JP2015536108A - 映像圧縮方法 - Google Patents

映像圧縮方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015536108A
JP2015536108A JP2015535147A JP2015535147A JP2015536108A JP 2015536108 A JP2015536108 A JP 2015536108A JP 2015535147 A JP2015535147 A JP 2015535147A JP 2015535147 A JP2015535147 A JP 2015535147A JP 2015536108 A JP2015536108 A JP 2015536108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
resolution
operator
reproduced
creating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015535147A
Other languages
English (en)
Inventor
イラン バー−オン
イラン バー−オン
オレグ コステンコ
オレグ コステンコ
Original Assignee
ヌメリ リミテッド
ヌメリ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヌメリ リミテッド, ヌメリ リミテッド filed Critical ヌメリ リミテッド
Publication of JP2015536108A publication Critical patent/JP2015536108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/117Filters, e.g. for pre-processing or post-processing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/184Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being bits, e.g. of the compressed video stream
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/30Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability
    • H04N19/33Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability in the spatial domain
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/59Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial sub-sampling or interpolation, e.g. alteration of picture size or resolution
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/63Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding using sub-band based transform, e.g. wavelets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

映像を符号化するように構成される符号化ユニットと、符号化された映像を再現するように構成される再現ユニットであって、再現ユニットは復号用データのビットストリームを作成する、再現ユニットと、復号用データのビットストリームを受信し、それを用いて映像を復号するように構成される復号ユニットと、を含む映像コーデック。【選択図】図10

