JP2016009468A - サービス提供システム及びサービス提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定のサービスの提供を受けられる端末の変更を簡易に行う
【解決手段】管理サーバ10は、同一のグループ管理番号下の複数の端末に含まれる複数の端末の認証情報(グループ管理番号やパスワード)、及び該複数の端末それぞれに対しサービス提供が有効であるか無効であるかの情報を記憶する端末管理DB30と、端末からのアクセスがあった場合に、端末管理DB30を参照して認証を行うとともに、認証された端末からのサービス提供要求に応じて、該端末を有効にし、その他の端末を無効にするように端末管理DB30を更新する。そして、サービス提供装置40は、端末管理DB30を参照して、有効とされている端末に対してサービスを提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、サービス提供システム及びサービス提供方法に関する。
近年、定期券、クレジットカード、キャッシュカード、診察券、各種施設のメンバーカードなどの電子商取引等に用いられるカードにおいて、IC(Integrated Circuit)カードが利用されるようになってきている。また、スマートフォンなどの携帯端末に定期券などの機能を持たせる技術も出現してきている。
このようなICカードや携帯端末を利用するためには、ユーザはICカードや携帯端末を携帯しておく必要がある。このため、ICカードや携帯端末を紛失したユーザは、他人に利用されないよう、発行窓口に連絡して利用を停止したり、再発行の手続きを行うなどする必要がある。この場合、再発行されるまでの期間においては、ICカードを利用することはできない。
これに対し、最近では、ICカードとして主カードと予備カードを発行し、予備カードが使用された場合に、主カードの機能を停止させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−338151号公報
しかしながら、上記特許文献1では、主カードの機能を停止させるためには、予備カードを1度使用しなければならないため、ユーザがカードを使用する必要がない状況下での利便性が低い。
1つの側面では、本発明は、特定のサービスの提供を受けられる端末の変更を簡易に行うことが可能なサービス提供システム及びサービス提供方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、サービス提供システムは、電子的に読み取り可能な識別情報が記録された端末を用いて、特定のサービス提供を行う提供装置と、前記提供装置と通信可能に接続された管理装置と、を備えるサービス提供システムであって、前記管理装置は、前記特定のサービスに対して登録された端末群に含まれる複数の端末それぞれに対し前記特定のサービス提供が有効であるか無効であるかの情報と、前記複数の端末の認証情報を記憶する記憶部と、端末からのアクセスがあった場合に、前記記憶部を参照して認証を行う認証部と、認証された前記端末からのサービス提供要求に応じて、該端末に対する前記特定のサービスの提供を有効にし、前記端末群のその他の端末に対する前記特定のサービスの提供を無効にするよう前記記憶部を更新する更新部と、を備え、前記提供装置は、前記記憶部を参照して、前記端末群のうち前記特定のサービスの提供が有効な端末に対して、前記特定のサービスを提供する、サービス提供システムである。
一つの態様では、サービス提供方法は、電子的に読み取り可能な識別情報が記録された端末を用いて、特定のサービス提供を行う提供装置と、前記提供装置と通信可能に接続された管理装置と、を用いたサービス提供方法であって、端末からのアクセスがあった場合に、前記特定のサービスに対して登録された端末群に含まれる複数の端末それぞれに対し前記特定のサービス提供が有効であるか無効であるかの情報と、前記複数の端末の認証情報を記憶する記憶部を参照して、前記端末群に含まれる前記複数の端末の識別情報を用いた認証を行う、処理を前記管理装置が実行し、認証された前記端末からのサービス提供要求に応じて、該端末に対する前記特定のサービスの提供を有効にし、前記端末群のその他の端末に対する前記特定のサービスの提供を無効にするよう前記記憶部を更新する、処理を前記管理装置が実行し、前記記憶部を参照して、前記端末群のうち前記特定のサービスの提供が有効な端末に対して、前記特定のサービスを提供する、処理を前記提供装置が実行する、サービス提供方法である。
特定のサービスの提供を受けられる端末の変更を簡易に行うことができる。
一実施形態に係るサービス提供システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、管理サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は専用端末及びPCのハードウェア構成を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 サービス提供システムの機能ブロック図である。 図5(a)は、端末管理DBのデータ構造の一例を示す図であり、図5(b)は、ICカードが記憶する情報を示す図であり、図5(c)は、端末情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 新規発行処理(専用端末)のフローチャートである。 図7(a)は、メニュー画面を示す図であり、図7(b)は、新規発行画面を示す図であり、図7(c)は、ICカードの一例を示す図である。 図8(a)、図8(b)は、新規発行処理後の端末管理DBの一例を示す図である。 新規発行処理(携帯端末)のフローチャートである。 予備発行処理(専用端末)のフローチャートである。 予備発行画面を示す図である。 予備発行処理(携帯端末)のフローチャートである。 権限変更処理(専用端末)のフローチャートである。 権限変更画面を示す図である。 権限変更処理(携帯端末)のフローチャートである。 権限照会処理(専用端末)のフローチャートである。 解約処理(専用端末)のフローチャートである。 図18(a)〜図18(c)は、サービス提供システムの利用態様の一例について説明するための図(その1)である。 図19(a)、図19(b)は、サービス提供システムの利用態様の一例について説明するための図(その2)である。
以下、サービス提供システムの一実施形態について、図1〜図19に基づいて詳細に説明する。
図1には、一実施形態にかかるサービス提供システム100の構成が概略的に示されている。本実施形態のサービス提供システム100は、あるユーザが保持する端末(ICカードや携帯端末)に対して定期券などのサービス提供を受ける機能を持たせるとともに、別の端末(ICカードや携帯端末)にも同一の機能を持たせるが、1つの端末の機能を有効にする一方、その他の端末の機能は無効にするシステムである。
