JP2016019379A - 充電制御装置、充電制御方法、及び、プログラム - Google Patents

充電制御装置、充電制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】充電許容時間帯に充電が完了しなかった蓄電池を適切に充電する。
【解決手段】残量取得部102は、蓄電池の残量を取得する。残量判別部103は、残量取得部102により取得された残量が目標充電残量に到達したか否かを判別する。充電制御部104は、充電許容時間帯内に蓄電池の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合、充電許容時間帯の終了時刻以降も蓄電池の充電が継続されるように蓄電池の充電を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電池の充電を制御する充電制御装置、充電制御方法、及び、プログラムに関する。
現在、商用電源により充電される蓄電池が搭載された電気自動車が知られている。蓄電池は、商用電源や太陽光発電装置に接続された状態で、商用電源や太陽光発電装置により充電される。また、蓄電池は、電気自動車が走行するときに、電気自動車の動力源としての電力を放電する。さらに、蓄電池は、宅内機器に接続された状態で、宅内機器に対して放電する。
蓄電池の充電の制御は、蓄電池を充電することを許容する時間帯(以下、「充電許容時間帯」という。)を示す充電スケジュールに従って実行されることがある。例えば、特許文献1には、電気自動車の次の走行における予想消費電力量や出発予定時間に基づいて充電スケジュールを作成し、作成した充電スケジュールに従って蓄電池の充電を制御する技術が開示されている。
特開2011−188731号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、充電許容時間帯に、蓄電池が充電可能な状態となっていることが前提の技術である。従って、特許文献1に開示された技術では、例えば、電気自動車が充電許容時間帯までに家に到着しなかった場合、蓄電池が十分に充電されないことがあった。このため、充電許容時間帯に充電が完了しなかった蓄電池を適切に充電することが可能な技術が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、充電許容時間帯に充電が完了しなかった蓄電池を適切に充電する充電制御装置、充電制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る充電制御装置は、
蓄電池の残量を取得する残量取得手段と、
前記残量取得手段により取得された残量が目標充電残量に到達したか否かを判別する残量判別手段と、
充電許容時間帯では、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していないと判別されている間、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電池の充電を制御する充電制御手段と、を備え、
前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していない場合、前記充電許容時間帯の終了時刻以降も前記蓄電池の充電が継続されるように前記蓄電池の充電を制御する。
本発明では、充電許容時間帯内に蓄電池の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合、充電許容時間帯の終了時刻以降も蓄電池の充電が継続される。従って、本発明によれば、充電許容時間帯に充電が完了しなかった蓄電池を適切に充電することができる。
本発明の実施形態に係る充電制御システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る充電制御装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る充電制御装置の機能を説明するための図である。 通常モードにおいて充電開始が遅れたときの充電制御処理を示す図である。 簡易設定モードにおいて充電開始が遅れたときの充電制御処理を示す図である。 個別設定モードにおいて充電開始が遅れたときの充電制御処理を示す図である。 本発明の実施形態に係る充電制御装置が実行する設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る充電制御装置が実行する充電制御処理を示すフローチャートである。 図8に示す通常モード処理を示すフローチャートである。 図8に示す簡易設定モード処理を示すフローチャートである。 図8に示す個別設定モード処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る充電制御システム1000について説明する。充電制御システム1000は、充電制御装置100が蓄電池310の充電を制御するシステムである。なお、充電制御装置100は蓄電池310の放電も制御する。従って、充電制御システム1000は、充放電制御システムと考えることもできる。
充電制御システム1000は、充電制御装置100と、太陽光発電パネル200と、電気自動車300と、商用電源400と、宅内機器500と、DC/AC(Direct Current / Alternating Current)変換器610と、DC/AC変換器620と、電力計710と、電力計720と、を備える。
充電制御装置100は、電気自動車300が備える蓄電池310による充電を制御する。蓄電池310に充電される電力の供給元は、太陽光発電パネル200や商用電源400である。充電制御装置100は、蓄電池310が太陽光発電パネル200や商用電源400に接続されている間、蓄電池310を充電することができる。また、充電制御装置100は、蓄電池310による放電を制御する。蓄電池310が放電する電力の供給先は、電気自動車300の駆動部や宅内機器500である。充電制御装置100は、蓄電池310が宅内機器500に接続されている間、宅内機器500が消費する電力を蓄電池310に放電させることができる。本実施形態では、理解を容易にするため、太陽光発電パネル200や蓄電池310から商用電源400への電力の供給(売電)はないものとする。
太陽光発電パネル200は、太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換する。太陽光発電パネル200は、発電により得られた直流電力を、DC/AC変換器610に供給する。
電気自動車300は、蓄電池310に蓄積されている電気エネルギーを動力源とする自動車である。電気自動車300は、蓄電池310と、電力量計320と、制御部330と、を備える。
蓄電池310は、太陽光発電パネル200や商用電源400から供給された電力を蓄積する。蓄電池310が蓄積した電力は、主に、電気自動車300の動力源として利用されるが、宅内機器500により消費されてもよい。蓄電池310が外部の装置から供給される電力は、直流電力である。また、蓄電池310が外部の装置に供給する電力は、直流電力である。蓄電池310は、充電制御装置100により制御される制御部330により、充電されたり、放電したりする。
電力量計320は、蓄電池310に蓄積されている電力の量(以下、「残量」という。)を測定する。制御部330は、ECU(Engine Control Unit)を備え、電気自動車300全体の動作を制御する。また、制御部330は、充電制御装置100との間で通信することができる。例えば、制御部330は、蓄電池310の残量を、充電制御装置100に通知する。また、制御部330は、蓄電池310が太陽光発電パネル200や商用電源400に接続された状態であるか否かを、充電制御装置100に通知する。
