JP2016012077A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータがヒータホルダから剥がれ難い接着剤の塗布構成が実現される定着装置を提供する。【解決手段】発熱するヒータ2と、ヒータ2を複数の接着剤保持部4で支持するヒータホルダ3と、ヒータ2とヒータホルダ3の接着剤保持部4との間を接着する接着剤5と、を備え、複数の接着剤保持部4の接着剤5を塗布する面の表面積は、ヒータ2の長手方向Mの中央部に対応する接着剤保持部4が他の接着剤保持部4より小さく設定される定着装置50を構成した。【選択図】 図4

Description

本発明は、加熱装置、及び、これを定着装置として備える画像形成装置に関する。
特許文献1の第6図には、ヒータホルダ(ステー13、断熱部材20)にヒータ(加熱体19)が取り付けられた定着装置が開示される。こうしたヒータホルダとヒータの間には、ヒータに給電するためのコネクタ、ヒータの温度を制御するためのサーミスタ、安全装置であるサーモスイッチが設けられることがあり、これらは、ヒータホルダからヒータを引き離す方向に力を作用させる。
こうしたヒータホルダからヒータが引き離されるのを抑制するために、ヒータホルダに長手方向の所定間隔毎に接着剤を塗布して、ヒータを取付ける構成が考えられる。
特開平4−44075号公報
しかしながら、ヒータの通電加熱による熱膨張及び加熱終了後の熱収縮する過程で、ヒータとヒータホルダとの間には、図13に示されるように、接着剤にせん断力が生じたり、接着剤の接着力が劣化したりする。その結果、ヒータがヒータホルダから剥がれてしまうおそれが有る。
本発明は、上記実情に鑑み、ヒータがヒータホルダから剥がれ難い接着剤の塗布構成が実現される加熱装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の加熱装置は、発熱する発熱部材と、前記発熱部材を複数の凸部で支持する支持部材と、前記発熱部材と前記支持部材の前記凸部との間を接着する接着剤と、を備え、前記複数の凸部の接着剤を塗布する面の表面積は、前記発熱部材の長手方向の中央部に対応する前記凸部が他の凸部より小さく設定されることを特徴とする。
本発明によれば、ヒータがヒータホルダから剥がれ難い接着剤の塗布構成が実現される。
実施例1に係る画像形成装置の断面図である。 定着装置の断面図である。 ヒータホルダ及びヒータの斜視図である。 ヒータとヒータホルダの分解平面図である。 接着剤保持部の面積とせん断方向の接着強度の関係図である。 実施例1の変形例に係るヒータ及びヒータホルダの分解平面図である。 接着剤保持部の表面積と通紙枚数との関係を示すグラフである。 実施例2に係るヒータとヒータホルダとの接着状況を示す側面図である。 せん断歪みを示す概略図である。 実施例3に係るヒータとヒータホルダの接着状況を示す側面図である。 せん断歪みと接着剤保持部の高さの関係を示すグラフである。 通紙枚数と接着剤保持部の高さの関係を示すグラフである。 従来技術のヒータとヒータホルダの接着状況を示す側面図である。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、実施例1に係る画像形成装置100の断面図である。画像形成装置100は装置本体100Aを有する。装置本体100Aの内部には、記録媒体に画像を形成する画像形成部Gが含む感光体ドラム26が配置される。感光体ドラム26の周囲には、帯電装置22、露光装置21、現像装置23、転写ローラ24、クリーニング装置25が配置される。感光体ドラム26の表面は、帯電装置22によって一様に帯電され、露光装置21によって静電像が形成され、現像装置23によってトナーで現像されて現像剤像が形成される。
装置本体100Aの下部には、シートPが収納されるカセット60が配置される。カセット60の内部のシートPは、ローラ対61、62によって搬送されて感光体ドラム26と転写ローラ24とのニップ部に搬送されて、感光体ドラム26の現像剤像が転写される。その後、現像剤像が転写されたシートPは、定着装置50にて定着され、排出ローラ対69によって排出される。
図2は、定着装置50の断面図である。記録媒体に画像を定着する『加熱装置』としての定着装置50は、定着フィルム1及び『加圧部材』としての加圧ローラ6を備える。定着フィルム1は、可撓性を有し、無端状に形成され、円筒状に形成される。定着フィルム1の周長の少なくとも一部は常にテンションフリー(テンションが加わらない状態)としている。