サービス提供システム100は、図1に示すように、管理装置としての管理サーバ10と、提供装置としてのサービス提供装置40と、専用端末50と、PC(Personal Computer)60と、携帯端末70と、を備える。サービス提供システム100の各装置は、インターネットなどのネットワーク80に接続されている。なお、サービス提供システム100において、サービス提供装置40、専用端末50、PC60、及び携帯端末70の数は問わない。また、管理サーバ10は、サービス提供装置40の種類ごとに用意されていてもよい。
(管理サーバ10)
管理サーバ10は、サービスの提供を受けるために利用される端末(ICカードや携帯端末)を管理するサーバである。図2(a)には、管理サーバ10のハードウェア構成が示されている。図2(a)に示すように、管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これら管理サーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。管理サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラムをCPU90が実行することにより、図4に示す、新規発行部12、予備発行部14、認証部及び更新部としての権限管理部16、権限照会部18、及び解約部20としての機能が実現される。なお、図4には、HDD96等に格納されている端末管理DB30も図示されている。
新規発行部12は、ユーザから所定のサービスの提供を受けるための申請を受け付けた場合に、当該サービスの提供を受ける際に用いるICカードを発行したり、携帯端末を新規登録したりする。ここで、新規発行部12は、新規発行したICカードや新規登録した携帯端末の登録内容を端末管理DB30に格納し、管理する。
予備発行部14は、あるサービスの提供を受けることが可能なユーザに対して、当該サービスの提供を受ける際に利用する別のICカードの予備発行を行ったり、別の携帯端末を予備の端末として登録したりする。ここで、予備発行部14は、予備発行したICカードや予備登録した携帯端末の登録内容を端末管理DB30に格納し、管理する。
権限管理部16は、あるユーザが保有する新規の端末又は予備の端末のうちの1つを、有効(サービス提供を受けるために用いることができる状態)とし、その他を無効(サービス提供を受けるために用いることができない状態)として、端末管理DB30上で管理する。また、権限管理部16は、ユーザからの権限変更要求があった場合には、有効な端末を変更する処理を行う。
ここで、端末管理DB30について、図5(a)に基づいて説明する。図5(a)には、端末管理DB30のデータ構造の一例が示されている。端末管理DB30には、端末ごとに、「区分」、「媒体」、「ユーザ名」、「グループ管理番号」、「発行管理番号」、「パスワード」、「有効/無効」の各項目のデータが格納されている。
「区分」の項目には、「新規」又は「予備」が格納される。なお、同一グループ管理番号下では、「新規」は1つのみに制限するものとする。「予備」は複数登録可能であり、発行数に応じて、便宜上、「予備−1」、「予備−2」、…として登録するものとする。「媒体」の項目には、ICカードや携帯端末(スマートフォンや携帯電話など)の媒体の種別が格納される。媒体の種別は任意に選択でき、区分と媒体の組合せに条件は設けないものとする。「ユーザ名」の項目には、新規発行時にユーザが入力するユーザの氏名等の識別情報が格納される。なお、同一グループ管理番号下では、「新規」及び「予備」のユーザ名は同一である。
「グループ管理番号」の項目には、新規発行時に新規発行部12が発行したグループを示す識別番号が格納される。なお、グループ管理番号は、他との重複のないユニークな番号であるものとする。なお、予備発行時には、予備発行部14は、新規のグループ管理番号と同一のグループ管理番号を付与し、新規及び予備の端末をグループ管理する。
「発行管理番号」の項目には、区分が「新規」の端末であれば、グループ管理番号の末尾に「_S1」を付与した番号が格納される。また、区分が「予備」の端末であれば、グループ管理番号の末尾に「_Y1」,「_Y2」を付与した番号が格納される。この発行管理番号も、グループ管理番号と同様、他との重複がないユニークな番号である。「パスワード」の項目には、新規発行時にユーザが入力したパスワードが格納される。なお、各パスワードは、個別に変更可能であるものとする。したがって、同一のグループ管理番号下の端末であっても、パスワードが異なる場合があるものとする。
「有効/無効」の項目には、端末がサービス提供を受けることができる場合に「有効」が格納され、端末がサービス提供を受けることができない場合に「無効」が格納される。この場合、同一のグループ管理番号が付された端末のうちの1つのみが「有効」となり、その他の端末は、「無効」となる。どの端末を有効にし、どの端末を無効にするかは、権限管理部16が管理する。なお、有効/無効に代えて、「Active/Standby」などが格納されても良い。なお、各端末の有効/無効は、権限管理部16が管理する。
権限照会部18は、ユーザからの求めに応じて、端末管理DB30を参照し、「有効/無効」の項目が「有効」となっている端末の情報をユーザに提供する。
解約部20は、ユーザからの求めに応じて、新規又は予備の端末の解約処理(端末管理DB30からの削除処理)を実行する。
(サービス提供装置40)
図1に戻り、サービス提供装置40は、例えば、駅の自動改札機、券売機や、店舗のレジ装置等であり、「有効」に設定されている端末を保持するユーザに対して特定のサービスを提供する装置である。サービス提供装置40は、図4に示すように、権限参照部42、サービス提供部44としての機能を有する。
権限参照部42は、管理サーバ10の端末管理DB30を参照して、ユーザがサービス提供装置40において利用しようとしている端末が有効であるのか無効であるのかを特定する。サービス提供部44は、権限参照部42の特定結果が有効であった場合に、ユーザが利用しようとしている端末を介してユーザにサービスを提供する。
(専用端末50)
