JP2016006610A - 電子機器及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルから二次元座標を取得するサンプリング間隔が歪みセンサにて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合でも歪み量の変化を正確に取得することができる電子機器を提供する。
【解決手段】検出しようとする歪みの変化よりも速い周期で歪み量を取得し、その最大値を記憶する歪み量取得部51を設ける。タッチ座標の取得を所定のサンプリング間隔で行った場合で、タッチ座標を取得したときの歪みの最大値が歪み量閾値を超えない場合、タッチ座標を有効化しない。また、タッチ座標を取得するサンプリング間隔内でもタッチ座標を取得したときの歪みの最大値が歪み量閾値を超える場合、タッチ座標を有効化する。また、一度タッチ座標を有効化すると、指示体がタッチパネル部2の操作面から垂直方向に所定の距離以上離れるまでは継続して有効化する。
【選択図】図8
【解決手段】検出しようとする歪みの変化よりも速い周期で歪み量を取得し、その最大値を記憶する歪み量取得部51を設ける。タッチ座標の取得を所定のサンプリング間隔で行った場合で、タッチ座標を取得したときの歪みの最大値が歪み量閾値を超えない場合、タッチ座標を有効化しない。また、タッチ座標を取得するサンプリング間隔内でもタッチ座標を取得したときの歪みの最大値が歪み量閾値を超える場合、タッチ座標を有効化する。また、一度タッチ座標を有効化すると、指示体がタッチパネル部2の操作面から垂直方向に所定の距離以上離れるまでは継続して有効化する。
【選択図】図8
Description
本発明は、タッチパネルを搭載した電子機器に関する。
スマートフォンやタブレットなど、タッチパネルを搭載した電子機器が普及しているが、このような電子機器には、静電容量方式のタッチパネルを備えるものがある。この静電容量方式のタッチパネルは、その表面に素手の指が直接接触して行われる「タッチ操作」だけでなく、タッチパネル表面に素手の指が接触することなくその表面から所定の高さにある指で行われる「ホバー操作」も受け付けることができる。これにより、ユーザは、素手だけでなく、手袋をはめた指でも操作を行うことができる。
図20は、静電容量方式のタッチパネルの基本構成を示す図である。同図において、板状の誘電体100の下面に離間して送信電極101と受信電極102が配置されており、送信電極101には駆動バッファ103から駆動パルスが印加される。駆動パルスが印加されたときに電界が発生し、この電界中に指を入れると、送信電極101と受信電極102の間の電気力線の数が減少する。この電気力線の変化が受信電極102における電荷の変化として現れる。受信電極102における電荷の変化から指のタッチパネルへの接近を検出する。実際のタッチパネルは、送信電極101及び受信電極102をそれぞれ複数有し、平面的に指示体を検出する。
図21は、タッチパネルに手を徐々に近づけたときの指の検出状態を示す図である。同図において、(a)は指が電界から離れているときの状態、(b)は指が電界内に入ったときの指ホバー検出状態、(c)は指が電界内に完全に入ってタッチパネルに触れている指タッチ検出状態である。
「タッチ操作」を受け付けるタイプのタッチパネルとして、例えば特許文献1や特許文献2で開示されているものがある。
ところで、静電容量方式のタッチパネルにおいては、パネル表面に水などが付着したときに得られる二次元座標を有効としてしまう場合がある。この課題は、タッチパネルに対する押圧の大きさを検出し、水などの付着による押圧を検知しないようにすることで、回避可能である。例えば、歪みセンサを用いて水などが付着したときの歪みを検出し、検出した歪み量が所定の閾値以下のときの二次元座標を有効としないようにする。
しかしながら、歪みセンサを用いて水などの付着による二次元座標の有効化を抑制しようとする場合で、タッチパネルから二次元座標を取得する間隔(サンプリング間隔)が歪みセンサにて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合、歪み量の変化を正確に取得できない可能性がある。図22は、二次元座標のサンプリング間隔Taが歪み量の変化時間に比べて長い場合の一例を示す図である。同図に示すように、タッチ操作により得られる歪み量Dvの最大値Dvmaxが二次元座標のサンプリング間隔Ta内にあり、二次元座標の取得タイミングt1,t2,t3での各歪み量Dv1,Dv2,Dv3のいずれもが歪み量閾値THを下回っている。したがって、このときのタッチ操作による二次元座標は有効とならない。この例のように、歪み量の変化を正確に取得できなければ、タッチ操作があっても、このタッチ操作により得られる二次元座標は有効とならない。本来ならば、歪み量Dvが歪み量閾値THを超えた後のタッチ操作による二次元座標が有効となる必要がある。なお、水などの付着であれば、それにより得られる二次元座標が有効とならなくても良いが、指などの指示体によるタッチ操作であれば、それにより得られる二次元座標は有効となる必要がある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、タッチパネルから二次元座標を取得するサンプリング間隔が歪みセンサにて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合でも歪み量の変化を正確に取得することができ、指などの指示体による操作により得られる二次元座標を確実に有効化できる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、前記タッチパネル部は、前記指示体が所定の距離以上離れたことを検知可能である、電子機器であって、前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化する。
上記構成によれば、押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合に、タッチパネル部が判定する二次元座標を有効とするので、タッチパネル部から二次元座標を取得するサンプリング間隔が押圧検出部(歪みセンサに相当)にて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合でも、歪み量の変化を正確に取得することができ、指などの指示体による操作により得られる二次元座標を確実に有効化できる。
また、一度二次元座標が有効になると、指などの指示体がタッチパネル部から所定の距離以上離れるまで継続して有効とするので、例えばフリック操作を行った場合に無効と判定することを抑制できる。
上記構成において、前記押圧検出部が検出する歪みが、少なくとも所定の値より大きい場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化する。
上記構成によれば、押圧検出部が検出する歪みが、少なくとも所定の値より大きい場合に、タッチパネル部が判定する二次元座標を有効とし、その有効を、指示体が所定の距離以上離れるまで継続するので、指などの指示体による操作により得られる二次元座標を確実に有効化できるとともに、例えばフリック操作を行った場合に無効と判定することを抑制できる。
上記構成において、前記所定の距離は、0(ゼロ)である。