Description

本発明は映像圧縮の分野に関する。
関連出願の相互参照
本特許出願は、2012年10月7日に出願された米国特許仮出願第61/710,723号からの優先権を主張し、それに関連する。この米国特許仮出願はその全体が本明細書において参照により援用されている。
生の映像ファイルは大量の空間を消費する。例えば、60フレーム/秒(frames per second、fps)、1920×1080画素のフレーム解像度、色深度3、および8ビット/色を有する高精細(High Definition、HD)動画は、
1,920*1,080*60*3=373,248,000バイト/秒
を消費する。
さらに、2時間のこのような動画は、
373,248,000*7,200=2,687,385,600,000バイト≒3テラバイト(Tbyte)
を消費するであろう。
この動画を普通のDVDディスク、すなわち4.7ギガバイト(Gbyte)ディスク上に記憶するためには、
≒2,687/4.7≒600枚のDVDディスク
が必要である。
さらに、インターネットを通じて、仮に高速の100Mbpsチャネルを通じて、この動画を伝送するためには、
≒2,687,386*8/100≒2,149,908秒≒60時間
が必要である。
映像圧縮は、知覚品質に影響を与えることなく映像サイズを縮減する技術である。
映像内容は必ずしも最良の装置と最良の写真撮影者を使って撮影されるわけではない。このような場合には、ビデオエンハンスメント(video enhancement)としても知られるデジタル画像処理が映像の視覚品質を大幅に改善し、映像圧縮プロセスを助けることができる。ビデオエンハンスメントのためのもっとよく知られた方法のいくつかは、以下のような映像前処理ツールを用いる。
「インタレース解除」 インタレースされた動画は、高速移動物体を記録する際に問題となり得る。移動物体は1つの場所では「偶数の」画像内にあり、別の場所では「奇数の」画像内にあることができ、非常に乱れた「はがれた」画像ができてしまう。
「デブロック化」 ブロック様のアーチファクトは現在のMPEGの低品質の高圧縮映像の副作用である。デブロック化はこのような映像の品質を大きく高める。
「鮮鋭化」は肌理および細部を強調し、ほとんどのデジタル画像を後処理する際に重要である。画像を鮮鋭化するために「アンシャープマスク」が実際に用いられる。
「ノイズ除去」 「信号」を伝送または受信するいかなる電子デバイスにもある程度のノイズは必ず存在する。テレビの場合には、この信号は、ケーブルを通じて伝送されるか、またはアンテナにおいて受信される放送データであり、デジタルカメラの場合には、信号は、カメラセンサに当たる光である。映像ノイズ除去は、映像信号からノイズを取り除くプロセスである。
「安定化」は、カメラの動きに関連付けられるぶれを低減するために用いられる。具体的には、それはカメラまたはその他の撮像デバイスのパンおよびあおりを相殺する。ビデオカメラでは、カメラぶれが、記録された映像内に目に見えるフレーム間ジッタを生じさせる。
「カメラ校正」は、安定した信頼できる画像を得るために重要である。同期せずに動作するか不正確に調整されたカメラは、ぼやけた画像または見分けがつかない画像をもたらし得る。
このようなツールは、映像品質を大きく改善し、圧縮プロセスを助けることができる。ここでは、この課題を無視し、映像は必要に応じてすでに前処理されていると仮定する。さらなる詳細については非特許文献[1]を参照されたい。
デジタル映像は、同じコンテナファイル内に一緒に記憶される、映像、オーディオ、および制御等の複数のストリームから成る。例えば、一般的なコンテナ形式は、AVI(Audio Video Interlaced、オーディオ・ビデオ・インタレース)、WMV(Windows Media(登録商標) Video、ウィンドウズ・メディア・ビデオ)、FLV(Flash(登録商標) Video、フラッシュ・ビデオ)、MOV(Apple Quick Time(登録商標) Movie、アップル・クイックタイム・ムービー)である。映像ストリーム自体は通常、他のストリーム、またはコンテナタイプから独立しており、多くの異なる形式で表現することができる。Apple iTunes(登録商標)(アップル・アイチューンズ)、およびMicrosoft Windows Media(登録商標) Player(マイクロソフト・ウィンドウズ・メディアプレーヤ)等のメディアプレーヤは、対応するコーデック(エンコーダ/デコーダ)ソフトウェアを用いて画面上に映像を表示する。
表示される映像は通常、raw RGB色空間形式で表現される。なぜなら、人間の視覚系は同様の仕方で機能する、すなわち、人間の目の色覚は赤色、緑色および青色センサに基づくからである。図1に、ヘッダセクション120およびそれに続くフレーム130を含む、raw RGBファイル100が概略的に示される。ヘッダ120は、n個の行、m個の列、およびN個のフレーム等の映像パラメータを包含する。フレーム130は、各々、R、GおよびBのためのトリプレットである、n*m個の画素値を包含する。
raw YUV色空間形式は映像表現のためのもう1つの非常に有用な形式である。ここで、Yは映像の黒色および白色表現に対応し、UおよびVは追加の色差に対応する。RGBをYUVに変換するため、およびその逆のための多くの同様の式が存在する。それらのうちの1つ(非特許文献[2]参照)が図2に例示される。同図では、ユニット210に、RGBからYUVへの変換式が与えられ、ユニット220に、YUVからRGBへの変換式が与えられている。図3に、図1のユニット120におけるようなヘッダセクション310、ならびにそれに続くYフレーム320、Uフレーム330、およびVフレーム340を含む、raw YUVファイル300が概略的に示される。Y、UおよびV成分のための典型的なフレームが示されている。以下において、コンテナファイルの映像ストリーム部分のみを考慮し、一般性を失わず(without loss of generality(w.l.g.))、YUV色空間表現を仮定する。
カメラは動画の最中に何度もその画角を変化させる場合がある。シーンのこれらの変化は、動画のカットとも呼ばれ、それらの形状および内容によって識別される。非特許文献[3]を参照されたい。圧縮の観点から言うと、これは、カット間には冗長性をほとんど有しないことを意味する。
図4に、ヘッダセクション410およびそれに続くカット420を含む、カットファイル400が概略的に示される。ヘッダは以下のとおりである。
nは行の数であり、mは列の数である。
Nはフレームの数であり、Mはカットの数である。
ファイルの各カットは、図3のユニット300において与えられるYUVファイル形式と同じ構造を有する。簡単にするために、今後は各々のこのようなカットの成分を1つだけ考慮して進めることにする。全ての成分への一般化は容易である。
ウェーブレットおよびマルチウェーブレット(非特許文献[4]参照)は、以下の適用において用いる重要な数学的ツールである。図5に、古典的な離散ウェーブレット変換(discrete wavelet transform、DWT)フィルタが示され、ユニット510に、ローパスおよびハイパス解析フィルタの対が示され、ユニット520に、ローパスおよびハイパス合成フィルタの対が示されている。例えば、ユニット530には、1次元ハール変換が示される。
一般的に、図6に示されるように、m>1個のフィルタを有する。ユニット610に、解析フィルタが示され、ユニット620に、合成フィルタが示されている。例えば、ユニット630には、2Dハール変換が示されている。より一般的には、フィルタは離散マルチウェーブレット変換(discrete multiwavelet transform、DMWT)に関連してもよい。
整数の格子(lattice of integers)?は、ユークリッド空間?におけるn組の整数のセットである。フレームは格子?上の長方形グリッドとして、映像は?上の立方体グリッドとして表現することができる。格子のサブセットは、それ自身が格子(lattice)であり、副格子(sub−lattice)と呼ばれる。図7に、?の副格子の例が与えられる。ユニット710には、5点形副格子(Quincunx sub− lattices)が示される。白い丸い点は偶数副格子(even sub−lattice)に対応し、暗い丸い点は奇数副格子(odd sub−lattice)に対応する。ユニット720には、2個対形副格子(Dyadic sub−lattices)が同様に示される。5点形副格子はユニット715の拡大行列によって決定され、2個対形副格子はユニット725の拡大行列(dilation matrix)によって決定される。副格子の数は、対応する拡大行列の行列式によって決定され、5点形の場合には2、2個対形の場合には4になる。ダウンサンプリングとは、所与の格子から副格子を抽出するプロセスを指す。例えば、2個対形のダウンサンプリングを図8に示す。ユニット810には、入力信号が与えられ、ユニット820には、時間ダウンサンプリングが与えられ、ユニット830には、空間ダウンサンプリングが与えられ、ユニット840には、空間および時間を組み合わせたダウンサンプリングが与えられる。