なお、蓄電池310は、電気自動車300が家に到着し、充電制御システム1000が備える充電ガンに接続されたときに、太陽光発電パネル200と商用電源400とに接続された状態となる。一方、蓄電池310は、電気自動車300が家から出発し、充電制御システム1000が備える充電ガンに接続されなくなったときに、太陽光発電パネル200と商用電源400とに接続されていない状態となる。また、制御部330は、充電制御装置100から受信した制御信号に従って、蓄電池310を充電したり、蓄電池310に放電させたりする。
商用電源400は、電力会社などが需要家に電力を供給する電源である。商用電源400により供給される電力は、交流電力である。本実施形態では、需要家は、電力会社から電力を買うことができるが、電力会社に電力を売ることはできないものとする。つまり、本実施形態では、商用電源400から需要家に電力が潮流されるが、需要家から商用電源400に電力が逆潮流されることはないものとする。
宅内機器500は、電気エネルギーを動力源として動作する機器である。宅内機器500は、太陽光発電パネル200、蓄電池310、商用電源400のうちの少なくとも1つから供給された電力で動作する。本実施形態では、宅内機器500は、交流電力で動作するものとする。宅内機器500は、例えば、エアコン、給湯器、電気ストーブ、炊飯器、照明装置、電気カーペットなどである。本実施形態では、理解を容易にするため、宅内機器500の個数が1個である例について説明する。なお、本実施形態における宅内機器500を、2個以上の電気機器の集合体と考えてもよい。
DC/AC変換器610は、太陽光発電パネル200から供給された直流電力を、交流電力に変換する。DC/AC変換器610による変換により生成された交流電力は、蓄電池310に蓄積されたり、宅内機器500により消費されたりする。
DC/AC変換器620は、蓄電池310から供給された直流電力を、交流電力に変換する。DC/AC変換器620による変換により生成された交流電力は、宅内機器500により消費される。また、DC/AC変換器620は、太陽光発電パネル200や商用電源400から供給された交流電力を、直流電力に変換する。DC/AC変換器620による変換により生成された直流電力は、蓄電池310に蓄積される。
電力計710は、太陽光発電パネル200により発電されている電力の値(以下、適宜「発電電力値」という。)を測定する。電力計710により測定された発電電力値は、充電制御装置100に供給される。
電力計720は、宅内機器500により消費されている電力の値(以下、適宜「消費電力値」という。)を測定する。電力計720により測定された消費電力値は、充電制御装置100に供給される。
次に、図2を参照して、充電制御装置100の物理的な構成について説明する。図2に示すように、充電制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、RTC(Real Time Clock)15、タッチスクリーン16、外部機器インターフェース17を備える。充電制御装置100が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU11は、充電制御装置100の全体の動作を制御する。なお、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに従って動作し、RAM13をワークエリアとして使用する。ROM12には、充電制御装置100の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、RAM13にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ14は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。RTC15は、計時用のデバイスである。RTC15は、例えば、電池を内蔵し、充電制御装置100の電源がオフの間も計時を継続する。RTC15は、例えば、水晶発振子を備える発振回路を備える。
タッチスクリーン16は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU11に供給する。また、タッチスクリーン16は、CPU11などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン16は、充電制御装置100のユーザインターフェースとして機能する。
外部機器インターフェース17は、充電制御装置100に、電気自動車300や電力計710や電力計720を接続するためのインターフェースである。外部機器インターフェース17は、CPU11による制御に従って、電気自動車300に充放電指令値を供給する。充放電指令値は、蓄電池310に充電させる電力の値、又は、蓄電池に放電させる電力の値である。また、CPU11は、外部機器インターフェース17を介して、電力量計320により測定された残量、電力計710により測定された発電電力値、電力計720により測定された消費電力値、を取得することができる。外部機器インターフェース17は、USB(Universal Serial Bus)やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394などのシリアル通信用のインターフェースであってもよいし、NIC(Network Interface Card)などのLANインターフェースであってもよい。
次に、図3を参照して、充電制御装置100の基本的な機能について説明する。充電制御装置100は、電気自動車300に搭載された蓄電池310が蓄電池310を充電する商用電源400に接続された状態であるときに、商用電源400による蓄電池310の充電を制御する装置である。充電制御装置100は、機能的には、状態判別部101、残量取得部102、残量判別部103、充電制御部104、遅延許容時間受付部105、放電許容時間帯受付部106、充電許容時間帯受付部107、設定受付部108、記憶部109、電力値取得部110を備える。
状態判別部101は、接続状態情報などに基づいて、蓄電池310が商用電源400に接続された状態であるか否かを判別する。接続状態情報は、蓄電池310が商用電源400に接続された状態であるか否かを示す情報であり、外部機器インターフェース17が制御部330から受信する情報である。状態判別部101は、例えば、CPU11を備える。
残量取得部102は、蓄電池310の残量を取得する。蓄電池310の残量は、電力量計320により測定された残量である。残量取得部102は、例えば、外部機器インターフェース17を備える。
残量判別部103は、残量取得部102により取得された残量が目標充電残量に到達したか否かを判別する。目標充電残量は、充電時に目標とする残量であり、充電時における残量の上限値である。目標充電残量は、例えば、満充電時における残量の80%程度の残量に設定される。目標充電残量が、満充電時における残量に設定されない理由は、満充電に近い状態で充放電されると、蓄電池310の寿命が縮まり易いためである。残量判別部103は、例えば、CPU11を備える。
充電制御部104は、充電許容時間帯では、残量判別部103により取得された残量が目標充電残量に到達していないと判別されている間、蓄電池310が充電されるように蓄電池310の充電を制御する。充電許容時間帯は、商用電源400による蓄電池310の充電が許容される時間帯である。充電許容時間帯は、例えば、買電電力に深夜料金が適用される時間帯(例えば、23:00〜07:00)に設定される。なお、充電許容時間帯では、太陽光発電パネル200により蓄電池310が充電されてもよいが、蓄電池310の放電は禁止される。充電制御部104は、例えば、CPU11と外部機器インターフェース17とを備える。
