JP2015532181A - 自足型自動膨張調節コンテナ - Google Patents

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Abstract

コンテナは、第1のコンパートメントと、流体を保持するための少なくとも1つの容器を収容するように構成されたスリーブと、第1のコンパートメントの外側で第1のコンパートメントに連結された第2のコンパートメントとを含む。第2のコンパートメントの内部に、少なくとも1つのインフレータ(膨張装置)が実質的に密閉状態で配置され、少なくとも1つのインフレータは前記第1のコンパートメントに流体を送り込むように構成されている。第1のコンパートメントおよび少なくとも1つのインフレータに連結された少なくとも1つの流体チャネルを設けることができ、この流体チャネルは、少なくとも1つのインフレータから第1のコンパートメントに流体を流すことができる。

Description

本発明の少なくとも1つの態様は、複数個のコンパートメントを含む自足型自動膨張輸液バッグに関する。
少なくとも1つの態様において、自足型輸液バッグは、流出弁(bleeder valve)、および/または、互いに実質的に平行に延在するあらゆるコンパートメントを含むことができる。操作が簡単で、小型であり、使用が容易な自足型輸液バッグに対する需要があることがわかっている。
コンパートメントが過大な圧力下にあると、このコンパートメントは限られた容積を持つように構成されているため、結局は破裂して役に立たなくなる。このようなコンパートメントは、一般に、医療の場で用いられるため、可膨張コンパートメントの恒常的な破裂は、患者への薬剤投与に対して悪影響を及ぼすとともに非生産的である。
本発明の少なくとも1つの態様は、第1のコンパートメントと、流体を保持するための少なくとも1つの容器を収容するように構成されたスリーブと、前記第1のコンパートメントの外側で前記第1のコンパートメントに連結された第2のコンパートメントとを含むコンテナに関する。前記第2のコンパートメントの内部に、実質的に密閉状態で配置されているのは、少なくとも1つのインフレータ(膨張装置)であり、このインフレータは、インフレータを介して前記第1のコンパートメントに流体を送り込むように構成されている。前記第1のコンパートメントおよび前記少なくとも1つのインフレータに連結された少なくとも1つの流体チャネルを設けることができ、この流体チャネルは、前記少なくとも1つのインフレータから前記第1のコンパートメントに流体が流動するのを可能とするものである。
少なくとも1つの態様において、前記第1のコンパートメントは、実質的に有限の容積をもつ、実質的に密閉された袋(bladder)であって、流体の実質的に全部が、前記第1のコンパートメント内及び外に強制的に搬送され、且つ、前記少なくとも1つの流体チャネルを介して強制的に搬送されるようにした袋であっても良い。
前記流体チャネルに沿って直列に配置されているのは少なくとも1つの弁であり、この弁は、流体が袋すなわち第1のコンパートメント内外に流入流出することを選択的に可能とするためのものである。少なくとも1つの態様において、この弁は、流体が流体チャネルに沿って流動するのを可能とする三方弁である。少なくとも1つの態様において、この三方弁は、前記インフレータから前記少なくとも1つのコンパートメントに向けて流体が通過するのを可能とするための弁と、前記第1のコンパートメントおよび前記インフレータのうちの少なくとも一方から流体が強制的に搬送されるのを可能とするための少なくとも1つの流出弁を含んでいる。少なくとも1つの態様において、前記三方弁は、流体が前記インフレータから強制的に搬送されるのを防ぎつつ、流体が前記第1のコンパートメントから強制的に搬送できるように構成されている。
少なくとも1つの態様において、前記インフレータは、加圧カートリッジを含んでいる。少なくとも1つの態様において、前記加圧カートリッジは、少なくとも1つの流体を圧力下で収容する推進剤充填カートリッジからなる。少なくとも1つの態様において、前記加圧カートリッジは、前記加圧カートリッジを選択的に開放するための少なくとも1つの部分をもつ加圧COカートリッジを含んでいる。
少なくとも1つの態様において、前記第2のコンパートメントは、前記少なくとも1つの流体ポートを受け入れるように開放しているが、実質的に密閉されている。少なくとも1つの態様において、前記第1のコンパートメントは、前記少なくとも1つの流体ポートを受け入れるように開放しているが、実質的に密閉されている。
少なくとも1つの態様において、前記第1のコンパートメントは縦軸に沿って延在し、前記第2のコンパートメントは縦軸に沿って延在する。ここで、前記第1のコンパートメントの縦軸は、前記第2のコンパートメントの縦軸に実質的に平行である。
少なくとも1つの態様において、本装置は、さらに、少なくとも1つの圧力計を含むことができる。少なくとも1つの態様において、前記圧力計は、前記流体チャネルと直列に連結されている。
少なくとも1つの態様において、前記インフレータは、少なくとも1つの加圧コンテナと、少なくとも1つのハウジングと、前記インフレータを選択的に作動させるように構成された少なくとも1つのアクチュエータとを含む。少なくとも1つの態様において、前記アクチュエータは、駆動装置と少なくとも1つの開口器とを含み、前記駆動装置は、前記加圧コンテナを前記開口器内に駆動して前記少なくとも1つの加圧コンテナを選択的に開放するように構成されている。少なくとも1つの態様において、前記インフレータのハウジングは、硬質プラスチックから形成された少なくとも2つのハウジング部を含む。
少なくとも1つの態様において、第1のハウジング部は、少なくとも1つの第2のハウジング部に対して移動可能であって、前記少なくとも1つの圧力レギュレータに対する圧力を調節する。
少なくとも1つの態様において、少なくとも1つの圧力レギュレータが、少なくとも1つの第1のコンパートメントと少なくとも1つの第2のコンパートメントの間に配置されている。少なくとも1つの態様において、前記圧力レギュレータは、前記少なくとも1つの第1のハウジング部に連結されている。
本発明のその他の目的および特徴は、本発明の少なくとも1つの実施例を開示する添付図面に関して考察される以下の詳細な説明から明らかになろう。しかしながら、これらの図面は、説明のために描かれたものにすぎず、本発明の範囲を定義するものではない。
図面において、各図を通して、同一の参照符号は同一の要素を示す。
第1の実施例に係る装置の側面図である。 コンテナの背面図である。 第1の実施例の装置の側面図である。 本発明の圧力調節部の側面図である。 圧力調節部の別の実施例の側面図である。 マニホルドおよび圧力調節部の別の実施例の側面図である。 ダイヤル制御システムの側面図である。 コンテナシステムの別の実施例である。 コンテナシステムの別の実施例の正面図である。 コンテナシステムの別の実施例の背面図である。 図9および図10に示す実施例の、拡張すべき位置における側面図である。 コンテナシステムの別の実施例を示す図である。