専用端末50は、例えば、駅の券売機や、店舗に設置されるユーザが利用可能な装置である。図2(b)には、専用端末50のハードウェア構成が示されている。図2(b)に示すように、専用端末50は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(HDDとする)196、ネットワークインタフェース197、表示部193、入力部195、カードリーダ189及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。これら専用端末50の構成各部は、バス198に接続されている。表示部193は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部195は、キーボードやタッチパネル等を含む。また、カードリーダ189は、ICカード55に格納された情報を読み取るための装置である。専用端末50では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラムをCPU190が実行することにより、図4に示す、情報送信部52、及び情報処理部54としての機能が実現される。
情報送信部52は、ユーザから入力された情報やICカード55から読み取った情報を管理サーバ10に対して送信する。情報処理部54は、表示部193への画面表示を行うとともに、ユーザから入力された情報を取得したり、ICカード55が保持する情報をカードリーダ189を介して取得したりする。
ここで、ICカード55は、FeliCa(登録商標)等の機能を有し、サービス提供装置40と近接通信を行う。また、ICカード55は、図5(b)に示すような情報を不図示の記憶部において保持しているものとする。図5(b)に示すように、ICカード55は、端末管理DB30(図5(a))で管理するICカードの情報の一部(区分、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号)を保持している。
(PC60)
PC60は、ユーザが保有するノートPCやデスクトップ型のPCである。なお、PC60は、専用端末50と同様のハードウェア構成(図2(b)参照)を有するとともに、専用端末50と同様の機能(図4の情報送信部52、情報処理部54の機能)を有する。
(携帯端末70)
携帯端末70は、ユーザが保有するスマートフォンや携帯電話等の端末であり、例えば、FeliCa(登録商標)等の機能を有し、サービス提供装置40と近接通信を行う。図3には、携帯端末70のハードウェア構成が示されている。図3に示すように、携帯端末70は、CPU290、ROM292、RAM294、記憶部(HDDとする)296、ネットワークインタフェース297、表示部293、入力部295、近接通信部289及び可搬型記憶媒体用ドライブ299等を備えている。これら携帯端末70の構成各部は、バス298に接続されている。表示部293は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部295は、キーボードやタッチパネル等を含む。また、近接通信部289は、HDD296に格納された情報を、近接通信(Felica(登録商標)等)により、サービス提供装置40に送信する。携帯端末70では、ROM292あるいはHDD296に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ299が可搬型記憶媒体291から読み取ったプログラムをCPU290が実行することにより、図4に示す、情報送信部72、情報処理部74、及びサービス処理部76としての機能が実現される。なお、図4には、HDD296等に格納されている端末情報DB78も図示されている。端末情報DB78は、端末管理DB30(図5(a))で管理する携帯端末70の情報の一部(区分、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号)を保持する(図5(c)参照)。
情報送信部72は、ユーザから入力された情報や端末情報DB78に格納されている情報を管理サーバ10に対して送信する。情報処理部74は、表示部293に対する画面表示を行うとともに、ユーザから入力された情報や、端末情報DB78に格納されている情報を取得する。サービス処理部76は、近接通信部289を介して端末情報DB78に格納されている情報をサービス提供装置40(サービス提供部44)に送信したり、サービス提供装置40(サービス提供部44)から情報を受信したりする。
(処理について)
次に、サービス提供システム100において実行される各種処理について詳細に説明する。
(A)新規発行処理(ICカード)
以下、ICカードを新規発行する場合の処理について図6のフローチャートに沿って説明する。なお、ここでは、ユーザが専用端末50を用いて新規発行手続きを行うものとする。また、専用端末50の表示部193上には、図7(a)に示すようなメニュー画面が表示されているものとする。
図6の処理では、まず、ステップS10において、情報処理部54は、ユーザがメニュー画面(図7(a))上で「新規発行」ボタンを選択するまで待機する。ユーザによって「新規発行」ボタンが選択されると、ステップS12に移行し、情報処理部54は、新規発行画面を表示部193上に表示する。この場合、表示部193上には、図7(b)に示すようなユーザ名とパスワードを入力する欄とOKボタンが設けられた新規発行画面を表示する。
次いで、ステップS14では、情報処理部54は、ユーザ名及びパスワードが入力され、OKボタンが押されるまで待機する。ユーザが、ユーザが定めたユーザ名とパスワードを新規発行画面に入力し、OKボタンを押すと、情報送信部52は、ステップS16において、入力されたユーザ名及びパスワードを管理サーバ10(新規発行部12)に送信する。
一方、管理サーバ10側では、ステップS110において、新規発行部12は、専用端末50からユーザ名及びパスワードを受信するまで待機している。したがって、専用端末50においてステップS16の処理が行われたタイミングで、新規発行部12はステップS112に移行する。
ステップS112では、新規発行部12は、グループ管理番号及び発行管理番号を発行する。本実施形態では、新規発行部12は、一例として、数字や英文字をランダムに配列したグループ管理番号と、グループ管理番号の末尾に「_S1」を付加した発行管理番号と、を発行する。
次いで、ステップS114では、新規発行部12は、登録情報を端末管理DB30に格納する。この場合、図8(a)に示すような登録情報(区分、媒体、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号、パスワード、有効/無効)を端末管理DB30に格納する。なお、「有効/無効」の項目には、「有効」が格納されるものとする。
次いで、ステップS116では、新規発行部12は、カード発行開始処理を実行する。この場合、新規発行部12は、例えば、カード発行の担当者に対してカード発行処理を行うよう指示を出したりする。なお、発行されたカードは、郵送等によりユーザの元に届けられるものとする。
