JP2016023063A - エレベータの乗かごの振動抑制装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガイドローラを乗かごに設けたものにあって、乗かごの昇降中の振動を抑制することができるエレベータの乗かごの振動抑制装置を提供する。
【解決手段】乗かご2と、この乗かご2を上下方向に案内するガイドレール3と、このガイドレール3に摺接するように乗かご2に取り付けられ、乗かご2の水平方向の動きを拘束するガイドローラ4Aとを備えたエレベータの乗かごの振動抑制装置において、昇降中の乗かご2の振動を生じ得る状況を検知する状況検知手段、例えば加速度センサ7と、この加速度センサ7によって乗かご2が振動を生じ得る状況であると検知されたとき、ガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺接抵抗を増加させるモータ5を含む抵抗付与手段と、この抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な制御装置6から成る抵抗値可変手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】乗かご2と、この乗かご2を上下方向に案内するガイドレール3と、このガイドレール3に摺接するように乗かご2に取り付けられ、乗かご2の水平方向の動きを拘束するガイドローラ4Aとを備えたエレベータの乗かごの振動抑制装置において、昇降中の乗かご2の振動を生じ得る状況を検知する状況検知手段、例えば加速度センサ7と、この加速度センサ7によって乗かご2が振動を生じ得る状況であると検知されたとき、ガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺接抵抗を増加させるモータ5を含む抵抗付与手段と、この抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な制御装置6から成る抵抗値可変手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガイドレールに摺接するガイドローラが設けられたエレベータの乗かごの振動抑制装置に関する。
ガイドローラを備えたエレベータとしては、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1には、主索すなわちワイヤロープの移動を介して昇降路内を昇降する乗かごと、この乗かごを上下方向に案内するガイドレールと、このガイドレールに摺接するように乗かごに取り付けられ、乗かごの水平方向の動きを拘束するガイドローラとを備えたエレベータが開示されている。ガイドローラは、T字形のガイドレールの両側面のそれぞれに摺接する2つのガイドローラと、ガイドレールの頂部に摺接する1つのガイドローラによって構成されている。すなわち、1本のガイドレールに対して3つのガイドローラが摺接するように乗かごに設けられている。
前述したようなガイドローラを備えたエレベータでは、ガイドレールに対するガイドローラの摺接抵抗が小さくなることから効率の高い乗かごの走行性を確保することができる。しかし例えば、経験的に昇降中の乗かごの加減速時に、乗かごが振動する虞がある。また、乗かごの積載荷重が軽いとき、すなわち乗かごの軽量化に伴って、乗かごが振動する虞がある。あるいはまた、経験的に乗かごが昇降路の頂部に位置するワイヤロープの巻上機等に近づいたとき、すなわち乗かごが最上階に近づいたときに、乗かごが振動する虞がある。したがって従来から、乗かごの良好な乗り心地を確保するために、前述したような乗かごの振動を確実に抑えることのできる技術の開発が要望されていた。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、ガイドローラを乗かごに設けたものにあって、乗かごの昇降中の振動を抑制することができるエレベータの乗かごの振動抑制装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るエレベータの乗かごの振動抑制装置は、昇降路内を昇降する乗かごと、この乗かごを上下方向に案内するガイドレールと、前記ガイドレールに摺接するように前記乗かごに取り付けられ、前記乗かごの水平方向の動きを拘束するガイドローラとを備えたエレベータに設けられ、前記乗かごの昇降中の振動を抑制するエレベータの乗かごの振動抑制装置において、昇降中の前記乗かごの振動を生じ得る状況を検知する状況検知手段と、前記状況検知手段によって前記乗かごが振動を生じ得る状況であると検知されたとき、前記ガイドレールに対する前記ガイドローラの摺接抵抗を増加させる抵抗付与手段と、前記抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な抵抗値可変手段とを備えたことを特徴としている。