図1は、図2および図3に示す実施例の簡略側面図を示す。図示のとおり、第1のコンパートメント12と、第2のコンパートメント17と、第2のコンパートメント17内に配置されたインフレータ30が設けられている。第2のコンパートメント17は、第1の面112aに対向する第2の面112b上に配置されている。第1の面112aにはパウチ16が設けられている。インフレータ30は、第1のコンパートメントの縦軸12i(図2)に沿って、すなわち実質的に平行に、長手方向に延在している。このインフレータは、注入ポイント43に送り込むライン42を有し、COなどの膨張性流体を第1のコンパートメント12内に供給する。この注入ラインを注射器に連結することができ、注射器を利用者に挿入して、利用者に流体を供給するように構成された陽圧注入システムを利用者に提供することができる。
図2は、図1に示す装置すなわちコンテナ10の背面図であり、このコンテナは、溶着縁部13をもつ第1のコンパートメント12を含み、この溶着縁部によって、有限容積を形成する袋を構成する密閉コンパートメント12が形成される。コンパートメント12は、インフレータ30からの流体により拡張され得る密閉コンパートメントを構成する(図1および図3参照)。コンパートメント12は、溶着ライン13aおよび13bによって密閉される。このコンテナは、スリーブ16を含み、このスリーブ内に輸液バッグ130などの輸液バッグを挿入することができる。溶着ライン13aは、コンパートメント12の外縁を固定し且つスリーブ12を固定するためのものである。溶着ライン13bも、また、コンパートメント12を固定するためのものである。輸液バッグは、流体を圧力下で人体に挿入するために用いられる、生理食塩水または血液充填バッグなどの液体充填バッグとすることができる。ここで推奨される圧力レベルとしては、圧力300mm/HG(水銀)などの予め設定された圧力レベルとすることができる。上記圧力レベルを示したが、適切な圧力レベルであればいかなるレベルをも用いることができる。このスリーブ16は、輸液バッグの取り外しや挿入を選択的に可能とするように構成されている。もう1つのコンパートメント17は、溶着ライン18によって、さらに部材を接続することにより形成される。この接続は、スリーブ16と反対側で第1のコンパートメント12の外面に別部材を溶着するという形をとることができる。たとえば、この溶着は、インフレータ30を内部に密閉し、インフレータ30をコンテナに組み合わせて保持するとともにインフレータ30を関係者が誤使用するのを防ぐようにした、実質的に密閉されたコンテナ17を形成する。
コンテナ10は、縦軸12iに沿って延在し、この縦軸に沿った長さを有し、第1のコンパートメント12および第2のコンパートメント17の両方がこの縦軸に沿って長手方向に延在する。この延在の長さは、横軸12jに沿って横方向に延在する幅より長い。すなわち、第1のコンパートメント12および第2のコンパートメント17の両方は、互いに平行あるいは実質的に平行に延在する長さを有する。
第2のコンパートメント17は実質的に閉鎖されているが、インフレータ30への制限付きアクセスを許容するプルタブ20を有している。
図3に示すように、プルタブ20を引き離してダイヤル33を露出させることができる。このダイヤルは、インフレータ30を選択的に起動して圧縮流体コンテナすなわちカートリッジ36を閉鎖状態から開放状態に駆動する。インフレータ30は、マニホルドすなわちライン41を介して第1のコンテナ12に流体接続されている。インフレータ30は、第1の部分31および第2の部分32を含んでいる。第1の部分31は、部分32に対して回転するように構成され、ダイヤル33を回すと第1の部分が回転し、ねじ駆動部すなわちねじ接続部32aを介して、第1の部分が第2のハウジング部32に向けて駆動される。この動作により、カートリッジ36が開口器34に向けて駆動される。開口器は、カートリッジ36を穿刺するためのスパイクや開口チャネルとすることができ、カートリッジ36からマニホルド41に流通させる流体を受け入れる通路を含むことができる。第2のハウジング部32を安定にすなわち静止状態に保つため、コンテナ10に連結すなわち溶着された支持部材35aおよび35bが設けられ、第2の本体部分32が回転するのを防いでいる。ハウジング部31および32は、成形プラスチックなどの実質的に硬質なプラスチックシェルから製造できる。マニホルドすなわちライン41は、インフレータ30のハウジングからインジケータ42に延在し、最後にコンパートメント12に出ていく。インジケータ42は、圧力インジケータとすることができ、図4に詳細に示されている。
図4は、インフレータ30と、圧力インジケータ42と、マニホルド41の側面図である。インジケータ40は、インジケータ部42aと流出弁42bとを含む。インジケータ部42aは、レベルインジケータ、ダイヤルインジケータ、デジタル読み出しインジケータ、その他適切なインジケータであればいかなる種類のものであってもよい。インフレータ30は、最小圧力レギュレータを含み、最小圧力レギュレータは、第1の圧力レギュレータ30aと第2の圧力レギュレータ30bを含むことができる。第1の圧力レギュレータ30aは、第1のハウジング31内に配置され、第2の圧力レギュレータ30bは第2のハウジング32内に配置されている。これら2つの調節可能な圧力レギュレータの組み合わせであるこの最小圧力レギュレータは、インフレータハウジングを出てマニホルド41に入る圧力について最小圧力レベルを設定するために用いることができる。インフレータ30は、ガスなどの加圧流体を最小圧力レベルで放出するように、そして、最小レベルを超えた圧力レベルが、330MM/HG、300MM/HG、もしくは予め設定されたその他のレベルなどの予め定められた高いレベルより高くならないことを保証するように設定すなわち構成することができるが、予め設定された開放圧力をもつ流出弁42bが設けられている。流出弁42bはインジケータに連結され、インフレータハウジングの下流側に配置されており、予め設定された最高圧力レベルを超えると開放する一方向弁とすることができる。このように、最小基準圧力についての予め設定された条件と、最大最高圧力についての予め設定された条件とをもつインフレータを備えたこのシステムは、自己調節加圧システムを作り上げる。この圧力調節システムは、COガスなどの添加加圧流体を自動的に注入して、予め設定された範囲内で、コンパートメント12を選択的に膨張させるか、少なくとも、コンパートメント12に圧力を付加することができる。カートリッジすなわち加圧コンテナ31が付加的加圧能力を含む限りにおいて、このシステムは、圧力に関して自動的に調節される状態を保つことができる。本実施例において、要素43は、注入ポイントすなわちマニホルド41がコンパートメント12に入るポイントとして構成することができる。
図5は、別の実施例を示し、マニホルドすなわちライン41に沿って連結された三方弁48が示され、この三方弁を選択的に回し、三方弁48の回転によって加圧ガスを吐出することができる。この弁は、流体がチャネル44から流出することなくマニホルド41に沿って流通することができるように設定でき、あるいは、この弁は、ダイヤル48aを回転することにより開放することができ、これにより、弁をチャネル44に対して開放して流体がシステムから流出することを可能とする。