上記構成によれば、タッチパネル部に直接指示体が触れて操作される場合もタッチパネル部が判定する二次元座標を有効とし、その状態を指示体がタッチパネル部から離れるまで継続するので、指などの指示体によるタッチ操作により得られる二次元座標を確実に有効化できるとともに、例えばフリック操作を行った場合に無効と判定することを抑制できる。
上記構成において、前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れた後は、前記二次元座標を無効化する。
上記構成によれば、指示体がタッチパネル部から所定の距離以上離れた後、二次元座標を無効化するので、例えばフリック操作を行った場合に無効と判定することを抑制でき、操作性の向上が図れる。
上記構成において、前記押圧検出部は、圧電素子を用いて前記透明部材の歪みを検出する。
上記構成によれば、透明部材の歪みを高精度に検出することができる。
上記構成において、前記押圧検出部は、圧電フィルムを用いて前記透明部材の歪みを検出する。
上記構成によれば、透明部材の歪みを高精度に検出することができる。
上記構成において、前記圧電フィルムは、前記表示部の、前記タッチパネル部と反対の面に配置された。
上記構成によれば、透明部材の歪みを高精度に検出することができる。
本発明の制御方法は、筐体と、前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、前記タッチパネル部は、前記指示体が所定の距離以上離れたことを検知可能である、電子機器に利用可能な制御方法であって、前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化する。
上記方法によれば、押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合に、タッチパネル部が判定する二次元座標を有効とするので、タッチパネル部から二次元座標を取得するサンプリング間隔が押圧検出部(歪みセンサに相当)にて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合でも歪み量の変化を正確に取得することができ、指などの指示体による操作により得られる二次元座標を確実に有効化できる。
また、一度二次元座標が有効になると、指などの指示体がタッチパネル部から所定の距離以上離れるまで継続して有効とするので、例えばフリック操作を行った場合に無効と判定することを抑制できる。
本発明によれば、歪みセンサを用いて水などの付着による二次元座標の有効化を抑制しようとする場合で、タッチパネルから二次元座標を取得するサンプリング間隔が歪みセンサにて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合でも歪み量の変化を正確に取得することができ、指などの指示体による操作により得られる二次元座標を確実に有効化できる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、図1の電子機器の外観を示す斜視図である。また、図3は、図1の電子機器の押圧検出部、表示部、タッチパネル部及び透明部材を示す断面図である。なお、本実施の形態に係る電子機器1は、例えばスマートフォンと呼ばれる携帯無線機に適用したものであり、図1のブロック図では、無線機として機能する部分を省略している。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、図1の電子機器の外観を示す斜視図である。また、図3は、図1の電子機器の押圧検出部、表示部、タッチパネル部及び透明部材を示す断面図である。なお、本実施の形態に係る電子機器1は、例えばスマートフォンと呼ばれる携帯無線機に適用したものであり、図1のブロック図では、無線機として機能する部分を省略している。
図1において、本実施の形態に係る電子機器1は、タッチパネル部2、押圧検出部3、操作面内閾値判定部4、応用処理部5及び制御部6を有する。また、図2に示すように、本実施の形態に係る電子機器1は、長方形状の筐体10を有しており、この筐体10の前面側にタッチパネル部2及び表示部11が配置される。この場合、図3に示すように、タッチパネル部2、押圧検出部3、表示部11及び透明部材12は、表示部11の上面側にタッチパネル部2、透明部材12の順でこれらが積層配置され、表示部11の下面側に押圧検出部3が配置される。タッチパネル部2及び表示部11は、筐体10の前面の面積より僅かに小さい面積を有する面状で、かつ平面視において長方形状に形成されている。この場合、タッチパネル部2の面積は表示部11の面積より僅かに小さくなっている。なお、当然ながら、タッチパネル部2が表示部11の表示面側に重ねて配置されることから、表示部11の表示面と略平行となる。
図1において、タッチパネル部2は、その操作面に指示体(ユーザの指やペン等)が触れることなく所定の範囲の高さでの操作(これを“ホバー操作”と呼ぶ)も可能とした静電容量方式を採用したものである。タッチパネル部2は、表示部11の表示面側に重ねて配置され、表示部11の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する前記指示体によって指示された二次元座標(以後、“タッチ座標”と呼ぶ)を判定し、判定したタッチ座標を出力する。タッチパネル部2は、図20に示すように、送信電極101と受信電極102を備え、これらが板状の誘電体100の下面に離間して配置される。送信電極101には送信信号に基づく駆動パルスが印加される。送信電極101に駆動パルスが印加されることで送信電極101から電界が発生し、この電界中に指示体が入った場合、送信電極101と受信電極102の間の電気力線の数が減少し、その数の変化が受信電極102における電荷の変化として現れる。
タッチパネル部2は、送信電極101及び受信電極102をそれぞれ複数有し、平面的に指示体を検出する。タッチパネル部2は、指示体を検出することで、タッチパネル部2の操作面に沿った指示体の中心の座標(タッチ座標)を制御部6へ出力する。タッチパネル部2は、タッチ座標の出力において、タッチパネル部2の操作面から指示体までの垂直距離をタッチ座標に含める。すなわち、タッチパネル部2は、タッチ位置における二次元座標と、垂直距離を制御部6へ出力する。
図2及び図3において、表示部11は、長方形状を成し、電子機器1を操作するための表示や画像等の表示に使用される。表示部11には、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)又は電子ペーパー等の表示デバイスが用いられる。図3において、透明部材12は、タッチパネル部2の上面側に重ねて配置され、表示部11の表示を透過する。なお、透明部材12は、タッチパネル部2と一体であっても、別体であっても構わない。
図1及び図3において、押圧検出部3は、表示部11の下面側に重ねて配置され、透明部材12の歪みを検出する。押圧検出部3は、透明部材12より小さい面積の歪みセンサ(図示略)を有しており、該歪みセンサで検出した歪みを歪み量として出力する。押圧検出部3の歪みセンサには、例えば圧電素子や圧電フィルムが用いられる。ここで、圧電フィルムを用いた押圧検出部3の構成と圧電フィルムによる押圧力の検出原理について説明する。図4は、圧電フィルムを用いた押圧検出部3の概略構成を示す図である。同図において、押圧検出部3は、ベース板31と圧電フィルム32を有し、これらを積層した構造を成す。圧電フィルム32の両面には押圧力検知用電極パターン33、34が形成されている。ベース板31の微小な撓みにより圧電フィルム32に電荷が発生し、対向する押圧力検知用電極パターン33,34間に電圧が発生する。この電圧に基づき押圧力を検出することができる。なお、ベース板31の僅かな撓みでも圧電フィルム32に電荷が発生するので、僅かな押圧力でも検出することができる。なお、図4の押圧検出部3において、圧電フィルム32の両面には、押圧力検知用電極パターン33、34以外に所定のパターン35が配置されている。当該所定のパターン35は、押圧力検知用電極パターン33、34と同様に利用しても良いし、任意の信号を通すようにしても良い。
