JP2016012411A - 充電制御装置及びそのリレー固着検出方法 - Google Patents

充電制御装置及びそのリレー固着検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リレー動作数を抑えると共に固着しているリレーを特定することができる充電制御装置及びそのリレー固着検出方法を提供する。
【解決手段】充電制御装置1は、第1リレー11と第2リレー12とをオンオフ制御すると共に、充電開始時に第1リレーを第2リレーよりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時に第1リレーを第2リレーよりも規定時間だけ前にオフするオンオフ制御部と、オンオフ制御部により第1リレーがオンされてから第2リレーがオンされるまでの期間において電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、第2リレーが固着状態であると判断し、第1リレーがオフされてから第2リレーがオフされるまでの期間において電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、第1リレーが固着状態であると判断する固着判断部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電制御装置及びそのリレー固着検出方法に関する。
従来、充電制御装置においてリレーが閉じたままのオン状態で維持されてしまう固着状態を検出するものが知られている(特許文献1参照)。この装置では、充電開始前又は充電終了後において、正極側のリレーと負極側のリレーとのいずれか一方をオン状態とし他方をオフ状態とした後に、一方をオフ状態とし他方をオン状態とする。これにより、前者の場合には、他方が固着状態である場合に所定の電圧が計測され、後者の場合には一方が固着状態である場合に所定の電圧が計測される。よって、リレーの固着を検出できると共に固着しているリレーを特定することができる。特に、この装置では、充電開始前又は充電終了後において、例えば一方を2回駆動し他方を1回駆動してリレー固着判断を行うと共に、次の判断のタイミングでは一方を1回駆動し他方を2回駆動してリレー固着判断を行う。このため、どちらかのリレーの動作数が隔たってしまうことを防止することができる。
特開2012−115045号公報
しかし、特許文献1に記載の装置は、充電開始前又は充電終了後において、例えば一方を2回駆動する必要があると共に、次の判断のタイミングでは他方を2回駆動する必要があることから、リレーの動作数が多くなってしまう。
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的とするところは、リレー動作数を抑えると共に固着しているリレーを特定することができる充電制御装置及びそのリレー固着検出方法を提供することにある。
本発明に係る充電制御装置は、電源から充電対象までの間に設けられるL相ライン及びN相ラインと、前記L相ラインに設けられた第1リレー、及び前記N相ラインに設けられた第2リレーと、前記L相ライン及び前記N相ラインの間に配置され、両者間における電圧の印加の有無を検出する電圧検出回路と、前記第1リレーと前記第2リレーとをオンオフ制御すると共に、充電開始時に前記第1リレーと前記第2リレーとのいずれか一方を他方よりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時に前記いずれか一方を前記他方よりも規定時間だけ前にオフするオンオフ制御手段と、前記オンオフ制御手段により前記いずれか一方がオンされてから前記他方がオンされるまでの期間において前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記他方のリレーが固着状態であると判断し、前記いずれか一方がオフされてから前記他方がオフされるまでの期間において前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記一方のリレーが固着状態であると判断する固着判断手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る充電制御装置によれば、いずれか一方がオンされてから他方がオンされるまでの期間において電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、他方のリレーが固着状態であると判断する。ここで、一方がオンされ、他方が固着状態である場合には、電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出されることから、他方のリレーが固着状態であると判断することができる。また、いずれか一方がオフされてから他方がオフされるまでの期間において電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、一方のリレーが固着状態であると判断する。ここで、他方がオンされ、一方が固着状態である場合には、電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出されることから、他方のリレーが固着状態であると判断することができる。加えて、充電開始時にいずれか一方を他方よりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時にいずれか一方を他方よりも規定時間だけ前にオフするため、一方のリレーがオンとなる期間を他方のリレーがオンとなる期間よりもやや前側にずらすこととなり、固着検出だけのためにリレーをオンオフ制御する必要が無く、固着検出が可能となる。よって、リレー動作数を抑えると共に固着しているリレーを特定することができる。