本発明の一態様によれば、映像を符号化する方法であって、映像を受信するステップと、前記受信された映像に対して縮小演算を行うステップであって、前記縮小演算は、前記映像から第1のより低い解像度の映像を作成するステップ、および追加のN−1個のより低い解像度の映像を順次作成するステップであって、前記追加のより低い解像度の映像の各々は前記前のより低い解像度の映像から作成される、ステップ、を含む、ステップと、最も低い解像度の映像を圧縮するステップと、前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成するステップと、前記最も低い解像度の再現された映像に対して第1の引き上げ演算を行うステップであって、前記第1の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成するステップを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、前記より低い解像度の再現された映像からより高い解像度の映像を作成するステップ、前記それぞれのより低い解像度の映像と、作成された前記より高い解像度の映像との残差を計算するステップ、計算された前記残差を圧縮するステップ、圧縮された前記残差を復元するステップ、および復元された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、前記それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせるステップ、によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成される、ステップと、前記最も低い解像度の圧縮された映像、圧縮された前記残差、および前記Nを含む制御情報を含むビットストリームを提供するステップと、を含む、方法が提供される。
ビットストリームは、ローパス解析フィルタを含んでもよく、より低い解像度の映像を作成するステップは、ローパス解析フィルタを映像に適用するステップを含む。
ビットストリームは、ぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子を含んでもよく、より低い解像度の映像を作成するステップは、ぼかし演算子を映像に適用するステップ、およびダウンサンプリング演算子をぼかし演算結果に適用するステップを含む。
ビットストリームは、ぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子を含んでもよく、前記ローパス解析フィルタは、前記ぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子から計算される。
ビットストリームは、ローパス合成フィルタを含んでもよく、より高い解像度の映像を作成するステップは、ローパス合成フィルタをより低い解像度の再現された映像に適用するステップを含む。
ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含んでもよく、より高い解像度の映像を作成するステップは、a.アップサンプリング演算子、およびそれに続き、補間演算子をより低い解像度の再現された映像に適用するステップ、b.オラクル演算子を補間演算結果に適用するステップ、ならびにc.ぼかし除去演算子をオラクル演算結果に適用するステップ、を含む。
ビットストリームはアップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含んでもよく、ローパス合成フィルタは前記アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子から計算されてもよい。
残差を計算するステップは、それぞれのより低い解像度の映像とより高い解像度の映像との差分を算出するステップを含んでもよい。
ビットストリームは、ハイパス解析フィルタを含んでもよく、残差を計算するステップは、ハイパス解析フィルタを算出された差分に適用することをさらに含んでもよい。
ハイパス解析フィルタは、前記算出された差分から計算されてもよい。
より高い解像度の再現された映像を計算するステップは、復元された残差をより高い解像度の映像に加えるステップを含んでもよい。
ビットストリームは、ハイパス合成フィルタを含んでもよく、より高い解像度の再現された映像を作成するステップは、ハイパス合成フィルタをそれぞれの復元された残差に適用するステップ、およびその結果をより高い解像度の映像に加えるステップを含んでもよい。
ハイパス合成フィルタは、ローパスおよびハイパス解析フィルタならびにローパス合成フィルタから計算されてもよい。
本発明の別の態様によれば、上述の方法に従って符号化された映像を復号する方法であって、前記最も低い解像度の圧縮された映像、圧縮された前記残差および前記制御情報を含む前記ビットストリームを受信および処理するステップと、前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成するステップと、前記最も低い解像度の再現された映像に対して第2の引き上げ演算を行うステップであって、前記第2の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成するステップを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、前記より低い解像度の再現された映像からより高い解像度の映像を作成するステップ、前記それぞれのより低い解像度の映像と前記作成されたより高い解像度の映像との残差を復号するステップ、および復号された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせるステップ、によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成される、ステップと、を含む、方法が提供される。
ビットストリームは、ローパス合成フィルタを含んでもよく、より高い解像度の映像を作成するステップは、ローパス合成フィルタをより低い解像度の再現された映像に適用するステップを含んでもよい。
ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含んでもよく、より高い解像度の映像を作成するステップは、a.アップサンプリング演算子、およびそれに続き、補間演算子をより低い解像度の再現された映像に適用するステップ、b.オラクル演算子を補間演算結果に適用するステップ、ならびにc.ぼかし除去演算子をオラクル演算結果に適用するステップ、を含んでもよい。
ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含んでもよく、ローパス合成フィルタは、前記アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子から計算されてもよい。
より高い解像度の再現された映像を計算するステップは、復元された残差をより高い解像度の映像に加えるステップを含んでもよい。
ビットストリームは、ハイパス合成フィルタを含んでもよく、より高い解像度の再現された映像を作成するステップは、ハイパス合成フィルタをそれぞれの復元された残差に適用するステップ、およびその結果をより高い解像度の映像に加えるステップを含んでもよい。
ハイパス合成フィルタは、ローパスおよびハイパス解析フィルタならびにローパス合成フィルタから計算されてもよい。
本発明の別の態様によれば、映像を符号化するように構成される符号化ユニットと、前記符号化された映像を再現するように構成される再現ユニットであって、再現ユニットは復号用データのビットストリームを作成する、再現ユニットと、復号用データのビットストリームを受信し、それを用いて映像を復号するように構成される復号ユニットと、を含む映像コーデックが提供される。
符号化ユニットは、映像を受信し、受信された前記映像に対して縮小演算を行うように構成され、前記縮小演算は、前記映像から第1のより低い解像度の映像を作成すること、および追加のN−1個のより低い解像度の映像を順次作成し、前記追加のより低い解像度の映像の各々は、前記前のより低い解像度の映像から作成されること、を含み、符号化ユニットは、最も低い解像度の映像を圧縮するように構成されてもよい。
再現ユニットは、前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成し、前記最も低い解像度の再現された映像に対して第1の引き上げ演算を行うように構成され、前記第1の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成することを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、前記より低い解像度の再現された映像からより高い解像度の映像を作成すること、前記それぞれのより低い解像度の映像と前記作成されたより高い解像度の映像との残差を計算すること、計算された前記残差を圧縮すること、圧縮された前記残差を復元すること、および復元された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせること、によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成されるように構成されてもよく、前記ビットストリームは、圧縮された前記最も低い解像度の映像、圧縮された前記残差、および前記Nを含む制御情報を含む。
復号ユニットは、前記最も低い解像度の圧縮された映像、圧縮された前記残差および前記制御情報を含む前記ビットストリームを受信および処理し、前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成し、前記最も低い解像度の再現された映像に対して第2の引き上げ演算を行うように構成され、前記第2の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成することを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、前記より低い解像度の再現された映像からより高い解像度の映像を作成すること、前記それぞれのより低い解像度の映像と前記作成されたより高い解像度の映像との残差を復号すること、および復号された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせる、ことによって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成されるように構成されてもよい。