図1において、操作面内閾値判定部4は、タッチパネル部2から出力されるタッチ座標に応じた閾値を判定し、判定した閾値を歪み量の閾値(以下、“歪み量閾値(所定の閾値)”THと呼ぶ)として出力する。歪み量閾値THは、タッチパネル部2の操作面を所定の区画に分割して区画ごとに設定される。区画の形状としては、例えば四角形、三角形などが挙げられる。
図5は、歪み量閾値THの具体例を示す図である。この場合、図5の(a)に示すように、押圧検出部3は、タッチパネル部2の操作面40の中央よりやや下方に配置されている。歪み量閾値THは、タッチパネル部2の操作面40を横5×縦8の40区画に分割した区画ごとに設定される。この場合、図5の(b)に示すように、押圧検出部3の付近など、検出できる歪み量が物理的に大きい部分41には大きな値が設定され、操作面40の端など、検出できる歪み量が物理的に小さい部分42には小さな値が設定される。例えば、押圧検出部3が配置された部分41では、“50”、“70”、“50”、“40”、“50”、“40”の各歪み量閾値THが設定され、押圧検出部3が配置された部分から最も遠い部分42では、“1”、“2”、“3”、“2”、“1”の各歪み量閾値THが設定される。このように、歪み量閾値THは、タッチパネル部2の操作面40を複数に分割し、分割された所定の区画ごとに設定される。
図1において、操作面内閾値判定部4で判定された歪み量閾値THは、制御部6へ出力される。制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びインタフェース回路で構成され、ROMにはCPUを制御するためのプログラムが記憶されており、RAMはCPUの動作において使用される。制御部6は、一定時間ごとにタッチパネル部2で判定されたタッチ座標を取得し、操作面内閾値判定部4へ出力する。また、制御部6は、押圧検出部3で検出された歪み量Dvを入力するとともに、操作面内閾値判定部4で判定された歪み量閾値THを入力して、これらの値を比較する。そして、押圧検出部3で検出された歪み量Dvが操作面内閾値判定部4で判定された歪み量閾値THより大きい場合、タッチパネル部2で判定されたタッチ座標を有効化し、有効化したタッチ座標を有効タッチ座標として応用処理部5へ出力する。応用処理部5は、有効タッチ座標に基づく各種処理を行う。なお、説明するまでもないが、制御部6で比較される歪み量Dvと歪み量閾値THは、同一タッチ座標(特に、二次元座標)より得られるものである。
図6は、タッチパネル部2の操作面40上の位置関係を示すとともに、該位置関係において操作面40のA−A線上を同程度の強さでタッチしたときに検出できる歪み量Dvを示す図である。同図の(a)に示すように、操作面40上のタッチ位置Paは、操作面40の上端(図面に向かって上側の端を上端とする)のA−A線上の位置、タッチ位置Pbは、操作面40の押圧検出部3のA−A線上の位置、タッチ位置Pcは、操作面40の下端(図面に向かって下側の端を下端とする)のA−A線上の位置である。
タッチ位置Paは、押圧検出部3から最も遠い位置であり、検出される歪み量Dvは、図6の(b)に示すように小さな値となる。タッチ位置Pbは、押圧検出部3が配置された位置であり、検出される歪み量Dvは、図6の(b)に示すように大きな値となる。タッチ位置Pcは、押圧検出部3からタッチ位置Paまでの距離の約半分の距離を隔てた位置であり、タッチ位置Paにおける歪み量Dvよりも大きく、タッチ位置Pbにおける歪み量Dvよりも小さな値となる。
タッチパネル部2の操作面40への操作の有効性を判定するために歪み量閾値THが設定される。歪み量閾値THは、上述したように複数に分割された操作面40の区画ごとに設定される。区画ごとに設定される歪み量閾値は、区画ごとにタッチしたときに押圧検出部3で検出される歪み量よりも小さな値となる。これにより、操作面40のどの位置をタッチしてもその操作によるタッチ座標が有効となる。但し、歪み量閾値THの最小値は、操作面40に水などが付着しても検出しない値、又は電気的なノイズの値よりも大きな値となっている。すなわち、操作面40に水などが付着したときに得られる歪み量よりは大きな値となっている。このように歪み量閾値THの値を決めることで、操作面40に水などが付着した場合でも当該水によるタッチ座標が有効となることがない。
図7は、実施の形態1に係る電子機器1の制御部6の動作を説明するためのフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル部2から出力されるタッチ座標を取得し(ステップS1)、それを操作面内閾値判定部4へ出力する。すなわち、ユーザがタッチパネル部2の操作面40をタッチすることでタッチパネル部2がタッチ位置に対応するタッチ座標を判定し、判定したタッチ座標を操作面内閾値判定部4へ出力する。
制御部6は、タッチ座標を操作面内閾値判定部4へ出力した後、取得したタッチ座標に基づき、有効操作のリリースを検知できたかどうか判定する(ステップS2)。本実施の形態に係る電子機器1では、タッチパネル部2の操作面40が指でタッチされてからリリースされる(操作面40から離れる)までの間は、その操作が有効であるとするので、操作面40から指がリリースされれば、有効操作がリリースされたと判定する。すなわち、制御部6は、タッチ座標をトレースし、ある座標が変化しても同じ指での操作として認識する。また、制御部6は、一度有効と判定したタッチ座標を、タッチパネル部2の操作面40から指がリリースされたと判定するまで有効と判定する。
制御部6は、有効操作のリリースを検知したと判定した場合(ステップS2で「Yes」と判定した場合)、タッチ座標の有効状態をクリアする(ステップS3)。すなわち、タッチ座標を無効にする。タッチ座標の有効状態をクリアした後、タッチ座標をリリースし(ステップS4)、本処理を終える。
一方、上記ステップS2の判定において、有効操作のリリースを検知できないと判定した場合(ステップS2で「No」と判定した場合)、すなわち、指が操作面40から離れていないと判定した場合、タッチ座標が既に有効になっているかどうか判定する(ステップS5)。すなわち、タッチパネル部2の操作面40に指がタッチされた状態が継続しているかどうかを判定する。この判定において、タッチ座標が既に有効になっていると判定した場合(ステップS5で「Yes」と判定した場合)、すなわち、操作面40に指がタッチされた状態が継続していると判定した場合、タッチ座標を有効とし(ステップS6)、本処理を終える。
