JP2016012425A - 照明装置 - Google Patents

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勇二 佐山
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Abstract

【課題】単純な構成で自動的に照明条件が制御される照明装置を得る。
【解決手段】制御部70は、日の出が来たか否かを照度センサ71の出力によって認識し、この時刻を日の出推定時刻として記憶する。その後、制御部70は、日没となったか否かを照度センサ71の出力によって認識し、この時点における時刻を日没推定時刻として認識する。日没推定時刻と、日の出推定時刻との間の時間差を実測日照時間と認識する。制御部70は、現在の日付における暦上の日照時間と、実測日照時間とを比較し、実測日照時間が暦上の日照時間と同等とみなせれば好天であると認識し、実測日照時間が暦上の日照時間と同等でなく短ければ、悪天であると認識する。制御部70は、現在の月日と、上記のように認識された天候に応じたランプ30の照明条件を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動的に照明条件が制御される照明装置に関する。
街灯等に使用される照明装置においては、環境の照度に応じてそのオン・オフが自動的に制御され、昼間は消灯し、夜間には点灯するような制御が自動的に行われている。この場合、環境の照度(環境照度)を測定する照度センサが用いられ、測定された環境照度が、ある閾値以下の場合には照明光がオンとされ、環境照度がこの閾値を超えたら照明光がオフとされる制御が自動的に行われる。この際、単なるオン・オフの制御だけではなく、照明の質(照明の色温度や照度)も、環境に応じて自動的に制御する技術が、特許文献1に記載されている。
この技術においては、照度センサ以外の各種のセンサ(温度センサや湿度センサ)を用い、外気温や湿度を認識することによって、照明における最適な色温度を設定する。これによって、例えば暑い日には色温度を高くし、寒い日には色温度を低くして、それぞれにおいて人間が快適に感じるような照明条件で照明をすることができる。この技術においては、こうした制御が自動的に行われる。
特開2012−48966号公報
しかしながら、上記の照明装置においては、照度センサ以外にも複数のセンサ(温度センサ、湿度センサ等)が必要となるため、装置の構成が複雑となった。特に上記の照明装置は、屋外で自動的に動作するように設置されているため、このように複雑な構成の場合、故障や誤動作の可能性が高くなった。また、その価格も高くなった。
このため、単純な構成で自動的に照明条件が制御される照明装置が望まれた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の照明装置は、色温度が可変とされた照明光を発する発光手段と、環境の照度を測定する照度計測手段と、月日及び時刻を認識する時刻認識手段と、月日に応じた暦上の日照時間のデータを記憶する日照時間記憶手段と、前記照度計測手段によって測定された前記照度が増大した時刻である日の出推定時刻と、前記照度計測手段によって測定された前記照度が減少した時刻である日没推定時刻を認識し、前記日の出推定時刻と前記日没推定時刻との時間差である実測日照時間と、前記時刻認識手段によって認識された月日における前記暦上の日照時間とを比較した結果に応じて、前記照明光の前記色温度を設定する制御手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の照明装置において、前記制御手段は、前記時刻認識手段によって認識された月日に応じて前記発光手段によって発せられる前記照明光の照度を設定することを特徴とする。
本発明の照明装置において、前記制御手段は、前記日没推定時刻に基づいて前記発光手段を点灯させ、前記日の出推定時刻以降に前記発光手段を消灯させることを特徴とする。
本発明の照明装置は、前記発光手段において、前記照明光は周期的に発せられる設定とされたことを特徴とする。
本発明の照明装置において、前記制御手段は、前記発光手段における発光の周期内における前記発光手段が前記照明光を発する時間と、前記周期内における前記発光手段が前記照明光を発さない時間との比率を調整することによって、前記照明光の照度を設定することを特徴とする。
本発明の照明装置において、前記発光手段は、第1の色温度の発光をする第1の光源と、前記第1の色温度と異なる第2の色温度の発光をする第2の光源と、を具備し、前記発光手段における発光の周期内に前記第1の光源の発光と前記第2の光源の発光とが切り替えて行われ、前記制御手段は、前記周期内における前記第1の光源が発光する時間と前記第2の光源が発光する時間との比率を変えることによって、前記照明光の色温度を調整する制御を行うことを特徴とする。