これに対し、専用端末50側では、ステップS16の後、管理サーバ10においてカード発行開始処理が行われるタイミングで、ステップS18において、情報処理部54が、カード発行開始を表示する。これにより、ユーザはICカードが発行される準備に入ったことを知ることができる。なお、専用端末がカードを発行する機能を有している場合がある。このような場合には、ステップS116において、管理サーバ10側から専用端末50に対し、端末管理DB30に登録した情報とともにカード発行指示を出すようにすれば良い。
以上の処理により、サービス提供を受けるために必要なICカードが新規発行を申請したユーザに対して発行されるようになっている。なお、発行されるICカードには、一例として、図7(c)に示すように、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号が印字されているものとする。
なお、図6と同様の処理は、PC60と管理サーバ10とにおいても実行される。すなわち、ユーザは、専用端末50のない自宅等においてもPC60を用いてICカードの発行申請を行うことができる。
(B)新規発行処理(携帯端末)
以下、携帯端末70に対する新規発行処理(携帯端末70を端末管理DB30に新規登録する処理)について図9のフローチャートに沿って説明する。なお、ここでは、ユーザが新規登録したい携帯端末70を用いて新規発行手続きを行うものとする。なお、図6と同様の処理については、同一の符号(ステップ番号)を用いて説明する。
図9の処理では、まず、ステップS210において、情報処理部74が発行申請要求があるまで待機する。ユーザから発行申請要求があると、ステップS212に移行し、情報処理部74は、専用ソフトを管理サーバ10からダウンロードする。次いで、ステップS214では、情報処理部74は、専用ソフトを起動し、表示部293にメニュー画面を表示する。メニュー画面は、図7(a)と同様の画面である。
その後は、情報処理部74が専用ソフトを実行することにより、ステップS10〜S16の処理が、図6と同様に実行される。
一方、管理サーバ10側では、ステップS110において、新規発行部12は、専用端末50からユーザ名及びパスワードを受信するまで待機している。したがって、専用端末50においてステップS16の処理が行われたタイミングで、新規発行部12はステップS112に移行する。ステップS112では、新規発行部12は、グループ管理番号及び発行管理番号を発行する。
次いで、ステップS310では、新規発行部12は、登録情報を端末管理DB30に格納するとともに、携帯端末70に送信する。具体的には、図8(b)に示すような登録情報(区分、媒体、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号、パスワード、有効/無効)を端末管理DB30に格納する。なお、「有効/無効」の項目には、「有効」が格納されるものとする。また、携帯端末70には、区分、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号の情報が送信される。この場合、携帯端末70では、ステップS216において、受信した情報を端末情報DB78(図5(c)参照)に格納する。
以上の処理により、サービス提供を受ける携帯端末70が端末管理DB30に新規登録されるようになっている。この場合、専用端末50やPC60が無いような環境下でも新規登録が可能であるため、利便性が高い。
(C)予備発行処理(ICカード)
以下、ICカードを予備発行する場合の処理について図10のフローチャートに沿って説明する。ここでは、ユーザが専用端末50を用いて予備発行手続きを行うものとする。また、専用端末50の表示部193上には、図7(a)に示すようなメニュー画面が表示されているものとする。
図10の処理では、まず、ステップS20において、情報処理部54は、ユーザがメニュー画面(図7(a))上で「予備発行」ボタンを選択するまで待機する。ユーザによって「予備発行」ボタンが選択されると、ステップS22に移行し、情報処理部54は、予備発行画面を表示部193上に表示する。この場合、表示部193上には、図11に示すようなグループ管理番号とパスワードを入力する欄とOKボタンが設けられた予備発行画面を表示する。なお、図11の予備発行画面においては、新規の端末の発行管理番号とパスワードを入力する欄を設けてもよい。このような予備発行画面は、ユーザが端末ごとにパスワードを変更している場合に有用である。
次いで、ステップS24では、情報処理部54は、グループ管理番号及びパスワードが入力され、OKボタンが押されるまで待機する。ユーザが、グループ管理番号とパスワードを予備発行画面に入力し、OKボタンを押すと、情報送信部52は、ステップS26において、入力されたグループ管理番号及びパスワードを管理サーバ10(予備発行部14)に送信する。なお、ユーザは、すでに保有しているICカードをカードリーダ189に読み込ませることにより、グループ管理番号の手入力を省略するようにしてもよい。
一方、管理サーバ10側では、ステップS120において、予備発行部14は、専用端末50からグループ管理番号及びパスワードを受信するまで待機している。したがって、専用端末50においてステップS26の処理が行われたタイミングで、予備発行部14はステップS122に移行する。
ステップS122では、予備発行部14は、端末管理DB30を参照してグループ管理番号及びパスワードを用いた認証を行い、認証に成功したか否かを判断する。このステップS122の判断が否定された場合には、ステップS124に移行し、予備発行部14は、専用端末50に対してエラーを通知する。一方、ステップS122の判断が肯定された場合、すなわち認証に成功した場合には、予備発行部14は、ステップS126に移行する。
ステップS126に移行すると、予備発行部14は、新たな発行管理番号を発行する。本実施形態では、新規発行部12は、一例として、グループ内において1回目の予備発行である場合にはグループ管理番号の末尾に「_Y1」を付加した発行管理番号を発行し、2回目の予備発行である場合にはグループ管理番号の末尾に「_Y2」を付加した発行管理番号を発行する。また、ステップS126では、予備発行部14は、登録情報を端末管理DB30に格納する。この場合、図5(a)に示すような登録情報(区分、媒体、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号、パスワード、有効/無効)を端末管理DB30に格納する。なお、「有効/無効」の項目には、「無効」が格納されるものとする。
次いで、ステップS128では、予備発行部14は、カード発行開始処理を実行する。この場合、予備発行部14は、例えば、カード発行の担当者に対してカード発行処理を行うよう指示を出したりする。なお、発行されたカードは、郵送等によりユーザの元に届けられるものとする。