本発明は、ガイドローラを乗かごに設けたものにあって、従来生じる虞のあった乗かごの昇降中の振動を抑制することができ、乗かごの良好な乗り心地を確保することができる。また本発明は、乗かごの振動を生じ得る状況の程度に応じた大きさの抵抗をガイドローラに与えることができ、乗かごの良好な走行性を確保しながらも、この乗かごの振動を抑制することができ、従来よりも信頼性の高いエレベータを実現させることができる。
以下、本発明に係るエレベータの乗かごの振動抑制装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る乗かごの振動抑制装置が設けられるエレベータは、図示しないワイヤロープの移動により昇降路1内を昇降する乗かご2と、この乗かご2を上下方向に案内するガイドレール3と、このガイドレール3に摺接するように取り付けられ、乗かご2の水平方向の動きを拘束するガイドローラとを備えている。
図1では一部省略してあるが、前述のガイドローラは、図2,3に示すように、T字形のガイドレール3の頂部に摺接する1つのガイドローラ4Aと、ガイドレール3の両側面のそれぞれに摺接する2つのガイドローラ4B,4Cによって構成されている。すなわち、1本のガイドレール3に対して3つのガイドローラ4A,4B,4Cが摺接するように乗かご2に設けてある。
図1に例示するように、乗かご2の上部の一方側に、一対のガイドレール3のうちの一方に摺接する3つのガイドローラ4A,4B,4Cを設けてあり、乗かご2の上部の他方側に、一対のガイドレール3のうちの他方に摺接する3つのガイドローラ4A,4B,4Cを設けてある。同様に、乗かご2の下部の一方側に、一対のガイドレール3のうちの一方に摺接する3つのガイドローラ4A,4B,4Cを設けてあり、乗かご2の下部の他方側に、一対のガイドレール3のうちの他方に摺接する3つのガイドローラ4A,4B,4Cを設けてある。
このようなエレベータに設けられる第1実施形態に係る乗かごの振動抑制装置は、乗かご2の上部に設けられ、昇降中の乗かご2の振動を生じ得る状況を検知する状況検知手段、例えば昇降中の乗かご2の加速度を検知する加速度センサ7を備えている。
また、この第1実施形態は、加速度センサ7によって乗かご2が振動を生じ得る状況であると検知されたとき、ガイドレール4Aそれぞれの摺接抵抗を増加させる抵抗付与手段を備えている。例えば、この抵抗付与手段は、乗かご2の上部に一対設けられたガイドローラ4Aのそれぞれに同軸に取り付けられ、加速度センサ7によって乗かご2が振動を生じ得る状況であると検知されたとき、該当するガイドレール3への摺接によるガイドローラ4Aの回転方向とは逆方向のトルクを与えるモータ5を含んでいる。
また、この第1実施形態は、前述した抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な抵抗値可変手段を備えている。この抵抗値可変手段は、図1に示すように乗かご6の上部に配置され、モータ5の駆動電流の値を変更可能な制御装置6から成っている。前述した加速度センサ7は、この制御装置6に接続されている。
図4に示すように、制御装置6は、加速度センサ7から出力される加速度検出信号11を入力し、この加速度検出信号11の値に応じて、第1制御信号12、第2制御信号14、及び第3制御信号16を出力するコントローラ10を備えている。
コントローラ10は、加速度センサ7から出力される加速度検出信号11の値が、比較的大きな乗かご2の振動を生じ得る状況であって、ガイドローラ4Aに対する抵抗付与制御を必要とする第1閾値以上と判断したときには、第1制御信号12と第3制御信号16を出力する処理を行う。また、コントローラ10は、加速度検出信号11の値が、第1閾値未満であるが乗かご2が振動を生じ得ると見做され、ガイドローラ4Aに対する抵抗付与制御を要すると見做される第2閾値以上であると判断したときは、第2制御信号14と第3制御信号16を出力する処理を行う。なお、コントローラ10は、加速度検出信号11の値が第2閾値未満であるときには、乗かご2の振動を生じない状況、すなわちガイドローラ4Aに対する抵抗付与制御を要しない状況と判断し、第1制御信号12、第2制御信号14、及び第3制御信号16のいずれも出力することがない。
また同図4に示すように、制御装置6は、前述した第1制御信号12に応じてモータ5のそれぞれに接続される回路を閉じる第1スイッチ13と、前述した第2制御信号14に応じてモータ5のそれぞれに接続される回路を閉じる第2スイッチ15と、前述した第3制御信号16に応じてモータ5のそれぞれに接続される回路を閉じる第3スイッチ17とを備えている。