ここで、充電制御部104は、充電許容時間帯内に蓄電池310の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合、充電許容時間帯の終了時刻以降も蓄電池310の充電が継続されるように蓄電池310の充電を制御する。このように、充電制御部104は、電気自動車300の到着の遅れにより、蓄電池310の残量が充電許容時間帯内で目標充電残量に到達しなかった場合、蓄電池310の充電を延長することができる。充電制御部104が、蓄電池310の充電を延長する条件や手法は、適宜、調整することができる。
例えば、充電制御部104は、充電許容時間帯内に蓄電池310の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合でも、充電許容時間帯の開始時刻から予め定められた遅延許容時間が経過した後に蓄電池310の充電が開始された場合、蓄電池310の充電を中止するように蓄電池310の充電を制御することができる。つまり、充電制御部104は、充電許容時間帯の開始時刻から遅延許容時間が経過する前に、電気自動車が到着して充電が開始された場合に限り、充電許容時間帯の終了時刻以降も蓄電池310の充電を継続することができる。なお、充電制御部104は、充電許容時間帯において、状態判別部101により蓄電池310が商用電源400に接続された状態であると最初に判別された時刻を、充電が開始された時刻であると認識することができる。
遅延許容時間受付部105は、遅延許容時間の指定を受け付ける。例えば、ユーザは、電気料金がかかったとしても蓄電池310をなるべく充電したい場合、遅延許容時間を長く設定する。一方、ユーザは、電気料金がかかるならば蓄電池310の充電は控えたい場合、遅延許容時間を短く設定する。遅延許容時間は、0時間〜24時間の間で、任意に設定可能である。遅延許容時間受付部105は、例えば、タッチスクリーン16を備える。
また、残量判別部103は、残量取得部102により取得された残量が目標放電残量に到達したか否かをさらに判別することができる。目標放電残量は、放電時に目標とする残量であり、放電時における残量の下限値である。放電充電残量は、例えば、満充電時における残量の20%程度の残量に設定される。目標放電残量が、満充電時における残量の0%に設定されない理由は、残量がゼロに近い状態で充放電されると、蓄電池310の寿命が縮まり易いためである。
ここで、充電制御部104は、充電許容時間帯と重複せず、開始時刻が充電許容時間帯の終了時刻と一致しない放電許容時間帯では、状態判別部101により蓄電池310が商用電源400に接続された状態であると判別され、残量判別部103により取得された残量が目標放電残量に到達していないと判別されている間、蓄電池310が放電されるように蓄電池310の放電をさらに制御することができる。放電許容時間帯は、宅内機器500の消費電力のうち太陽光発電パネル200の発電電力でまかなえない不足分の電力を、蓄電池310が放電することが許容される時間帯である。放電許容時間帯は、例えば、買電電力に日中料金が適用される時間帯(例えば、07:00〜23:00)のうちの一部の時間帯(例えば、09:00〜23:00)に設定される。なお、放電許容時間帯では、原則的には、太陽光発電パネル200による蓄電池310の充電は許容されるが、商用電源400による蓄電池310の充電は禁止される。
ここで、充電制御部104は、充電許容時間帯内に蓄電池310の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合、充電許容時間帯の終了時刻以降、放電許容時間帯になるか、残量判別部103により取得された残量が目標充電残量に到達したと判別されるまでの間、蓄電池310の充電が継続されるように蓄電池310の充電を制御することができる。つまり、充電制御部104は、充電が未完了の場合、充電許容時間帯の終了時刻から放電許容時間帯までの時間帯である充放電保留時間帯では、蓄電池310の充電を許容する。一方、充電制御部104は、充電が未完了の場合でも、放電許容時間帯では、蓄電池310の充電を許容しない。充放電保留時間帯は、原則的には、蓄電池310の充放電が禁止される時間帯である。充放電保留時間帯は、基本的には、蓄電池310の残量が目標充電残量である状態が維持される時間帯である。電気自動車300を使用するかしないかが確定する時刻が、充放電保留時間帯の終了時刻に設定されることが好適である。
また、充電制御部104は、充電許容時間帯以外の時間帯である放電許容時間帯では、残量判別部103により取得された残量が目標放電残量に到達していないと判別されている間、蓄電池310が放電されるように蓄電池310の放電をさらに制御することができる。
ここで、充電制御部104は、充電許容時間帯内に蓄電池310の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合、充電許容時間帯の終了時刻以降、放電許容時間帯においても、残量判別部103により取得された残量が目標充電残量に到達したと判別されるまでの間、蓄電池310の充電が継続されるように蓄電池310の充電を制御することができる。つまり、充電許容時間帯以外の時間帯が放電許容時間帯に設定され、充放電保留時間帯が存在しない場合、充電制御部104は、放電許容時間帯においても、蓄電池310の充電を継続することができる。
放電許容時間帯受付部106は、放電許容時間帯の指定を受け付ける。放電許容時間帯は、例えば、放電許容時間帯の開始時刻と放電許容時間帯の終了時刻とにより指定される。放電許容時間帯受付部106は、例えば、タッチスクリーン16を備える。充電許容時間帯受付部107は、充電許容時間帯の指定を受け付ける。充電許容時間帯は、例えば、充電許容時間帯の開始時刻と充電許容時間帯の終了時刻とにより指定される。充電許容時間帯受付部107は、例えば、タッチスクリーン16を備える。
設定受付部108は、各種の設定値を受け付ける。例えば、設定受付部108は、充電制御装置100の動作モードの指定、目標充電残量の指定、目標放電残量の指定などを、ユーザから受け付ける。設定受付部108は、例えば、タッチスクリーン16を備える。
記憶部109は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部109は、遅延許容時間受付部105により受け付けられた遅延許容時間を示す情報、放電許容時間帯受付部106により受け付けられた放電許容時間帯を示す情報、充電許容時間帯受付部107により受け付けられた充電許容時間帯を示す情報、設定受付部108により受け付けられた各種の設定値を示す情報を記憶する。記憶部109は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
電力値取得部110は、太陽光発電パネル200の発電電力値と宅内機器500の消費電力値とを取得する。電力値取得部110は、例えば、外部機器インターフェース17を備える。
また、充電制御部104は、充電許容時間帯では、状態判別部101により蓄電池310が商用電源400に接続された状態であると判別され、残量判別部103により取得された残量が目標充電残量に到達していないと判別されている間、蓄電池310が充電されるように蓄電池310の充電を制御することができる。このように、充電制御部104は、蓄電池310が商用電源400に接続された状態に限り、蓄電池310の充電を制御することができる。
次に、図4、図5、図6を参照して、充電制御装置100の動作モードについて説明する。動作モードとして、通常モードと、簡易設定モードと、個別設定モードとが存在する。通常モードは、充電許容時間帯の終了時刻において充電が未完了の場合にも、蓄電池310の充電が延長されないモードである。簡易設定モードと個別設定モードとは、いずれも、充電許容時間帯の終了時刻において充電が未完了の場合、蓄電池310の充電が延長されるモードである。
