JP2016021349A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造効率の向上や製造コストの削減を図ることができる非水電解質二次電池を提供することである。【解決手段】実施形態の非水電解質二次電池は、外装容器と、電極群と、電極端子と、リードと、絶縁部材と、を持つ。外装容器は、非水電解液の注液口を有する。電極群は、外装容器内に収納される。電極端子は、外装容器に取り付けられて外部に露出する。リードは、外装容器内で電極群及び電極端子間を接続する。絶縁部材は、外装容器及びリードの間に配設される。そして、注液口は、絶縁部材に連設された栓部材によって開閉可能とされている。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、非水電解質二次電池に関する。
従来から、電気自動車やハイブリッド自動車、電動自転車等の電源、各種電気機器の電源として、非水電解質二次電池が広く用いられている。非水電解質二次電池は、直方体形状や円筒形状等の外装容器内に電極群が非水電解液とともに収納されて構成されている。
ところで、上述した非水電解質二次電池では、外装容器内に注液口を通して非水電解液を注入した後、注液口を一時的に封止(以下、仮封止という)した状態で充電し、その後エージングを行う場合がある。この場合には、エージング後に注液口を開放して、エージングによって外装容器内で発生するガス(例えば、電極群や非水電解液から発生するガス)を外部に放出するガス抜きを行う。その後、外装容器に対して封止板を固着することで、注液口が再び封止(以下、本封止という)され、非水電解質二次電池が完成する。
しかしながら、上述した非水電解質二次電池においては、製造効率の向上や製造コストの削減を図る点で未だ改善の余地があった。
特開2000−123875号公報 特開2000−353547号公報 特開2008−41548号公報
本発明が解決しようとする課題は、製造効率の向上や製造コストの削減を図ることができる非水電解質二次電池を提供することである。
実施形態の非水電解質二次電池は、外装容器と、電極群と、電極端子と、リードと、絶縁部材と、を持つ。外装容器は、非水電解液の注液口を有する。電極群は、外装容器内に収納される。電極端子は、外装容器に取り付けられて外部に露出する。リードは、外装容器内で電極群及び電極端子間を接続する。絶縁部材は、外装容器及びリードの間に配設される。そして、注液口は、絶縁部材に連設された栓部材によって開閉可能とされている。
実施形態における非水電解質二次電池の斜視図。 実施形態における非水電解質二次電池の分解斜視図。 実施形態における非水電解質二次電池の分解斜視図。 実施形態における電極群を一部展開した斜視図。 図1のA−A線に相当する断面図。 図1のA−A線に相当する断面図であって、注液前の状態を示す図。 図1のA−A線に相当する断面図であって、栓部材の開動作を説明するための図。 図1のA−A線に相当する断面図であって、栓部材の閉動作を説明するための図。 図1のA−A線に相当する断面図であって、操作部を破断した状態を示す図。
以下、実施形態の非水電解質二次電池を、図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の非水電解質二次電池1は、例えばリチウムイオン電池等の非水電解質二次電池である。具体的に、非水電解質二次電池1は、有底筒状のケース本体2と、非水電解液とともにケース本体2に収納された電極群3(図2参照)と、ケース本体2の開口部を封口する封口部材4と、を有している。
ケース本体2は、扁平な直方体形状を呈している。ケース本体2は、例えばアルミニウムや、アルミニウム合金、鉄、ニッケルめっきが施された鉄、ステンレス等により構成されている。なお、以下の説明では、ケース本体2の高さ方向を単に高さ方向といい、高さ方向に直交する面内方向を長手方向及び短手方向という場合がある。
図4に示すように、電極群3は、シート状の正極11及び負極12がセパレータ13を挟んで巻回されてなり、ケース本体2の内形に合わせた扁平状を呈している。具体的に、電極群3は、正極11及び負極12が巻回軸に沿って互いにずらされるとともに、それらの重合部分にセパレータ13を介在させた状態で巻回されて構成されている。したがって、電極群3のうち、正極11、負極12、及びセパレータ13の重合部分は、外周面がセパレータ13により構成されている。
