JP2016019346A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 正極側導電体と負極側導電体との間に並列に接続された複数のコンデンサ間に他の部品を実装するためのスペースを確保して装置自体を小型化する。【解決手段】 本発明の電力変換装置1は、直流電源に接続された円環状の正極側導電体3及び負極側導電体5と、正極側導電体と負極側導電体との間に並列に接続されたコンデンサC1〜C6及びパワーモジュールU1、U2とを備え、少なくとも2つの隣接するコンデンサを近接して配置して複数のコンデンサグループG1、G2を形成し、パワーモジュールU1とコンデンサC1との間の電流経路の長さが、パワーモジュールU2とコンデンサC4との間の電流経路の長さと同一にする。【選択図】 図1

Description

本発明は、直流電源から供給される直流電力を複数相の交流電力に変換する電力変換装置に関する。
従来では、円環状の正極側導電体及び負極側導電体を備えた電力変換装置として、特許文献1が開示されている。特許文献1に開示された電力変換装置では、正極側導電体と負極側導電体との間に並列にコンデンサを接続し、これらのコンデンサを等間隔に配置していた。
特開2011−30321号公報
しかしながら、上述した従来の電力変換装置では、コンデンサを等間隔に配置していたので、コンデンサ間に小さな隙間が均等に存在していた。このようなコンデンサ間の小さな隙間には他の部品を実装できないので、無駄なスペースとなり、その結果、装置自体を小型化することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、コンデンサ間に他の部品を実装するためのスペースを確保して装置自体を小型化することのできる電力変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る電力変換装置は、直流電源に接続された円環状の正極側導電体及び負極側導電体と、正極側導電体と負極側導電体との間に並列に接続された複数のコンデンサ及びスイッチングモジュールとを備える。そして、電力変換装置は、少なくとも2つの隣接するコンデンサを近接して配置して複数のコンデンサグループを形成する。さらに、電力変換装置は、第1のスイッチングモジュールと第1のコンデンサグループを構成するコンデンサとの間の電流経路の長さが、第2のスイッチングモジュールと第2のコンデンサグループを構成するコンデンサとの間の電流経路の長さと同一とする。
本発明によれば、コンデンサグループ内ではコンデンサを近接して密に配置し、コンデンサグループ同士の間は間隔をあけて疎に配置するので、他の部品を実装するためのスペースを確保することができ、これによって装置自体を小型化することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図2は、第1比較例に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図4は、第2比較例に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図6は、第3比較例に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図7は、本発明の第4実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。 図8は、本発明の第5実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。
以下、本発明を適用した第1〜第5実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は本実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る電力変換装置1は、正極側導電体3と、負極側導電体5と、複数のコンデンサC1〜C6と、複数のパワーモジュールU1、U2とを備えている。
電力変換装置1は、直流電源から供給される直流電力を複数相の交流電力に変換して負荷に供給する装置であり、本実施形態では3相のインバータを一例として説明する。
正極側導電体3は、直流電源に接続され、円環状の形状をしたP側バスバーである。
負極側導電体5は、直流電源に接続され、円環状の形状をしたN側バスバーである。