簡易設定モードでは、充電許容時間帯の指定のみが受け付けられ、充電許容時間帯以外の時間帯が放電許容時間帯に自動的に設定される。従って、簡易設定モードでは、充放電保留時間帯が存在しない。そして、簡易設定モードでは、充電許容時間帯の終了時刻において充電が未完了の場合、放電許容時間帯においても、蓄電池310の充電が継続することがある。一方、個別設定モードでは、充電許容時間帯と放電許容時間帯とが個別に指定される。従って、簡易設定モードでは、基本的に、充放電保留時間帯が存在する。そして、個別設定モードでは、充電許容時間帯の終了時刻において充電が未完了の場合、充放電保留時間帯においては蓄電池310の充電が継続することがあるが、放電許容時間帯においては蓄電池310の充電が継続されない。
図4は、通常モードにおいて充電開始が遅れたときの充電制御処理を示す図である。図4に示す例では、23:00から翌日の07:00までが充電許容時間帯であり、07:00から09:00までが充放電保留時間帯であり、09:00から23:00までが放電許容時間帯である。ここで、通常モードでは、02:00に充電が開始され、07:00までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻である07:00に充電が中止される。なお、充電開始が遅れるとは、充電許容時間帯の開始時刻を過ぎてから、電気自動車300が到着し、蓄電池310が商用電源400に接続され、蓄電池310の充電が開始されることを意味する。図4では、充放電保留時間帯が設けられている例を示しているが、充放電保留時間帯が設けられていない場合でも、充電許容時間帯の終了時刻に充電が中止されることは同様である。
図5は、簡易設定モードにおいて充電開始が遅れたときの充電制御処理を示す図である。図5に示す例では、23:00から翌日の07:00までが充電許容時間帯であり、07:00から23:00までが放電許容時間帯である。ここで、簡易設定モードでは、充電許容時間帯の開始時刻から遅延許容時間が経過した時刻(以下、「遅延許容時刻」という。)までに充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻を過ぎても充電が継続される。簡易設定モードでは、遅延許容時刻過ぎに充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻に充電が中止される。
例えば、遅延許容時刻である02:00前の01:00に充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻である07:00までに充電が完了しなかった場合、充電が完了する08:00まで充電が継続される。一方、例えば、遅延許容時刻である02:00過ぎの03:00に充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻である07:00までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻である07:00で充電が中止される。
図6は、個別設定モードにおいて充電開始が遅れたときの充電制御処理を示す図である。図6に示す例では、23:00から翌日の07:00までが充電許容時間帯であり、07:00から09:00までが充放電保留時間帯であり、09:00から23:00までが放電許容時間帯である。ここで、個別設定モードでは、遅延許容時刻までに充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻を過ぎても充電が継続される。ただし、個別設定モードでは、充放電保留時間帯の終了時刻、つまり、放電許容時間帯の開始時刻になると、充電が未完了であっても充電が中止される。また、個別設定モードでは、遅延許容時刻過ぎに充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻に充電が中止される。
例えば、遅延許容時刻である02:00前の00:00に充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻である07:00までに充電が完了しなかった場合、充電が完了する08:00まで充電が継続される。一方、遅延許容時刻である02:00前の01:30に充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻である07:00までに充電が完了しなかった場合、充放電保留時間帯の終了時刻である09:00までは充電が継続されるが、充電が完了してもしなくても放電許容時間帯の開始時刻である09:00で充電が中止される。また、例えば、遅延許容時刻である02:00過ぎの03:00に充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻である07:00までに充電が完了しなかった場合、充電許容時間帯の終了時刻である07:00で充電が中止される。
次に、図7に示すフローチャートを参照して、充電制御装置100が実行する設定処理について説明する。充電制御装置100は、例えば、設定処理の開始を指示する操作がタッチスクリーン16により受け付けられたことに応答して、図7に示す設定処理を開始する。なお、設定処理は、ユーザによる操作などに基づいて、各種の設定値などを設定する処理である。
まず、CPU11は、延長充電設定の指定を受け付ける(ステップS101)。例えば、CPU11は、「延長充電設定あり」と「延長充電設定なし」とのうちのいずれかを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から、「延長充電設定あり」と「延長充電設定なし」とのうちのいずれかを示す延長充電設定情報を取得する。CPU11は、取得した延長充電設定情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。なお、「延長充電設定あり」が指定されることは、簡易設定モードと個別設定モードとのうちのいずれかが動作モードとして指定されることを意味する。また、「延長充電設定なし」が指定されることは、通常モードが動作モードとして指定されることを意味する。
CPU11は、ステップS101の処理を完了すると、延長充電設定があるか否かを判別する(ステップS102)。例えば、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された延長充電設定情報に基づいて、延長充電設定があるか否かを判別する。
CPU11は、延長充電設定がないと判別した場合(ステップS102:NO)、充電許容時間帯の指定を受け付ける(ステップS103)。例えば、CPU11は、充電許容時間帯の開始時刻と充電許容時間帯の終了時刻とを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から、充電許容時間帯の開始時刻と充電許容時間帯の終了時刻とを示す充電許容時間帯情報を取得する。CPU11は、取得した充電許容時間帯情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS103の処理を完了すると、放電許容時間帯の指定を受け付ける(ステップS104)。例えば、CPU11は、放電許容時間帯の開始時刻と放電許容時間帯の終了時刻とを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から、放電許容時間帯の開始時刻と放電許容時間帯の終了時刻とを示す放電許容時間帯情報を取得する。CPU11は、取得した放電許容時間帯情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。CPU11は、ステップS104の処理を完了すると、設定処理を完了する。