これに対して、タッチ座標が有効になっていないと判定した場合(ステップS5で「No」と判定した場合)、すなわち、タッチ座標を取得はしたが、未だ歪み量が所定の閾値より小さい場合、制御部6は、押圧検出部3で検出された歪み量Dvを取得する(ステップS7)。次いで、制御部6は、操作面内閾値判定部4からタッチ座標(特に、二次元座標)に応じた歪み量閾値THを取得する(ステップS8)。タッチ座標における歪み量Dvを取得し、さらにタッチ座標に応じた歪み量閾値THを取得した後、これらの値を比較する(ステップS9)。歪み量Dvが歪み量閾値THより大きいと判定した場合(ステップS9で「Yes」と判定した場合)、タッチ座標を有効とし(ステップS6)、本処理を終える。これに対して、歪み量Dvが歪み量閾値TH以下であると判定した場合(ステップS9で「No」と判定した場合)、タッチ座標を無効とし(ステップS10)、本処理を終える。以上の処理(ステップS1〜ステップS10)は、タッチ座標を取得する毎に実施される。
このように実施の形態1に係る電子機器1によれば、タッチパネル部2の操作面40を複数の所定の区画に分割し、分割した所定の区画ごとに、押圧検出部3からの距離に応じた歪み量閾値THを設定するようにしたので、タッチパネル部2の操作面40のどの位置をタッチしてもタッチ座標が有効となる。また、歪み量閾値THの最小値を、操作面40に水などが付着したときの歪み量Dvよりも大きな値、又は電気的なノイズの値よりも大きな値としたので、操作面40に水などが付着した場合に当該水によるタッチ座標が有効となることがない。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。なお、同図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。実施の形態2に係る電子機器50は、歪み量の変化時間がタッチ座標の取得間隔(サンプリング間隔)に比べて短いことがあっても、歪み量の変化を正確に取得できるものであり、これを可能とするための手段として歪み量取得部51を有している。
図8は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。なお、同図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。実施の形態2に係る電子機器50は、歪み量の変化時間がタッチ座標の取得間隔(サンプリング間隔)に比べて短いことがあっても、歪み量の変化を正確に取得できるものであり、これを可能とするための手段として歪み量取得部51を有している。
図9は、実施の形態2に係る電子機器50における判定用の歪み量取得処理を説明するための図である。同図に示すように、歪み量取得部51は、歪み量Dvの変化よりも速い周期(以下で説明する“歪み量取得間隔Tb”)で歪み量Dvを取得し、その最大値を記憶するとともに、歪み量Dvの最大値を有効判定用歪み量Dveとして制御部6へ出力する。歪み量取得部51は、歪み量取得間隔Tbで歪み量Dvを取得するごとに、直前で取得した歪み量Dvと比較することで、歪み量Dvの最大値を得る。歪み量取得部51は、制御部6にてリセットされるまで継続して有効判定用歪み量Dveを出力し続ける。
制御部6は、タッチパネル部2から出力されるタッチ座標を一定間隔(サンプリング間隔)Taで取得する。制御部6は、歪み量取得部51で取得された有効判定用歪み量Dveをタッチ座標に応じた歪み量閾値THと比較し、歪み量Dveが歪み量閾値THよりも大きければ、現時点でのタッチ座標を有効とする。そして、有効としたタッチ座標を有効タッチ座標として応用処理部5へ出力する。
また、制御部6は、タッチパネル部2の出力から、指示体である指がタッチパネル部2の操作面40から垂直方向に所定の距離以上離れるまでタッチ座標(特に、二次元座標)を継続して有効化する。指示体である指がタッチパネル部2の操作面40から垂直方向に所定の距離以上離れると、有効タッチ座標に対する操作がリリースされたとして、有効タッチ座標の出力を停止するとともに、歪み量取得部51にリセットをかけて、歪み量取得部51に記憶されている歪み量Dvの最大値である有効判定用歪み量Dveを消去する。
指等の指示体をタッチパネル部2に接触させてタッチ座標を有効化して電子機器50を操作する場合、接触当初は大きな歪みが検出されるが、その後、接触を継続して操作を継続する場合、歪みは次第に小さくなる傾向がある。特に、フリック操作等でこの傾向は顕著である。本実施の形態では、歪みに基づきタッチ座標を有効化し、その後、指示体がタッチパネル部2から離れるまで有効にするので、歪みが極端に小さい水による誤検知を抑制しつつ、フリック等の実際の操作を誤って無効と判定することを抑制できる。
図10は、実施の形態2に係る電子機器50の制御部6の動作を説明するためのフローチャートである。なお、同図において、前述した図7における処理と共通する処理には同一の番号を付けて、詳細な説明は省略する。
図10において、制御部6は、タッチパネル部2から出力されるタッチ座標を取得し(ステップS1)、それを操作面内閾値判定部4へ出力する。制御部6は、タッチ座標を操作面内閾値判定部4へ出力した後、取得したタッチ座標に基づき、有効操作のリリースを検知できたかどうか判定する(ステップS2)。有効操作のリリースを検知できたと判定した場合(ステップS2で「Yes」と判定した場合)、歪み量取得部51に対して最大歪み量すなわち有効判定用歪み量Dveのリセット要求を出力する(ステップS11)。すなわち、歪み量取得部51が記憶している有効判定用歪み量Dveを消去するよう要求する。歪み量取得部51に有効判定用歪み量Dveのリセット要求を出力した後、タッチ座標の有効状態をクリアする(ステップS3)。その後、タッチ座標をリリースし(ステップS4)、本処理を終える。
一方、上記ステップS2の判定において、有効操作のリリースを検知できないと判定した場合(ステップS2で「No」と判定した場合)、タッチ座標が既に有効になっているかどうか判定する(ステップS5)。すなわち、操作面40に指がタッチされた状態が継続しているかどうか判定する。この判定において、タッチ座標が既に有効になっていると判定した場合(ステップS5で「Yes」と判定した場合)、すなわち、操作面40に指がタッチされた状態が継続していると判定した場合、タッチ座標を有効とし(ステップS6)、本処理を終える。
これに対して、タッチ座標が有効になっていないと判定した場合(ステップS5で「No」と判定した場合)、歪み量取得部51から有効判定用歪み量Dveを取得する(ステップS12)。次いで、制御部6は、操作面内閾値判定部4から、タッチ座標に応じた歪み量閾値THを取得する(ステップS8)。有効判定用歪み量Dveを取得し、さらにタッチ座標に応じた歪み量閾値THを取得した後、これらの値を比較する(ステップS9)。この比較において有効判定用歪み量Dveが歪み量閾値THより大きいと判定した場合(ステップS9で「Yes」と判定した場合)は、タッチ座標を有効とし(ステップS6)、本処理を終える。これに対して、有効判定用歪み量Dveが歪み量閾値TH以下であると判定した場合(ステップS9で「No」と判定した場合)は、タッチ座標を無効とし(ステップS10)、本処理を終える。以上の処理(ステップS1〜ステップS6、ステップS8〜ステップS12)は、タッチ座標を取得毎に実施される。
図11は、本実施の形態に係る電子機器50の歪み量取得部51の動作を説明するためのフローチャートである。同図において、歪み量取得部51は、押圧検出部3から出力される歪み量を取得する(ステップS20)。次いで、最大歪み量(有効判定用歪み量Dve)が有効かどうか判定する(ステップS21)。最大歪み量が有効であると判定した場合(ステップS21で「Yes」と判定した場合)、現在取得した歪み量が最大歪み量より大きいかどうか判定する(ステップS22)。この判定において、現在取得した歪み量が最大歪み量より大きいと判定した場合(ステップS22で「Yes」と判定した場合)、最大歪み量を更新する(ステップS23)。すなわち、現在取得した歪み量を最大歪み量に更新する。
