JP2016008967A - 粒子の収集および分析をするための方法およびシステム - Google Patents

粒子の収集および分析をするための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】入口および出口を有する筺体内に収容された粒子発生源からの粒子の収集および分析をする一方法例が記述される。【解決手段】この方法は、濾過済み空気を入口から筺体の中に供給するステップと、真空源を用いて、粒子発生源からの粒子を含むエアロゾルストリームを出口から取り出すステップと、エアロゾルストリームを筺体の出口からサンプリングタワー経由で真空源へ方向付けるステップと、を含む。サンプリングタワーは、エアロゾルストリームをサンプリングするための少なくとも1つのノズルを含む。方法は、ノズルに結合された検出機器を用いて、エアロゾルストリーム中の粒子の少なくとも1つの特性を検出するステップと、エアロゾルストリーム中の粒子の検出済み特性に関するデータを計算装置に出力するステップと、を含む。【選択図】なし

Description

本開示の分野は、機械加工プロセスからの粒子の収集および分析をするための方法およびシステムに関する。
多くの材料の乾式の(すなわち、切削油剤を用いない)穴開け、フライス削り、研削、およびその他の機械加工によりダスト粒子が生成される。生成されるダスト粒子は、異なる材料間、単一材料に対する単独運転中、材料に対する異なる種類の運転の間、異なる切削工具間、などでサイズが異なることがある。いくつかの既知の材料の機械加工からの粒子は、サイズのうちでとりわけ、超微細な粒子を含む可能性があり、吸い込まれ得る。
いくつかの既知のシステムは、粒子発生装置(particle generating device)の周りの空気中の粒子のオープンエアサンプリング(open air sampling)を行う。粒子供給源に対する検出機器の距離および位置は、かかるシステムにおける粒子分析の結果に大きな影響を及ぼす可能性がある。さらに、研究されている粒子生成装置(particle-producing device)が活性化ダスト抽出システムと共に使用される場合、かかるサンプリングの結果は、装置によって生成された粒子を正確には表さない。しかし、粒子生成装置が活性化ダスト抽出システムを用いずに研究される場合、装置の周りの領域は、粒子生成装置からのダストで汚染される可能性がある。
本開示の一態様は、粒子の収集および分析に使用するシステムである。システムは、筺体、フィルタ、真空源、およびサンプリングタワーを含む。筺体は粒子生成装置に取り付けられるように構成され、入口および出口を含む。フィルタは筺体の入口に結合されるように構成され、入口を通って筺体に向けられる空気を濾過するように構成される。真空源は、筺体から真空源までのエアロゾルストリーム(aerosol stream)を発生させるために、筺体の出口と流れ連通して結合されるように構成される。エアロゾルストリームは、粒子生成装置によって生成された粒子を含む。サンプリングタワーは、真空源と筺体出口との間に結合されるように構成される。サンプリングタワーは、サンプリングタワーの中に延伸し、筺体から真空源までのエアロゾルストリームのサンプリングに使用するために構成された少なくとも1つのサンプリングノズルを含む。
本開示の別の態様は、入口および出口を有する筺体内に収容された粒子発生源からの粒子の収集および分析をする方法である。この方法は、濾過済み空気を入口から筺体の中に供給するステップと、真空源を用いて、粒子発生源から出口までの粒子を含むエアロゾルストリームを取り出すステップと、エアロゾルストリームを筺体の出口からサンプリングタワー経由で真空源へ方向付けるステップと、を含む。サンプリングタワーは、エアロゾルストリームをサンプリングするための少なくとも1つのノズルを含む。方法は、ノズルに結合された検出機器を用いて、エアロゾルストリーム中の粒子の少なくとも1つの特性を検出するステップと、エアロゾルストリーム中の粒子の検出済み特性に関するデータを計算装置に出力するステップと、を含む。
別の態様では、粒子生成装置の粒子生成箇所に生成された粒子の収集および分析に使用する閉システムが、筺体、フィルタ、第1の真空源、およびサンプリングタワーを含む。筺体は粒子生成装置に取り付けられる。筺体および粒子生成装置は、粒子生成箇所の周りに実質的に密閉された体積を協働して作り出す。筺体は、密閉された体積への入口および密閉された体積からの出口を含む。フィルタは筺体の入口に結合され、入口を通って筺体に向けられる空気を濾過するように構成される。第1の真空源は入口および出口を有する。第1の真空源の入口は、筺体から第1の真空源までのエアロゾルストリームを発生させるために、筺体出口と流れ連通して結合される。エアロゾルストリームは粒子生成装置によって生成された粒子を含む。第1の真空源の出口は、筺体に濾過済み空気を供給するためにフィルタと流れ連通して結合される。サンプリングタワーは、第1の真空源入口と筺体出口との間に結合される。サンプリングタワーは、サンプリングタワーの中に延伸し、筺体から真空源までのエアロゾルストリームをサンプリングするように構成された複数のサンプリングノズルを含む。
論じられている特徴、機能、および利点は、様々な実施形態で独立して達成することができ、あるいはされに他の実施形態では組み合わされてもよく、他の実施形態のさらなる詳細は以下の説明および図面を参照して分かる。
さらに、本開示は下記条項による諸実施形態を含む。
条項1.
粒子の収集および分析に使用するシステムであって、
粒子生成装置に取り付けられるように構成された筺体であって、入口および出口を含む筺体と、
前記筺体の入口に結合されるように構成され、かつ入口を通って前記筺体に向けられる空気を濾過するように構成されたフィルタと、
前記筺体から真空源までのエアロゾルストリームを発生させるために前記筺体の出口と流れ連通して結合されるように構成された真空源であって、エアロゾルストリームが粒子生成装置によって生成された粒子を含む、真空源と、
前記真空源と前記筺体出口との間に結合されるように構成されたサンプリングタワーであって、前記サンプリングタワーの中に延伸し、前記筺体から前記真空源までのエアロゾルストリームをサンプリングするように構成された少なくとも1つのサンプリングノズルを含む、サンプリングタワーと
を備えるシステム。
条項2.
前記筺体に濾過済み空気を供給するために前記フィルタに結合されるように構成された送風機をさらに備える、条項1に記載のシステム。
条項3.
前記送風機が、前記筺体から空気を取り出すように構成された前記真空源がと略同じ速度で、前記筺体に空気を供給するように構成される、条項2に記載のシステム。
条項4.
前記少なくとも1つのサンプリングノズルが等速サンプリングノズルを備える、条項1に記載のシステム。
条項5.