定着フィルム1は、熱容量を小さくしてクイックスタート性を向上させるために、膜厚は100μm以下、好ましくは70μm以下20μm以上が良い。本例では、膜厚約60μmのポリイミドフィルムの外周表面にPTFEをコーティングしたものを用いた。定着フィルム1の外径は18mmとした。この定着フィルム1は、内側から外側へ、ベース層、接着層、離型層の順番に積層された構成である。定着フィルム1の内部には、ヒータ2を支持する『支持部材』としてのヒータホルダ3、及び、発熱する『発熱部材』としてのヒータ2が配置される。
図3は、ヒータホルダ3及びヒータ2の斜視図である。ヒータホルダ3は、ヒータ2の保持する機能を有すると共に、定着フィルム1をガイドする機能を有し、耐熱性及び剛性を有する。ヒータ2は、ヒータホルダ3の下面で長手方向に沿って保持される。なお、ここでいう長手方向とは、シートPの搬送方向と直交するシートPの幅方向である。ヒータホルダ3は、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PPS、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、これらの樹脂とセラミックス、金属、ガラス等との複合材料等で構成できる。本実施例では、液晶ポリマーを用いた。
ヒータホルダ3には定着フィルム1の回転をガイドするリブ3Xが設けられている。これにより、定着フィルム1がヒータホルダ3に張り付いて摺動性が悪くなるのを防止している。
図4は、ヒータ2とヒータホルダ3の分解平面図及び側面図である。ヒータホルダ3のヒータ2を取り付ける面には、ヒータ2を保持できるようにヒータ2の厚みとほぼ同じ分だけ凹部を形成したヒータ取付座面3Yが形成されている。また、ヒータ取付座面3Yには、穴J1、穴J2、接着剤保持部4が形成される。
穴J1は、ヒータ取付座面3Yよりも深い凹部で形成され、サーミスタ31が取り付けられる。穴J2は、ヒータ取付座面3Yよりも深い凹部で形成され、サーモスイッチ32が取り付けられる。接着剤保持部4は、ヒータ取付座面3Yに対して凸状に形成され、ヒータ2とヒータホルダ3とを接着させる長手方向位置と接着剤量を規定するための部位である。ヒータホルダ3の接着剤保持部4の個数は、ヒータホルダ3の中央部に1点、端部に2点、中央部と端部の間に2点の計5点でヒータ2に対して接着剤5による接着をしている。
このように、『支持部材』としてのヒータホルダ3は、定着フィルム1の内部に配置され、長手方向Mの複数点で形成される表面に接着剤5を塗布するための複数の『凸部』としての接着剤保持部4を有し、ヒータ2を複数の接着剤保持部4で支持する。接着剤5は、ヒータ2とヒータホルダ3の接着剤保持部4との間を接着することになる。接着剤保持部4を凸状にすることでヒータ2をヒータホルダ3に取り付ける際に接着剤保持部4から溢れた接着剤は接着に寄与しないので接着剤保持部4の表面積に応じて安定した接着力を得ることができる。
接着剤保持部4の接着面の断面積がヒータ2と接着剤5の接着面積となる。また、接着剤保持部4には、ヒータホルダ3の短手方向Nへ溝4Kが切られており、これによって接着剤保持部4と接着剤5の接着面積が広げられて接着力が高められている。
ヒータ2は、セラミックで構成された基板10の面上に、導電ペーストをスクリーン印刷により塗布し、乾燥させたのちに焼成して発熱パターン9および電極8を形成する。導電ペーストには、例えば銀、有機溶剤、バインダ、ホウ珪酸亜鉛ガラスなどを含むペーストを使用できる。次に、基板の他方の面上に、ガラスペーストをスクリーン印刷により塗布し、乾燥させたのちに焼成して摺動層を形成する。
次いで、発熱パターン9に積層するように、基板上に抵抗ペーストをスクリーン印刷により塗布し、乾燥させたのちに焼成して発熱パターンを形成する。抵抗ペーストには、銀とパラジウムで構成された合金または銀で構成された金属と、グラファイトと、有機溶剤、バインダ、ホウ珪酸亜鉛ガラスなどを含むペーストを使用できる。
このガラスには、焼成可能な温度が400〜500℃のガラスを使用するのが望ましい。これは炭素系の発熱パターンが、500〜700℃程度で酸化、燃焼による消耗が生じてしまうためである。本実施形態では、酸化ビスマス(Bi2O3)と酸化ホウ素(B2O3)とアルカリ金属からなる軟化点が438℃のビスマス系のガラスを用いている。このようにして、セラミックのヒータ2が完成する。
ヒータ2の電極8には不図示のコネクタによって接点が取られ、コネクタから出ている束線はヒータホルダ3の内面を通って安全装置であるサーモスイッチ32の一端に繋がっており、サーモスイッチ32のもう一端は温度制御装置を通して電源に接続される。また、サーモスイッチ32とヒータ2の温度検知手段であるサーミスタ31はヒータホルダ3に開いているそれぞれの穴から直接にヒータ2に当接されている。