第2スイッチ15には可変抵抗18が接続されている。したがって、第1スイッチ13が閉じられることによるモータ5の駆動電流の値に比べて、第2スイッチ15が閉じられることによるモータ5の駆動電流の値は小さくなる。すなわち、第1スイッチ13、第2スイッチ15のそれぞれが個別に閉じられることにより、モータ5の駆動電流の値が変更可能となっている。第1スイッチ13が閉じられた場合には、モータ5の駆動電流が大きくなることにより、ガイドローラ4Aに与えられるトルクは大きくなる。第2スイッチ15が閉じられた場合には、第1スイッチ13が閉じられた場合に比べてモータ5の駆動電流が小さくなり、ガイドローラ4Aに与えられるトルクは小さくなる。
また、第3スイッチ17には、整流器19が接続され、整流器19には2次電池20を接続してある。第3スイッチ17が閉じられることにより、発電機として機能したモータ5で発生させた電力が整流器19を介して2次電池20に蓄えられる。この2次電池20の電力は、ドア開閉用の電力として、あるいは乗かご2の照明用の電力等に活用することができる。
なお、この第1実施形態では、前述した制御装置6と、モータ5とによって、すなわち制御装置6のコントローラ10、第1スイッチ13、及び第2スイッチ15と、モータ5とによって、ガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺接抵抗を増加させる抵抗付与手段が構成されている。
また、前述した制御装置6によって、すなわちこの制御装置6の第1スイッチ13、第2スイッチ15、及び可変抵抗18によって、抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な抵抗値可変手段が構成されている。
このように構成した第1実施形態は、乗かご2の昇降中にコントローラ10で、加速度センサ7から出力される加速度検出信号11の値が、乗かご2が振動を生じないと見做される値と判断されたときは、コントローラ10から第1制御信号12,第2制御信号14,及び第3制御信号16のいずれも出力されない。これにより、第1スイッチ13、第2スイッチ15、第3スイッチ17のいずれも開いた状態に保たれる。したがって、モータ5は駆動せず、ガイドローラ4Aにトルクが与えられることはなく、ガイドレール3に対するガイドローラ4A,4B,4Cの摺接抵抗は小さく保たれ、乗かご2は円滑に高い効率で昇降する。
また、乗かご2の昇降中にコントローラ10で、加速度センサ7から出力される加速度検出信号11の値が、乗かご2に比較的大きな振動を生じ得る値、すなわち前述した第1閾値以上の値であると判断されたときには、コントローラ10から第1制御信号12及び第3制御信号16が出力される。これにより、第1スイッチ13と第3スイッチ17が閉じられる。
第1スイッチ13が閉じられることにより、モータ5が駆動してガイドローラ4Aに比較的大きなトルクが与えられる。これによりガイドローラ4Aの回転が重くなり、これに伴って乗かご2は振動を生じないように保たれながら昇降する。また、第3スイッチ17が閉じられることにより、発電機として機能したモータ5で発生させた電力が2次電池20に蓄えられる。
また、乗かご2の昇降中にコントローラ10で、加速度センサ7から出力される加速度検出信号11の値が、乗かご2に振動を生じ得る値であるものの、第1閾値未満、第2閾値以上の比較的小さな値であると判断されたときには、コントローラ10から第2制御信号14及び第3制御信号16が出力される。これにより、第2スイッチ15と第3スイッチ17が閉じられる。第2スイッチ15が閉じられることにより、モータ5が駆動してガイドローラ4Aに第1スイッチ13が閉じられたときに比べて小さなトルクが与えられる。これにより第2スイッチ15が閉じられた場合も、ガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺接抵抗が増加し、乗かご2は振動を生じないように保たれながら昇降する。また、第3スイッチ17が閉じられることにより、前述したようにモータ5の駆動の間、2次電池20に電力が蓄えられる。
このように第1実施形態によれば、昇降中の乗かご2が振動を生じ得る状況であると加速度センサ7から出力される加速度検出信号11に基づいてコントローラ10が判断したとき、第1スイッチ13あるいは第2スイッチ14が閉じられて、モータ5が駆動し、ガイドローラ4Aにトルクが与えられてガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺接抵抗が増加する。これにより、乗かご2の昇降中の振動を抑制することができ、乗かご2の良好な乗り心地を確保することができる。またこのとき、第1スイッチ13が閉じられるか、第2スイッチ15が閉じられるかにより、モータ5によってガイドローラ4Aに与えられるトルクの大きさが変更可能となる。したがって、加速度センサ7によって検知される乗かご2の振動を生じ得る状況の程度に応じたモータ5のトルク、すなわちガイドローラ4Aに与えられる抵抗の大きさとなるように、ガイドローラ4Aに与えられる抵抗の大きさが変更され、乗かご2の良好な走行性を確保しながらも、この乗かご2の振動を抑えることができる。これにより、信頼性の高いエレベータを実現させることができる。