また、本発明に係る充電制御装置において、前記電圧検出回路は、前記オンオフ制御手段により、前記いずれか一方がオンされてから前記他方がオンされるまでの期間において制御信号が入力されて前記両者間を導通状態としたときに、前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合、前記他方のリレーが固着状態であるかを示す固着信号を出力すると共に、前記いずれか一方をオフしてから前記他方をオフするまでの期間において制御信号が入力されて前記両者間を導通状態としたときに、前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合、前記一方のリレーが固着状態であるかを示す固着信号を出力することが好ましい。
この充電制御装置によれば、制御信号が入力されて両者間を導通状態としたときに、両者間に電圧が印加されていると検出された場合、固着信号を出力するため、充電対象への充電期間においては電圧検出回路に制御信号を入力しないことにより、両者間は導通状態とされず、充電に影響を与えてしまう事態を防止することができる。
本発明に係る充電制御装置のリレー固着検出方法は、電源から充電対象までの間に設けられるL相ライン及びN相ラインと、前記L相ラインに設けられた第1リレー、及び前記N相ラインに設けられた第2リレーと、前記L相ライン及び前記N相ラインの間に配置され、両者間における電圧の印加の有無を検出する電圧検出回路とを備え、前記第1リレーと前記第2リレーとをオンオフ制御する充電制御装置のリレー固着検出方法であって、充電開始時に前記第1リレーと前記第2リレーとのいずれか一方を他方よりも所定時間だけ前にオンするオン制御工程と、充電終了時に前記いずれか一方を前記他方よりも規定時間だけ前にオフするオフ制御工程と、前記オン制御工程において前記いずれか一方をオンしてから前記他方をオンするまでの期間において、前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記他方のリレーが固着状態であると判断する第1判断工程と、前記オフ制御工程において前記いずれか一方をオフしてから前記他方をオフするまでの期間において、前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記一方のリレーが固着状態であると判断する第2判断工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る充電制御装置のリレー固着検出方法によれば、いずれか一方がオンされてから他方がオンされるまでの期間において電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、他方のリレーが固着状態であると判断する。ここで、一方がオンされ、他方が固着状態である場合には、電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出されることから、他方のリレーが固着状態であると判断することができる。また、いずれか一方がオフされてから他方がオフされるまでの期間において電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、一方のリレーが固着状態であると判断する。ここで、他方がオンされ、一方が固着状態である場合には、電圧検出回路により両者間に電圧が印加されていると検出されることから、他方のリレーが固着状態であると判断することができる。加えて、充電開始時にいずれか一方を他方よりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時にいずれか一方を他方よりも規定時間だけ前にオフするため、一方のリレーがオンとなる期間を他方のリレーがオンとなる期間よりもやや前側にずらすこととなり、固着検出だけのためにリレーをオンオフ制御する必要が無く、固着検出が可能となる。よって、リレー動作数を抑えると共に固着しているリレーを特定することができる。
本発明によれば、リレー動作数を抑えると共に固着しているリレーを特定することができる充電制御装置及びそのリレー固着検出方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る充電制御装置の概略を示す回路図である。 図1に示したマイコンの詳細を示す機能ブロック図である。 図1に示した電圧検出回路の詳細を示す回路図である。 本実施形態に係る充電制御装置のリレー固着検出方法を示すタイミングチャートであり、(a)は正常時の動作を示し、(b)はN相固着時の動作を示し、(c)はL相固着時の動作を示している。
以下、本発明を好適な一実施形態に沿って説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る充電制御装置の概略を示す回路図である。図1に示す充電制御装置1は、例えば電気スタンドに設けられる充電コネクタ側装置に内蔵されるものであって、商標の交流電源からの交流電力を車両バッテリ(充電対象の一例)に供給するものである。交流電源は、通常L相及びN相の2相交流である。
このような充電制御装置1は、交流電源から充電対象までの間に設けられるL相ラインL1及びN相ラインL2と、L相ラインL1に設けられた第1リレー11、及びN相ラインL2に設けられた第2リレー12とを備えており、双方のリレー11,12がオンすることにより、充電対象側に交流電力を供給するものである。