これに対し、専用端末50側では、ステップS26の後、ステップS28において、情報処理部54が、エラー通知があったか否かを判断する。このステップS28の判断が肯定された場合には、ステップS30において、情報処理部54は、表示部193上にエラー表示を行う。一方、ステップS28の判断が否定された場合には、ステップS32において、情報処理部54は、表示部193上にカード発行処理開始を表示する。これにより、ユーザはICカードが発行される準備に入ったことを知ることができる。なお、専用端末50がカードを発行する機能を有している場合がある。このような場合には、ステップS128において、管理サーバ10側から専用端末50に対し、端末管理DB30に登録した情報とともにカード発行指示を出すようにすれば良い。
以上の処理により、サービス提供を受けるために必要なICカード(予備)が発行されるようになっている。なお、図10と同様の処理は、PC60と管理サーバ10とにおいても実行される。
(D)予備発行処理(携帯端末)
以下、携帯端末70に対する予備発行処理(携帯端末70を端末管理DB30に予備の端末として登録する処理)について図12のフローチャートに沿って説明する。なお、ここでは、ユーザが予備登録を行いたい携帯端末70を用いて予備発行手続きを行うものとする。なお、図10と同様の処理については、同一の符号(ステップ番号)を用いて説明する。
図12の処理では、まず、ステップS220において、情報処理部74が予備発行申請要求があるまで待機する。ユーザから発行申請要求があると、ステップS222に移行し、情報処理部74は、専用ソフトを管理サーバ10からダウンロードする。次いで、ステップS224では、情報処理部74は、専用ソフトを起動し、表示部293にメニュー画面を表示する。メニュー画面は、図7(a)と同様の画面である。
その後は、ステップS20〜S30の処理が、図10と同様に実行される。なお、ステップS28の判断が否定された場合、すなわち、エラー通知がなかった場合の処理(S226)については後述する。
一方、管理サーバ10側では、ステップS120〜S126の処理が図10と同様に実行される。なお、ステップS126の処理の後は、予備発行部14が、ステップS320において、端末管理DB30に格納した予備発行に関する情報の一部(区分、ユーザ名、グループ管理番号、発行管理番号の情報)を送信する。この場合、携帯端末70では、ステップS226において、受信した情報を端末情報DB78に格納する(図5(c)参照)。
以上の処理により、サービス提供を受けることが可能な携帯端末70が端末管理DB30に予備の端末として登録されるようになっている。
(E)権限変更処理(ICカード)
以下、ユーザが保有しているICカード(無効となっているICカード)を有効にする場合の処理について図13のフローチャートに沿って説明する。ここでは、ユーザが専用端末50を用いて権限変更手続きを行うものとする。この権限変更処理は、例えば現在有効となっているICカードなどの端末が何らかの理由(紛失や置き忘れなど)により手元に無く、手元に存在している別のICカードを有効にしてサービスの提供を受けたい場合に行われる処理である。図13の処理が行われる前提として、専用端末50の表示部193上には、図7(a)に示すようなメニュー画面が表示されているものとする。
図13の処理では、まず、ステップS40において、情報処理部54は、ユーザがメニュー画面(図7(a))上で「権限変更」ボタンを選択するまで待機する。ユーザによって「権限変更」ボタンが選択されると、ステップS42に移行し、情報処理部54は、権限変更画面を表示部193上に表示する。この場合、表示部193上には、図14に示す、グループ管理番号とパスワードと発行管理番号を入力する欄とOKボタンが設けられた権限変更画面を表示する。
次いで、ステップS44では、情報処理部54は、グループ管理番号、パスワード、発行管理番号が入力され、OKボタンが押されるまで待機する。ユーザが、グループ管理番号とパスワードと発行管理番号を権限変更画面に入力し、OKボタンを押すと、情報送信部52は、ステップS46において、入力されたグループ管理番号、パスワード及び発行管理番号を管理サーバ10(権限管理部16)に送信する。なお、ユーザは、すでに保有しているICカードをカードリーダ189に読み込ませることにより、グループ管理番号や発行管理番号の手入力を省略するようにしてもよい。また、グループ管理番号の入力を省略してもよく、この場合には、後述する認証処理(S142)において、発行管理番号とパスワードを利用するものとする。
一方、管理サーバ10側では、ステップS140において、権限管理部16は、専用端末50からグループ管理番号、パスワード及び発行管理番号を受信するまで待機している。したがって、専用端末50においてステップS46の処理が行われたタイミングで、権限管理部16はステップS142に移行する。
ステップS142では、権限管理部16は、端末管理DB30を参照してグループ管理番号及びパスワードを用いた認証を行い、認証に成功したか否かを判断する。このステップS142の判断が否定された場合には、ステップS144に移行し、権限管理部16は、専用端末50に対してエラーを通知する。一方、ステップS142の判断が肯定された場合、すなわち認証に成功した場合には、権限管理部16は、ステップS146に移行する。
ステップS146に移行すると、権限管理部16は、アクセスのあったICカード(発行管理番号)の権限を有効に設定する。また、権限管理部16は、次のステップS148において、権限を有効にした端末と同一のグループ管理番号の他の端末の権限を無効にする。
これに対し、専用端末50側では、ステップS46の後、ステップS48において、情報処理部54が、エラー通知があったか否かを判断する。このステップS48の判断が肯定された場合には、ステップS50において、情報処理部54は、表示部193上にエラー表示を行う。一方、ステップS48の判断が否定された場合には、ステップS52において、情報処理部54は、表示部193上に有効化した旨を表示する。これにより、ユーザはICカードが有効化されたことを知ることができる。
以上の処理により、ユーザの手元にあるICカード55を有効化する(サービス提供を受けることができる状態にする)ことができる。なお、図13と同様の処理は、PC60と管理サーバ10とにおいても実行される。なお、サービス提供装置40では、ICカード55からのサービス提供要求があると、サービス提供部44は、管理サーバ10の端末管理DB30を参照して有効なICカードであるかを確認し、有効である場合にサービスを提供する。