コンデンサC1〜C6は、正極側導電体3と負極側導電体5との間に並列に接続され、少なくとも2つの隣接するコンデンサを近接して配置することで複数のコンデンサグループG1、G2を形成している。例えば、図1では、コンデンサC1〜C3を近接して配置することでコンデンサグループG1を形成し、コンデンサC4〜C6を近接して配置することでコンデンサグループG2を形成している。尚、図1では6個のコンデンサを記載しているが、コンデンサの数は6個に限定されるわけではなく、パワーモジュールの数の倍数となる。
パワーモジュールU1、U2は、正極側導電体3と負極側導電体5との間に並列に接続され、IGBT等の半導体素子のスイッチング動作によって直流電源からの電流のスイッチングを行うスイッチングモジュールである。尚、図1では、U相のパワーモジュールU1、U2のみを記載しているが、実際にはその他のV相やW相のパワーモジュールも設置されている。
上述したように、本実施形態に係る電力変換装置1では、隣接するコンデンサを近接して配置して複数のコンデンサグループG1、G2を形成する。これにより、コンデンサグループ内にあるコンデンサ間の隙間をなくしてコンデンサグループG1、G2の間に大きなスペースS1、S2を形成することができる。このようにコンデンサグループ内ではコンデンサを近接して密に配置し、コンデンサグループ同士の間は間隔をあけて疎に配置することでスペースS1、S2を他の部品の実装スペースとして活用することができ、装置自体を小型化することが可能となる。
これに対して、第1比較例に係る電力変換装置では、図2に示すようにコンデンサCa〜Cfを等間隔に配置していたので、コンデンサの間に同じ大きさのスペースSa〜Sfが存在していた。スペースSa〜Sfは隙間のような小さなスペースであるため、他の部品を実装することはできず、無駄なスペースとなり、装置を小型化することはできなかった。
また、本実施形態に係る電力変換装置1では、図1の点線矢印11、13に示すように、パワーモジュールU1とコンデンサC1との間の電流経路の長さが、パワーモジュールU2とコンデンサC4との間の電流経路の長さと同一になっている。すなわち、パワーモジュールU1とコンデンサC1との間で正極側導電体3及び負極側導電体5を経由した電流ループの長さが、パワーモジュールU2とコンデンサC4との間で正極側導電体3及び負極側導電体5を経由した電流ループの長さと同一になっている。
同様に、パワーモジュールU1とコンデンサC2、C3との間の電流経路の長さも、パワーモジュールU2とコンデンサC5、C6との間の電流経路の長さと同一になっている。ただし、電流経路の長さは正確に同一である必要はなく、略同一であればよい。
これにより、パワーモジュールU1に対するコンデンサC1〜C3のインピーダンス特性と、パワーモジュールU2に対するコンデンサC4〜C6のインピーダンス特性を等しくすることができる。
さらに、パワーモジュールU1、U2の左右に配置されるコンデンサの数を同一にすることにより、パワーモジュールから流れる電流のバランスをよくしてコンデンサ間の共振電流を抑制することができる。例えば、図1ではパワーモジュールU1のスペースS2側にはコンデンサC1が1個配置され、パワーモジュールU2のスペースS2側にはコンデンサC4が1個配置されている。したがって、パワーモジュールU1からの電流とパワーモジュールU2からの電流が等しくなるので、電流のバランスがよくなり、コンデンサ間の共振電流を抑制することができる。
同様に、パワーモジュールU1のスペースS1側にはコンデンサC2、C3の2個が配置され、パワーモジュールU2のスペースS1側にはコンデンサC5、C6の2個が配置されている。したがって、パワーモジュールU1からの電流とパワーモジュールU2からの電流が等しくなるので、電流のバランスがよくなり、コンデンサ間の共振電流を抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電力変換装置について図面を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の構成要素には同一の番号を付して詳細な説明は省略する。
図3は本実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る電力変換装置31は、同一相のパワーモジュールを奇数個ずつ含んでいる。例えば、図3ではU相のパワーモジュールとしてU1、U2、U3の3個のパワーモジュールを備えている。この場合に、本実施形態では、第1実施形態で説明した構成に加えて、以下のような構成をさらに備えている。すなわち、本実施形態に係る電力変換装置31は、第1の円環中心線L1、L2、L3に対してコンデンサC1〜C6を線対称に配置する。この第1の円環中心線L1、L2、L3は、パワーモジュールU1、U2、U3と正極側導電体3及び負極側導電体5の円環中心Oとを通るように設定されたものである。