一方、CPU11は、延長充電設定があると判別した場合(ステップS102:YES)、設定モードの指定を受け付ける(ステップS105)。例えば、CPU11は、簡易設定モードと個別設定モードとのうちのいずれかを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から、簡易設定モードと個別設定モードとのうちのいずれかを示す設定モード情報を取得する。CPU11は、取得した設定モード情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS105の処理を完了した場合、設定モードが簡易設定モードであるか否かを判別する(ステップS106)。例えば、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された設定モード情報に基づいて、設定モードが簡易設定モードであるか否かを判別する。
CPU11は、設定モードが簡易設定モードであると判別した場合(ステップS106:YES)、充電許容時間帯の指定を受け付ける(ステップS107)。例えば、CPU11は、充電許容時間帯の開始時刻と充電許容時間帯の終了時刻とを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から充電許容時間帯情報を取得する。CPU11は、取得した充電許容時間帯情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS107の処理を完了した場合、放電許容時間帯を自動で設定する(ステップS108)。例えば、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された充電許容時間帯情報により示される充電許容時間帯以外の時間帯を放電許容時間帯に設定する。CPU11は、放電許容時間帯の開始時刻と放電許容時間帯の終了時刻とにより放電許容時間帯を示す放電許容時間帯情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
一方、CPU11は、設定モードが簡易設定モードでないと判別した場合(ステップS106:NO)、充電許容時間帯の指定を受け付ける(ステップS109)。例えば、CPU11は、充電許容時間帯の開始時刻と充電許容時間帯の終了時刻とを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から充電許容時間帯情報を取得する。CPU11は、取得した充電許容時間帯情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS109の処理を完了した場合、放電許容時間帯の指定を受け付ける(ステップS110)。例えば、CPU11は、放電許容時間帯の開始時刻と放電許容時間帯の終了時刻とを指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から、放電許容時間帯情報を取得する。CPU11は、取得した放電許容時間帯情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS108又はステップS110の処理を完了すると、遅延許容時間の指定を受け付ける(ステップS111)。例えば、CPU11は、遅延許容時間を指定する操作を受け付けたタッチスクリーン16から、遅延許容時間を示す遅延許容時間情報を取得する。CPU11は、取得した遅延許容時間情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。CPU11は、ステップS111の処理を完了すると、設定処理を完了する。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、充電制御装置100が実行する充電制御処理について説明する。充電制御装置100は、例えば、充電制御処理の開始を指示する操作がタッチスクリーン16により受け付けられたことに応答して、図8に示す設定処理を開始する。なお、充電制御処理は、蓄電池310の充電を制御する処理である。本実施形態では、充電制御処理は、蓄電池310の放電を制御する処理を含むものとする。また、充電制御処理の開始指示は、設定処理が完了した後になされるものとする。
まず、CPU11は、蓄電池の接続状態を取得する(ステップS201)。例えば、CPU11は、外部機器インターフェース17が制御部330から受信した接続状態情報を取得する。CPU11は、取得した接続状態情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS201の処理を完了すると、蓄電池310が商用電源400等に接続されているか否かを判別する(ステップS202)。なお、商用電源400等とは、商用電源400と太陽光発電パネル200とである。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された接続状態情報に基づいて、蓄電池310が商用電源400等に接続されているか否かを判別することができる。
CPU11は、蓄電池310が商用電源400等に接続されていないと判別すると(ステップS202:NO)、ステップS201に処理を戻す。一方、CPU11は、蓄電池310が商用電源400等に接続されていると判別すると(ステップS202:YES)、現在時刻を取得する(ステップS203)。例えば、CPU11は、現在時刻を示す現在時刻情報を、RTC15から取得する。CPU11は、取得した現在時刻情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS203の処理を完了すると、蓄電池310の残量を取得する(ステップS204)。例えば、CPU11は、電力量計320により測定された残量を示す残量情報を外部機器インターフェース17から取得することができる。CPU11は、取得した残量情報を、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS204の処理を完了すると、発電電力値と消費電力値とを取得する(ステップS205)。例えば、CPU11は、電力計710により測定された発電電力値を示す発電電力値情報と電力計720により測定された消費電力値を示す消費電力値情報とを、外部機器インターフェース17から取得することができる。CPU11は、取得した発電電力値情報と消費電力値情報とを、フラッシュメモリ14に記憶する。
CPU11は、ステップS205の処理を完了すると、延長充電設定があるか否かを判別する(ステップS206)。例えば、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された延長充電設定情報に基づいて、延長充電設定があるか否かを判別する。CPU11は、延長充電設定がないと判別すると(ステップS206:NO)、通常モード処理を実行する(ステップS207)。以下、図9に示すフローチャートを参照して、通常モード処理について説明する。
まず、CPU11は、充電許容時間帯であるか否かを判別する(ステップS301)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された現在時刻情報により示される現在時刻が、フラッシュメモリ14に記憶された充電許容時間帯情報により示される充電許容時間帯に属する時刻であるか否かを判別する。
CPU11は、充電許容時間帯であると判別すると(ステップS301:YES)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であるか否かを判別する(ステップS302)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された残量情報により示される残量が、フラッシュメモリ14に記憶された目標充電残量情報により示される目標充電残量以下であるか否かを判別する。なお、目標充電残量を示す目標充電残量情報と目標放電残量を示す目標放電残量情報とは、いずれも、充電制御処理が開始される前に、フラッシュメモリ14に記憶されているものとする。なお、目標充電残量や目標放電残量は、プログラムなどにより予め定められていてもよいし、設定処理においてユーザにより指定されてもよい。