エアロゾルストリーム中に含まれる粒子の少なくとも1つの特性を検出するように構成された検出機器をさらに備える、条項4に記載のシステム。
条項6.
前記検出機器から、エアロゾルストリーム中に含まれる粒子の検出された特性に関するデータを受け取るために、前記検出機器に通信可能に結合されるように構成された計算装置をさらに備える、条項5に記載のシステム。
条項7.
前記機器が、カスケードインパクタ、粒子計数器、質量濃度モニタ、および単段インパクタのうちの1つである、条項5に記載のシステム。
条項8.
前記サンプリングタワーが、前記サンプリングタワー内のエアロゾルストリームの速度を検出するために、差圧計に結合されたピトー管をさらに備える、条項4に記載のシステム。
条項9.
前記真空源が、前記筺体に濾過済み空気を供給するために、前記フィルタに結合されるように構成された送風機出口を含む、条項1に記載のシステム。
条項10.
粒子生成装置が粒子発生箇所を含み、前記筺体が、粒子発生箇所に対して前記筺体出口を略固定された箇所に維持するように構成される、条項1に記載のシステム。
条項11.
粒子生成装置が粒子発生箇所を含み、前記筺体は、前記筺体が粒子生成装置に取り付けられた場合に、粒子発生箇所の周りに略密閉された体積を設けるように構成される、条項1に記載のシステム。
条項12.
入口および出口を有する筺体内に収容された粒子生成源からの粒子の収集および分析をする方法であって、
濾過済み空気を入口から筺体の中に供給するステップと、
真空源を用いて、粒子を含むエアロゾルストリームを粒子生成源から出口を通り取り出すステップと、
エアロゾルストリームを筺体の出口からサンプリングタワー経由で真空源へ方向付けるステップであって、サンプリングタワーがエアロゾルストリームをサンプリングするための少なくとも1つのノズルを含む、ステップと、
ノズルに結合された検出機器を用いて、エアロゾルストリーム中の粒子の少なくとも1つの特性を検出するステップと、
エアロゾルストリーム中の粒子の検出された特性に関するデータを計算装置に出力するステップと
を含む方法。
条項13.
サンプリングタワーを通るサンプルエアロゾルストリームの速度を決定するステップと、
サンプルエアロゾルストリームの決定済み速度に少なくとも部分的に基づいて、少なくとも1つのノズルの中の速度が決定済み速度と略同じになるように少なくとも1つのノズルのサイズを決定するステップと、
決定済みサイズを有する少なくとも1つのノズルをサンプリングタワー内に設置するステップと
をさらに含む、条項12に記載の方法。
条項14.
粒子生成源が粒子生成装置の一部であり、
筺体が粒子生成源を略収容するように筺体を粒子生成装置に取り付けるステップであって、筺体が可撓性膜を備える、ステップをさらに含む、条項12に記載の方法。
条項15.
サンプリングタワーがエアロゾルストリームをサンプリングするための複数のノズルを含み、ノズルに結合された前記検出機器が、エアロゾルストリーム中の粒子の複数の特性を検出する、条項12に記載の方法。
条項16.
サンプリングタワーが略円形の断面を有し、前記方法が、サンプリングタワー内の複数のノズルをサンプリングタワーの周囲に円周方向に互い違いに配置するステップをさらに含む、条項15に記載の方法。
条項17.
粒子生成装置の粒子生成箇所に生成された粒子の収集および分析に使用するシステムであって、
粒子生成装置に取り付けられた筺体であって、前記筺体および粒子生成装置が、粒子生成箇所の周りに略密閉された体積を協働して作り出し、密閉された体積への入口および密閉された体積からの出口を含む筺体と、
前記筺体の入口に結合され、かつ入口を通って前記筺体に向けられる空気を濾過するように構成されたフィルタと、
入口および出口を有する第1の真空源であって、前記第1の真空源入口が、前記筺体から前記第1の真空源までのエアロゾルストリームを発生させるために前記筺体出口と流れ連通して結合され、エアロゾルストリームが粒子生成装置によって生成された粒子を含み、前記第1の真空源出口が、前記筺体に濾過済み空気を供給するために前記フィルタと流れ連通して結合される、第1の真空源と、
前記第1の真空源の入口と前記筺体出口との間に結合されたサンプリングタワーであって、前記サンプリングタワーの中に延伸し、前記筺体から前記真空源までのエアロゾルストリームをサンプリングするように構成された複数のサンプリングノズルを含む、サンプリングタワーと
を備えるシステム。
条項18.
入口および出口を有する第2の真空源をさらに備え、前記第2の真空源入口が、前記筺体の外側の体積と流れ連通して結合され、前記第2の真空源出口が、前記筺体に濾過済み空気を供給するために前記フィルタと流れ連通して結合される、条項17に記載のシステム。
条項19.
複数のノズルに結合された複数の検出機器をさらに備え、各検出機器がエアロゾルストリーム中の粒子の少なくとも1つの特性を検出するように構成される、条項17に記載のシステム。
条項20.
