JP2016006332A - チェン - Google Patents

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斉藤 亮一
Ryoichi Saito
亮一 斉藤
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Abstract

【課題】ブシュリンクプレートと、ブシュ嵌合孔に嵌合するブシュと、ブシュの外周に回転可能に取り付けられるローラを有するチェンにおいて、ブシュをブシュリンクプレートから外すことなく、ローラを交換するのを可能にすること。【解決手段】 ブシュ嵌合孔を有するブシュリンクプレートと、ブシュ嵌合孔に嵌合するブシュと、ブシュの外周に回転可能に取り付けられるローラを有するチェンにおいて、ローラを2以上に分割した割型ローラにより形成した。【選択図】図1

Description

本発明は、ブシュの外周にローラを設けるタイプのチェンに関するものである。
図8はチェンの構成の一種を示す図である。
チェン160は互いに対抗する板状のピンリンクプレート(外リンクプレート)162を有しており、ピンリンクプレート(外リンクプレート)162は両端にそれぞれピン挿通孔を有している。
また、チェン160は互いに対抗する板状のブシュリンクプレート(内リンクプレート)164を有しており、ブシュリンクプレート(内リンクプレート)164は両端にそれぞれブシュ嵌合孔を有している。
ブシュ嵌合孔には円筒状のブシュ166の両端の嵌合部がそれぞれ嵌合され、ブシュ166の外周には円筒状のローラ168が回転可能に取り付けられている。
ブシュ166には両端にブシュリンクプレート(内リンクプレート)164のブシュ嵌合孔に嵌合する嵌合部が設けられ、また、中心部にピン170が貫通するピン貫通孔が設けられている。
また、チェン160は棒状のピン170を有している。
ピン170は円筒状の本体がブシュ166のピン貫通孔に挿通され、端部がピンリンクプレート(外リンクプレート)162に係止される。
チェン160は以上のように組立てられることにより、屈曲自在に連結する。
特開2007-176615号公報
ローラを有するチェンを長期間駆動させた場合、ローラが摩耗等し、ローラだけを交換することが必要になることがある。その際、従来はブシュの外周に回転可能に取り付けられるローラが、一体の円筒状の部品だったので、ローラを交換するために、ブシュをブシュリンクプレートから外し、元のローラを外して新しいローラを取り付ける必要があった。
本発明は、ブシュをブシュリンクプレートから外すことなく、ローラを交換するのを可能にすることを課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、
ブシュ嵌合孔を有するブシュリンクプレートと、
前記ブシュ嵌合孔に嵌合するブシュと、
前記ブシュの外周に回転可能に取り付けられるローラを有するチェンにおいて、
前記ローラを2以上に分割した割型ローラにより形成したことを特徴とするものである。
また、本発明は、前記割型ローラの端面の少なくとも一方に溝を設け、
前記溝にストップリングを係合することにより割型ローラを結合させたことを特徴とするものである。
また、本発明は、前記割型ローラ同士を組み合わせるときに互いに係合する凸部と凹部を、前記割型ローラの組み合わせ面に設けたことを特徴とするものである。
このような本発明によれば、
ブシュ嵌合孔を有するブシュリンクプレートと、
前記ブシュ嵌合孔に嵌合するブシュと、
前記ブシュの外周に回転可能に取り付けられるローラを有するチェンにおいて、
前記ローラを2以上に分割した割型ローラにより形成したことにより、
ブシュをブシュリンクプレートから外すことなく、ローラを交換することが可能になる。
本発明の第一の実施の形態に係るチェンの全体図である。 本発明の第一の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラを示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係るチェンのローラを構成するストップリングを示す図である。 本発明の第二の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラを示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 本発明の第三の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラを示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 本発明の第四の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラを示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 本発明の第五の実施の形態に係るチェンの全体図である。 従来のチェンの全体図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。従来例と同様の箇所については、説明を省略する。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係るチェン2の全体図である。図2は本発明の第一の実施の形態に係るチェン2のローラ10を構成する割型ローラ12(20)を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。図3は、ストップリング38を示す図である。
本発明の第一の実施の形態に係るチェン2のローラ10は、図2(a),(b)に示す割型ローラ20(12)を二つ、図3に示すストップリング38で結合することにより形成される。第二の実施の形態以下のストップリングは、軸用,穴用とも図は省略する。
図2(a),(b)に示すように、割型ローラ20は、略半円筒状であり、両端面22,24には軸用のストップリング38を係合する溝32が形成される。
溝32は、軸用のストップリング38を係合するため、端面22,24よりも奥側が半径方向に食い込むように形成されている(内周面30方向に食い込むように形成されている。)。
軸用のストップリング38は、径が拡がる方向に弾性変形するので、二つの割型ローラ20の組み合わせ面26同士を組み合わせた状態で、図3に示す軸用のストップリング38を径が拡がる方向に弾性変形させ溝32の奥側に入れ込んで係合することにより、二つの割型ローラ20を結合し一体化することが可能となる。