CPU11は、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であると判別すると(ステップS302:YES)、蓄電池310に充電を指示する(ステップS303)。充電の指示は、商用電源400から供給される電力を、蓄電池310に充電させることの指示である。CPU11は、ステップS303の処理を完了すると、通常モード処理を完了する。
一方、CPU11は、充電許容時間帯ではないと判別すると(ステップS301:NO)、放電許容時間帯であるか否かを判別する(ステップS304)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された現在時刻情報により示される現在時刻が、フラッシュメモリ14に記憶された放電許容時間帯情報により示される放電許容時間帯に属する時刻であるか否かを判別する。
CPU11は、放電許容時間帯であると判別すると(ステップS304:YES)、蓄電池310の残量が目標放電残量以上であるか否かを判別する(ステップS305)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された残量情報により示される残量が、フラッシュメモリ14に記憶された目標放電残量情報により示される目標放電残量以上であるか否かを判別する。
CPU11は、蓄電池310の残量が目標放電残量以上であると判別すると(ステップS305:YES)、蓄電池310に放電を指示する(ステップS306)。放電の指示は、不足電力を蓄電池310に放電させることの指示である。不足電力は、フラッシュメモリ14に記憶された消費電力値情報により示される消費電力値から、フラッシュメモリ14に記憶された発電電力値情報により示される発電電力値を減じることにより算出される。CPU11は、ステップS306の処理を完了すると、通常モード処理を完了する。
CPU11は、蓄電池310の残量が目標充電残量以下でないと判別した場合(ステップS302:NO)、放電許容時間帯でないと判別した場合(ステップS304:NO)、蓄電池310の残量が目標放電残量以上でないと判別した場合(ステップS305:NO)、蓄電池310に充放電の禁止を指示する(ステップS307)。充放電の禁止の指示は、蓄電池310に充電も放電もさせないことの指示である。CPU11は、ステップS307の処理を完了すると、通常モード処理を完了する。CPU11は、ステップS207の通常モード処理を完了すると、ステップS201に処理を戻す。
CPU11は、延長充電設定があると判別すると(ステップS206:YES)、設定モードが簡易設定モードであるか否かを判別する(ステップS208)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された設定モード情報に基づいて、設定モードが簡易設定モードであるか否かを判別することができる。CPU11は、設定モードが簡易設定モードであると判別すると(ステップS208:YES)、簡易設定モード処理を実行する(ステップS209)。以下、図10に示すフローチャートを参照して、簡易設定モード処理について説明する。
まず、CPU11は、充電許容時間帯であるか否かを判別する(ステップS401)。CPU11は、充電許容時間帯であると判別すると(ステップS401:YES)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であるか否かを判別する(ステップS402)。CPU11は、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であると判別すると(ステップS402:YES)、前指示が充電指示であるか否かを判別する(ステップS403)。
前指示が充電指示であるか否かを判別する手法は、適宜、調整することができる。例えば、CPU11は、充電指示、放電指示、充放電禁止指示のいずれを指示する場合でも、最新の指示内容を示す最新指示情報をフラッシュメモリ14に記憶する。そして、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された最新指示情報に基づいて、前指示が、充電指示、放電指示、充放電禁止指示のいずれであるのかを判別することができる。
CPU11は、前指示が充電指示でないと判別すると(ステップS403:NO)、現在時刻を充電開始時刻として記憶する(ステップS404)。CPU11は、現在時刻を示す充電開始時刻情報をフラッシュメモリ14に記憶する。なお、現在時刻は、フラッシュメモリ14に記憶されている現在時刻情報により特定可能である。
一方、CPU11は、充電許容時間帯ではないと判別すると(ステップS401:NO)、充電開始時刻が遅延許容期間内であるか否かを判別する(ステップS405)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された充電開始時刻情報により示される充電開始時刻が、フラッシュメモリ14に記憶された充電許容時間帯情報により示される充電開始時間帯の開始時刻よりも後の時刻であって、フラッシュメモリ14に記憶された遅延許容時刻情報により示される遅延許容時刻よりも前の時刻であるか否かを判別する。なお、遅延許容時刻は、充電許容時間帯情報により示される充電開始時間帯の開始時刻に、遅延許容時間情報により示される遅延許容時間を加算することにより得られる時刻である。
CPU11は、充電開始時刻が遅延許容期間内であると判別すると(ステップS405:YES)、前指示が充電指示であるか否かを判別する(ステップS406)。CPU11は、前指示が充電指示であると判別すると(ステップS406:YES)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であるか否かを判別する(ステップS407)。CPU11は、前指示が充電指示であると判別した場合(ステップS403:YES)、ステップS404の処理を完了した場合、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であると判別した場合(ステップS407:YES)、蓄電池310に充電を指示する(ステップS408)。CPU11は、ステップS408の処理を完了すると、簡易設定モード処理を完了する。
CPU11は、充電開始時刻が遅延許容期間内でないと判別した場合(ステップS405:NO)、前指示が充電指示でないと判別した場合(ステップS406:NO)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下でないと判別した場合(ステップS407:NO)、蓄電池310の残量が目標放電残量以上であるか否かを判別する(ステップS409)。CPU11は、蓄電池310の残量が目標放電残量以上であると判別すると(ステップS409:YES)、蓄電池310に放電を指示する(ステップS410)。CPU11は、ステップS410の処理を完了すると、簡易設定モード処理を完了する。
CPU11は、蓄電池310の残量が目標充電残量以下でないと判別した場合(ステップS402:NO)、蓄電池310の残量が目標放電残量以上でないと判別した場合(ステップS409:NO)、蓄電池310に充放電の禁止を指示する(ステップS411)。CPU11は、ステップS411の処理を完了すると、簡易設定モード処理を完了する。CPU11は、ステップS209の簡易設定モード処理を完了すると、ステップS201に処理を戻す。