そのためヒータ2とヒータホルダ3間にはサーモスイッチ32とサーミスタ31によって、引き離す方向へ力がかかることになる。ヒータ2とヒータホルダ3が密着していないとサーミスタ31の温度検知精度の低下、安全装置であるサーモスイッチ32の動作不良などが起きるため、ヒータ2は接着剤5によって、ヒータホルダ3にしっかり支持されていなければならない。
ヒータ2の発熱により、場合によってはヒータ2とヒータホルダ3の接着部の温度が200℃を超える場合があるため、ヒータ2とヒータホルダ3間の接着に、耐熱性や電気的安全性を考慮して、シリコーンゴム系の湿度硬化性又は熱硬化性の接着剤5を用いる。
本実施例では、接着剤保持部4の個数は、ヒータホルダ3の中央部に1点、端部に2点、中央部と端部の間に2点の計5点でヒータ2に対して接着剤5による接着をしている。
また、複数の接着剤保持部4の接着剤5を塗布する面の表面積は、ヒータ2の長手方向Mの中央部に対応する接着剤保持部4が他の接着剤保持部4より小さく設定される。図4に示す通りヒータ2の長手方向の中央部(ヒータ全長376mmの電極側端部から188mm位置)から所定幅(±25mm)における接着剤保持部4は半径r=2.5mmのひとつの円柱形状であり、断面積が19.6mmである。
一方、ヒータ電極8側の長手方向の端部の所定幅(電極側端部から50mm)とヒータ電極8と反対側長手端部の所定幅(ヒータ電極8側326mmから50mm)における接着剤保持部4は長軸半径a=5mm、短軸半径b=2.5mmのひとつの楕円柱形状であり、断面積が39.2mmである。
よってヒータ2の長手方向Mの中央部と比べて、ヒータ2の長手方向Mの端部の方が接着剤保持部4の断面積が広くなっている。本実施例で使用する接着剤は湿度硬化性タイプの接着剤5であり、積算通紙枚数初期のせん断方向の接着強さは0.8MPaである。
これは接着剤5の接着面積が大きいほどせん断方向の接着強さは大きくなることを表している。この接着剤5のせん断方向の接着強さは通紙枚数が増え、加熱と冷却が繰り返されることで、ヒータ2およびヒータホルダ3の熱膨張・収縮によるせん断方向への力と熱劣化により減少していく。
小サイズ紙を多く使用するような状況では、ヒータ2の長手非通紙域の昇温が発生し、接着剤5の熱劣化を促進させる結果となり。ヒータ2がヒータホルダ3から剥がれる結果となる。
しかし本実施例では、ヒータ2の長手方向Mの中央部に配置される接着剤保持部4と比べて、ヒータ2の長手方向Mの端部に配置される接着剤保持部4の方が表面積を広くする。このことで、ヒータ2およびヒータホルダ3の長手端部の接着力を高めヒータ2およびヒータホルダ3の熱膨張や収縮によって接着剤5にせん断方向の力かかることによる接着剤5のヒータ2およびヒータホルダ3に対しての剥がれが抑制される。また、小サイズ紙の通紙による非通紙領域の昇温で接着剤5の接着力が熱劣化することで発生する、接着剤5のヒータ2およびヒータホルダ3からの剥がれが抑制される。
図5は、接着剤保持部の面積とせん断方向の接着強度の関係図である。接着剤5の接着強度は初期に比べて、150k枚通紙後では低下している。その場合に接着剤5の塗布量が少ない方向へ振れた場合に接着面積が小さく、16mm程度になった場合に、ヒータ剥がれが発生する接着強度まで低下してしまう。しかし、接着剤保持部4を長手端部で大きく39.2mmにし接着剤5の塗布量を増やした場合、150k通紙時点においても、ヒータ剥がれが発生する接着強度まではマージンがあり、ヒータ2の剥がれは発生しない。
図6は、実施例1の変形例に係るヒータ2及びヒータホルダ3の分解平面図である。実施例1では、接着剤保持部4の表面積は、ヒータ2及びヒータ2の長手方向Mの中央部と比べて端部を大きくしていた。図6の変形例では、複数の接着剤保持部4の接着剤5を塗布する面の各々は、1又は複数の単位凸部4Zを有し、ヒータ2の長手方向Mの中央部に対応する接着剤保持部4が他の接着剤保持部4より単位凸部4Zの数が少ない。すなわち、ヒータ2及びヒータ2の長手方向Mの中央部と同じ表面積19.6mmの接着剤保持部4の個数を長手方向の中央部で1つに対してより長手方向の端部で3つに増やす構成とした。このことにより、同様のヒータ2の剥がれに対する防止効果が得られる。
図7は、接着剤保持部4の表面積とヒータはがれが起きる積算通紙枚数との関係を示すグラフである。図7のように、ヒータホルダ3の端部での接着剤の剥がれは、従来200k枚の通紙付近で発生していたヒータ剥がれが360k枚通紙付近まで延ばすことが可能となり、定着装置50の使用寿命が延びる。
図8は、実施例2に係るヒータ2とヒータホルダ3との接着状況を示す側面図である。実施例2では、複数の接着剤保持部4は、ヒータ2の長手方向Mと直交する短手方向Nに延びてヒータ2の長手方向Mの複数個所に溝4Kを有し、溝4Kは、ヒータ2の長手方向Mの中央部に対応する接着剤保持部4が他の接着剤保持部4より浅く形成される。こうして、接着剤保持部4の表面積が増やされている。