前記筺体が、前記粒子生成箇所に対して前記筺体出口を略固定された位置に維持するように構成される、条項17に記載のシステム。
計算装置のブロック図である。 粒子生成装置によって生成された粒子の収集および分析をするためのシステムのブロック図である。 図2に示されているシステムの一実施態様の図である。 図2に示されているシステムの別の実施態様の図である。 粒子の収集および分析をするためのシステムを設計する際に使用する方法のフローチャートである。 図2、図3および/または図4に示されているシステムに使用するノズルの分解図である。 図3に示されているサンプリングタワーの断面図である。
本明細書に記載されている主題は、工業プロセスによって生成される粒子に関する。より詳細には、主題は、粒子の収集および分析をするための方法およびシステムに関する。
本明細書では、単数形で記載され、「1つの(a)」または「1つの(an)」という語で始まる要素または段部は、複数形の要素または段部の除外が明確に記載されていない限り、複数形の要素または段部を除外しないものとして理解されるべきである。さらに、本発明の「一実施態様(one implementation)」または「例示的な実施態様(exemplary implementation)」の言及は、記載した特徴も組み込んだ追加の実施態様の存在を除外するものとして解釈されるべきものではない。
本明細書に記載されている方法およびシステムの例は、1つまたは複数のコントローラーで実施されてもよく、かつ/または、1つまたは複数のコントローラーを含んでいてもよい。コントローラーは、本明細書に記載されているように実行することができるアナログコントローラーおよび/またはデジタルコントローラーを任意適当に組み合わせたものを含んでいてもよい。いくつかの実施態様では、コントローラーは計算装置を含む。図1は、推進剤移送(propellant transfer)を推定するためのシステムに使用されうる例示的な計算装置100のブロック図である。例示的な実施態様では、計算装置100は、メモリ106と、プログラム化した命令を実行するための、メモリ106に結合されたプロセッサ104とを含む。プロセッサ104は、1つまたは複数の処理ユニット(例えば、マルチコア構成)を含むことができる。計算装置100は、プログラミングメモリ106および/またはプロセッサ104によって本明細書に記載されている1つまたは複数の演算を実行するようにプログラム可能である。例えば、プロセッサ104は、演算を1つまたは複数の実行可能な命令として符号化し、その実行可能な命令をメモリ装置106に設けることによってプログラム化されうる。
プロセッサ104は、以下に限定するものではないが、汎用中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラー、縮小命令セットコンピューター(RISC)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理回路(PLC)、および/または本明細書に記載されている機能を実行することができる他の回路またはプロセッサを含むことができる。本明細書に記載されている方法は、制限なく、記憶装置および/またはメモリ装置を含むコンピューター読み取り可能な媒体で具現される実行可能命令として符号化されうる。この種の命令は、プロセッサ104によって実行されると、プロセッサ104に本明細書に記載されている方法の少なくとも一部を実行させる。上記の例は例示にすぎず、したがって、プロセッサという用語の定義および/または意味を何ら限定するものではない。
本明細書に記載されているメモリ装置106は、実行可能命令などの情報および/またはその他のデータが保存または検索されることを可能にする1つまたは複数の装置である。メモリ装置106は、制限なく、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ソリッドステートディスク、および/またはハードディスクなどの1つまたは複数のコンピューター読み取り可能な媒体を含んでいてもよい。メモリ装置106は、制限なく、メンテナンスイベントログ、診断エントリ、故障メッセージ、および/または本明細書に記載されている方法およびシステムで使用するのに適した他のタイプのデータを保存するように構成されうる。
例示的な実施態様では、計算装置100は、プロセッサ104に結合された提示インタフェース108を含む。提示インタフェース108は、以下に限定されるものではないが、インストールデータ、構成データ、テストデータ、エラーデータ、および/または他のタイプのデータなどの情報をユーザ114に出力する(例えば、表示、印刷、および/またはその他の方法で出力する)。例えば、提示インタフェース108は、ディスプレイ装置、例えば、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、有機LED(OLED)ディスプレイ、および/または「電子インク」ディスプレイに結合されたディスプレイアダプタ(図1に示されていない)を含んでいてもよい。いくつかの実施態様では、提示インタフェース108は複数のディスプレイ装置を含む。加えて、または別の方法で、提示インタフェース108はプリンタを含んでいてもよい。
例示的な実施態様では、計算装置100は、ユーザ114からの入力を受ける入力インタフェース110を含む。例えば、入力インタフェース110は、選択、要求、証明書、および/または本明細書に記載されている方法およびシステムでの使用に適したユーザ114からの他のタイプの入力を受けるように構成されうる。例示的な実施態様では、入力インタフェース110はプロセッサ104に結合され、例えば、キーボード、カードリーダ(例えば、スマートカードリーダ)、ポインティングデバイス、マウス、スタイラス、タッチ感応パネル(例えば、タッチパッドまたはタッチスクリーン)、ジャイロスコープ、加速度計、位置検出器、および/または音声入力インタフェースを含んでいてもよい。タッチスクリーンなどの単一構成要素は、提示インタフェース108のディスプレイ装置と入力インタフェース110の両方として機能することができる。
例示的な実施態様では、計算装置100は、メモリ106および/またはプロセッサ104に結合された通信インタフェース112を含む。通信インタフェース112は、別の計算装置100、遠隔センサ、検出機器などの遠隔装置と通信して結合される。例えば、通信インタフェース112は、制限なく、有線ネットワークアダプタ、無線ネットワークアダプタ、機器入力ポート、および/または移動体通信アダプタを含んでいてもよい。
システムおよびアプリケーションを動かすための命令は、本明細書に記載されているプロセスのうちの1つまたは複数を行うためにプロセッサ104によって実行される非一時的メモリ106上に関数形式で配置される。異なる実施態様におけるこれらの命令は、メモリ106などの異なる物理的もしくは有形のコンピューター読み取り可能な媒体、またはコンピューター読み取り可能な媒体118などの別のメモリ上に具現されてもよく、コンピューター読み取り可能な媒体118は、制限なく、フラッシュドライブ、CD−ROM、サムドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクなどを含んでいてもよい。さらに、命令は、非一時的コンピューター読み取り可能な媒体118上に関数形式で配置され、非一時的コンピューター読み取り可能な媒体118は、制限なく、フラッシュドライブ、CD−ROM、サムドライブ、フロッピーディスクなどを含んでいてもよい。コンピューター読み取り可能な媒体118は、プロセッサ104によるアクセスおよび/または実行を可能にするために、計算装置100から選択的にインサート可能でありかつ/または取外し可能である。一例では、コンピューター読み取り可能な媒体118は、メモリ106および/またはプロセッサ104に関連するCD/DVDドライブまたは他の装置の中にインサートまたは配置された光ディスクまたは磁気ディスクを含む。いくつかの例では、コンピューター読み取り可能な媒体118は取外し可能でなくてもよい。