本実施例は、インフレータ30に隣接して配置されたインジケータ部42aをも有するインフレータ30を示す。上述したように、インジケータ42aは、システム内の圧力レベルを表示するために用いられる。このように、流出弁48を含むこのシステムは、インジケータ部内に流出弁すなわち安全弁を含み得るインジケータ42と併せて用いることができる。あるいは、三方弁48は、その内部に配置された安全弁すなわち流出弁をも含むことができ、この弁は、予め設定された圧力を超えると自動的に開放し、これにより、流体がシステムからチャネル44を出て排出すなわち漏出することを許容し、コンパートメント12が過大な圧力を受けることを防ぐ。たとえば、コンパートメント12が過大な圧力下にあると、このコンパートメントは限られた容積を持つように構成されているため、結局は破裂して役に立たなくなる。このようなコンパートメントは、一般に、医療の場で用いられるため、可膨張コンパートメントの恒常的な破裂は、患者への薬剤投与に対して悪影響を及ぼすとともに非生産的である。したがって、基準圧力すなわち最小圧力が調節されるとともに最大圧力も調節される。
図6は別の実施例の側面図である。本実施例は、ダイヤル48aとインジケータすなわちダイヤルコントローラ52を含む三方弁を備えている。ダイヤルコントローラは、ダイヤル48aの回転を制御するとともに、ダイヤル48aの回転の種類の表示を提供する。たとえば、このダイヤルコントローラ/インジケータ52は、ダイヤル48aの回転を時計回りなどの一方向のみに制御するように設定することができる。
図7はこのダイヤル48aとダイヤルコントローラ52の拡大図を示す。この図において、第1の位置52aと、第2の位置52bと、第3の位置52cと、第4の位置52dと、第5の位置52eと、第6の位置52fに位置づけられた一組の表示が示されている。このダイヤルコントローラ52は、図示のような時計回りなどの一方向のみに回転するようにダイヤル48aの回転を制御するために用いられる。さらに、ダイヤルコントローラ52は、ダイヤルが、位置52aなどの第1の位置から第2の位置52bに回転したら逆回転できないようにダイヤルを制御するために用いることができる。
第1の位置52aは、マニホルドが閉鎖状態にあって、スリーブ16に挿入された第1の輸液バッグが作用を受けることを許容する位置を示す。次に、インフレータ30はシステムを加圧する。その輸液バッグを使い切ると、ダイヤル48aを収縮位置である第2の位置52bに回転させることができる。コンパートメント12が収縮すると、別の輸液バッグをスリーブ16内に挿入することができる。次いで、ダイヤル48aを次の位置52cに回転させ、これにより、コンパートメント12を再び膨張させて第2の輸液バッグに圧力を与える。この輸液バッグを使い切ると、時計回りなどの一方向のみに回転できるダイヤル48aを位置52dに向けて回転させてコンパートメント12を再び収縮させ、これにより、輸液バッグをスリーブ16から取り外すことができるようになる。次に、第3の輸液バッグがスリーブ16に挿入され、ダイヤル48aを位置52eに回転させ、これによりコンパートメント12が再び膨張して第3の輸液バッグに圧力をかける。この輸液バッグが空になると、ダイヤル48を別の位置52fに再び回転させ、最終の収縮が可能となる。この予め設定されたダイヤルコントローラ52は、このインフレータ30とともにどのように輸液バッグを用いるかを自動的に制御するために、および、特定のインフレータ30とともにいくつのバッグが用いられるかを自動的にカウントするために用いることができる。6個の位置が図示されているが、必要に応じて多数の追加の位置を用いることができる。
図8は、コンテナ10に連結された付加タグを含む輸液バッグを示す追加図である。このタグ60は、医療専門家などの人物が特定の指示に従うこと、ならびに、患者、病室、日付、時間、輸液に用いる溶液などの表示を提供できるように構成されている。
図9はコンテナシステムの別の実施例である。この図はコンテナ101の背面図を示し、このコンテナは、このシステムには、バッグの中心部にではなく、バッグの側部に、インフレータ30のためのパウチすなわちコンテナ110が配置されていることを除き、コンテナ10と同一のすべての要素を有する。このコンテナは、縦軸101iに沿って延在し、インフレータコンテナ110も縦軸111に沿って延在し、縦軸111は、コンテナ110の範囲すなわち長さにわたり縦軸101に実質的に平行である。長さすなわち縦軸は、横軸99iすなわち装置の幅より長い寸法である。また、圧力逃し弁120が設けられ、この弁は、装置の内部チャンバがインフレータ30により膨張させられるとそれを解放するように設定される。圧力逃し弁は、411mm/Hgすなわち8psiで圧力を解放するように設定される。このように、バッグを膨張させるインフレータ30は、バッグが耐えられるよりも高い圧力までバッグを膨張させることができない。この圧力逃し弁を配置することは、システム内のインライン圧力逃し弁の必要性を低減させる。しかしながら、ライン41に直列なインライン圧力逃し弁もまた可能である。図示のように、ライン41は、注入ポイント43に送り込まれCOなどの流体をバッグ内に供給する。
圧力逃し弁120をバッグに組み込むと、バッグは、膨張しているときに破裂する危険はなくなる。この図は、背面112bならびに側部112cを示し、この側部は、第2のコンテナ110を介してインフレータ30がその内部に連結されるのを許容する。
図10は、バッグの正面図を示し、コンテナ12の前面112aとコンテナ12の側部112cを示す。この図は、インフレータ30が、接合部139を介してコンパートメント110に接合されたストラップ138によって固定されていることを示す。
図11は、装置の側面図であり、密閉コンテナ12が示され、この密閉コンテナは、上記実施例10または101とともに用いることができ、膨張して生理食塩水や血液などの治療材料の溶液を含むことのできる輸液バッグ130に圧力を加えるために用いられる。第2のコンテナ16が示され、これは、輸液バッグ130を保持するために用いられ、コンテナ12がインフレータ30からの流体の注入により膨張したとき、このコンテナが矢印112で示すように横方向に拡張し輸液バッグ130に圧力を加えて流体を輸液バッグから流出させて輸液ライン131に流入させる。袋からなる第1のコンパートメント12は、前面112aと、背面112bと、側部112cとを有し、インフレータ30は、コンテナ12の側部112cに連結されている。インフレータの側部は、コンテナ12から横方向にオフセットしている。
図12は、別の実施例の側面図である。この実施例200において、バッグ202は穴204を有し、この穴は、バッグをフックに掛けるための開口である。バッグは、溶着縁部205および207を有し、これら縁部は、封止された内部可膨張領域206を形成し、バッグをインフレータ230により膨張させることを可能とする。さらに、バッグ内部の圧力を計測する計器250が設けられている。