一方、ステップS21の判定で、最大歪み量が有効でないと判定した場合(ステップS21で「No」と判定した場合)、最大歪み量を更新する(ステップS23)。最大歪み量を更新した後、制御部6からリセット要求があるかどうか判定する(ステップS24)。リセット要求があると判定した場合(ステップS24で「Yes」と判定した場合)、現在記憶している最大歪み量をクリアし(ステップS25)、本処理を終える。また、ステップS24の判定でリセット要求がないと判定した場合(ステップS24で「No」と判定した場合)は、何も処理をせず本処理を終える。以上の処理(ステップS20〜ステップS25)は、所定の時間間隔で実施される。
このように実施の形態2に係る電子機器50によれば、検出しようとする歪みの変化よりも速い周期で歪み量を取得し、その最大値を記憶する歪み量取得部51を有するので、短い変化の歪み量でもタッチ操作を有効化でき、実際の操作を誤って無効と判定することを抑制することができる。すなわち、タッチ座標の取得を所定のサンプリング間隔で行った場合で、タッチ座標を取得したときの歪み量が歪み量閾値を超えない場合(すなわち、所定の条件を満たしていない場合)は、そのときのタッチ座標を有効化しない。これにより、水などの付着によるタッチ座標の有効化を抑止できる。また、タッチ座標を取得するサンプリング間隔内でも、タッチ座標を取得したときの歪み量が歪み量閾値を超える場合(すなわち、所定の条件を満たす場合)は、そのときのタッチ座標を有効化する。これにより、指などの指示体によるタッチ操作により得られる二次元座標を有効化できる。また、一度タッチ座標を有効化すると、指などの指示体がタッチパネル部2の操作面40から垂直方向に所定の距離以上離れるまでは継続して有効化する。これにより、フリック操作等の大きな歪み量を保てない操作を行った場合に無効化と判定することを抑制できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る電子機器60は、タッチパネル部2がマルチタッチを検出しても、操作ではない方のタッチ座標を誤って有効と判断するのを抑制できる手段を有するものである。タッチパネル部2が複数のタッチ座標を同時に検出する場合とは、例えば、1つは指の操作によるタッチ座標、残りは水によるタッチ座標が挙げられる。ここで、図12の(a)に示すように、水90が操作面40の端付近にあり、指91で操作面40の中央付近を操作している場合、水90と指91が操作面40に触れるので、タッチパネル部2からは水90と指91それぞれに対応するタッチ座標が出力される。
本発明の実施の形態3に係る電子機器60は、タッチパネル部2がマルチタッチを検出しても、操作ではない方のタッチ座標を誤って有効と判断するのを抑制できる手段を有するものである。タッチパネル部2が複数のタッチ座標を同時に検出する場合とは、例えば、1つは指の操作によるタッチ座標、残りは水によるタッチ座標が挙げられる。ここで、図12の(a)に示すように、水90が操作面40の端付近にあり、指91で操作面40の中央付近を操作している場合、水90と指91が操作面40に触れるので、タッチパネル部2からは水90と指91それぞれに対応するタッチ座標が出力される。
指91は操作面40の中央部分にあり、水90は操作面40の端にあるので、歪み量閾値は水に対応する方が小さい値となる。すなわち、図12の(b)に示すように、水90に対する歪み量閾値TH1は小さな値で、指91に対する歪み量閾値TH2は大きな値となる。水90がある方で歪み量が歪み量閾値TH1を超えてしまうため、水90による誤検知が先に有効になってしまう。すなわち、タッチ座標取得時刻t2で水90によるタッチ座標を有効としてしまう。タッチ座標取得時刻t3で得られる指91によるタッチ座標を先に有効にしたい。
この課題を解決するための対策として以下に挙げる方法が考えられる。
・歪み量が増加中は操作途中として有効化判定は行わない。
・歪み量の変化が安定したと判定した後のタッチ座標について有効化判定を行う。
・歪み量が増加中は操作途中として有効化判定は行わない。
・歪み量の変化が安定したと判定した後のタッチ座標について有効化判定を行う。
− タッチ操作に伴う歪み量の変化は、増加→停滞→減少で検出されるため、増加中は操作途中として有効化判定を行わない。
− 安定したと判定する方法案
・歪み量の増加が所定の閾値(歪み量の増加を判断する閾値)以下になった場合
・歪み量の増加が所定の閾値(歪み量の増加を判断する閾値)以下になる場合が所定回数連続した場合
・歪み量に変化が無くなかったことを検知した場合又は歪み量の減少を初めて検知した場合
・歪み量に変化が無くなってから所定回数連続して増加しない場合又は歪み量の減少を検知してから所定回数連続して増加しない場合
・歪み量が所定の閾値(電気ノイズ等を無視するための閾値)を超えた後に、歪み量が所定時間、所定の範囲に収まっている場合
− 安定したと判定する方法案
・歪み量の増加が所定の閾値(歪み量の増加を判断する閾値)以下になった場合
・歪み量の増加が所定の閾値(歪み量の増加を判断する閾値)以下になる場合が所定回数連続した場合
・歪み量に変化が無くなかったことを検知した場合又は歪み量の減少を初めて検知した場合
・歪み量に変化が無くなってから所定回数連続して増加しない場合又は歪み量の減少を検知してから所定回数連続して増加しない場合
・歪み量が所定の閾値(電気ノイズ等を無視するための閾値)を超えた後に、歪み量が所定時間、所定の範囲に収まっている場合
・判定のタイミングで複数の座標が同時に閾値を超えている場合の選択方法
− 後にタッチを検出した方を選択
− 閾値が大きい方を選択
・大きな歪みは端よりも中央の方が検出しやすいため
・各タッチ座標に対する閾値が同じであった場合は以下に示す案が挙げられる。
−全て有効
−後にタッチされた方を有効
−中央に近い方を有効
− 後にタッチを検出した方を選択
− 閾値が大きい方を選択
・大きな歪みは端よりも中央の方が検出しやすいため
・各タッチ座標に対する閾値が同じであった場合は以下に示す案が挙げられる。
−全て有効
−後にタッチされた方を有効
−中央に近い方を有効
上記した「後にタッチを検出した方を選択」する場合について図面を用いて説明する。
図13は、実施の形態3に係る電子機器60が「後にタッチを検出した方を選択する」機能を有した場合の当該機能を説明するための図である。なお、この機能の説明において図12の図面も使用する。図13に示す例は、タッチパネル部2の操作面40を指91で操作する前に、操作面40に水90が付着した場合で、水90の後に入ってきた指91を選択する例である。なお、水90そのものを認識するようにはしていないので、操作面40に触れたのが水90かどうかは分からないが、この例では、水90が触れたものとする。
図13は、実施の形態3に係る電子機器60が「後にタッチを検出した方を選択する」機能を有した場合の当該機能を説明するための図である。なお、この機能の説明において図12の図面も使用する。図13に示す例は、タッチパネル部2の操作面40を指91で操作する前に、操作面40に水90が付着した場合で、水90の後に入ってきた指91を選択する例である。なお、水90そのものを認識するようにはしていないので、操作面40に触れたのが水90かどうかは分からないが、この例では、水90が触れたものとする。