電極群3の正極11は、負極12及びセパレータ13との重合部分に位置する正極活物層11aと、重合部分に対して一方側に向けて突出する正極タブ11bと、を有している。一方、電極群3の負極12は、正極11及びセパレータ13との重合部分に位置する負極活物層12aと、重合部分に対して他方側に向けて突出する負極タブ12bと、を有している。
なお、正極11の材料としては、特に限定されるものではなく、種々の酸化物、例えばリチウム含有コバルト酸化物(例えば、LiCoO)、二酸化マンガン、リチウムマンガン複合酸化物(例えば、LiMn、LiMnO)、リチウム含有ニッケル酸化物(例えば、LiNiO)、リチウム含有ニッケルコバルト酸化物(例えば、LiNi0.8Co0.2)、リチウム含有鉄酸化物、リチウム等を含むバナジウム酸化物や、二硫化チタン、二硫化モリブデン等を含むカルコゲン化合物等を用いることが可能である。
また、負極12の材料についても、特に限定されるものではなく、例えば黒鉛質材料や、炭素質材料(例えば黒鉛や、コークス、炭素繊維、球状炭素、熱分解気相炭素質物、樹脂焼成体等)、カルコゲン化合物(例えば二硫化チタンや、二硫化モリブデン、セレン化ニオブ等)、軽金属(例えばアルミニウムや、アルミニウム合金、マグネシウム合金、リチウム、リチウム合金等)、リチウムチタン酸化物(例えばスピネル型のチタン酸リチウム)等を用いることが可能である。
さらに、セパレータ13の材料としては、例えば微多孔性の膜、織布、不織布、これらのうち同一材または異種材の積層物等を用いることができる。セパレータ13を形成する材料としては、ポリエチレンや、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合ポリマー、エチレン−ブテン共重合ポリマー、セルロース等を用いることが可能である。
図2に示すように、電極群3は、その巻回軸方向を長手方向に一致させた状態で、ケース本体2内に収容されている。したがって、電極群3は、ケース本体2内において、長手方向の一方側に正極タブ11bが位置し、長手方向の他方側に負極タブ12bが位置している。また、電極群3は、ケース本体2内において、非水電解液に含浸されている。なお、非水電解液としては、非水溶媒に電解質(例えば、リチウム塩)を溶解させることにより調製されたものである。
図2、図3に示すように、電極群3のうち、正極タブ11b及び負極タブ12bには、アルミニウムやアルミニウム合金等からなるリード(正極リード15及び負極リード16)が各別に接続されている。
正極リード15は、接続プレート15aと、接続プレート15aにおける長手方向の外側端部から二又に分岐する集電部15bと、を有している。
接続プレート15aは、ケース本体2内における電極群3(正極タブ11b)よりも開口部側に位置し、厚さ方向を高さ方向に一致させた状態で延設されている。
集電部15bは、高さ方向に沿って延在するとともに、正極タブ11bを短手方向の両側から挟持している。
負極リード16は、上述した正極リード15と同様の構成からなり、接続プレート16aと、接続プレート16aにおける長手方向の外側端部から二又に分岐する集電部16bと、を有している。
接続プレート16aは、ケース本体2内における電極群3(負極タブ12b)よりも開口部側に位置している。
集電部16bは、高さ方向に沿って延在するとともに、負極タブ12bを短手方向の両側から挟持している。
また、正極タブ11bと正極リード15の集電部15bとの接続部分、及び負極タブ12bと負極リード16の集電部16bとの接続部分は、絶縁材料からなる振動吸収部材21により各別に被覆されている。これら振動吸収部材21は、高さ方向で二つ折りにされた絶縁テープ22によって各接続部分に固定されている。これにより、各接続部分とケース本体2との間の絶縁が図られている。