バッグ202は、インフレータ230のかなりの部分および計器250を収容するように構成されている。さらに、取り外し可能なカバー221を持つポート220が設けられ、このカバーは、尾部222を備え、使用者が尾部222を引っ張ってカバー221を外しポートを開放できるようにされている。ポートの開放は、バッグが収縮することを可能としこれによりバッグの再利用が可能となる。バッグは、少なくとも一方の側に輸液バッグを収容し、上記開示からわかるように、バッグが膨張すると、輸液バッグに圧力を印加するように構成されている。このように、バッグの少なくとも一方の側に、血液や生理食塩水や患者に配給するその他の液体で満たされた輸液バッグを受容するポケットがある。
インフレータ230は、適当な膨張エレメントにより作動するが、本実施例においては、カートリッジ232であり、これは、選択的に取り外し可能なカートリッジとすることができる。この選択的に取り外し可能なカートリッジ232は、ハウジング234の内部に配置され、ハウジングはコンテナ236の内部に配置されている。ハウジング234の先端にはキャップ235が連結され、このキャップはねじ式キャップであり、選択的に取り外し可能で先端の取り外しおよびカートリッジ232の選択的取り外しを可能とする。さらに、キャップ235を回すと、キャップがカートリッジ232を穿刺エレメントに押し込み、それによって、カートリッジ234を開放してそのガス内容物をコンテナ240に送り込む。
ハウジング234には、少なくとも1つの弁242を含む弁コンテナ240が連結されている。少なくとも1つの弁242は、複数個の弁242aおよび242bを含むことができ、これらの弁は、可膨張領域206の内部など、バッグ202の内部に与えられる圧力量を制御するために用いることができる。2個の弁を用いる場合、これらの弁は並列あるいは直列に連結されて、コンテナ240内部の圧力を一端で受け、他端においてたとえば239に向けてガスを異なる圧力で配給する。このように、これらの弁は、カートリッジ234からの流体を受けるコンテナ240の開口部に流体連結されている。流体はつぎに少なくとも1つの弁を通って流れることになり、ここで圧力が調節され、ポート239から外に所望の圧力で配給される。この圧力は、たとえば300MM/HGである。このように、これらの弁は、可膨張領域206への流体チャネルを構成するポート239を介した、このコンテナから可膨張領域206への制御された放出のみを許容する。
圧力インジケータ250は、バッグ202の内側に配置され、この圧力インジケータ250は、外部シール252と、内部ケーシング本体254と、先端カバー256と、一端259に連結された内ニップル258と、スライド式インジケータ260とを有する。スライド式インジケータは、可膨張領域206の内部の圧力レベルを表示する表示目盛261をもつ。内部ケーシング本体は、溶着部257などの固定閉鎖接続部を介してバッグ202に連結されている。可膨張領域206内部の圧力が増加すると、増加した圧力を先端カバー256に加え、内側ケーシング254内部のニップル258を駆動し、これにより、スライド式インジケータ260に圧力を印加する。はんだ257が内側ケーシング254の底部と可膨張バッグ206に連結され、この圧力インジケータ250を内側で固定する。
このように、インフレータ230と圧力インジケータ250は、可膨張領域206内部に密閉され、あるいは少なくとも実質的に密閉されている。ここで、実質的に密閉とは、キャップ235用及びスライド式インジケータ260用の封止開口だけは備えられていることを意味している。このように、この設計は、キャップ235の回転が加圧コンテナすなわちカートリッジ232を駆動して開放させ、これにより、流体すなわちCOなどのガスが弁コンテナ240に入ることを許容して自動膨張するために用いることができる。ここで、カートリッジ232から出た圧力は、実質的に密閉バッグである可膨張領域206に入る前に調節される。このことは、図11にも示すように可膨張領域206の膨張を許容し、これにより、図11に示すパウチ16などのパウチ内に配置された輸液バッグに圧力が印加されることを許容し、スライド式インジケータ260を圧力インジケータ250から外に延在させる。
このように、上記設計は、小型かつ操作が容易な、簡易で、自足型の、自動膨張式輸液バッグを提供する。
本発明の少なくとも1つの実施例を説明したが、添付の請求の範囲に定義される本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、数多くの変更および修正をなすことができることは言うまでもない。
関連出願の相互参照
本件出願は、2012年10月19日に出願した米国仮出願第61/795,566号に基づき、米国特許法119条eの下での優先権を主張する正式出願であり、その開示の全てをここに参照として組み入れる。本件出願は、また、2013年3月14日に出願した米国特許出願第13/804,397号の一部継続出願であり、その開示の全てをここに参照として組み入れる。上記397号出願は、また、2012年10月19日に出願した米国仮出願第61/795,566号からの優先権を主張し、且つ、上記仮出願の正式出願である。
本発明の少なくとも1つの態様は、複数個のコンパートメントを含む自足型自動膨張輸液バッグに関する。
少なくとも1つの態様において、自足型輸液バッグは、流出弁(bleeder valve)、および/または、互いに実質的に平行に延在するあらゆるコンパートメントを含むことができる。操作が簡単で、小型であり、使用が容易な自足型輸液バッグに対する需要があることがわかっている。
コンパートメントが過大な圧力下にあると、このコンパートメントは限られた容積を持つように構成されているため、結局は破裂して役に立たなくなる。このようなコンパートメントは、一般に、医療の場で用いられるため、可膨張コンパートメントの恒常的な破裂は、患者への薬剤投与に対して悪影響を及ぼすとともに非生産的である。
本発明の少なくとも1つの態様は、第1のコンパートメントと、流体を保持するための少なくとも1つの容器を収容するように構成されたスリーブと、前記第1のコンパートメントの外側で前記第1のコンパートメントに連結された第2のコンパートメントとを含むコンテナに関する。前記第2のコンパートメントの内部に、実質的に密閉状態で配置されているのは、少なくとも1つのインフレータ(膨張装置)であり、このインフレータは、インフレータを介して前記第1のコンパートメントに流体を送り込むように構成されている。前記第1のコンパートメントおよび前記少なくとも1つのインフレータに連結された少なくとも1つの流体チャネルを設けることができ、この流体チャネルは、前記少なくとも1つのインフレータから前記第1のコンパートメントに流体が流動するのを可能とするものである。
少なくとも1つの態様において、前記第1のコンパートメントは、実質的に有限の容積をもつ、実質的に密閉された袋(bladder)であって、流体の実質的に全部が、前記第1のコンパートメント内及び外に強制的に搬送され、且つ、前記少なくとも1つの流体チャネルを介して強制的に搬送されるようにした袋であっても良い。
