JP2016022915A - 作業車輌 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン始動ロック機能の認証処理の際の操作性を向上させ得る作業車輌を提供する。
【解決手段】制御装置は、キー部材のオフ位置からオン位置への操作に応じて液晶表示部を、記憶認証情報の桁数に応じた第1〜第n(nは2以上の整数)の表示枠が表示された認証画面へ移行させ、前記認証画面において入力操作部材によって入力される記号を前記第1〜第nの表示枠のそれぞれに表示させ、前記第1〜第nの表示枠に表示された記号によって画される入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、入力認証情報が記憶認証情報に一致した場合にのみエンジン始動を許可するエンジン始動ロック機能を備えた作業車輌に関する。
作業車輌等の車輌に、エンジン始動ロック機能を備えることは従来から提案されている。
例えば、下記特許文献1には、キー部材のスタート位置への操作回数を入力認証情報とし、前記入力認証情報が予め記憶されている記憶認証情報に一致する場合にのみ、エンジンの始動が許可されるように構成された車輌が開示されている。
前記特許文献1に記載の構成は、既存の前記キー部材のスタート位置への操作回数を入力認証情報として用いており、追加部材を要すること無く、エンジン始動ロック機能を得ることができる点において有用であるが、単一の前記キー部材のスタート位置への操作回数に基づいて認証を行うものであるから、安全性(認証情報の組み合わせ数)の観点で限度がある。
さらに、前記キー部材のスタート位置への操作回数を入力認証情報として用いている為、操縦者が、何らかの操作ミスによって、前記キー部材を、記憶認証情報として記憶されている回数より多く、スタート位置に操作してしまうと、前記入力認証情報の修正を行うことができず、結果として、認証作業を最初からやり直す必要が生じる。
また、下記特許文献2には、人為操作可能な第1スイッチの操作回数及び人為操作可能な第2スイッチの操作回数を入力認証情報として用い、前記入力認証情報が予め記憶されている記憶認証情報と一致する場合にのみ、エンジンに始動を許可するように構成された作業車輌が開示されている。
前記特許文献2に記載の構成は、前記第1及び第2スイッチの二つのスイッチの操作回数を入力認証情報として用いるものであり、単一の操作部材である前記キー部材の操作回数を入力認証情報として用いる前記特許文献1に記載の構成に比して、安全性(認証情報の組み合わせ数)を向上させることができる。
しかしながら、前記特許文献2に記載の構成においても、スイッチの操作回数を入力認証情報として用いており、従って、操縦者が、何らかの操作ミスによって、前記第1又は第2スイッチを、記憶認証情報として記憶されている回数より多く、操作してしまうと、前記入力認証情報の修正を行うことができず、結果として、認証作業を最初からやり直す必要が生じる。
特開2005−255134号公報 特開2013−028190号公報
本発明は、斯かる従来技術に鑑みなされたものであり、入力認証情報が記憶認証情報に一致した場合にのみエンジン始動を許可するエンジン始動ロック機能を備えた作業車輌であって、認証処理の歳の操作性を向上させ得る作業車輌の提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、入力操作部材を介して入力された入力認証情報が予め記憶されている記憶認証情報と一致した場合にのみ、キー部材のスタート位置への操作に応じたスターターモーターによるエンジン始動を許可するエンジン始動ロック機能を備えた作業車輌であって、前記入力認証情報を入力する入力操作部材と、液晶表示部を有する表示手段と、制御装置とを備え、前記制御装置は、前記キー部材のオフ位置からオン位置への操作に応じて前記液晶表示部を、前記記憶認証情報の桁数に応じた第1〜第n(nは2以上の整数)の表示枠が表示された認証画面へ移行させ、前記認証画面において前記入力操作部材によって入力される記号を前記第1〜第nの表示枠のそれぞれに表示させ、前記第1〜第nの表示枠に表示された記号によって画される前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定する作業車輌を提供する。
前記記憶認証情報は、各桁が所定の記号群の中から選択された記号によって形成され得る。
この場合、前記入力操作部材は、軸線回りに回転される第1操作及び軸線方向に押圧される第2操作が可能とされ、前記制御装置は、前記認証画面において、前記第1の表示枠を入力可能状態とし、前記入力操作部材への第1操作に応じて前記第1の表示枠に前記記号群の記号を順番に表示させ、前記入力操作部材への第2操作が行われた時点で表示されている記号を当該第1の表示枠に表示させたままで、次の表示枠を入力可能状態として同様の処理を行うことを第nの表示枠まで繰り返し、第nの表示枠に対する前記入力操作部材への第2操作の後に、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定するように構成され得る。