図5に示す本発明の第2実施形態は、昇降中の乗かご2の振動を生じ得る状況を検知する状況検知手段を、積載荷重を検出する荷重センサ21によって構成してある。その他の構成は前述した第1実施形態と同等である。
この第2実施形態は、荷重センサ21から出力される荷重検出信号に基づいて、前述と同様にコントローラ10が振動を生じ得る状況かどうかを判断する。判断後の動作は前述した第1実施形態と同じである。このように構成した第2実施形態も、第1実施形態と同等の作用効果が得られる。
なお、状況検知手段として第1実施形態は加速度センサ7を設け、第2実施形態は荷重センサ21を設けたが、本発明は、これらの加速度センサ7や荷重センサ21を設けることには限定されない。状況検出手段として、昇降中の乗かご2の位置を検出する手段を設けてもよく、また、乗かご2の速度を検出する手段を設けてもよい。
図6に示す本発明の第3実施形態は、乗かご2上にガイドレール3に当接するガイドローラ4Aを支持する支持部材25を設け、この支持部材25上に固定部材26を取り付け、この固定部材26上に平滑板27を固定してある。なお、図6においては、ガイドローラ4A以外のガイドローラ4B,4Cは図示を省略してある。
この第3実施形態は、固定部材26上に取り付けられ、前述した制御装置6のコントローラ10から出力される制御信号で制御される制御モータ30と、この制御モータ30によって回転角を制御されるボールねじ31とを備えている。また、平滑板27上に摺動可能に設けられ、ボールねじ31が螺合するねじ部32aを有するベース部材32と、このベース部材32上に、ベース部材32と一体に設けたばね受け33と、このばね受け33内に収納したばね34と、端部がばね34に係着された支持腕36と、この支持腕36に支持され、ガイドローラ4Aに対向して配置される抵抗ローラ35とを備えている。
この第3実施形態は、加速度センサ7等の状況検知手段に基づいて制御装置6のコントローラ10で、昇降中の乗かご2が振動を生じ得る状況であると判断されたとき、状況検知手段の信号値に応じた大きさの回転角までボールねじ37が回転するように、コントローラ10から制御モータ30に制御信号が出力される。
制御モータ30の駆動によって回転したボールねじ31との螺合によってベース部材32が平滑板27上を摺動し、ベース部材32と一体に移動するばね受け33によって、ばね34が撓められ、このばね34の弾性力が支持腕36を介して抵抗ローラ35に与えられ、この抵抗ローラ35がガイドローラ4Aに押圧される。これによりガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺動抵抗が増加し、乗かご2の昇降中のガイドローラ4Aの回転が重くなり、乗かご2が摺動を生じない状態に保たれて昇降する。
この第3実施形態では、前述したコントローラ10、制御モータ30、ボールねじ31、ベース部材32、ばね受け33、ばね34、支持腕36、及び抵抗ローラ35によって、ガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺動抵抗を増加させる抵抗付与手段が構成されている。
また、前述したコントローラ10、制御モータ30、ボールねじ31、及びベース部材32によって、抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な抵抗値可変手段が構成されている。
このように構成した第3実施形態も、乗かご2が振動を生じ得る状況であることを検知する状況検知手段の信号値に応じてガイドレール3に対するガイドローラ4Aの摺接抵抗を可変に増加させることができ、第1実施形態と同様の効果が得られる。
1 昇降路
2 乗かご
3 ガイドレール
4A ガイドローラ
4B ガイドローラ
4C ガイドローラ
5 モータ(抵抗付与手段)
6 制御装置(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
7 加速度センサ(状況検知手段)
10 コントローラ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
13 第1スイッチ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