なお、振動吸収部材21は、非水電解液に侵されにくい樹脂であればいかなる樹脂でも使用可能であるが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン酢酸ビニルアルコール共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・メチルアクリレート共重合体、エチレンメタクリルアクリレート共重合体、エチレン・メチルメタクリル酸共重合体、秋穂のマー、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラフルオロエチレン等を用いることができる。また、上述した樹脂は、単体で使用してもよく、複数の種類の混合で使用してもよい。中でも、ポリプロピレンまたはポリエチレンを用いることが好ましい。
封口部材4は、ケース本体2の開口部を閉塞する蓋体31と、蓋体31に取り付けられた端子(正極端子32及び負極端子33)と、蓋体31の内面(ケース本体2側に位置する面)に配設された絶縁部材34と、を備えている。なお、上述したケース本体2及び蓋体31により、本実施形態の外装容器を構成している。
図3、図5に示すように、蓋体31は、上述したケース本体2と同様の材料により構成された板状とされている。蓋体31には、蓋体31を高さ方向に貫通する注液口36が形成されている。注液口36は、非水電解質二次電池1内に非水電解液を注液するための貫通孔であって、非水電解液の注液後、蓋体31の外側から封止板41によって閉塞されている。なお、封止板41は、レーザ溶接等によって蓋体31に接合されている。
絶縁部材34は、各接続プレート15a,16aと蓋体31との間に配設されたベース部42と、ベース部42の外周縁から高さ方向の内側に向けて立設された囲繞壁43と、を有している。
囲繞壁43は、接続プレート15a,16aの周囲を各別に囲繞している。
各端子32,33は、蓋体31における長手方向の両端部において、上述した接続プレート15a,16aと高さ方向で重なる位置に、ガスケット45を介して各別に取り付けられている。各端子32,33は、蓋体31を貫通するとともに、高さ方向における一端部が蓋体31の内面側(非水電解質二次電池1の内側)でリード15,16に電気的に接続されている。また、各端子32,33の高さ方向における他端部は、蓋体31の外面側(非水電解質二次電池1の外側)に露出している。
具体的に、正極端子32の高さ方向における一端部は、蓋体31、絶縁部材34(ベース部42)、及び正極リード15の接続プレート15aに対してかしめ固定されている。なお、正極端子32と蓋体31との接触部分、及び正極端子32と接続プレート15aとの接触部分のうち、少なくとも一部が溶接されていても構わない。
また、負極端子33の高さ方向における一端部は、蓋体31、絶縁部材34(ベース部42)、及び負極リード16の接続プレート16aに対してかしめ固定されている。なお、負極端子33と蓋体31との接触部分、及び負極端子33と接続プレート16aとの接触部分のうち、少なくとも一部が溶接されていても構わない。
ここで、図5に示すように、上述した絶縁部材34には、蓋体31の注液口36を非水電解質二次電池1の内側から開閉する栓部材51が連設されている。すなわち、栓部材51は、樹脂成型等により絶縁部材34に一体的に形成されている。なお、絶縁部材34及び栓部材51は、上述した振動吸収部材21と同様の材料により形成することが可能である。
栓部材51は、注液口36に嵌合される栓体52と、栓体52及び絶縁部材34間を連結する連結部53と、を有している。
連結部53は、長手方向に沿って片持ち状に延設されるとともに、高さ方向に沿って弾性変形可能とされている。具体的に、連結部53は、長手方向における一端部が一方の端子側(本実施形態では正極端子32側)に位置する囲繞壁43のうち、長手方向における内側端部に接続されている。そして、連結部53は、蓋体31の内面に対して高さ方向に隙間をあけた状態で延設されている。また、連結部53の長手方向における他端部は、注液口36と高さ方向で重なる位置まで延設されている。
栓体52は、外周面形状が注液口36の内面形状に合わせて形成され、連結部53の他端部に連設されている。なお、栓体52は、注液口36内に嵌合された状態において、注液口36における外側開口縁よりも高さ方向の内側に位置している。