なお、ユーザによる頻繁な権限変更を抑制するため、権限変更を行ったユーザに対して、権限管理部16が所定金額を課金するようにしてもよい。
(F)権限変更処理(携帯端末)
以下、携帯端末70における権限変更処理について図15のフローチャートに沿って説明する。この権限変更処理は、例えば現在有効となっているICカードなどの端末が何らかの理由(紛失や置き忘れなど)により手元に無く、手元に存在している別の携帯端末70を有効にしてサービスの提供を受けたい場合に行われる処理である。なお、図13と同様の処理については、同一の符号(ステップ番号)を用いて説明する。なお、図15の携帯端末70の処理は、新規登録(図9)または予備登録(図12)においてダウンロードされた専用ソフトの実行により実現される処理である。
図15の処理では、まず、ステップS230において、携帯端末70の情報処理部74が、表示部293にメニュー画面を表示する。この場合、図7(a)と同様のメニュー画面が表示される。その後は、携帯端末70においては、ステップS40〜S52の処理が図13と同様に実行される。
一方、管理サーバ10側では、ステップS140〜S148までの処理が図13とほぼ同様に実行される。ただし、図15では、図13のステップS146の処理に代えて、ステップS146’を実行する。具体的には、権限管理部16は、ステップS146’において、アクセスのあった携帯端末(入力された発行管理番号に対応する携帯端末)の権限を端末管理DB30において有効にし、携帯端末に対してその旨を通知する。
なお、サービス提供装置40では、携帯端末70からのサービス提供要求があると、サービス提供部44は、管理サーバ10の端末管理DB30を参照して有効な携帯端末であるかを確認し、有効である場合にサービスを提供する。
(G)権限照会処理(ICカード)
以下、ユーザが、どの端末が有効であるかを専用端末50において照会する処理について図16のフローチャートに沿って説明する。図16の処理が行われる前提として、専用端末50の表示部193上には、図7(a)に示すようなメニュー画面が表示されているものとする。
図16の処理では、まず、ステップS60において、情報処理部54は、ユーザがメニュー画面(図7(a))上で「権限照会」ボタンを選択するまで待機する。ユーザによって「権限照会」ボタンが選択されると、ステップS62に移行し、情報処理部54は、権限照会画面を表示部193上に表示する。この場合、表示部193上には、図14と同様、グループ管理番号とパスワードと発行管理番号を入力する欄とOKボタンが設けられた画面を表示する。
次いで、ステップS64では、情報処理部54は、グループ管理番号、パスワード、発行管理番号が入力され、OKボタンが押されるまで待機する。ユーザが、グループ管理番号とパスワードと発行管理番号を権限変更画面に入力し、OKボタンを押すと、情報送信部52は、ステップS66において、入力されたグループ管理番号、パスワード及び発行管理番号を管理サーバ10(権限照会部18)に送信する。なお、ユーザは、保有しているICカードをカードリーダ189に読み込ませることにより、グループ管理番号や発行管理番号の手入力を省略するようにしてもよい。また、グループ管理番号の入力を省略してもよく、この場合には、後述する認証処理(S162)において、発行管理番号とパスワードを利用するものとする。
一方、管理サーバ10側では、ステップS160において、権限照会部18は、専用端末50からグループ管理番号、パスワード及び発行管理番号を受信するまで待機している。したがって、専用端末50においてステップS66の処理が行われたタイミングで、権限照会部18はステップS162に移行する。
ステップS162では、権限照会部18は、端末管理DB30を参照してグループ管理番号及びパスワードを用いた認証を行い、認証に成功したか否かを判断する。このステップS162の判断が否定された場合には、ステップS164に移行し、権限照会部18は、専用端末50に対してエラーを通知する。一方、ステップS162の判断が肯定された場合、すなわち認証に成功した場合には、権限照会部18は、ステップS166に移行する。なお、ステップS64においてグループ管理番号の入力が省略される場合、権限管理部16は、発行管理番号とパスワードにて認証を行うこととすればよい。
ステップS166に移行すると、権限照会部18は、端末管理DB30を参照して、「有効」に設定されている端末の情報を専用端末50に対して送信する。
これに対し、専用端末50側では、ステップS66の後、ステップS68において、情報処理部54が、エラー通知があったか否かを判断する。このステップS68の判断が肯定された場合には、ステップS70において、情報処理部54は、表示部193上にエラー表示を行う。一方、ステップS68の判断が否定された場合、すなわち、有効な端末の情報(ステップS166参照)を受信した場合には、ステップS72において、情報処理部54は、表示部193上に有効である端末の情報を表示する。これにより、ユーザは、自己が保有する端末のいずれが有効であるかを知ることができる。
以上の処理により、ユーザは「有効」に設定されている端末を知ることができるので、ユーザが「無効」に設定されている端末を誤って利用するのを抑制することができる。なお、図16と同様の処理は、PC60と管理サーバ10においても実行される。
(H)権限照会処理(携帯端末)
携帯端末70における権限照会処理は、新規登録(図9)または予備登録(図12)においてダウンロードされた専用ソフトの実行により実現される処理である。
本処理は、基本的には、図16と同様である。したがって、ユーザが携帯端末70上から管理サーバ10に対して権限照会要求を行うと、当該携帯端末70と同一のグループ管理番号である端末のうち、「有効」に設定されている端末の情報が携帯端末70に通知され、表示部293上に表示される。
(I)解約処理(ICカード)
以下、ユーザが保有する端末に含まれるICカードを専用端末50において解約する処理について図17のフローチャートに沿って説明する。図17の処理が行われる前提として、専用端末50の表示部193上には、図7(a)に示すようなメニュー画面が表示されているものとする。
図17の処理では、まず、ステップS80において、情報処理部54は、ユーザがメニュー画面(図7(a))上で「解約」ボタンを選択するまで待機する。ユーザによって「解約」ボタンが選択されると、ステップS82に移行し、情報処理部54は、解約画面を表示部193上に表示する。この場合、表示部193上には、図14と同様、グループ管理番号とパスワードと発行管理番号を入力する欄とOKボタンが設けられた画面を表示する。