例えば、ヒータ2の長手方向Mの中央部の接着剤保持部4で深さ0.1mmで幅0.3mmの溝4K1が形成され、長手両端部の接着剤保持部4で深さ0.5mmで幅0.3mmの溝4K3が形成される。ヒータホルダ3の長手中央部と長手端部の間の接着剤保持部4で深さ0.3mmで幅0.3mmの溝4K2が形成される。溝4Kの数は、長手方向の各々の接着剤保持部4で同数の2個としている。これにより、接着剤5とヒータホルダ3の接着面積が増し、ヒータホルダ3側からの接着剤剥がれを防止することが出来る。
ヒータ2は熱膨張をすると長手中心部を基準位置として、膨張量が長手にわたって積算されていくため長手端部へ行くほど元の位置からのずれ量が大きくなる。このずれ量によって、接着剤5がヒータ2の膨張に引きずられ、長手端部へいくほど接着剤5のせん断方向へのひずみが発生する。図9のようにせん断方向のひずみεは接着剤5の高さをL、長手方向へのずれ量を△Lとしてε=△L/Lと表すことが出来る。
本実施例では実施例1と同様に接着剤保持部4の個数は、ヒータホルダ3の中央部に1点、端部に2点、中央部と端部の間に2点の計5点でヒータ2に対して接着剤5による接着している。また、図10に示すように、実施例3では、複数の接着剤保持部4は、ヒータ2の長手方向Mの中央部に対応する接着剤保持部4が他の接着剤保持部4より高さが高く設定される。
ヒータホルダ3の長手中央部(ヒータ全長376mmの電極側端部から188mm位置)の接着剤保持部4の底部からヒータ2の方向に対する高さが0.8mmである。ヒータホルダ3の長手中央部と端部の間(ヒータ全長376mmの電極側端部から94mmと282mm位置)にある2つの接着剤保持部4の底部からの高さが0.5mm、ヒータホルダ3の長手両端部にある接着剤保持部4の底部からの高さが0.2mmとなっている。
このようにヒータホルダ3の長手中央部から端部へいくにしたがって、ヒータホルダ3の接着剤保持部4の高さを小さくすることで、ヒータ2とヒータホルダ3間の接着剤5の厚みが長手中央部で薄く(0.2mm)、端部で厚く(0.8mm)なる。
こうすることで、図11のようにヒータ2の長手方向Mの端部へ行くほどせん断方向のひずみεは小さくなり、せん断力を小さく抑えることができ、ヒータ2およびヒータホルダ3からの接着剤5の剥がれを防止することができる。
図12は、接着剤保持部4の高さと通紙枚数との関係を示すグラフである。図12のように、ヒータホルダ3の端部での接着剤の剥がれは、従来200k枚の通紙付近で発生していたヒータ剥がれが360k枚通紙付近まで延ばすことが可能となり、定着装置50の使用寿命が延びる。
実施例1乃至3のいずれかの構成によれば、ヒータ2がヒータホルダ3から剥がれ難い接着剤の塗布構成が実現される。
1 定着フィルム
2 ヒータ(発熱部材)
3 ヒータホルダ(支持部材)
4 接着剤保持部(凸部)
5 接着剤
6 加圧ローラ(加圧部材)
50 定着装置
M 長手方向

Claims (5)

  1. 発熱する発熱部材と、
    前記発熱部材を複数の凸部で支持する支持部材と、
    前記発熱部材と前記支持部材の前記凸部との間を接着する接着剤と、
    を備え、
    前記複数の凸部の接着剤を塗布する面の表面積は、前記発熱部材の長手方向の中央部に対応する前記凸部が他の凸部より小さく設定されることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記複数の凸部の接着剤を塗布する面の各々は、1又は複数の単位凸部を有し、前記発熱部材の長手方向の中央部に対応する前記凸部が他の凸部より前記単位凸部の数が少ないことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記複数の凸部は、前記発熱部材の長手方向と直交する短手方向に延びる溝を有し、
    前記溝は、前記発熱部材の長手方向の中央部に対応する前記凸部が他の凸部より浅く形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱装置。
  4. 前記複数の凸部は、前記発熱部材の長手方向の中央部に対応する前記凸部が他の凸部より高さが高く設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の加熱装置を記録媒体に画像を定着する定着装置として備えることを特徴とする画像形成装置。
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