図2は、粒子の収集および分析に使用するシステム200の一実施態様例の簡略図である。システム200は、粒子生成装置202からの粒子を収集しかつ/または分析するために使用される。
粒子生成装置202は、対象の1つまたは複数の粒子204を生成するまたは発生させる、あるいはそうでなければ対象の1つまたは複数の粒子204の供給源である任意の装置である。例えば、いくつかの実施態様では、粒子生成装置202は、工作物を切削、穴開け、フライス削り、溝切り、成形、研削、機械加工などをする製造工具(例えば、鋸、フライス盤、ドリル、多軸工作機械、マシニングセンタ、携帯用穴開けシステム、研削センタなど)である。粒子生成装置202によって行われるプロセスは、工作物が作られている材料の一部を取り除いて、粒子204(例えば、ダスト)を作り出す。他の実施態様では、粒子生成装置202は、収集および/または分析されうる粒子204を生成する他の装置である。粒子204は、粒子生成装置202によって行われるプロセスの副産物でもよく、または、それ自体が粒子生成装置202によって行われるプロセスの最終生産物でもよい。システム200は、具体的には、粒子生成装置202の粒子発生源(図2には示されていない)からの粒子を収集する。例えば、粒子生成装置202が鋸である場合、粒子発生源は鋸刃である。粒子発生箇所(粒子生成箇所とも称される)は、粒子生成装置202上/内の粒子供給源の箇所である。
システム200は、粒子生成装置202に装着された筺体206を含む。図2において、筺体206は、粒子生成装置202を実質的に取り囲む。他の実施態様では、筺体206は、例えば、粒子供給源または粒子供給源を取り囲む空間の体積を取り囲むことにより、粒子発生箇所を実質的に取り囲む。筺体206は、それ自体で、あるいは粒子生成装置202の1つまたは複数の部分、別の構造(壁や床など)、または別の装置と協働して、粒子発生箇所を実質的に取り囲むことができる。例えば、粒子生成装置202の筺体206およびテーブル(図1には示されていない)は、粒子供給源を収容する実質的に密閉された体積を協働して画定することができる。
筺体206は、粒子発生箇所の周りの体積を実質的に収容するための任意適当な材料で製作されうる。例えば、筺体206は、木材、金属、プラスチック、ゴム、ガラス、繊維ガラス、アクリル樹脂材料、積層材などで製作されうる。さらに、筺体206は、複数の材料を組み合わせたもので製作されてもよい。例えば、筺体206の一部が剛性材料または半剛性材料で製作されてもよく、筺体206の別の一部が可撓性材料で製作される。特に、いくつかの実施態様は、筺体が粒子生成装置202の移動構成要素、例えばカッターヘッドやX−Yテーブルなどと共に移動できるようにするために、筺体に可撓性部分を含む。可撓性部分は、具体的には、研究されている機械のタイプのために構成されうる。例えば、別の構成が、固定された工作物に対して移動するビット(カッター)を有するボール盤に使用されることになる固定カッターおよび移動工作物台を有する二次元装置に使用されてもよい。さらに、粒子生成装置202の工作物、カッター、または他の構成要素の移動量は、筺体206の所望の構成に影響を及ぼす可能性がある。
筺体206は入口208および出口210を含む。出口210は、筺体206からの粒子204を取り出すためのノズル(図2には示されていない)を含む。例示的な実施態様では、ノズルは、粒子を効率的に除去するために粒子供給源に近接して配置される可撓性の帯電防止ノズルである。粒子生成装置202に一体のノズルを含む任意適当なタイプのノズルが使用されてもよい。他の実施態様はノズルを含まない。ノズルによる捕獲効率を実証するために、粒子計数器または「スニッファ(sniffers)」(図示せず)を使用することができる。入口208は、筺体206によって少なくとも部分的に画定された体積207(二次元の体積207だけが図2に示されている)の中に濾過済み空気を供給するために、フィルタ212に結合される。例示的な実施態様では、フィルタ212は高効率粒子空気(HEPA)フィルタである。他の実施態様では、フィルタ212は、筺体206に濾過済み空気を供給するための他の任意適当なフィルタでもよい。筺体206に濾過済み空気を供給するために、送風機214がフィルタ212を介して入口208と流れ連通して結合される。例示的な実施態様では、送風機214は、集塵機(shop vacuum)などの真空装置の送風機出力部である。あるいは、送風機214は、専用送風機または筺体206によって画定された体積207の中に気流を供給するのに適した他の任意の装置でもよい。いくつかの実施態様では、送風機214は内蔵フィルタも含み、内蔵フィルタは、送風機214によって排出された空気を濾過するように構成され結合されたHEPAフィルタまたは他の任意適当なタイプのフィルタとすることができる。
筺体206の内部から空気および粒子204を取り出して筺体206から真空源216までのストリーム(例えば、空気および/または粒子204のエアロゾルストリームまたは流れ)を発生させるために、真空源216が出口210と流れ連通して結合される。例示的な実施態様では、真空源216は集塵機などの真空である。あるいは、真空源は、真空および/または空気流の他の任意適当な供給源でもよい。いくつかの実施態様では、真空源216はフィルタも含み、フィルタは、真空源216の排気を濾過するように構成され結合されたHEPAフィルタまたは他の任意適当なタイプのフィルタでもよい。
サンプリングタワー218は、筺体206から真空源216までのストリームがサンプリングタワー218を通過するように、真空源216と出口210との間に結合される。サンプリングタワー218は、4〜10インチなどの既知の一定直径の円形断面を有する導電性のパイプまたは管(例えばアルミニウム)で製作される。他の実施態様では、サンプリングタワー218は、より大きかろうとより小さかろうと、他の任意適当な直径を有していてもよく、かつ/または他の任意適当な材料から製作されてもよい。さらに、いくつかの実施態様では、サンプリングタワー218は円形でない断面を有する。サンプリングタワー218は、より大きな粒子(「玉石(boulders)」と称されることもある)、例えば50マイクロメートルより大きい粒子の重力による真空源216への移動を容易にするために垂直に向けられる。他の実施態様では、サンプリングタワー218は水平に向けられる。
サンプリングタワー218は、筺体206から真空源216までのストリームのサンプリングを可能にするために、サンプリングタワー218の中に延伸するノズル220を含む。単一のノズル220が図2に示されているが、システム200は任意適当な数のノズル220を含んでいてもよい。例示的な実施態様では、ノズル220は等速ノズルである。他の実施態様では、サンプリングタワー218は他の任意適当なタイプのノズルを含む。ノズル220は、ストリーム中の空気および粒子204がノズル220に入ることができるように、サンプリングタワー218内のほぼ中心にかつ筺体206から真空源216までのストリームの流れ方向と平行に配置される。いくつかの実施態様では、サンプリングタワー218は、1つまたは複数の追加のセンサまたは検出器、例えばピトー管、差圧センサ、風速計などを含む。