さらに、本実施形態に係る電力変換装置31は、線対称なコンデンサ同士の正極側端子及び負極側端子も第1の円環中心線L1、L2、L3に対して線対称とする。
例えば、図3では、第1の円環中心線L2に対してコンデンサC1とコンデンサC4を線対称に配置し、コンデンサC2とコンデンサC3を線対称に配置し、コンデンサC5とコンデンサC6を線対称に配置している。
そして、線対称なコンデンサC1、C4の正極側端子及び負極側端子も第1の円環中心線L2に対して線対称に配置されている。例えば、図3に示すように、コンデンサC1の正極側端子C1pとコンデンサC4の正極側端子C4pは第1の円環中心線L2に対して線対称に配置されている。また、コンデンサC1の負極側端子C1nとコンデンサC4の負極側端子C4nも第1の円環中心線L2に対して線対称に配置されている。同様に、線対称なコンデンサC2、C3の正極側端子及び負極側端子も第1の円環中心線L2に対して線対称に配置され、線対称なコンデンサC5、C6の正極側端子及び負極側端子も第1の円環中心線L2に対して線対称に配置されている。
同様に、第1の円環中心線L1、L3に対してもコンデンサC1〜C6を線対称に配置し、線対称なコンデンサ同士の正極側端子及び負極側端子も第1の円環中心線L1、L3に対して線対称に配置する。
このように、本実施形態に係る電力変換装置31では、線対称なコンデンサ同士の正極側端子及び負極側端子を第1の円環中心線に対して線対称に配置したので、同一相のパワーモジュールに対するコンデンサのインピーダンス特性を等しくすることができる。
これに対して、第2比較例に係る電力変換装置では、図4に示すようにコンデンサCa、Cdは第1の円環中心線Laに対して線対称に配置されている。しかし、コンデンサCa、Cdの正極側端子及び負極側端子は第1の円環中心線Laに対して線対称に配置されていない。例えば、図4に示すように、コンデンサCaの正極側端子CapとコンデンサCdの正極側端子Cdpは第1の円環中心線Laに対して線対称に配置されていない。また、コンデンサCaの負極側端子CanとコンデンサCdの負極側端子Cdnも第1の円環中心線Laに対して線対称に配置されていない。したがって、同一相のパワーモジュールに対するコンデンサのインピーダンス特性を等しくすることはできなかった。
また、本実施形態に係る電力変換装置31は、第1の円環中心線L1、L2、L3に対してパワーモジュールU1、U2、U3についても線対称に配置する。そして、線対称なパワーモジュール同士の正極端子及び負極端子も第1の円環中心線L1、L2、L3に対して線対称に配置する。
例えば、図3では、第1の円環中心線L2に対してパワーモジュールU1とパワーモジュールU3を線対称に配置している。そして、パワーモジュールU1の正極端子U1pとパワーモジュールU3の正極端子U3pは第1の円環中心線L2に対して線対称に配置されている。さらに、パワーモジュールU1の負極端子U1nとパワーモジュールU3の負極端子U3nも第1の円環中心線L2に対して線対称に配置されている。
同様に、第1の円環中心線L1、L2に対してもパワーモジュールU1、U2、U3を線対称に配置し、線対称なパワーモジュール同士の正極端子及び負極端子も第1の円環中心線L1、L3に対して線対称に配置する。
このように、本実施形態に係る電力変換装置31では、線対称なパワーモジュール同士の正極端子及び負極端子も第1の円環中心線に対して線対称に配置したので、電流のバランスがよくなり、コンデンサ間の共振電流を抑制することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る電力変換装置について図面を参照して説明する。尚、第1実施形態と同一の構成要素には同一の番号を付して詳細な説明は省略する。
図5は本実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係る電力変換装置51は、同一相のパワーモジュールを偶数個ずつ含んでいる。例えば、図5ではU相のパワーモジュールとしてU1、U2の2個のパワーモジュールを備えている。この場合に、本実施形態では、第1実施形態で説明した構成に加えて、以下のような構成をさらに備えている。すなわち、本実施形態に係る電力変換装置51は、正極側導電体3及び負極側導電体5の円環中心Oを通る第2の円環中心線L5を設定し、この第2の円環中心線L5に対して、同一相のパワーモジュールU1、U2を線対称な位置に配置する。