前記流体チャネルに沿って直列に配置されているのは少なくとも1つの弁であり、この弁は、流体が袋すなわち第1のコンパートメント内外に流入流出することを選択的に可能とするためのものである。少なくとも1つの態様において、この弁は、流体が流体チャネルに沿って流動するのを可能とする三方弁である。少なくとも1つの態様において、この三方弁は、前記インフレータから前記第1および第2のコンパートメントに向けて流体が通過するのを可能とするための弁と、前記第1のコンパートメントおよび前記インフレータのうちの少なくとも一方から流体が強制的に搬送されるのを可能とするための少なくとも1つの流出弁を含んでいる。少なくとも1つの態様において、前記三方弁は、流体が前記インフレータから強制的に搬送されるのを防ぎつつ、流体が前記第1のコンパートメントから強制的に搬送できるように構成されている。
少なくとも1つの態様において、前記インフレータは、加圧カートリッジを含んでいる。少なくとも1つの態様において、前記加圧カートリッジは、少なくとも1つの流体を圧力下で収容する推進剤充填カートリッジからなる。少なくとも1つの態様において、前記加圧カートリッジは、前記加圧カートリッジを選択的に開放するための少なくとも1つの部分をもつ加圧COカートリッジを含んでいる。
少なくとも1つの態様において、前記第2のコンパートメントは、前記少なくとも1つの流体チャネルを受け入れるように開放しているが、実質的に密閉されている。少なくとも1つの態様において、前記第1のコンパートメントは、前記少なくとも1つの流体チャネルを受け入れるように開放しているが、実質的に密閉されている。
少なくとも1つの態様において、前記第1のコンパートメントは縦軸に沿って延在し、前記第2のコンパートメントは縦軸に沿って延在する。ここで、前記第1のコンパートメントの縦軸は、前記第2のコンパートメントの縦軸に実質的に平行である。
少なくとも1つの態様において、本装置は、さらに、少なくとも1つの圧力計を含むことができる。少なくとも1つの態様において、前記圧力計は、前記流体チャネルと直列に連結されている。
少なくとも1つの態様において、前記インフレータは、少なくとも1つの加圧コンテナと、少なくとも1つのハウジングと、前記インフレータを選択的に作動させるように構成された少なくとも1つのアクチュエータとを含む。少なくとも1つの態様において、前記アクチュエータは、駆動装置と少なくとも1つの開口器とを含み、前記駆動装置は、前記加圧コンテナを前記開口器内に駆動して前記少なくとも1つの加圧コンテナを選択的に開放するように構成されている。少なくとも1つの態様において、前記インフレータのハウジングは、硬質プラスチックから形成された少なくとも2つのハウジング部を含む。
少なくとも1つの態様において、第1のハウジング部は、少なくとも1つの第2のハウジング部に対して移動可能であって、少なくとも1つの圧力レギュレータに対する圧力を調節する。
少なくとも1つの態様において、少なくとも1つの圧力レギュレータが、少なくとも1つの第1のコンパートメントと少なくとも1つの第2のコンパートメントの間に配置されている。少なくとも1つの態様において、前記圧力レギュレータは、前記少なくとも1つの第1のハウジング部に連結されている。
本発明のその他の目的および特徴は、本発明の少なくとも1つの実施例を開示する添付図面に関して考察される以下の詳細な説明から明らかになろう。しかしながら、これらの図面は、説明のために描かれたものにすぎず、本発明の範囲を定義するものではない。
図面において、各図を通して、同一の参照符号は同一の要素を示す。
第1の実施例に係るコンテナの側面図である。 コンテナの背面図である。 第1の実施例の装置の面図である。 本発明の圧力調節部の面図である。 圧力調節部の別の実施例の面図である。 マニホルドおよび圧力調節部の別の実施例の面図である。 ダイヤル制御システムの面図である。 コンテナシステムの別の実施例である。 コンテナシステムの別の実施例の正面図である。 コンテナシステムの別の実施例の背面図である。 図9および図10に示す実施例の、拡張すべき位置における側面図である。 コンテナシステムの別の実施例を示す図である。
図1は、図2および図3に示す実施例の簡略側面図を示す。図示のとおり、第1のコンパートメント12と、第2のコンパートメント17と、第2のコンパートメント17内に配置されたインフレータ30が設けられている。第2のコンパートメント17は、第1の面112aに対向する第2の面112b上に配置されている。第1の面112aにはパウチ又はスリーブ16が設けられている。インフレータ30は、第1のコンパートメントの縦軸12i(図2)に沿って、すなわち実質的に平行に、長手方向に延在している。このインフレータは、注入ポイント43に送り込むライン4を有し、COなどの膨張性流体を第1のコンパートメント12内に供給する。この注入ラインを注射器に連結することができ、注射器を利用者に挿入して、利用者に流体を供給するように構成された陽圧注入システムを利用者に提供することができる。
図2は、図1に示す装置すなわちコンテナ10の背面図であり、このコンテナは、溶着縁部13をもつ第1のコンパートメント12を含み、この溶着縁部によって、有限容積を形成する袋を構成する密閉コンパートメント12が形成される。コンパートメント12は、インフレータ30からの流体により拡張され得る密閉コンパートメントを構成する(図1および図3参照)。コンパートメント12は、溶着ライン13aおよび13bによって密閉される。このコンテナは、スリーブ16を含み、このスリーブ内に輸液バッグ130などの輸液バッグを挿入することができる。溶着ライン13aは、コンパートメント12の外縁を固定し且つスリーブ1を固定するためのものである。溶着ライン13bも、また、コンパートメント12を固定するためのものである。輸液バッグは、流体を圧力下で人体に挿入するために用いられる、生理食塩水または血液充填バッグなどの液体充填バッグとすることができる。ここで推奨される圧力レベルとしては、圧力300mm/HG(水銀)などの予め設定された圧力レベルとすることができる。上記圧力レベルを示したが、適切な圧力レベルであればいかなるレベルをも用いることができる。このスリーブ16は、輸液バッグの取り外しや挿入を選択的に可能とするように構成されている。もう1つ
のコンパートメント17は、溶着ライン18によって、さらに部材を接続することにより形成される。この接続は、スリーブ16と反対側で第1のコンパートメント12の外面に別部材を溶着するという形をとることができる。たとえば、この溶着は、インフレータ30を内部に密閉し、インフレータ30をコンテナに組み合わせて保持するとともにインフレータ30を関係者が誤使用するのを防ぐようにした、実質的に密閉されたコンテナ17を形成する。
コンテナ10は、縦軸12iに沿って延在し、この縦軸に沿った長さを有し、第1のコンパートメント12および第2のコンパートメント17の両方がこの縦軸に沿って長手方向に延在する。この延在の長さは、横軸12jに沿って横方向に延在する幅より長い。すなわち、第1のコンパートメント12および第2のコンパートメント17の両方は、互いに平行あるいは実質的に平行に延在する長さを有する。
第2のコンパートメント17は実質的に閉鎖されているが、インフレータ30への制限付きアクセスを許容するプルタブ20を有している。