本発明の別の態様によれば、上述の方法に従って符号化された映像を復号する方法であって、前記復号ユニットは、前記再現されたより高い解像度の映像を解析するように構成される、方法が提供される。
復号ユニットは、前記再現された映像の動き場を計算するように構成されてもよい。
復号ユニットは、前記再現された映像の物体認識を行うように構成されてもよい。
本発明のより良い理解のため、および本発明がどのように実施されてよいのかを示すために、次に、添付の図面を純粋に例として参照する。
次に具体的に図面を詳細に参照するが、図示されている細部は例としてのものであり、本発明の好ましい実施形態の例示的説明のみを目的としており、本発明の原理および概念的態様の最も有用で理解しやすい説明であると考えられるものを提供するために提示されることが強調される。この点において、本発明の構造細部を本発明の基本的理解のために必要以上に詳細に示す試みはなされず、説明は、図面と併せて、本発明のいくつかの形態がどのように実際に具体化され得るのかを当業者に明らかにする。
raw RGBファイルを示す図である。 RGB形式とYUV形式との間の変換を示す図である。 raw YUVファイルを示す図である。 カットファイルを示す図である。 2個の方式の離散ウェーブレット変換フィルタ(2−way Discrete Wavelet Transform Filters)を示す図である。 m個の方式の離散ウェーブレット変換フィルタ(m−way Discrete Wavelet Transform Filters)を示す図である。 格子および副格子を示す図である。 2個対形ダウンサンプリングを示す図である。 新しいコーデックのフローチャートである。 エンコーダのフローチャートである。 ビットストリームを示す図である。 デコーダのフローチャートである。 Mコーデックを示す図である。 Mコーデックを示す図である。 Mコーデックを示す図である。 Oコーデックパラメータを示す図である。 Oコーデックを示す図である。 Oコーデックを示す図である。 OMコーデックを示す図である。 OMコーデックを示す図である。
本発明は、H.264等の標準的なMPEG方法と異なり、最新のコンピュータビジョンおよび数学的方法を用いて、エンコーダおよびデコーダの両方における映像の解析から恩恵を受ける、映像圧縮のための新しい技術を提供する。例えば、動き場算出および物体認識(非特許文献[1]および[7]参照)がエンコーダおよびデコーダの両方において映像を再現するために用いられてもよい。
図9に、新しい汎用コーデックの概略図が示される。コーデックは2つの主要部分:エンコーダおよびデコーダから成る。エンコーダ1000は映像Yをビットストリーム1100に圧縮し、デコーダ1200はビットストリームを再現された映像
Figure 2015536108
に復元する。エンコーダからの出力であり、デコーダへの入力であるビットストリーム1100は、圧縮された映像を表現する。ビットストリームはディスク上に記憶するか、またはネットワークを通じて伝送することができる。Yおよび
Figure 2015536108
はどちらも以下の説明全体を通じて「映像」と呼ばれる。Yは、以上に説明したように、カットの成分であることに留意されたい。
以下において、エンコーダ1000(図10参照)、ビットストリーム1100(図11参照)、およびデコーダ1200(図12参照)を説明する。
エンコーダ1000は以下のとおりの3つの段階を有する。
段階I(E)は以下のとおりN回の反復から成る。
? Yと定義する。このとき、映像Yは反復k=0,・・・,N−1への入力であり、映像Yk+1は反復k=0,・・・,N−1の出力である。ここで、映像Yk+1は、映像Yのより低い解像度のより粗い表現である。より低い解像度とは、空間的により低い解像度、時間的により低い解像度、または空間的にも時間的にもより低い解像度のうちのいずれかを意味する。映像解像度を低下させるこの演算を縮小演算と呼ぶ。このような反復の数、すなわち、N、はエンコーダによって決定される。
段階II(E)は圧縮演算および復元演算から成る。圧縮演算は、例えば特許文献[1]に説明されているように、映像を圧縮するためのあらゆる方法を指す。復元演算は、圧縮された映像から元の映像を再現する反対の演算を指す。Yは、段階I(E)の後に結果として生じる映像を表すこととすると、このとき、圧縮された映像をFによって表し、復元された映像を
Figure 2015536108
によって表す。映像
Figure 2015536108
は、圧縮方法の品質によって損失された映像Yの再現であることに留意されたい。無損失圧縮の場合には、再現された映像
Figure 2015536108
はYと全く同じになるであろう。しかし、実際には、圧縮プロセスは損失を伴い、
Figure 2015536108
はYと同じにはならない。通常、圧縮が強いほど、映像は一致しなくなり、多くの歪みが存在する。良い圧縮方法は、圧縮された映像のサイズを最小限に抑えつつ、再現された映像の視聴品質を保つ。圧縮された映像Fはビットストリーム1100内に含められることにさらに留意されたい。
段階III(E)は、以下のとおりN回の逆行反復を含む第1の引き上げ演算(first raise operation)から成る。
反復k=N−1,・・・,0では、前の反復(または、k=N−1の場合には、前の段階)からの再現された映像
Figure 2015536108
が入力になり、出力は、映像Yと同じ解像度(空間的および時間的)である再現された映像
Figure 2015536108
になる。それゆえ、最終的な映像
Figure 2015536108
は最初の映像Y(上述の段階I(E)参照)の再現になる。
Figure 2015536108
を得るために、以下のステップを行う。
1)まず、映像
Figure 2015536108
を、映像Yのものと同じ解像度のより高い解像度の映像
Figure 2015536108
にサイズ変更する。映像解像度を上げるこの演算を伸張演算と呼ぶ。
2)次に、映像Yと伸張された映像
Figure 2015536108
との間の残差Rを計算する。残差を計算するこの演算を結果演算と呼ぶ。
3)最後に、残差RをEに圧縮する。ここでは、先と同様に、圧縮によって、上記の段階II(E)において説明したように、あらゆる妥当な圧縮方法を意味する。残差を圧縮するこの演算を符号化演算と呼ぶ。圧縮された残差Eはビットストリーム1100内に含められることにさらに留意されたい。
エンコーダの次のステップは、デコーダにおいて行われる演算をシミュレートする。
4)圧縮された残差Eを、再現された残差
Figure 2015536108
に復元する。圧縮された残差を復元するこの演算を復号演算と呼ぶ。
5)伸張された映像
Figure 2015536108
を、再現された残差
Figure 2015536108
と結合し、再現された映像
Figure 2015536108
を得る。伸張された映像を、再現された残差と結合するこの演算をアセンブル演算と呼ぶ。アセンブル演算はある意味で結果演算の逆である。
ビットストリーム1100は以下の成分を包含する。
ctrl:ビットストリームを復元するために必要とされる、エンコーダには既知であるがデコーダにおいては未知の追加情報。例えば、エンコーダによって決定される反復の数Nはctrlの一部である。ctrlは、圧縮された形で伝送されることにさらに留意されたい。
圧縮された映像F
圧縮された残差:E,k=N−1,…,0
デコーダ1200は以下のとおりの2つの段階を有する。
段階I(D)は処理演算および復元演算から成る。処理演算はctrl情報を取得し、復号のために要求される、例えば、反復の数N等の、必要パラメータを設定する。復元演算は、エンコーダの段階II(E)において行われたように、Fを映像
Figure 2015536108
に復元する。
段階II(D)は、以下のとおりのN回の逆行反復を含む第2の引き上げ演算(second raise operation)から成る。
反復k=N−1,・・・,0では、前の反復(またはk=N−1の場合には、前の段階)からの再現された映像
Figure 2015536108
が入力になり、出力は、再現された映像
Figure 2015536108
になる。これは以下の仕方で行われる(エンコーダの段階III(E)も参照)。
1)復号演算を用いて、圧縮された残差Eを、再現された残差
Figure 2015536108
に復元する。
2)アセンブル演算を用いて、伸張された映像
Figure 2015536108
を、再現された残差
Figure 2015536108
と結合し、再現された映像
Figure 2015536108
を得る。
本発明をさらに明確にするために、ここで汎用コーデックのいくつかの可能な実装形態を説明する。これらはMコーデック、Oコーデック、およびOMコーデックである。ただし、多くの他の実装形態も可能であり、これらの例によって排除されないことに留意されたい。
例I:マルチウェーブレット(M)コーデック
Mコーデックは、図13のユニット1310に示されるように、m個のマルチウェーブレットフィルタ、いわゆるDMWTフィルタのそれぞれのセットによって支配される。それらの役割を以下に説明する。
エンコーダ1000において:
段階I(E) 反復k=0,・・・,N−1において、縮小演算がローパス解析フィルタ
Figure 2015536108
によって決定される。すなわち、フィルタ
Figure 2015536108
をYに適用し、Yk+1を得る。図13のユニット1320を参照されたい。
段階II(E)は前述同様に共通している。
段階III(E) 反復k=N−1,…,0において:
1)伸張演算がローパス合成フィルタ
Figure 2015536108
によって決定される。すなわち、フィルタ
Figure 2015536108