本発明の照明装置において、前記制御手段は、前記時刻認識手段によって認識された時刻に応じて前記照明光の色温度を設定することを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、単純な構成で自動的に照明条件が制御される照明装置を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る照明装置の構成を示す図である。 暦上の日照時間の月日依存性の例である。 本発明の実施の形態に係る照明装置において用いられる信号の例である。 本発明の実施の形態に係る照明装置において、第1の光源を発光させる場合(a)と第2の光源を発光させる場合(b)の電流の流れを示す図である。 本発明の実施の形態に係る照明装置における制御手段の動作を示すフローチャートである 色温度を時刻に応じて変える場合の特性の例である。
以下、本発明の実施の形態となる照明装置につき説明する。この照明装置は、特許文献1に記載の照明装置と同様に、環境に応じて照明の色温度を調整する。ただし、この調整において検知するのは環境の照度のみであり、気温や湿度等のデータは使用されない。
図1は、この照明装置1の構成を示す図である。ここでは、LED(発光ダイオード)11〜14が直列接続された第1LEDユニット(第1の光源)10、LED21〜24が直列接続された第2LEDユニット(第2の光源)20が、その整流方向が逆向きとなるように並列接続されたランプ(発光手段)30が発光源として用いられている。LED11〜14と、LED21〜24においては、共に、青色発光素子の周囲に蛍光材料が設けられた構成を具備する。ここで、これらにおいては、青色発光素子としては共通のものが使用されているが、その周囲の蛍光材料は異なる。このため、これらが発する光の色温度は異なり、LED11〜14が発する光の色温度(第1の色温度)をTC、LED21〜24の発する光の色温度(第2の色温度)をTCとすると、TC>TCとなるように設定される。TCは例えば6000K、TCは例えば2300Kとすることができる。第1LEDユニット10にはLED11〜14と同じ整流方向の保護ダイオード15が、第2LEDユニット20にはLED21〜24と同じ整流方向の保護ダイオード25が、それぞれ逆電圧に対する保護のために直列に接続されている。
また、直流電源40からの電流のオン・オフを制御する調光部50が直流電源40に接続されている。調光部50においては、調光用スイッチング素子51が用いられている。調光部50は、ランプ30の発する照明光の照度を調整するために用いられる。
また、調光部50からの信号は、調色部60に入力する。調色部60においては、調色用スイッチング素子61〜64が、図1に示されるように接続されて用いられている。調光部50の出力は単極性パルス信号であり、調色部60の出力は両極性パルス信号である。調色部60は、照明光の色温度を調整するために用いられる。
調光用スイッチング素子51、調色用スイッチング素子61〜64としては、例えばMOSFETやバイポーラトランジスタを用いることができる。切替動作時の過渡特性を良好にするために、MOSFETの場合にはソース・ドレイン間、バイポーラトランジスタの場合にはエミッタ・コレクタ間に回生ダイオードを接続することが好ましい。以下では、調光用スイッチング素子51、調色用スイッチング素子61〜64として、MOSFETが用いられた場合について説明する。この場合には、これらのオン・オフは各々のゲート電極に印加された電圧(ゲート電圧)で定まる。
調光用スイッチング素子51、調色用スイッチング素子61〜64の各々のゲート電圧は、制御部(制御手段)70によって制御される。制御部70は、例えばマイクロコンピュータ等で構成され、制御部70には、照度センサ(照度計測手段)71によって検出された照度(照明装置1が置かれた環境の照度:環境照度L)が入力する。
また、現在の日付、時刻をカレンダー機構、時計機構によって認識する時刻認識部(時刻認識手段)72も制御部70に接続される。このため、制御部70は、時刻認識部72を介して、現在の月日、時刻を認識することができる。
また、月日に応じた暦上の日照時間(暦上の日の出時刻と暦上の日没時刻との間の時間)を記憶する日照時間記憶部(日照時間記憶手段)73も、制御部70に接続される。暦上の日照時間は、月日に応じて一義的に定まり、日照時間記憶部73は、このデータを記憶している。なお、月日と暦上の日照時間との間の関係は、地理上の位置(地方)によって異なるが、日照時間記憶部73あるいは制御部70は、予めこの照明装置1が設けられた地方、あるいはこの地方における月日と暦上の日照時間との間の関係を記憶している。図2は、日本における4つの都市(東京、金沢、札幌、那覇)における月日と暦上の日照時間との間の関係を示す図である。日照時間記憶部73は、こうした対応関係を記憶するROMや不揮発性メモリで構成される。