ノズル220は検出システム222に結合される。検出システム222は、検出機器および/または計算装置(どちらも図2に個別に示されていない)を含む。検出機器は、ノズル220と共に使用する任意適当な検出機器であり、例えば、カスケードインパクタ、粒子計数器、質量濃度モニタ、単段インパクタなどである。計算装置は、例えば、計算装置100または他の任意適当な計算装置でもよい。検出システム222は、ストリームおよび/またはストリーム中の粒子204の少なくとも1つの特性を検出する。検出された特性は、ストリーム中の粒子204の濃度、粒子204のサイズ、粒子の数、異なるサイズの粒子の濃度、粒子204の質量、粒子204の組成などを含むことができる。
等速サンプリング条件を満たすには、ノズル220における速度がサンプリングタワー218内の速度と同等であるべきである。これは、システム200において、ピトー管または同等の方法を用いてタワー218内の速度を測定すること、および、一般に0.7〜28lpmの検出機器の流量によって決定される適切な直径のノズル220を選択することによって達成されうる。いくつかの実施態様では、サンプリングタワー218または検出機器を通る流量(流速)は、等速サンプリング条件に対するノズル220内の所要速度を達成するように調整される。
サンプリングタワー218の長さ221は、ノズル220の所要比および/またはサンプリングタワー218に含まれる他のセンサ/検出器の要件に基づいて等速サンプリング条件を容易にするように決定される。例えば、ピトー管の場合、サンプリングタワー218は、ピトー管の上流側の長さがタワー218の直径の8.5倍であり、ピトー管の下流側の長さがタワー218の直径の少なくとも1.5倍であることが示唆される。したがって、直径4インチのサンプリングタワー218の場合、サンプリングタワー218の最小長さ221(ピトー管のみを基準にしている)は40インチである。
ノズル220は、検出システム222と共に、筺体206から真空源216までのストリームおよび/または粒子204の特性の直読およびリアルタイムモニタリングを可能にする。さらに、ノズル220および検出システム222は、ストリームおよび粒子204の特性を後で監視するために使用されてもよい。例えば、収集されたデータは、その後の検索または分析のために計算装置100に転送されてもよい。さらに、いくつかの検出機器は、検出機器によって監視されている特性を記述するデータを生成するために、その次の分析または対話(リアルタイムで行われなくてもよい)を必要とするデータを生成することができる。分析の出力、例えば検出システム222の出力は、正規化粒子数分布グラフ、総数および濃度のグラフ、フィルタ当たりの収集材料の質量(多数のフィルタが使用される場合)、正規化粒子質量分布チャート、室内空気質分析、粒度確率チャート、および/または他の任意適当な分析結果を含むことができる。
真空源216、サンプリングタワー218、および出口210は、ダクト224によって流れ連通して互いに結合される。例示的なダクト224は、可撓性で帯電防止もしくは導電性の真空ホースである。導電性もしくは帯電防止の真空ダクトは、粒子がダクト224の壁に粘着する可能性を制限する。あるいは、ストリームを筺体206からサンプリングタワー218を経由して真空源216まで案内するために、他の任意適当なダクト構造が使用されてもよい。
一般に、システム200は、真空を使用して粒子204を捕獲することによって動作する。出口210は、すべてまたはほとんどの粒子204が収集されるのを確実にしようとする代表的運転に十分な吸気をもたらすように構成される。筺体206は、粒子供給源の周りに配置され、送風機214からフィルタ212を通ったHEPA濾過済みパージ空気で軽く加圧される。濾過済み空気は、筺体206内の浄化を維持して外部の汚染物質を隔離するため、対象の発生粒子204だけが捕獲され、続いて分析される。いくつかの実施態様では、筺体206内に送り込まれた空気が拡散器などによって拡散され、したがって、その空気は粒子の抽出を妨げない。送風機214から筺体206の中への流れは、バランスをとるために筺体206から真空源216への流れにほぼ等しい。筺体206が可撓性部分を含んでいる実施態様では、パージ空気と真空流量とのバランスをとることにより、筺体206を軽く膨らんだ状態に保って粒子生成装置202の動作への妨害を回避するのが容易になる。発生した粒子204は、帯電防止ダクト224を通って等速サンプリングタワー218まで行く。ストリーム中の粒子204の一部がノズル220によって捕獲され検出システム222に供給され、検出システム222は粒子204および/またはストリームの少なくとも1つの特性を決定する。
図3は、粒子の収集および分析に使用するシステム300の略図である。システム300は、上述したシステム200の一実施態様である。類似構成要素は同じ参照番号で識別される。以下に特に説明されている場合を除いて、システム300はシステム200と類似しており、システム200と同じ機能をする。
図3において、粒子生成装置202は三次元工作機械302である。工作機械302は作業台304を有し、作業台304上に工作物306が取り付けられる。z軸コラム308が、z軸コラム308に取り付けられた切削工具310と共に、作業台304の上方に配置される。切削工具310は、工作物306を切削するための工具であり、ドリルビット、フライスビットなどである。切削工具310が工作物306上で動作すると(すなわち切削すると)、工作物306を作る材料の粒子が発生する。したがって、切削工具310は粒子供給源と見なすことができ、切削工具310の周りの領域は粒子生成箇所311(粒子生成発生箇所と称されることもある)と見なすことができる。作業台304は、X方向およびY方向(図3に示されているページの左右方向および内外方向)に移動して工作物306をコラム308(および切削工具310)に対して移動させ、コラム308(および切削工具310)はX方向およびY方向に対して定位置のままである。z軸コラム308は、工作物306に対する切削工具310の高さを変えるために、Z方向(図3に示されているように上下方向)に移動する。
図3に示されている実施態様では、筺体206は工作機械302上に取り付けられる。筺体206は、筺体206および工作機械302によって協働して画定された体積207を収容する。より具体的には、体積207は、筺体206、作業台304、およびコラム308の各部によって画定される。
図3では、筺体206は第1の部分312および第2の部分314を有する。例示的な実施態様では、第1の部分312は、剛性プラスチック材料やアクリル樹脂材料などの実質的に剛性の材料で製作され、第2の部分314は可撓性膜である。あるいは、第1の部分312および第2の部分314は共に可撓性の材料から製作されてもよい。筺体206は、入口208および出口210を除いて体積207が実質的に密閉されるように、工作機械302に堅固に取り付けられる。取り付けおよび密閉の方法は、特定の粒子生成装置202および所望される(例えば、恒久的な対一時的な/取外し可能な)特定の設備に適合するように異なっていてもよい。例えば、筺体206は、テープ、接着剤、コーキング、可撓性シーラント、ねじ/締め具、溶接などを用いて工作機械302に取り付けられかつ/または密閉されてもよい。可撓性の第2の部分314により、工作物306への作業中にコラム308および/または作業台304が移動するときに、筺体206が移動するとともに、工作機械302に実質的に密閉されたままでいることが可能になる。筺体206の材料、特に第2の部分314の材料は、筺体206が粒子生成箇所311の周りに実質的に密閉された体積207を保つのを確実にするために、異なる移動方向および移動量を伴う異なる粒子生成装置202の場合に異なっていてもよい。さらに、図1に示されているように、筺体206は、粒子生成装置202を完全に取り囲むサイズとなされてもよく、筺体206の実施態様は可撓性の第2の部分314を全く必要としないかもしれない。