Figure 2015536108
に適用し、
Figure 2015536108
を得る。図13のユニット1330を参照されたい。
2)結果演算がm?1個のハイパス解析フィルタ
Figure 2015536108
によって決定される。
まず、Y
Figure 2015536108
との差、すなわちD、が計算される。図14のユニット1410を参照されたい。
次に、j=1,・・・,m?1について、
Figure 2015536108
をDに適用し、それぞれの残差成分
Figure 2015536108
を得る。ユニット1420を参照されたい。
3)j=1,・・・,m?1について、残差
Figure 2015536108

Figure 2015536108
に符号化する。ユニット1430を参照されたい。
4)j=1,・・・,m?1について、
Figure 2015536108
から、再現された残差
Figure 2015536108
を復号する。図15のユニット1510を参照されたい。
5)アセンブル演算がm?1個のハイパス合成フィルタ:
Figure 2015536108
によって決定される。
j=1,・・・,m?1について、
Figure 2015536108

Figure 2015536108
に適用し、成分
Figure 2015536108
を得る。ユニット1520を参照されたい。
次に、
Figure 2015536108
を合計することによって
Figure 2015536108
を再現する。ユニット1530を参照されたい。
ビットストリーム1100内において:
ctrl情報は、Nに加えて、DMWTフィルタを包含する。
デコーダ1200において:
段階I(D)は前述同様に処理演算および復元演算から成る。
段階II(D) 反復k=N−1,…,0において:
1)j=1,・・・,m?1について、
Figure 2015536108
から、再現された残差
Figure 2015536108
を復号する。ユニット1510を参照されたい。
2)上述の段階III(E)におけるように、アセンブル演算を用いて、映像
Figure 2015536108
を再現する。すなわち、上述のステップ5におけるように、
Figure 2015536108

Figure 2015536108
に適用し、
Figure 2015536108
を得て、これらの成分を
Figure 2015536108
と合計し、映像
Figure 2015536108
を得る。ユニット1520および1530を参照されたい。
例II:オラクル(Oracle、O)コーデック。
Oコーデックは、パラメータのそれぞれのセットによって支配される。図16を参照されたい。セットは、ぼかし/ぼかし除去逆演算子(blurring/deblurring inverse operators)(ユニット1610参照)、ダウンサンプリング/アップサンプリング反対演算子および補間演算子(down sampling/up sampling opposite operators and interpolation operators)(ユニット1620参照)、ならびにオラクル演算子(oracle operators)(ユニット1630参照)を含む。それらの役割を以下に説明する。
エンコーダ1000において:
段階I(E) 反復k=0,…,N−1において:
縮小演算がそれぞれのぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子(respective blurring and down sampling operators)によって決定される。すなわち、ぼかし演算子B(k)をYに適用し、Zを得、次に、ダウンサンプリング演算子?(k)をZに適用し、Yk+1を得る。図17のユニット1710を参照されたい。
段階II(E)は前述同様に共通している。
段階III(E) 反復k=N−1,…,0において:
1)伸張演算がそれぞれのアップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子によって決定される。すなわち、アップサンプリング演算子?(k)、およびそれに続き、補間演算子I(K)
Figure 2015536108
に適用し、映像
Figure 2015536108
を得る。次に、オラクル演算子O(k)
Figure 2015536108
に適用し、
Figure 2015536108
上述の段階I(E)の映像Zの再現版、を得る。オラクル演算は、
Figure 2015536108
に基づき、Zへの最良近似
Figure 2015536108
を再現するが、超解像(非特許文献[5]参照)および圧縮センシング(非特許文献[6]参照)などの方法を用いてもよい。最後に、ぼかし除去演算子
Figure 2015536108

Figure 2015536108
に適用し、
Figure 2015536108
を得る。ユニット1720を参照されたい。
2)結果演算は単なる差分演算である。すなわち、残差RはY
Figure 2015536108
との差分である。次に、残差RをEに符号化する。図18のユニット1810を参照されたい。
3)次に、Eから、再現された残差
Figure 2015536108
を復号する。アセンブル演算は単なる合計演算であり、
Figure 2015536108