以上により、制御部70は、この照明装置1が設置された環境の照度、現在の月日、現在の時刻を認識することができ、これに応じて調光用スイッチング素子51、調色用スイッチング素子61〜64の各々のゲート電圧を制御する。また、制御部70は、照度センサ71によって認識された環境照度L(ランプ30がオフの場合において照度センサ71によって認識された照度)が、閾値K以下の場合にはランプ30を発光させ、環境照度Lがこの閾値Kを超えた場合にはランプ30を発光させない。このため、ランプ30は、主に夜間において点灯する。
次に、この照明装置1においてランプ30が照明光を発する際の制御について説明する。この制御は、パルス信号を用いて周期的に行われる。図3は、ランプ30を点灯させる際の調光信号(調光部50の出力信号)V、調色信号(調色部60の出力信号)Vout、第1LEDユニット10の出力、第2LEDユニット20の出力、をそれぞれ示す。ここで、図1に示されるように、第1LEDユニット10、第2LEDユニット20は並列に接続されるため、第1LEDユニット10の出力、第2LEDユニット20にはVoutが共通して入力される。ただし、第1LEDユニット10の出力、第2LEDユニット20が同時に発光することはない。
直流電源40の電圧をVとすると、制御における1周期の時間T内において、調光信号Vは、調光用スイッチング素子51によって、0(lowレベル)、V(highレベル)の2値に制御され、Vとなる時間がTon、0となる時間がToff(Ton+Toff=T)である。Tonの期間においては調光用スイッチング素子51がオン、Toffの期間においては調光用スイッチング素子51がオフとなるように、調光用スイッチング素子51のゲート電圧が印加される。Tは、人間の目視でTon・Toffの切替が認識できない程度の短時間であり、例えば1〜2ms程度とされる。
このVが入力された調色部60は、調色用スイッチング素子61〜64を制御して、図3に示されたVoutを出力することができる。Voutは、Toffの期間においては零であり、Tonの期間においては、+V又は−Vとなるようなパルス出力となり、+Vが出力された期間がT、−Vが出力された期間がT(T+T=Ton)である。
図4は、調色部60以降における、Tの期間における電流の流れ(a)、Tの期間における電流の流れ(b)をそれぞれ示す。この図においては、各期間における調色用スイッチング素子61〜64のオン・オフについても記載されている。
図4(a)に示されるように、Tの期間においては、調色用スイッチング素子61、64がオン、調色用スイッチング素子62、63がオフとなるように、調色用スイッチング素子61〜64のゲート電圧が制御される。この場合、ランプ30においては、第1LEDユニット10が順バイアスとなって発光し、第2LEDユニット20は逆バイアスとなって発光しない。このため、ランプ30においては、色温度TCの第1LEDユニット10のみが発光をする。
一方、図4(b)に示されるように、Tの期間においては、調色用スイッチング素子62、63がオン、調色用スイッチング素子61、64がオフとなるように、調色用スイッチング素子61〜64のゲート電圧が制御される。この場合、ランプ30においては、第1LEDユニット10が逆バイアスとなって発光せず、第2LEDユニット20は順バイアスとなって発光する。このため、ランプ30においては、色温度TCの第2LEDユニット20のみが発光をする。
上記の構成においては、Ton・Toffの切替が目視で認識できない程度に周期Tが短くされれば、T・Tの切替も目視で確認できない。このため、比率T/TあるいはT1(2)/Ton(=T1(2)/T+T))の値を調整することによってランプ30の発する照明光の色温度TCを、TC〜TCの間で調整することができる。T=0(T=Ton)の場合にはTC=TCとなり、T=0(T=Ton)の場合にはTC=TCとなる。
また、第1LEDユニット10、第2LEDユニット20が発光する際にこれらに印加される電圧は一定(直流電源40の電圧V)であるため、Tの期間に第1LEDユニット10が発する光の照度、Tの期間に第2LEDユニット20が発する光の照度は一定である。これらの発する光の照度を同等とすれば、比率Ton/Toff、あるいはTon(off)/T(=Ton(off)/(Ton+Toff))を調整することによって、ランプ30の発する光の照度を調整することができる。以下では、照度を定める値としてTon/Tを調光率と定義する。調光率が0%のときに照度が零、100%のときに照度が最大となる。