タッチパネル部2の操作面40に水90が付着することで、水90が付着した位置に対応するタッチ座標がタッチパネル部2から出力される。タッチパネル部2から出力されるタッチ座標は、タッチ座標取得タイミングで制御部6に取り込まれる。また、水90が付着したときに押圧検出部3で検出される歪み量は歪み量閾値THより小さな値であるので、歪み量閾値THを超えることはない。前述したように歪み量閾値THは、水90の付着でタッチ座標が有効とならないように、水90が付着したときに検出される歪み量より大きな値が設定される。
タッチパネル部2の操作面40に水90が付着した後、操作面40が指91でタッチされると、指91が触れた位置に対応するタッチ座標がタッチパネル部2から出力される。押圧検出部3から出力される歪み量Dvは徐々に増加して行くが、最大値になると、その変化が安定する。歪み量Dvの変化が安定したときから、タッチ座標について有効かどうかを判定する。歪み量Dvの変化が安定した後、タッチ座標取得タイミングt7で、歪み量閾値(指がタッチされた座標位置に対応する歪み量閾値)THと比較される。このとき、歪み量Dvが歪み量閾値THを超えていれば、指91が触れたタッチ座標が有効となる。このように、歪み量Dvの変化が安定していて、かつ歪み量閾値THを超えていれば、そのときのタッチ座標を有効とする。
図14は、実施の形態3に係る電子機器60が「閾値が大きい方を選択する」機能を有した場合の当該機能を説明するための図である。同図において、歪み量Dvが徐々に増加して行き、最大値になると、その変化が安定する。歪み量Dvの変化が安定したときから、タッチ座標について有効かどうか判定される。歪み量Dvの変化が安定した後、タッチ座標取得タイミングt4で、歪み量閾値TH1,TH2のうち、閾値の大きい方のタッチ座標が選択される。この場合、指91の方の歪み量閾値TH2が水90の方の歪み量閾値TH1より値が大きいので、指91が触れたタッチ座標が有効となる。このように、歪み量Dvの変化が安定した後に、歪み量閾値の大きい方のタッチ座標を選択し、そのタッチ座標を有効とする。
図15は、実施の形態3に係る電子機器60の概略構成を示すブロック図である。なお、同図において前述した図1と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。実施の形態3に係る電子機器60は、前述したように、タッチパネル部2の操作面40において歪み量閾値が異なる部分でタッチパネル部2がマルチタッチを検出しても、操作ではないタッチ座標を誤って有効と判断するのを抑制できるものであり、これを可能とするための手段として歪み量安定化判定部61を有している。
歪み量安定化判定部61は、押圧検出部3から出力される歪み量の変化が安定化した後に、歪み量を有効判定用歪み量として制御部62へ出力する。操作面内閾値判定部4は、複数のタッチ座標それぞれに応じた歪み量閾値を制御部62へ出力する。例えば、水90のタッチ座標に応じた歪み量閾値と指91のタッチ座標に応じた歪み量閾値を制御部62へ出力する。制御部62は、「後にタッチを検出した方を選択」する機能を有する場合、指91のタッチ座標に応じた歪み量閾値を選択し、この歪み量閾値と歪み量安定化判定部61で取得された有効判定用歪み量を比較し、有効判定用歪み量が歪み量閾値より大きければ、指91によるタッチ座標を有効とし、当該タッチ座標を有効タッチ座標として応用処理部5へ出力する。
一方、制御部62が「閾値が大きい方を選択」する機能を有する場合、指91のタッチ座標に応じた歪み量閾値を選択し、この歪み量閾値と歪み量安定化判定部61で取得された有効判定用歪み量を比較し、有効判定用歪み量が歪み量閾値より大きければ、指91によるタッチ座標を有効とし、当該タッチ座標を有効タッチ座標として応用処理部5へ出力する。以後、操作が行われなくなるまで(すなわち、タッチパネル部2の操作面40から指がリリースされるまで)、タッチ座標の有効化が継続する。そして、操作が行われなくなると(すなわち、タッチパネル部2の操作面40から指がリリースされると)、制御部62は、歪み量安定化判定部61に対してリセットをかけるとともに、有効タッチ座標の出力を停止する。
図16は、実施の形態3に係る電子機器60の制御部62の動作を説明するためのフローチャートである。なお、同図において、前述した図7における処理と共通する処理には同一の番号を付けて、詳細な説明は省略する。
図16において、制御部62は、タッチパネル部2から出力されるタッチ座標を取得し(ステップS1)、それを操作面内閾値判定部4へ出力する。タッチ座標を操作面内閾値判定部4へ出力した後、取得したタッチ座標に基づき、有効操作のリリースを検知できたかどうか判定する(ステップS2)。有効操作のリリースを検知できたと判定した場合(ステップS2で「Yes」と判定した場合)、歪み量安定化判定部61に対して安定化判定リセット要求を出力する(ステップS13)。歪み量安定化判定部61にリセット要求を出力した後、タッチ座標の有効状態をクリアする(ステップS3)。その後、タッチ座標をリリースし(ステップS4)、本処理を終える。
一方、上記ステップS2の判定において、有効操作のリリースを検知できないと判定した場合(ステップS2で「No」と判定した場合)、タッチ座標が既に有効になっているかどうか判定する(ステップS5)。この判定において、タッチ座標が既に有効になっていると判定した場合(ステップS5で「Yes」と判定した場合)、タッチ座標を有効とし(ステップS6)、本処理を終える。ステップS6では、複数のタッチ座標が同時に閾値を超えていれば、選択を実施する。例えば、後にタッチを検出した方を選択または歪み量閾値の大きい方を選択する。
これに対して、タッチ座標が有効になっていないと判定した場合(ステップS5で「No」と判定した場合)、歪み量安定化判定部61から出力される有効判定用歪み補正量を取得する(ステップS14)。そして、有効判定用歪み量が有りかどうか判定し(ステップS15)、有効判定用歪み量が有りと判定した場合(ステップS15で「Yes」と判定した場合)、すなわち、歪み量の変化が安定していると判定した場合、制御部6は、操作面内閾値判定部4から、タッチ座標に応じた歪み量閾値を取得する(ステップS8)。
有効判定用歪み量を取得し、さらにタッチ座標に応じた歪み量閾値を取得した後、これらの値を比較する(ステップS9)。有効判定用歪み量が歪み量閾値より大きいと判定した場合(ステップS9で「Yes」と判定した場合)は、タッチ座標を有効とし(ステップS6)、本処理を終える。これに対して、有効判定用歪み量が歪み量閾値以下であると判定した場合(ステップS9で「No」と判定した場合)は、タッチ座標を無効とし(ステップS10)、本処理を終える。
上記ステップS15の判定において有効判定用歪み量が無いと判定した場合(ステップS15で「No」と判定した場合)、すなわち、歪み量が増加中とか、歪み量の変化が安定していないと判定した場合、タッチ座標を無効とし(ステップS10)、本処理を終える。以上の処理(ステップS1〜ステップS6、ステップS8〜ステップS10、ステップS13〜ステップS15)は、タッチ座標を取得する毎に実施される。