Figure 2015536108
に加え、映像
Figure 2015536108
を得る。ユニット1820を参照されたい。
ビットストリーム1100内において:
ctrl情報は、Nに加えて、図16にあるとおりのパラメータを包含する。
デコーダ1200において:
段階I(D)は前述同様に処理演算および復元演算から成る。
段階II(D) 反復k=N−1,…,0において:
1)上述の段階III(E)のステップ1におけるように、伸張演算を用いて、映像
Figure 2015536108
から映像
Figure 2015536108
を再現する。ユニット1720を参照されたい。
2)復号演算を用いて
Figure 2015536108
を得、次に、上述の段階III(E)のステップ3におけるように、アセンブル演算を用いて、
Figure 2015536108
および
Figure 2015536108
から
Figure 2015536108
を再現する。ユニット1820を参照されたい。
例III:オラクル・マルチウェーブレット(Oracle Multiwavelet、OM)コーデック。
以下のようにオラクルコーデックをマルチウェーブレットコーデックと一緒に組み合わせる。
Oコーデックパラメータ(図16参照)に基づき、m個のマルチウェーブレットフィルタ(ユニット1310参照)を定義する。結果として得られる方法をOMコーデックと呼ぶ。
次に、Oコーデックパラメータを所与としてDMWTフィルタを得る方法を説明する。
1)ローパス解析フィルタ
Figure 2015536108
を定義し、それにより、結果として得られる縮小方法が所与のOコーデック縮小方法を近似するようにする。図19のユニット1910を参照されたい。
2)ローパス合成フィルタ
Figure 2015536108
を定義し、それにより、結果として得られる伸張方法が所与のOコーデック伸張方法を近似するようにする。ユニット1920を参照されたい。
3)m?1個のハイパス解析フィルタのセット
Figure 2015536108
を、
Figure 2015536108
を消滅させるマルチウェーブレットフィルタとするべく定義する。ユニット1930を参照されたい。
4)
Figure 2015536108
を設定することによって、DMWTフィルタのセットを完成させる。これをウェーブレットの数学理論を用いて行う。非特許文献[4]および特許文献[2]を参照されたい。
ctrl情報は、Nに加えて、図16にあるとおりのパラメータ、および図19にあるとおりの対応するDMWTフィルタを包含する。
図20に、OMコーデックのフローチャートが示される。ユニット2010にはエンコーダフローチャートが示され、ユニット2020にはデコーダが示されている。
本出願においては以下の文献が参照されており、全て本明細書において参照により援用されている。
特許文献(Patents)
[1]国際公開第2008/081459号(イラン・バー・オンおよびオレグ・コステンコ(Ilan Bar−On and Oleg Kostenko)、“ウェーブレットに基づく処理のための方法およびシステム(A Method And A System For Wavelet Based Processing)”)
[2]米国特許第8,331,708(B2)号明細書(イラン・バー・オン(Ilan Bar−On)、“多次元離散マルチウェーブレット変換のための方法および装置(Method And Apparatus For A Multidimensional Discrete Multiwavelet Transform)”、2012年12月11日)
非特許文献(Reference)
[1]“コンピュータビジョン、最新のアプローチ(Computer Vision, A Modern Approach)”、D.フォルシス(D.Forsyth)およびJ.ポンセ(J.Ponce)、2012年
[2]“ITU−R勧告BT.709”、http://en.wikipedia.org/wiki/Rec._709[3]“カット・バイ・カット(Cut by Cut)”、G.チャンドラー(G.Chandler)、2012年
[4]“ウェーブレットおよびマルチウェーブレット(Wavelets and Multiwavelets)”、フリッツ・ケイネルト(Fritz Keinert)、2004年
[5]“超解像イメージング(Super−Resolution Imaging)”、P.ミランファー(P.Milanfar)、2010年9月
[6]“圧縮センシング、理論と応用(Compressed Sensing, Theory and Applications)”、Y.C.エルダー(Y.C.EIdar)、他、2012年6月
[7]“オプティカルフロー(Optical flow)”、http://en.wikipedia.org/wiki/Optical_flow

Claims (27)