一方、CPU11は、設定モードが簡易設定モードでないと判別すると(ステップS208:NO)、個別設定モード処理を実行する(ステップS210)。以下、図11に示すフローチャートを参照して、個別設定モード処理について説明する。
まず、CPU11は、充電許容時間帯であるか否かを判別する(ステップS501)。CPU11は、充電許容時間帯であると判別すると(ステップS501:YES)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であるか否かを判別する(ステップS502)。CPU11は、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であると判別すると(ステップS502:YES)、前指示が充電指示であるか否かを判別する(ステップS503)。
CPU11は、前指示が充電指示でないと判別すると(ステップS503:NO)、現在時刻を充電開始時刻として記憶する(ステップS504)。CPU11は、前指示が充電指示であると判別した場合(ステップS503:YES)、ステップS504の処理を完了した場合、蓄電池310に充電を指示する(ステップS505)。CPU11は、ステップS505の処理を完了すると、個別設定モード処理を完了する。
一方、CPU11は、充電許容時間帯ではないと判別すると(ステップS501:NO)、放電許容時間帯であるか否かを判別する(ステップS506)。CPU11は、放電許容時間帯であると判別した場合(ステップS506:YES)、蓄電池310の残量が目標放電残量以上であるか否かを判別する(ステップS507)。CPU11は、蓄電池310の残量が目標放電残量以上であると判別すると(ステップS507:YES)、蓄電池310に放電を指示する(ステップS508)。CPU11は、ステップS508の処理を完了すると、個別設定モード処理を完了する。
CPU11は、放電許容時間帯でないと判別した場合(ステップS506:NO)、蓄電池310の残量が目標放電残量以上でないと判別した場合(ステップS507:NO)、充電開始時刻が遅延許容期間内であるか否かを判別する(ステップS509)。CPU11は、充電開始時刻が遅延許容期間内であると判別すると(ステップS509:YES)、前指示が充電指示であるか否かを判別する(ステップS510)。CPU11は、前指示が充電指示であると判別すると(ステップS510:YES)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下であるか否かを判別する(ステップS511)。CPU11は、前指示が充電指示であると判別した場合(ステップS511:YES)、蓄電池310に充電を指示する(ステップS512)。CPU11は、ステップS512の処理を完了すると、個別設定モード処理を完了する。
CPU11は、蓄電池310の残量が目標充電残量以下でないと判別した場合(ステップS502:NO)、充電開始時刻が遅延許容期間内でないと判別した場合(ステップS509:NO)、前指示が充電指示でないと判別した場合(ステップS510:NO)、蓄電池310の残量が目標充電残量以下でないと判別した場合(ステップS511:NO)、蓄電池310に充放電の禁止を指示する(ステップS513)。CPU11は、ステップS513の処理を完了すると、個別設定モード処理を完了する。CPU11は、ステップS210の個別設定モード処理を完了すると、ステップS201に処理を戻す。
以上説明したように、本実施形態では、充電許容時間帯内に蓄電池310の充電が開始され、充電許容時間帯の終了時刻に取得された残量が目標充電残量に到達していない場合、充電許容時間帯の終了時刻以降も蓄電池310の充電が継続される。例えば、本実施形態では、突発的に、充電開始時刻が遅れることになったとしても、翌朝の充電量が確保される。このように、本実施形態によれば、充電許容時間帯に充電が完了しなかった蓄電池を適切に充電することが可能となる。
また、本実施形態では、充電が充電許容時間帯内で完了しない場合、充電許容時間帯と放電許容時間帯との間の充放電保留時間帯では充電の継続が許容され、放電許容時間帯では充電の継続が抑制される。従って、本実施形態によれば、各時間帯の開始時刻と終了時刻とを調整することにより、充電の延長をどの程度の時刻まで許容するかが調整可能となり、利便性の向上が期待できる。
また、本実施形態では、充電許容時間帯以外の時間帯が放電許容時間帯となる場合において、充電が充電許容時間帯内で完了しない場合、放電許容時間帯においても充電の継続が許容される。従って、本実施形態によれば、充電許容時間帯を設定するだけで、充電許容時間帯の途中で充電可能な状態になった蓄電池を十分に充電することが可能となり、利便性の向上が期待できる。
また、本実施形態では、放電許容時間帯の指定が受け付けられる。従って、本実施形態によれば、放電許容時間帯が任意に設定可能となり、利便性の向上が期待できる。
また、本実施形態では、充電許容時間帯の指定が受け付けられる。従って、本実施形態によれば、充電許容時間帯が任意に設定可能となり、利便性の向上が期待できる。
また、本実施形態では、充電が充電許容時間帯内で完了しない場合でも、充電許容時間帯の開始時刻から遅延許容時間が経過した後に蓄電池310の充電が開始された場合、蓄電池310の充電が中止される。例えば、本実施形態では、充電開始時刻が大幅に遅れた場合に、電気料金が高い時間帯に大量に電力を購入して、電気料金が高くなることが抑制される。このように、本実施形態によれば、充電開始時刻が遅くなり過ぎた場合に、コスト面などにおいて充電するのに好適でない時間帯にわたって、蓄電池310の充電が継続されることが抑制される。
また、本実施形態では、遅延許容時間の指定が受け付けられる。従って、本実施形態によれば、充電開始時刻がどの程度まで遅れた場合にまで充電の延長を許容するかが任意に設定可能となり、利便性の向上が期待できる。
また、本実施形態では、充電許容時間帯では、蓄電池310が商用電源400に接続された状態と判別され、取得された残量が目標充電残量に到達していないと判別される間、蓄電池310が充電される。従って、本実施形態によれば、蓄電池310が商用電源400に接続された状態において、適切に蓄電池310が充電される。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、上記実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。
上記実施形態では、遅延許容時間が充電許容時間帯の開始時刻を基準とする時間であり、遅延許容時刻が充電許容時間帯の開始時刻を基準とする時刻である例について説明した。本発明において、遅延許容時間や遅延許容時刻を設定する手法は、この例に限定されない。例えば、遅延許容時間が充電許容時間帯の終了時刻を基準とする時間であり、遅延許容時刻が充電許容時間帯の終了時刻を基準とする時刻であってもよい。
上記実施形態では、充電制御装置100が、電気自動車300が備える制御部330と通信して、蓄電池310の充放電を制御する例について説明した。本発明において、蓄電池310の充放電を制御する手法は、この例に限定されない。例えば、充電制御装置100は、蓄電池310の充放電を制御することが可能な任意の装置と通信して、蓄電池310の充放電を制御することができる。または、充電制御装置100は、直接的に、蓄電池310の充放電を制御することもできる。
上記実施形態では、充電制御装置100が、蓄電池310の充電と蓄電池310の放電とを制御する例について説明した。本発明において、充電制御装置100は、蓄電池310の充電のみ制御してもよい。
上記実施形態では、充電制御システム1000が、電力供給源として、商用電源400のほか太陽光発電パネル200を備える例について説明した。本発明において、充電制御システム1000は、太陽光発電パネル200を備えなくてもよい。