図17は、実施の形態3に係る電子機器60の歪み量安定化判定部61の動作を説明するためのフローチャートである。同図において、歪み量安定化判定部61は、歪み量の変化が無くなった場合又は歪み量の変化の減少を初めて検知した場合に安定と判定するものである。歪み量安定化判定部61は、押圧検出部3から出力される歪み量を取得する(ステップS30)。次いで、安定化リセット後の初回判定かどうか判定し(ステップS31)、安定化リセット後の初回判定であると判定した場合(ステップS31で「Yes」と判定した場合)、安定していないと判定する(ステップS32)。初回であるので、当然ながら安定していないので、安定していないと判定する。そして、現在の歪み量及び判定結果を記憶し(ステップS33)、本処理を終える。
一方、ステップS31の判定で、安定化リセット後の初回判定でないと判定した場合(ステップS31で「No」と判定した場合)、安定と判定済みかどうか判定し(ステップS34)、安定と判定済みと判定した場合(ステップS34で「Yes」と判定した場合)、安定したと判定する(ステップS37)。そして、現在の歪み量及び判定結果を記憶し(ステップS33)、本処理を終える。ステップS34の判定において、安定と判定済みでないと判定した場合(ステップS34で「No」と判定した場合)、記憶済みの歪み量との差分を計算する(ステップS35)。
当該差分を計算した後、歪み量の変化が0(ゼロ)以下かどうか判定する(ステップS36)。すなわち、歪み量に変化が無いか、または減少する方向に変化しているかどうか判定する。歪み量の変化が0(ゼロ)を超えると判定した場合(ステップS36で「No」と判定した場合)、すなわち、変化有りと判定した場合、ステップS32に進み、安定していないと判定する。これに対し、歪み量の変化が0(ゼロ)以下と判定した場合(ステップS36で「Yes」と判定した場合)、安定したと判定し(ステップS37)、有効判定用歪み量として制御部62へ出力する。その後、ステップS33で、現在の歪み量及び判定結果を記憶し(ステップS33)、本処理を終える。
このように実施の形態3に係る電子機器60によれば、歪み量の閾値が異なる部分でタッチパネル部2がマルチタッチを検出した場合に、操作ではないタッチ座標を誤って有効と判断することを抑制することができる。
(実施の形態4)
図18は、本発明の実施の形態4に係る電子機器70の正面側の外観と、その一部の断面を拡大した図である。実施の形態4に係る電子機器70のみならず他の電子機器にあっても、筐体の構造により、操作面内外の境界付近に段差があると、水が溜まりやすかったりする。操作面40に水が付着すると、それを常時検出してしまう可能性がある。実施の形態4に係る電子機器70では、筐体の構造はそのままにして、ベゼル45と操作面40の境界付近に水90が溜まっても誤検知しないようにしたものである。
図18は、本発明の実施の形態4に係る電子機器70の正面側の外観と、その一部の断面を拡大した図である。実施の形態4に係る電子機器70のみならず他の電子機器にあっても、筐体の構造により、操作面内外の境界付近に段差があると、水が溜まりやすかったりする。操作面40に水が付着すると、それを常時検出してしまう可能性がある。実施の形態4に係る電子機器70では、筐体の構造はそのままにして、ベゼル45と操作面40の境界付近に水90が溜まっても誤検知しないようにしたものである。
実施の形態4に係る電子機器70では、歪み量閾値を、端の部分だけ通常操作では反応しない値に設定するようにしている。図19は、実施の形態4に係る電子機器70の歪み量閾値THの一例を示す図である。同図に示すように、周縁部分だけ大きな値(「500」)が設定されている。このように、大きな歪み量を検出できる押圧検出部3の設置位置付近の操作でも歪み閾値を超えないようにすることで、端に溜まった水90を有効と判断することがない。
なお、端とする部分の領域が広いと端の操作ができなくなるため、以下に示す方法で対応すると良い。
・領域の分割を細かくする。
・領域の分割を端だけ細かくする。
・領域の分割を細かくする。
・領域の分割を端だけ細かくする。
また、誤検知しやすい部分が下端に限定されるならば下端付近だけ閾値を変更してもよい。
また、区画を大幅に増やすことなく操作可能領域を増やすため、端の領域だけ分割を細かくしてもよい。
また、端末の向きに応じて動的に下端だけ閾値を変更してもよい。
また、区画を大幅に増やすことなく操作可能領域を増やすため、端の領域だけ分割を細かくしてもよい。
また、端末の向きに応じて動的に下端だけ閾値を変更してもよい。
なお、実施の形態1〜3それぞれのフローチャート(図7、図10、図11、図16、図17)で示す処理を記述したプログラムを制御部6,62のROMに記憶させることになるが、当該プログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等のネットワーク上のサーバ(図示略)に保存するようにして、電気通信回線を利用してダウンロードできるようにしたりすることも可能である。
また、実施の形態1〜4に係る電子機器1,50,60,70は、スマートフォンと呼ばれる携帯無線機に適用したものであったが、携帯無線機に限らず、電子レンジ等の家電や、自動車等のナビゲーション等の操作パネルでも適用可能である。
本発明は、タッチパネルから二次元座標を取得するサンプリング間隔が歪みセンサにて検出される歪み量の変化時間に比べて長い場合でも歪み量の変化を正確に取得することができるといった効果を有し、スマートフォン等の静電容量方式のタッチパネルを用いた電子機器への適用が可能である。
1,50,60,70 電子機器
2 タッチパネル部
3 押圧検出部
4 操作面内閾値判定部
5 応用処理部
6,62 制御部
10 筐体
11 表示部
12 透明部材
40 操作面
45 ベゼル
51 歪み量取得部
61 歪み量安定化判定部
90 水
91 指
2 タッチパネル部
3 押圧検出部
4 操作面内閾値判定部
5 応用処理部
6,62 制御部
10 筐体
11 表示部
12 透明部材
40 操作面
45 ベゼル
51 歪み量取得部
61 歪み量安定化判定部
90 水
91 指
本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、前記タッチパネル部は、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定可能であり、かつ前記指示体が前記所定の距離より離れたことを検知可能である、電子機器であって、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を有効化し、その後、前記指示体が少なくとも前記所定の距離より離れるまで前記二次元座標を継続して有効化し、前記指示体が前記所定の距離より離れた後は、前記二次元座標を無効化する。或は、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たさない場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を無効化し、その後、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する間は、前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たすまで、前記二次元座標を無効化する。