図3に示すように、プルタブ20を引き離してダイヤル33を露出させることができる。このダイヤルは、インフレータ30を選択的に起動して圧縮流体コンテナすなわちカートリッジ36を閉鎖状態から開放状態に駆動する。インフレータ30は、マニホルドすなわちライン41を介して第1のコンテナ又はコンパートメント12に流体接続されている。インフレータ30は、第1のハウジング部31および第2のハウジング部32を含んでいる。第1のハウジング部31は、第2のハウジング部32に対して回転するように構成され、ダイヤル33を回すと第1のハウジング部が回転し、ねじ駆動部すなわちねじ接続部32aを介して、第1のハウジング部が第2のハウジング部32に向けて駆動される。この動作により、カートリッジ36が開口器34に向けて駆動される。開口器は、カートリッジ36を穿刺するためのスパイクや開口チャネルとすることができ、カートリッジ36からマニホルド41に流通させる流体を受け入れる通路を含むことができる。第2のハウジング部32を安定にすなわち静止状態に保つため、コンテナ10に連結すなわち溶着された支持部材35aおよび35bが設けられ、第2のハウジング部32が回転するのを防いでいる。ハウジング部31および32は、成形プラスチックなどの実質的に硬質なプラスチックシェルから製造できる。マニホルドすなわちライン41は、インフレータ30のハウジングからインジケータ42に延在し、最後にコンパートメント12に出ていく。インジケータ42は、圧力インジケータとすることができ、図4に詳細に示されている。
図4は、インフレータ30と、圧力インジケータ42と、マニホルド41の面図である。インジケータ4は、インジケータ部42aと流出弁42bとを含む。インジケータ部42aは、レベルインジケータ、ダイヤルインジケータ、デジタル読み出しインジケータ、その他適切なインジケータであればいかなる種類のものであってもよい。インフレータ30は、最小圧力レギュレータを含み、最小圧力レギュレータは、第1の圧力レギュレータ30aと第2の圧力レギュレータ30bを含むことができる。第1の圧力レギュレータ30aは、第1のハウジング31内に配置され、第2の圧力レギュレータ30bは第2のハウジング32内に配置されている。これら2つの調節可能な圧力レギュレータの組み合わせであるこの最小圧力レギュレータは、インフレータハウジングを出てマニホルド41に入る圧力について最小圧力レベルを設定するために用いることができる。インフレータ30は、ガスなどの加圧流体を最小圧力レベルで放出するように、そして、最小レベルを超えた圧力レベルが、330MM/HG、300MM/HG、もしくは予め設定されたその他のレベルなどの予め定められた高いレベルより高くならないことを保証するように設定すなわち構成することができるが、予め設定された開放圧力をもつ流出弁42bが設けられている。流出弁42bはインジケータに連結され、インフレータハウジングの下流側に配置されており、予め設定された最高圧力レベルを超えると開放する一方向弁とすることができる。このように、最小基準圧力についての予め設定された条件と、最大最高圧力についての予め設定された条件とをもつインフレータを備えたこのシステムは、自己調節加圧システムを作り上げる。この圧力調節システムは、COガスなどの添加加圧流体を自動的に注入して、予め設定された範囲内で、コンパートメント12を選択的に膨張させるか、少なくとも、コンパートメント12に圧力を付加することができる。カートリッジすなわち加圧コンテナ3が付加的加圧能力を含む限りにおいて、このシステムは、圧力に関して自動的に調節される状態を保つことができる。本実施例において、要素43は、注入ポイントすなわちマニホルド41がコンパートメント12に入るポイントとして構成することができる。
図5は、別の実施例を示し、マニホルドすなわちライン41に沿って連結された三方弁48が示され、この三方弁を選択的に回し、三方弁48の回転によって加圧ガスを吐出することができる。この弁は、流体がチャネル44から流出することなくマニホルド41に沿って流通することができるように設定でき、あるいは、この弁は、ダイヤル48aを回転することにより開放することができ、これにより、弁をチャネル44に対して開放して流体がシステムから流出することを可能とする。
本実施例は、インフレータ30に隣接して配置されたインジケータ部42aをも有するインフレータ30を示す。上述したように、インジケータ42aは、システム内の圧力レベルを表示するために用いられる。このように、三方弁48を含むこのシステムは、インジケータ部内に流出弁すなわち安全弁を含み得るインジケータ42と併せて用いることができる。あるいは、三方弁48は、その内部に配置された安全弁すなわち流出弁をも含むことができ、この弁は、予め設定された圧力を超えると自動的に開放し、これにより、流体がシステムからチャネル44を出て排出すなわち漏出することを許容し、コンパートメント12が過大な圧力を受けることを防ぐ。たとえば、コンパートメント12が過大な圧力下にあると、このコンパートメントは限られた容積を持つように構成されているため、結局は破裂して役に立たなくなる。このようなコンパートメントは、一般に、医療の場で用いられるため、可膨張コンパートメントの恒常的な破裂は、患者への薬剤投与に対して悪影響を及ぼすとともに非生産的である。したがって、基準圧力すなわち最小圧力が調節されるとともに最大圧力も調節される。
図6は別の実施例の面図である。本実施例は、ダイヤル48aとインジケータすなわちダイヤルコントローラ52を含む三方弁を備えている。ダイヤルコントローラは、ダイヤル48aの回転を制御するとともに、ダイヤル48aの回転の種類の表示を提供する。たとえば、このダイヤルコントローラ/インジケータ52は、ダイヤル48aの回転を時計回りなどの一方向のみに制御するように設定することができる。
図7はこのダイヤル48aとダイヤルコントローラ52の拡大図を示す。この図において、第1の位置52aと、第2の位置52bと、第3の位置52cと、第4の位置52dと、第5の位置52eと、第6の位置52fに位置づけられた一組の表示が示されている。このダイヤルコントローラ52は、図示のような時計回りなどの一方向のみに回転するようにダイヤル48aの回転を制御するために用いられる。さらに、ダイヤルコントローラ52は、ダイヤルが、位置52aなどの第1の位置から第2の位置52bに回転したら逆回転できないようにダイヤルを制御するために用いることができる。