さらに、本実施形態に係る電力変換装置51は、線対称なパワーモジュール同士の正極端子及び負極端子も第2の円環中心線L5に対して線対称となるように配置する。
例えば、図5では、第2の円環中心線L5に対してパワーモジュールU1とパワーモジュールU2を線対称に配置する。そして、パワーモジュールU1の正極端子U1pとパワーモジュールU2の正極端子U2pを第2の円環中心線L5に対して線対称に配置する。同様に、パワーモジュールU1の負極端子U1nとパワーモジュールU2の負極端子U2nも第2の円環中心線L5に対して線対称に配置する。
このように、本実施形態に係る電力変換装置51では、線対称なパワーモジュール同士の正極端子及び負極端子を第2の円環中心線に対して線対称に配置したので、同一相のパワーモジュールに対するコンデンサのインピーダンス特性を等しくすることができる。
これに対して、第3比較例に係る電力変換装置では、図6に示すようにパワーモジュールUa、Ubの正極端子及び負極端子は、第2の円環中心線Lbに対して線対称に配置されていない。例えば、パワーモジュールUaの正極端子UapとパワーモジュールUbの正極端子Ubpは第2の円環中心線Lbに対して線対称ではない。同様に、パワーモジュールUaの負極端子UanとパワーモジュールUbの負極端子Ubnも第2の円環中心線Lbに対して線対称に配置されていない。
したがって、同一相のパワーモジュールに対するコンデンサのインピーダンス特性を等しくすることはできない。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る電力変換装置について図面を参照して説明する。尚、第1及び第3実施形態と同一の構成要素には同一の番号を付して詳細な説明は省略する。
図7は本実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態に係る電力変換装置71は、第3実施形態で説明した構成に加えて、以下のような構成をさらに備えている。すなわち、本実施形態に係る電力変換装置71は、コンデンサC1〜C6を第2の円環中心線L5、L6、L7に対して線対称な位置に配置する。
第3実施形態では第2の円環中心線に対してパワーモジュールを線対称な位置に配置していたが、本実施形態ではコンデンサについても第2の円環中心線に対して線対称な位置に配置する。そして、線対称なコンデンサ同士の正極側端子及び負極側端子も第2の円環中心線に対して線対称に配置する。
例えば、図7では、第2の円環中心線L5に対してコンデンサC3、C4とコンデンサC6、C5を線対称な位置に配置している。そして、コンデンサC4の正極側端子C4pとコンデンサC5の正極側端子C5pは第2の円環中心線L5に対して線対称に配置されている。同様に、コンデンサC4の負極側端子C4nとコンデンサC5の負極側端子C5nも第2の円環中心線L5に対して線対称に配置されている。この他のコンデンサC1、C2、C3、C6についても正極側端子及び負極側端子が第2の円環中心線L5に対して線対称に配置されている。
このように、本実施形態に係る電力変換装置71では、線対称なコンデンサ同士の正極側端子及び負極側端子を第2の円環中心線に対して線対称に配置している。これにより、同一相のパワーモジュールから流れる電流のバランスがよくなり、コンデンサ間の共振電流を抑制することができる。
これに対して、第3比較例に係る電力変換装置では、図6に示すようにコンデンサの正極側端子及び負極側端子は、第2の円環中心線Lbに対して線対称に配置されていない。例えば、コンデンサCcの正極側端子CcpとコンデンサCeの正極側端子Cepは第2の円環中心線Lbに対して線対称ではない。同様に、コンデンサCcの負極側端子CcnとコンデンサCeの負極側端子Cenも第2の円環中心線Lbに対して線対称に配置されていない。
したがって、同一相のパワーモジュールから流れる電流のバランスはよくならないので、コンデンサ間の共振電流を抑制することはできない。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る電力変換装置について図面を参照して説明する。尚、第1、第3及び第4実施形態と同一の構成要素には同一の番号を付して詳細な説明は省略する。
図8は本実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係る電力変換装置81は、第4実施形態で説明した構成に加えて、以下のような構成をさらに備えている。すなわち、本実施形態に係る電力変換装置81では、コンデンサの正極側端子に隣接するパワーモジュールは正極端子をコンデンサ側に配置し、コンデンサの負極側端子に隣接するパワーモジュールは負極端子をコンデンサ側に配置する。