また、図6に示すように、栓体52には、後述する非水電解質二次電池1の製造工程のうち、上述した封止板41が蓋体31に接合される前段階において、栓体52を開閉操作する操作部55が連設される。具体的に、操作部55は、高さ方向に沿って延設されるとともに、その一端部が薄肉部56を介して栓体52に破断可能に連結されている。また、操作部55の他端部は、注液口36を通して非水電解質二次電池1の外側に引き出されている。これにより、非水電解質二次電池1の外側から操作部55を介して栓体52の開閉操作が行えるようになっている。
次に、本実施形態の非水電解質二次電池1の作用として、非水電解質二次電池1の製造工程について簡単に説明する。以下の説明では、ケース本体2に対して封口部材4が取り付けられた後、非水電解液を注液する前段階から説明する。
まず、非水電解質二次電池1内に非水電解液を注液する。具体的には、図7に示すように、操作部55を介して栓部材51を高さ方向の内側に向けて押し込み、注液口36を開放する。栓部材51を押し込むと、連結部53が一端部を起点にして高さ方向の内側に向けて弾性変形することで、栓体52が注液口36から離間する。この状態で、注液口36を通してケース本体2内に非水電解液を注液する。
非水電解液の注液後、図8に示すように、非水電解質二次電池1の注液口36を栓体52によって仮封止する。すなわち、操作部55を介して栓部材51を高さ方向の外側に向けて引き上げる。すると、連結部53が一端部を起点にして高さ方向の外側に向けて弾性変形することで、栓体52が注液口36に接近する。そして、操作部55をさらに引き上げることで、栓体52が注液口36内に嵌合され、注液口36が非水電解質二次電池1の内側から閉塞される。
次に、注液口36を仮封止した状態で、非水電解質二次電池1を充電し、その後エージングを行う。すると、電極群3や非水電解液から発生するガスが、非水電解質二次電池1内に充満する。
エージングの終了後、注液口36を一旦開放して、非水電解質二次電池1内に充満したガスのガス抜きを行う。具体的には、図7に示す開動作と同様に操作部55を介して栓部材51を高さ方向の内側に向けて押し込むことで、注液口36が開放される。注液口36が開放されると、エージングにより非水電解質二次電池1内に充満したガスが注液口36を通して外部に放出される。
そして、ガス抜き後、再び注液口36を閉塞する。具体的には、上述した閉動作と同様に操作部55を介して栓部材51を高さ方向の外側に向けて引き上げることで、注液口36が栓体52によって閉塞される。
その後、図9に示すように、薄肉部56を介して操作部55を栓体52から破断する。
最後に、図5に示すように、注液口36を本封止する。具体的には、蓋体31に対して封止板41をレーザ溶接等によって接合することで、注液口36を本封止する。
以上により、上述した非水電解質二次電池1が完成する。
このように、本実施形態では、絶縁部材34に一体的に連設された栓部材51によって、エージング時における注液口36の仮封止を行うことができる。これにより、例えば別体の栓部材により注液口36を仮封止する場合に比べて製造効率の向上や製造コストの削減を図ることができる。
また、仮封止時において、栓部材51が非水電解質二次電池1の内側から注液口36を閉塞することで、エージング時に非水電解質二次電池1内で発生したガスによる非水電解質二次電池1の内圧上昇が栓体52の閉方向に作用することになる。これにより、注液口36をより確実に封止することができ、例えばエージング時において非水電解液の揮発や予期しないガスの放出を抑制できる。
しかも、栓部材51を開閉操作する操作部55が注液口36を通して非水電解質二次電池1の外側に引き出されているため、栓部材51の操作性を向上させることができ、製造効率の更なる向上を図ることができる。
さらに、操作部55が栓部材51に対して破断可能に連設されているため、本封止前に操作部55を破断しておくことで、本封止時に操作部55が蓋体31の外側に突出することがない。そのため、操作部55の追加による影響を受けずに、従来と同様の方法により本封止を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、栓部材51が非水電解質二次電池1の内側から注液口36を開閉する構成について説明したが、これに限らず、栓部材51が非水電解質二次電池1の外側から注液口36を開閉する構成であっても構わない。例えば、絶縁部材34と栓体52とを、注液口36を通して連結部53により連結する構成であっても構わない。この場合、栓体52は、注液口36内に挿入可能な大きさに形成されるとともに、注液口36を通して非水電解質二次電池1の外側に引き出されている。また、栓体52内には、圧入部材を収容可能な収容部が形成されている。なお、圧入部材は、栓体52に一体で形成することが可能である。