すなわち、上記の照明装置1においては、上記の調光部50、調色部60を用いることによって、ランプ30の発する光の色温度TC、調光率を調整することができる。なお、ランプ30を点灯させない場合(環境照度Lが閾値Kを超えた場合)には、調光率が零とされる。
次に、この照明装置1における、色温度TC、調光率の環境照度L等に基づいた設定について説明する。図5は、この照明装置1における制御部70の動作を示すフローチャートである。
この照明装置1においては、ランプ30の照明の条件が、自動制御、マニュアル制御のいずれかで行われる。このため、まず、このうちのどちらかが作業者によって選択される(S1)。なお、ここでは、この設定は夜間(ランプ30の点灯時)に行われているものとする。
自動制御が選択された場合(S1)、制御部70は、時刻認識部72によって現在の月日を認識し、この月日に対応した暦上の日照時間を日照時間記憶部73を参照し、認識する(S2)。その後、日の出が来たか否かを照度センサ71の出力によって認識する(S3)。ここで、日の出が来たか否かは、照度センサ71によって測定された環境照度Lが増大したか否かによって判定され、具体的には、測定された環境照度Lが予め定められた閾値Kを超えた(L>K)か否かによって判定される。すなわち、L≦Kの状態からL>Kとなった場合に、日の出が来たと認識される。なお、ここで、昼間において、悪天候のために一時的に暗くなった後で明るくなった場合が日の出と誤認される場合もあるが、後述するように、この場合においても適切な制御が行われる。
日の出が来たと認識されたら(S3)、制御部70は、時刻認識部72を参照してこの時点における時刻を認識し、この時刻を日の出推定時刻として記憶する(S4)。その後、ランプ30を消灯する(S5)。この消灯は、日の出の際の徐々に明るくなる状況に対応させて、徐々に行うことが好ましい。具体的には、調光率を徐々に零に近づける制御を行うことによって、最終的にランプ30を消灯させることができる。
その後、制御部70は、日没となったか否かを照度センサ71の出力によって認識する(S6)。この判定は、日の出の判定(S3)とは逆に、環境照度Lが減少したか否か、具体的には、L>Kの状態からL≦Kとなったか否かによって行われる。日没が来たと認識されたら、制御部70は、時刻認識部72を参照してこの時点における時刻を日没推定時刻として認識する(S7)。この日没推定時刻と、日の出推定時刻(S4)との間の時間差を算出し、これを、実測された日照時間(実測日照時間)と認識する(S8)。なお、ここで、昼間において、悪天候のために急に暗くなり日没が来たと誤認される場合もあるが、後述するように、この場合においても適切な制御が行われる。
次に、制御部70は、現在の日付における暦上の日照時間(S2)と、実測日照時間(S8)とを比較し、実測日照時間(S8)が暦上の日照時間(S2)と同等とみなせれば好天(晴天)であると認識し、実測日照時間(S8)が暦上の日照時間(S2)と同等でなく短ければ、悪天(雨天、曇天)であると認識する(S9)。この判定の閾値としては、例えば暦上の日照時間(S2)の95%の値と実測日照時間(S8)との大小関係を判断すること等によって行うことができる。
次に、制御部70は、現在の月日(S2)と、上記のように認識された天候(S9)に応じたランプ30の照明条件を設定する(S10)。現在の日付(S2)を単純な四季(春夏秋冬)に換算して設定を行い、例えば表1に示されるようにこの設定を行うことができる。ここで、色温度TCは、前記のT/Tonの値を、「高」において100%(TC=TC)、「低」において0%(TC=TC)とし、「やや高」、「やや低」については、100%>(「やや高」におけるT/Tonの設定値)>(「やや低」におけるT/Tonの設定値)>0%とすることができる。これにより、夏期は色温度を高くして白色系の照明光を発し、冬期は色温度を低くして暖色系の照明光を発することができる。ここで、一般に白色系の照明光は明るく感じられ、暖色系の照明光は暗く感じられるため、夏期における調光率は低く、冬期における調光率は高く設定される。調光率としては、「高」を100%、「低」を90%程度とすることができる。また、この場合の色温度、照明の照度の設定は、特許文献1に記載の技術と同様にすることもできる。夏期、冬期のどちらにおいても悪天時には、色温度が低くなるよう(暖色系側に)に制御される。
次に、この設定で、制御部70は、ランプ30をオンする(S11)。この際、消灯時(S5)と逆に、調光率を徐々に大きくすることが好ましい。その後、再び現在の月日及び暦上の日照時間を認識(S2)し、以降の工程が前記と同様に行われる。
