に、料金算出部112は、走行電力量Pdrv”50kwh”に単価(ここでは、20円/kwh)を乗じて、走行によって消費された電力量の割引前の電力料金”1000円”を算出する。次に、料金算出部112は、算出した割引前の電力料金”1000円”に割引率”20%”を乗じて、割引額”200円”を算出する。次に、料金算出部112は、割引前の電力料金”1000円”から、割引額”200円”を差し引いて、走行によって消費された電力量の割引後の電力料金”800円”を算出する。次に、料金算出部112は、走行以外によって消費された電力量の電力料金”200円”に割引後の電力料金”800円”を加算し、割引電力料金”1000円”を算出する。
すなわち、料金算出部112は、情報取得部111が取得する情報に基づいて、充電電力量Pchgに応じた電力料金から、当該車両20の走行電力量Pdrvに応じた割引額を差し引いた割引電力料金を、当該車両20に対する料金として算出する。
また、上述したように、情報取得部111は、車両20の使用者ごとの消費電力量を示す使用者情報をさらに取得する。また、料金算出部112は、情報取得部111が取得した使用者情報に基づいて、使用者ごとに消費電力量に応じた割引電力料金を算出する。
なお、別の一例として、料金算出部112が、積算走行距離に応じた定額制および従量制の料金体系(図3)を適用して電力料金を算出する場合について説明する。この場合、料金算出部112は、情報取得部111が取得した車両IDと、使用者IDと、積算走行距離とを取得する。次に、料金算出部112は、取得した車両IDごとに、積算走行距離を算出する。次に、料金算出部112は、取得した車両IDごとに、積算走行距離に基づく電力料金を算出する。具体的には、図5に示すように、料金算出部112は、車両ID”C02”について、使用者ID”U20”による積算走行距離”200km”と、使用者ID”U21”による積算走行距離”300km”とを車両情報データベースに書き込む。料金算出部112は、車両ID”C02”について、積算走行距離”200km”と、積算走行距離”300km”とを加算し、車両ID”C02”の車両20についての積算走行距離”500km”を算出する。次に、料金算出部112は、図3に示す料金グラフに基づき、車両ID”C02”の車両20についての積算走行距離”500km”が所定距離Lを超えるか否かを判定する。料金算出部112は、所定距離Lを超えないと判定した場合には、定額Aを電力料金として算出する。料金算出部112は、所定距離Lを超えると判定した場合には、積算走行距離と、料金曲線G2との交点が示す額を電力料金として算出する。なお、ここでいう定額Aとは、無料であってもよい。ここで、定額Aは、積算走行距離と、料金曲線G2との交点が示す額よりも割り引かれた額である。すなわち、料金算出部112は、車両20の走行距離を示す情報に基づいて割引額を算出する。
換言すれば、料金算出部112は、情報取得部111が取得する車両20の走行距離を示す情報に基づいて割引額を算出することによって、割引電力料金を算出する。
課金管理部113は、料金算出部112が算出した割引電力料金を使用者に対して課金する。ここで、使用者とは、予め電力会社と電力供給契約を結んでいる車両20の使用者である。また、使用者に対する課金とは、電力供給契約に基づいて行われる使用者に対する料金の請求である。
[充電課金管理システムの動作]
次に、充電課金管理システム1の動作について説明する。
図7は、本実施形態の充電課金管理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
車両20が充電器30に接続されると、車両20の電力マネジメントシステムは、充電電力量Pchgを計測する(ステップS210)。また、車両20の電源スイッチ(例えば、キースイッチ)が投入されると、車両20の電力マネジメントシステムは、消費電力量を計測する(ステップS220)。このとき、車両20の電力マネジメントシステムは、消費電力の種類毎に、消費電力量を計測する。具体的には、車両20の電力マネジメントシステムは、走行によって消費される電力と、走行以外によって消費される電力とをわけて、消費電力量を計測する。この走行によって消費される電力と、走行以外によって消費される電力とは、電力料金の割引率が、異なる値に設定されている。すなわち、車両20の電力マネジメントシステムは、電力料金の割引率が、異なる値に設定されている消費電力の種類毎に、消費電力量を計測する。
次に、車両20の電力マネジメントシステムは、車両20の走行距離を計測する(ステップS230)。車両20の情報供給部22は、ステップS210からステップS230において計測された充電電力量Pchg、消費電力量、および走行距離を、車両IDおよび使用者IDと関連付けて、電力量情報とする。情報供給部22は、この電力量情報を充電課金管理サーバ10に送信し(ステップS240)、一連の処理を終了する。
一方、充電課金管理サーバ10の情報取得部111は、車両20から送信された電力量情報を、通信部100を介して取得する(ステップS110)。次に、充電課金管理サーバ10の料金算出部112は、充電電力量Pchgに応じた電力料金を算出し(ステップS120)、走行距離に応じた割引額を算出する(ステップS130)。次に、料金算出部112は、ステップS120において算出した電力料金から、ステップS130において算出した割引額を差し引いて、割引電力料金を算出する(ステップS140)。
次に、充電課金管理サーバ10の課金管理部113は、ステップS140において算出された割引電力料金を、ステップS110において取得された電力量情報の使用者IDが示す使用者に対して課金して、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の充電課金管理システム1は、車両の走行状態に応じた電力料金の優遇サービスを提供することにより、車両のユーザの利便性を向上させることができる。