このような構成において、非水電解質二次電池1を製造する場合には、栓体52を非水電解質二次電池1の外側に引き上げ、注液口36が開放された状態で、ケース本体2内に非水電解液を注液する。その後、注液口36を仮封止する場合には、栓体52を注液口36内に挿入するとともに、栓体52の収容部内に圧入部材を押し込む。すると、圧入部材が収容部内に圧入されることで、栓体52が徐々に拡径され、栓体52の外周面が注液口36の内周面に密接する。これにより、注液口36が仮封止される。
その後、上述した実施形態と同様にガス抜きを行う場合には、栓体52の収容部から圧入部材を引き上げる。すると、栓体52が徐々に縮径し、栓体52の外周面が注液口36の内周面から離間する。その後、栓体52を引き上げることで、注液口36が開放される。これにより、上述した実施形態と同様に、エージングにより非水電解質二次電池1内に充満したガスが注液口36を通して外部に放出されることになる。
さらに、上述した実施形態では、絶縁部材34のうち、正極端子32側に位置する部分に栓部材51が連設された構成について説明したが、これに限られない。絶縁部材34と栓部材51との連設箇所は、適宜設計変更が可能である。
また、上述した実施形態では、連結部53が直線状に延設された構成について説明したが、曲線状等に延設されていても構わない。
また、上述した実施形態では、ガス抜き後、本封止前に注液口36を栓体52により再度封止する構成について説明したが、これに限られない。栓体52は、少なくともエージング時に仮封止できれば、ガス抜き後は必ずしも注液口36を閉塞しなくても構わない。
さらに、上述した実施形態では、ガス抜き後に栓体52に対して操作部55を破断する構成について説明したが、これに限られない。すなわち、エージング時において、注液口36が絶縁部材34に連設された栓部材51によって開閉可能とされていれば、本封止する際に連結部53に対して栓体52を破断しても、絶縁部材34に対して栓部材51を破断しても構わない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、絶縁部材に一体的に連設された栓部材によって、エージング時における注液口の仮封止を行うことができる。これにより、例えば別体の栓部材により注液口を仮封止する場合に比べて製造効率の向上や製造コストの削減を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…非水電解質二次電池、2…ケース本体(外装容器)、3…電極群、15…正極リード(リード)、16…負極リード(リード)、31…蓋体(外装容器)、32…正極端子(端子)、33…負極端子(端子)、34…絶縁部材、36…注液口、51…栓部材、55…操作部

Claims (3)

  1. 非水電解液の注液口を有する外装容器と、
    前記外装容器内に収納された電極群と、
    前記外装容器に取り付けられて外部に露出する電極端子と、
    前記外装容器内で前記電極群及び前記電極端子間を接続するリードと、
    前記外装容器及び前記リードの間に配設された絶縁部材と、を備え、
    前記注液口は、前記絶縁部材に連設された栓部材によって開閉可能とされている、
    非水電解質二次電池。
  2. 前記栓部材は、前記外装容器の内側から前記注液口を開閉する、
    請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記栓部材には、前記注液口を通して前記外装容器の外側に向けて引き出された操作部が、前記栓部材に対して破断可能に連設されている、
    請求項2に記載の非水電解質二次電池。
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