本発明の制御方法は、筐体と、前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、前記タッチパネル部は、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定可能であり、かつ前記指示体が前記所定の距離より離れたことを検知可能である電子機器において利用可能な制御方法であって、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を有効化し、その後、前記指示体が少なくとも前記所定の距離より離れるまで前記二次元座標を継続して有効化し、前記指示体が前記所定の距離より離れた後は、前記二次元座標を無効化する。或は、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たさない場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を無効化し、その後、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する間は、前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たすまで、前記二次元座標を無効化する。
本発明によれば、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する静電容量方式のタッチパネル部を備える電子機器において、手袋をはめた指でも適切に操作できるとともに、パネル表面に、単に水滴等が付着した場合に当該水の二次元座標を有効とさせないようにできる。
本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、前記タッチパネル部は、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定可能であり、かつ前記指示体が前記所定の距離より離れたことを検知可能である、電子機器であって、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を有効化し、その後、前記指示体が少なくとも前記所定の距離より離れるまで前記二次元座標を継続して有効化し、前記指示体が前記所定の距離より離れた後は、前記二次元座標を無効化する。及び、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たさない場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を無効化し、その後、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する間は、前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たすまで、前記二次元座標を無効化する。
本発明の制御方法は、筐体と、前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、前記タッチパネル部は、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定可能であり、かつ前記指示体が前記所定の距離より離れたことを検知可能である電子機器において利用可能な制御方法であって、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を有効化し、その後、前記指示体が少なくとも前記所定の距離より離れるまで前記二次元座標を継続して有効化し、前記指示体が前記所定の距離より離れた後は、前記二次元座標を無効化する。及び、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する場合で、かつ前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たさない場合、前記タッチパネル部が判定する前記二次元座標を無効化し、その後、前記タッチパネル部が、少なくとも0(ゼロ)より大きくかつ前記所定の距離より小さい距離離れた前記指示体によって指示された前記二次元座標を判定する間は、前記押圧検出部が検出する歪みが前記所定の条件を満たすまで、前記二次元座標を無効化する。
本発明によれば、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する静電容量方式のタッチパネル部を備える電子機器において、手袋をはめた指でも適切に操作できるとともに、パネル表面に、単に水滴等が付着した場合に当該水の二次元座標を有効とさせないようにできる。
Claims (8)
- 筐体と、
前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、
前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、
前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、
前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、
前記タッチパネル部は、前記指示体が所定の距離以上離れたことを検知可能である、電子機器であって、
前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化する、
電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記押圧検出部が検出する歪みが、少なくとも所定の値より大きい場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化する、
電子機器。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
前記所定の距離は、0(ゼロ)である、
電子機器。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器であって、
前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、
前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化し、
前記指示体が前記所定の距離以上離れた後は、前記二次元座標を無効化する、
電子機器。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器であって、
前記押圧検出部は、圧電素子を用いて前記透明部材の歪みを検出する、
電子機器。 - 請求項5に記載の電子機器であって、
前記押圧検出部は、圧電フィルムを用いて前記透明部材の歪みを検出する、
電子機器。 - 請求項6に記載の電子機器であって、
前記圧電フィルムは、
前記表示部の、前記タッチパネル部と反対の面に配置された
電子機器。 - 筐体と、
前記筐体内に配置され、所定の情報を表示する表示部と、
前記表示部の表示を透過するとともに、所定の導電性を有する指示体によって指示された二次元座標を判定する、静電容量方式のタッチパネル部と、
前記タッチパネル部に重ねて配置され、前記表示部の表示を透過する透明部材と、
前記透明部材の歪みを検出する押圧検出部と、を備え、
前記タッチパネル部は、前記指示体が所定の距離以上離れたことを検知可能である、電子機器に利用可能な制御方法であって、
前記押圧検出部が検出する歪みが所定の条件を満たす場合、前記タッチパネル部が判定する二次元座標を有効化し、前記指示体が前記所定の距離以上離れるまで前記二次元座標を継続して有効化する、
制御方法。
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