出口210は調整可能な出口ノズル316を含む。ノズル316はz軸コラム308に装着され、切削工具310に対するノズル316の位置を変えるように調整されうる。例えば、ノズル316は、切削工具310に対する開口部318の位置を変えるために、屈曲、回転、延伸などがなされてもよい。ノズル316はコラム308に取り付けられるため、ノズル316はコラム308と共に移動し、切削工具310および粒子生成箇所311との実質的に固定された関係を維持する。したがって、粒子供給源は、出口ノズル316から粒子供給源までの距離を変えないので、出口ノズル316は粒子収集効率を変更してもよい。出口ノズル316は、クランプ、テープ、ねじ/ボルト、リベット、フック、ループ締め具などの任意適当な締め具によってコラム308に装着されうる。
図3に示されている実施態様では、サンプリングタワー218は2つのノズル220を含む。サンプリングタワー218は、粒子204を含むストリームの速度を検出するために、外部圧力計に結合されたピトー管330も含む。ノズル220は、ストリームの流れ方向と平行にかつノズル220の開口部320がやってくる空気および粒子204のストリーム(図3には示されていない)に面して、サンプリングタワー218の中に延伸する。ノズル220のサイズは、開口部320の直径を含めて、特定の検出機器のためにかつ等速サンプリング条件を維持するために、異なっていてもよい。ノズル220は、計算装置100および2つの検出機器322および324を含む検出システム222に結合される。例示的な実施態様では、検出機器322は、粒子計数器、質量濃度検出器などのリアルタイム検出機器である。検出機器324は、カスケードインパクタ326およびサンプリングポンプ328を含むカスケードインパクタシステムである。検出機器322および324は、さらなる処理、保存、および/またはユーザへの表示のために、検出機器322および324によって取得および/または計算されたデータを計算装置100に与える。計算装置100は、システム300の残り部分と共に配置されてもよく、あるいは遠隔設置され、検出器具と直接結合するかまたはローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、インターネットなどのネットワークを介して結合してもよい。他の実施態様は計算装置100を含まない。さらに、いくつかの実施態様では、検出機器322および324は計算装置100と一体化されてもよい。
図4は、粒子の収集および分析に使用する閉システム400の略図である。システム400は、上述したシステム200の閉ループ実施態様である。さらに、いくつかの実施態様では、システム400は自給式のシステムである。類似構成要素は同じ参照番号で識別される。以下に特に説明されている場合を除いて、システム400は、上述したシステム200および300と類似しており、システム200および300と同じ機能をする。明瞭にするために、ノズル220、ピトー管330、圧力計332、検出システム222、および検出システム222の構成要素は図4に示されていないが、システム400に含まれうる。
システム400は、システム300と同じように工作機械302に取り付けられた筺体206を含む。工作機械302および筺体206はより大きな筺体402の中に配置される。実施態様例では、筺体402は建築物内の部屋である。他の実施態様では、筺体402は、工作機械302および筺体206を収容することができる実質的に密閉された筺体でもよい。送風機214、真空源216、サンプリングタワー218、フィルタ212、およびダクト224の一部は、筺体402の外側に示されているが、これらは筺体402の中に配置されてもよい。
図4の例示の実施態様では、送風機214は、筺体402によって画定された体積406(体積406の2つの寸法だけが図4に示されている)と流れ連通する空気取入れ口404を含む。筺体402は筺体206の周りの外側筺体であり、送風機214用の入口供給源として働く。したがって、送風機214がフィルタ212経由で筺体206に出力する吸気は筺体402の中から取り出される。さらに、例示的な実施態様では、真空源216は、送風機214を補完するために、追加の吹込み空気を筺体206に供給する。真空源216は空気を出力する(すなわち、吹き込む)出力部408を含む。出力部408は、フィルタ212を介して筺体206と流れ連通して結合される。他の実施態様では、送風機214は吹込み空気を筺体206に供給せず、真空源216は、システム400のための真空源と送風機の両方として機能する。真空源216が追加の吹込み空気を筺体206に供給しないいくつかの実施態様では、出力部408は体積406と流れ連通して結合される。そのような実施態様では、送風機214用の入口および真空源216用の排気管は同じ容積(すなわち、体積406)であり、したがって自己完結システム400を提供する。
筺体206への空気流と体積406からの空気流とのバランスをとるために、バランス弁410が送風機214と真空源出力部408とフィルタ212との間に結合される。バランス弁410は、筺体402内の圧力を許容できないレベルに低下させうる、筺体402から過剰な空気が抜き出されることを防止するとともに、筺体206内の圧力を許容できないくらい高いレベルに上昇させうる、筺体206に過剰な空気が供給されることを防止する。さらに、バランス弁410は、筺体206への入力流れを筺体206からの出力流れとほぼ同じ流量に保つのを助ける。
図5は、システム200、300、および/または400などの、粒子の収集および分析に使用するシステムを設計する方法500のフローチャートである。特に、方法500は、円形断面幾何形状を有するサンプリングタワー218および/またはダクト224を使用するシステムに関して説明する。方法500は、方法500で使用される式の適切な変化を伴って、異なる幾何形状(例えば、正方形、六角形など)をもつダクトおよびサンプリングタワーを有するシステムに使用されうる。
502において、最低限必要な真空能力が決定される。最低限必要な真空能力(例えば、HP、流量(cfm))は、供給源で満足のいく割合の発生粒子を捕獲するための最小限の要件によって決定される。これによって必要とされる真空源のサイズが決まる。いくつかの実施態様では、システムは既に所定の位置にあってもよく、真空能力は設置されたシステムによって決定されてもよい。粒子捕獲効率は、試験およびピトー管や風速計などによって測定された流れによって決定することができる。許容流れを決定するための一定流量および直径を与えるために、供給源からの延長管が使用されてもよい。
試験に使用される機器は、504において識別される。機器は、所望の出力、例えば粒子数分布、粒子質量分布などに基づいて選択される。いくつかの機器は、すべての範囲に対して固定流量を有する。他の機器は、異なる分析範囲に対する異なる流量に適応してもよい。例えば、1つの既知の携帯用エアロゾルスペクトロメータは、粒度濃度および粒子質量分布を出力し、1.2リットル/分(lpm)の空気流を必要とする。既知の超微粒子計数器は0.7lpmの空気流を必要とする。別の既知のエアロゾルモニタは、粒子の質量濃度を測定し、粒度範囲に応じて1.5〜8lpmの空気流を必要とする。いくつかの既知のカスケードインパクタは9lpmの流れを必要とする。異なる検出機器の流れ要件に関する変動性を前提とすると、所望される特定のデータ、およびそのデータを取得するために使用されるべき特定の機器は、空気流要件を決定するために決定されなければならない。
506において、方法は、サンプリングダクト(例えば、サンプリングタワー218)の直径を決定することを含む。この直径は、ピトー管を含む、使用されるべきサンプリングプローブの数、真空源の流量、およびサンプリングタワー用の利用可能なパイプ/管のサイズに基づいて決定される。選択される機器に応じて、ダクト内の目標速度は約2〜25lpmとすることができる。製造業者が既存の等速ノズルを有する場合、速度はノズルの目標とされる。ダクトの直径は一般に下記式によって決定される。
