JP2016032792A - エアゾール容器の噴霧用ノズル - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載のエアゾールボタン及びエアゾールボタンキャップにおいては、噴口をボタン本体に一体化し、部品点数、組立工数を削減できるとともに、容易に噴射範囲を設計調整できるものを提供することを課題としたものである。
その構成は、ノズル体が第2流出路の先端面で開口して主噴射する第1噴口と、該第1噴口の両側に一対形成され、第2流出路に対して横方向に所定の傾斜角を有する第3流出路の先端面で開口する第2噴口とを有している。第1噴口には拡散割溝を形成し、これによって縦方向のみに拡散し、横方向に一定の厚みを有する主噴射が形成されるとともに、左右一対の第2噴口によって横方向のみに拡散角を有し、縦方向に一定の厚みを有する拡散噴射が形成される。この主噴射と拡散噴射が同時に噴射されることにより全体的に十字形状の噴霧パターンが形成されるものである。
これにより、環状の又は円環状の所定範囲のエリアに薬剤の所定量を噴霧することができるからである。
従って、本発明においては、従来の噴霧用ノズルに比較して、所定環状エリアにより多くの薬剤を噴霧することができることとなるのである。
半径方向外側に向かって割溝を形成したものにあっては、環状に列設した噴口のそれぞれの外側に向かって割溝が形成されているために、噴霧される内容液は、それぞれの噴口で半径方向外側にも噴霧されることとなる。
即ち、内容液が環状及び環状の外側にも噴霧されることとなるのである。
即ち、内容液が環状及び環状の内側にも噴霧されることとなるのである。
これにより、2つの構成部材により簡単に本発明に係る噴霧用ノズルが形成されるのである。
エアゾール容器1は、耐圧性の金属製缶から形成され、その上端部には、図には表われていないバルブステムが上方に延長している。
この被覆部2は、すべて合成樹脂製である。
本発明に係る噴霧用ノズル10は、この噴射用押下ボタンBの噴口部にその導入路が連結するのである。
さらに、これらの噴口15には、後の図面を用いて説明するが、それぞれに割溝も形成されており、その割溝の方向にエアゾール容器の内容液が拡散するように形成されている。
この噴霧用ノズル10は、円環状の外形形状を有し、その下端部の後方側に導通路11が形成された導入部12が設けられ、この導入部12が、図には表われていないが、上記噴射用押下ボタンの噴口部と連結するのである。
従って、この噴霧用ノズル10にはその中央に貫通孔Hが設けられることとなる。
以上の構成により、前面部材18の凹所16と背面部材13の突条部14を嵌合すると、上記凹条部17は、円環状の導通路17を形成することができる。
上記円環状の導通路17及び噴口15の形態は、更に次に図3により説明する。
この図から、円環状の導通路、噴口及び割溝を見て取ることができる。
この図から解る通り、先ず背面部材13の下端部には導通路11が設けられた導入部12が形成されており、この円環形状の背面部材13の前方面にはやはり円環状の突条部14が形成され、この突条部14は、同様に円環形状の前面部材18の後方面に設けられた円環形状の凹所16に嵌合する。
この導通路17に噴口15を多数設けたのである。
この図3から解る通り、噴口15において、その半径方向外側向きには割溝20を設けている。
まず、本発明に係る噴霧用ノズルは、エアゾール容器の上端部に設けたノズルステムに接続できる各種噴射機構の噴口部に装着できるものである。
上記実施形態では、押下ボタンの噴口部に装着したものを提示したが、その噴射機構は種々のものを利用できる。
要するに、噴射機構の噴口部が設けられたものであれば、いずれのタイプのものにでも適用できる。
導通路は、完全に円環状のものでなくともよく、正面視楕円形状であってもよい。
上記実施形態では、噴霧用ノズルを前面部材と背面部材との2ピースのものから構成したが、その構成部材の部品点数は自由であるが、より少ない方が製作容易なため、上記実施形態ものが最適である。
それぞれの噴口に設ける割溝は、上記実施形態において、半径外側方向に設けたが、これを半径内側方向に設けることも自由であり、更には、半径方向の外側及び内側の両側に設けることも可能である。
また、エアゾール容器内には、従来のものと同様に各種の薬剤と噴射剤とが封入されており、各種の用途に合わせて薬剤を選択して封入し、バルブステムを押下して噴霧することができるものである。
以上、本発明においては、簡易な構成にして極めて独特な環状の噴霧パターンを実現することができる噴霧用ノズルを提供することができたものである。
2 被覆部
2b 基礎部
2e 開口部
2f フード部
2k 起立部
10 噴霧用ノズル
11 導入路
12 導入部
13 背面部材
14 突条部
15 噴口
16 凹所
17 凹条部(導通路)
18 前面部材
20 割溝
B 噴射用押下ボタン
Claims (3)
- エアゾール容器の上端部に設けられているバルブステムに接続される噴射機構の噴口部に設けられる噴霧用ノズルであって、
この噴霧用ノズルは、前記噴射機構の噴口部に接続する導入路と、この導入路から連続する導通路と、この導通路に接続する噴口とから成り、
前記導通路が環状に形成され、この環状の導通路に多数の噴口を設けることにより、環状の噴霧パターンが得られることを特徴とするエアゾール容器の噴霧用ノズル。 - 各噴口において、当該噴口から半径方向外側又は内側に向かって割溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器の噴霧用ノズル。
- 前記噴霧用ノズルが導入路を有する環状の背面部材と多数の噴口が設けられた環状の前面部材とから成り、
前記背面部材の前面側には、環状の突条部が形成され、前記前面部材の背面側には環状の凹所が形成され、前者の突条部が後者の凹所と嵌合することができ、
前記凹所の前面部に導通路のための環状の凹条部が形成され、前記突条部と凹所が嵌合することにより前記凹条部が導通路を環状に形成することを特等とする請求項1又は2に記載のエアゾール容器の噴霧用ノズル。
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JP2014156399A JP2016032792A (ja) | 2014-07-31 | 2014-07-31 | エアゾール容器の噴霧用ノズル |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109693884A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-04-30 | 中山市美捷时包装制品有限公司 | 一种环形气雾剂促动器 |
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-
2014
- 2014-07-31 JP JP2014156399A patent/JP2016032792A/ja active Pending
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