割型ローラ20の組み合わせ面26にはそれぞれ凸部34と凹部36が設けられる。割型ローラ20同士を結合する際に、それぞれの組み合わせ面26同士を組み合わせたときに、凸部34と凹部36が係合するので、ずれることなく二つの割型ローラ20を合わせて円筒状のローラ10を形成することができる。
このように、本発明の第一の実施の形態に係るチェン2においては、割型ローラ20を二つ組み合わせた状態で、軸用のストップリング38を割型ローラ20に形成されている溝32に係合させることにより、二つの割型ローラ20を結合し、ローラ10を形成することができる。
このようにチェンのローラを構成することにより、長年の使用により摩耗する等してチェンのローラの交換が必要になる場合に、容易にローラをチェンから取り外し、また取り付けることが可能となる。
図4は本発明の第二の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラ40を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。
図4(a),(b)に示すように、割型ローラ40は、略半円筒状であり、両端面42,44には軸用のストップリングを係合する溝52が形成される。
また、割型ローラ40の側面にはそれぞれ凸部54と凹部56が設けられる。
第二の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラ40においても、軸用のストップリングを割型ローラ40に形成されている溝52に係合させ、二つの割型ローラ40を結合し、ローラを形成することにより、長年の使用により摩耗する等してチェンのローラの交換が必要になる場合に、容易にローラをチェンから取り外し、また取り付けることが可能となる。
図5は、本発明の第三の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラ60を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。
図5(a),(b)に示すように、割型ローラ60は略半円筒状であり、両端面62,64には穴用のストップリングを係合する溝72が形成される。
溝72は、穴用のストップリングを係合するため、端面62,64よりも奥側が外周面68方向に拡がるように形成される。
穴用のストップリングは径が小さくなる方向に弾性変形するので、二つの割型ローラ60を組み合わせた状態で、穴用のストップリングを径が小さくなる方向に弾性変形させ溝72の奥側に入れ込んで係合することにより、二つの割型ローラ60を結合し一体化することが可能となる。
また、割型ローラ60の組み合わせ面にはそれぞれ凸部74と凹部76が設けられる。割型ローラ60同士を結合する際に、それぞれの組み合わせ面66同士を組み合わせたときに、凸部74と凹部76が係合するので、ずれることなく二つの割型ローラ60を合わせて円筒状のローラを形成することができる。
図6は、本発明の第四の実施の形態に係るチェンのローラを構成する割型ローラ80を示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。
このような割型ローラ80を二つ結合することによっても、第三の実施の形態と同様に、二つの割型ローラ80を結合し一体化することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、実施の形態においては、ピンリンクプレート(外リンクプレート),ブシュリンクプレート(内リンクプレート)を有する(等から構成される)チェンについて説明したが、これらのチェンに限られず、ブシュの外周にローラを設けるタイプのチェンについて本発明は適用可能である。
すなわち、例えば、図7に示すようなオフセットタイプのチェンについても、本発明の適用は可能である。
また、実施の形態においては、割型ローラの両端面に溝を設けストップリングを係合する例について示したが、割型ローラの一端面に溝を設けストップリングを係合しても構わない。実施の形態においては、二つの割型ローラでローラを形成する例について示したが、三つ以上の割型ローラを組み合わせて形成しても構わない。
2 チェン
4 ピンリンクプレート(外リンクプレート)
6 ブシュリンクプレート(内リンクプレート)
8 ブシュ
10 ローラ
12 割型ローラ
14 ストップリング
16 コッターピン
18 Tピン
20 割型ローラ
22,24 端面
26 組み合わせ面
28 外周面
30 内周面
32 溝
34 凸部
36 凹部
38 ストップリング
40 割型ローラ
42,44 端面
46 組み合わせ面
48 外周面
50 内周面
52 溝
54 凸部
56 凹部
60 割型ローラ
62,64 端面
66 組み合わせ面
68 外周面
70 内周面
72 溝
74 凸部
76 凹部
80 割型ローラ
82,84 端面
86 組み合わせ面
88 外周面
90 内周面
92 溝
94 凸部
96 凹部
100 チェン
102 オフセットリンクプレート
108 ブシュ
110 ローラ
112 割型ローラ
114 ストップリング
116 コッターピン
118 Tピン
160 チェン
162 ピンリンクプレート(外リンクプレート)
164 ブシュリンクプレート(内リンクプレート)
166 ブシュ
168 ローラ
170 ピン

Claims (3)

  1. ブシュ嵌合孔を有するブシュリンクプレートと、
    前記ブシュ嵌合孔に嵌合するブシュと、
    前記ブシュの外周に回転可能に取り付けられるローラを有するチェンにおいて、
    前記ローラを2以上に分割した割型ローラにより形成したことを特徴とするチェン。
  2. 前記割型ローラの端面の少なくとも一方に溝を設け、
    前記溝にストップリングを係合することにより割型ローラを結合させたことを特徴とする請求項1に記載のチェン。
  3. 前記割型ローラ同士を組み合わせるときに互いに係合する凸部と凹部を、前記割型ローラの組み合わせ面に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチェン。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63158611U (ja) * 1987-04-03 1988-10-18
JP2001289285A (ja) * 2000-04-05 2001-10-19 Tsubakimoto Chain Co チェーン用ローラ及びローラを備えたチェーン

Patent Citations (2)

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