例えば、図8では、コンデンサC6の負極側端子C6nに隣接するパワーモジュールU1は負極端子U1nをコンデンサC6側に配置している。同様に、コンデンサC1の負極側端子C1nに隣接するパワーモジュールV1は負極端子V1nをコンデンサC1側に配置し、コンデンサC2の負極側端子C2nに隣接するパワーモジュールW1は負極端子W1nをコンデンサC2側に配置している。
図8ではコンデンサの正極側端子にパワーモジュールが隣接する場合については記載していないが、コンデンサの正極側端子に隣接するパワーモジュールは正極端子をコンデンサ側に配置する。
これにより、本実施形態に係る電力変換装置81では、コンデンサの正極側端子とパワーモジュールの正極端子との間の距離、あるいはコンデンサの負極側端子とパワーモジュールの負極端子との間の距離を短くできる。したがって、インダクタンスを低下させることが可能となる。
なお、上述の実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計などに応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1、31、51、71、81 電力変換装置
3 正極側導電体
5 負極側導電体
C、C1〜C6 コンデンサ
L1〜L3 第1の円環中心線
L5 第2の円環中心線
O 円環中心
S、S1、S2 スペース
U1、U2、V1、V2、W1、W2 パワーモジュール

Claims (6)

  1. 直流電源から供給される直流電力を複数相の交流電力に変換する電力変換装置であって、
    前記直流電源に接続された円環状の正極側導電体と、
    前記直流電源に接続された円環状の負極側導電体と、
    前記正極側導電体と前記負極側導電体との間に並列に接続された複数のコンデンサと、
    前記正極側導電体と前記負極側導電体との間に並列に接続され、前記直流電源からの電流のスイッチングを行う複数のスイッチングモジュールとを備え、
    前記複数のコンデンサのうちの少なくとも2つの隣接するコンデンサを近接して配置して複数のコンデンサグループを形成し、
    前記複数のスイッチングモジュールのうちの第1のスイッチングモジュールと前記複数のコンデンサグループのうちの第1のコンデンサグループを構成するコンデンサとの間の電流経路の長さが、前記第1のスイッチングモジュールと同一相の第2のスイッチングモジュールと前記複数のコンデンサグループのうちの第2のコンデンサグループを構成するコンデンサとの間の電流経路の長さと同一であることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記複数のスイッチングモジュールが同一相のスイッチングモジュールを奇数個ずつ含む場合に、前記正極側導電体及び前記負極側導電体の円環中心と前記スイッチングモジュールとを通る第1の円環中心線に対して、前記複数のコンデンサを線対称に配置し、尚且つ線対称なコンデンサ同士の正極側端子及び負極側端子も前記第1の円環中心線に対して線対称であることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記複数のスイッチングモジュールが同一相のスイッチングモジュールを偶数個ずつ含む場合に、前記正極側導電体及び前記負極側導電体の円環中心を通る第2の円環中心線に対して、前記同一相のスイッチングモジュールを線対称に配置することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 線対称に配置された前記同一相のスイッチングモジュール同士の正極端子及び負極端子は前記第2の円環中心線に対して線対称であることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記複数のコンデンサが、前記第2の円環中心線に対して線対称な位置に配置されることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記コンデンサの正極側端子に隣接する前記スイッチングモジュールは、正極端子を前記コンデンサ側に配置され、前記コンデンサの負極側端子に隣接する前記スイッチングモジュールは、負極端子を前記コンデンサ側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
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