なお、自動制御が選択されなかった場合(S1)においては、上記の表1と同様の設定は、作業者によって設定される(S12)。その後、上記と同様に日の出に伴って消灯が行われ(S13、S14)、日没に伴って点灯が行われる(S15、S16)。
上記の制御においては、実測日照時間(S8)が暦上の日照時間(S2)と比べて大きく短い場合には悪天と判断され、それに応じた照明条件(色温度、調光率)が設定される(S10)。ここで、前記の通り、日の出、日没が悪天候のために誤認される場合もあるが、この場合にはいずれも実測日照時間(S8)は短くなる。このため、この場合は悪天であると正しく認識され、適切な設定が行われる。更に、この場合においても点灯(S11)後に再び月日が認識される(S2)ため、その後の動作も適正に行われる。
上記の制御においては、照度センサ71が用いられるが、照度センサ71は、上記のような色温度の制御を行わない場合でもランプ30の消灯、点灯の判定のために必要であるため、従来の照明装置においても用いられている。上記の照明装置1において、新たに必要となるのは時刻認識部72、日照時間記憶部73である。時刻認識部72は、時計機構やカレンダー機構を用いて構成することができる。また、日照時間記憶部73は、日照時間のデータを記憶するROMや不揮発性メモリで構成することができる。このため、これらを制御部70と容易に組み合わせることができ、上記の照明装置1を単純な構成とすることができる。
この際、上記の制御においては、日の出と認識された時点(日の出推定時刻)と日没と認識された時点(日没推定時刻)の時間差が実測日照時間とされる。上記の制御はこの実測日照時間を用いて行われ、日の出推定時刻や日没推定時刻自身は直接使用されない。時刻認識部72で認識される時刻が実際の時刻から数分以上狂っていた場合には、日の出推定時刻や日没推定時刻には、これに応じた誤差が生ずるが、実測日照時間はこれらの差分であるため、実測日照時間の誤差は僅かである。このため、時刻認識部72において用いられる時計機構に対しては、高い精度は要求されず、設定後におけるその調整は不要である。また、例えば表1のような季節毎の設定を行う場合には、日付が数日異なっても、問題にならないことは明らかである。このため、時刻認識部72におけるカレンダー機構に対しても、高い精度は要求されず、設定後におけるその調整は不要である。また、日照時間記憶部73においては、日照時間のデータが一度記憶されたら、この照明装置1が設置された後でこのデータを書き換えることは不要である。
このため、上記の照明装置1においては、これらが動作しなくなった場合以外は、設置後に時刻認識部72、日照時間記憶部73を調整する必要性は低い。
また、上記の例では、ランプ30の色温度が天候、季節に応じて設定されたが、色温度を時刻に応じて変えることもできる。こうした場合の設定例を図6に示す。この場合においては、夏期、冬期における好天、悪天の場合の設定例が示されている。この場合においては、昼(11〜13時)を含む時間帯で、色温度が高く設定される。この時間帯は季節によらず昼間であるために、本来はランプ30は点灯しない。しかしながら、突然に悪天となり暗くなった場合には、環境照度Lが低下し、ランプ30が点灯した場合には、図6に示されるように、高い色温度が設定される。この場合において、「好天」、「悪天」は、前日における実測日照時間、あるいは同日において直前に日照時間と認識された時間に基づいて設定されるため、「好天」は、突然に天候が急変して悪天となった場合に対応し、「悪天」は、前日から継続的に悪天であった場合に対応する。図6の設定においては、前者の場合において特に色温度を高く設定している。このように、天候が急変したか否かに応じて、こうした設定を行うことができる。また、図6においては色温度が示されているが、同様に、照明光の照度(調光率)も時刻に応じて設定することができる。表2は、図6に示された各ケースにおける色温度の最大値と調光率の最大値の月依存性の一例を、暦上の日照時間と共に示す。月日に応じて、このように最適な照明条件を設定することができる。ただし、色温度の調整のみを行い、照明光については、その照度は一定とし、オン・オフの設定のみを行ってもよい。
また、前記の通り、ランプ30が発する照明光の色温度TCの設定は、T/TonあるいはT/Ton(T+T=Ton)の設定によって行うことができる。表3は、TC=6000K、TC=2300Kとした場合におけるランプ30が発する照明光の色温度TCのT/Ton、T/Tonとの間の関係を示す。T、Tの設定によって、TCをTC〜TCの範囲で調整することができる。
制御部70においては、上記の制御を行うプログラムが動作する。この際、図1の構成において、図6や表2等に示される設定データを記憶する設定データ記憶部を制御部70に接続してもよい。この際、複数種類の設定データを設定データ記憶部が記憶し、このうちの1つが選択され、これに応じて上記の制御が行われるようにすることもできる。