第1の位置52aは、マニホルドが閉鎖状態にあって、スリーブ16に挿入された第1の輸液バッグが作用を受けることを許容する位置を示す。次に、インフレータ30はシステムを加圧する。その輸液バッグを使い切ると、ダイヤル48aを収縮位置である第2の位置52bに回転させることができる。コンパートメント12が収縮すると、別の輸液バッグをスリーブ16内に挿入することができる。次いで、ダイヤル48aを次の位置52cに回転させ、これにより、コンパートメント12を再び膨張させて第2の輸液バッグに圧力を与える。この輸液バッグを使い切ると、時計回りなどの一方向のみに回転できるダイヤル48aを位置52dに向けて回転させてコンパートメント12を再び収縮させ、これにより、輸液バッグをスリーブ16から取り外すことができるようになる。次に、第3の輸液バッグがスリーブ16に挿入され、ダイヤル48aを位置52eに回転させ、これによりコンパートメント12が再び膨張して第3の輸液バッグに圧力をかける。この輸液バッグが空になると、ダイヤル48を別の位置52fに再び回転させ、最終の収縮が可能となる。この予め設定されたダイヤルコントローラ52は、このインフレータ30とともにどのように輸液バッグを用いるかを自動的に制御するために、および、特定のインフレータ30とともにいくつのバッグが用いられるかを自動的にカウントするために用いることができる。6個の位置が図示されているが、必要に応じて多数の追加の位置を用いることができる。
図8は、コンテナ10に連結された付加タグを含む輸液バッグを示す追加図である。このタグ60は、医療専門家などの人物が特定の指示に従うこと、ならびに、患者、病室、日付、時間、輸液に用いる溶液などの表示を提供できるように構成されている。
図9はコンテナシステムの別の実施例である。この図はコンテナ101の面図を示し、このコンテナは、このシステムには、バッグの中心部にではなく、バッグの側部に、インフレータ30のためのパウチすなわちコンテナ110が配置されていることを除き、コンテナ10と同一のすべての要素を有する。このコンテナは、縦軸101iに沿って延在し、インフレータコンテナ110も縦軸111に沿って延在し、縦軸111は、コンテナ110の範囲すなわち長さにわたり縦軸101に実質的に平行である。長さすなわち縦軸は、横軸99iすなわち装置の幅より長い寸法である。また、圧力逃し弁120が設けられ、この弁は、装置の内部チャンバがインフレータ30により膨張させられるとそれを解放するように設定される。圧力逃し弁は、411mm/Hgすなわち8psiで圧力を解放するように設定される。このように、バッグを膨張させるインフレータ30は、バッグが耐えられるよりも高い圧力までバッグを膨張させることができない。この圧力逃し弁を配置することは、システム内のインライン圧力逃し弁の必要性を低減させる。しかしながら、ライン41に直列なインライン圧力逃し弁もまた可能である。図示のように、ライン41は、注入ポイント43に送り込まれCOなどの流体をバッグ内に供給する。
圧力逃し弁120をバッグに組み込むと、バッグは、膨張しているときに破裂する危険はなくなる。この図は、面112ならびに側部112cを示し、この側部は、第2のまたはインフレータコンテナ110を介してインフレータ30がその内部に連結されるのを許容する。
図10は、バッグの面図を示し、コンテナ12の面112とコンテナ12の側部112cを示す。この図は、インフレータ30が、接合部139を介してインフレータコンテナ110に接合されたストラップ138によって固定されていることを示す。
図11は、装置の側面図であり、密閉コンテナ12が示され、この密閉コンテナは、上記実施例のコンテナ10または101とともに用いることができ、膨張して生理食塩水や血液などの治療材料の溶液を含むことのできる輸液バッグ130に圧力を加えるために用いられる。パウチまたはスリーブ16が示され、これは、輸液バッグ130を保持するために用いられ、コンテナ12がインフレータ30からの流体の注入により膨張したとき、このコンテナが矢印112で示すように横方向に拡張し輸液バッグ130に圧力を加えて流体を輸液バッグから流出させて輸液ライン131に流入させる。袋からなるコンテナ12は、前面112aと、背面112bと、側部112c(図10)とを有し、インフレータ30は、コンテナ12の側部112cに連結されている。インフレータの側部は、コンテナ12から横方向にオフセットしている。
図12は、別の実施例の面図である。この実施例のコンテナ200において、バッグ202は穴204を有し、この穴は、バッグをフックに掛けるための開口である。バッグは、溶着縁部205および207を有し、これら縁部は、封止された内部可膨張領域206を形成し、バッグをインフレータ230により膨張させることを可能とする。さらに、バッグ内部の圧力を計測する計器250が設けられている。
バッグ202は、インフレータ230のかなりの部分および計器250を収容するように構成されている。さらに、取り外し可能なカバー221を持つポート220が設けられ、このカバーは、尾部222を備え、使用者が尾部222を引っ張ってカバー221を外しポートを開放できるようにされている。ポートの開放は、バッグが収縮することを可能としこれによりバッグの再利用が可能となる。バッグは、少なくとも一方の側に輸液バッグを収容し、上記開示からわかるように、バッグが膨張すると、輸液バッグに圧力を印加するように構成されている。このように、バッグの少なくとも一方の側に、血液や生理食塩水や患者に配給するその他の液体で満たされた輸液バッグを受容するポケットがある。
インフレータ230は、適当な膨張エレメントにより作動するが、本実施例においては、カートリッジ232であり、これは、選択的に取り外し可能なカートリッジとすることができる。この選択的に取り外し可能なカートリッジ232は、ハウジング234の内部に配置され、ハウジングはコンテナ236の内部に配置されている。ハウジング234の先端にはキャップ235が連結され、このキャップはねじ式キャップであり、選択的に取り外し可能で先端の取り外しおよびカートリッジ232の選択的取り外しを可能とする。さらに、キャップ235を回すと、キャップがカートリッジ232を穿刺エレメントに押し込み、それによって、カートリッジ234を開放してそのガス内容物をコンテナ240に送り込む。
ハウジング234には、少なくとも1つの弁242を含む弁コンテナ240が連結されている。少なくとも1つの弁242は、複数個の弁242aおよび242bを含むことができ、これらの弁は、可膨張領域206の内部など、バッグ202の内部に与えられる圧力量を制御するために用いることができる。2個の弁を用いる場合、これらの弁は並列あるいは直列に連結されて、コンテナ240内部の圧力を一端で受け、他端においてたとえばポート239に向けてガスを異なる圧力で配給する。このように、これらの弁は、カートリッジ23からの流体を受けるコンテナ240の開口部に流体連結されている。流体はつぎに少なくとも1つの弁を通って流れることになり、ここで圧力が調節され、ポート239から外に所望の圧力で配給される。この圧力は、たとえば300MM/HGである。このように、これらの弁は、可膨張領域206への流体チャネルを構成するポート239を介した、このコンテナから可膨張領域206への制御された放出のみを許容する。
圧力インジケータ250は、バッグ202の内側に配置され、この圧力インジケータ250は、外部シール252と、内部ケーシング本体254と、先端カバー256と、一端259に連結された内ニップル258と、スライド式インジケータ260とを有する。スライド式インジケータは、可膨張領域206の内部の圧力レベルを表示する表示目盛261をもつ。内部ケーシング本体は、溶着部(例えば、はんだ)257などの固定閉鎖接続部を介してバッグ202に連結されている。可膨張領域206内部の圧力が増加すると、増加した圧力を先端カバー256に加え、内側ケーシング254内部のニップル258を駆動し、これにより、スライド式インジケータ260に圧力を印加する。溶着部257が内側ケーシング本体254の底部と可膨張領域206に連結され、この圧力インジケータ250を内側で固定する。