また、充電制御装置1は、マイコン20と、電圧検出回路30とを備えている。マイコン20は、車両側から送信される充電許可信号CPLTを入力すると、双方のリレー11,12をオンして車両バッテリを充電すべく交流電力を供給させるものである。このマイコン20は、図2に示すような機能を備えている。
図2は、図1に示したマイコン20の詳細を示す機能ブロック図である。図2に示すように、マイコン20は、オンオフ制御部(オンオフ制御手段)21と、制御信号出力部22と、固着判断部(固着判断手段)23とを備えている。
オンオフ制御部21は、充電開始時に第1リレー(いずれか一方)11を第2リレー(他方)12よりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時に第1リレー11を第2リレー12よりも規定時間だけ前にオフするオンオフ制御を実行するものである。すなわち、オンオフ制御部21は、車両側から送信される充電許可信号CPLTを入力すると、入力時点から第1所定時間経過後に第1リレー11をオン制御し、このオン制御時点から更に第2所定時間経過後に第2リレー12をオン制御する。また、オンオフ制御部21は、充電許可信号CPLTの入力が終了する時点から、第1規定時間前に第2リレー12をオフ制御し、このオフ制御時点から更に第2規定時間前に第1リレー11をオフ制御するものである。
このようにオンオフ制御部21が双方のリレー11,12をオンオフ制御するため、充電は第2リレー12がオン制御されてから第1リレー11がオフ制御されるまでの期間に行われることとなる(但し固着がない場合)。なお、充電許可信号CPLTがオフとなるタイミングは、例えば満充電までの予測演算や、充電時間の指定(予め定められた時間)がある場合などから、求めることができる。
制御信号出力部22は、電圧検出回路30に制御信号AC_ENを出力するものである。図1に示す電圧検出回路30は、L相ラインL1及びN相ラインL2との間(双方のリレー11,12よりも充電対象側)に配置され、両者間(すなわちL相ラインL1及びN相ラインL2との間)における電圧の印加の有無を検出するものである。この電圧検出回路30は、制御信号出力部22からの制御信号AC_ENを入力したときだけ、両者間を導通状態とし電圧印加の有無を検出することとなる。
固着判断部23は、オンオフ制御部21により第1リレー11がオン制御されてから第2リレー12がオン制御されるまでの第1期間TE1において、電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、第2リレー12が固着状態であると判断するものである。また、固着判断部23は、オンオフ制御部21により第1リレー11がオフ制御されてから第2リレー12がオフ制御されるまでの第2期間TE2において、電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、第1リレー11が固着状態であると判断するものである。
ここで、電圧検出回路30は、上記期間TE1,TE2において制御信号AC_ENが入力されて両者間を導通状態としたときに、両者間に電圧が印加されていると検出した場合、固着信号AC_ONを出力する。より詳細に電圧検出回路30が第1期間TE1において出力する固着信号AC_ONは、第2リレー12が固着状態であることを示すものである。すなわち、第1期間TE1においては、リレー固着がない場合、第1リレー11がオンし第2リレー12がオフしている。このため、固着信号AC_ONが出力される場合とは、第2リレー12が固着状態であるといえる。一方、電圧検出回路30が第2期間TE2において出力する固着信号AC_ONは、第1リレー11が固着状態であることを示すものである。すなわち、第2期間TE2においては、リレー固着がない場合、第1リレー11がオフし第2リレー12がオンしている。このため、固着信号AC_ONが出力される場合とは、第1リレー11が固着状態であるといえる。
従って、固着判断部23は、固着信号AC_ONを入力したか否か、及び現在はどの期間TE1,TE2であるかに基づいて、第1リレー11と第2リレー12とのどちらに固着が発生しているかを判断できることとなる。
図3は、図1に示した電圧検出回路30の詳細を示す回路図である。図3に示すように、電圧検出回路30は、光MOSFET31とフォトカプラ32とを備えている。光MOSFET31は、発光部31aと受光部31bとからなり、発光部31aは、上記の期間TE1,TE2においてマイコン20から出力される制御信号AC_ENを入力することにより発光する発光ダイオードで構成されている。発光部31aが発光することにより受光部31bはオンされることとなる。受光部31bは一方の端子がフォトカプラ32に接続され、他方の端子がN相ラインL2に接続されている。
フォトカプラ32は、2つの発光部32a1,32a2と、受光部32bとを備えている。2つの発光部32a1,32a2は、互いに逆向並列接続された発光ダイオードで構成され、一端がL相ラインL1に接続され、他端が光MOSFET31の受光部31bに接続されている。このため、第1及び第2リレー11,12のいずれか一方が固着している状態において、上記の期間TE1,TE2に光MOSFET31の受光部31bがオンすると、2つの発光部32a1,32a2のいずれか一方が発光し、受光部32bであるフォトトランジスタがオンする。これにより、固着信号AC_ONがマイコン20に出力される。