15 第2スイッチ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
18 可変抵抗(抵抗値可変手段)
21 荷重センサ(状況検知手段)
30 制御モータ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
31 ボールねじ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
32 ベース部材(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
33 ばね受け(抵抗付与手段)
34 ばね(抵抗付与手段)
35 抵抗ローラ(抵抗付与手段)
36 支持腕(抵抗付与手段)
2 乗かご
3 ガイドレール
4A ガイドローラ
4B ガイドローラ
4C ガイドローラ
5 モータ(抵抗付与手段)
6 制御装置(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
7 加速度センサ(状況検知手段)
10 コントローラ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
13 第1スイッチ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
15 第2スイッチ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
18 可変抵抗(抵抗値可変手段)
21 荷重センサ(状況検知手段)
30 制御モータ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
31 ボールねじ(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
32 ベース部材(抵抗付与手段)(抵抗値可変手段)
33 ばね受け(抵抗付与手段)
34 ばね(抵抗付与手段)
35 抵抗ローラ(抵抗付与手段)
36 支持腕(抵抗付与手段)
Claims (5)
- 昇降路内を昇降する乗かごと、この乗かごを上下方向に案内するガイドレールと、前記ガイドレールに摺接するように前記乗かごに取り付けられ、前記乗かごの水平方向の動きを拘束するガイドローラとを備えたエレベータに設けられ、前記乗かごの昇降中の振動を抑制するエレベータの乗かごの振動抑制装置において、
昇降中の前記乗かごの振動を生じ得る状況を検知する状況検知手段と、
前記状況検知手段によって前記乗かごが振動を生じ得る状況であると検知されたとき、前記ガイドレールに対する前記ガイドローラの摺接抵抗を増加させる抵抗付与手段と、
前記抵抗付与手段によって与えられる抵抗の大きさを変更可能な抵抗値可変手段とを備えたことを特徴とするエレベータの乗かごの振動抑制装置。 - 請求項1に記載のエレベータの乗かごの振動抑制装置において、
前記状況検知手段は、昇降中の前記乗かごの加速度、速度、積載荷重、及び位置のいずれかを検知する手段から成ることを特徴とするエレベータの乗かごの振動抑制装置。 - 請求項1または2に記載のエレベータの乗かごの振動抑制装置において、
前記抵抗付与手段は、前記ガイドローラに同軸に取り付けられ、前記状況検知手段によって前記乗かごが振動を生じ得る状況であると検知されたとき、前記ガイドローラに、前記ガイドレールへの摺接による前記ガイドローラの回転の方向とは逆方向のトルクを与えるモータを含むことを特徴とするエレベータの乗かごの振動抑制装置。 - 請求項3に記載のエレベータの乗かごの振動抑制装置において、
前記抵抗値可変手段は、前記モータの駆動電流の値を変更可能な制御装置から成ることを特徴とするエレベータの乗かごの振動抑制装置。 - 請求項1または2に記載のエレベータの乗かごの振動抑制装置において、
前記抵抗付与手段は、前記乗かごに設けられ、前記状況検知手段によって前記乗かごが振動を生じ得る状況であると検知されたとき、前記ガイドローラを押圧する抵抗ローラを含むことを特徴とするエレベータの乗かごの振動抑制装置。
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JP2006264983A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Inventio Ag | 上下振動を補償するエレベータ |
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Patent Citations (2)
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