このように、インフレータ230と圧力インジケータ250は、可膨張領域206内部に密閉され、あるいは少なくとも実質的に密閉されている。ここで、実質的に密閉とは、キャップ235用及びスライド式インジケータ260用の封止開口だけは備えられていることを意味している。このように、この設計は、キャップ235の回転が加圧コンテナすなわちカートリッジ232を駆動して開放させ、これにより、流体すなわちCOなどのガスが弁コンテナ240に入ることを許容して自動膨張するために用いることができる。ここで、カートリッジ232から出た圧力は、実質的に密閉バッグである可膨張領域206に入る前に調節される。このことは、図11にも示すように可膨張領域206の膨張を許容し、これにより、図11に示すパウチ16などのパウチ内に配置された輸液バッグに圧力が印加されることを許容し、スライド式インジケータ260を圧力インジケータ250から外に延在させる。
このように、上記設計は、小型かつ操作が容易な、簡易で、自足型の、自動膨張式輸液
バッグを提供する。
本発明の少なくとも1つの実施例を説明したが、添付の請求の範囲に定義される本発明
の趣旨および範囲を逸脱することなく、数多くの変更および修正をなすことができること
は言うまでもない。
関連出願の相互参照
本件出願は、2012年10月19日に出願した米国仮出願第61/795,566号に基づき、米国特許法119条eの下での優先権を主張する正式出願であり、その開示の全てをここに参照として組み入れる。本件出願は、また、2013年3月14日に出願した米国特許出願第13/804,397号の一部継続出願であり、その開示の全てをここに参照として組み入れる。上記397号出願は、また、2012年10月19日に出願した米国仮出願第61/795,566号からの優先権を主張し、且つ、上記仮出願の正式出願である。

Claims (20)

  1. a)第1のコンパートメントと、
    b)流体を保持するための少なくとも1つの容器を収容するように構成されたスリーブと、
    c)前記第1のコンパートメントの外側で、前記第1のコンパートメントに連結された第2のコンパートメントと
    d)前記第1のコンパートメントに流体を送り込むように構成され、前記第2のコンパートメントの内部に密閉配置されている少なくとも1つのインフレータと、
    e)前記第1のコンパートメントおよび前記少なくとも1つのインフレータに連結され、前記少なくとも1つのインフレータから前記第1のコンパートメントに流体を流動させる少なくとも1つの流体チャネルと
    を備えたコンテナ。
  2. 前記第1のコンパートメントは、実質的に有限の容積をもつ袋(bladder)であって、実質的に密閉され、前記少なくとも1つの流体チャネルを介して、流体を前記第1のコンパートメント内及び外に強制的に搬送するように構成された、請求項1記載のコンテナ。
  3. 前記少なくとも1つのコンパートメント内及び外に流体を選択的に流入、流出させる少なくとも1つの弁をさらに備えた、請求項1記載のコンテナ。
  4. 前記少なくとも1つの弁は少なくとも三方弁である、請求項3記載のコンテナ。
  5. 前記三方弁は、前記インフレータから前記少なくとも1つのコンパートメントに向けて流体を通過させるための弁と、前記第1のコンパートメントおよび前記インフレータのうちの少なくとも一方から流体を強制的に搬送させる少なくとも1つの流出弁を含む、請求項4記載のコンテナ。
  6. 前記三方弁は、前記インフレータから流体が強制的に搬出されるのを防ぎつつ、流体が前記第1のコンパートメントから強制的に搬出されるように構成された、請求項5記載のコンテナ。
  7. 前記少なくとも1つのインフレータは、加圧カートリッジを含む、請求項1記載のコンテナ。
  8. 前記加圧カートリッジは、少なくとも1つの流体を圧力下で収容する推進剤充填カートリッジを含む、請求項7記載のコンテナ。
  9. 前記加圧カートリッジは、前記加圧カートリッジを選択的に開放するための少なくとも1つの部分をもつ加圧COカートリッジを含む、請求項8記載のコンテナ。
  10. 前記少なくとも1つの第2のコンテナは、前記少なくとも1つの流体ポートを受け入れるように開放されているが、実質的に密閉されている、請求項1記載のコンテナ。
  11. 前記少なくとも1つの第1のコンパートメントは、前記少なくとも1つの流体ポートを受け入れるように開放しているが、実質的に密閉されている、請求項1記載のコンテナ。
  12. 少なくとも1つの圧力計をさらに備えた、請求項1記載のコンテナ。
  13. 前記少なくとも1つの圧力計は、前記少なくとも1つの流体チャネルと直列に連結されている、請求項1記載のコンテナ。
  14. 前記インフレータは、少なくとも1つの加圧コンテナと、少なくとも1つのハウジングと、前記インフレータを選択的に作動させるように構成された少なくとも1つのアクチュエータとを含む、請求項1記載のコンテナ。
  15. 前記アクチュエータは、駆動装置と、少なくとも1つの開口器とを含み、前記駆動装置は、前記加圧コンテナを前記開口器内に駆動して前記少なくとも1つの加圧コンテナを選択的に開放するように構成された、請求項15記載のコンテナ。
  16. 前記少なくとも1つのインフレータ用ハウジングは、硬質プラスチックによって形成された少なくとも2つの部分を含み、前記第1のコンパートメントは縦軸に沿って延在し、前記第2のコンパートメントは縦軸に沿って延在し、前記第1のコンパートメントの前記縦軸は、前記第2のコンパートメントの前記縦軸に実質的に平行である、請求項15記載のコンテナ。
  17. 前記少なくとも1つの第1のコンパートメントと前記少なくとも1つの第2のコンパートメントの間に配置された少なくとも1つの圧力レギュレータをさらに備え、前記少なくとも1つの圧力レギュレータは、前記少なくとも1つの第1のハウジング部に連結された、請求項1記載のコンテナ。
  18. 前記少なくとも1つの第1のハウジング部は、少なくとも1つの第2のハウジング部に対して移動可能であって、前記少なくとも1つの圧力レギュレータに対する圧力を調節する、請求項17記載のコンテナ。
  19. 前記第1のコンパートメントは、前面と、背面と、少なくとも1つの側部とをもち、前記第1のコンパートメントは縦軸に沿って延在し、前記第2のコンパートメントは、前記第1のコンパートメントの前記縦軸と同軸である縦軸に沿って延在し、前記第2のコンパートメントは前記第1のコンパートメントの前記少なくとも1つの側部に連結されている、請求項1記載のコンテナ。
  20. 前記第1のコンパートメントに連結され、前記第1のコンパートメントの内側の圧力を解放するように構成された圧力逃し弁をさらに備えた、請求項1記載のコンテナ。
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