なお、上記の構成においては、色温度がTCである第1の光源と色温度がTCである第2の光源が短時間に切り替えられて発光する発光手段が用いられた。しかしながら、こうした構成以外の構成を具備する発光手段が用いられる場合であっても、照明光の色温度TCが制御できる限りにおいて、上記のように推定日照時間を基にした色温度TCの制御は有効である。また、照明光の照度は、上記の例においては調光率によって設定されたが、これ以外の制御、例えば印加電圧の調整等によって照度を設定してもよい。
また、図6の動作では、日の出推定時刻直後にランプ30を消灯し(S5)、日没推定時刻直後にランプ30を点灯させた(S11)が、日照時間記憶部73が暦上の日の出時刻や日没時刻を記憶し、例えば暦上の日没時刻の直前にランプ30を点灯させることもできる。これにより、実際の日没よりも前にランプ30を点灯させることができる。この場合には、照度センサ71は、ランプ30のオンの制御には用いられない。こうした場合であっても、上記のように照度センサ71を用いて得た実測日照時間によって天候を推定し、これに応じてその照明条件を調整することは有効である。また、この場合、前日の日没推定時刻を記憶し、暦上の日没推定時刻の代わりに用いることもできる。
1 照明装置
10 第1LEDユニット(第1の光源)
11〜14、21〜24 LED
15、25 保護ダイオード
20 第2LEDユニット(第2の光源)
30 ランプ(発光手段)
40 直流電源
50 調光部
51 調光用スイッチング素子
60 調色部
61〜64 調色用スイッチング素子
70 制御部(制御手段)
71 照度センサ(照度計測手段)
72 時刻認識部(時刻認識手段)
73 日照時間記憶部(日照時間記憶手段)

Claims (7)

  1. 色温度が可変とされた照明光を発する発光手段と、
    環境の照度を測定する照度計測手段と、
    月日及び時刻を認識する時刻認識手段と、
    月日に応じた暦上の日照時間のデータを記憶する日照時間記憶手段と、
    前記照度計測手段によって測定された前記照度が増大した時刻である日の出推定時刻と、前記照度計測手段によって測定された前記照度が減少した時刻である日没推定時刻を認識し、前記日の出推定時刻と前記日没推定時刻との時間差である実測日照時間と、前記時刻認識手段によって認識された月日における前記暦上の日照時間とを比較した結果に応じて、前記照明光の前記色温度を設定する制御手段と、
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記制御手段は、前記時刻認識手段によって認識された月日に応じて前記発光手段によって発せられる前記照明光の照度を設定することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記制御手段は、前記日没推定時刻に基づいて前記発光手段を点灯させ、前記日の出推定時刻以降に前記発光手段を消灯させることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記発光手段において、前記照明光は周期的に発せられる設定とされたことを特徴とする請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記制御手段は、前記発光手段における発光の周期内における前記発光手段が前記照明光を発する時間と、前記周期内における前記発光手段が前記照明光を発さない時間との比率を調整することによって、前記照明光の照度を設定することを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記発光手段は、第1の色温度の発光をする第1の光源と、前記第1の色温度と異なる第2の色温度の発光をする第2の光源と、を具備し、前記発光手段における発光の周期内に前記第1の光源の発光と前記第2の光源の発光とが切り替えて行われ、
    前記制御手段は、前記周期内における前記第1の光源が発光する時間と前記第2の光源が発光する時間との比率を変えることによって、前記照明光の色温度を調整する制御を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の照明装置。
  7. 前記制御手段は、前記時刻認識手段によって認識された時刻に応じて前記照明光の色温度を設定することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の照明装置。
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