[実施形態2]
[変形例]
なお、車両20が備える表示部21は、車両20において消費される電力量を、割引額に応じた表示態様によって表示してもよい。具体的には、表示部21は、割引額(または、割引率)が比較的高い電力消費の種類の経路について、割引額(または、割引率)が比較的低い電力消費の種類の経路とは異なる色彩、明度または模様などによって表示してもより。例えば、表示部21は、割引額(または、割引率)が比較的高い電力消費の種類の経路を青色で、割引額(または、割引率)が比較的低い電力消費の種類の経路を赤色で表示してもよい。この表示部21が利用する割引額(または、割引率)は、充電課金管理サーバ10からアンテナANT2を介して供給されていてもよく、車両20において算出してもよい。
また、上述の実施形態においては、充電課金管理サーバ10が1つのサーバ装置で構成される例について説明したが、これに限らない。充電課金管理サーバ10は、2つ以上のサーバ装置によって構成されていてもよい。この場合、充電課金管理サーバ10は、例えば、車両20のメーカーが管理するサーバ装置と、電力会社が管理するサーバ装置とに分割されて構成されていてもよい。
[実施形態3]
また、上述の実施形態においては、走行によって消費された電力量の割引率とは、走行距離に応じた割引率であってもよい。例えば、充電課金管理サーバ10は、走行距離が0km〜99kmの場合には割引率が0%であり、走行距離が100km〜199kmの場合には割引率が10%であり、走行距離が200km以上の場合には割引率が20%であることを、課金情報データベース122a(実施形態1の課金情報データベース122に相当)に記憶する。
また、充電課金管理サーバ10は、積算走行距離が10000kmまでは無料(割引率100%)で、10000kmを超える分については所定の割引率による割引、または割引なしの設定にしてもよい。例えば、充電課金管理サーバ10は、積算走行距離が0km〜9999kmの場合には定額(0円)であり、積算走行距離が10000km〜11999kmの場合には割引率が10%であり、積算走行距離が12000km以上の場合には割引率が0%である。
図8は、本実施形態の課金情報データベース122a(実施形態1の課金情報データベース122に相当)に記憶される情報の一例を示す表である。この課金情報データベース122には、使用者IDと、消費電力量と、電力料金と、走行電力量Pdrvと、積算走行距離と、走行距離と、割引電力料金とが関連付けられて記憶されている。
この場合に、料金算出部112は、使用者ID”U20”と”U30”について、それぞれ、積算走行距離”6500km”と”7500km”を取得する。料金算出部112は、取得した積算走行距離が9999km以下であると判定し、使用者ID”U20”と”U30”に対して割引電力料金”0円”を算出する。
また、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、積算走行距離”14000km”を取得し、取得した積算走行距離が12000km以上であると判定し、積算走行距離による割引率が0%であると判定する。次に、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”と、走行電力量Pdrv”50kwh”と、走行距離”210km”を取得し、課金情報データベース122に書き込む。次に、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”と走行電力量Pdrv”50kwh”との差分を”10kwh”として算出する。料金算出部112は、この差分に単価(ここでは、20円/kwh)を乗じて、走行以外によって消費された電力量の電力料金”200円”を算出する。次に、料金算出部112は、走行電力量Pdrv”50kwh”に単価(ここでは、20円/kwh)を乗じて、走行によって消費された電力量の割引前の電力料金”1000円”を算出する。次に、料金算出部112は、算出した割引前の電力料金”1000円”に、走行距離”210km”に応じた割引率”20%”を乗じて、割引額”200円”を算出する。次に、料金算出部112は、割引前の電力料金”1000円”から、割引額”200円”を差し引いて、走行によって消費された電力量の割引後の電力料金”800円”を算出する。次に、料金算出部112は、走行以外によって消費された電力量の電力料金”200円”に割引後の電力料金”800円”を加算し、割引電力料金”1000円”を算出する。
充電課金管理サーバ10は、積算走行距離および走行距離に応じた割引の設定にしてもよい。
図8において、料金算出部112は、使用者ID”U21”について、積算走行距離”105000km”を取得し、取得した積算走行距離が10000km〜11999kmであると判定し、積算走行距離による割引率が10%であると判定する。次に、料金算出部112は、使用者ID”U21”について、消費電力量”60kwh”と、走行電力量Pdrv”30kwh”と走行距離”260km”を取得し、課金情報データベース122に書き込む。次に、料金算出部112は、使用者ID”U10”について、消費電力量”60kwh”と走行電力量Pdrv”30kwh”との差分を”30kwh”として算出する。料金算出部112は、この差分に単価(ここでは、20円/kwh)を乗じて、走行以外によって消費された電力量の電力料金”600円”を算出する。