上記実施形態では、蓄電池310が電気自動車300に搭載された蓄電池であるものとして説明した。本発明が適用される蓄電池は、この例に限定されない。本発明は、商用電源400による充電が可能な状態と商用電源400による充電が可能でない状態とが切り替えられて使用される種々の蓄電池に適用可能である。また、本発明は、ハイブリッド自動車に搭載された蓄電池に適用されてもよい。
本発明に係る充電制御装置100の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る充電制御装置100として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、蓄電池の充電を制御する充電制御装置に適用可能である。
11 CPU、12 ROM、13 RAM、14 フラッシュメモリ、15 RTC、16 タッチスクリーン、17 外部機器インターフェース、100 充電制御装置、101 状態判別部、102 残量取得部、103 残量判別部、104 充電制御部、105 遅延許容時間受付部、106 放電許容時間帯受付部、107 充電許容時間帯受付部、108 設定受付部、109 記憶部、110 電力値取得部、200 太陽光発電パネル、300 電気自動車、310 蓄電池、320 電力量計、330 制御部、400 商用電源、500 宅内機器、610,620 DC/AC変換器、710,720 電力計、1000 充電制御システム

Claims (10)

  1. 蓄電池の残量を取得する残量取得手段と、
    前記残量取得手段により取得された残量が目標充電残量に到達したか否かを判別する残量判別手段と、
    充電許容時間帯では、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していないと判別されている間、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電池の充電を制御する充電制御手段と、を備え、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していない場合、前記充電許容時間帯の終了時刻以降も前記蓄電池の充電が継続されるように前記蓄電池の充電を制御する、
    充電制御装置。
  2. 前記残量判別手段は、前記残量取得手段により取得された残量が目標放電残量に到達したか否かをさらに判別し、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯と重複せず、開始時刻が前記充電許容時間帯の終了時刻と一致しない放電許容時間帯では、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標放電残量に到達していないと判別されている間、前記蓄電池が放電されるように前記蓄電池の放電をさらに制御し、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していない場合、前記充電許容時間帯の終了時刻以降、前記放電許容時間帯になるか、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標充電残量に到達したと判別されるまでの間、前記蓄電池の充電が継続されるように前記蓄電池の充電を制御する、
    請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 前記残量判別手段は、前記残量取得手段により取得された残量が目標放電残量に到達したか否かをさらに判別し、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯以外の時間帯である放電許容時間帯では、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標放電残量に到達していないと判別されている間、前記蓄電池が放電されるように前記蓄電池の放電をさらに制御し、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していない場合、前記充電許容時間帯の終了時刻以降、前記放電許容時間帯においても、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標充電残量に到達したと判別されるまでの間、前記蓄電池の充電が継続されるように前記蓄電池の充電を制御する、
    請求項1に記載の充電制御装置。
  4. 前記放電許容時間帯の指定を受け付ける放電許容時間帯受付手段をさらに備える、
    請求項2又は3に記載の充電制御装置。
  5. 前記充電許容時間帯の指定を受け付ける充電許容時間帯受付手段をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  6. 前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していない場合でも、前記充電許容時間帯の開始時刻から予め定められた遅延許容時間が経過した後に前記蓄電池の充電が開始された場合、前記蓄電池の充電を中止するように前記蓄電池の充電を制御する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  7. 前記遅延許容時間の指定を受け付ける遅延許容時間受付手段をさらに備える、
    請求項6に記載の充電制御装置。
  8. 前記蓄電池は、電気自動車に搭載され、商用電源により充電される蓄電池であり、
    前記蓄電池が前記商用電源に接続された状態であるか否かを判別する状態判別手段をさらに備え、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯では、前記状態判別手段により前記蓄電池が前記商用電源に接続された状態であると判別され、前記残量判別手段により前記取得された残量が前記目標充電残量に到達していないと判別されている間、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電池の充電を制御する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の充電制御装置。
  9. 充電許容時間帯において、蓄電池の残量が目標充電残量に到達するまでの間、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電池の充電を制御する第1の充電制御ステップと、
    前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記蓄電池の残量が前記目標充電残量に到達していない場合、前記充電許容時間帯の終了時刻以降も前記蓄電池の充電が継続されるように前記蓄電池の充電を制御する第2の充電制御ステップと、を備える、
    充電制御方法。
  10. コンピュータを、
    蓄電池の残量が目標充電残量に到達したか否かを判別する残量判別手段、
    充電許容時間帯では、前記残量判別手段により前記蓄電池の残量が前記目標充電残量に到達していないと判別されている間、前記蓄電池が充電されるように前記蓄電池の充電を制御する充電制御手段、として機能させるプログラムであって、
    前記充電制御手段は、前記充電許容時間帯内に前記蓄電池の充電が開始され、前記充電許容時間帯の終了時刻に前記蓄電池の残量が前記目標充電残量に到達していない場合、前記充電許容時間帯の終了時刻以降も前記蓄電池の充電が継続されるように前記蓄電池の充電を制御する、
    プログラム。
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