好ましくは、前記制御装置は、前記認証画面に前記第1〜第nの表示枠に加えて、確定アイコン及びリターンアイコンを表示させ、前記第nの表示枠に対する前記入力操作部材への第2操作に応じて、前記入力操作部材への第1操作によって前記確定アイコン及び前記リターンアイコンを選択でき且つ前記入力操作部材への第2操作によって選択中のアイコンを決定できる状態を現出させ、前記確定アイコンが決定操作されると、その時点で前記表示枠に表示されている入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定し、前記リターンアイコンが決定操作されると前記入力認証情報を再入力可能な状態へ移行させるように構成され得る。
好ましくは、前記制御装置は、前記認証画面において前記入力認証情報が前記記憶認証情報と一致すると判定された後において、所為の人為操作が行われると、前記液晶表示部をエンジン始動ロック機能切替画面へ移行させ、前記エンジン始動ロック機能切替画面においても前記認証画面における認証処理と同様の認証処理を可能とし、前記エンジン始動ロック機能切替画面において入力された入力認証情報が前記記憶認証情報に一致する場合に、前記エンジン始動制限機能の有効又は無効の人為選択を可能とされ得る。
本発明に係る作業車輌によれば、制御装置が、キー部材のオフ位置からオン位置への操作に応じて液晶表示部を、記憶認証情報の桁数に応じた第1〜第n(nは2以上の整数)の表示枠が表示された認証画面へ移行させ、前記認証画面において入力操作部材によって入力される記号を前記第1〜第nの表示枠のそれぞれに表示させ、前記第1〜第nの表示枠に表示された記号によって画される前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定するように構成されているので、エンジン始動ロック機能における認証処理の際の操作性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る作業車輌の斜視図である。 図2は、前記作業車輌の背面図である。 図3は、前記作業車輌の伝動模式図である。 図4は、前記作業車輌における制御ブロック図である。 図5は、エンジン始動制御モードの制御フローである。 図6は、液晶表示部における認証画面の一例の模式図である。 図7は、エンジン始動ロック機能切替用サブルーチンの制御フローである。
以下、本発明に係る作業車輌の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3に、それぞれ、本実施の形態に係る作業車輌1の斜視図、背面図及び伝動模式図を示す。
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る前記作業車輌1はトラクタの形態をなしている。
詳しくは、図1〜図3に示すように、前記作業車輌1は、車輌フレーム10と、前記車輌フレーム10に支持された運転席15と、前記車輌フレーム10に支持されたエンジン50と、左右一対の前輪20Fと、左右一対の後輪20Rと、前記エンジン50からの回転動力を駆動輪に伝達する走行系伝動構造60と、外部に向けて回転動力を出力するPTO軸95と、前記エンジン50からの回転動力を前記PTO軸95に伝達するPTO系伝動構造80と、制御装置100とを有している。
図3に示すように、本実施の形態においては、前記走行系伝動構造60は、主変速装置として作用する油圧式無段変速装置(HST)61、前後進切換装置62及び副変速装置として作用するギヤ式多段変速装置63を有している。
前記HST61は、図3に示すように、メインクラッチ51を介して入力される前記エンジン50からの回転動力を無段変速するように構成されている。
なお、図3中の符号52及び53は、前記メインクラッチ51を介して入力される前記エンジン50からの回転動力によって駆動されるチャージポンプ及び補助ポンプである。
前記前後進切換装置62は、前記HST61から作動的に伝達される回転動力の回転方向を切り替えて出力するように構成されている。
詳しくは、前記前後進切換装置62は、前記HST61からの回転動力を正転方向(前進方向)の回転動力として前記駆動輪へ向けて出力する前進状態、前記HST61からの回転動力を逆転方向(後進方向)の回転動力として前記駆動輪へ向けて出力する後進状態、及び、前記HST61から前記駆動輪への動力伝達を遮断する中立状態を選択的にとり得るように構成されている。
前記ギヤ式多段変速装置63は、前記前後進切換装置62の伝動方向後流側に配設されており、前記前後進切換装置62を介して入力される回転動力を多段変速して、走行系出力軸65に伝達する。