  1. 映像を符号化する方法であって、
    映像を受信するステップと、
    前記受信された映像に対して縮小演算を行うステップであって、前記縮小演算は、
    前記映像から第1のより低い解像度の映像を作成するステップ、および
    追加のN−1個のより低い解像度の映像を順次作成するステップであって、前記追加のより低い解像度の映像の各々は、前のより低い解像度の映像から作成される、ステップ、
    を含む、ステップと、
    最も低い解像度の映像を圧縮するステップと、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成するステップと、
    前記最も低い解像度の再現された映像に対して第1の引き上げ演算を行うステップであって、前記第1の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成するステップを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、
    前記より低い解像度の再現された映像からより高い解像度の映像を作成するステップ、
    それぞれのより低い解像度の映像と、作成された前記より高い解像度の映像との残差を計算するステップ、
    計算された前記残差を圧縮するステップ、
    圧縮された前記残差を復元するステップ、および
    復元された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、前記それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせるステップ、
    によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成される、ステップと、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像、圧縮された前記残差、およびNを含む制御情報を含むビットストリームを提供するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記ビットストリームは、ローパス解析フィルタを含み、前記より低い解像度の映像を作成するステップは、ローパス解析フィルタを映像に適用するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ビットストリームは、ぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子を含み、前記より低い解像度の映像を作成するステップは、ぼかし演算子を映像に適用するステップ、およびダウンサンプリング演算子をぼかし演算結果に適用するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ビットストリームは、ぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子を含み、前記ローパス解析フィルタは、前記ぼかし演算子およびダウンサンプリング演算子から計算される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記ビットストリームは、ローパス合成フィルタを含み、前記より高い解像度の映像を作成するステップは、前記ローパス合成フィルタを前記より低い解像度の再現された映像に適用するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含み、前記より高い解像度の映像を作成するステップは、
    a.前記アップサンプリング演算子、およびそれに続き、前記補間演算子を前記より低い解像度の再現された映像に適用するステップ、
    b.前記オラクル演算子を補間演算結果に適用するステップ、ならびに
    c.前記ぼかし除去演算子をオラクル演算結果に適用するステップ、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含み、前記ローパス合成フィルタは、前記アップサンプリング演算子、前記補間演算子、前記オラクル演算子および前記ぼかし除去演算子から計算される、請求項5に記載の方法。
  8. 前記残差を計算するステップは、前記それぞれのより低い解像度の映像と前記より高い解像度の映像との差分を算出するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ビットストリームは、ハイパス解析フィルタを含み、前記残差を計算するステップは、前記ハイパス解析フィルタを、算出された前記差分に適用することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ハイパス解析フィルタは、算出された前記差分から計算される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記より高い解像度の再現された映像を計算するステップは、復元された前記残差を前記より高い解像度の映像に加えるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ビットストリームは、ハイパス合成フィルタを含み、前記より高い解像度の再現された映像を作成するステップは、前記ハイパス合成フィルタを前記それぞれの復元された残差に適用するステップ、およびその結果を前記より高い解像度の映像に加えるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ハイパス合成フィルタは、ローパスおよびハイパス解析フィルタならびにローパス合成フィルタから計算される、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項1に記載の方法に従って符号化された映像を復号する方法であって、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像、圧縮された前記残差および前記制御情報を含む前記ビットストリームを受信および処理するステップと、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成するステップと、
    前記最も低い解像度の再現された映像に対して第2の引き上げ演算を行うステップであって、前記第2の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成するステップを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、
    前記より低い解像度の再現された映像からより高い解像度の映像を作成するステップ、
    前記それぞれのより低い解像度の映像と前記作成されたより高い解像度の映像との前記残差を復号するステップ、および
    復号された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、前記それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせるステップ、
    によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成される、ステップと、
    を含む、方法。
  15. 前記ビットストリームは、ローパス合成フィルタを含み、前記より高い解像度の映像を作成するステップは、前記ローパス合成フィルタを前記より低い解像度の再現された映像に適用するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含み、前記より高い解像度の映像を作成するステップは、
    a.前記アップサンプリング演算子、およびそれに続き、前記補間演算子を前記より低い解像度の再現された映像に適用するステップ、
    b.前記オラクル演算子を補間演算結果に適用するステップ、および
    c.前記ぼかし除去演算子をオラクル演算結果に適用するステップ、
    を含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記ビットストリームは、アップサンプリング演算子、補間演算子、オラクル演算子およびぼかし除去演算子を含み、前記ローパス合成フィルタは、前記アップサンプリング演算子、前記補間演算子、前記オラクル演算子および前記ぼかし除去演算子から計算される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記より高い解像度の再現された映像を計算するステップは、復元された前記残差を前記より高い解像度の映像に加えるステップを含む、請求項14に記載の方法。
  19. 前記ビットストリームは、ハイパス合成フィルタを含み、前記より高い解像度の再現された映像を作成するステップは、前記ハイパス合成フィルタをそれぞれの復元された前記残差に適用するステップ、およびその結果を前記より高い解像度の映像に加えるステップを含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記ハイパス合成フィルタは、ローパスおよびハイパス解析フィルタならびにローパス合成フィルタから計算される、請求項19に記載の方法。
  21. 映像を符号化するように構成される符号化ユニットと、
    符号化された前記映像を再現するように構成され、復号用データのビットストリームを作成する再現ユニットと、
    前記復号用データのビットストリームを受信し、それを用いて前記映像を復号するように構成される復号ユニットと、
    を含む映像コーデック。
  22. 前記符号化ユニットは、
    映像を受信し、
    受信された前記映像に対して縮小演算を行うように構成され、前記縮小演算は、
    前記映像から第1のより低い解像度の映像を作成すること、および
    追加のN−1個のより低い解像度の映像を順次作成し、前記追加のより低い解像度の映像の各々は、前のより低い解像度の映像から作成されること、を含み、
    前記符号化ユニットは、
    最も低い解像度の映像を圧縮するするように構成される、請求項21に記載の映像コーデック。
  23. 前記再現ユニットは、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成し、
    前記最も低い解像度の再現された映像に対して第1の引き上げ演算を行うように構成され、前記第1の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成することを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、
    前記より低い解像度の再現された映像から、より高い解像度の映像を作成すること、
    それぞれのより低い解像度の映像と、作成された前記より高い解像度の映像との残差を計算すること、
    計算された前記残差を圧縮すること、
    圧縮された前記残差を復元すること、および
    復元された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせること、
    によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成されるように構成され、
    前記ビットストリームは、圧縮された前記最も低い解像度の映像、圧縮された前記残差、およびNを含む制御情報を含む、
    請求項22に記載の映像コーデック。
  24. 前記復号ユニットは、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像、圧縮された前記残差および前記制御情報を含む前記ビットストリームを受信および処理するし、
    前記最も低い解像度の圧縮された映像を復元することによって最も低い解像度の再現された映像を作成し、
    前記最も低い解像度の再現された映像に対して第2の引き上げ演算を行うように構成され、前記第2の引き上げ演算は、N個のより高い解像度の再現された映像を順次作成することを含み、前記より高い解像度の再現された映像の各々は、
    前記より低い解像度の再現された映像から、より高い解像度の映像を作成すること、
    前記それぞれのより低い解像度の映像と、作成された前記より高い解像度の映像との前記残差を復号すること、および
    復号された前記残差を、作成された前記より高い解像度の映像と結合し、前記それぞれのより高い解像度の再現された映像を生じさせること、
    によって、前記前のより低い解像度の再現された映像から作成されるように構成される、請求項23に記載の映像コーデック。
  25. 請求項1に記載の方法に従って符号化された映像を復号する方法であって、復号ユニットは、前記再現されたより高い解像度の映像を解析するように構成される、方法。
  26. 前記復号ユニットは、前記再現された映像のモーションフィールドを計算するように構成される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記復号ユニットは、前記再現された映像の物体認識を行うように構成される、請求項25に記載の方法。
JP2015535147A 2012-10-07 2013-09-30 映像圧縮方法 Pending JP2015536108A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261710723P 2012-10-07 2012-10-07
US61/710,723 2012-10-07
PCT/IB2013/059007 WO2014053982A2 (en) 2012-10-07 2013-09-30 Video compression method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015536108A true JP2015536108A (ja) 2015-12-17