Q=VA (1)
ただし、Q=流量、V=速度、A=面積であり、
A=πD/4 (2)
ただし、Dはダクトの直径である。選択された直径はまた、ダクト内でノズル/管に対して十分な遊びがあるくらい大きくする必要がある。
サンプリングタワー218の長さは508において決定される。この長さは、ノズル220および/または他のセンサ、検出器などの上流側要件と下流側要件の所要比、推奨比、または所望比に基づいて決定される。例えば、ピトー管は、より高い精度に所望されるより長い部分を有する上流側部分と下流側部分の最小所要比を有する。サンプリングタワー218内のノズル220の配置箇所は、サンプリングタワーの長さにも影響を及ぼしうる。大ざっぱに言えば、サンプリングノズル220は、サンプリングタワー218の直径の4倍よりもサンプリングタワー218の入口に近接しているべきでない。システムが持ち運びできることを意図している場合、サンプリングタワー218の長さは、粒子生成装置相互間でサンプリングタワー218を移動させるのを容易にするために、ノズル220または他の装置の要件を依然として満たしながら、できる限り短く保たれるべきである。
510において、ノズル孔の直径は、選択される機器、サンプリングタワーの直径、およびサンプリングタワー内の目標速度に基づいて決定される。等速性条件では、ノズルの直径は上記の式(1)および式(2)から計算される。ただし、Vはノズル速度およびサンプリングタワー内の速度であり、Qは、ノズルが結合される相手の機器の所要流量であり、Dはノズル孔の直径である。
ノズル管およびノズル管の外径は512において決定される。図6はノズル220の一例の図である。図6に示されているように、ノズル220は、管600と管600に装着された先端部602とを含む。最大の可撓性および携帯性を得るために、ノズル先端部は交換できるように設計される。これは、ねじ付きノズル先端部を使用することによって実現される。ノズル管の直径は、510において決定されたノズル孔の直径と、利用可能な小さい方のねじ径および大きい方のねじ径と、利用可能な管のサイズとから大きさが定められる。例示的な実施態様では、ノズル220(管600および先端部602を含む)は316ステンレス鋼で製作される。あるいは、ノズル220は任意適当な材料で製作されてもよい。ノズル孔(すなわち、ノズル先端部の孔)はねじ山の小さい方の直径より小さくすべきであり、ねじ山の大きい方の直径はノズル管にぴったり収まらなければならない。ノズル管の直径は、サンプリングタワー内の粒子への干渉を制限するために、できる限り小さく保たれるべきである。
サンプリングタワー218内でのノズル220の配置は514において決定される。図7は、図3に示されているサンプリングタワー218の線A−Aに沿って見た断面図である。ノズル220およびピトー管330は、粒子流れへの干渉を回避するために、サンプリングタワー218内に、サンプリングタワー218の周囲に互い違いに配置される。ノズル220は、サンプリングタワー218内の最大流れを許容するように配置されるべきであり、サンプリングタワー218の中心700にできる限り近接して配置される先端部602を有するべきである。各ノズル220は、サンプリングタワー218に沿って(例えば、図2および図3に示されている長さ221に沿って)長手方向に離間されてもよい。上流側のノズル220は下流側のノズル220を妨害すべきでなく、このことは、上流側のノズル220と下流側のノズル220がサンプリングタワー218の周囲に互い違いに配置された場合に起こりうる。
516において、さらなる最適化が所望される場合、方法500は、ノズル220の配置が決定されてから502に戻る。さらなる最適化が所望されないとき、518においてパージ空気供給源が選択される。パージ空気供給源(例えば、送風機214)は、例えば、集塵機からの送風機、専用送風機などとすることができる。選択されたパージ空気供給源は、少なくとも、選択された真空源によって筺体206から吸引されている空気の量と少なくとも同じ量の空気を供給することができるべきである。
設計されたシステムが携帯用システムであることを意図している場合、システムの設計は、システムが別の装置へ移動されるときに調整される必要があるかもしれない。そのために設計されている粒子生成装置202以外の粒子生成装置202に同じ等速サンプリングタワー218を使用するには、新しい粒子生成装置202に連結された場合にサンプリングタワー218内の速度がピトー管や差圧計などを用いて計算または測定される。新しいサンプリングタワー218の速度が分かると、ノズル管600上のノズル先端部602は、(新しい速度が古い速度と異なる場合に)ノズル内の速度がサンプリングタワー218内の新しい速度と同等になるノズル先端部602に置き換えることができる。新しい先端部602は510に記載されているように選択されうる。新しい速度が元の速度と異なる場合、518に関して説明したように、新しいパージ空気供給源が選択される必要がありうる、または供給源が調整される必要がありうる。
本明細書に記載されている例示的なシステムおよび方法により、粒子生成装置によって生成される粒子の実質的にすべての定量化および特性化が可能になる。製造から生成される粒子のサイズ、分布、および量を正確に定量化することは、加工技術および安全衛生の研究の助けとなる。生成された全粒子のサイズ、数、および分布を理解することは、捕獲の効率を高め、切削工具の設計を最適化し、新しい材料系を研究し、生産プロセスおよび安全プロセスを作り出すのに役立つことができる。例示的なシステムは、ダストが真空によって捕獲されうるほとんどすべてのプロセスで役に立ち、持ち運び可能であり、様々な機械(可動機械を含む)、切削工具、プロセス、および材料に適合することができる。システムは、多種多様の検出/サンプリング機器を使用することができる。例示的なシステムは比較的安価であり、設置するのが比較的容易である。濾過済み空気をパージとして使用することは、研究されている装置によって生成された粒子だけが分析されるようにするために汚染物質を制限するのに役立つ。さらに、例示的なシステムは、既存のシステムへの妨害を最小限に抑え、設置を簡略化し、システムの携帯性を高め、かつコストを最小限に抑えるために、既存の真空ラインおよび/または既存の集塵システムに結合することができる。本明細書に記載されている方法およびシステムを使用することにより、材料除去プロセスから生成される粒子を理解し特性化することが可能である。生成される粒子に関する知識は、労働者の健康および安全を守る、環境影響を最小限に抑える、切削工具の設計を改善する、除去プロセス(例えば、ステップの順序、1パス当たりの切込み量など)を改善する、および集塵システムの設計を改善するために有用である。例示的なシステムを使用すると、粒子分析を通じて異なる処理条件下での材料破壊の理解を深めることができる。新しい材料系に関する考えられる安全上の懸念および新しい機械の効率を研究することができ、現行システムの理解を深めることができる。例示的なシステムは、新しい材料系に対する新たな基準または定量的に対処されるべき既存基準の変更を可能にする。さらに、システムは、粒子の意図的な生成(例えば、補強材、充填材など)のためのリアルタイム監視に使用されてもよい。さらに、上述したシステムの閉バージョンは、危険物質または潜在的に危険な物質を伴うプロセスを監視および/または制御するために有用となりうる。
本開示の1つまたは複数の態様は、本明細書に記載されている機能、方法、および/またはプロセスを実行するように構成されると、汎用計算装置を専用計算装置に変えることができることが理解されるべきである。