又、本実施の形態においては、図3に示すように、前記走行系伝動構造60は、さらに、前記走行系出力軸65の回転動力を主駆動輪として作用する前記一対の後輪20Rに差動伝達する主駆動輪側デファレンシャルギヤ装置66と、前記走行系出力軸65の回転動力を入力するサブ駆動輪駆動装置70と、前記サブ駆動輪駆動装置70からの回転動力をサブ駆動輪として作用する前記一対の前輪20Fに差動伝達するサブ駆動輪側デファレンシャルギヤ装置71と、前記左右一対のメイン駆動輪にそれぞれ制動力を付加し得る左右一対のブレーキ装置75L、75Rとが備えられている。なお、図3においては、左側ブレーキ装置75Lのみ図示している。
前記サブ駆動輪駆動装置70は、サブ駆動輪駆動切換操作部材145への人為操作に応じて、前記サブ駆動輪(本実施の形態においては前記前輪20F)が前記メイン駆動輪(本実施の形態においては後輪20R)と、常時、等速駆動されるように前記走行系出力軸65の回転動力を前記サブ駆動輪へ向けて出力する4駆等速状態と、車輌旋回角が所定角以下の場合には前記サブ駆動輪が前記メイン駆動輪と等速で駆動され且つ前記旋回角が所定角を超えた場合には前記サブ駆動輪が前記メイン駆動輪より高速(例えば約2倍速)で駆動されるように前記走行系出力軸65の回転動力を前記サブ駆動輪へ向けて出力する4駆旋回時増速状態と、前記サブ駆動輪を駆動しない2駆状態とを選択的にとり得るように構成されている。
前記一対のブレーキ装置75L、75Rは、人為操作される一対のブレーキ操作部材(図示せず)への人為操作に応じて、個別に、ブレーキ作動状態及びブレーキ解除状態をとり得るようになっている。
次にPTO伝動構造80について説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、前記PTO系伝動構造80は、PTOクラッチ装置81と、PTO変速装置82とを有している。
前記PTOクラッチ装置81は、前記メインクラッチ51を介して入力される前記エンジン50からの回転動力を選択的に伝達又は遮断するように構成されている。
前記PTO変速装置82は、前記PTOクラッチ装置81を介して入力される前記エンジン50からの回転動力を変速して、前記PTO軸95へ向けて出力するように構成されている。
図4に、前記制御装置100のブロック図を示す。
図4に示すように、本実施の形態においては、前記制御装置100は、本機コントローラ101、エンジンコントローラ102及びメータコントローラ103等の複数のコントローラを有している。
前記複数のコントローラ101、102、103には、それぞれ、対応するセンサ及びアクチュエータが電気的に接続されており、前記複数のコントローラ101、102、103はCAN通信バス105を介して互いに電気的に接続されている。
前記各コントローラ101、102、103は、前記各種センサ等から入力される信号に基づいて演算処理を実行する制御演算手段を含む演算部(以下CPUという)と、制御プログラムや制御データ等を記憶するROM,設定値等を電源を切っても失われない状態で保存し且つ前記設定値等が書き換え可能とされたEEPROM及び前記演算部による演算中に生成されるデータを一時的に保持するRAM等を含む記憶部とを備えている。
前記作業車輌1は、さらに、液晶表示部を有する表示装置を備えている。
前記表示装置は、例えば、前記運転席15の前方に配設されたメーターパネル400(図4参照))及び前記運転席15の側方に配設されたサブディスプレイ450(図4参照)を含み得る。
前記メーターパネル400は、例えば、前記エンジン50の回転数を表示するタコメータと、前記作業車輌1に備えられる種々の制御モードの起動有無を表示する複数の表示ランプと、前記液晶表示部として作用する液晶ディスプレイ部とを有し得る。
前記サブディスプレイ450は、前記液晶表示部として作用する液晶ディスプレイ部を有し得る。
ここで、本実施の形態に係る前記作業車輌1に備えられたエンジン始動ロック機能について説明する。
前記エンジン始動ロック機能は、入力操作部材480(図4参照)を介して入力される入力認証情報が予め記憶されている記憶認証情報と一致した場合にのみ、キー部材110(図4参照)のスタート位置への操作に応じたスターターモーター55(図4参照)によるエンジン50(図4参照)の始動を許可するものである。
即ち、前記エンジン始動ロック機能を有さない作業車輌においては、キー部材をスタート位置に位置させると、スターターモータが起動されてエンジンを始動させるようになっている。
前記エンジン始動ロック機能は、このエンジン始動にパスワード認証による制限を掛けるものである。
具体的には、前記制御装置100は、前記キー部材110のオフ位置からオン位置への操作に応じてエンジン始動制御モードを起動させる。