次に、本実施形態に係る充電制御装置1のリレー固着検出方法については説明する。図4は、本実施形態に係る充電制御装置1のリレー固着検出方法を示すタイミングチャートであり、(a)は正常時の動作を示し、(b)はN相固着時の動作を示し、(c)はL相固着時の動作を示している。
図4(a)に示すように、第1及び第2リレー11,12に固着がない場合、充電制御装置1は以下のように動作する。まず、時刻t1において、マイコン20に充電許可信号CPLTが入力される。すなわち、充電許可信号CPLTがHレベルからLレベルに変化する。そして、時刻t1から第1所定時間経過した時刻t2において、オンオフ制御部21は第1リレー11をオン制御する。次いで、時刻t2から第2所定時間経過した時刻t4においてオンオフ制御部21は第2リレー12をオン制御する。
また、時刻t2から時刻t4までの期間TE1における時刻t3において制御信号出力部22は制御信号AC_ENを出力する。ここで、期間TE1において第1リレー11はオンしているものの、第2リレー12はオフしている。このため、固着信号AC_ONは出力されない。このため、固着判断部23は、第2リレー12が固着していないと判断する。そして、時刻t4から車両バッテリへの充電が開始することとなる。
ここで、マイコン20は、充電許可信号CPLTが入力すると、その入力が終了する時点を算出する。すなわち、充電許可信号CPLTがLレベルからHレベルに変化する時刻t8を算出する。そして、マイコン20は、時刻t8から第1規定時間前の時刻t7を算出すると共に、時刻t7から第2規定時間前の時刻t5を算出する。
次いで、時刻t5においてオンオフ制御部21は、第1リレー11をオフ制御する。これにより、車両バッテリへの充電期間は終了する。その後、時刻t7においてオンオフ制御部21は、第2リレー12をオフ制御する。
また、時刻t5から時刻t7までの期間TE2における時刻t6において制御信号出力部22は制御信号AC_ENを出力する。ここで、期間TE2において第2リレー12はオンしているものの、第1リレー11はオフしている。このため、固着信号AC_ONは出力されない。このため、固着判断部23は、第1リレー11が固着していないと判断する。そして、時刻t8において充電許可信号CPLTがLレベルからHレベルに変化し、動作は終了する。
次に、図4(b)に示すように、第2リレー12が固着している場合、充電制御装置1は以下のように動作する。なお、図4(b)においては第2リレー12が固着していることから、N相電圧は破線に示す電圧状態となっている。
まず、時刻t1において、マイコン20に充電許可信号CPLTが入力され、時刻t1から第1所定時間経過した時刻t2において、オンオフ制御部21は第1リレー11をオン制御する。次いで、時刻t2から第2所定時間経過した時刻t4においてオンオフ制御部21は第2リレー12をオン制御する。
また、時刻t2から時刻t4までの期間TE1における時刻t3において制御信号出力部22は制御信号AC_ENを出力する。ここで、期間TE1においては第2リレー12が固着していることから、双方のリレー11,12がオン状態となっている。よって、時刻t3において固着信号AC_ONが出力される。固着判断部23は、この固着信号AC_ONを入力し、第2リレー12が固着していると判断する。
なお、時刻t5以降は、図4(a)に示すものと同様であるが、第2リレー12が固着していることから、オンオフ制御部21が時刻t7において第2リレー12をオフ制御したとしても、N相電圧は破線に示すものとなる。
次に、図4(c)に示すように、第1リレー11が固着している場合、充電制御装置1は以下のように動作する。なお、図4(c)においては第1リレー11が固着していることから、L相電圧は破線に示す電圧状態となっている。
まず、時刻t1〜t4については、図4(a)に示すものと同様であるが、第1リレー11が固着していることから、オンオフ制御部21が時刻t2において第1リレー11をオン制御する前もN相電圧は破線に示すものとなる。
時刻t5においてオンオフ制御部21は、第1リレー11をオフ制御する。その後、時刻t7においてオンオフ制御部21は、第2リレー12をオフ制御する。
また、時刻t5から時刻t7までの期間TE2における時刻t6において制御信号出力部22は制御信号AC_ENを出力する。ここで、期間TE2においては第1リレー11が固着していることから、双方のリレー11,12がオン状態となっている。よって、時刻t6において固着信号AC_ONが出力される。固着判断部23は、この固着信号AC_ONを入力し、第1リレー11が固着していると判断する。そして、時刻t8において充電許可信号CPLTがLレベルからHレベルに変化し、動作は終了する。
このようにして、本実施形態に係る充電制御装置1によれば、第1リレー11がオンされてから第2リレー12がオンされるまでの第1期間TE1において電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、第2リレー12が固着状態であると判断する。ここで、第1リレー11がオンされ、第2リレー12が固着状態である場合には、電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出されることから、第2リレー12が固着状態であると判断することができる。また、第1リレー11がオフされてから第2リレー12がオフされるまでの第2期間TE2において電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、第1リレー11が固着状態であると判断する。ここで、第2リレー12がオンされ、第1リレー11が固着状態である場合には、電圧検出回路30により両者間に電圧が印加されていると検出されることから、第2リレー12が固着状態であると判断することができる。加えて、充電開始時に第1リレー11を第2リレー12よりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時に第1リレー11を第2リレー12よりも規定時間だけ前にオフするため、第1リレー11がオンとなる期間を第2リレー12がオンとなる期間よりもやや前側にずらすこととなり、固着検出だけのためにリレー11,12をオンオフ制御する必要が無く、固着検出が可能となる。よって、リレー動作数を抑えると共に固着しているリレーを特定することができる。