次に、料金算出部112は、走行電力量Pdrv”30kwh”に単価(ここでは、20円/kwh)を乗じて、走行によって消費された電力量の割引前の電力料金”600円”を算出する。次に、料金算出部112は、算出した割引前の電力料金”600円”に、走行距離”210km”に応じた割引率”20%”と積算走行距離に応じた割引率”10%”とを加算した”30%”を乗じて、割引額”180円”を算出する。次に、料金算出部112は、割引前の電力料金”600円”から、割引額”180円”を差し引いて、走行によって消費された電力量の割引後の電力料金”420円”を算出する。次に、料金算出部112は、走行以外によって消費された電力量の電力料金”600円”に割引後の電力料金”420円”を加算し、割引電力料金”1020円”を算出する。
このように、本実施形態では、図1の情報取得部111は、車両20の外部から車両20に充電される充電電力量を示す情報と、車両20の走行距離を示す情報(例えば、上述の走行距離、及び積算走行距離)とを取得する。料金算出部112は、情報取得部111が取得する情報に基づいて、充電電力量に応じた電力料金から、車両20の走行距離に応じた割り引いた割引電力料金を、車両20に対する料金として算出する。課金管理部113は、料金算出部112が算出した割引電力料金を課金する。換言すれば、料金算出部112は、情報取得部111が取得する情報に基づいて、車両20の走行距離に応じて変動する電力料金、つまり、充電電力量に関わらず金額の変わる電力料金(例えば、単価が変動する料金)を算出する。例えば、料金算出部112は、同じ充電電力が供給された場合でも金額の変わる電気料金を算出する。なお、「充電電力量に関わらず金額の変わる」とは、充電電力とは無関係に金額が変わり得ることを意味し、充電電力量に応じて電力料金が変わっても良い。 また、情報取得部111は、充電電力量のうち車両20の走行によって消費される走行電力量を示す情報をさらに取得する。料金算出部112は、走行電力量に応じた電力料金から、車両20の走行距離に応じた割り引いた割引電力料金を、車両20に対する料金として算出する。
これにより、充電課金管理サーバ10は、さまざまな料金体系の電力料金サービスを提供できる。例えば、図8において、使用者ID”U20”と”U40”は、消費電力量、電力料金、走行電力量、走行距離が同じであるものの、積算走行距離が”6500km”と”13000km”で異なるため、割引電力料金が”0円”と”520円”で異なる。また、使用者ID”U40”と”U41”は、消費電力量、電力料金、走行電力量、積算走行距離が同じであるものの、走行距離”220km”と”150km”が異なるため、割引電力料金が”520円”と”560円”で異なる。
このような課金体系によって、例えば、ある積算走行距離までは料金を定額にして、車両の販売促進をすることができる。一方、前回の充電からの走行距離が長く、走行電力量が多い場合には、電力料金を下げることで、電力を節減した運転を促すことができる。
なお、充電課金管理サーバ10は、走行距離が0km〜99kmの場合には割引率が20%であり、走行距離が100km〜199kmの場合には割引率が10%であり、走行距離が200km以上の場合には割引率が0%であることを、課金情報データベース122aに記憶してもよい。
[実施形態4]
また、上述の実施形態においては、割引電力料金は、値引電力料金であってもよい。値引電力料金とは、充電電力量Pchgに応じて算出される電力料金から、走行に関する情報に基づいて値引きされた、値引き後の電力料金である。なお、値引きとは、定価よりも安くすることをいう。値引きには、例えば、割引や所定の金額を差し引くこと、または、単価を下げることも含まれる。また、定価とは、例えば、走行距離が“0km”の場合の電力料金であってもよい。
[実施形態5]
また、上記各実施形態において、充電課金管理サーバ10が、充電電力量Pchgに応じて算出される電力料金から、走行に関する情報に基づいて値引きを行う場合について説明をした。しかし本発明は、これに限らず、充電課金管理サーバは、充電電力量Pchgに応じて算出される電力料金に対して、走行に関する情報に基づく金額を加算してもよい。つまり、料金算出部112は、情報取得部111が取得する情報に基づいて、充電電力量に応じた電力料金から、車両20の走行距離又は走行電力量に応じて加算した割引電力料金を、車両20に対する料金として算出してもよい。
このように、料金算出部112は、情報取得部111が取得する情報に基づいて、充電電力量に応じた電力料金に対して、車両20の走行距離又は走行電力量に応じて加算、乗算、減算、又は除算のいずれか或いはその組み合わせを行うことで調整をした調整電力料金を、車両20に対する料金として算出してもよい。
[実施形態6]
なお、上述した実施形態における充電課金管理サーバ10、または車両20の一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、充電課金管理サーバ10、または車両20に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。また、上述した実施形態における充電課金管理サーバ10、または車両20の一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。充電課金管理サーバ10、または車両20の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…充電課金管理システム、10…充電課金管理サーバ、100…通信部、110…演算部、111…情報取得部、112…料金算出部、113…課金管理部、120…記憶部、121…車両情報データベース、122、122a…課金情報データベース、20…車両、21…表示部、22…情報供給部、23…電動機、24…バッテリ、30…充電器

Claims (12)

  1. 車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する料金算出部と、
    前記料金算出部が算出した前記料金を課金する課金管理部と、