図5に、前記エンジン始動制御モードの制御フローを示す。
前記制御装置100は、まず、エンジン始動ロック機能が有効とされているか否かを判断する(ステップS1)。
即ち、本実施の形態においては、エンジン始動ロック機能の有効化及び無効化を人為的に切替可能とされている。
このエンジン始動ロック機能の切替操作については後述する。
ステップS1においてYESの場合、即ち、エンジン始動ロック機能が有効とされている場合には、前記制御装置100は、前記液晶表示部を認証画面へ移行させる(ステップS2)。
図6に、前記認証画面455の一例の模式図を示す。
前記制御装置100には予めn桁(nは2以上の整数)の記憶認証情報が記憶されており、前記制御装置100は、前記認証画面455に、前記記憶認証情報の桁数に応じた第1〜第nの表示枠を表示させる。
図6に示す例においては、前記記憶認証情報は4桁とされており、従って、第1〜第4460(1)〜460(4)の4つの表示枠が表示されている。
なお、前記記憶認証情報は、前記制御装置100の記憶部、例えば、電源を切っても失われず且つ書き換え可能とされたEEPROMに記憶され得る。
次いで、前記制御装置100は、前記認証画面455において、前記入力操作部材480による入力認証情報の入力処理を行う(ステップS3)。
詳しくは、前記制御装置100は、前記第1〜第nの表示枠(図6の例においては第1〜第4の表示枠460(1)〜460(4))のそれぞれに対して、前記入力操作部材480によって入力される記号を表示させる。
そして、前記制御装置100は、前記入力認証情報の確定指令を受けて(ステップS4)、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かの認証処理を行う。
かかる構成によれば、仮に、前記入力認証情報の入力ミスが生じたとしても、前記第1〜第nの表示枠に入力された記号のうち入力ミスの記号だけを再入力すれば良い。
従って、何らかの操作部材の操作回数を入力認証情報として用いている従来構成に比して、認証処理の際の操作性を向上させることができる。
前記制御装置100は、前記第1〜第nの表示枠の全てに記号が入力された状態での何らかの操作部材への人為操作を前記確定指令として扱うことも可能であるし、若しくは、前記第1〜第nの表示枠の全てへの記号入力完了を前記確定指令として扱うことも可能である。
前記入力認証情報を入力する為の前記入力操作部材480は、種々の形態を取り得る。
本実施の形態においては、前記入力操作部材480として、軸線回りに回転される第1操作及び軸線方向に押圧される第2操作が可能とされた操作部材を利用している。
なお、図4中の符号480aは、前記入力操作部材の操作状況を検出するセンサである。
本実施の形態においては、前記記憶認証情報は、n桁のそれぞれの桁が所定の記号群の中から選択された記号によって形成され得る。
前記所定の記号群は、例えば、0〜9の数字A〜Fの英文字とを含むものとされる。
かかる構成においては、前記制御装置100は、前記ステップS3の処理として下記処理を行うように構成され得る。
即ち、前記制御装置100は、前記液晶表示部が前記認証画面455に移行された状態において、前記第1の表示枠460(1)を入力可能状態とし、前記入力操作部材480への第1操作(回転操作)に応じて前記第1の表示枠460(1)に前記記号群(前記例示においては、0〜9及びA〜F)の記号を順番に表示させ、前記入力操作部材480への第2操作(押圧操作)が行われた時点で表示されている記号を当該第1の表示枠460(1)に入力される記号として仮確定させる。
前記制御装置100は、次の表示枠460(2)を入力可能状態として同様の処理を行い、最終の第nの表示枠(図示の例においては第4の表示枠460(4))まで同様の処理を繰り返し、前記第1〜第nの表示枠のそれぞれに対して記号を仮確定させる。
この場合、前記ステップS4の入力認証情報の確定処理も、第1操作及び第2操作が可能とされた前記入力操作部材480を用いて行うように構成され得る。
即ち、図6に示すように、前記制御装置100は、前記認証画面455に前記第1〜第nの表示枠(図示の例においては第1〜第4表示枠460(1)〜460(4))に加えて、確定アイコン465及びリターンアイコン466を表示させることができる。
その上で、前記制御装置100は、最終の前記第nの表示枠(図示の例においては第4表示枠460(4))に対する前記入力操作部材480への第2操作が行われて、前記第1〜第nの表示枠(図示の例においては第1〜第4表示枠460(1)〜460(4))の全てに対する記号が仮確定されると、前記入力操作部材480への第1操作によって前記確定アイコン465及び前記リターンアイコン466が選択でき且つ前記入力操作部材480への第2操作によって選択中のアイコンを決定できる状態とさせ、前記確定アイコン465の決定操作を前記確定指令として扱うことができる。