また、制御信号AC_ENが入力されて両者間を導通状態としたときに、両者間に電圧が印加されていると検出された場合、固着信号AC_ONを出力するため、充電対象への充電期間においては電圧検出回路30に制御信号AC_ENを入力しないことにより、両者間は導通状態とされず、充電に影響を与えてしまう事態を防止することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、上記実施形態において電圧検出回路30は固着発生時に固着信号AC_ONを送信しているが、これに限らず、単に電圧検出回路30を電圧計により構成し、検出した電圧信号をマイコン20に入力させるようになっていてもよい。
1 :充電制御装置
11 :第1リレー(一方のリレー)
12 :第2リレー(他方のリレー)
20 :マイコン
21 :オンオフ制御部(オンオフ制御手段)
22 :制御信号出力部
23 :固着判断部(固着判断手段)
30 :電圧検出回路
31 :光MOSFET
31a :発光部
31b :受光部
32 :フォトカプラ
32a1,32a2 :発光部
32b :受光部
AC_EN :制御信号
AC_ON :固着信号
CPLT :充電許可信号
L1 :L相ライン
L2 :N相ライン
TE1,TE2 :期間

Claims (3)

  1. 電源から充電対象までの間に設けられるL相ライン及びN相ラインと、
    前記L相ラインに設けられた第1リレー、及び前記N相ラインに設けられた第2リレーと、
    前記L相ライン及び前記N相ラインの間に配置され、両者間における電圧の印加の有無を検出する電圧検出回路と、
    前記第1リレーと前記第2リレーとをオンオフ制御すると共に、充電開始時に前記第1リレーと前記第2リレーとのいずれか一方を他方よりも所定時間だけ前にオンし、充電終了時に前記いずれか一方を前記他方よりも規定時間だけ前にオフするオンオフ制御手段と、
    前記オンオフ制御手段により前記いずれか一方がオンされてから前記他方がオンされるまでの期間において前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記他方のリレーが固着状態であると判断し、前記いずれか一方がオフされてから前記他方がオフされるまでの期間において前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記一方のリレーが固着状態であると判断する固着判断手段と、
    を備えることを特徴とする充電制御装置。
  2. 前記電圧検出回路は、前記オンオフ制御手段により、前記いずれか一方がオンされてから前記他方がオンされるまでの期間において制御信号が入力されて前記両者間を導通状態としたときに、前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合、前記他方のリレーが固着状態であるかを示す固着信号を出力すると共に、前記いずれか一方をオフしてから前記他方をオフするまでの期間において制御信号が入力されて前記両者間を導通状態としたときに、前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合、前記一方のリレーが固着状態であるかを示す固着信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 電源から充電対象までの間に設けられるL相ライン及びN相ラインと、前記L相ラインに設けられた第1リレー、及び前記N相ラインに設けられた第2リレーと、前記L相ライン及び前記N相ラインの間に配置され、両者間における電圧の印加の有無を検出する電圧検出回路とを備え、前記第1リレーと前記第2リレーとをオンオフ制御する充電制御装置のリレー固着検出方法であって、
    充電開始時に前記第1リレーと前記第2リレーとのいずれか一方を他方よりも所定時間だけ前にオンするオン制御工程と、
    充電終了時に前記いずれか一方を前記他方よりも規定時間だけ前にオフするオフ制御工程と、
    前記オン制御工程において前記いずれか一方をオンしてから前記他方をオンするまでの期間において、前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記他方のリレーが固着状態であると判断する第1判断工程と、
    前記オフ制御工程において前記いずれか一方をオフしてから前記他方をオフするまでの期間において、前記電圧検出回路により前記両者間に電圧が印加されていると検出された場合に、前記一方のリレーが固着状態であると判断する第2判断工程と、
    を備えることを特徴とする充電制御装置のリレー固着検出方法。
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