    を備えることを特徴とする充電課金管理サーバ。
  2. 前記情報取得部は、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行距離を示す情報とを取得し、
    前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず当該車両の前記走行距離に応じて変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電課金管理サーバ。
  3. 前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、前記充電電力量に応じた電力料金から、当該車両の走行距離に応じた値引きを行った値引電力料金を、当該車両に対する料金として算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電課金管理サーバ。
  4. 前記情報取得部は、
    前記充電電力量のうち当該車両の走行によって消費される走行電力量を示す情報をさらに取得し、
    前記料金算出部は、前記走行電力量に応じた電力料金から、当該車両の走行距離に応じた値引きを行った値引電力料金を、当該車両に対する料金として算出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の充電課金管理サーバ。
  5. 前記情報取得部は、
    前記車両の使用者ごとの前記充電電力量を示す使用者情報をさらに取得し、
    前記料金算出部は、
    前記情報取得部が取得した前記使用者情報に基づいて、前記使用者ごとに前記充電電力量に応じた前記値引電力料金を算出し、
    前記課金管理部は、
    前記料金算出部が前記使用者ごとに算出した前記値引電力料金を、前記使用者ごとに課金する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の充電課金管理サーバ。
  6. 前記情報取得部は、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、前記充電電力量のうち当該車両の走行によって消費される走行電力量を示す情報とを取得し、
    前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず当該車両の前記走行電力量に応じて変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電課金管理サーバ。
  7. 前記料金算出部は、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、前記充電電力量に応じた電力料金から、当該車両の前記走行電力量に応じた値引きを行った割引額を差し引いた値引電力料金を、当該車両に対する料金として算出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の充電課金管理サーバ。
  8. 車両を識別する識別情報と、当該車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、前記識別情報によって識別される前記車両に対する料金として算出する料金算出部と、
    前記料金算出部が算出した前記料金を課金する課金管理部と、
    を備える充電課金管理サーバと、
    自車両を識別する前記識別情報と、自車両の走行距離を示す情報とを、前記充電課金管理サーバに供給する情報供給部
    を備える車両と、
    を備えることを特徴とする充電課金管理システム。
  9. 情報取得部が、車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得ステップと、
    料金算出部が、前記情報取得ステップにおいて取得される情報に基づいて、電電力量に関わらず変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する料金算出ステップと、
    課金管理部が、前記料金算出ステップにおいて算出された前記料金を課金する課金管理ステップと、
    を有することを特徴とする充電課金管理方法。
  10. 充電課金管理サーバが備えるコンピュータに、
    車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップにおいて取得される情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、当該車両に対する料金として算出する料金算出ステップと、
    前記料金算出ステップにおいて算出された前記料金を課金する課金管理ステップと、
    を実行させるための充電課金管理プログラム。
  11. 車両を識別する識別情報と、当該車両の外部から当該車両に充電される充電電力量を示す情報と、当該車両の走行に関する情報とを取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得する情報に基づいて、充電電力量に関わらず変動する電力料金を、前記識別情報によって識別される前記車両に対する料金として算出する料金算出部と、前記料金算出部が算出した前記料金を課金する課金管理部とを備える充電課金管理サーバに、自車両を識別する前記識別情報と、自車両の走行距離を示す情報を供給する情報供給部
    を備えることを特徴とする車両。
  12. 自車両において消費される電力量を、前記料金に応じた表示態様によって表示する表示部
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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