次いで、ステップS84では、情報処理部54は、グループ管理番号、パスワード、発行管理番号が入力され、OKボタンが押されるまで待機する。ユーザが、グループ管理番号とパスワードと発行管理番号を権限変更画面に入力し、OKボタンを押すと、情報送信部52は、ステップS86において、入力されたグループ管理番号、パスワード及び発行管理番号を管理サーバ10(解約部20)に送信する。なお、ユーザは、保有しているICカードをカードリーダ189に読み込ませることにより、グループ管理番号や発行管理番号の手入力を省略するようにしてもよい。また、グループ管理番号の入力を省略してもよく、この場合には、後述する認証処理(S182)において、発行管理番号とパスワードを利用するものとする。
一方、管理サーバ10側では、ステップS180において、解約部20は、専用端末50からグループ管理番号、パスワード及び発行管理番号を受信するまで待機している。したがって、専用端末50においてステップS86の処理が行われたタイミングで、解約部20はステップS182に移行する。
ステップS182では、解約部20は、端末管理DB30を参照してグループ管理番号及びパスワードを用いた認証を行い、認証に成功したか否かを判断する。このステップS182の判断が否定された場合には、ステップS184に移行し、解約部20は、専用端末50に対してエラーを通知する。一方、ステップS182の判断が肯定された場合、すなわち認証に成功した場合には、解約部20は、ステップS186に移行する。
ステップS186に移行すると、解約部20は、端末管理DB30から入力された発行管理番号に対応する端末(ICカード)の情報を削除する。
これに対し、専用端末50側では、ステップS86の後、ステップS88において、情報処理部54が、エラー通知があったか否かを判断する。このステップS88の判断が肯定された場合には、ステップS90において、情報処理部54は、表示部193上にエラー表示を行う。一方、ステップS88の判断が否定された場合には、ステップS92において、情報処理部54は、表示部193上に解約が完了した旨を表示する。これにより、ユーザは、ICカードの解約が完了したことを知ることができる。
なお、図17と同様の処理は、PC60と管理サーバ10とにおいても実行される。
なお、上記処理により、端末管理DB30から、「有効」に設定されている端末が削除されることがある。この場合には、ユーザは、専用端末50やPC60、携帯端末70において上述した権限変更処理を行うことで、対応する端末を有効に設定することができる。
(J)解約処理(携帯端末)
携帯端末70における解約処理は、新規登録(図9)または予備登録(図12)においてダウンロードされた専用ソフトの実行により実現される処理である。
本処理は、基本的には、図17と同様である。したがって、ユーザが携帯端末70上から管理サーバ10に対して解約要求を行うと、当該携帯端末70の解約処理が実行される。
(利用態様)
次に、図18、図19に基づいて、本実施形態のサービス提供システム100の利用態様について説明する。なお、図18、図19では、提供するサービスが電車の定期券のサービスであるものとする。ユーザは、図18(a)に示すように、通常、「有効」に設定されたICカードA(有効な端末を太線枠で表示)を保持しているとともに、「無効」に設定された携帯端末を保持しているものとする。また、会社には、「無効」に設定されたICカードBが保管されているものとする。
ユーザが、出勤のために、図18(b)に示すように自宅最寄り駅まで移動した段階で、自宅にICカードAを忘れてきたことに気付いたとする。この場合、ユーザは、携帯端末において権限変更処理を実行し、携帯端末を「有効」に設定し、ICカードAを「無効」に設定する。これにより、ユーザは、携帯端末を用いて電車に乗り、図18(c)に示すように会社まで移動できるようになる。
ここで、ユーザは、携帯端末の電池の消耗等のリスクを考慮して、会社のPCにおいてICカードBを「有効」に設定し、携帯端末を「無効」に設定したとする(図18(c)参照)。
そして、ユーザは、会社から帰宅すると(図19(a))、今後のサービス利用に関する混乱等を避けるため、元々「有効」に設定していたICカードAを「有効」に設定し、ICカードBを「無効」に設定する(図19(b))。なお、自宅にPC60が無いような場合には、権限変更処理を自宅最寄り駅の専用端末50を用いることとする。その後、ユーザは、ICカードBを会社に戻すことで、図18(a)と同様の状態に戻すことができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、管理サーバ10は、同一のグループ管理番号下の複数の端末に含まれる複数の端末の認証情報(グループ管理番号やパスワード)と、該複数の端末それぞれに対しサービス提供が有効であるか無効であるかの情報を記憶する端末管理DB30と、端末からのアクセスがあった場合に、端末管理DB30を参照して認証を行うとともに、認証された端末からのサービス提供要求に応じて、該端末を有効にし、その他の端末を無効にするように端末管理DB30を更新する。そして、サービス提供装置40は、端末管理DB30を参照して、有効とされている端末に対してサービスを提供する。これにより、本実施形態では、同一のグループ管理番号である複数の端末のうちの1つに対してサービスを提供することができる。したがって、例えば、「有効」に設定されている端末を紛失等した場合でも、ユーザは、「無効」から「有効」に変更したい端末から管理サーバ10にアクセスすることで、当該端末を簡易に「有効」に設定することができる。この場合、ユーザが端末を紛失した場合でも、ユーザは早急に不正使用を防止するための措置をとることができる。また、ユーザは「無効」となっている端末を1度利用しなくても「有効」にできるため、利便性が向上する。
また、本実施形態では、端末管理DB30は、複数の端末に対して設定されたパスワードを記憶し、権限管理部16は、ユーザが入力したパスワードに基づいた認証を行う。これにより、ユーザ以外の他者による権限変更等の要求を受け付けないようにできるため、他社による端末の不正利用を抑制することができる。