本明細書は、最良の形態を含む様々な実施態様を開示するために、また、当業者が、任意の装置またはシステムを製作または使用すること、および、任意の組み込まれている方法を実行することを含めて、それらの実施形態を実施できるようにするために、実施例を使用している。特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者には思いつく他の実施例を含むことができる。かかる他の実施例は、それらの実施例が特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、または、それらの実施例が特許請求の範囲の文言と実質的に異ならない同等の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることを意図している。
200 システム
202 粒子生成装置
204 粒子
206 筺体
207 体積
208 入口
210 出口
212 フィルタ
214 送風機
216 真空源
218 サンプリングタワー
220 ノズル
221 長さ
222 検出システム
224 ダクト
300 システム
302 工作機械
304 作業台
306 工作物
308 z軸コラム
310 切削工具
311 粒子生成箇所
312 第1の部分
314 第2の部分
316 出口ノズル
318,320 開口部
322,324 検出機器
326 カスケードインパクタ
328 サンプリングポンプ
330 ピトー管
332 圧力計
400 閉システム
402 筺体
404 空気取入れ口
406 体積
408 出力部
410 バランス弁
600 管
602 先端部

Claims (15)

  1. 粒子の収集および分析に使用するシステム(200)であって、
    粒子生成装置(202)に取り付けられるように構成された筺体(206)であって、入口(208)および出口(210)を含む筺体(206)と、
    前記筺体の前記入口に結合されるように構成され、かつ前記入口を通って前記筺体に向けられる空気を濾過するように構成されたフィルタ(212)と、
    前記筺体から真空源までのエアロゾルストリームを発生させるために前記筺体の前記出口と流れ連通して結合されるように構成された真空源(216)であって、前記エアロゾルストリームが前記粒子生成装置によって生成された粒子(204)を含む、真空源(216)と、
    前記真空源と前記筺体の出口との間に結合されるように構成されたサンプリングタワー(218)であって、前記サンプリングタワーの中に延伸し、前記筺体から前記真空源までの前記エアロゾルストリームをサンプリングするように構成された少なくとも1つのサンプリングノズル(220)を含む、サンプリングタワー(218)と
    を備えるシステム(200)。
  2. 前記筺体(206)に濾過済み空気を供給するために前記フィルタ(212)に結合されるように構成された送風機(214)をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記送風機(214)が、前記筺体から空気を抽出するように構成された前記真空源と略同じ速度で、前記筺体(206)に空気を供給するように構成される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記少なくとも1つのサンプリングノズル(220)が等速サンプリングノズルを備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記エアロゾルストリーム中に含まれる粒子の少なくとも1つの特性を検出するように構成された検出機器(322、324)をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記検出機器から、前記エアロゾルストリーム中に含まれる前記粒子の検出された特性に関するデータを受け取るために、前記検出機器(322、324)に通信可能に結合されるように構成された計算装置(100)をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記機器が、カスケードインパクタ、粒子計数器、質量濃度モニタ、および単段インパクタのうちの1つである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記サンプリングタワー(218)が、前記サンプリングタワー内の前記エアロゾルストリームの速度を検出するために、差圧計に結合されたピトー管(330)をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記真空源(216)が、前記筺体に濾過済み空気を供給するために、前記フィルタ(212)に結合されるように構成された送風機出口を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記粒子生成装置(202)が粒子発生箇所を含み、前記筺体が、前記粒子発生箇所に対して前記筺体の出口を略固定された位置に維持するように構成される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 前記粒子生成装置(202)が粒子発生箇所を含み、前記筺体(206)は、前記筺体が前記粒子生成装置に取り付けられた場合に、前記粒子発生箇所の周りに略密閉された体積を設けるように構成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 入口(208)および出口(210)を有する筺体(206)内に収容された粒子生成源からの粒子の収集および分析をする方法であって、
    濾過済み空気を前記入口から前記筺体の中に供給するステップと、
    真空源(216)を用いて、粒子を含むエアロゾルストリームを前記粒子生成源から前記出口(210)を通り取り出すステップと、
    前記エアロゾルストリームを前記筺体の前記出口(210)からサンプリングタワー(218)経由で前記真空源(216)へ方向付けるステップであって、前記サンプリングタワーが前記エアロゾルストリームをサンプリングするための少なくとも1つのノズル(220)を含む、ステップと、
    前記ノズルに結合された検出機器を用いて、前記エアロゾルストリーム中の粒子の少なくとも1つの特性を検出するステップと、
    前記エアロゾルストリーム中の前記粒子の検出された特性に関するデータを計算装置に出力するステップと
    を含む方法。
  13. 前記サンプリングタワー(218)を通るサンプルエアロゾルストリームの速度を決定するステップと、
    前記サンプルエアロゾルストリームの決定済み速度に少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも1つのノズルの中の速度が前記決定済み速度と略同じになるように前記少なくとも1つのノズル(220)のサイズを決定するステップと、
    前記決定済みサイズを有する前記少なくとも1つのノズル(220)を前記サンプリングタワー内に設置するステップと
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記粒子生成源が粒子生成装置(202)の一部であり、
    前記筺体が前記粒子生成源を略収容するように前記筺体(206)を前記粒子生成装置(202)に取り付けるステップであって、前記筺体が可撓性膜を備える、ステップ
    をさらに含む、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記サンプリングタワー(218)が略円形の断面を有し、前記方法が、前記サンプリングタワー内の複数の前記ノズルを前記サンプリングタワーの周囲に円周方向に互い違いに配置するステップをさらに含む、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
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