なお、前記リターンアイコン466の決定操作が行われると、前記第1〜第nの表示枠(図示の例においては第1〜第4表示枠460(1)〜460(4))への記号入力処理へ戻される。
前記ステップS5においてYESの場合、即ち、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致する場合には、前記制御装置100は、エンジン始動許可フラグを出す(ステップS7)。
例えば、前記制御装置100は、前記液晶表示部を前記認証画面455から標準画面(図示せず)へ移行させることで、操縦者にエンジン始動が許可されたことを告知することもできるし、前記認証画面455に許可通知を表示させてから標準画面へ移行することも可能である。
この状態においては、操縦者による前記キー部材480のスタート位置への操作に応じて、前記スターターモータ55の作動が許可されて前記エンジン50が始動する。
一方、前記ステップS5においてNOの場合、即ち、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に不一致の場合には、前記制御装置100は、エラー処理を行うことができる。
本実施の形態においては、前記エラー処理として、前記制御装置100は、前記ステップS5での認証処理における不一致の回数が連続して所定回を越えると、前記エンジン50の始動を所定期間に亘って禁止するように構成されている。
具体的には、前記制御装置100は、前記ステップS5においてNOの場合には、認証処理回数のカウント数を1回増やし(ステップS11)、カウントを増やした後の認証処理回数が所定回数以下であるかを判定し(ステップS12)する。
そして、前記ステップS12においてNOの場合、即ち、不一致の認証処理の回数が所定回数を超えた場合には、前記制御装置100は、所定期間に亘って認証操作を禁止し、これにより、所定期間に亘って前記エンジン50の始動を禁止するように構成されている。
なお、この場合には、前記ステップS5においてイエスの場合、即ち、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致する場合に、前記制御装置100は、前記カウントをゼロに戻す処理を行うものとされる(ステップS6)。
当然ながら、前記エラー処理として他の処理を行うことも可能である。
例えば、前記制御装置100は、所定期間に亘る前記エンジン50の始動禁止処理の代わりに、又は、加えて、前記ステップS5においてNOの場合には、前記液晶表示部にエラー表示を行うことができる。
本実施の形態においては、前記ステップS5における前記認証処理において一致判定が行われた結果、前記エンジン始動許可フラグが出されている状態においては、前記エンジン始動ロック機能の有効/無効の切替を人為的に選択操作し得るようになっている。
具体的には、前記制御装置100は、前記エンジン始動許可フラグが出されている状態において、エンジン始動ロック機能の切替指令を入力すると(ステップS8においてYESの場合)、エンジン始動ロック機能切替用サブルーチンへ移行する(ステップS9)。
なお、エンジン始動ロック機能の切替指令は、例えば、専用の操作部材又は前記入力操作部材480の所定操作によって生成され得る。
図7に、前記エンジン始動ロック機能切替用サブルーチンの制御フローを示す。
前記制御装置100は、エンジン始動ロック機能の切替指令を受けると(図5におけるステップS8でYESの場合)、前記液晶表示部をエンジン始動ロック機能切替画面(図示せず)へ移行させる。
前記制御装置100は、前記切替画面を用いて、前記認証画面におけると同様の認証処理を行う。
即ち、前記制御装置100は、前記切替画面に、前記記憶認証情報の桁数に応じた第1〜第nの表示枠を表示させる。
前記制御装置100は、前記切替画面において、前記入力操作部材480による入力認証情報の入力処理を行う(ステップS22)。
そして、前記制御装置100は、前記入力認証情報の確定指令を受けて(ステップS23)、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かの認証処理を行う(ステップS24)。
前記ステップS24においてNOの場合には、前記制御装置100は前記液晶表示部においてエラー表示を行い、前記サブルーチンを終了することができる。
一方、前記ステップS24においてYESの場合には、前記制御装置100は、人為指令信号に基づいてエンジン始動ロック機能を有効とするか否かの判断を行い(ステップS25)、エンジン始動ロック機能の有効化又は無効化の処理を行う。
即ち、前記ステップS25においてNOの場合、即ち、エンジン始動ロック機能を無効化させる人為指令信号が入力されると、前記制御装置100は、エンジン始動ロック機能を無効化して(ステップS41)、前記サブルーチンを終了する。