また、本実施形態では、管理サーバ10は、権限変更が行われた場合にユーザに対して課金処理を実行することができる。これにより、ユーザにより権限変更が頻繁に要求されるのを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、図10のステップS122等において、認証の際にグループ管理番号や発行管理番号を利用する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、ユーザ名を利用することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、権限変更処理を行ったユーザに対して課金を行ってもよい場合について説明したが、これに限らず、例えば、その他の処理(新規発行処理、予備発行処理、権限照会処理、解約処理)を行ったユーザに対して課金を行うようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、携帯端末70を用いた各種処理を行う場合、携帯端末70上で各種処理を実行する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、携帯端末70の各種処理を専用端末50やPC60上で実行することとしてもよい。この場合、カードリーダ189が携帯端末70から読み取ることが可能な情報を、各種処理において利用することとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 電子的に読み取り可能な識別情報が記録された端末を用いて、特定のサービス提供を行う提供装置と、前記提供装置と通信可能に接続された管理装置と、を備えるサービス提供システムであって、
前記管理装置は、
前記特定のサービスに対して登録された端末群に含まれる複数の端末それぞれに対し前記特定のサービス提供が有効であるか無効であるかの情報と、前記複数の端末の認証情報を記憶する記憶部と、
端末からのアクセスがあった場合に、前記記憶部を参照して認証を行う認証部と、
認証された前記端末からのサービス提供要求に応じて、該端末に対する前記特定のサービスの提供を有効にし、前記端末群のその他の端末に対する前記特定のサービスの提供を無効にするよう前記記憶部を更新する更新部と、を備え、
前記提供装置は、前記記憶部を参照して、前記端末群のうち前記特定のサービスの提供が有効な端末に対して、前記特定のサービスを提供する、
ことを特徴とするサービス提供システム。
(付記2) 前記記憶部は、前記複数の端末に対して設定されたパスワードを記憶し、
前記認証部は、前記記憶部を参照して、入力されたパスワードに基づいた認証を行うことを特徴とする付記1に記載のサービス提供システム。
(付記3) 前記管理装置は、前記更新部の処理に対し、認証された前記端末への課金処理を実行する課金部を更に備える付記1又は2に記載のサービス提供システム。
(付記4) 電子的に読み取り可能な識別情報が記録された端末を用いて、特定のサービス提供を行う提供装置と、前記提供装置と通信可能に接続された管理装置と、を用いたサービス提供方法であって、
端末からのアクセスがあった場合に、前記特定のサービスに対して登録された端末群に含まれる複数の端末それぞれに対し前記特定のサービス提供が有効であるか無効であるかの情報と、前記複数の端末の認証情報を記憶する記憶部を参照して、前記端末群に含まれる前記複数の端末の識別情報を用いた認証を行う、処理を前記管理装置が実行し、
認証された前記端末からのサービス提供要求に応じて、該端末に対する前記特定のサービスの提供を有効にし、前記端末群のその他の端末に対する前記特定のサービスの提供を無効にするよう前記記憶部を更新する、処理を前記管理装置が実行し、
前記記憶部を参照して、前記端末群のうち前記特定のサービスの提供が有効な端末に対して、前記特定のサービスを提供する、処理を前記提供装置が実行する、
ことを特徴とするサービス提供方法。
(付記5) 前記記憶部は、前記複数の端末に対して設定されたパスワードを記憶し、
前記認証を行う処理では、前記管理装置は、前記記憶部を参照して、入力されたパスワードに基づいた認証を行うことを特徴とする付記4に記載のサービス提供方法。
(付記6) 前記管理装置は、前記更新する処理の実行に対し、認証された前記端末への課金処理を実行することを特徴とする付記4又は5に記載のサービス提供方法。
10 管理サーバ(管理装置)
16 権限変更部(認証部、更新部、課金部)
30 端末管理DB(記憶部)
40 サービス提供装置(提供装置)
55 ICカード(端末)
70 携帯端末(端末)
100 サービス提供システム

Claims (4)

  1. 電子的に読み取り可能な識別情報が記録された端末を用いて、特定のサービス提供を行う提供装置と、前記提供装置と通信可能に接続された管理装置と、を備えるサービス提供システムであって、
    前記管理装置は、
    前記特定のサービスに対して登録された端末群に含まれる複数の端末それぞれに対し前記特定のサービス提供が有効であるか無効であるかの情報と、前記複数の端末の認証情報を記憶する記憶部と、
    端末からのアクセスがあった場合に、前記記憶部を参照して認証を行う認証部と、
    認証された前記端末からのサービス提供要求に応じて、該端末に対する前記特定のサービスの提供を有効にし、前記端末群のその他の端末に対する前記特定のサービスの提供を無効にするよう前記記憶部を更新する更新部と、を備え、
    前記提供装置は、前記記憶部を参照して、前記端末群のうち前記特定のサービスの提供が有効な端末に対して、前記特定のサービスを提供する、
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記記憶部は、前記複数の端末に対して設定されたパスワードを記憶し、
    前記認証部は、前記記憶部を参照して、入力されたパスワードに基づいた認証を行うことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記管理装置は、前記更新部の処理に対し、認証された前記端末への課金処理を実行する課金部を更に備える請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  4. 電子的に読み取り可能な識別情報が記録された端末を用いて、特定のサービス提供を行う提供装置と、前記提供装置と通信可能に接続された管理装置と、を用いたサービス提供方法であって、
    端末からのアクセスがあった場合に、前記特定のサービスに対して登録された端末群に含まれる複数の端末それぞれに対し前記特定のサービス提供が有効であるか無効であるかの情報と、前記複数の端末の認証情報を記憶する記憶部を参照して、前記端末群に含まれる前記複数の端末の識別情報を用いた認証を行う、処理を前記管理装置が実行し、
    認証された前記端末からのサービス提供要求に応じて、該端末に対する前記特定のサービスの提供を有効にし、前記端末群のその他の端末に対する前記特定のサービスの提供を無効にするよう前記記憶部を更新する、処理を前記管理装置が実行し、
    前記記憶部を参照して、前記端末群のうち前記特定のサービスの提供が有効な端末に対して、前記特定のサービスを提供する、処理を前記提供装置が実行する、
    ことを特徴とするサービス提供方法。
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