Family

ID=50435527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015535147A Pending JP2015536108A (ja) 2012-10-07 2013-09-30 映像圧縮方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10334256B2 (ja)
EP (1) EP2904807A4 (ja)
JP (1) JP2015536108A (ja)
KR (1) KR20150068402A (ja)
CN (1) CN104704839A (ja)
CA (1) CA2886174C (ja)
IL (1) IL238006B (ja)
IN (1) IN2015DN02570A (ja)
WO (1) WO2014053982A2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016525295A (ja) 2013-06-25 2016-08-22 ヌメリ リミテッド ビデオのマルチレベルの空間‐時間解像度上昇
AU2015287391A1 (en) 2014-07-09 2017-01-05 Numeri Ltd. An universal video codec
US10410398B2 (en) * 2015-02-20 2019-09-10 Qualcomm Incorporated Systems and methods for reducing memory bandwidth using low quality tiles
CN105163124B (zh) * 2015-08-28 2019-01-18 京东方科技集团股份有限公司 一种图像编码方法、图像解码方法及装置
US10880566B2 (en) 2015-08-28 2020-12-29 Boe Technology Group Co., Ltd. Method and device for image encoding and image decoding
CN105654523B (zh) * 2015-12-25 2019-03-05 北京像素软件科技股份有限公司 一种三维图集的优化方法及装置
WO2017199149A1 (en) 2016-05-16 2017-11-23 Numeri Ltd. A new pyramid algorithm for video compression and video analysis
CN107993290A (zh) * 2017-12-18 2018-05-04 快创科技(大连)有限公司 一种基于ar和云存储技术的机械部件装配演示***
CN107995443A (zh) * 2017-12-18 2018-05-04 快创科技(大连)有限公司 一种基于ar的电梯维修管理***
US11669743B2 (en) * 2019-05-15 2023-06-06 Huawei Technologies Co., Ltd. Adaptive action recognizer for video
CN115868157A (zh) 2021-03-02 2023-03-28 京东方科技集团股份有限公司 视频图像去交错方法和视频图像去交错装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799646A (ja) * 1993-05-31 1995-04-11 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
JPH07147681A (ja) * 1993-09-30 1995-06-06 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
JPH0888856A (ja) * 1994-07-19 1996-04-02 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
JPH08186827A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化装置
WO1997028507A1 (en) * 1996-01-30 1997-08-07 Demografx Temporal and resolution layering in advanced television
JPH09331527A (ja) * 1995-12-27 1997-12-22 Sony Corp 画像信号符号化方法、画像信号符号化装置、画像信号伝送方法及び記録媒体
JP2000244743A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Sony Corp フィルタバンク構成方法及びフィルタバンク装置
JP2006295913A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sharp Corp 空間的スケーラブルコーディングのためのアダプティブアップサンプリング方法および装置
JP2009510869A (ja) * 2005-09-29 2009-03-12 テレコム・イタリア・エッセ・ピー・アー スケーラブルビデオコーディング方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477474B1 (ko) * 1995-06-29 2005-08-01 톰슨 디지털신호프로세싱장치및방법
US20030021347A1 (en) 2001-07-24 2003-01-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Reduced comlexity video decoding at full resolution using video embedded resizing
AU2003237279A1 (en) * 2002-05-29 2003-12-19 Pixonics, Inc. Classifying image areas of a video signal
US7434690B2 (en) * 2004-04-30 2008-10-14 Cutispharma, Inc. Container and method for the preparation, storage and dispensing of compounded suppositories
FR2889778A1 (fr) 2005-08-12 2007-02-16 Thomson Licensing Sas Procede de codage et de decodage d'images video avec echelonnabilite spatiale
WO2007083312A2 (en) * 2006-01-18 2007-07-26 Numeri Ltd. Method and apparatus for a multidimensional discrete multiwavelet transform
US8249142B2 (en) * 2008-04-24 2012-08-21 Motorola Mobility Llc Method and apparatus for encoding and decoding video using redundant encoding and decoding techniques
WO2010024907A1 (en) 2008-08-29 2010-03-04 Angel Decegama Systems and methods for compression transmission and decompression of video codecs
WO2011126284A2 (en) * 2010-04-05 2011-10-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for encoding video by using adaptive prediction filtering, method and apparatus for decoding video by using adaptive prediction filtering
WO2013171168A1 (en) * 2012-05-14 2013-11-21 Luca Rossato Encoding and decoding based on blending of sequences of samples along time
US8687913B2 (en) * 2012-07-17 2014-04-01 Adobe Systems Incorporated Methods and apparatus for image deblurring and sharpening using local patch self-similarity

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799646A (ja) * 1993-05-31 1995-04-11 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
JPH07147681A (ja) * 1993-09-30 1995-06-06 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
JPH0888856A (ja) * 1994-07-19 1996-04-02 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化および復号装置
JPH08186827A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Sony Corp ディジタル画像信号の階層符号化装置
JPH09331527A (ja) * 1995-12-27 1997-12-22 Sony Corp 画像信号符号化方法、画像信号符号化装置、画像信号伝送方法及び記録媒体
WO1997028507A1 (en) * 1996-01-30 1997-08-07 Demografx Temporal and resolution layering in advanced television
JP2000244743A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Sony Corp フィルタバンク構成方法及びフィルタバンク装置
JP2006295913A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Sharp Corp 空間的スケーラブルコーディングのためのアダプティブアップサンプリング方法および装置
JP2009510869A (ja) * 2005-09-29 2009-03-12 テレコム・イタリア・エッセ・ピー・アー スケーラブルビデオコーディング方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20150256837A1 (en) 2015-09-10
CA2886174C (en) 2018-07-10
WO2014053982A3 (en) 2014-05-30
US10334256B2 (en) 2019-06-25
IN2015DN02570A (ja) 2015-09-11
KR20150068402A (ko) 2015-06-19
EP2904807A2 (en) 2015-08-12
IL238006B (en) 2020-02-27
CA2886174A1 (en) 2014-04-10
EP2904807A4 (en) 2016-06-01
WO2014053982A2 (en) 2014-04-10
IL238006A0 (en) 2015-05-31
CN104704839A (zh) 2015-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015536108A (ja) 映像圧縮方法
CA2570090C (en) Representing and reconstructing high dynamic range images
AU2012285356B2 (en) Tiered signal decoding and signal reconstruction
EP2094018A1 (en) Encoding apparatus for high frame rate videos, method and program
JP2010022006A (ja) 画像データ処理方法
Narayanan et al. Multiframe adaptive Wiener filter super-resolution with JPEG2000-compressed images
JP2007514359A (ja) デッドゾーンによる空間スケーラブル圧縮スキーム
US11074673B2 (en) Multi-level temporal resolution increase of video
CN113747242B (zh) 图像处理方法、装置、电子设备及存储介质
US8798379B2 (en) Image processing method, encoding device, decoding device, and image processing apparatus
US20230133895A1 (en) Image encoding apparatus and method for controlling the same and non-transitory computer-readable storage medium
CN106954074B (zh) 一种视频数据处理方法和装置
CN106664387B9 (zh) 一种对视频图像帧进行后处理的计算机装置和方法,以及计算机可读介质
Matsuo et al. Video coding of 8K UHDTV by HEVC/H. 265 with spatio-gradational reduction and its restoration
TW589900B (en) Compression and decompression system for digital video signals
Venkataramanan et al. Quality Assessment in Media and Entertainment: Challenges and Trends
Abbas et al. An Efficient Video Editing Application for Android based Technologies
JPH08205157A (ja) 画像信号復号方法及び画像信号復号装置
CN116546295A (zh) 一种视频拍摄处理方法以及***
JP2020072390A (ja) 画像符号化装置、及びこれらの制御方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170620

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20171101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171212