前記ステップS25においてYESの場合、即ち、エンジン始動ロック機能を有効化させる人為指令信号が入力されると、前記制御装置100は、エンジン始動ロック機能を有効化させる(ステップS26)。
本実施の形態においては、エンジン始動ロック機能が有効化されている状態において、前記記憶認証情報の変更を行えるようになっている。
詳しくは、前記ステップS26より処理工程下流側において、前記制御装置100は、人為指令信号に基づき、前記記憶認証情報の変更要否を判断する(ステップS27)。
前記ステップS27においてNOの場合、即ち、前記記憶認証情報の変更が不要な場合には、前記制御装置100は、前記サブルーチンを終了する。
この場合、その時点で記憶されている前記記憶認証情報がそのまま有効とされる。
前記ステップS27においてYESの場合、即ち、前記記憶認証情報の変更が必要な場合には、前記制御装置100は、新たな記憶認証情報の入力(ステップS28)及びその確定(ステップS29)を経て、新たな記憶認証情報を前記制御装置100の記憶部、例えば、電源を切っても失われず且つ書き換え可能とされたEEPROMに更新記憶する。
なお、新たな記憶認証情報の入力は、前記認証画面や前記切替画面における入力認証情報の入力と同様の方法で行うことができる。
1 作業車輌
50 エンジン
55 スターターモーター
100 制御装置
110 キー部材
400 メーターパネル(表示手段)
450 サブディスプレイ(表示手段)
455 認証画面
460 表示枠
465 確定アイコン
466 リターンアイコン
480 入力操作部材

Claims (4)

  1. 入力操作部材を介して入力された入力認証情報が予め記憶されている記憶認証情報と一致した場合にのみ、キー部材のスタート位置への操作に応じたスターターモーターによるエンジン始動を許可するエンジン始動ロック機能を備えた作業車輌であって、
    前記入力認証情報を入力する入力操作部材と、液晶表示部を有する表示手段と、制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記キー部材のオフ位置からオン位置への操作に応じて前記液晶表示部を、前記記憶認証情報の桁数に応じた第1〜第n(nは2以上の整数)の表示枠が表示された認証画面へ移行させ、前記認証画面において前記入力操作部材によって入力される記号を前記第1〜第nの表示枠のそれぞれに表示させ、前記第1〜第nの表示枠に表示された記号によって画される前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定することを特徴とする作業車輌。
  2. 前記記憶認証情報は、各桁が所定の記号群の中から選択された記号によって形成されており、
    前記入力操作部材は、軸線回りに回転される第1操作及び軸線方向に押圧される第2操作が可能とされ、
    前記制御装置は、前記認証画面において、前記第1の表示枠を入力可能状態とし、前記入力操作部材への第1操作に応じて前記第1の表示枠に前記記号群の記号を順番に表示させ、前記入力操作部材への第2操作が行われた時点で表示されている記号を当該第1の表示枠に表示させたままで、次の表示枠を入力可能状態として同様の処理を行うことを第nの表示枠まで繰り返し、第nの表示枠に対する前記入力操作部材への第2操作の後に、前記入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の作業車輌。
  3. 前記制御装置は、前記認証画面に前記第1〜第nの表示枠に加えて、確定アイコン及びリターンアイコンを表示させ、前記第nの表示枠に対する前記入力操作部材への第2操作に応じて、前記入力操作部材への第1操作によって前記確定アイコン及び前記リターンアイコンを選択でき且つ前記入力操作部材への第2操作によって選択中のアイコンを決定できる状態を現出させ、前記確定アイコンが決定操作されると、その時点で前記表示枠に表示されている入力認証情報が前記記憶認証情報に一致するか否かを判定し、前記リターンアイコンが決定操作されると前記入力認証情報を再入力可能な状態へ移行させることを特徴とする請求項2に記載の作業車輌。
  4. 前記制御装置は、前記認証画面において前記入力認証情報が前記記憶認証情報と一致すると判定された後において、所為の人為操作が行われると、前記液晶表示部をエンジン始動ロック機能切替画面へ移行させ、前記エンジン始動ロック機能切替画面においても前記認証画面における認証処理と同様の認証処理を可能とし、前記エンジン始動ロック機能切替画面において入力された入力認証情報が前記記憶認証情報に一致する場合に、前記エンジン始動制限機能の有効又は無効の人為選択を可能としたことを特徴とする請求項2又は3に記載の作業車輌。
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